JP2006037444A - ユニットルームの天井取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】壁パネルと天井パネルとの連結に、ねじやボルトを使用しないユニットルームの天井取付構造を提供する。
【解決手段】連結具1を用いて天井パネル2と壁パネル3とを組み付ける天井取付構造であって、連結具1は、くの字形屈曲片1aを上端に形成した帯状の連結具本体の屈曲片突出方向側の面に、下方に突出する鉤爪1dを先端に形成した主突出片1bと、補助突片1cとを空隙1eを隔てて同一方向でかつ上下に突出させてなり、壁パネル3の上端に設けた突出片3cを、主突出片1bと補助突片1cとの間に形成された空隙1eに挿着させ、かつ主突出片1bとくの字形屈曲片1aとで形成される凹所1hに、天井パネル2の端部を嵌入させる構造にしている。
【選択図】図1
【解決手段】連結具1を用いて天井パネル2と壁パネル3とを組み付ける天井取付構造であって、連結具1は、くの字形屈曲片1aを上端に形成した帯状の連結具本体の屈曲片突出方向側の面に、下方に突出する鉤爪1dを先端に形成した主突出片1bと、補助突片1cとを空隙1eを隔てて同一方向でかつ上下に突出させてなり、壁パネル3の上端に設けた突出片3cを、主突出片1bと補助突片1cとの間に形成された空隙1eに挿着させ、かつ主突出片1bとくの字形屈曲片1aとで形成される凹所1hに、天井パネル2の端部を嵌入させる構造にしている。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネジやボルトを使用しない連結具を用いて天井パネルと壁パネルとを組み付けるユニットルームの天井取付構造に関するものである。
従来より、床パンの4辺の外周に壁パネルを立設し、これら壁パネルの上端に天井パネルを取り付ける構造とした浴室ユニットが知られている。
図8には、この種の天井取付構造の一例を示す断面図である。100は壁パネル、200は天井パネルであり、壁パネル100の上端より延出形成された取付片100aと、天井パネル200の下端より延出形成された取付片200aとを、ねじ400で相互に固定することにより、両者を連結する構造となっている。なお、符号300は天井廻し縁である。
図8には、この種の天井取付構造の一例を示す断面図である。100は壁パネル、200は天井パネルであり、壁パネル100の上端より延出形成された取付片100aと、天井パネル200の下端より延出形成された取付片200aとを、ねじ400で相互に固定することにより、両者を連結する構造となっている。なお、符号300は天井廻し縁である。
次に示した特許文献1には、ねじにより連結するようにした、壁パネルと天井パネルとの連結構造が開示されている。
特開2001−20444号公報
ところが、浴室ユニットの施工手順は、まず壁パネルを立設してから天井パネルを取り付けるようにしているため、従来のねじ止めによる壁パネルと天井パネルの連結では、高い位置でねじ止め作業をしなければならず、作業性がきわめて悪く、時間がかかるものであった。
本発明は、このような問題を解決すべく提案されたもので、その目的は、壁パネルと天井パネルとの連結に、ねじやボルトを使用しないユニットルームの天井取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のユニットルームの天井取付構造は、連結具を用いて天井パネルと壁パネルとを組み付けるものであって、連結具は、くの字形の屈曲片を上端に形成した帯状の連結具本体の屈曲片突出方向側の面に、下方に突出する鉤爪を先端に形成した主突出片と、補助突片とを空隙を隔てて同一方向でかつ上下に突出させてなり、壁パネルの上端に設けた突出片を、主突出片と補助突片との間に形成された空隙に挿着させ、かつ主突出片とくの字形屈曲片とで形成される凹所に、上記天井パネルの端部を嵌入させる構造にしている。
請求項2では、請求項1において、主突出片の上、下面の少なくとも一方には、止水用小突片を形成していることを特徴としている。
請求項3では、請求項1または2において、連結具が弾性部材で構成されていることを特徴としている。
請求項4では、請求項1〜3のいずれかにおいて、連結具は、くの字形屈曲片を形成していない端部側に、連結具に挿着させた壁パネルの外面に対して当接するための延設片を形成していることを特徴としている。
請求項3では、請求項1または2において、連結具が弾性部材で構成されていることを特徴としている。
請求項4では、請求項1〜3のいずれかにおいて、連結具は、くの字形屈曲片を形成していない端部側に、連結具に挿着させた壁パネルの外面に対して当接するための延設片を形成していることを特徴としている。
請求項1〜4に記載のユニットルームの天井取付構造は、連結具を用いて天井パネルと壁パネルとを組み付けるようになっている。つまり、その連結具は、一端にくの字形屈曲片を形成した帯状本体の一方の側面に、先端に鉤爪を形成した主突出片と、補助突片とを空隙を隔てて同一方向に突出させてなり、壁パネルの上端に設けた突出片を、主突出片と上記補助突片との間に形成された空隙に挿着させ、かつ主突出片と上記くの字形屈曲片とで形成される凹所に、天井パネルの側端を嵌入させる構造にしている。
このような構造のため、壁パネルの上端に設けた突出片を、主突出片と上記補助突片との間に形成された空隙に押し込んで行くと、鉤爪が弾性変形して、突出片が空隙内に挿着され、最後まで挿着されると、鉤爪は元の状態に戻るので、壁パネルの抜け出しは阻止される。次に、壁パネルの上方より天井パネルの側端を主突出片の上面に押し付けると、天井パネルによってくの字形屈曲片が弾性変形して、天井パネルは主突出片の上面に置かれ、このときくの字形屈曲片は元に戻るため、天井パネルの側端は、主突出片とくの字形屈曲片とで形成される凹所に嵌り込み、多少の外力が加わっても外れないように保持される。
すなわち、このような構造によれば、天井パネルと壁パネルは、ねじ、ボルトなどの止着手段を用いなくても強固に連結することができる。特に、立設した壁パネルに連結具を取り付けた状態で、壁パネルの上方より天井パネルを、主突出片とくの字形屈曲片とで形成される凹所に、上方から押し込むようにして取り付けることができるので、高所でねじ、ボルト止めする作業と比較して施工性の点で、きわめてすぐれている。
また、天井パネルの取付完了後は、主突出片の鉤爪部分が、ユニットルーム内の天井と壁との間に突き出た形となり、天井廻し縁の代わりにもなる。このため、天井廻し縁の施工手間が省け、ユニットルームの全体施工時間を短縮することができる。また、部材点数を少なくすることができる。
請求項2では、連結具の主突出片の上、下面の少なくとも一方に止水用小突片が形成されているので、水が外部に漏れ出ることを防止することができる。
請求項3では、連結具が弾性部材で構成されているので、壁パネル突出片の連結具に対する挿着、および天井パネルの連結具に対する取付を、小さな力で簡単に行うことができる。
請求項4では、連結具は、くの字形屈曲片を形成していない下端側に、壁パネルの外面に当接する当接部を形成しているので、壁パネルと連結具との連結をさらに強固にすることができる。
請求項3では、連結具が弾性部材で構成されているので、壁パネル突出片の連結具に対する挿着、および天井パネルの連結具に対する取付を、小さな力で簡単に行うことができる。
請求項4では、連結具は、くの字形屈曲片を形成していない下端側に、壁パネルの外面に当接する当接部を形成しているので、壁パネルと連結具との連結をさらに強固にすることができる。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面とともに説明する。
なお、以下の実施例では、ユニットルームの代表例として浴室ユニットの例を示している。
なお、以下の実施例では、ユニットルームの代表例として浴室ユニットの例を示している。
図2は、本発明のユニットルームの天井取付構造の分解斜視図である。
浴室ユニットルームは、複数の壁パネル3とドア枠Dとを相互に連結して浴室空間を形成している。壁パネル3同士、および壁パネル3とドア枠Dとは、壁パネル3の外面に組み付けた上下に走る中空のバックフレーム3dに対して各種の連結部材を取り付けることによって相互に連結されている。
図示するように、壁パネル同士の連結には平連結(a)とコーナ連結(b)があるが、これらの連結構造については図3、図4に詳細を示している。
浴室ユニットルームは、複数の壁パネル3とドア枠Dとを相互に連結して浴室空間を形成している。壁パネル3同士、および壁パネル3とドア枠Dとは、壁パネル3の外面に組み付けた上下に走る中空のバックフレーム3dに対して各種の連結部材を取り付けることによって相互に連結されている。
図示するように、壁パネル同士の連結には平連結(a)とコーナ連結(b)があるが、これらの連結構造については図3、図4に詳細を示している。
図3(a)(b)は、図2(a)(b)に対応する水平断面図である。(a)の平連結は、図4に示したように、一方の壁パネル3のバックフレーム3dの中空部にねじ孔10aを有した内組ジョイナー10を、その上部を突出させた状態に差し込んでから、専用ねじ11をバックフレーム3dに形成されただるま孔3eを介して、内組ジョイナー10のねじ孔10aにねじ込み固定する(図4(a)を参照)。このような状態で、一方の壁パネル3に差し込んだ専用ねじ11を他方の壁パネル3のバックフレーム3dに形成しただるま孔3eに挿入してから(図4(b)を参照)、最後にバックフレーム3dの上端より突出した内組ジョイナー10をハンマー等で打ち込んでバックフレーム3d同士を止着する(図4(b)(c)を参照)。
また、図3(b)のコーナ連結は、コーナ取付面に複数のダボ20aを設けたコーナジョイナー20を、両方のフレーム3d、3dのだるま孔3e、3eに挿入して固定する。
なお、図中の符号Sは防水用の目地(シーリング)を示している。
また、図3(b)のコーナ連結は、コーナ取付面に複数のダボ20aを設けたコーナジョイナー20を、両方のフレーム3d、3dのだるま孔3e、3eに挿入して固定する。
なお、図中の符号Sは防水用の目地(シーリング)を示している。
次に、天井取付の概略手順について、図2を参照しながら説明する。
まず、床パン(不図示)上に壁パネル3とドア枠Dとを立設して形成された外郭各壁面の上端に、連結具1を取り付ける(図中の矢印(1))。なお、図には1面のみの連結具1の取付を示し、他面については割愛している。ついで、連結具1を取り付けた状態の外郭の上方から、天井パネル2を連結具1に対して押し込むようにして取り付ける(矢印(2))。なお、図中の符号3cは連結具1を取り付けるための壁パネル3の上端に設けられた突出片を示している。
まず、床パン(不図示)上に壁パネル3とドア枠Dとを立設して形成された外郭各壁面の上端に、連結具1を取り付ける(図中の矢印(1))。なお、図には1面のみの連結具1の取付を示し、他面については割愛している。ついで、連結具1を取り付けた状態の外郭の上方から、天井パネル2を連結具1に対して押し込むようにして取り付ける(矢印(2))。なお、図中の符号3cは連結具1を取り付けるための壁パネル3の上端に設けられた突出片を示している。
図5は、連結具1の構造説明図であり、(a)は全体斜視図、(b)は側面図を示している。
連結具1の本体は、壁面の一辺に対応する帯状形状をしており、壁パネル3および天井パネル2を取り付けるために次のような構造を有している。
本体の上端には、くの字形の屈曲片1aを形成しており、くの字形屈曲片1aを有した側面には、先端に鉤爪1dを形成した主突出片1bが突出し、さらにその下方には補助突片1cが同一方向に突出している。つまり、主突出片1bとくの字形屈曲片1aとの間には凹所1hが、主突出片1bと補助突片1cとの間には空隙1eが形成されている。さらに、本体の下端には、補助突片1cの下方に延びた延設片1fが形成されている。また、主突出片1aの上下面の少なくとも一方には、止水用小突片1gを形成している(図5(b)参照、図5(a)では省略している)。
なお、連結具1は、金属板を加工して製することが望ましいが、金属と同等の強度があり、ある程度の弾性を有した樹脂等の素材を用いてもよい。
連結具1の本体は、壁面の一辺に対応する帯状形状をしており、壁パネル3および天井パネル2を取り付けるために次のような構造を有している。
本体の上端には、くの字形の屈曲片1aを形成しており、くの字形屈曲片1aを有した側面には、先端に鉤爪1dを形成した主突出片1bが突出し、さらにその下方には補助突片1cが同一方向に突出している。つまり、主突出片1bとくの字形屈曲片1aとの間には凹所1hが、主突出片1bと補助突片1cとの間には空隙1eが形成されている。さらに、本体の下端には、補助突片1cの下方に延びた延設片1fが形成されている。また、主突出片1aの上下面の少なくとも一方には、止水用小突片1gを形成している(図5(b)参照、図5(a)では省略している)。
なお、連結具1は、金属板を加工して製することが望ましいが、金属と同等の強度があり、ある程度の弾性を有した樹脂等の素材を用いてもよい。
次に、連結具1の上記構造による作用と特徴について、図1および図6、図7を参照しながら説明する。
連結具1の主突出片1bと補助突片1cとの間に形成された空隙1eには、壁パネル3の上端に設けた突出片3cが挿着される。つまり、主突出片1bとその先端の鉤爪1dと補助突片1cとにより、壁パネル3が固定される。そして、連結具1の延設片1fが壁パネル3の外面に当接し、壁パネル3と連結具1とは、さらに強固に連結される。
連結具1の主突出片1bと補助突片1cとの間に形成された空隙1eには、壁パネル3の上端に設けた突出片3cが挿着される。つまり、主突出片1bとその先端の鉤爪1dと補助突片1cとにより、壁パネル3が固定される。そして、連結具1の延設片1fが壁パネル3の外面に当接し、壁パネル3と連結具1とは、さらに強固に連結される。
ここに、壁パネル3は、パネル本体3aと、パネル本体3aの表面に取り付けられ、上端を折り返して突出片3cを形成させた金属化粧板3bとを含んで構成される。またパネル本体3aの代表的なものとしては、特殊なセメント板などを基材として、その表面にベースコート層、トップコート層を形成し、裏面にバックコート層を形成し、バックコート層の裏から、補強、連結のために、アルミなどで構成された中空のバックフレーム3d(図2参照)を溶接や接着で取り付けた構造体をなしているものが採用される。
壁パネル3は、以上のような構造に限定されるものではなく、少なくとも、パネル上端に、連結具1の空隙1eに対して挿着される取付片(突出片3c)を設けた構造であればよい。
壁パネル3は、以上のような構造に限定されるものではなく、少なくとも、パネル上端に、連結具1の空隙1eに対して挿着される取付片(突出片3c)を設けた構造であればよい。
なお、ドア枠Dを設けた面については(図2参照)、壁パネル3のみに対して連結具1を取り付けてもよいし、ドア枠Dの上端に、壁パネル3と同様の取付片を設けて、壁パネル、ドア枠の両方に対して連結具1を取り付けるようにしてもよい。
また、連結具1の主突出片1bと、くの字形屈曲片1aとで形成された凹所1hには、天井パネル2の端部が嵌入される。つまり、各壁面の壁パネル3に取り付けられた各連結具1の凹所1hには、天井パネル2の各端部が嵌入され、結果的には、天井パネル2が連結具1の主突出片1bの上面に置かれ、4辺のくの字形屈曲片1aによって、天井パネル2が上方に外れないように保持される。
図6(a)〜(c)には、壁パネル3に対する連結具1の具体的な取付手順を示している。
(a)壁パネル3の上端に設けた突出片3cが、連結具1の主突出片1bと補助突片1cとの間の空隙1eに挿着されるように、壁パネル3に対して連結具1を矢印方向に押し込んでいく。
(b)壁パネル3と連結具1とを接近させていくと、突出片3cが主突出片1bの先端の鉤爪1dに当たり、主突出片1bは弾性変形して上方に撓む。
(c)さらに押し込んで、壁パネル3の突出片3cが空隙1eに完全に挿着されると、鉤爪1dは元の状態に戻り、その結果、壁パネル3の抜け出しは阻止される。このとき、パネル本体3aの外面は延設片1fによって当接されて強固に固定される。
このようにして、壁パネル3には連結具1が強固に固着される。
(a)壁パネル3の上端に設けた突出片3cが、連結具1の主突出片1bと補助突片1cとの間の空隙1eに挿着されるように、壁パネル3に対して連結具1を矢印方向に押し込んでいく。
(b)壁パネル3と連結具1とを接近させていくと、突出片3cが主突出片1bの先端の鉤爪1dに当たり、主突出片1bは弾性変形して上方に撓む。
(c)さらに押し込んで、壁パネル3の突出片3cが空隙1eに完全に挿着されると、鉤爪1dは元の状態に戻り、その結果、壁パネル3の抜け出しは阻止される。このとき、パネル本体3aの外面は延設片1fによって当接されて強固に固定される。
このようにして、壁パネル3には連結具1が強固に固着される。
図7(a)〜(c)には、天井パネル2の取付手順を示している。なお、本図には示していないが、他の壁面の壁パネル3にも連結具1が装着されて立設されている。
(a)壁パネル3に連結具1を取り付けた状態で、壁パネル3の上方から天井パネル3を矢印方向に押し付ける。
(b)すると、天井パネル3の側端が連結具1のくの字形屈曲片1aに当たり、くの字形屈曲片1aは外側に弾性変形する。
(c)さらに押し込むと、天井パネル2の側端は主突出片1bの上面に置かれ、そのとき、くの字形屈曲片1aは元の状態に戻り、その結果、天井パネル2の側端部は、主突出片1bとくの字形屈曲片1aとで形成される凹所1hに嵌まり込む。
(a)壁パネル3に連結具1を取り付けた状態で、壁パネル3の上方から天井パネル3を矢印方向に押し付ける。
(b)すると、天井パネル3の側端が連結具1のくの字形屈曲片1aに当たり、くの字形屈曲片1aは外側に弾性変形する。
(c)さらに押し込むと、天井パネル2の側端は主突出片1bの上面に置かれ、そのとき、くの字形屈曲片1aは元の状態に戻り、その結果、天井パネル2の側端部は、主突出片1bとくの字形屈曲片1aとで形成される凹所1hに嵌まり込む。
このようにして、天井パネル2は、4つの連結具1のくの字形屈曲片1aにより上方に外れないようになる。すなわち、壁パネル3と天井パネル2とは、ねじ、ボルト止めすることなく、連結具1を介して連結される。
特に、天井パネル2の取付は、連結具1を取り付けた壁パネル3が立設された状態で、天井パネル2を上方から嵌め込むだけの作業ですむため、高所での作業にもかかわらず、迅速かつ簡単に作業することができる。
また、主突出片1bの上下面には止水用小突片1g、1gが形成されているので、これらが防水シールとして作用する。
特に、天井パネル2の取付は、連結具1を取り付けた壁パネル3が立設された状態で、天井パネル2を上方から嵌め込むだけの作業ですむため、高所での作業にもかかわらず、迅速かつ簡単に作業することができる。
また、主突出片1bの上下面には止水用小突片1g、1gが形成されているので、これらが防水シールとして作用する。
また、図7(c)でも理解できるように、天井パネル2の取付完了後は、主突出片1bの鉤爪1d部分は、ユニットルーム内の天井と壁との間に突き出た形となり、天井廻し縁の代わりにもなる。このため、天井廻し縁の施工手間が省け、ユニットルームの全体施工時間を短縮することができる。また、天井廻し縁用の部材が不要であるため、部材点数を少なくすることができる。
上記の実施例では、1枚の天井パネル2を取り付ける例を示したが、複数枚に分割された天井パネルにも適用可能である。
1 連結具
1a くの字形屈曲片
1b 主突出片
1c 補助突片
1d 鉤爪
1e (壁パネルの突出片を挿着させるための)空隙
1f 延設片
1g 止水用小突片
1h 凹所
2 天井パネル
3 壁パネル
3a パネル本体
3b 金属化粧版
3c 突出片
3d バックフレーム
1a くの字形屈曲片
1b 主突出片
1c 補助突片
1d 鉤爪
1e (壁パネルの突出片を挿着させるための)空隙
1f 延設片
1g 止水用小突片
1h 凹所
2 天井パネル
3 壁パネル
3a パネル本体
3b 金属化粧版
3c 突出片
3d バックフレーム
Claims (4)
- 連結具を用いて天井パネルと壁パネルとを組み付けるユニットルームの天井取付構造において、
上記連結具は、
くの字形の屈曲片を上端に形成した帯状の連結具本体の屈曲片突出方向側の面に、下方に突出する鉤爪を先端に形成した主突出片と、補助突片とを空隙を隔てて同一方向でかつ上下に突出させてなり、
上記壁パネルの上端に設けた突出片を、上記主突出片と上記補助突片との間に形成された上記空隙に挿着させ、かつ上記主突出片と上記くの字形屈曲片とで形成される凹所に、上記天井パネルの端部を嵌入させる構造にしている、ユニットルームの天井取付構造。 - 請求項1において、
上記主突出片の上、下面の少なくとも一方には、止水用小突片を形成している、ユニットルームの天井取付構造。 - 請求項1または2において、
上記連結具は、弾性部材で構成されている、ユニットルームの天井取付構造。 - 請求項1〜3のいずれかにおいて、
上記連結具は、上記くの字形屈曲片を形成していない端部側に、上記連結具に挿着させた上記壁パネルの外面に対して当接するための延設片を形成している、ユニットルームの天井取付構造。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247148A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Toto Ltd | 壁パネルの結合構造 |
JP2014214441A (ja) * | 2013-04-23 | 2014-11-17 | 積水ホームテクノ株式会社 | ユニットルーム |
JP2017066694A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | Toto株式会社 | 浴室ユニット |
-
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