JP5174744B2 - 開口部装置 - Google Patents
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Description
枠体10は、上下のそれぞれに水平に配置される長尺部材である横枠11、12、及び当該横枠11、12の端部を渡して設けられる長尺部材である縦枠14、15を備え、これらが枠状に形成されている。
縦枠14、15の見付け方向内側面には、見込み方向室内側に、室内側樹脂縦枠50、51が取り付けられている。室内側樹脂縦枠50、51は、図4に示される断面において、見付け方向に延びる片50a、51aと、当該片50a、51aの見付け方向外側端部から、見込み方向室外側に延びる片50b、51bと、片50a、51aの見付け方向内側端部から、見込み方向室内側に延びる片50c、51cとを有して、紙面奥手前に延在している。このうち、片50b、51bが、ネジ等の固定部材60、61により、縦枠14、15に取り付けられて、室内側樹脂縦枠50、51が縦枠14、15に固定されている。室内側樹脂縦枠50、51により縦枠14、15の室内側表面が覆われることで、縦枠14、15の室内側露出部分が縮小され、縦枠14、15を介しての室内外の熱伝達が抑制される。従って、断熱性に優れる開口部装置100とすることができる。また、片50aの見込み方向室外側面には、突起50dが設けられており、ここに縦枠カバー70の爪部70d(図5参照)が掛止されて、縦枠カバー70の室内側が固定される。さらに、片50a、51aの見込み方向室内側面には、掛止部50e、51eが設けられ、縦枠14、15の片14e、15eに掛止されている。
縦枠カバー70は、縦枠14の見付け方向内側であって室内側樹脂縦枠50の見込み方向室外側に取り付けられ、後述する戸先框23を室内視で隠蔽するとともに、固定部材60を隠蔽する部材である。縦枠カバー70の構成及び取り付け方法については、後で詳細に説明する。
障子20は、外障子に相当する障子で、上横框21、下横框22、戸先框23、外召し合わせ框24、ガラスパネル25、及び引手27が備えられている。
上横框21は、図2に表される断面において、見込み方向室内側に面する室内側片21aと、見込み方向室外側に面する室外側片21bと、ガラスパネル25の外縁を覆うように略コ字状に形成されたコ字状被覆片21cとを有して、紙面奥手前に延在している。また、コ字状被覆片21cとガラスパネル25とは接着手段28を介して直接接着され、上横框21とガラスパネル25とが一体とされている。上横框21とガラスパネル25とが直接接着されることで、上横框21の見付け幅を縮小することができ、ガラスパネル25の採光面積を拡大することができる。また、外観視において框の与える影響が少なくなり、シンプルで外観に優れた開口部装置とすることができる。さらに、ガラスパネル部分をより大きくとることができるので、断熱性に優れる開口部装置とすることができる。
下横框22は、図2で示される断面において、見込み方向室内側に面する室内側片22aと、見込み方向室外側に面する室外側片22bと、ガラスパネル25の外縁を覆うように略コ字状に形成されたコ字状被覆片22cとを有して、紙面奥手前に延在している。また、コ字状被覆片22cとガラスパネル25とは接着手段28を介して直接接着され、下横框22とガラスパネル25とが一体とされている。下横框22とガラスパネル25とが直接接着されることで、下横框22の見付け幅を縮小することができ、ガラスパネル25の採光面積を拡大することができる。また、外観視において框の与える影響が少なくなり、シンプルで外観に優れた開口部装置とすることができる。さらに、ガラスパネル部分をより大きくとることができるので、断熱性に優れる開口部装置とすることができる。一方、下横框22の、片22a〜22cによって囲まれる空間には戸車28が備えられ、当該戸車28は、下横枠12の片12gに載置されることで障子20がスライド可能とされている。また、片22bの見込み方向室内側面にはフィンが設けられ、下横枠12の片12gと接することで障子20下縁の水密気密が保たれている。
戸先框23は、図4で示される断面において、室内側片23a、室外側片23b、及び略コ字状に形成されたコ字状被覆片23cを有して、紙面奥手前に延在している。これら片23a〜23cは一体に形成されており、コ字状被覆片23cとガラスパネル25とが、接着剤等の接着手段28により直接接着されることで、戸先框23とガラスパネル25とが一体とされている。戸先框23とガラスパネル25とが直接接着されることで、戸先框23の見付け幅を縮小することができ、ガラスパネル25の採光面積を拡大することができる。また、外観視において框の与える影響が少なくなり、シンプルで外観に優れた開口部装置100とすることができる。戸先框23の片23bの見込み方向室内側面にはフィンが設けられ、縦枠14の片14cと接することで障子20横縁の水密気密が保たれている。また、図1に示されるように、戸先框23の略中央部には引手27が設けられ、障子20を見付け方向に容易にスライド可能としている。
外召し合わせ框24は、外召し合わせ部に用いられる縦框である。外召し合わせ框24は、図4で示される断面において、略矩形状の矩形部24aと略コ字状のコ字状被覆片24cとを有して、紙面奥手前に延在している。矩形部24aは障子20の見付け方向外側に面して形成されている。また、矩形部24aの見込み方向室内側面には、爪部24eが設けられており、内召し合わせ框34の爪部34eと係合可能とされている。コ字状被覆片24cは、障子20において矩形部24aの見付け方向内側に形成され、当該コ字状内部にガラスパネル25の外縁が挿入されている。これら矩形部24a及びコ字状被覆片24cは一体に形成されており、コ字状被覆片24cとガラスパネル25とが接着剤等の接着手段28により直接接着されることで、外召し合わせ框24とガラスパネル25とが一体とされている。外召し合わせ框24とガラスパネル25とが直接接着されることで、外召し合わせ框24の見付け幅を縮小することができ、ガラスパネル25の採光面積を拡大することができる。また、外観視において框の与える影響が少なくなり、シンプルで外観に優れた開口部装置とすることができる。また、外召し合わせ框24の略中央部には施錠装置40が設けられ、障子20、30の施錠及び開錠を可能としている。
ガラスパネル25は、いわゆる複層ガラスパネルであり、矩形板状である2枚の板ガラスが室内外方向に所定の間隔を有して並列されている。当該2枚の板ガラスの間隙により形成される空間のうち、その外周端部には該外周端部に沿ってスペーサ26a〜26dが配置されている。スペーサ26a〜26dは、シール部材を備え、これにより、2枚の板ガラスを一体に保持して水密気密を得ることができる。また、スペーサ26a〜26dに乾燥剤を含ませれば、空間内側を適切な湿度に保つことも可能となる。
障子30は、内障子であり、上横框31、下横框32、戸先框33、内召し合わせ框34、ガラスパネル35、スペーサ36a〜36d、及び引手37を有している。図3、4に示されるように、障子30は、障子20とほぼ同様の構成を有するため、説明を省略する。但し、障子30においても、上記障子20と同様、框(上横框31、下横框32、戸先框33、内召し合わせ框34)のコ字状被覆片31c〜34cにガラスパネル35が接着剤等の接着手段38により直接接着されている。框とガラスパネル35とを直接接着することで、框の見付け幅を縮小でき、ガラスパネル35の採光面積を拡大することができる。さらに、好ましくは、障子20、30のすべての框とガラスパネルとを直接接着する形態とすることで、開口部装置100全体としての採光面積に与える影響が極めて大きくなるとともに、開口部装置100全体の外観視が極めてシンプルとなるため、従来よりも採光性に優れ、且つ外観にも優れる開口部装置100とすることができる。
図5、6を参照しつつ、縦枠カバー70の構成、及び縦枠カバー70の取り付けについて詳述する。縦枠カバー70には、見込み方向に延びる被覆片70aが備えられている。当該片70aの見込み方向室内側端部には室内側片70bが、見込み方向室外側端部には室外側片70cが、見付け方向外側に向かって延びている。また、被覆片70aの、室内側片70bと室外側片70cとの間には、見付け方向外側に向かって片70eが設けられている。
11 上横枠
12 下横枠
14、15 縦枠
20 障子
21 上横框
22 下横框
23 戸先框
24 外召し合わせ框
25 ガラスパネル
26 スペーサ
27 引手
28 接着手段
30 障子
40 施錠装置
50、51 室内側樹脂縦枠
60 固定手段
70 縦枠カバー
100 開口部装置
Claims (6)
- 縦枠、横枠を有して建物躯体の開口部に沿って設けられる枠体、該枠体の前記縦枠の少なくとも一部を覆う室内側樹脂縦枠、前記縦枠に取り付けられる縦枠カバー、及び、前記枠体の見付け方向内側に配置されるとともに、ガラスパネルと框とを有する障子、を備え、
前記縦枠には、少なくとも一つの固定部材と、前記縦枠カバーを係合するための係合片とが備えられ、
前記縦枠カバーには、見込み方向室外側に設けられる室外側片と、該室外側片に設けられて前記係合片に係合される被係合部と、前記室外側片から見込み方向に延びる被覆片と、が備えられ、
前記固定部材が、前記被覆片により室内視で隠蔽され、且つ、開口部装置閉鎖の姿勢で、前記框のうち戸先框の少なくとも一部が、前記室外側片により室内視で隠蔽されている、開口部装置。 - 前記被係合部が前記係合片に係合され、該係合片を軸として前記縦枠カバーが回動可能とされている、請求項1に記載の開口部装置。
- 前記室内側樹脂縦枠が、前記縦枠に前記固定部材により固定されている、請求項1又は2に記載の開口部装置。
- 前記室外側片が、開口部装置閉鎖の姿勢で、前記戸先框よりも見付け方向内側に延びている、請求項1〜3のいずれかに記載の開口部装置。
- 前記框と前記ガラスパネルとが接着手段により接着されている、請求項1〜4のいずれかに記載の開口部装置。
- 前記縦枠カバーの前記室外側片の室外側面が前記縦枠に接触するまで、前記係合片を軸として前記縦枠カバーが回動可能とされており、且つ、該縦枠カバーの回動により、前記縦枠カバーの室外側片の前記室外側面が前記縦枠に接触している姿勢においても、前記被係合部が前記係合片に係合されている、請求項2〜5のいずれかに記載の開口部装置。
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