JPH0797850A - 防水構造物のコーナー部用シール部材 - Google Patents

防水構造物のコーナー部用シール部材

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JPH0797850A
JPH0797850A JP26572293A JP26572293A JPH0797850A JP H0797850 A JPH0797850 A JP H0797850A JP 26572293 A JP26572293 A JP 26572293A JP 26572293 A JP26572293 A JP 26572293A JP H0797850 A JPH0797850 A JP H0797850A
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JP
Japan
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corner
opening
wall
fitting
corner member
Prior art date
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Pending
Application number
JP26572293A
Other languages
English (en)
Inventor
Taketoshi Tateishi
剛敏 立石
Kaoru Hakataya
薫 博多屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シール性を向上させる。 【構成】 コーナー部材1の開口部1Aから中空部B内
へ挿入されてコーナー部材1に係合する一対の脚部41
と、一対の脚部41を連結し開口部1Aを塞ぐ基部42
と、この基部42の両端に連成され壁材2や床材あるい
は天井板の端部側に密着するヒレ部43とから成り、脚
部41と基部42とを剛性を有する硬質材料から形成
し、ヒレ部43を弾性を有する軟質材料から形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浴室用のバスユニッ
ト,シャワーユニット,トイレユニット等の防水を必要
とする構造物のコーナー部用シール部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の例えばバスユニットは、図6に示
すように、防水パン10のコーナーに金属板を折り曲げ
て中空筒状に形成したコーナー部材100を立設し、こ
のコーナー部材100の室内側を向く一隅に開口部10
0Aを形成してある。FRP製等の壁パネル101の側
縁101Aを開口部100Aからコーナー部材100の
内側へ位置させ、開口部100Aにシール部材102を
嵌め込んで側縁101Aを挟持するようになっている。
コーナー部材100は防水パン10にボルト103で固
着してある。シール部材102は、全体が硬質材料から
一体成形されたものであり、しかも壁パネル101の側
縁101Aをコーナー部材100とで挟み、壁パネル1
01を自立させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のシール部材10
2は壁パネル101を自立させるためにコーナー部材1
00の中空部内に挿入される部分は一定以上の剛性を備
えなければならず、したがって中空部外の部分も一定以
上の剛性を有することとなり、壁パネル101に当接す
る部分を隙間なく一様に密着させることは困難であり、
シール性に問題があった。
【0004】そこで、この発明は、コーナー部のシール
性を向上させたシール部材を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、中空筒状であって室内側を向く一隅に
開口部が形成されたコーナー部材間に壁材や床材あるい
は天井材を取付けたユニットバス等の防水構造物のコー
ナー部用シール部材であって、コーナー部材の開口部か
ら中空部内へ挿入されてコーナー部材に係合する一対の
脚部と、一対の脚部を連結し開口部を塞ぐ基部と、この
基部の両端に連成され壁材や床材あるいは天井板の端部
側に密着するヒレ部とから成り、脚部と基部とを剛性を
有する硬質材料から形成し、ヒレ部を弾性を有する軟質
材料から形成したものである。
【0006】
【作用】一対の脚部がコーナー部材の中空部内で係合す
ると、コーナー部材の開口部は基部で閉塞され、弾性を
有する軟質材料から成るヒレ部は壁材等の端部側に隙間
なく密接することとなる。
【0007】
【実施例】以下に、この発明の好適な実施例を図面を参
照にして説明する。
【0008】図1に示す実施例では、防水パン10のコ
ーナー部に従来と同様のコーナー部材1を立設し、この
コーナー部材1の室内側を向く一隅に開口部1Aを形成
し、壁材2の側縁2Aを開口部1Aからコーナー部材1
の内側へ位置させ、コーナー部材1内にその内周面に沿
った形状の嵌合材3を嵌合し、この嵌合材3とコーナー
部材1とで壁材2の側縁2Aを挟持してある。壁材2は
床材あるいは天井板であってもよい。コーナー部材1の
中空部1B内に嵌合される嵌合材3は、壁材2の側縁2
Aを挟持した状態においてガタつかない程度の大きさに
形成される。コーナー部材1の開口部1Aの個所の端縁
1CはL字形に外側に折り曲げられ、壁材2の側縁2A
と本体部分との形状にならうようになっている。また、
金属板を折り曲げて形成された中空筒状のコーナー部材
1の端縁1Cは弾力性を有している。したがって、この
端縁1Cで壁材2を押さえ付けるように作用する。嵌合
材3も室内側を向く一隅に開口部3Aが形成してあり、
この開口部3Aの個所における嵌合材3の端縁3Bは外
側に折り曲げられ、壁材2の形状に沿うように形成して
ある。嵌合材3の開口部3Aにはシール部材4を装着し
てある。図1に示す実施例では、シール部材4はコーナ
ー部材1の開口部1Aから中空部1B内へ挿入されてコ
ーナー部材1に直接係合せず、嵌合材3に係合する一対
の脚部41を有している。すなわち、シール部材4は嵌
合材3を介してコーナー部材1に係合している。この図
1に示す実施例は、コーナー部を上面から見た図であ
り、防水パン10の高さが一番低く、壁材2の高さが一
番高くなっている。コーナー部材1は、従来と同様に防
水パン10にボルト等で固着されている。
【0009】嵌合材3は長さ60mm程度のものを上下方
向に400mmの間隔をあけて複数設置すればよい。な
お、壁材2の高さが低い場合には嵌合材3は壁材2の高
さと同一の長さを有するものを使用してもよい。嵌合材
3は好適には合成樹脂材料で形成する。コーナー部材1
は通常壁材2と同一高さとする。この実施例は、浴室用
のユニットバスに適用した例を示し、天井はない構造物
である。
【0010】シール部材4は、図2に示すように嵌合材
3に係合する一対の脚部41と、一対の脚部41を連結
し開口部3Aを塞ぐ基部42と、この基部42の両端に
連成され壁材2や床材あるいは天井板の端部側に密着す
るヒレ部43とから成る。シール部材4は合成樹脂材料
から成形され、脚部41と基部42を剛性を有する硬質
材料、例えば硬質なポリ塩化ビニル(PVC)で成形
し、基部42の両端に連成されるヒレ部43は弾性を有
する軟質材料から成形され、例えば軟質なPVCで成形
される。ヒレ部43は弾力性を備え、壁材2の側縁2A
に隙間なく密接する。
【0011】図3に示す実施例は、壁材2にパネルフッ
ク5を取付け、このパネルフック5をコーナー部材1と
嵌合材3とで挟持するようにしたものである。ここで使
用されるシール部材4も図2に示すものと同様のもので
ある。
【0012】シール部材4の脚部41の先端には鉤部4
1Aを形成し、この鉤部41Aが嵌合材3の開口部3A
に隣接する角部に係合する。また、脚部41の外開き角
度αは12度から13度が好適である。またヒレ部43
の幅1cm当り、反力(単位締付力)1.9〜2.2kgを
実測した。高さ700mm,長さ2000mmの壁材2を希
望する精度で自立させるためには、24kg以上の締付力
がヒレ部43にあれば良いということが判明した。軟質
ポリ塩化ビニルから成形されたヒレ部43は24kg以上
の締付力を有するとともに壁材2の側縁2Aに隙間なく
密接することが判った。なお、シール部材4の脚部41
は、従来と同様にコーナー部材1に係合させてもよい。
【0013】図4は壁材2の上端部の構造を示し、建物
駆体の壁11にシール用部材6を設け、かつ取付部材7
で壁材2の上端を固定してある。図5はバスユニットに
この発明を応用した例を示す簡略断面図である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、脚部がコーナー部材の中空部に挿入されてコーナー
部材に係止し、ヒレ部は壁材等の側縁に隙間なく密接す
る。係止する脚部は硬質材料から成り、側縁に密接する
ヒレ部は軟質材料から成るので、係止も強固でありなが
ら、ヒレ部はシール性が高まる。また、嵌合材を用いた
ものにあっては、壁材等の自立性を向上させ、シール部
材の脚部への負担を軽減できる。また、作業効率が向上
するとともに、壁材等は強固に支持され、撓み,揺れ,
きしみ音が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す平面図。
【図2】シール部材を示す平面図。
【図3】別の実施例を示す平面図。
【図4】壁材の上部のシール構造を示す簡略側面図。
【図5】バスユニットに適用した例を示す正面簡略断面
図。
【図6】従来例を示す平面図。
【符号の説明】
1 コーナー部材 1A 開口部 2 壁材 2A 側縁 3 嵌合材 3A 開口部 4 シール部材 41 脚部 42 基部 43 ヒレ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空筒状であって室内側を向く一隅に開
    口部が形成されたコーナー部材間に壁材や床材あるいは
    天井材を取付けたユニットバス等の防水構造物のコーナ
    ー部用シール部材であって、 コーナー部材の開口部から中空部内へ挿入されてコーナ
    ー部材に係合する一対の脚部と、 一対の脚部を連結し開口部を塞ぐ基部と、 この基部の両端に連成され壁材や床材あるいは天井板の
    端部側に密着するヒレ部とから成り、 脚部と基部とを剛性を有する硬質材料から形成し、ヒレ
    部を弾性を有する軟質材料から形成したことを特徴とす
    る防水構造物のコーナー部用シール部材。
  2. 【請求項2】 壁材や床材あるいは天井板の側縁又は側
    縁に設けたパネルフックをコーナー部材の開口部からコ
    ーナー部材の内側へ位置させ、 コーナー部材の中空部内にその内周面に沿った形状の嵌
    合材を嵌合し、 嵌合材の室内側を向く一隅に開口部を形成し、 この開口部からシール部材の脚部を挿入して嵌合材に係
    合したことを特徴とする請求項1に記載の防水構造物の
    コーナー部用シール部材。
JP26572293A 1993-09-29 1993-09-29 防水構造物のコーナー部用シール部材 Pending JPH0797850A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26572293A JPH0797850A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 防水構造物のコーナー部用シール部材

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JP26572293A JPH0797850A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 防水構造物のコーナー部用シール部材

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Publication Number Publication Date
JPH0797850A true JPH0797850A (ja) 1995-04-11

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ID=17421102

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26572293A Pending JPH0797850A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 防水構造物のコーナー部用シール部材

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JP (1) JPH0797850A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019108777A (ja) * 2017-12-20 2019-07-04 株式会社ブリヂストン 接続部材及びユニットルーム

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