JP5391108B2 - 建具 - Google Patents

建具 Download PDF

Info

Publication number
JP5391108B2
JP5391108B2 JP2010041456A JP2010041456A JP5391108B2 JP 5391108 B2 JP5391108 B2 JP 5391108B2 JP 2010041456 A JP2010041456 A JP 2010041456A JP 2010041456 A JP2010041456 A JP 2010041456A JP 5391108 B2 JP5391108 B2 JP 5391108B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface portion
frame
face
inclined surface
sliding contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010041456A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011179167A (ja
Inventor
崇司 堀井
雅也 内田
Original Assignee
Ykk Ap株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ykk Ap株式会社 filed Critical Ykk Ap株式会社
Priority to JP2010041456A priority Critical patent/JP5391108B2/ja
Priority to TW100105722A priority patent/TWI441978B/zh
Publication of JP2011179167A publication Critical patent/JP2011179167A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5391108B2 publication Critical patent/JP5391108B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Description

本発明は、建具に関し、詳しくは、枠体と、この枠体に開閉自在に支持される面材とを備えた建具に関する。
従来、枠体に障子が開閉自在に支持された窓やドア等の建具において、障子の縦框に開閉用のハンドル、およびハンドルと連動する回転カムを設け、この回転カムと係合する引寄具を縦枠に設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この建具では、引寄具の案内部に回転カムを案内する傾斜面が形成されており、障子を閉鎖してハンドルを回転することで回転カムが傾斜面に案内されつつ引寄具に係合され、この係合によって閉鎖した障子を屋内側に引き寄せることにより、縦框と縦枠の気密材とを互いに押圧して気密性が確保できるように構成されている。
特開平8−254082号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載された従来の建具では、ハンドル操作によって回転カムを引寄具に係合させる構成であるため、ハンドルおよびその操作が必須となるとともに、ハンドル操作が不十分で係合不足となった場合には、気密性が損なわれてしまう可能性がある。
また、一般的な建具では、枠と障子とは戸先側の錠装置によって施錠され、障子(框)の移動が拘束されるようになっているものの、蝶番やピボットヒンジ、支持ステーなどで支持される吊り元側には錠装置が設けられず、閉鎖状態における吊り元側框の拘束が不十分になる可能性がある。このため、人がもたれ掛かる力や風圧力などの面外方向の力が障子に作用した場合に、吊り元側框が枠から離れてしまって気密材を離隔し、これによって気密性が損なわれてしまう可能性もある。
本発明の目的は、枠体に対して面材を確実に引き寄せて気密性を確保するとともに、面外方向の力が面材に作用した場合でも面材の変形を抑制することができる建具を提供することにある。
本発明の建具は、枠体と、この枠体に開閉自在に支持される面材と、閉鎖した前記面材を引き寄せる引寄部材とを備えた建具であって、前記引寄部材は、前記枠体を構成する少なくとも1つの枠材に設けられる第1部材と、閉鎖した際に前記枠材と接近する前記面材の端縁に設けられる第2部材とを有して構成され、前記第1および第2の部材は、それぞれ前記枠材または前記面材の端縁に固定されるベース部と、各々のベース部から突出して設けられて互いに摺接可能な摺接面部とを有し、前記面材の閉鎖に伴って当該第1および第2の部材の摺接面部同士が互いに摺接することで当該面材を見込み方向一方側に引き寄せ可能に構成され、前記第1および第2の部材のうちの一方には、前記摺接面部よりも突出しかつ見込み方向に交差して設けられる突出面部が形成され、前記第1および第2の部材のうちの他方には、前記摺接面部よりも没入しかつ見込み方向に交差して設けられる没入面部が形成され、前記閉鎖した面材に他方側への力が作用して前記端縁が移動や変形した場合に、前記突出面部と前記没入面部とが互いに当接可能に構成されていることを特徴とする。
ここで、本発明の建具としては、開き形式のドアや開き窓の他に、突き出し形式や外倒し形式、さらには両開き形式の窓などであってもよいし、さらには引違い形式や片引き形式の戸や窓であってもよいし、その他、上げ下げ窓や縦または横の辷出し窓、縦軸または横軸の回転窓など、各種開閉形式の窓であってもよい。さらに、本発明の建具は、建物の外壁開口部に設けられて屋内外の空間を仕切るものに限らず、屋内空間の隣り合う空間、例えば部屋同士や部屋と廊下、あるいは脱衣室と浴室などを仕切るものであってもよい。
以上の本発明によれば、枠材に設けた第1部材の摺接面部と面材の端縁に設けた第2部材の摺接面部とが互いに摺接し、この摺接により面材を見込み方向一方側に引き寄せることで、面材の閉鎖動作に伴って面材を引き寄せることができ、従来の建具のようなハンドル操作を不要にして、自動的かつ確実に面材を引き寄せることができ、気密性を確保することができる。また、閉鎖した面材に力が加わって端縁が見込み方向他方側に移動や変形した場合に、第1および第2の部材の突出面部と没入面部とが互いに当接することで、この当接により端縁の移動や変形を規制することができ、面材の過大な変形によって気密材とに隙間が生じることを防止して気密性を確保することができる。すなわち、突出面部や没入面部は、それぞれ見込み方向に所定角度で交差して設けられ、見込み方向と平行ではないことで、これらが互いに当接することによって面材の端縁の見込み方向への移動が規制可能に構成されている。
この際、本発明の建具では、前記面材は、上下左右いずれかの吊元側が前記枠体に支持されて戸先側が他方側に開放可能に構成され、前記吊元側の枠材である縦枠に前記第1部材が設けられ、当該面材の端縁である吊元側框に前記第2部材が設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、上下左右の吊り元側が回転自在に支持された開き形式の建具(開き窓やドア、突き出し窓、内倒し窓等)における吊元側の枠体および面材に引寄部材を設けることで、通常は錠装置などが設けられない吊元側框の変形を抑制することができ、吊元側框を確実に引き寄せて気密性を確保することができる。
また、本発明の建具では、前記第1および第2の部材のうちの少なくとも一方の前記摺接面部は、見込み方向に沿って所定の傾斜角度を有した傾斜面部として形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、摺接面部を傾斜面部として形成し、この傾斜面部に沿って第1および第2の部材を互いに摺接させることで、面材を見込み方向一方側に確実に引き寄せることができる。さらに、力が加わって面材の端縁が見込み方向他方側に移動したり変形したりした場合にも、第1および第2の部材が傾斜面部に沿って摺接することで、摩擦抵抗を発揮して過大な変形を抑制することができる。
さらに、本発明の建具では、前記第1部材は、前記傾斜面部と前記突出面部とを有して形成され、当該突出面部を挟んで当該傾斜面部が一対で設けられ、前記第2部材は、前記傾斜面部と前記没入面部とを有して形成され、当該没入面部を挟んで当該傾斜面部が一対で設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、一対の傾斜面部の間に突出面部を設けて第1部材を形成し、一対の傾斜面部の間に没入面部を設けて第2部材を形成することで、見込み方向他方側への面材の端縁の移動や変形を規制する際に、第1および第2の部材における作用力の偏心をなくして付加モーメントの発生を抑制することができる。すなわち、他方側への面材のの端縁の移動や変形時に、先ずは第1および第2の部材が傾斜面部同士が摺接し、その後さらに突出面部と没入面部とが当接することとなるが、互いに摺接する一対の傾斜面部同士の摩擦力の重心位置と、互いに当接する突出面部と没入面部との当接力の作用位置とが大きくずれることがないので、付加モーメントの発生を抑えることができ、面材の変形をより確実に抑制することができる。
本発明の実施形態に係る建具を示す横断面図である。 前記建具の一部を拡大して示す横断面図である。 前記建具における引寄部材の第1部材を示す斜視図である。 前記建具における引寄部材の第2部材を示す斜視図である。 前記引寄部材の動作を示す横断面図である。 前記引寄部材の他の動作を示す横断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る建具としての開き窓1を図面に基づいて説明する。
図1において、開き窓1は、建物の外壁開口部に設けられて一方側である屋内空間と他方側である屋外空間とを仕切る外開き形式の窓であって、建物躯体に固定される枠体としての窓枠2と、この窓枠2に開閉自在に支持される面材としての障子3とを備えて構成されている。窓枠2は、それぞれアルミ形材製の上枠(不図示)、下枠5、および左右の縦枠6,7を四周枠組みして形成され、障子3は、図中左側に位置する吊元側の縦枠6に図示しない蝶番を介して開閉可能に支持され、図中右側に位置する戸先側の縦枠7に施錠装置8で施錠可能に構成されている。
障子3は、上框(不図示)、下框12および左右の縦框13,14を四周框組みした内部にガラスパネル15を嵌め込んで構成され、面材の端縁としての吊元側の縦框(吊元側框)13が縦枠6に支持され、戸先側の縦框14に設けたハンドル16によって開閉操作されるようになっている。また、障子3の吊り元側の縦框13と縦枠6とには、閉鎖した障子3を屋内側(見込み方向一方側)に引き寄せる引寄部材20が設けられている。
縦枠6,7は、見込み方向(屋内外方向)に延びる縦枠見込み面部61,71と、この縦枠見込み面部61,71の屋内側端部から見付け方向外側(建物躯体側)に延びる屋内側見付け面部62,72と、縦枠見込み面部61,71の屋外側端部から見付け方向外側に延びる屋外側見付け面部63,73と、縦枠見込み面部61,71の屋内寄りの中間位置から見付け方向内側(開口部中央側)に延びる気密材保持部64,74とを有して形成されている。気密材保持部64,74の先端屋外側には、閉鎖した障子3の縦框13,14の縦框屋内面132,142に当接可能な気密材65,75が保持されている。
障子3の縦框13,14は、アルミ形材製の中空部材で構成され、縦枠見込み面部61,71に対向する縦框見込み面部131,141と、屋内空間に面する縦框屋内面132,142と、屋外空間に面する縦框屋外面133,143とを有して形成されている。さらに、縦框見込み面部131,141には、屋内側および屋外側に対向して折れ曲がった一対の係止片部134,144が形成されている。また、縦框屋外面133,143の見付け方向外側端部には、止水材135,145が取り付けられ、これらの止水材135,145が縦枠見込み面部61,71に当接可能になっている。
施錠装置8は、縦框14の中空内部に設けられてハンドル16に連結された図示しない錠本体と、縦框14に沿って設けられ一対の係止片部144間に案内されるリンケージバー81と、このリンケージバー81の長手方向の所定位置(1箇所や複数箇所)に固定される係合ピン82と、縦枠7の縦枠見込み面部71に固定されて係合ピン82と係合可能な錠受け83とを備えて構成されている。そして、施錠装置8は、ハンドル16の回転操作によってリンケージバー81および係合ピン82が上下移動可能とされ、この上下移動に伴って係合ピン82が錠受け83に係合する施錠位置と、錠受け83との係合が外れる解錠位置とに切り替え可能に構成されている。また、錠受け83には、適宜な傾斜が形成されており、係合ピン82が係合する際に屋内側に引き寄せるように構成され、これにより縦框屋内面142を気密材75に押圧できるようになっている。
引寄部材20は、図2にも示すように、縦枠6の縦枠見込み面部61に固定される第1部材20Aと、縦框13の縦框見込み面部131に固定される第2部材20Bとを備えて構成されている。
第1部材20Aは、図3にも示すように、縦枠見込み面部61にビス止め固定されるベース部21と、このベース部21から見付け方向内側に突出する断面略三角形状の引寄部22と、引寄部22の略中央に突出して設けられる凸部23とを有して形成されている。引寄部22は、凸部23を挟んで一対で設けられる摺接面部である傾斜面部24を有し、凸部23は、傾斜面部24よりも突出しかつ見込み方向に略直交して設けられる突出面部25を有して形成されている。ベース部21には、ビス止め用のビス挿通孔211が2箇所に形成されており、これらのビス挿通孔211は、それぞれ見込み方向に対して所定角度だけ傾斜した長孔で形成されている。従って、第1部材20Aは、縦枠6に対して見込み方向および上下方向の二方向に位置調節可能に構成されている。なお、ビス挿通孔211は、見込み方向に平行な長孔とされてもよいし、2箇所のビス挿通孔211が互いに反対向きの傾斜を有して形成されてもよい。
一方、第2部材20Bは、図4にも示すように、一対の係止片部134間にビス止め固定されるベース部26と、このベース部26から見付け方向外側に突出する断面略三角形状の引寄部27と、引寄部27の略中央に凹んで設けられる凹部28とを有して形成されている。引寄部27は、凹部28を挟んで一対で設けられる摺接面部である傾斜面部29を有し、凹部28は、傾斜面部29よりも没入しかつ見込み方向に略直交して設けられる没入面部30を有して形成されている。なお、第2部材20Bにおいても、第1部材20Aのビス挿通孔211と同様の長孔によってベース部26のビス挿通孔が形成され、縦框13に対して見込み方向および上下方向に位置調節可能に構成されていてもよい。
以上の引寄部材20は、図5に示すように、開放した障子3を閉じる際に、第1部材20Aの傾斜面部24と第2部材20Bの傾斜面部29とが互いに摺接し、障子3を閉鎖した状態で傾斜面部24,29同士が互いに密接するようになっており、これによって縦框13および障子3を屋内側に引き寄せることで、縦框屋内面132を気密材65に押圧できるようになっている。また、傾斜面部24,29同士が摺接する際には、第1部材20Aの凸部23が第2部材20Bの凹部28に所定間隔を介して遊挿され、凸部23が第2部材20Bに接触しないようになっている。
一方、図6に示すように、閉鎖した障子3に風圧力などが作用して縦框13が屋外側(見込み方向他方側)に撓んだ場合に、先ずは傾斜面部24,29同士が摺接して摩擦力を生じることで撓みを抑制する。それ以上の力が作用した場合には、さらに相対移動した第1部材20Aおよび第2部材20Bの突出面部25と没入面部30とが当接することで、それ以上の相対移動を規制し、縦框13の撓みを抑制することができ、障子3の過大な変形によって気密材65とに大きな隙間が生じることが防止できるようになっている。
以上のような本実施形態によれば、障子3の閉鎖動作に伴って第1部材20Aの傾斜面部24と第2部材20Bの傾斜面部29とが互いに摺接し、この摺接により障子3の縦框13を屋内側に引き寄せることができ、従来のように手動のハンドル操作を不要にして、自動的かつ確実に障子3を引き寄せて気密性を確保することができる。また、閉鎖した障子3に力が加わって縦框13が屋外側に撓んだ場合に、第1部材20Aの突出面部25と第2部材20Bの没入面部30とが互いに当接し、この当接により縦框13の撓みが規制されるので、障子3の過大な変形を抑制して気密性を確保することができる。一方、障子3の戸先側では、施錠装置8の係合ピン82と錠受けとの係合によって縦框14が屋内側に引き寄せられ、縦框14の撓みが防止されているので気密性が確保されている。また、引寄部材20の第1部材20Aおよび第2部材20Bがそれぞれ上下対称形状に形成され、各々の高さ方向略中央に設けられた突出面部25と没入面部30とが当接することで、引寄部材20に生じる付加モーメントを抑えることができ、障子3の変形をより確実に抑制することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態において、建具の一例として開き窓1を例示したが、本発明の建具は、ドアであってもよいし、突き出し形式や外倒し形式、さらには両開き形式の窓等であってもよいし、さらには引違い形式や片引き形式の戸や窓でもよく、さらに上げ下げ窓や、縦または横の辷出し窓、縦軸または横軸の回転窓などの各種開閉形式を有する窓であってもよい。
また、前記実施形態において、開き窓1は、一方側である屋内空間と他方側である屋外空間とを仕切るものを例示したが、本発明の建具は屋内外を仕切るものに限らず、例えば、隣り合う部屋同士を仕切る出入り口であってもよいし、脱衣室(見込み方向一方側の空間)と浴室(見込み方向他方側の空間)とを仕切る浴室出入り口などであってもよい。
また、前記実施形態において、引寄部材20は吊元側の縦枠6および縦框13に設けられていたが、戸先側の縦枠7および縦框14に設けてもよく、吊元側と戸先側の両方の縦枠6、7および縦框13,14に設けてもよい。さらに、上枠および上框に引寄部材20を設けてもよいし、下枠5および下框12に引寄部材20を設けてもよい。
また、前記実施形態では、引寄部材20の第1部材20Aに凸部23および突出面部25を形成し、第2部材20Bに凹部28および没入面部30を形成したが、これに限らず、第1部材20Aに凹部28および没入面部30を形成して第2部材20Bに凸部23および突出面部25を形成してもよい。さらに、第1部材20Aおよび第2部材20Bの両方に傾斜面部24,29が形成されるものに限らず、第1部材20Aおよび第2部材20Bのいずれか一方のみに傾斜面部が形成されていてもよく、その場合、他方には、傾斜面部に摺接する平面や曲面、摩擦軽減面などが形成されていてもよいし、あるいは他方に傾斜面部を転動するローラーなどが設けられていてもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1…開き窓(建具)、2…窓枠(枠体)、3…障子(面材)、6…縦枠(枠材)、13…縦框(端縁)、20…引寄部材、20A…第1部材、20B…第2部材、21,26…ベース部、24,29…傾斜面部(摺接面部)、25…突出面部、30…没入面部。

Claims (4)

  1. 枠体と、この枠体に開閉自在に支持される面材と、前記面材を引き寄せる引寄部材とを備えた建具であって、
    前記引寄部材は、前記枠体を構成する少なくとも1つの枠材に設けられる第1部材と、閉鎖した際に前記枠材と接近する前記面材の端縁に設けられる第2部材とを有して構成され、
    前記第1および第2の部材は、それぞれ前記枠材または前記面材の端縁に固定されるベース部と、各々のベース部から突出して設けられて互いに摺接可能な摺接面部とを有し、前記面材の閉鎖に伴って当該第1および第2の部材の摺接面部同士が互いに摺接することで当該面材を見込み方向一方側に引き寄せ可能に構成され、
    前記第1および第2の部材のうちの一方には、前記摺接面部よりも突出しかつ見込み方向に交差して設けられる突出面部が形成され、前記第1および第2の部材のうちの他方には、前記摺接面部よりも没入しかつ見込み方向に交差して設けられる没入面部が形成され、前記閉鎖した面材に他方側への力が作用して前記端縁が移動や変形した場合に、前記突出面部と前記没入面部とが互いに当接可能に構成されている建具。
  2. 前記面材は、上下左右いずれかの吊元側が前記枠体に支持されて戸先側が他方側に開放可能に構成され、前記吊元側の枠材である縦枠に前記第1部材が設けられ、当該面材の端縁である吊元側框に前記第2部材が設けられている請求項1に記載の建具。
  3. 前記第1および第2の部材のうちの少なくとも一方の前記摺接面部は、見込み方向に沿って所定の傾斜角度を有した傾斜面部として形成されている請求項1または請求項2に記載の建具。
  4. 前記第1部材は、前記傾斜面部と前記突出面部とを有して形成され、当該突出面部を挟んで当該傾斜面部が一対で設けられ、
    前記第2部材は、前記傾斜面部と前記没入面部とを有して形成され、当該没入面部を挟んで当該傾斜面部が一対で設けられている請求項3に記載の建具。
JP2010041456A 2010-02-26 2010-02-26 建具 Active JP5391108B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010041456A JP5391108B2 (ja) 2010-02-26 2010-02-26 建具
TW100105722A TWI441978B (zh) 2010-02-26 2011-02-22 拉門機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010041456A JP5391108B2 (ja) 2010-02-26 2010-02-26 建具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011179167A JP2011179167A (ja) 2011-09-15
JP5391108B2 true JP5391108B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=44690961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010041456A Active JP5391108B2 (ja) 2010-02-26 2010-02-26 建具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5391108B2 (ja)
TW (1) TWI441978B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140047284A (ko) * 2012-10-12 2014-04-22 (주)엘지하우시스 수평 이동 기능을 갖는 창호

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002206377A (ja) * 2001-01-12 2002-07-26 Kitajima Diecast Kogyosho:Kk 閉塞保持装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW201135054A (en) 2011-10-16
TWI441978B (zh) 2014-06-21
JP2011179167A (ja) 2011-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5391108B2 (ja) 建具
JP6491500B2 (ja) 網戸
JP5620312B2 (ja) 閉鎖維持装置および建具
JP5391125B2 (ja) 建具
JP6890429B2 (ja) 建具
JP5328746B2 (ja) 建具
JP6647927B2 (ja) 建具
JP6423299B2 (ja) 網戸付きサッシ
JP3971590B2 (ja) 引き違い折畳み開閉自在のサッシ
JP4852578B2 (ja) 機能面材の取付構造、取付方法および建具
JP4860943B2 (ja) 扉装置
JP5097509B2 (ja) 折畳戸のロック装置
JP6669555B2 (ja) 建具
JP6291319B2 (ja) グレモンハンドル構造およびグレモンハンドル構造が設けられたサッシ
JP4637886B2 (ja) 建具および建具の施工方法
JP5627115B2 (ja) 建具
JP6682461B2 (ja) 建具
JP2017214724A (ja) 折戸
US1046667A (en) Window-screen hanger.
JP4408280B2 (ja) 折戸
JP2991682B2 (ja) 横引シャッター雨戸
JP2009243181A (ja) 耐震ドア
JP4469147B2 (ja) 引違い折畳み開閉自在のサッシ
KR101817571B1 (ko) 양방향 폴딩도어
JP2023160115A (ja) 片引戸

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5391108

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250