JP2018105069A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】網戸の框体を構造物の枠体に容易に係合させやすい建具を提供する。【解決手段】建具は、構造物の開口部に設けられる枠体と、枠体の内部に設けられた網戸と、を備え、網戸は、枠体に取り付けられる框体と、框体に連結された網材70と、を有し、框体には、枠体に設けられた枠側取付部47aと係合可能な框側取付部55が見込み方向において少なくとも1箇所に設けられ、框体に係合されるアタッチメント8を備え、アタッチメント8は、框体に設けられた框側係合部59と係合可能な第一係合部83と、枠体に設けられた枠側係合部49と係合可能な第二係合部88と、を有することを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、構造物の開口部に設けられる建具に関するものである。
従来から、構造物の開口部に設置される建具として、開口部に枠体が取り付けられ、枠体内に障子及び網戸が納められたものが広く知られている。
例えば、縦枠の一方側に固定された固定框と、縦枠の他方側に水平移動可能に設けられた可動框と、固定框と可動框との間に蛇腹状に設けられた網材と、を備えた網戸が提案されている(下記特許文献1参照)。この網戸では、固定框に設けられ見込み方向に離間して配置された一対の爪状の係合部が、それぞれ縦枠に係合されることで、固定框が縦枠に取り付けられている。
特開2015−227567号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載された網戸では、固定框を縦枠に取り付ける際に、固定框に網材が取り付けられた状態で、固定框の一対の爪状の係合部を、それぞれ縦枠に係合させなければならないため、固定框の位置決めや取り付けがしづらいという問題点がある。さらに、一対の係合部を縦枠に係合させる際に、固定框に当て木をし、この当て木をハンマー等の工具でたたいて係合させるため、係合箇所が見づらかったり、狭い箇所の作業のため、作業がしづらかったりするという問題点もある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、網戸の框体を構造物の枠体に容易に係合させやすい建具を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る建具は、構造物の開口部に設けられる枠体と、該枠体の内部に設けられた網戸と、を備え、該網戸は、前記枠体に取り付けられる框体と、該框体に連結された網材と、を有し、前記框体には、前記枠体に設けられた枠側取付部と係合可能な框側取付部が見込み方向において少なくとも1箇所に設けられていることを特徴とする。
このように構成された建具では、網戸の框体に設けられた框側取付部を、枠体に設けられた枠側取付部に係合させる。框側取付部と枠側取付部との係合箇所は見込み方向において少なくとも1箇所であるため、框体を枠体に容易に係合させやすい。
また、本発明に係る建具は、前記框体に係合されるアタッチメントを備え、該アタッチメントは、前記框体に設けられた框側係合部と係合可能な第一係合部と、前記枠体に設けられた枠側係合部と係合可能な第二係合部と、を有することが好ましい。
このように構成された建具では、アタッチメントに設けられた第一係合部を框体に設けられた框側係合部に係合させることで、アタッチメントは框体に取り付けられる。また、アタッチメントに設けられた第二係合部を枠体に設けられた枠側係合部に係合させることで、アタッチメントと一体となった框体は枠体に取り付けられる。框体の框側取付部を枠体の枠側取付部に係合させた後に、アタッチメントを枠体に係合させて、アタッチメントを框体に係合させるように、係合作業を段階的に行うことができる。よって、一度に複数箇所の係合作業を行う際には係合させるために大きな力を要しハンマー等の工具が必要になるが、本発明では段階的に係合作業を行えばよいため、手で作業を行え、狭い箇所での作業性が良い。
また、本発明に係る建具では、前記アタッチメントは、前記框体を屋外側に押圧する押圧部を有し、前記框体よりも屋内側に配置されていてもよい。
このように構成された建具では、アタッチメントに設けられた押圧部が框体を屋外側に押圧することで、框体の框側取付部と枠体の枠側取付部とがより確実に係合される。
また、本発明に係る建具では、前記アタッチメントは、前記第一係合部と前記第二係合部とを連結する連結部と、該連結部に設けられた突起と、を有し、該突起が屋内側から屋外側に押圧されることにより、前記框側係合部と前記第一係合部との係合、及び前記枠側係合部と前記第二係合部との係合が解除されてもよい。
このように構成された建具では、アタッチメントに設けられた突起を屋内側から屋外側に押圧することにより、框側係合部と第一係合部との係合、及び枠側係合部と第二係合部との係合が解除さる。よって、アタッチメントの突起を屋外側に押すことで、アタッチメントは框体及び枠体から取り外され、網材の交換等ができるため、メンテナンスの際の作業性がよい。
また、本発明に係る建具では、前記第一係合部及び前記框側係合部は、見込み方向に沿って配置され、前記第一係合部は、前記框側係合部よりも見付け方向の外側に配置されていてもよい。
このように構成された建具では、アタッチメントに設けられ框体の框側係合部と係合された第一係合部は、框側係合部よりも見付け方向の外側に配置されている。よって、アタッチメントの第一係合部に物が引っかかったりして、アタッチメントが外れてしまうことが抑制される。
本発明に係る建具によれば、網戸の框体を構造物の枠体に容易に係合させることができる。
本発明の一実施形態に係る建具を屋内側から見た正面図である。 図1をX−Xで切断した鉛直断面図である。 図2をY−Yで切断した水平断面図である。 図3のA部拡大図である。 本発明の一実施形態に係る建具のアタッチメントの斜視図であり、(a)障子縦枠側且つ屋内側から見た斜視図であり、(b)網材側且つ屋外側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る建具を示し、図3に相当する図面のA部拡大図である。
以下、本発明の一実施形態による建築物の開口部に設けられる建具を図1から図5に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る建具を屋内側から見た正面図である。図2は、図1をX−Xで切断した鉛直断面図である。図3は、図2をY−Yで切断した水平断面図である。
図1から図3に示すように、建具100は、開口部Wに設けられ、四角形枠状に形成された障子枠体1と、障子枠体1内に嵌め込まれた障子2及び網戸体3と、を備えている。網戸体3は、障子2よりも屋内側に配置されている。
なお、以下の説明において、屋外側と屋内側とを結ぶ方向を見込み方向と称し、障子2の上下方向と交差して障子2に沿う左右方向を見付け方向と称する。また、見付け方向において、障子2の中心に向かう方向を見付け方向の内側とし、反対方向を見付け方向の外側と称することがある。
障子枠体1は、水平方向に延在する障子上枠11及び障子下枠12と、障子上枠11の両端部と障子下枠12の両端部とをそれぞれ連結し上下方向に延在する障子縦枠13と、を有している。
障子2は、四方枠状に形成された障子框体20と、障子框体20内に納められた複層ガラス29と、を有している。
障子框体20は、水平方向に延在する障子上框21及び障子下框22と、障子上框21の両端部と障子下框22の両端部とをそれぞれ連結し上下方向に延在する障子縦框23と、を有している。
図2に示すように、障子上框21は、屋外側に設けられ金属製の金属上框21Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂上框21Bと、を有している。金属上框21Aと樹脂上框21Bとは連結されている。
障子下框22は、屋外側に設けられ金属製の金属下框22Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂下框22Bと、を有している。金属下框22Aと樹脂下框22Bとは連結されている。
図3に示すように、障子縦框23は、屋外側に設けられ金属製の金属縦框23Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂縦框23Bと、を有している。金属縦框23Aと樹脂縦框23Bとは連結されている。
図2及び図3に示すように、障子上框21、障子下框22及び障子縦框23には、それぞれ断面略コの字状のガラス保持溝26が形成されている。複層ガラス29の四辺の端部は、断面略U字状のグレージングチャンネル27で介して、ガラス保持溝26に収容されている。
本実施形態に係る建具100は、障子枠体1内に納められた障子2を、吊元側の障子縦框23回りに回転させることで、屋外側に開閉可能な縦辷り出し窓である。
障子上枠11、障子下枠12及び障子縦枠13には、屋内側に、網戸保持部28が形成されている。網戸体3は、網戸保持部28に固定され四方枠状に形成され樹脂製の網戸枠体(枠体)4と、障子枠体1内に納められた網戸本体(網戸)5と、を有している。
網戸枠体4は、水平方向に延在する網戸上枠41及び網戸下枠42と、網戸上枠41の両端部と網戸下枠42の両端部とをそれぞれ連結し上下方向に延在する網戸縦枠43と、を有している。
網戸本体5は、四方枠状に形成された網戸框体(框体)50と、網戸框体50内に納められた網材70と、を有している。
網戸框体50は、水平方向に延在する網戸上框51及び網戸下框52と、網戸上框51の両端部と網戸下框52の両端部とをそれぞれ連結し上下方向に延在する網戸固定框53及び網戸可動框66と、を有している。図3に示すように、網戸可動框66を水平方向に沿って移動させることで、網材70の開閉が可能とされている。
次に、網戸固定框53及び網材70が網戸縦枠43に固定される構成について説明する。
図4は、図3のA部拡大図である。
図4に示すように、網戸縦枠43は、障子縦枠13の上下方向に沿って略全長に配置されている。網戸縦枠43は、見込み方向に沿って配置される網戸見込み面部46と、網戸見込み面部46の屋外側の端部から見付け方向の内側に延びる外側見付け面部47と、外側見付け面部47と対向して設けられた内側見付け面部48と、を有している。網戸縦枠43は、障子縦枠13に沿って上下方向に延び、水平断面で略コ字状をなしている。
網戸見込み面部46は、障子縦枠13の見込み方向に延びる障子見込み面部14の見付け方向の内側に配置されている。外側見付け面部47は、障子見込み面部14から見付け方向の内側に延びる外側延出壁部15に係合されている。内側見付け面部48は、障子見込み面部14から見付け方向の内側に延びる外側延出壁部15よりも屋内側に配置された内側延出壁部16に係合されている。このようにして、網戸縦枠43は、障子縦枠13に取り付けられている。
網戸固定框53は、網戸縦枠43の上下方向に沿って略全長に配置されている。網戸固定框53は、網戸見込み面部46の見付け方向の内側に配置される底板部54と、底板部54から見付け方向の外側に延びる係合爪部(框側取付部)55及び屋内側壁部56と、を有している。係合爪部55は、底板部54の屋外側の端部から延びている。係合爪部55は、網戸固定框53の上下方向に沿って略全長に配置されている。屋内側壁部56は、係合爪部55よりも屋内側に配置されている。
係合爪部55の先端部は、係合突起55aが設けられている。係合突起55aは、網戸縦枠43の外側見付け面部47から屋内側に延びる第一支持壁部(枠側取付部)47aに係合されている。これにより、網戸固定框53の網戸縦枠43に対する平面視における位置決めがされている。
底板部54の屋外側の端部54aと係合爪部55とで、網戸縦枠43の第一支持壁部47aを挟み込んでいる。底板部54の屋内側の端部54bは、網戸縦枠43の内側見付け面部48から屋内側に延びる第二支持壁部47bに当接している。これにより、網戸固定框53の見付け方向の外側への移動が規制されている。
底板部54の屋外側の端部54aには、見付け方向の内側に向かって延びる屋外側板部57が設けられている。底板部54の屋内側の端部54bには、見付け方向の内側に向かって延びる屋内側板部58が設けられている。
屋外側板部57の端部には、屋内側に向かって延びる係合板部(框側係合部)59が設けられている。屋内側板部58の端部には、屋外側に向かって延びる支持板部60が設けられている。
網材70の端部には、取付板71が設けられている。取付板71は、網戸固定框53の底板部54、屋外側板部57、係合板部59、屋内側板部58及び支持板部60により形成された空間S内に配置されている。
網戸固定框53は、アタッチメント8により網戸縦枠43に取り付けられている。
図5は、アタッチメント8の斜視図であり、(a)障子縦枠13側且つ屋内側から見た斜視図であり、(b)網材70側且つ屋外側から見た斜視図である。
図5に示すアタッチメント8は、網戸固定框53の上下方向に沿って複数箇所、例えば2,3箇所に設けられている(図2参照)。
図4及び図5に示すように、アタッチメント8は、見込み方向に沿って配置される基部(連結部)81と、基部81の屋外側の端部から見付け方向の外側に延びる延出壁部82と、延出壁部82の端部から屋外側に延びる係合壁部(第一係合部)83と、を有している。
基部81は、網戸固定框53の支持板部60の見付け方向の内側の面に当接している。係合壁部83は、網戸固定框53の係合板部59の見付け方向の外側の面に当接している。基部81が網戸固定框53の支持板部60の見付け方向の内側の面に当接しつつ、係合壁部83が網戸固定框53の係合板部59の見付け方向の外側の面に当接しているため、係合壁部83と網戸固定框53の係合板部59との係合が外れることがない。
基部81の屋外側の端部には、見付け方向の内側に延びる突起84が設けられている。
基部81の見込み方向の中間部には、見付け方向の外側に突出する突出壁部85が設けられている。突出壁部85は、網材70に設けられた取付板71を支持している。
基部81の屋内側の端部近傍には、見付け方向の外側に延びる弾性壁部(押圧部)86が設けられている。弾性壁部86は、見付け方向の外側に向かうにしたがって次第に屋外側を向くように延びている。弾性壁部86は、基部81との接続部分を起点として、先端部が屋外側を向く初期位置から、網戸固定框53の屋内側板部58に当接することで、先端部を屋内側に向けるように弾性変形している。
基部81の屋内側の端部には、網戸縦枠43の内側見付け面部48の屋外側の面に沿って配置される端部壁部87が設けられている。また、基部81の屋内側の端部には、見付け方向の内側に延びる延出係合部(第二係合部)88が設けられている。
端部壁部87は、網戸縦枠43の内側見付け面部48の屋外側の面に当接している。延出係合部88は、網戸縦枠43の内側見付け面部48の屋外側の面、及び内側見付け面部48の端部から屋外側に延びる係合端部(枠側係合部)49に当接している。これにより、アタッチメント8は、屋内側への移動が規制されつつ、弾性壁部86が網戸固定框53を網戸縦枠43に対して屋外側に押圧している。
本実施形態では、アタッチメント8は樹脂で構成されている。
次に、網戸固定框53及び網材70を網戸縦枠43に取り付ける取り付け方法について説明する。
作業者は、屋内側から、網戸固定框53の係合爪部55を、網戸縦枠43の第一支持壁部47aに係合させる。これにより、網戸固定框53の網戸縦枠43に対する平面視における位置決めがされる。
次に、網材70の取付板71を、網戸固定框53の底板部54、屋外側板部57、係合板部59、屋内側板部58及び支持板部60により形成された空間S内に配置する。そして、屋内側からアタッチメント8の係合壁部83を空間S内に挿入させて、弾性壁部86を網戸固定框53の屋内側板部58に近接させる方向にアタッチメント8を回転(移動)させる。アタッチメント8の延出係合部88が網戸縦枠43の内側見付け面部と係合端部49との隅部に嵌り込むと、アタッチメント8の係合壁部83が網戸固定框53の係合板部59に係合する。この際に、アタッチメント8の弾性壁部86は、網戸固定框53の屋内側板部58に当接して、基部81との接続部分を起点として、先端部が屋外側を向く初期位置から、先端部を屋内側に向けるように撓り弾性変形して、網戸固定框53を網戸縦枠43に対して屋外側に押圧する。これにより、アタッチメント8、網戸固定框53及び網材70は、網戸縦枠43に取付けられる。
網材70の交換等のメンテナンスで網材70を取り外す際には、作業者は、屋内側からアタッチメント8の突起84に指をかけて、突起84を屋外側に押す。すると、アタッチメント8の延出係合部88を網戸縦枠43の係合端部49に係合が外れて、アタッチメント8の係合壁部83と網戸固定框53の係合板部59との係合が外れ、アタッチメント8が網戸固定框53から外れる。これにより、網材70の取付板71を網戸固定框53の空間S部から取り外すことができる。
このように構成された建具100では、網戸本体5の網戸固定框53に設けられた係合爪部55を、網戸縦枠43に設けられた第一支持壁部47aに係合させることで、網戸本体5の網戸固定框53は構造物の開口部Wに設けられた網戸縦枠43に平面視における位置決めされる。係合爪部55と第一支持壁部47aとの係合箇所は見込み方向において1箇所のみであるため、網戸固定框53を網戸縦枠43に容易に係合させやすい。
また、アタッチメント8に設けられた係合壁部83を網戸固定框53に設けられた係合板部59に係合させることで、アタッチメント8は網戸固定框53に取り付けられる。また、アタッチメント8に設けられた延出係合部88を網戸縦枠43に設けられた係合端部49に係合させることで、アタッチメント8と一体となった網戸固定框53は網戸縦枠43に取り付けられる。網戸固定框53の係合爪部55を網戸縦枠43の第一支持壁部47aに係合させて網戸固定框53を網戸縦枠43に係合させた後に、アタッチメント8を網戸縦枠43に係合させて、アタッチメント8を網戸固定框53に係合させるように、係合作業を段階的に行うことができる。よって、一度に複数箇所の係合作業を行う際には係合させるために大きな力を要しハンマー等の工具が必要になるが、本発明では段階的に係合作業を行えばよいため、手で作業を行え、狭い箇所での作業性が良い。また、段階的に係合させるため、寸法精度により係合具合が硬い場合でも、係合を容易に行うことができる。
また、アタッチメント8に設けられた弾性壁部86が網戸固定框53を屋外側に押圧することで、網戸固定框53の係合爪部55と網戸縦枠43の第一支持壁部47aとがより確実に係合される。
また、アタッチメント8に設けられた突起84を屋内側から屋外側に押圧することにより、係合板部59と係合壁部83との係合、及び係合端部49と延出係合部88との係合が解除さる。よって、アタッチメント8の突起84を屋外側に押すことで、アタッチメント8は網戸固定框53及び網戸縦枠43から取り外され、網材70の交換等ができるため、メンテナンスの際の作業性がよい。
また、アタッチメント8に設けられ網戸固定框53の係合板部59と係合された係合壁部83は、係合板部59よりも見付け方向の外側に配置されている。よって、アタッチメント8の係合壁部83に物が引っかかったりして、アタッチメント8が外れてしまうことが抑制される。
なお、本発明に係る建具100は、上述した実施形態に係る建具100に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜の変更や置換等が可能である。
以下に、本発明の実施形態の変形例について説明するが、上述した実施形態で説明した部品や部材等と同一または同様なものについては、同一の符号を用いて説明する。
(変形例)
次に、本発明の一実施形態の変形例に係る建具について、主に図6に基づいて説明する。
図6は、本発明の一実施形態の変形例に係る建具を示し、図3に相当する図面のA部拡大図である。
図6に示すように、本変形例において、アタッチメント9では、基部81には、見付け方向の外側に突出する規制壁部91が設けられている。規制壁部91は、突出壁部85よりも屋内側に配置されている。規制壁部91は、網戸固定框53の支持板部60の屋外側に当接している。
基部81の屋内側の端部には、見付け方向の外側に延びる規制体92が設けられている。規制体92は、網戸固定框53の屋内側板部58の屋内側に当接または僅かに隙間を有して配置されている。アタッチメント8の規制壁部91及び規制体92は、網戸固定框53の屋内側板部58及び屋内側板部58の端部に設けられた支持板部60を見込み方向に挟み込んでいる。これにより、アタッチメント8の見込み方向の移動が規制されている。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、網戸固定框53は網戸縦枠43に取り付けられているが、障子縦枠13に直接取り付けられていてもよい。また、網戸固定框53は、上枠、下枠等に取り付けられていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、係合爪部(框側取付部)55は、網戸固定框53の上下方向に沿って略全長に配置されているが、本発明はこれに限られない。框側取付部が上下方向で分断されている構成、換言すると複数の框側取付部が上下方向に間隔を有して配置されていてもよい。
また、枠側取付部と框側取付部とは見込み方向において2箇所に設けられている場合には、2箇所の框側取付部の係合突起がともに屋外側を向くように設けられ、係合しやすい構成であってもよい。また、係合突起は、上下方向に連続して設けられておらず、上下方向に分断されて設けられた構成であってもよい。
また、上記に示す実施形態では、建具100として縦辷り出し窓を例に挙げて説明したが、框ドア等の他の建具100にも適用可能である。
1…障子枠体
2…障子
3…網戸体
4…網戸枠体(枠体)
5…網戸本体(網戸)
8,9…アタッチメント
11…障子上枠
12…障子下枠
13…障子縦枠
14…障子見込み面部
15…外側延出壁部
16…内側延出壁部
20…障子框体
21…障子上框
22…障子下框
23…障子縦框
26…ガラス保持溝
28…網戸保持部
29…複層ガラス
41…網戸上枠
42…網戸下枠
43…網戸縦枠
46…網戸見込み面部
47…外側見付け面部
47a…第一支持壁部(枠側取付部)
47b…第二支持壁部
48…内側見付け面部
49…係合端部(枠側係合部)
50…網戸框体(框体)
51…網戸上框
52…網戸下框
53…網戸固定框
54…底板部
55…係合爪部(框側取付部)
56…屋内側壁部
57…屋外側板部
58…屋内側板部
59…係合板部(框側係合部)
60…支持板部
66…網戸可動框
70…網材
71…取付板
81…基部(連結部)
82…延出壁部
83…係合壁部(第一係合部)
84…突起
85…突出壁部
86…弾性壁部(押圧部)
87…端部壁部
88…延出係合部(第二係合部)
100…建具
S…空間
W…開口部

Claims (5)

  1. 構造物の開口部に設けられる枠体と、
    該枠体の内部に設けられた網戸と、を備え、
    該網戸は、
    前記枠体に取り付けられる框体と、
    該框体に連結された網材と、を有し、
    前記框体には、前記枠体に設けられた枠側取付部と係合可能な框側取付部が見込み方向において少なくとも1箇所に設けられていることを特徴とする建具。
  2. 前記框体に係合されるアタッチメントを備え、
    該アタッチメントは、
    前記框体に設けられた框側係合部と係合可能な第一係合部と、
    前記枠体に設けられた枠側係合部と係合可能な第二係合部と、を有する請求項1に記載の建具。
  3. 前記アタッチメントは、前記框体を屋外側に押圧する押圧部を有し、前記框体よりも屋内側に配置されている請求項2に記載の建具。
  4. 前記アタッチメントは、
    前記第一係合部と前記第二係合部とを連結する連結部と、
    該連結部に設けられた突起と、を有し、
    該突起が屋内側から屋外側に押圧されることにより、前記框側係合部と前記第一係合部との係合、及び前記枠側係合部と前記第二係合部との係合が解除される請求項2または3に記載の建具。
  5. 前記第一係合部及び前記框側係合部は、見込み方向に沿って配置され、
    前記第一係合部は、前記框側係合部よりも見付け方向の外側に配置されている請求項2から4のいずれか一項に記載の建具。
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