JP2555630Y2 - 目地ジョイナ− - Google Patents
目地ジョイナ−Info
- Publication number
- JP2555630Y2 JP2555630Y2 JP3867993U JP3867993U JP2555630Y2 JP 2555630 Y2 JP2555630 Y2 JP 2555630Y2 JP 3867993 U JP3867993 U JP 3867993U JP 3867993 U JP3867993 U JP 3867993U JP 2555630 Y2 JP2555630 Y2 JP 2555630Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- wall plate
- jointer
- joiner
- elastic body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建物の外壁板間の接合
部に使用する目地ジョイナ−に関するものである。
部に使用する目地ジョイナ−に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の住宅の外壁面は施主の個性化、高
級化意識が強く、更に重厚感や防音性能を向上させる要
望が強くなってきている。このため、1階部分の外壁板
仕様と2階部分の外壁板仕様を違えた建家が増加しつつ
ある。しかし、2階部分に薄手の外壁板を使用し、1階
部分に厚手の外壁板を使用した場合、従来の目地ジョイ
ナ−を用いたのではこれら外壁板間の接合部の納まりに
問題を生ずることが多い。
級化意識が強く、更に重厚感や防音性能を向上させる要
望が強くなってきている。このため、1階部分の外壁板
仕様と2階部分の外壁板仕様を違えた建家が増加しつつ
ある。しかし、2階部分に薄手の外壁板を使用し、1階
部分に厚手の外壁板を使用した場合、従来の目地ジョイ
ナ−を用いたのではこれら外壁板間の接合部の納まりに
問題を生ずることが多い。
【0003】すなわち、従来では、例えば図6に示すよ
うに、横長帯状基板22の前面中央部に弾性体23を固
着した目地ジョイナ−21を用い、該目地ジョイナ−2
1の基板22を下地材24に固定し、1階部分の厚手の
外壁板25と2階部分の薄手の外壁板26間の目地27
底部に目地ジョイナ−の弾性体23を介在させ、目地2
7表面にコ−キング28を施し、外壁板25は軽量化の
ため裏面に凹溝29を複列している。ところが、一般に
外壁板は下から上へ順次張設工事を進め、1階部分の外
壁板25は2階部分の外壁板26との接合部分で切断し
て寸法調整を行う。そして外壁板25の切断した接合部
30が図6に示すように平面的な場合には目地ジョイナ
−21を支障なく使用できる。しかし、図7に示すよう
に、外壁板25の上記寸法調整した接合部30に前記凹
溝29が臨む場合、上記目地ジョイナ−21を上記同様
に施工すると目地ジョイナ−21の弾性体23と接合部
30との間に凹溝29からする空隙31を生じて接合部
30の水密性を確保できないという問題があった。
うに、横長帯状基板22の前面中央部に弾性体23を固
着した目地ジョイナ−21を用い、該目地ジョイナ−2
1の基板22を下地材24に固定し、1階部分の厚手の
外壁板25と2階部分の薄手の外壁板26間の目地27
底部に目地ジョイナ−の弾性体23を介在させ、目地2
7表面にコ−キング28を施し、外壁板25は軽量化の
ため裏面に凹溝29を複列している。ところが、一般に
外壁板は下から上へ順次張設工事を進め、1階部分の外
壁板25は2階部分の外壁板26との接合部分で切断し
て寸法調整を行う。そして外壁板25の切断した接合部
30が図6に示すように平面的な場合には目地ジョイナ
−21を支障なく使用できる。しかし、図7に示すよう
に、外壁板25の上記寸法調整した接合部30に前記凹
溝29が臨む場合、上記目地ジョイナ−21を上記同様
に施工すると目地ジョイナ−21の弾性体23と接合部
30との間に凹溝29からする空隙31を生じて接合部
30の水密性を確保できないという問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は、外壁
板の接合部の後部が外壁板裏面の凹溝等による空隙の有
無にかかわらず一種類のものを利用して外壁板の接合部
の水密性を保持できる目地ジョイナ−を提供し、もって
上記従来技術の問題を解決しようとするものである。
板の接合部の後部が外壁板裏面の凹溝等による空隙の有
無にかかわらず一種類のものを利用して外壁板の接合部
の水密性を保持できる目地ジョイナ−を提供し、もって
上記従来技術の問題を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本考案は、金
属薄板製の横長帯状の基板の前面中央部の上下にそれぞ
れ樹脂製の弾性体を着脱可能に貼着したことを特徴とす
る目地ジョイナ−を要旨とするものである。
属薄板製の横長帯状の基板の前面中央部の上下にそれぞ
れ樹脂製の弾性体を着脱可能に貼着したことを特徴とす
る目地ジョイナ−を要旨とするものである。
【0006】このようにした目地ジョイナ−にあって
は、使用時、外壁板の接合部の後部の一方に空隙を有す
る場合には目地ジョイナ−の一方の弾性体を上記空隙に
配設すると共に他方の弾性体を目地に臨ませ、又、外壁
板の接合部に空隙を有しない場合には目地ジョイナ−の
一方の弾性体を剥離して除去し、他方の弾性体を目地に
臨ませて使用する。
は、使用時、外壁板の接合部の後部の一方に空隙を有す
る場合には目地ジョイナ−の一方の弾性体を上記空隙に
配設すると共に他方の弾性体を目地に臨ませ、又、外壁
板の接合部に空隙を有しない場合には目地ジョイナ−の
一方の弾性体を剥離して除去し、他方の弾性体を目地に
臨ませて使用する。
【0007】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、本例の目地ジョイナ−1は、
鉄又はステンレス薄板製の横長帯状の基板2の前面中央
部の上下にそれぞれ所要の角形断面の合成樹脂発泡材の
弾性体3、4を両面接着テ−プ5を介して着脱可能に貼
着し、基板2前面の上下部には横方向に適当間隔を置い
て釘用孔6を貫設している。
する。図1に示すように、本例の目地ジョイナ−1は、
鉄又はステンレス薄板製の横長帯状の基板2の前面中央
部の上下にそれぞれ所要の角形断面の合成樹脂発泡材の
弾性体3、4を両面接着テ−プ5を介して着脱可能に貼
着し、基板2前面の上下部には横方向に適当間隔を置い
て釘用孔6を貫設している。
【0008】このようにした目地ジョイナ−1の使用例
を図2〜図5に示す。図2に示す使用例は、裏面の横方
向に凹溝8〜8を設けた1階部分の厚手の横貼用外壁板
7と2階部分の薄手の縦貼用外壁板9の接合部におい
て、外壁板7の切断して寸法調整した接合部10の後部
に凹溝8からする空隙11を有する場合であり、この場
合、目地ジョイナ−の下方の弾性体4を空隙11に充当
すると共に上方の弾性体3を両外壁板7、9間の目地1
2の底部に配設し、釘用孔6を通した釘13で目地ジョ
イナ−の基板2を下地材14に固定し、目地12表面部
にはコ−キング15を施す。
を図2〜図5に示す。図2に示す使用例は、裏面の横方
向に凹溝8〜8を設けた1階部分の厚手の横貼用外壁板
7と2階部分の薄手の縦貼用外壁板9の接合部におい
て、外壁板7の切断して寸法調整した接合部10の後部
に凹溝8からする空隙11を有する場合であり、この場
合、目地ジョイナ−の下方の弾性体4を空隙11に充当
すると共に上方の弾性体3を両外壁板7、9間の目地1
2の底部に配設し、釘用孔6を通した釘13で目地ジョ
イナ−の基板2を下地材14に固定し、目地12表面部
にはコ−キング15を施す。
【0009】図3に示す使用例は、前記凹溝8〜8を有
する1階部分の外壁板7と2階部分の外壁板9の接合部
において、外壁板7の切断して調整した接合部16の後
部に凹溝8からする空隙を有しない場合であり、この場
合、目地ジョイナ−1の着脱可能に設けた下方の弾性体
4を剥離して除去し、上方の弾性体3を両外壁板7、9
間の目地12の底部に配設し、前例同様に目地ジョイナ
−の基板2を釘13で下地材14に固定し、目地12表
面部にコ−キング15を施す。
する1階部分の外壁板7と2階部分の外壁板9の接合部
において、外壁板7の切断して調整した接合部16の後
部に凹溝8からする空隙を有しない場合であり、この場
合、目地ジョイナ−1の着脱可能に設けた下方の弾性体
4を剥離して除去し、上方の弾性体3を両外壁板7、9
間の目地12の底部に配設し、前例同様に目地ジョイナ
−の基板2を釘13で下地材14に固定し、目地12表
面部にコ−キング15を施す。
【0010】図4に示す使用例は、前記凹溝8〜8をそ
れぞれ有する1階部分の外壁板7と2階部分の外壁板7
の接合部において、図2の使用例と同様に1階部分の外
壁板7の接合部10の後部に凹溝8からする空隙11を
有する場合であり、この場合も図2の使用例と同様に、
目地ジョイナ−の下方の弾性体4を空隙11に充当する
と共に上方の弾性体3を両外壁板17、17間の目地1
2の底部に配設し、目地ジョイナ−1を釘13で下地材
14に固定し、目地12表面にコ−キング15を施す。
れぞれ有する1階部分の外壁板7と2階部分の外壁板7
の接合部において、図2の使用例と同様に1階部分の外
壁板7の接合部10の後部に凹溝8からする空隙11を
有する場合であり、この場合も図2の使用例と同様に、
目地ジョイナ−の下方の弾性体4を空隙11に充当する
と共に上方の弾性体3を両外壁板17、17間の目地1
2の底部に配設し、目地ジョイナ−1を釘13で下地材
14に固定し、目地12表面にコ−キング15を施す。
【0011】図5に示す使用例は、図2に示す外壁板
7、9の接合部において、意匠用幕板17を外壁板7、
9前面に被設して釘18により固定したもので、目地ジ
ョイナ−1は図2の使用例と同様に使用する。
7、9の接合部において、意匠用幕板17を外壁板7、
9前面に被設して釘18により固定したもので、目地ジ
ョイナ−1は図2の使用例と同様に使用する。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の目地ジョ
イナ−においては、一方の弾性体を必要により剥離する
ことができるので、外壁板の接合部の後部に空隙の有無
にかかわらず一種類のものを利用して外壁板の接合部の
水密性を保持でき、外壁板接合部を簡易且つ確実に納め
ることができる。
イナ−においては、一方の弾性体を必要により剥離する
ことができるので、外壁板の接合部の後部に空隙の有無
にかかわらず一種類のものを利用して外壁板の接合部の
水密性を保持でき、外壁板接合部を簡易且つ確実に納め
ることができる。
【図1】本考案の実施例の目地ジョイナ−の側断面図で
ある。
ある。
【図2】同上例の目地ジョイナ−を用いた外壁板の接合
構造の一例を示す側断面図である。
構造の一例を示す側断面図である。
【図3】同上例の目地ジョイナ−を用いた外壁板の接合
構造の別例を示す側断面図である。
構造の別例を示す側断面図である。
【図4】同上例の目地ジョイナ−を用いた外壁板の接合
構造の更に別例を示す側断面図である。
構造の更に別例を示す側断面図である。
【図5】同上例の目地ジョイナ−を用いた外壁板の接合
構造の更に別例を示す側断面図である。
構造の更に別例を示す側断面図である。
【図6】従来のジョイナ−を用いた外壁板の接合構造の
一例を示す側断面図である。
一例を示す側断面図である。
【図7】同上ジョイナ−を用いた外壁板の接合構造の別
例を示す側断面図である。
例を示す側断面図である。
1 目地ジョイナ− 2 基板 3 弾性体 4 弾性体
Claims (1)
- 【請求項1】 金属薄板製の横長帯状の基板の前面中央
部の上下にそれぞれ樹脂製の弾性体を着脱可能に貼着し
たことを特徴とする目地ジョイナ−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3867993U JP2555630Y2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 目地ジョイナ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3867993U JP2555630Y2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 目地ジョイナ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074661U JPH074661U (ja) | 1995-01-24 |
JP2555630Y2 true JP2555630Y2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=12531971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3867993U Expired - Lifetime JP2555630Y2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 目地ジョイナ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555630Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7333219B2 (ja) * | 2019-07-10 | 2023-08-24 | 旭化成ホームズ株式会社 | 外壁構造及び建物 |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP3867993U patent/JP2555630Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH074661U (ja) | 1995-01-24 |
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