JP2004360321A - 断熱サッシの上枠構造及び上記上枠の組立方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】室外側を金属枠1aとし、室内側を合成樹脂製の樹脂枠1bとし、外側の外障子5と内側の内障子6とをそれぞれ摺動自在に案内する案内レールを室外側と室内側に備えた複合構造の断熱サッシの上枠構造において、前記樹脂枠1bは室内側の案内レール18を含むとともに、この案内レール18には上方に開口する開口溝26を形成するとともに、この開口溝26には金属製補強部材27を挿入するとともに、前記金属補強部材27を金属枠1aにネジで固定したことを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、室外側を金属枠とし、室内側を合成樹脂製の樹脂枠とした断熱サッシの上枠構造及び上記上枠の組立方法に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
一般に、断熱サッシは、上枠、下枠及び左右の縦枠ともに、室外側を金属枠とし、室内側を合成樹脂製の樹脂枠とした複合構造からなるものであり、上枠には外側の外障子と内側の内障子とをそれぞれ摺動自在に案内する案内レールが室外側と室内側に設けられている。そして、外側案内レールは、金属枠のレールと樹脂枠の外レールとを重合させることによって構成され、内側案内レールは樹脂枠の内レールによって構成されていた。
【0003】
ところが、内側案内レールを樹脂枠の内レールだけで構成すると、障子が大型化した場合などに強度が十分とはいえないことがあった。このため、樹脂枠の内側案内レールに金属製の補強部材を重合することにより、樹脂の案内レールの強度を補うようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−13343号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の金属補強部材はその下端を樹脂枠の内側案内レールの室内側に係止させる構成であったため、補強部材の室内側の面は室内側に露出するように配置されている。このため、金属製補強部材は室内側に露出していた。したがって、室内側から補強部材の金属部分と樹脂枠とが見えるので、外観が損なわれるほか、断熱性に乏しく、結露が発生するおそれがあった。
【0006】
また、金属枠と樹脂枠とは工場で特殊な装置で結合されるため、施工現場では簡単に着脱することはできない。このため、樹脂枠と金属枠との組み立てが面倒であり、また、枠の組み立て時や輸送時等において、樹脂枠に傷がついたり、破損したりしても、樹脂枠を金属枠から取り外すということはできなかった。
【0007】
本発明は上記問題点を解消し、内障子の支持強度が大きく、樹脂枠の着脱が可能であり、断熱性にも優れる断熱サッシの上枠構造を提供することをその課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る断熱サッシの上枠構造は、室外側を金属枠とし、室内側を合成樹脂製の樹脂枠とし、外側の外障子と内側の内障子とをそれぞれ摺動自在に案内する案内レールを室外側と室内側に備えた複合構造の断熱サッシの上枠構造において、前記樹脂枠は、前記室内側の案内レールを含むとともに、この案内レールには上方に開口する開口溝を形成するとともに、この開口溝には金属製補強部材を挿入するとともに、前記金属補強部材を金属枠に固定したことを特徴とする。
【0009】
なお、前記補強部材は、前記樹脂枠の開口溝に挿入する縦片と、前記金属枠に固定される横片とを備えるのが好ましく、さらには、金属枠に設けられた溝に挿入する突部を形成するのが好ましい。
【0010】
また、前記補強部材と室内側の案内レールの開口溝の内壁のいずれか一方又は両方には突条部を設け、補強部材を前記開口溝に挿入したとき、前記突条部により補強部材と樹脂枠の内壁との間に空間が設けられるようにするのがよい。
【0011】
さらに、前記補強部材は短尺の部材からなり、障子を閉じた状態の障子召し合わせ部の位置にネジで固着するようにしてもよく、あるいは、前記内障子が閉じられる部分にのみ設けられるものであってもよい。さらには、前記補強部材は、上枠のほぼ全長にわたって設けられる構成であってもよい。
【0012】
また、上記上枠の取り付け方法は、室外側を金属枠とし、室内側を合成樹脂製の樹脂枠とし、外側の外障子と内側の内障子とをそれぞれ摺動自在に案内する案内レールを室外側と室内側に備え、外側案内レールは、金属枠のレールと樹脂枠の外レールとを重合させることによって構成され、内側案内レールは樹脂枠の内レールによって構成されている複合構造の断熱サッシの上枠構造において、前記金属枠に樹脂枠を取り付ける際に、まず樹脂枠の室内側案内レールに上向きに形成された開口溝に金属製補強部材を挿入しておき、さらに樹脂枠の外レール下端部を、金属枠のレールの下端部に係止した後、樹脂枠を回動して金属枠の室内側端部に係止するとともに、前記金属補強部材のうち前記開口部からはみ出た部分を金属枠にネジで固定することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る断熱サッシの縦断面図であり、図2はその横断面図である。この断熱サッシは、上枠1と下枠2と左右の縦枠3とからなり、内側に網戸4と室外側の外障子5と室内側の内障子6とを摺動自在に収納したもので、図3に詳しく示されるように、上記各枠は室外側の金属枠と室内側の合成樹脂枠とを結合した複合構造になっている。すなわち、上枠1において金属枠1aは上部を含む室外側の部分に設けられ、樹脂枠1bは下部を含む室内側の部分に設けられている。
【0014】
金属枠1aはアルミニウム又はその合金製の押出型材から形成され、室外側の上段部7と室内側の下段部8とから構成される枠本体9には、その中央上部に取り付けフィン10が起立形成され、室外側には網戸用案内レール11と外障子用レール12が垂下形成されている。また、室内側の端部には、係止縁13が屈曲形成されている。なお、上記外障子用レール12の下端部には室内側にL字形に屈曲した係止部14が形成されている。
【0015】
これに対し、樹脂枠1bは塩化ビニルなどの合成樹脂の押出型材から形成され、室外側には、水平縁15とその室外側端部から垂下した外障子用外レール16とその上部の中空部17とが形成され、室内側には、上記水平縁15の室内側端部から垂下した内障子用内レール18と、該内レール18の上端から室内側に延出した結合縁19と、該結合縁19の室内側端部から垂下した仕切り縁20と、仕切り縁20の中間部から室内側に突出した取付縁21とが形成されている。上記外レール16には、その下端部に室外側にL字形に屈曲する係止部22が形成され、その中間部には室外側に突出する凸部23が形成されている。内レール18は案内レールとして形成されている。また、上記中空部17の室内側の上端角隅部には、係止突部24が形成されている。さらに、結合縁19と仕切り縁20とによって構成される角隅部には係止溝25が形成されている。
【0016】
なお、上記樹脂枠1bの内レール18には、上方に開口する開口溝26が形成されている。開口溝26の室内側の内壁には小さな突条部が形成されている。上記開口溝26には金属製補強部材27が挿入されている。
【0017】
この金属補強部材27はアルミニウム、スチール、ステンレス等から構成され、図4に示されるように、縦片28と横片29とからなる逆L字形の部材である。横片29は縦片28の上端から室外側に突出している。また、縦片28の室外側には小さな突条部30が形成されている。なお、樹脂枠1bの開口溝26の内壁にも突条部30が形成されている。突条部30は縦片28又は開口溝26の内壁のいずれかに形成する構成であってもよい。
【0018】
また、縦片28は樹脂枠1bの開口溝26に挿入されるが、このとき、横片29の端部は中空部17の係止突部24に係止するように形成されている。
【0019】
なお、補強部材27は樹脂枠1bの全長にわたって設けてもよいが、補強部材27を短尺の部材とし、障子を閉じた状態の障子召し合わせ部の位置(図2のAの位置)に配置される構成でもよく、あるいは、やや長尺として内障子6が閉じられる部分(図2のBの位置)にのみ設けられる構成であってもよい。
【0020】
上記構成において、金属枠1aに樹脂枠1bを取り付けるときは、まず、図5のように樹脂枠1bに補強部材27の縦片28を挿入し、横片29の端部を樹脂枠1bの中空部17の係止突部24に係止する。これにより、補強部材27は仮止め状態となる。次に、樹脂枠1bの外レール16の下端部に形成された係止部22を、金属枠1aの外障子用レール12の下端部に形成された係止部14に係止した後、樹脂枠1bの室内側部分を矢印のように回動し、図3に示されるように、樹脂枠1bの室内側の上部に形成された係止溝25に金属枠1aの室内側の端部に形成された係止縁13を係止させる。さらに、樹脂枠1bの結合縁19と金属枠1aとをネジ31で固定するとともに、補強部材27の横片29と金属枠1aの枠本体9とをネジ32で固定する。このネジ32は樹脂枠1bの水平縁15に形成した取付孔33から挿通すればよい。これにより、樹脂枠1bと補強部材27は金属枠1aに一体的に取り付けられる。
【0021】
樹脂枠1bを金属枠1aに取り付けた結果、外障子5の摺動を案内する外側案内レールは、金属枠1aのレール12と樹脂枠1bの外レール16とを重合させることによって構成され、内障子6の摺動を案内する内側案内レールは樹脂枠1bの内レール18によって構成される。なお、上記障子召し合わせ部の位置には、弾性を有する合成樹脂製の中央気密ピース34が取り付けられ、外障子5と内障子6との間の上部空間から外気が室内側に進入するのを防止する。
【0022】
上記構成の上枠1は、図1に示されるように、建屋開口部に対して金属枠1aの取り付けフィン10と、樹脂枠1bの取付縁21と、樹脂枠1bの結合縁19と金属枠1aの枠本体9との重合部とを木ネジ等で固定すればよい。なお、樹脂枠1bと金属枠1aとのネジ止め結合は、上記ネジ31によらず、図1に示すように、上枠1を建屋開口部の上縁部に固定するときに、同時に木ネジ35で固定するようにしてもよい。
【0023】
上述の構成によれば、樹脂枠1bの室内レール18の開口溝26に金属製補強部材27を挿入したので、レール自体の見込み寸法が大きくなることがなく、また、金属枠1aに補強部材27を直接にネジで固着するため、強固に取り付けることができるとともに、内レール18の強度が向上する。さらに、補強部材27は樹脂枠1bの裏側に位置するので、外部には現われないから、上枠1の見栄えがよくなる。
【0024】
また、内レール18の開口溝26と補強部材27の縦片28との間には突条部30により空間が形成されているから、断熱性に優れる。同様に、金属枠1aの枠本体9及び外障子用レール12と樹脂枠1bの中空部17及び外レール16との間、また金属枠1aの枠本体9と樹脂枠1bの水平縁15との間にも断熱空間が形成される。しかも、突条部30は補強部材27の抜け止め機能も有する。
【0025】
さらに、金属製補強部材27を内外障子5の召し合わせ部に配置するときは、風圧に対する強度が向上する。また、ガラスを組み込んだ障子をサッシ枠に組み付けて組立完成品として施工現場へ輸送するとき、サッシ全体を平積みする場合がある。この場合、障子の重量が上枠1にかかり、樹脂製の室内側レールには負担がかかるが、金属製の補強部材27を召し合わせ部に設けることにより、平積み輸送時の室内側レールの強度を向上させることができる。
【0026】
樹脂枠1bの取り付けにあたっては、樹脂枠1bを回動させることにより金属枠1aに組み付け及び取り外しができるので、樹脂枠1bと金属枠1aとの組立が容易であるだけでなく、枠の組み立て時や輸送時等において、樹脂枠1bに傷がついたり、破損したりした場合に取り替えが容易となる。
【0027】
なお、下枠2及び縦枠3も金属枠1aと樹脂枠1bとから構成されている。
【0028】
ところで、補強部材27による補強構造は、上述の例に限定されない。例えば、図6に示されるように、金属枠1aの枠本体9の下面に係合溝36を形成するとともに、補強部材27には上記係合溝36に係合する突部37を形成しておき、樹脂枠1bを金属枠1aに取り付けるときに、上記突部37を係合溝36に係合させるようにしてもよい。
【0029】
この場合も、金属枠1aに樹脂枠1bを取り付けるときは、図7に示されるように、内レール18の開口溝26に補強部材27の縦片28を挿入し、横片29を樹脂枠1bの水平縁15に当接させて仮止め状態とする。次に、樹脂枠1bの外レール16の下端部に形成された係止部22を、金属枠1aの外障子用レール12の下端部に形成された係止部14に係止した後、樹脂枠1bの室内側部分を矢印のように回動し、樹脂枠1bの室内側の上部に形成された係合溝36に補強部材27の突部37を係合溝36に係合させ、さらに、樹脂枠1bの結合縁19と金属枠1aとをネジ31で固定するとともに、補強部材27の横片29と金属枠1aの枠本体9とをネジ32で固定すればよい。
【0030】
上記構成によれば、室内側の案内レール18に荷重が加わった場合に補強部材27が倒れたり位置ずれしたりするのを有効に防止することができ、室内側案内レール18をより強固に補強することができる。
【0031】
なお、この例の場合も、上述のものと同じ取り付け方法にしたがって金属枠1aに樹脂枠1bを取り付ければよい。
【0032】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、樹脂枠の室内側の案内レールの開口溝に金属製補強部材を挿入したので、レール自体の見込み寸法が大きくなることがなく、また、金属枠に補強部材を直接に固定するため、強固に取り付けることができ、室内レールの強度が向上する。さらに、開口溝は上方に開口し、補強部材は樹脂枠の裏側に位置し、外部には現われないから、上枠の見栄えがよくなる。
【0033】
請求項2に係る発明によれば、補強部材の縦片は樹脂枠の室内側の案内レールの開口溝に挿入し、横片は金属枠に固定すればよいので、効果的に上記案内レールの補強をすることができる。
【0034】
請求項3に係る発明によれば、室内側案内レールに荷重が加わった場合に補強部材が倒れたり位置ずれしたりするのを有効に防止することができ、上記レールをより強固に補強することができる。
【0035】
請求項4に係る発明によれば、室内側の案内レールの開口溝と補強部材の縦片との間には突条部により空間が形成され、金属の縦片と樹脂製開口溝の内壁とが面状に当接しているわけではないから、金属から樹脂に熱が伝達されにくく、断熱性に優れ、結露が生じにくい。
【0036】
請求項5に係る発明によれば、金属製補強部材を内外障子の召し合わせ部に配置されているので、風圧に対する強度が向上する。また、ガラスを組み込んだ障子をサッシ枠に組み付けて組立完成品として施工現場へ輸送するとき、サッシ全体を平積みする場合がある。この場合、障子の重量が上枠にかかり、樹脂製の室内側レールには負担がかかるが、金属製の補強部材を召し合わせ部に設けることにより、平積み輸送時の室内側レールの強度を向上させることができる。
【0037】
請求項6に係る発明によれば、補強部材は内障子が閉じられる部分に設けられているので、召し合わせ部に設けられている場合に比べて、より室内側レールの強度が向上する。
【0038】
請求項7に係る発明によれば、上枠のほぼ全長にわたって設けられているので、内障子が閉じられる部分に設けられている場合よりもさらに室内側レールの強度が向上する。
【0039】
請求項8に係る発明によれば、樹脂枠の取り付けにあたっては、樹脂枠を回動させることにより金属枠に組み付け及び取り外しができるので、樹脂枠と金属枠との組み立てが容易であるだけでなく、枠の組み立て時や輸送時等において、樹脂枠に傷がついたり、破損したりした場合に取り替えが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る断熱サッシの縦断面図
【図2】上記断熱サッシの横断面図
【図3】上記断熱サッシの上枠の要部の拡大断面図
【図4】補強部材の側面図
【図5】金属枠に対する樹脂枠の取り付け態様説明図
【図6】他の補強構造を示す断面図
【図7】金属枠に対する樹脂枠の取り付け態様説明図
【符号の説明】
1a 金属枠
1b 樹脂枠
18 室内側の案内レール
26 開口溝
27 補強部材
28 縦片
29 横片
Claims (8)
- 室外側を金属枠とし、室内側を合成樹脂製の樹脂枠とし、外側の外障子と内側の内障子とをそれぞれ摺動自在に案内する案内レールを室外側と室内側に備えた複合構造の断熱サッシの上枠構造において、前記樹脂枠は、前記室内側の案内レールを含むとともに、この案内レールには上方に開口する開口溝を形成するとともに、この開口溝には金属製補強部材を挿入するとともに、前記金属補強部材を金属枠に固定したことを特徴とする断熱サッシの上枠構造。
- 前記補強部材は、前記樹脂枠の開口溝に挿入する縦片と、前記金属枠に固定される横片とを備えていることを特徴とする、請求項1記載の断熱サッシの上枠構造。
- 前記補強部材は前記樹脂枠の開口溝に挿入される縦片と、金属枠にネジ止めされる横片とを有するとともに、金属枠に設けられた溝に挿入する突部を有することを特徴とする、請求項1記載の断熱サッシの上枠構造。
- 前記補強部材と室内側の案内レールの開口溝の内壁のいずれか一方又は両方には突条部が設けられ、補強部材を前記開口溝に挿入したとき、前記突条部により補強部材と樹脂枠の内壁との間に空間が設けられることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の断熱サッシの上枠構造。
- 前記補強部材は短尺の部材からなり、障子を閉じた状態の障子召し合わせ部の位置にネジで固着したことを特徴とする、請求項1、2、3又は4に記載の断熱サッシの上枠構造。
- 前記補強部材は、前記内障子が閉じられる部分にのみ設けられたことを特徴とする、請求項1、2、3又は4に記載の断熱サッシの上枠構造。
- 前記補強部材は、上枠のほぼ全長にわたって設けられたことを特徴とする、請求項1、2、3又は4に記載の断熱サッシの上枠構造。
- 室外側を金属枠とし、室内側を合成樹脂製の樹脂枠とし、外側の外障子と内側の内障子とをそれぞれ摺動自在に案内する案内レールを室外側と室内側に備え、外側案内レールは、金属枠のレールと樹脂枠の外レールとを重合させることによって構成され、内側案内レールは樹脂枠の内レールによって構成されている複合構造の断熱サッシの上枠構造において、前記金属枠に樹脂枠を取り付ける際に、まず樹脂枠の室内側案内レールに上向きに形成された開口溝に金属製補強部材を挿入しておき、さらに樹脂枠の外レール下端部を、金属枠のレールの下端部に係止した後、樹脂枠を回動して金属枠の室内側端部に係止するとともに、前記金属補強部材のうち前記開口部からはみ出た部分を金属枠にネジで固定することを特徴とする断熱サッシの上枠の組立方法。
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