JPH0640115U - 目地材 - Google Patents

目地材

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JPH0640115U
JPH0640115U JP8035992U JP8035992U JPH0640115U JP H0640115 U JPH0640115 U JP H0640115U JP 8035992 U JP8035992 U JP 8035992U JP 8035992 U JP8035992 U JP 8035992U JP H0640115 U JPH0640115 U JP H0640115U
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JP
Japan
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joint material
main body
gap
panels
joint
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Withdrawn
Application number
JP8035992U
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English (en)
Inventor
之典 茂垣
俊六 妹尾
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0640115U publication Critical patent/JPH0640115U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結したパネルの隙間に目地材を圧入する際
の施工生を向上させ、又、目地材を細く見えるようにし
て外観性を向上させること。 【構成】 連結したパネル1、1同士の隙間9に圧入さ
れる目地材10において、目地材10は本体11と本体
11よりも幅広の頭部の見えかかり部13を備え、この
見えかかり部13を透明にしたことを特徴とする。又、
本体11を硬質部材で形成し、見えかかり部13を軟質
部材で形成し、更に硬質部材は硬質樹脂、軟質部材は軟
質樹脂とし、目地材10の頭部に凹部を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ユニット式浴室等において連結したパネル同士の隙間に圧入される 目地材に関する。
【0002】
【従来の技術】
ユニット式浴室、洗面室等において、連結したパネル同士の隙間に圧入される 目地材として、実公昭61−413号公報に記載されたものが知られている。 この公報に記載されている目地材eは、挿入部が二股(脚部12)に分れてお り、見えかかり部(基板11)が幅広く、表面の軟質部材(シ−ル部13)も不 透明で、見えかかり部の幅は更に広くなっている。又、この先行技術に限らず、 一般的に目地材は、硬質樹脂と軟質樹脂で構成され、見えかかり部に付加された 軟質樹脂の総幅は硬質部の幅よりも大きくなっており、その頭部は平坦になって いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記公報に記載された目地材は、硬質部分の見えかかり部(基板 11)の幅が広いのみならず、その表面に更に幅広の軟質樹脂(シ−ル部13) を被覆してあり、しかもこの被覆が不透明であるため、目地が極度に広く、見栄 えが悪い。そのほか一般的な目地材100でも図5に示す硬質部本体101の頭 部表面102、又は図6に示す頭部側面103に不透明の軟質樹脂が一体的に形 成されており、このため目地の見えかかり部の幅が必要以上に大きく感じられ、 連結したパネルが外観の悪いものになっていた。又、目地材の頭部が平坦である ために、施工時に治具を当てて目地材をパネル同士の隙間に圧入する場合、治具 が目地材の頭部から外れてパネルを傷つける虞があり、施工性が悪かった。
【0004】 本考案は上記従来例の不都合を解消し、目地の機能をそのまま残し、見えかか り部の幅を小さく感じさせることにより、パネルを連結する際の外観性を向上さ せ、又、目地材の頭部に凹部を形成することにより、治具のずれを抑え、施工性 を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、連結したパネル同士の隙間に圧入される 目地材において、前記目地材は本体と本体よりも幅広の頭部の見えかかり部を備 え、この見えかかり部を透明にした。又、本体を硬質部材で形成し、見えかかり 部を軟質部材で形成し、更に硬質部材は硬質樹脂、軟質部材は軟質樹脂とし、目 地材の頭部に凹部を形成した。
【0006】
【作用】
上記手段によれば、連結したパネル同士の隙間に圧入した目地材の頭部の見え かかり部は、透明であるので、より幅の狭い本体の部分が目地として見える。又 、目地材の頭部に凹部を形成したので、治具のずれを抑え、施工性が向上する。
【0007】
【実施例】
次に本考案の実施例を添付した図面により説明する。 図1は本考案の目地材を適用したパネルの連結部の平断面図である。 ユニット式浴室や洗面室等では、建物躯体内にパネル1を連結して建て並べる ことにより壁を形成しているが、パネル1は、床パン上にタッピンねじ等で固定 した支柱2を介して取付けられる。尚、図示せざる建物躯体にねじ等で固定した 支柱2に取付けることで連結してもよい。
【0008】 パネル1は、表面を鋼板3等で形成し、裏面は両側縁部を除いてプラスタ−ボ −ド4、石綿、グラスウール等で裏打ちしてある。鋼板3は、側縁部を背面方向 (建物躯体側)へ略直角に折曲げて折曲片5とし、この折曲片5の先端を更に室 内側内方に折曲して折返し部6とする。
【0009】 支柱2は、鋼板等を断面視みぞ形に折曲げ、両端部を夫々更に内側に折曲げて パネル表面側内方へ突出した凸部7を形成し、向い合う凸部7間に開口部8を設 けた構成になっている。
【0010】 この様に形成したパネル1を、隣接するパネル1の折曲片5同士を支柱2の開 口部8内で嵌合させて係止する。この時形成されるパネル1の折曲片5同士の間 の隙間9に、目地材10を圧入する。目地材10の圧入の仕方に付いては後述す る。
【0011】 次にこの目地材について、図2、図3により説明する。 図2に第1実施例の目地材10の平断面図を示す。この目地材10は、硬質部 材、例えば硬質樹脂で基部から先端にかけてテ−パ状に成形した本体11と、軟 質部材、例えば透明な軟質樹脂で成形され本体11の基部12上に設けられた頭 部の見えかかり部13とを備えている。この見えかかり部13の幅Bは、本体1 1の基部12の幅Aよりも幅広に形成する。又、14は軟質部材、例えば軟質樹 脂で形成したシ−ル部となる見えかくれ部である。尚、これらの本体11、見え かかり部13及び見えかくれ部14の各部分は、一体に成形する。
【0012】 本体11の基部12の幅Aは、図1に示す様にパネル1間の隙間9の幅Cより もやや大きくすることにより、目地材10をパネル1、1間の隙間9に圧入する 際、隙間9の奥に必要以上に入り込む心配がない。
【0013】 又、パネル1、1同士の連結部の隙間9に収まった目地材10は、図1に示す ように軟質樹脂で成形した見えかかり部13が弾性変形して、実際の幅Bよりも 広がったB’となり、本体基部12の幅Aよりも大きいが、透明であるため殆ど 目立たず、見かけ上の目地幅は略Aとなり、目地幅が細くて外観性の良い、意匠 性に優れたパネル連結装置を提供することが出来る。
【0014】 軟質樹脂で成形した見えかかり部13は、図1に示す様に連結したパネル1、 1の鋼板3表面同士の隙間を覆って、水密性を確保し、同時にパネル1と目地材 10との間に隙間が発生するのを防止する様になっている。又、見えかくれ部1 4も軟質樹脂で成形したので、パネル1、1間の隙間9に圧入した時弾性変形し て、同様に水密性の確保や、目地材10の抜けを防止する。
【0015】 図3は第2実施例を示す。 この実施例の目地材10では、本体11の基部15が頭部の一部を構成し、こ の基部15の両側に軟質樹脂で見えかかり部16を一体に成形した構成になって いる。尚、第1実施例と同一部分には同一番号を付して説明を省略する。又、目 地材10の形状は、第1実施例及び第2実施例に限定されるものではなく、硬質 樹脂製の本体基部12、15の幅Aより幅広となる軟質樹脂製の見えかかり部1 3、16(特に(B−A)/2の部分)を透明とした目地材であれば、形状は任 意である。
【0016】 最後に図4により目地材10をパネル1、1間の隙間9に圧入する仕方に付い て説明する。 先ず支柱2の開口部8内にパネル1、1を嵌合係止した際に出来るパネル1、 1同士の隙間9に、目地材10を当てがう。次いで目地材10の見えかかり部1 3中央の凹部17に先端が丸い治具18を当てて、木製等のハンマ−19で叩き 込む。目地材10の見えかかり部13に凹部17を設けることにより、ハンマ− 19を打つ際治具18が横滑りする虞がなく、施工が容易であるばかりでなく、 パネル1の表面を傷つける虞もない。 隙間9内に納った目地材10は、図4に示す様に見えかくれ部14が弾性変形 し、強固な嵌合強度を得る構造であるため、目地材10圧入前に行うパネル3の 支柱2への挿入は、大きな抵抗もなく、容易である。
【0017】
【考案の効果】
以上詳述した様に本考案によれば、連結したパネル同士の隙間に目地材を圧入 する際の施工性が向上し、又、目地材が細く見えて外観性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の目地材を適用したパネルの連結部の平
断面図である。
【図2】本考案の目地材の第1実施例の平断面図であ
る。
【図3】同じく第2実施例の平断面図である。
【図4】連結したパネル同士の隙間に目地材を圧入する
状態を説明する図である。
【図5】従来の目地材の平断面図である。
【図6】同じく従来の目地材の平断面図である。
【符号の説明】
1 パネル 9 隙間 10 目地材 11 本体 12 基部 13 見えかかり部 14 見えかくれ部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結したパネル同士の隙間に圧入される
    目地材において、前記目地材は本体と本体よりも幅広の
    頭部の見えかかり部を備え、この見えかかり部を透明に
    したことを特徴とする目地材。
  2. 【請求項2】 前記本体を硬質部材で形成し、見えかか
    り部を軟質部材で形成したことを特徴とする請求項1に
    記載の目地材。
  3. 【請求項3】 前記硬質部材は硬質樹脂、軟質部材は軟
    質樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の目地
    材。
  4. 【請求項4】 連結したパネル同士の隙間に圧入される
    目地材において、前記目地材の頭部に凹部を形成したこ
    とを特徴とする目地材。
JP8035992U 1992-10-27 1992-10-27 目地材 Withdrawn JPH0640115U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8035992U JPH0640115U (ja) 1992-10-27 1992-10-27 目地材

Applications Claiming Priority (1)

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JP8035992U JPH0640115U (ja) 1992-10-27 1992-10-27 目地材

Publications (1)

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JPH0640115U true JPH0640115U (ja) 1994-05-27

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ID=13716065

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006144396A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Daiken Trade & Ind Co Ltd 目地材および目地構造
JP2008008058A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Sekisui House Ltd パネルの接合構造及び間仕切壁
JP2009155944A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Comany Inc クリーンルームのパネル連結構造

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