JP2021127823A - ガス栓取付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】取り付けの手間を省いたガス栓取付装置を提供する。【解決手段】壁2は、壁板2aとその室外側の面に沿って配置される間柱2bとを有し、間柱の近傍において壁板に貫通孔2cが形成されている。ガス栓取付装置1は、ブラケット10と、ホルダ20と、固定枠30とを備える。ブラケットは間柱に固定される。ホルダは、ブラケットに室内外方向に移動可能に支持され、ガス栓3が取り付けられ、かつ貫通孔の貫通方向から見て貫通孔内に位置するねじ孔25b,26bを有する。固定枠は、枠状をなして壁板の室内側に貫通孔を囲むように配置され、貫通孔の貫通方向から見て少なくとも一部を貫通孔内に位置させたねじ挿通孔36,37を有する。ねじ挿通孔36,37を貫通してホルダ20のねじ孔25b,26bに螺合されたボルト7によって固定枠とホルダが壁板を挟んだ状態で固定される。ねじ挿通孔36,37は固定枠30の縁で開放された切欠きである。【選択図】図1
Description
この発明は、ガス栓を壁等の取付対象に内蔵された状態で取り付けるためのガス栓取付装置に関する。
下記特許文献1に開示のガス栓取付装置は、壁(取付対象)にガス栓を埋め込んだ状態で取り付ける装置である。壁は、室内に臨む内壁(板材)とこの内壁の室外側の面に沿って配置される桟(支持部材)とを有し、内壁には、桟の近傍に貫通孔が形成されている。
上記取付装置は、装置本体(ブラケット)と、ホルダと、取付板(固定枠)とを備えている。装置本体は、桟に固定され、内壁の貫通孔と対向する2つのねじ孔を有している。ホルダは、装置本体に室内外方向に移動可能に支持され、ガス栓を取り付けられるとともに、内壁の貫通孔と対向する2つのねじ孔と2つのねじ挿通孔とを有している。取付板は、枠状をなして内壁の室内側に貫通孔を囲むように配置され、貫通孔と対向する4つのねじ挿通孔を有している。
上記取付装置を用いて壁にガス栓を取り付けるためには、内壁を施工する前に装置本体を桟に固定する。次に、ガス栓を取り付けたホルダを装置本体に支持させ、ホルダの2つのねじ挿通孔に長ボルトを挿通し、装置本体のねじ孔に螺合させることにより、ホルダと装置本体を仮固定する。
次に、内壁施工時のガス栓の保護と、内壁に形成する貫通孔の位置の確認のため、有底筒状の治具(保護ボックス)によりガス栓を覆う。この治具の連結板部(底部)に形成された2つのねじ挿通孔から中ボルトを挿通し、ホルダのねじ孔に螺合させることにより、治具をホルダに固定する。
貫通孔が形成された内壁を施工した後、治具を固定する2つの中ボルトを取り外して、治具を取り外す。また、ホルダと装置本体を仮固定する2つの長ボルトを取り外す。その後、貫通孔を囲むように取付板を内壁の室内側に配置する。
取り外された2つの長ボルトを、取付板の4つのねじ挿通孔のうちの2つのねじ挿通孔に挿通し、ホルダのねじ挿通孔を貫通させて装置本体のねじ孔に螺合させる。取り外された2つ中ボルトを取付板の他の2つのねじ挿通孔に挿通し、ホルダのねじ孔に螺合させる。そして、ボルトを締め付けることにより、取付板とホルダが内壁を挟んだ状態で固定される。その後、化粧プレートを取付板に固定している。
特許文献1のガス栓取付装置では、内壁の施工後、ホルダに取付板を取り付ける際、ガス栓を覆う治具を固定する2つの中ボルトと、ホルダと装置本体を仮固定する2つの長ボルトを取り外し、取付板を配置した後再度これらのボルトを取り付ける必要があり、手間がかかっていた。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであって、この発明の一態様に係るガス栓取付装置は、取付対象にガス栓を取り付ける装置であって、上記取付対象が室内に臨む板材とこの板材の室外側の面に沿って配置される支持部材とを有し、この支持部材の近傍において上記板材に貫通孔が形成されており、上記ガス栓取付装置は、ブラケットと、ホルダと、固定枠とを備える。
上記ブラケットは、上記支持部材に固定される。上記ホルダは、上記ブラケットに室内外方向に移動可能に支持され、ガス栓が取り付けられるとともに、上記貫通孔の貫通方向から見て上記貫通孔内に位置するねじ孔が形成されている。上記固定枠は、枠状をなして上記板材の室内側に上記貫通孔を囲むように配置され、上記貫通孔の貫通方向から見て少なくとも一部を上記貫通孔内に位置させたねじ挿通孔が形成されている。
上記ねじ挿通孔を貫通して上記ホルダのねじ孔に螺合されたボルトによって上記固定枠と上記ホルダが上記板材を挟んだ状態で固定される。上記ねじ挿通孔は上記固定枠の縁で開放された切欠きであることを特徴としている。
上記ブラケットは、上記支持部材に固定される。上記ホルダは、上記ブラケットに室内外方向に移動可能に支持され、ガス栓が取り付けられるとともに、上記貫通孔の貫通方向から見て上記貫通孔内に位置するねじ孔が形成されている。上記固定枠は、枠状をなして上記板材の室内側に上記貫通孔を囲むように配置され、上記貫通孔の貫通方向から見て少なくとも一部を上記貫通孔内に位置させたねじ挿通孔が形成されている。
上記ねじ挿通孔を貫通して上記ホルダのねじ孔に螺合されたボルトによって上記固定枠と上記ホルダが上記板材を挟んだ状態で固定される。上記ねじ挿通孔は上記固定枠の縁で開放された切欠きであることを特徴としている。
上記構成によれば、固定枠のねじ挿通孔は固定枠の縁で開放された切欠きであるから、ねじ挿通孔の開放された一端を、ホルダに係止された状態のボルトの軸部に近づけ、この軸部がねじ挿通孔の他端に向かうように固定枠をスライドさせることにより固定枠を取り付け位置に配置することができる。そのため、固定枠を取り付ける過程で、ホルダに係止されたボルトを一旦取り外して再度取り付ける必要はなく、ガス栓取り付けの手間を省くことができる。
この発明の他の態様に係るガス栓取付装置は、室内に臨み貫通孔が形成された板材にガス栓を取り付ける装置であって、ホルダと固定枠とを備える。上記ホルダは、上記板材の室外側に配置され、ガス栓が取り付けられるとともに、上記貫通孔の貫通方向から見て上記貫通孔内に位置するねじ孔が形成されている。上記固定枠は、枠状をなして上記板材の室内側に上記貫通孔を囲むように配置され、上記貫通孔の貫通方向から見て少なくとも一部を上記貫通孔内に位置させたねじ挿通孔が形成されている。
上記ねじ挿通孔を貫通して上記ホルダのねじ孔に螺合されたボルトによって上記固定枠と上記ホルダが上記板材を挟んだ状態で固定される。上記ねじ挿通孔は上記固定枠の縁で開放された切欠きであることを特徴としている。
上記ねじ挿通孔を貫通して上記ホルダのねじ孔に螺合されたボルトによって上記固定枠と上記ホルダが上記板材を挟んだ状態で固定される。上記ねじ挿通孔は上記固定枠の縁で開放された切欠きであることを特徴としている。
上記構成によれば、ガス栓取付装置をホルダと固定枠により構成して、固定枠のねじ挿通孔を固定枠の縁で開放された切欠きとしている。これにより、ガス栓取付装置の構成を簡潔にして製造コストを低減できるだけでなく、ガス栓をより少ない手間で取り付けることができるようになっている。
好ましくは、上記固定枠のねじ挿通孔は、第1のねじ挿通孔を含み、この第1のねじ挿通孔は、上記固定枠の内周縁で開放された切欠きである。
上記構成によれば、固定枠を取り付け位置に配置するため第1のねじ挿通孔の開放された一端が近づけられるボルトは、固定枠の枠内に存在する。これにより、固定前の固定枠が板材の室内側から離れ落下しようとしても、ボルトに引っ掛かるので固定枠の脱落を防止できる。
上記構成によれば、固定枠を取り付け位置に配置するため第1のねじ挿通孔の開放された一端が近づけられるボルトは、固定枠の枠内に存在する。これにより、固定前の固定枠が板材の室内側から離れ落下しようとしても、ボルトに引っ掛かるので固定枠の脱落を防止できる。
好ましくは、上記固定枠のねじ挿通孔は、第2のねじ挿通孔を含み、この第2のねじ挿通孔は、上記固定枠の外周縁で開放された切欠きであって、上記第1のねじ挿通孔と同方向に切り欠かれている。
上記構成によれば、固定枠とホルダが複数個所で連結されるので強固に固定されるだけでなく、固定枠を取り付け位置に配置するには、第1及び第2のねじ挿通孔は同方向に切り欠かれているので、各ねじ挿通孔の開放された一端をホルダに係止されたボルトの軸部に近づけ、固定枠をスライドさせればよく、容易である。
上記構成によれば、固定枠とホルダが複数個所で連結されるので強固に固定されるだけでなく、固定枠を取り付け位置に配置するには、第1及び第2のねじ挿通孔は同方向に切り欠かれているので、各ねじ挿通孔の開放された一端をホルダに係止されたボルトの軸部に近づけ、固定枠をスライドさせればよく、容易である。
好ましくは、上記固定枠を上記ホルダに位置決めする位置決め手段をさらに備え、この位置決め手段は、上記固定枠から室外方向に延びて上記貫通孔を貫通する位置決め突部と上記ホルダに形成された位置決め穴とを有し、上記位置決め突部が上記位置決め穴に差し込まれることにより上記固定枠のねじ挿通孔が上記ホルダのねじ孔に合致した位置で上記固定枠が位置決めされる。
上記構成によれば、位置決め突部を位置決め穴に差し込むことにより、固定枠はホルダに対して位置決めされるので、貫通孔の大きさにかかわらず固定枠の位置決めが可能であり、例え貫通孔が大きくなったとしても、固定枠を取り付け位置に配置することができる。
上記構成によれば、位置決め突部を位置決め穴に差し込むことにより、固定枠はホルダに対して位置決めされるので、貫通孔の大きさにかかわらず固定枠の位置決めが可能であり、例え貫通孔が大きくなったとしても、固定枠を取り付け位置に配置することができる。
この発明によれば、取り付けの手間を省いたガス栓取付装置を提供することができる。
以下、この発明の一実施形態を図1〜図14を参照しながら説明する。この実施形態は、ガス栓を壁に埋め込んだ状態で取り付けるガス栓取付装置にこの発明を適用したものである。
ガス栓取付装置1は、図2に示すように、壁2(取付対象)にガス栓3を埋め込み状態で取り付ける装置である。壁2は、室内に臨む壁板2a(板材)と、この壁板2aの室外側の面に沿って配置される間柱2b(支持部材)とを有し、この間柱2bの近傍において壁板2bに矩形状の貫通孔2cが形成されている。
尚、以下の説明において、室内外方向における室内側を前とし、室外側を後として説明する。
尚、以下の説明において、室内外方向における室内側を前とし、室外側を後として説明する。
ガス栓取付装置1は、図1に示すように構成要素として、ブラケット10、ホルダ20及び固定枠30を含んでもよく、ホルダ20及び固定枠30を含んでもよい。これらブラケット10、ホルダ20及び固定枠30は、金属製の板材をプレス加工、打ち抜き加工することにより形成されている。
ブラケット10について図3を主に参照して説明する。
ブラケット10は、図1、図3に示すように、コ字形状をなす底板11を有している。底板11は、細長く形成された基板部11aと、基板部11aの長手方向の両端部から交差方向に延びる2つの突出板部11bとを有している。各突出板部11bの先端には、直角に折れ曲がり前方に延びる固定板12が設けられている。固定板12,12は、ブラケット10を間柱2bに固定するために用いられる。各固定板12には、取付孔12aが形成されている。
ブラケット10は、図1、図3に示すように、コ字形状をなす底板11を有している。底板11は、細長く形成された基板部11aと、基板部11aの長手方向の両端部から交差方向に延びる2つの突出板部11bとを有している。各突出板部11bの先端には、直角に折れ曲がり前方に延びる固定板12が設けられている。固定板12,12は、ブラケット10を間柱2bに固定するために用いられる。各固定板12には、取付孔12aが形成されている。
基板部11aの長手方向の中間部であって、突出板部11bとは逆側の側部には、コ字形状をなす支持板13が基板部11aと直角をなして前方に延びるように設けられている。支持板13は、ホルダ20を移動可能に支持するためのものであって、2つの支持腕部14,14を有している。各支持腕部14には、案内溝14aが形成されている。案内溝14aは各支持腕部14の先端から底板11に向かって水平に切り欠かれている。
一方の支持腕部14先端部の側部には、上記ホルダ20を仮固定するための仮固定片15が設けられている。仮固定片15は、板状でクランク形状をなして上記底板11と平行をなす仮固定部15aを有している。仮固定部15aには、中間部及び先端部にそれぞれねじ孔15b,15cが形成されている。
ホルダ20について、図4を主に参照して説明する。
ホルダ20は、ガス栓3を取り付けるためのものであって、図1、図4に示すように、矩形状の底板21と、底板21の対向する2つの側部から前方に延びる2つの側板22,22を有している。底板21と各側板22は直角をなしており、ホルダ20は、前部と上下部が開放された形状をなしている。この上下部の開放により、ホルダ20は、ガス栓3が上からの配管に接続される場合、及び下からの配管に接続される場合に対応することができる。
ホルダ20は、ガス栓3を取り付けるためのものであって、図1、図4に示すように、矩形状の底板21と、底板21の対向する2つの側部から前方に延びる2つの側板22,22を有している。底板21と各側板22は直角をなしており、ホルダ20は、前部と上下部が開放された形状をなしている。この上下部の開放により、ホルダ20は、ガス栓3が上からの配管に接続される場合、及び下からの配管に接続される場合に対応することができる。
底板21の他の2つの側部のうちの一方には、2つの突出片23,23が形成され外側に向かって垂直に突出している。各突出片23には、ねじ孔23aが形成されている。このねじ孔23aに、ガス栓3のねじ挿通孔3aに挿通されたボルト4が螺合される。これにより、ガス栓3はホルダ20に固定される。
各側板22の先端側の両側部には、係合片24,24が設けられている。各係合片24は、ホルダ20の外方向(対向する側板22とは反対方向)に水平に突出する係合板部24aと、係合板部24aの先端部から後方に突出するガイド板部24bを有している。各側板22における係合板部24a,24aの間隔L1(図4(A)参照)は、上記ブラケット10の案内溝14a,14aの間隔L2(図3(A),(B)参照)とほぼ同等か若干広くなっている。
したがって、一方の側板22(図4(A)、(C)において左側の側板22)の係合板部24a,24aを、それぞれ案内溝14a,14aに挿通して係合させて、ホルダ20をブラケット10に支持させたとき、ホルダ20は、案内溝14a,14aの形成方向である前後方向に移動可能に支持され、上下方向のがたつきが抑えられる。
また、ガイド板部24bとこれに隣接する側板22との間隔L3(図4(C)参照)は、上記ブラケット10の支持板13の厚みL4(図3(C)参照)とほぼ同等か若干広くなっている。したがって、ホルダ20がブラケット10に移動可能に支持されたとき、横方向(支持板13の厚み方向)のがたつきが抑えられる。
尚、他方の側板22(図4(A)、(C)において右側の側板22)の係合板部24a,24aを案内溝14a,14aに係合させて、ホルダ20をブラケット10に支持させることも可能である。これにより、図2(A)に示す、間柱2bの右側にブラケット10を取り付けた本実施形態と異なり、間柱2bの左側にブラケット10を取り付けた場合や、ホルダ20の上下を逆にした場合にも、ホルダ20をブラケット10に支持させることができる。
図4(A)に示すように、他方の側板22の先端部には、内側に折り曲げられ底板21と対向するフランジ部25が設けられ、一方の側板22の先端部には、外側に折り曲げられ係合板部24aと対向するフランジ部26が設けられている。尚、フランジ部25が外側に折り曲げられてもよく、フランジ部26が内側に折り曲げられてもよい。
フランジ部26と側板22の交差部には、位置決め穴27が形成され、フランジ部26の厚み方向に貫通している。位置決め穴27は、ホルダ20に対して上記固定枠30を位置決めする位置決め手段として提供されるものであって、上記壁板2aの貫通孔2cの貫通方向から見たとき、貫通孔2c内に位置するように配置されている。
フランジ部25,26は、それぞれ、側板22,22を超えて上下に延びている。フランジ部25の長手方向(上下方向)の両端部には、内側へ向かって突出する突出片25a,25aがそれぞれ形成されている。フランジ部26の長手方向(上下方向)の両端部には、内側へ向かって突出する突出片26a,26aがそれぞれ形成されている。
各突出片25aには、ねじ孔25bが形成されている。各突出片26aには、ねじ孔26bが形成されている。これらねじ孔25b,25b及びねじ孔26b,26bは、上記壁板2aの貫通孔2cの貫通方向から見たとき、貫通孔2c内に位置するように配置されている。
フランジ部26の下側の突出片26aの先端部は、図6(B)に示すようにホルダ20をブラケット10に移動可能に支持させたとき、ブラケット10の仮固定部15aと対向するように配置される。突出片26aの先端部が仮固定部15aに当接することにより、ホルダ20の後方へ向かう動きが制限される。また、突出片26aの先端部は、ねじ孔26bに隣接して形成されたねじ挿通孔26cを有しており、このねじ挿通孔26cは、仮固定部15aの上記ねじ孔15bと対向している。ホルダ20をブラケット10に仮固定するために、ボルト5(図1参照)がねじ挿通孔26cに挿通され、ねじ孔15bに螺合される。
フランジ部25の上側の突出片25aの先端部もまた、ねじ孔25bに隣接して形成されたねじ挿通孔25cを有している。図4(A)に示すホルダ20の上下を逆にして、ホルダ20をブラケット10に支持させたときや、間柱2bの左側にブラケット10を取り付けたときには、ねじ挿通孔25cにホルダ20の仮固定のためのボルト5(図1参照)が挿通される。
上記固定枠30について、図5を主に参照して説明する。
固定枠30は、図5(A)に示すように、外形が角丸四角形状をなしており、内部に窓孔30aが形成されている。固定枠30の外形寸法は、上記壁板2aの貫通孔2cの内形寸法より一回り大きく形成されており(図2(B)参照)、固定枠30の内形寸法(窓孔30aの寸法)は、貫通孔2cの内形寸法と同等かそれより若干小さく形成されている。固定枠30は、壁板2aの室内側に貫通孔2cを囲むように配置される。
固定枠30は、図5(A)に示すように、外形が角丸四角形状をなしており、内部に窓孔30aが形成されている。固定枠30の外形寸法は、上記壁板2aの貫通孔2cの内形寸法より一回り大きく形成されており(図2(B)参照)、固定枠30の内形寸法(窓孔30aの寸法)は、貫通孔2cの内形寸法と同等かそれより若干小さく形成されている。固定枠30は、壁板2aの室内側に貫通孔2cを囲むように配置される。
固定枠30は、第1縦枠31と、第2縦枠32と、上枠33と、下枠34とを有しており、第1、第2縦枠31,32は互いに対向し、上枠33及び下枠34は互いに対向している。
第1縦枠31、第2縦枠32、上枠33及び下枠34は、それぞれ、窓孔30a側に後方に突出する位置決め片35を有している。これら4つの位置決め片35は、壁板2aの貫通孔2c内に配置されることにより、貫通孔2cに対して固定枠30の位置を決定するためのものである。
固定枠30の4つの隅部の近傍には、第1のねじ挿通孔36,36及び第2のねじ挿通孔37,37が形成されている。
第1のねじ挿通孔36,36は、第1縦枠31の上端部及び下端部に配置されており、固定枠30の内周縁から第1縦枠31と第2縦枠32の対向方向に切り欠かれた切欠きによって形成されている。
第1のねじ挿通孔36,36は、第1縦枠31の上端部及び下端部に配置されており、固定枠30の内周縁から第1縦枠31と第2縦枠32の対向方向に切り欠かれた切欠きによって形成されている。
第2のねじ挿通孔37,37は、第2縦枠32の上端部及び下端部に配置されており、固定枠30の外周縁から第1縦枠31と第2縦枠32の対向方向、すなわち第1のねじ挿通孔36と同方向に切り欠かれた切欠きによって形成されている。第2のねじ挿通孔37,37は、第1のねじ挿通孔36,36より深く切り欠かれている。
これら第1のねじ挿通孔36,36及び第2のねじ挿通孔37,37は、それぞれ、少なくとも一部が壁板2aの貫通孔2cと対向する配置になっている。
第2縦枠32は、上下の第2のねじ挿通孔37,37の間の位置に、上記位置決め手段をなす位置決め突部38を有している。位置決め突部38は、細長い板状に形成され、第2縦枠32の窓孔30a側から後方に突出している。位置決め突部38の後方への突出長さは、上記貫通孔2cの深さ(上記壁板2aの厚み)より大きい。位置決め突部38は、ホルダ20に形成された上記位置決め穴27に挿通可能なサイズに形成されている。
位置決め突部38は、ホルダ20の位置決め穴27に差し込まれる。これにより、固定枠30はホルダ20に対して位置決めされ、第1のねじ挿通孔36,36とフランジ部25のねじ孔25b,25bの位置が合致し、第2のねじ挿通孔37,37とフランジ部26のねじ孔26b,26bの位置が合致する。
次に、上記構成のガス栓取付装置1を用いてガス栓3を壁2に埋め込んだ状態で取り付ける第1及び第2の取付方法について、それぞれ、図6〜図11及び図12〜図14を参照して説明する。
第1及び第2の取付方法ではともに、ホルダ20と固定枠30が壁板2aを挟んだ状態で固定されるものの、第1の取付方法では、ホルダ20がブラケット10を介して間柱2bに支持され、第2の取付方法では、ホルダ20が間柱2bに支持されない。
第1及び第2の取付方法ではともに、ホルダ20と固定枠30が壁板2aを挟んだ状態で固定されるものの、第1の取付方法では、ホルダ20がブラケット10を介して間柱2bに支持され、第2の取付方法では、ホルダ20が間柱2bに支持されない。
先ず、第1の取付方法について説明する。この取付方法では、壁板2aの施工前に、壁板2aの室外側にあたるエリアに、ガス栓3を取り付けたホルダ20を予め配置させている。
初めに、壁板2aの施工前に、ブラケット10を間柱2bに固定するため、図6(A),(B)に示すように、固定板12,12を間柱2bに突き当て、取付孔12a、12a(図1参照)に挿通させた木ねじ6,6を間柱2bにねじ込む。
次に、ホルダ20に、図6に示すようにガス栓3を固定するため、ガス栓3のねじ挿通孔3a(図1参照)に挿通させたボルト4を、ホルダ20の突出片23のねじ孔23a(図1参照)に螺合する。このとき、ガス栓3は、プラグ部3bを前方に向け、接続部3cをホルダ20の開放された上部に向けている。
また、固定枠30とホルダ20の連結に用いる4つのボルト7を、ホルダ20のフランジ部25のねじ孔25b,25b及びフランジ部26のねじ孔26b,26bに螺合させた状態でホルダ20に係止させておく。
次に、ガス栓3を取り付けたホルダ20をブラケット10に支持させるため、ホルダ20の一方の側板22の係合板部24a,24aを、ブラケット10の案内溝14a,14aにそれぞれ挿通させる。
次に、ホルダ20をブラケット10に仮固定するため、図7に示すように、フランジ部26の下側にあるねじ挿通孔26cに挿通させたボルト5をブラケット10の仮固定部15aのねじ孔15bに螺合させる。
次に、壁板2aを施工する時のガス栓3の保護と、壁板2aに形成する貫通孔2cの位置の確認のために、図8に示すように、有底角筒状に形成された保護ボックス8によりガス栓3を覆う。このとき、保護ボックス8の底部8aの挿通孔(図示せず)に挿通させたボルト9を、ブラケット10の仮固定部15a先端部のねじ孔15cに螺合して、保護ボックス8をブラケット10に固定する。
貫通孔2cが形成された壁板2aを施工した後、保護ボックス8を固定するボルト9を取り外して、保護ボックス9を取り外す。また、ホルダ20とブラケット10を仮固定するボルト5を取り外す。さらに、図9に示すように、ホルダ20のフランジ部25,26に螺合された4つのボルト7を退行させ、各ボルト7の頭部を、貫通孔2cを越えて壁板2aの前方に突出させる。
次に、固定枠30をホルダ20に連結するため、図11に示すように、第1縦枠31の内側にフランジ部25から延びるボルト7,7が位置し、第2縦枠32の外側にフランジ部26から延びるボルト7,7が位置するように、固定枠30を配置する。このとき、第1のねじ挿通孔36,36及び第2のねじ挿通孔37,37の開放された一端を、各ボルト7の軸部に近づけるとともに、位置決め突部38の先端を位置決め穴27に差し入れる。
図10に示すように、固定枠30が壁板2aに当接するまで位置決め突部38を位置決め穴27に差し込むことにより、各ボルト7は、第1のねじ挿通孔36,36及び第2のねじ挿通孔37,37の他端側に入り込んだ状態となり、固定枠30は、取り付け位置に配置される。このとき、固定枠30は壁板2aに近づきつつ第1及び第2のねじ挿通孔36,37の切り欠き方向にスライドしている。
各ボルト7を締め付けることにより、図2に示すように、固定枠30とホルダ20が壁板2aを挟んだ状態で連結される。4つのボルト7による連結で、固定枠30とホルダ20は強固に固定される。その後、化粧板P(図1参照)を固定枠30に取り付けることにより、第1の取付方法によるガス栓3の壁2への取り付けは完了する。
次に、第2の取付方法について図12〜図14を参照して説明する。この取付方法では、ホルダ20が間柱2b等の支持部材に支持されないためブラケット10は不要であり、壁板2aが施工され、壁板2aに貫通孔2cが形成された後に、ガス栓3を壁板2aに取り付けている。尚、この取付方法の説明に供されるホルダ20は、上記第1の取付方法の説明に供されたホルダ20とは異なり、フランジ部26の、一方の側板22の先端からの折り曲げを内側にしている。
初めに、施工済みの壁板2aの室外側から、予め貫通孔2cの上方に配管されたガス供給管であるフレキシブル管(図示しない、以下フレキ管と略称する)の先端を、貫通孔2cを介して室内に引き出し、ガス栓3の接続部3cに接続する。
次に、図12に示すように、ガス栓3cをホルダ20に固定するため、ガス栓3のねじ挿通孔3a(図1参照)に挿通させたボルト4を、ホルダ20の突出片23のねじ孔23a(図1参照)に螺合する。このとき、上記第1の取付方法と同様、ガス栓3は、プラグ部3bを前方に向け、接続部3cをホルダ20の開放された上部に向けている。また、固定枠30とホルダ20の連結に用いる4つのボルト7を、ホルダ20のフランジ部25のねじ孔25b,25b及びフランジ部26のねじ孔26b,26bに螺合させた状態でホルダ20に係止させておく。
尚、フレキ管とガス栓3の接続部3cとの接続は、ガス栓3を予めホルダ20に固定させた状態で行ってもよい。
尚、フレキ管とガス栓3の接続部3cとの接続は、ガス栓3を予めホルダ20に固定させた状態で行ってもよい。
次に、ガス栓3を取り付けたホルダ20を壁板2aの貫通孔2cに挿通させ、図13に示すように壁板2aの室外側に配置し、ホルダ20のフランジ部25,26を壁板2aと対向させる。さらに、フランジ部25,26に螺合された4つのボルト7を退行させ、各ボルト7の頭部を、貫通孔2cを越えて壁板2aの前方に突出させる。
次に、上記第1の取付方法と同じやり方で、固定枠30をホルダ20に連結する。第1縦枠31の内側の、第1のねじ挿通孔36,36の開放された一端は、フランジ部25から延びるボルト7,7の軸部に近づけられる。第2縦枠32の外側の、第2のねじ挿通孔37,37の開放された一端は、フランジ部26から延びるボルト7,7の軸部に近づけられる。位置決め突部38の先端は位置決め穴27に差し入れられる。
位置決め突部38の位置決め穴27への差し込みにより、図14に示すように、固定枠30を壁板2aに当接させると、各ボルト7は、第1のねじ挿通孔36,36及び第2のねじ挿通孔37,37に入り込んだ状態となる。この状態で各ボルト7の締め付けにより、固定枠30とホルダ20が壁板2aを挟んだ状態で連結される。その後、化粧板P(図1参照)の固定枠30への取り付けにより、第2の取付方法によるガス栓3の壁2への取り付けは完了する。
本実施形態によれば、ガス栓取付装置1を用いたガス栓3の壁2への取り付けにおいて、固定枠30を取り付ける際、ホルダ20に予め係止させたボルト7を一旦取り外す必要がないので、ガス栓3の取り付けの手間を省くことができる。
また、本実施形態によれば、固定枠30をその取り付け位置に配置するため、第1縦枠31の内側にフランジ部25から延びるボルト7,7を位置させて、固定枠30の枠内に配置させている。これにより、固定枠30がその取り付け時に壁板2aから離れ落下しようとしても、ボルト7に引っ掛かることで脱落を防止できる。
また、本実施形態によれば、第1及び第2のねじ挿通孔36,37は同方向に切り欠かれているので、固定枠30を取り付け位置に配置するには、固定枠30を一方向にスライドさせればよい。
また、本実施形態によれば、位置決め突部38を位置決め穴27に差し込むことにより、固定枠30はホルダ20に対して位置決めされ、取り付け位置に配置されるので、固定枠30を取り付ける作業をより円滑に行うことができる。すなわち、貫通孔2cの大きさにかかわらず固定枠30の位置決めが可能で、例え貫通孔2cが大きくなったとしても、固定枠30を取り付け位置に配置することができる。
また、本実施形態によれば、ブラケット10を用いることなく、ホルダ20と固定枠30を有するガス栓取付装置1により、ガス栓3を壁板2aに取り付けることもできる。すなわち、ガス栓取付装置1の構成を簡潔にして製造コストを低減できるだけでなく、ガス栓3をより少ない手間で取り付けることが可能である。
なお、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
上記実施形態では、ブラケット10を支持部材として間柱2bに固定させているが、柱、桟等に固定させてもよい。
ガス栓3の取付対象は、床であってもよい。
固定枠30に位置決め突部38を設けなくてもよい。この場合、固定枠30は、壁板2aに貫通孔2cを囲むように配置して固定枠30のねじ挿通孔36,37の開放された一端を、各ボルト7の軸部に近づけ、スライドさせることで、固定枠30は、取り付け位置に配置される。
上記実施形態では、ブラケット10を支持部材として間柱2bに固定させているが、柱、桟等に固定させてもよい。
ガス栓3の取付対象は、床であってもよい。
固定枠30に位置決め突部38を設けなくてもよい。この場合、固定枠30は、壁板2aに貫通孔2cを囲むように配置して固定枠30のねじ挿通孔36,37の開放された一端を、各ボルト7の軸部に近づけ、スライドさせることで、固定枠30は、取り付け位置に配置される。
この発明は、ガス栓を壁等の取付対象に内蔵された状態で取り付けるためのガス栓取付装置に適用することができる。
1 ガス栓取付装置
2 壁(取付対象)
2a 壁板(板材、取付対象)
2b 間柱(支持部材、取付対象)
2c 貫通孔
3 ガス栓
3a ねじ挿通孔
3c 接続部
4,5 ボルト
6 木ねじ
7 ボルト
8 保護ボックス
9 ボルト
P 化粧板
10 ブラケット
11 底板
12 固定板
12a 取付孔
13 支持板
14 支持腕部
14a 案内溝
15 仮固定片
15a 仮固定部
15b,15c ねじ孔
20 ホルダ
21 底板
22 側板
23 突出片
23a ねじ孔
24 係合片
24a 係合板部
24b ガイド板部
25,26 フランジ部
25a,26a 突出片
25b,26b ねじ孔
25c,26c ねじ挿通孔
27 位置決め穴
30 固定枠
30a 窓孔
31 第1縦枠
32 第2縦枠
33 上枠
34 下枠
35 位置決め片
36 第1のねじ挿通孔
37 第2のねじ挿通孔
38 位置決め突部
2 壁(取付対象)
2a 壁板(板材、取付対象)
2b 間柱(支持部材、取付対象)
2c 貫通孔
3 ガス栓
3a ねじ挿通孔
3c 接続部
4,5 ボルト
6 木ねじ
7 ボルト
8 保護ボックス
9 ボルト
P 化粧板
10 ブラケット
11 底板
12 固定板
12a 取付孔
13 支持板
14 支持腕部
14a 案内溝
15 仮固定片
15a 仮固定部
15b,15c ねじ孔
20 ホルダ
21 底板
22 側板
23 突出片
23a ねじ孔
24 係合片
24a 係合板部
24b ガイド板部
25,26 フランジ部
25a,26a 突出片
25b,26b ねじ孔
25c,26c ねじ挿通孔
27 位置決め穴
30 固定枠
30a 窓孔
31 第1縦枠
32 第2縦枠
33 上枠
34 下枠
35 位置決め片
36 第1のねじ挿通孔
37 第2のねじ挿通孔
38 位置決め突部
Claims (5)
- 取付対象にガス栓を取り付ける装置であって、上記取付対象が室内に臨む板材とこの板材の室外側の面に沿って配置される支持部材とを有し、この支持部材の近傍において上記板材に貫通孔が形成されており、
上記支持部材に固定されるブラケットと、
上記ブラケットに室内外方向に移動可能に支持され、ガス栓が取り付けられるとともに、上記貫通孔の貫通方向から見て上記貫通孔内に位置するねじ孔が形成されたホルダと、
枠状をなして上記板材の室内側に上記貫通孔を囲むように配置され、上記貫通孔の貫通方向から見て少なくとも一部を上記貫通孔内に位置させたねじ挿通孔が形成された固定枠とを備え、
上記ねじ挿通孔を貫通して上記ホルダのねじ孔に螺合されたボルトによって上記固定枠と上記ホルダが上記板材を挟んだ状態で固定されるガス栓取付装置において、
上記ねじ挿通孔は上記固定枠の縁で開放された切欠きであることを特徴とするガス栓取付装置。 - 室内に臨み貫通孔が形成された板材にガス栓を取り付ける装置であって、
上記板材の室外側に配置され、ガス栓が取り付けられるとともに、上記貫通孔の貫通方向から見て上記貫通孔内に位置するねじ孔が形成されたホルダと、
枠状をなして上記板材の室内側に上記貫通孔を囲むように配置され、上記貫通孔の貫通方向から見て少なくとも一部を上記貫通孔内に位置させたねじ挿通孔が形成された固定枠と、を備え、
上記ねじ挿通孔を貫通して上記ホルダのねじ孔に螺合されたボルトによって上記固定枠と上記ホルダが上記板材を挟んだ状態で固定されるガス栓取付装置において、
上記ねじ挿通孔は上記固定枠の縁で開放された切欠きであることを特徴とするガス栓取付装置。 - 上記固定枠のねじ挿通孔は、第1のねじ挿通孔を含み、
この第1のねじ挿通孔は、上記固定枠の内周縁で開放された切欠きであることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス栓取付装置。 - 上記固定枠のねじ挿通孔は、第2のねじ挿通孔を含み、
この第2のねじ挿通孔は、上記固定枠の外周縁で開放された切欠きであって、上記第1のねじ挿通孔と同方向に切り欠かれていることを特徴とする請求項3に記載のガス栓取付装置。 - 上記固定枠を上記ホルダに位置決めする位置決め手段をさらに備え、
この位置決め手段は、上記固定枠から室外方向に延びて上記貫通孔を貫通する位置決め突部と上記ホルダに形成された位置決め穴とを有し、
上記位置決め突部が上記位置決め穴に差し込まれることにより上記固定枠のねじ挿通孔が上記ホルダのねじ孔に合致した位置で上記固定枠が位置決めされることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のガス栓取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020024299A JP2021127823A (ja) | 2020-02-17 | 2020-02-17 | ガス栓取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020024299A JP2021127823A (ja) | 2020-02-17 | 2020-02-17 | ガス栓取付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021127823A true JP2021127823A (ja) | 2021-09-02 |
Family
ID=77488603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020024299A Pending JP2021127823A (ja) | 2020-02-17 | 2020-02-17 | ガス栓取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021127823A (ja) |
-
2020
- 2020-02-17 JP JP2020024299A patent/JP2021127823A/ja active Pending
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