JPH06248787A - 床材の固定構造 - Google Patents
床材の固定構造Info
- Publication number
- JPH06248787A JPH06248787A JP3980193A JP3980193A JPH06248787A JP H06248787 A JPH06248787 A JP H06248787A JP 3980193 A JP3980193 A JP 3980193A JP 3980193 A JP3980193 A JP 3980193A JP H06248787 A JPH06248787 A JP H06248787A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- elastic sheet
- floor material
- floor plate
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】連結された床材間の音鳴りの発生を防止出来る
床材の固定構造を提供する。 【構成】長尺板状体よりなる床板本体11の一側部に上方
に開口する床板連結溝14が形成され、他側部に該床板連
結溝14に挿入し得る床板連結突条15が突設された合成樹
脂性床材１が根太５上に連設された床材の固定構造に於
いて、合成樹脂性床材１と根太５との間に弾性体シート
２が介在され、床板本体11と弾性体シート２との間に上
面が帯状弾性体シート４により覆われた角柱体３が介在
されている。
床材の固定構造を提供する。 【構成】長尺板状体よりなる床板本体11の一側部に上方
に開口する床板連結溝14が形成され、他側部に該床板連
結溝14に挿入し得る床板連結突条15が突設された合成樹
脂性床材１が根太５上に連設された床材の固定構造に於
いて、合成樹脂性床材１と根太５との間に弾性体シート
２が介在され、床板本体11と弾性体シート２との間に上
面が帯状弾性体シート４により覆われた角柱体３が介在
されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ベランダ、バルコニ
ー、サンルーム等の床面に敷設される床材の固定構造に
関する。
ー、サンルーム等の床面に敷設される床材の固定構造に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、長尺板状体よりなる床板本体の両
側縁が下方に垂下されて支持脚が形成され、一方の支持
脚の下端から外側方に延長され、更に上方に立上り壁が
設けられて床板連結溝が形成され、他方の支持脚の略上
端から該床板連結溝に嵌挿し得る床板連結突条が突設さ
れ、床板本体の長手方向に沿う略中央に凹溝が形成され
た合成樹脂製床材が根太上に連設された床材の固定構造
は、実公昭50-30162号公報に示すように、公知であり、
床材の支持脚の下端部にその長さ全部に亙り、軟質部材
を連着させることも、実公昭48-30013号公報に示すよう
に、公知である。
側縁が下方に垂下されて支持脚が形成され、一方の支持
脚の下端から外側方に延長され、更に上方に立上り壁が
設けられて床板連結溝が形成され、他方の支持脚の略上
端から該床板連結溝に嵌挿し得る床板連結突条が突設さ
れ、床板本体の長手方向に沿う略中央に凹溝が形成され
た合成樹脂製床材が根太上に連設された床材の固定構造
は、実公昭50-30162号公報に示すように、公知であり、
床材の支持脚の下端部にその長さ全部に亙り、軟質部材
を連着させることも、実公昭48-30013号公報に示すよう
に、公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、何れの
場合にも、荷重による床板の撓みによって、連結されて
いる床材間で発生する音鳴りを防止することが出来ない
という問題があった。
場合にも、荷重による床板の撓みによって、連結されて
いる床材間で発生する音鳴りを防止することが出来ない
という問題があった。
【０００４】本発明は、上記従来の問題点を解消し、床
板の撓みによる音鳴りを防止出来る床材の固定構造を提
供することを目的とする。
板の撓みによる音鳴りを防止出来る床材の固定構造を提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明床材の固定構造
は、長尺板状体よりなる床板本体の一側部に上方に開口
する床板連結溝が形成され、他側部に該床板連結溝に挿
入し得る床板連結突条が突設された合成樹脂製床材が根
太上に連設された床材の固定構造に於いて、合成樹脂製
床材と根太との間に弾性体シートが介在され、床板本体
と弾性体シートとの間に上面が帯状弾性体シートにより
覆われた角柱体が介在されていることを特徴とする。
は、長尺板状体よりなる床板本体の一側部に上方に開口
する床板連結溝が形成され、他側部に該床板連結溝に挿
入し得る床板連結突条が突設された合成樹脂製床材が根
太上に連設された床材の固定構造に於いて、合成樹脂製
床材と根太との間に弾性体シートが介在され、床板本体
と弾性体シートとの間に上面が帯状弾性体シートにより
覆われた角柱体が介在されていることを特徴とする。
【０００６】本発明の床材に用いられる合成樹脂として
は、特に限定されず、例えば、硬質ポリ塩化ビニル等が
挙げられる。
は、特に限定されず、例えば、硬質ポリ塩化ビニル等が
挙げられる。
【０００７】本発明の床材の固定構造に用いられる弾性
体シート及び帯状弾性体シートの材質は、特に限定され
ず、例えば、合成樹脂発泡体、合成ゴム、軟質ポリ塩化
ビニル等が挙げられ、その厚みは２〜４mm程度とするの
が好ましい。又、弾性体シートの裏面に、予め粘着剤層
を設けて、根太上に圧着固定出来るようにしてもよい。
又、弾性体シートは、角柱体の上面を覆う帯状弾性体シ
ートと一体に成形されていてもよい。
体シート及び帯状弾性体シートの材質は、特に限定され
ず、例えば、合成樹脂発泡体、合成ゴム、軟質ポリ塩化
ビニル等が挙げられ、その厚みは２〜４mm程度とするの
が好ましい。又、弾性体シートの裏面に、予め粘着剤層
を設けて、根太上に圧着固定出来るようにしてもよい。
又、弾性体シートは、角柱体の上面を覆う帯状弾性体シ
ートと一体に成形されていてもよい。
【０００８】本発明の床材の固定構造に用いられる角柱
体の材質は、特に限定されず、例えば、硬質ポリ塩化ビ
ニル等が挙げられ、中空体でも、中実体でも何れでもよ
い。
体の材質は、特に限定されず、例えば、硬質ポリ塩化ビ
ニル等が挙げられ、中空体でも、中実体でも何れでもよ
い。
【０００９】
【作用】本発明は、長尺板状体よりなる床板本体の一側
部に上方に開口する床板連結溝が形成され、他側部に該
床板連結溝に挿入し得る床板連結突条が突設された合成
樹脂製床材が根太上に連設された床材の固定構造に於い
て、合成樹脂製床材と根太との間に弾性体シートが介在
され、床板本体と弾性体シートとの間に上面が帯状弾性
体シートにより覆われた角柱体が介在されているので、
板状体は角柱体によって支持され、衝撃は弾性体によっ
て吸収されて、荷重による撓みを防止出来る。
部に上方に開口する床板連結溝が形成され、他側部に該
床板連結溝に挿入し得る床板連結突条が突設された合成
樹脂製床材が根太上に連設された床材の固定構造に於い
て、合成樹脂製床材と根太との間に弾性体シートが介在
され、床板本体と弾性体シートとの間に上面が帯状弾性
体シートにより覆われた角柱体が介在されているので、
板状体は角柱体によって支持され、衝撃は弾性体によっ
て吸収されて、荷重による撓みを防止出来る。
【００１０】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図１及び図２は、本発明床材の固定構造の第１及び
第２実施例を示す斜視図である。図１に示す第１実施例
に於いて、１はポリ塩化ビニルを押出成形してなる床材
であって、長尺板状体よりなる床板本体11の一側縁近傍
から支持脚12が垂設され、該支持脚12の下端から外側方
に延長され、更に上方に立上り壁が設けられて床板連結
溝14が形成されている。
る。図１及び図２は、本発明床材の固定構造の第１及び
第２実施例を示す斜視図である。図１に示す第１実施例
に於いて、１はポリ塩化ビニルを押出成形してなる床材
であって、長尺板状体よりなる床板本体11の一側縁近傍
から支持脚12が垂設され、該支持脚12の下端から外側方
に延長され、更に上方に立上り壁が設けられて床板連結
溝14が形成されている。
【００１１】床板本体11の他側縁は下方に垂下されて支
持脚13が形成され、支持脚13の上端から床板本体11の厚
み分だけ下った位置から該床板連結溝14に嵌挿し得る略
Ｌ字状の床板連結突条15が外方に突設されている。床板
本体11の長手方向に沿う略中央には、凹溝16が形成され
ている。
持脚13が形成され、支持脚13の上端から床板本体11の厚
み分だけ下った位置から該床板連結溝14に嵌挿し得る略
Ｌ字状の床板連結突条15が外方に突設されている。床板
本体11の長手方向に沿う略中央には、凹溝16が形成され
ている。
【００１２】２は厚み３mmで根太５と同形同大の独立気
泡性発泡ポリエチレン製弾性体シートであって、その表
面には、上面が弾性体シート２と同材質の帯状弾性体シ
ート４により覆われた硬質ポリ塩化ビニル製中空角柱体
３が連設されている。
泡性発泡ポリエチレン製弾性体シートであって、その表
面には、上面が弾性体シート２と同材質の帯状弾性体シ
ート４により覆われた硬質ポリ塩化ビニル製中空角柱体
３が連設されている。
【００１３】弾性体シート２は、根太５上面に配設され
ており、複数の床材１、１が、床板本体11の裏面に前記
角柱体３が当接するようにして、隣接する床材１の床板
連結溝14に床板連結突条15を順次嵌挿して連設され、凹
溝16から（図示しない）固定ビスを螺入することによ
り、根太５に螺着されている。
ており、複数の床材１、１が、床板本体11の裏面に前記
角柱体３が当接するようにして、隣接する床材１の床板
連結溝14に床板連結突条15を順次嵌挿して連設され、凹
溝16から（図示しない）固定ビスを螺入することによ
り、根太５に螺着されている。
【００１４】図２に示す第２実施例に於いては、角柱体
３は中実であり、弾性体シート２は角柱体３上面の帯状
弾性体シート４と一体に成形されている。
３は中実であり、弾性体シート２は角柱体３上面の帯状
弾性体シート４と一体に成形されている。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、叙上の通り構成されているの
で、荷重による床板の撓みによって、連結されている床
材間で発生する音鳴りを防止することが出来る。
で、荷重による床板の撓みによって、連結されている床
材間で発生する音鳴りを防止することが出来る。
【図１】本発明床材の固定構造の第１実施例を示す斜視
図。
図。
【図２】本発明床材の固定構造の第２実施例を示す斜視
図。
図。
１ 床材 ２ 弾性体シート ３ 角柱体 ４ 帯状弾性体シート ５ 根太 11 床板本体 12 支持脚 13 支持脚 14 床板連結溝 15 床板連結突条 16 凹溝
Claims (1)
- 【請求項１】 長尺板状体よりなる床板本体の一側部に
上方に開口する床板連結溝が形成され、他側部に該床板
連結溝に挿入し得る床板連結突条が突設された合成樹脂
製床材が根太上に連設された床材の固定構造に於いて、
合成樹脂製床材と根太との間に弾性体シートが介在さ
れ、床板本体と弾性体シートとの間に上面が帯状弾性体
シートにより覆われた角柱体が介在されていることを特
徴とする床材の固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3980193A JPH06248787A (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 床材の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3980193A JPH06248787A (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 床材の固定構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06248787A true JPH06248787A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12563065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3980193A Pending JPH06248787A (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 床材の固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06248787A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106368410A (zh) * | 2016-10-25 | 2017-02-01 | 森特士兴集团股份有限公司 | 一种高架地板结构 |
-
1993
- 1993-03-01 JP JP3980193A patent/JPH06248787A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106368410A (zh) * | 2016-10-25 | 2017-02-01 | 森特士兴集团股份有限公司 | 一种高架地板结构 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS63107649A (ja) | 床材 | |
| US5946861A (en) | Apparatus for the fixation of the rims of bath and shower tubs relative to a wall | |
| JPH06248787A (ja) | 床材の固定構造 | |
| JPH0351458Y2 (ja) | ||
| JPH0718831A (ja) | 床敷構造 | |
| JPH0343306Y2 (ja) | ||
| JP3051796B2 (ja) | 床下地材の取り付け構造 | |
| JP2966813B2 (ja) | 玄関の床構造 | |
| JPH0693710A (ja) | 床の周縁の仕舞い構造 | |
| JPH07317191A (ja) | 床 板 | |
| JPS6028737Y2 (ja) | 断熱床パネル | |
| JPH09165881A (ja) | 被覆シート固定部構造 | |
| JPH0448245Y2 (ja) | ||
| JP2580891Y2 (ja) | 根太間敷設材の支持具 | |
| JPH09125668A (ja) | 建築物の壁に対する床構造体の取付構造 | |
| JPH10292717A (ja) | 戸車用ガイドレール | |
| JPH0623645Y2 (ja) | 床下断熱構造 | |
| JPH0338326Y2 (ja) | ||
| JP2001200579A (ja) | 床化粧材の敷設構造 | |
| JP2000104398A (ja) | 簡易幅木 | |
| JPH0242972Y2 (ja) | ||
| JPH08128123A (ja) | 建造物における断熱遮音構造 | |
| JP2688570B2 (ja) | 箱 樋 | |
| KR950006767Y1 (ko) | 벽판넬의 부착구조 | |
| JP2570730Y2 (ja) | 建物のベランダ壁構成部材およびこれを用いたベランダ壁の防水構造 |