JP2015227567A - 開口部装置 - Google Patents
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Abstract
Description
網戸3は、見付方向に移動可能な可動框34と、可動框の移動に伴って伸縮可能な網材4と、を有する。網戸3については、後段で詳述する。
なお、本実施形態に係る開口部装置1は、枠体10内に納められた戸体2を、吊元側の縦框回りに回転させることで外側に開放可能な縦辷り出し窓である。
金属上枠111は、屋外側の外側金属上枠111aと、屋内側の内側金属上枠111bと、を有する。金属上枠111は、外側金属上枠111a及び内側金属上枠111bによって挟まれて、これらを連結する樹脂製のブリッジ材111cを更に有する。また、金属上枠111は、屋外側に配置されるパッキン111dを更に有する。
また、金属上枠111と樹脂上枠112との間には、複数の突出部112bによって仕切られる複数の空気室113cが形成される。
金属上框211は、屋外側から鉛直方向に立設する金属上框立設部211aを有する。金属上框211は、先端がパッキン111dに当接する。
樹脂上框212は、複数の断面矩形状の空気室213aを形成する格子状部212aを有する。格子状部212aは、屋内側においてパッキン112gに当接する。
戸体2は、上側アーム91及び下側アーム92によってそれぞれ上枠11及び下枠12と連結され、枠体10内に吊り込まれる。
吊元側の縦枠13は、屋外側に配置されたアルミ合金等の金属からなる金属縦枠131と、その屋内側に配置され且つ塩化ビニル樹脂等の合成樹脂からなる樹脂縦枠132と、を有する。
金属縦框231は、屋外側から吊元方向に延出する金属縦框横設部231aを有する。金属縦框231は、金属縦框横設部231aの先端に配置され且つ金属縦枠131に当接するパッキン231bを有する。
樹脂縦框232には、断面矩形状の空気室233aが形成される。中空部232aは、屋内側においてパッキン132f,132gに当接する。
更に、網戸3が閉じられた状態の場合には、網材4自体の断熱性や網材4とガラス100との間に形成される空気層によって屋内側に冷気が伝わり難くなる。
このように、開口部装置1は、非常に断熱性能が高い。
網戸3は、上框31と、下框32と、固定框33と、可動框34と、戸当り枠35と、網材4と、ワイヤ51,52,53と、固定側取付板6と、可動側取付板7と、固定調整部材8と、を備える。
また、戸当り枠35は、戸当り枠本体351の戸先側に設けられた爪351a,351aにより樹脂縦枠142(縦枠14)の溝142c内に係止されている。これにより、工具で容易に取り外しできるようになっている。
網材4は、固定框33に後述する固定側取付板6を介して取り付けられる。また、網材4は、可動框34に後述する可動側取付板7を介して取り付けられる。
可動側取付板7は、可動框34と網材4の間に可動框34に沿って延設され、ワイヤ51,52,53が挿通される挿通孔71を有する。挿通孔71にはガイド部材7aが嵌め込まれている。
ここで、図5は、戸当り枠35の下端部近傍の拡大斜視図である。図6は、端部キャップ352の構成を示す斜視図である。
図5に示すように、戸当り枠35の下端部には、端部キャップ352が取り付けられている。なお、戸当り枠35の上端部にも同様の端部キャップ352が設けられているが、以下では、下端部に設けられた端部キャップ352についてのみ説明する。
一対の第1嵌合凸部352b,352bは、本体部352aの上面の見付方向内側において、互いに所定の間隔を空けて設けられる。これら一対の第1嵌合凸部352b,352bは、上方に突出する四角柱形状に形成される。
第2嵌合凸部352cは、本体部352aの上面の見付方向外側に形成される。この第2嵌合凸部352cは、上方に突出する四角柱形状であり、見込方向に所定長さ延びて形成される。
これら一対の第1嵌合凸部352b,352b及び第2嵌合凸部352cは、図示しない戸当り枠35(戸当り枠本体351)の下端部内に設けられた嵌合凹部にそれぞれ嵌合される。
ここで、図7は、戸当り枠35及び端部キャップ352の取り外し方法を説明するための図である。具体的には、図7は、戸当り枠の端部キャップ352の溝にマイナスドライバSの先端部を差し込んだ状態を示す図である。
図7に示すように、また上述したように、戸当り枠35の端部キャップ352の見込面に形成された溝352dは、マイナスドライバSの先端部を差し込み可能な形状となっている。そのため、先ず、マイナスドライバSの先端部を、溝352d内に差し込む。そして、この状態で、マイナスドライバSを手前側に引き出す。すると、樹脂縦枠142の溝142c内に設けられている図7においては図示しない爪351a,351aによる戸当り枠の係止が解除される。これにより、端部キャップ352及び戸当り枠35を樹脂縦枠142から容易に取り外すことができるようになっている。
本実施形態では、蛇腹状(プリーツ状)の網材を備える収納式の網戸3において、その戸当り枠35を、樹脂縦枠142(縦枠14)の溝142c内に収納して固定した。また、樹脂縦枠142に収納される戸当り枠35の延設方向の両端部に、その見込面に溝352dが形成された端部キャップ352を設けた。
これにより、例えばマイナスドライバS等の工具の先端部を、端部キャップ352の溝352dに差し込んで手前に引き出すことで、溝142c内に収納されていた戸当り枠35を容易に取り外すことができる。従って本実施形態によれば、戸当り枠35が樹脂縦枠142(縦枠14)の溝142c内に収納されて高い意匠性が得られるうえ、縦枠14や戸当り枠35を傷付けることなく、容易に戸当り枠35を取り外すことができる。
上記実施形態では、本発明に係る網戸3を縦辷り出し窓に適用したが、これに限定されない。例えば、横辷り出し窓や引き違い窓の他、玄関に適用することもできる。
上記実施形態では、戸当り枠35の延設方向(上下方向)の両端部(上下端部)に、見込面に溝を有する端部キャップ352を設けたが、これに限定されない。両端部のいずれか一方のみに設けてもよい。
上記実施形態では、端部キャップ352の見込面に形成した溝352dの形状を、マイナスドライバSの先端部が差し込み可能な形状としたが、これに限定されない。種々の工具の先端部の形状に応じて、当該先端部を差し込み可能な形状であればよい。
10…枠体
14…縦枠(枠材)
142c…溝(収納溝)
3…網戸(障子)
33…固定框
34…可動框
35…戸当り枠
352d…溝
352…端部キャップ
4…網材
51,52,53…ワイヤ
Claims (3)
- 建物の開口部に取り付けられる枠体と、
前記枠体内に納められる障子と、を備える開口部装置であって、
前記障子は、前記枠体を構成する一の枠材に形成された収納溝内に収納されて固定される戸当り枠を備え、
前記戸当り枠は、その延設方向の両端部のうち少なくとも一方に取り付けられ且つその見込面に溝が形成された端部キャップを備えることを特徴とする開口部装置。 - 前記溝は、工具が差し込み可能であることを特徴とする請求項1に記載の開口部装置。
- 前記障子は、
前記一の枠材に対向する枠材に形成された収納溝内に収納されて固定される固定框と、
前記戸当り枠と前記固定框の間を見付方向に移動可能な可動框と、
前記固定框と前記可動框との間に配置され、一端が前記固定框に固定されるとともに他端が前記可動框に固定されて前記可動框の移動に伴って伸縮可能な網材と、
一端が前記戸当り枠に固定され、前記可動框から前記固定框まで前記網材を縫って掛け渡されるワイヤと、を備え、
前記端部キャップには、前記ワイヤの一端が挿通されて固定されることを特徴とする請求項2に記載の開口部装置。
Priority Applications (1)
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JP2014113387A JP6377414B2 (ja) | 2014-05-30 | 2014-05-30 | 開口部装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018105069A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | 株式会社Lixil | 建具 |
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JP4833332B2 (ja) * | 2006-03-27 | 2011-12-07 | ヴィーケーアール・ホールディング・アー・エス | 窓またはドアの枠内に設けられるスクリーニング装置を支持するブラケット部材、連結部材、窓またはドア、およびスクリーニング装置 |
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- 2014-05-30 JP JP2014113387A patent/JP6377414B2/ja active Active
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