JP3051229U - パネル用ジョイント及びこれを用いたパネル接続構造 - Google Patents

パネル用ジョイント及びこれを用いたパネル接続構造

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JP3051229U
JP3051229U JP1997006673U JP667397U JP3051229U JP 3051229 U JP3051229 U JP 3051229U JP 1997006673 U JP1997006673 U JP 1997006673U JP 667397 U JP667397 U JP 667397U JP 3051229 U JP3051229 U JP 3051229U
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雅弘 神戸
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株式会社ハウゼサンエイ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断面がコの字状のパネル相互を接続するに当
って、接続作業を容易にかつ接続部の目地の幅を調整す
ることができるパネル用ジョイントを提供する。 【解決手段】 ジョイント111は一体に形成される本
体部112と段部113とから構成される。本体部11
2は、接続されるパネルの内面に接合する形状の接合面
16を有し、段部113は本体部112の側面23であ
って、側面23の接合面16側の端部39から所定距離
内方の位置に接続され、接合面16と類似形状の外面1
8を有する形状となっている。接合面16の段部113
側と反対方向の端部にはテーパ面17が形成されてい
る。本体部112及び段部113にはこれらを貫通する
一対の第1ボルト挿通穴21及び第2ボルト挿通穴22
が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案はパネル用ジョイント及びパネル接続構造に関し、特に建築物の屋根 の外周を囲う鼻隠し材等のパネルの接続に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10は従来の鼻隠し材の接続状態を示した図であり、図11は図10のXI −XIラインの断面構造図である。 これらの図を参照して、建物43の屋根の端部の外周には、それを囲うように 鼻隠し材31a,鼻隠し材31bが取付けられている。鼻隠し材31はその断面 がほぼコの字状の薄板パネルより構成されており、建物43の壁部材44及び屋 根部材45に固定された取付金具46に対してその上面及び下面が取付ビス47 a及び取付ビス47bによって取付けられている。
【0003】 鼻隠し材31は定尺長さで製造されているため、定尺を越えた長さに施工する 際には、継ぎ目41において鼻隠し材31a及び鼻隠し材31bが相互に接続さ れている。 図12はこの継ぎ目41の部分の接続状態を示した斜視図であり、(1)は相 互の鼻隠し材を接続する前の状態を示した図であり、(2)は鼻隠し材相互が接 続された状態を示した図である。
【0004】 図12の(1)に示すように、鼻隠し材31a及び鼻隠し材31bを接続する 際には、各々の鼻隠し材より板厚分だけ小さなジョイント49が用いられる。そ してジョイント49の片方面を鼻隠し材31aに挿入し、他方面を鼻隠し材31 bに挿入して、鼻隠し材31aと鼻隠し材31bの端部とをジョイント49の面 上においてつき合わせた状態とする。次に、図12の(2)において示されてい るように、鼻隠し材31a,鼻隠し材31bの各々の上面及び下面を取付ビス5 0を用いてジョイント49に固定することによって、相互の鼻隠し材を継ぎ目4 1において接続する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の鼻隠し材の接続構造では、接続作業が容易でないという問 題があった。即ち、鼻隠し材は図10に示されているように通常屋根の周囲に設 けられるため相互の接続作業を高所において行わなければならない。この場合、 鼻隠し材31及びジョイント49共に薄板鋼板をプレス加工して形成されている ものであるため、それらが若干曲がったり歪んだりしていると、ジョイント49 を鼻隠し材31に挿入する作業がスムーズに行かない場合がある。また、図12 の(2)に示されているように、ジョイント49を用いて鼻隠し材31相互を接 続した際に最終的に上下の方向から取付ビスを打たなければならないため、その 作業がやりにくいという問題があった。
【0006】 さらに、鼻隠し材31を継ぎ目41において単に接続するだけであれば良いが 、この継ぎ目41を鼻隠し材31の接続部としてアクセントを付けて装飾的に用 いるようにすることができなかった。 この考案は上記のような課題を解決するためになされたもので、高所での接続 作業を容易とし、かつ接続部を装飾的にアクセントとしても用いることができる ようなパネル用ジョイント及びこれを用いたパネル接続構造を提供することを目 的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の考案は、断面がほぼコの字状の パネル相互を接続するためのパネル用ジョイントであって、パネルの内面に接合 する形状の接合面を有する所定厚さの本体部と、本体部の側面であって側面の接 合面側の端部から所定距離内方の位置に接続され、接合面と類似形状の外面を有 する所定厚さの段部とを備えたものである。
【0008】 これによってパネル用ジョイントの本体部をパネルに装着した際、パネルの外 面とジョイントの段部の外面との間に所定の空間が確保される。 請求項2記載の考案は、請求項1記載の考案において、本体部の側面はシート 状の仕切板によって形成され、仕切板の両面の各々から垂直方向に複数の板状の 補強リブが突出するものである。
【0009】 請求項3記載の考案は、請求項1又は請求項2記載の考案において、接合面が 段部の方向とは反対方向に向かって側面側が高くなるように傾斜するテーパ面を 有するものである。 請求項4記載の考案は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の考案におい て、本体部及び段部には、各々の厚さ方向に貫通する一対のボルト挿通穴が形成 されるものである。
【0010】 請求項5記載の考案は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の考案におい て、ボルト挿通穴の一方であって本体部側の端部にはナットが嵌合するナット嵌 合部が形成されるものである。 請求項6記載の考案は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の考案におい て、パネル用ジョイントが合成樹脂の成形加工品よりなるものとしたものである 。
【0011】 請求項7記載の考案は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の考案におい て、パネルが鼻隠し材を含むものである。 請求項8記載の考案は、請求項1のパネル用ジョイントを用いたパネル接続構 造であって、第1のパネルと、第1のパネルの端部の内面にその本体部が固定さ れ、その段部を外方に露出させる第1のパネル用ジョイントと、第1パネルと断 面が同一形状の第2パネルと、第2パネルの端部の内面にその本体部が固定され 、その段部を外方に露出させる第2のパネル用ジョイントと、第1のパネル用ジ ョイントの段部と第2のパネル用ジョイントの段部とをつき合わせた状態に保持 する保持手段と、第1のパネル用ジョイントの本体部側面及び段部の外面と第2 のパネル用ジョイントの本体部側面及び段部の外面とで形成される溝に充填され たコーキング剤とを備えたものである。
【0012】 これによって、パネルの接続部において、接続方向に対して直角方向に連続し て充填されたコーキング剤が外面に現れる。 請求項9記載の考案は、請求項8記載の考案において、第1のパネルジョイン ト及び第2のパネルジョイントの各々が、その段部の露出程度を任意の状態にし て第1パネル及び第2パネルの各々に固定されることができるものである。
【0013】 請求項10記載の考案は、請求項8又は請求項9記載の考案において、パネル が鼻隠し材を含むものである。
【0014】
【考案の効果】
請求項1記載の考案は、パネルに対する本体部の装着度合を調整することによ って、パネルの外面とジョイントの段部の外面との間に形成される空間の大きさ を調整することができる。これによってパネル相互を接続する際にこの空間を目 地として、その幅を任意に調整した後コーキングを充填すると、この目地を強調 するようなパネルの接続状態を得ることができる。
【0015】 請求項2記載の考案は、請求項1の考案の効果に加えて、パネル用ジョイント の全体に対して効率的な補強が可能となり、全体として軽量化を図ることができ る。 請求項3記載の考案は、請求項1又は請求項2の考案の効果に加えて、接続す べきパネルが仮に変形しても、パネル用のジョイントの対応度は大きくなり、結 果としてパネル用ジョイントのパネルに対する装着作業が容易となる。
【0016】 請求項4記載の考案は、請求項1から請求項3の考案の効果に加えて、パネル とパネル用ジョイントとを前もって固定しておき、現場において容易にパネルジ ョイント相互を接続することによって、パネル相互の接続が容易となる。 請求項5記載の考案は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の考案の効果 に加えて、パネル用ジョイントをボルトを用いて固定する際、ナット嵌合部が回 り止め機能を果たすため、ボルトを容易に固定することができる。
【0017】 請求項6記載の考案は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の考案の効果 に加えて、複雑な形状のパネル用ジョイントを容易にかつ低コストで形成するこ とができる。 請求項7記載の考案は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の考案の効果 に加えて、高所での接続作業が容易となる。
【0018】 請求項8記載の考案は、コーキング剤は溝に充填されているため、常時その状 態が保持され、パネル相互の接続部の目地として強調することができる。 請求項9記載の考案は、請求項8記載の考案の効果に加えて、パネルの接続部 における目地の幅をパネルの色やコーキング剤の色等に応じて所望の幅に容易に 調整することができるため、効率的なアクセントとして目地を利用することがで きる。
【0019】 請求項10記載の考案の効果は、請求項8又は請求項9記載の考案の効果に加 えて、高所での接続作業が容易となる。
【0020】
【考案の実施の形態】
図1はこの考案の第1の実施の形態による鼻隠し材用ジョイントの外観構成を 示す斜視図であり、図2は図1のA方向から見た図であり、図3は図2のIII −IIIラインの断面図であり、図4は図2のIV−IVラインの拡大断面図で あり、図5は図2のV−Vラインの拡大断面図であり、図6は図1のA方向から みた図を上下反転して示した斜視図である。
【0021】 これらの図を参照して、ジョイント111は、たとえば塩化ビニルの合成樹脂 よりなる成形加工品の一体品として形成され、大きくは本体部112と段部11 3とから構成される。 本体部112はその厚さ方向の外面が鼻隠し材の内面の形状に接合できる形状 の接合面16を有している。また接合面16の中央部には、鼻隠し材の凸部形状 に対応した突出部29a,突出部29bが形成されている。本体部112の段部 113側は全面に仕切板19が形成されており、仕切板19の接合面16側の周 縁部は側面23を構成している。側面23の接合面16側の端部から所定距離内 方の位置に段部113が接続されている。段部113には、その厚さ方向に本体 部112の接合面16と類似形状の外面18が形成されている。尚、仕切板19 の両面には、本体部112に対しては複数の補強リブ24が、段部113に対し ては複数の補強リブ20が各々形成され、ジョイント111全体を補強しかつ軽 量化に寄与している。
【0022】 本体部112の接合面16の段部113側と反対方向の端部周縁は、図3の拡 大図に示されているように、段部113の方向とは反対方向に向かって側面23 側が高くなるように傾斜するテーパ面17及び微小テーパ面27が形成されてい る。テーパ面17の傾斜角Bは15°であり、微小テーパ面27の傾斜角Cは1 .5°となっている。このように本体部112の接合面16の端部周縁をテーパ 面とするのは、ジョイント111を鼻隠し材に挿入する際、鼻隠し材の歪み等に 対してジョイント111を装着し易くするためである。
【0023】 本体部112及び段部113の中央部には2カ所第1ボルト挿通穴21及び第 2ボルト挿通穴22が形成されている。第1ボルト挿通穴21は、図3の拡大図 に示されているように本体部112側の端部にはナット嵌合部25が形成されて おり、第1ボルト挿通穴21にボルトを挿通した際ボルトの頭部又はナットをナ ット嵌合部25に嵌合させることによって回り止め機能を発揮するように構成さ れている。第1ボルト挿通穴21及び第2ボルト挿通穴22はいずれもその中央 から両端方向に広がるような開口形状をなしているが、これは、第1ボルト挿通 穴21及び第2ボルト挿通穴22にボルトを挿通する際、その挿通を容易とする ために設けられている。
【0024】 図6は図1をAの方向から見かつ上下に反転させた状態を示した斜視図である 。このような状態のジョイント111と図1の状態におけるジョイント111と を、互いの段部113を突き合わすようにして用いる。これによって互いに挿通 する第1ボルト挿通穴21及び第2ボルト挿通穴22の2つの挿通穴のいずれに おいても、本体部112側にナット嵌合部25が形成された状態となって回り止 め機能を発揮し、ボルト及びナットを用いてこれらのジョイント111相互を接 合状態に保持することができる。
【0025】 図7は、図1のジョイント111を2つ用いて鼻隠し材を接続する工程を示し た図である。 図7の(1)において、まずジョイント111aの接合面16aを鼻隠し材3 1aの端部から挿入し、この位置にセットした後取付ビス50a及び取付ビス5 1aを用いてジョイント111aに鼻隠し材31aを固定する。同様に、ジョイ ント111bの接合面16bを鼻隠し材31bの接続部端部から挿入し、所定の 位置にセットした後、取付ビス50b及び取付ビス51bを用いて鼻隠し材31 bをジョイント111bに固定する。
【0026】 このような鼻隠し材とジョイントとの固定作業は、鼻隠し材を取付ける高所に おいてする必要はなく、地上において行うことができるため、安全性及び作業性 に優れる。そして、ジョイント111a及びジョイント111bが各々取付けら れた鼻隠し材31a及び鼻隠し材31bの各々を鼻隠し材の取付位置まで持ち上 げる。そこで鼻隠し材31a及び鼻隠し材31bを建物の部材に固定された取付 金具に取付け、かつジョイント111aの外面18aと、ジョイント111bの 外面18bとが突き合わされた状態に調整する(図7の(2)参照)。この状態 において、鼻隠し材31aと鼻隠し材31bとの接続部において、ジョイント1 11aの外面18a及び側面23aとジョイント111bの外面18b及び側面 23bとによって、鼻隠し材31a及び鼻隠し材31bの表面より一段下がった コーキング用溝36が形成される。
【0027】 次に図7の(3)において示されているように、コーキング用溝36にコーキ ング剤38を充填することによって、鼻隠し材31aと鼻隠し材31bとの接続 部に所定幅のコーキング剤38による目地が形成されることになる。 鼻隠し材31a及び鼻隠し材31bの色合いとコーキング剤38の色合いとを 調整することによって、コーキング剤38は鼻隠し材31aと鼻隠し材31bの 単なる接続部として現れるだけではなく、これを装飾的なアクセントとして用い ることができる。
【0028】 図8は、図7(3)のVIII−VIIIラインの端面図である。 この図においては、鼻隠し材31aと接合面16aとの端部及び鼻隠し材31 bと接合面16bとの端部の位置とが各々合致した状態となっている。即ち、外 表面に現れるコーキング剤38の幅L1 は、外面18aと外面18bとを合わせ た長さに対応したものとなっている。
【0029】 図9は図8に対応した図であるが、鼻隠し材31a及び鼻隠し材31bの端部 の各々の位置を、接合面16a及び接合面16bの端部39a及び端部39bの 各々の位置より内方としている。この状態で鼻隠し材31aをジョイント111 aに、鼻隠し材31bをジョイント111bに各々固定した後、コーキング用溝 36にコーキング剤38を充填する。これによって、コーキング剤38の外表面 から見える幅L2 は図8で示した幅L1 より小さく調整することができる。この ようにして、目的に応じて鼻隠し材31a及び鼻隠し材31bの接続部における 目地幅を容易に調整することができる。
【0030】 尚、上記の実施の形態では、鼻隠し材を被接合部材としたが、これに代えて、 建築物の壁面等を覆う断面がほぼコの字状の薄板パネルや、フラットなパネルに 対しても、同様に本願考案を適用することができる。 また、鼻隠し材用のジョイントを上下対称のものとしているが、鼻隠し材の形 状に合わせて上下非対称のものでもよい。この場合、鼻隠し材の端部の断面形状 に合わせて、接合面において対称の一対のジョイントを準備すればよい。
【0031】 さらに、上記実施の形態における鼻隠し材用ジョイントにおいては、接合面及 びボルト穴は取付作業を容易にするためにテーパ形状に形成されているが、これ に代えてフラットな形状としても良いことはいうまでもない。
【提出日】平成10年2月25日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項5記載の考案は、請求項4に記載の考案において、ボルト挿
通穴の一方であって本体部側の端部にはナットが嵌合するナット嵌合部が形成さ
れるものである。請求項6記載の考案は、請求項1から請求項5のいずれかに記
載の考案において、パネル用ジョイントが合成樹脂の成形加工品よりなるものと
したものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 請求項4記載の考案は、請求項1から請求項3の考案の効果に加えて、パネル とパネル用ジョイントとを前もって固定しておき、現場において容易にパネルジ ョイント相互を接続することによって、パネル相互の接続が容易となる。 請求項5記載の考案は、請求項4に記載の考案の効果に加えて、パネル用ジョ イントをボルトを用いて固定する際、ナット嵌合部が回り止め機能を果たすため 、ボルトを容易に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施の形態による鼻隠し材用
ジョイントの外観形状を示す斜視図である。
【図2】図1のA方向から見た構成を示した図である。
【図3】図2のIII−IIIラインの断面図である。
【図4】図2のIV−IVラインの拡大断面図である。
【図5】図2のV−Vラインの拡大断面図である。
【図6】図1のA方向から見かつ上下に反転した状態の
外観形状を示した斜視図である。
【図7】図1のジョイントを2つ用いて鼻隠し材を相互
に接続するための作業工程を示した図である。
【図8】図7の(3)におけるVIII−VIIIライ
ンの端面図である。
【図9】図8の図に対応したものであって、鼻隠し材相
互の接続部の目地の幅を小さくした状態を示した端面図
である。
【図10】従来の鼻隠し材の施工状況及び接続部の状態
を示した斜視図である。
【図11】図10のXI−XIラインの断面構造図であ
る。
【図12】従来の鼻隠し材相互を接続するための作業工
程を示した図である。
【符号の説明】
16・・・接合面 17・・・テーパ面 18・・・外面 19・・・仕切板 20・・・補強リブ 21・・・第1ボルト挿通穴 22・・・第2ボルト挿通穴 23・・・側面 24・・・補強リブ 25・・・ナット嵌合部 31・・・鼻隠し材 36・・・コーキング用溝 38・・・コーキング剤 39・・・端部 111・・・ジョイント 112・・・本体部 113・・・段部 尚、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月25日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面がほぼコの字状のパネル相互を接続
    するためのパネル用ジョイントであって、 パネルの内面に接合する形状の接合面を有する所定厚さ
    の本体部と、 前記本体部の側面であって、前記側面の前記接合面側の
    端部から所定距離内方の位置に接続され、前記接合面と
    類似形状の外面を有する所定厚さの段部とを備えた、パ
    ネル用ジョイント。
  2. 【請求項2】 前記本体部の側面は、シート状の仕切板
    によって形成され、前記仕切板の両面の各々からその垂
    直方向に複数の板状の補強リブが突出する、請求項1記
    載のパネル用ジョイント。
  3. 【請求項3】 前記接合面は、前記段部の方向とは反対
    方向に向かって前記側面側が高くなるよう傾斜するテー
    パ面を有する、請求項1又は請求項2記載のパネル用ジ
    ョイント。
  4. 【請求項4】 前記本体部及び前記段部には、各々の厚
    さ方向に貫通する一対のボルト挿通穴が形成される、請
    求項1から請求項3のいずれかに記載のパネル用ジョイ
    ント。
  5. 【請求項5】 前記ボルト挿通穴の一方であって、前記
    本体部側の端部には、ナットが嵌合するナット嵌合部が
    形成される、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    パネル用ジョイント。
  6. 【請求項6】 前記パネル用ジョイントは、合成樹脂の
    成形加工品よりなる、請求項1から請求項5のいずれか
    に記載のパネル用ジョイント。
  7. 【請求項7】 前記パネルは鼻隠し材を含む、請求項1
    から請求項6のいずれかに記載のパネル用ジョイント。
  8. 【請求項8】 請求項1のパネル用ジョイントを用いた
    パネル接続構造であって、 第1のパネルと、 前記第1のパネルの端部の内面にその本体部が固定さ
    れ、その段部を外方に露出させる第1のパネル用ジョイ
    ントと、 前記第1パネルと断面が同一形状の第2パネルと、 前記第2のパネルの端部の内面にその本体部が固定さ
    れ、その段部を外方に露出させる第2のパネル用ジョイ
    ントと、 前記第1のパネル用ジョイントの段部と前記第2のパネ
    ル用ジョイントの段部とを突き合わせた状態に保持する
    保持手段と、 前記第1のパネルジョイントの本体部の側面及び段部の
    外面と前記第2のパネルジョイントの本体部の側面及び
    段部の外面とで形成される溝に充填されたコーキング剤
    とを備えた、パネル接続構造。
  9. 【請求項9】 前記第1のパネルジョイント及び前記第
    2のパネルジョイントの各々は、その段部の露出程度を
    任意の状態にして前記第1パネル及び前記第2パネルの
    各々に固定されることができる、請求項8記載のパネル
    接続構造。
  10. 【請求項10】 前記パネルは鼻隠し材を含む、請求項
    8又は請求項9記載のパネル接続構造。
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JP2020128657A (ja) * 2019-02-08 2020-08-27 Ykk Ap株式会社 介装部材、及び、デッキ

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