JPH08177317A - 窓 枠 - Google Patents

窓 枠

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JPH08177317A
JPH08177317A JP33578194A JP33578194A JPH08177317A JP H08177317 A JPH08177317 A JP H08177317A JP 33578194 A JP33578194 A JP 33578194A JP 33578194 A JP33578194 A JP 33578194A JP H08177317 A JPH08177317 A JP H08177317A
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aluminum
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JP33578194A
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Koichi Segawa
光一 瀬川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レールを、耐風圧性及び耐摩耗性などを損な
うことなく、屋内側の樹脂枠と意匠上の整合性を執り得
るように構成した窓枠を提供することを目的とする。 【構成】 金属枠7の屋内側露出部分を樹脂枠8で覆っ
た窓枠2であって、屋内側露出部分に障子開閉用のレー
ル6bを有するものにおいて、レール6bを、金属枠7
を上下方向に延設したレール本体27と、レール本体2
7の先端に取り付けた戸車受け部材28とで構成し、戸
車受け部材28を金属で構成すると共に樹脂枠8と同色
に構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばアルミニウム等
の金属枠と、塩化ビニルやアクリル樹脂等の樹脂枠とを
組み合わせた、いわゆる複合サッシュとしての窓枠に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の窓枠として、例えば実公昭
63−49481号公報に記載のものが知られている。
この窓枠は、アルミニウムの形材で形成された金属枠
と、金属枠の屋内側露出部分、すなわち屋内側の見えが
かり部分を覆う樹脂枠とで構成されており、アルミサッ
シュの持つ耐候性に、樹脂枠の持つ断熱性及び意匠性を
付加した構造を有している。そして、障子開閉用の2本
のレールのうち、屋外側のレールは金属枠の一部を上下
方向に延設することにより形成され、屋内側のレールは
樹脂枠の一部を上下方向に延設することにより形成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の窓枠
では、屋内側に露出する屋内側のレールが樹脂枠の一部
で構成されているため、この部分を屋内側の意匠に整合
させることができるが、アルミニウム製のレールに比し
て、障子から受ける耐風圧力や戸車に対する耐摩耗性及
び耐クリープ性が劣る問題があった。この場合、形材で
形成された金属枠の一部を、上下方向に延設してレール
を形成し、金属枠全体を樹脂枠と同色に構成すれば、上
記の問題は解消される。しかし、この色彩を屋外側の外
装デザインに合わせると、屋内側の内装デザインが損な
われ、逆に屋内側の内装デザインに合わせると、屋外側
の外装デザインが損なわれる問題が生ずる。
【0004】本発明は、レールを、耐風圧性及び耐摩耗
性などを損なうことなく、屋内側の覆装枠部材と意匠上
の整合性を執り得るように構成した窓枠を提供すること
をその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、金属枠の屋内側露出部分を覆装枠部材で覆った
窓枠であって、屋内側露出部分に障子開閉用のレールを
有するものにおいて、レールを、金属枠を上下方向に延
設したレール本体と、レール本体の先端に取り付けた戸
車受け部材とで構成し、戸車受け部材を金属で構成する
と共に覆装枠部材と同色に構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】レールを、金属枠を上下方向に延設したレール
本体と、レール本体の先端に取り付けた戸車受け部材と
で構成し、戸車受け部材を金属で構成すると共に覆装枠
部材と同色に構成することにより、金属製のレール本体
及び戸車受け部材により、レールの強度を保持すること
ができ、且つ金属枠の意匠に捕らわれることなく、戸車
受け部材を覆装枠部材と意匠的に整合させることができ
る。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の一実施
例に係る窓枠を、引違い窓に適用した場合について説明
する。この引違い窓は、屋内側の見えがかり部分に樹脂
をを組み込んだ複合サッシュであり、屋内側の意匠性を
考慮すると共に屋内外間の断熱性を考慮したものであ
る。図1及び図2に示すように、引違い窓1は、窓枠2
に外障子3及び内障子4を組み込んだものであり、外障
子3は、窓枠2に形成した屋外側の上下両レール5a,
5bに、内障子4は屋内側の上下両レール6a,6b
に、それぞれ開閉自在に取り付けられている。
【0008】窓枠2は、アルミ枠7とこれを屋内側から
覆う樹脂枠8とで構成される一方、各障子3,4は、ア
ルミ框9とこれを屋内側から覆う樹脂框10とアルミ框
9に組み込んだ複層ガラス11とで構成されている。こ
のため、複層ガラス11を除いて、屋外側にはアルミ枠
7及びアルミ框9が露出し、屋内側には樹脂枠8及び樹
脂框10が露出するようになっている。また、アルミ枠
7はアルミ框9と同色に、樹脂枠8は樹脂框10と同色
に、それぞれデザインされ、屋外側と屋内側とでそれぞ
れに意匠上の統一が図られている。
【0009】各障子3,4のアルミ框9は、アルミ上框
9a、アルミ下框9b及びアルミ竪框9c,9cを方形
に框組みして構成され、このアルミ上框9aに樹脂上框
10aが、アルミ下框9bに樹脂下框10bが、そして
アルミ竪框9cに樹脂竪框10cがそれぞれ取り付けら
れている。また、内障子4の召合わせ側のアルミ竪框9
cには、その戸当り側の面に端面用樹脂框10dが設け
られている。このように、屋内側の見えがかり部分は、
すべて樹脂框10で覆われている。なお、建築基準法に
いう「延焼のおそれのある部分」に設ける障子について
は、両図の一部に示すように、複層ガラス11の外側の
ガラスに網入りガラスを採用することが、好ましい。
【0010】アルミ枠7は、アルミ上枠21、アルミ下
枠22及びアルミ竪枠23,23を方形に枠組みして構
成され、また樹脂枠8は、樹脂上枠31、樹脂下枠32
及び樹脂竪枠33,33を方形に枠組みして構成されて
おり、このアルミ上枠21に樹脂上枠31が、アルミ下
枠22に樹脂下枠32が、そしてアルミ竪枠23に樹脂
竪枠33が、それぞれ組み付けられている。アルミ上枠
21には、屋外側の上レール5a及び屋内側の上レール
6aをそれぞれ構成する外側上レール24及び内側上レ
ール25が、それぞれ下方に向かって突出形成され、同
様にアルミ下枠22には、屋外側の下レール5b及び屋
内側の下レール6bをそれぞれ構成する外側下レール2
6及び内側下レール27が、それぞれ上方に向かって突
出形成されている。そして、内側下レール27の上側に
は、樹脂枠8と同色に構成した戸車受け部材28が装着
されている。
【0011】樹脂上枠31は、上記の外側上レール24
及び内側上レール25間に配設した外側樹脂上枠31a
と、内側上レール25に添設した樹脂レール31bと、
内側上レール25からアルミ上枠21の屋内側端まで延
びる内側樹脂上枠31cとの3部材で構成されている。
外側樹脂上枠31aは、両障子3,4を閉塞したとに屋
内側に露出する見付け方向の半部にのみ設けられてお
り、その屋外側の部位は、外障子4の上端位置まで下方
に延設され、外側上レール24の屋内側に露出する部分
を覆っている。同様に、樹脂レール31bは、内側上レ
ール25の屋内側に露出する部分を覆うように設けられ
ている。
【0012】樹脂下枠32は、樹脂上枠31と同様に、
外側下レール26及び内側下レール27間に配設した外
側樹脂下枠32aと、内側下レール及び水返し部間に配
設した中間樹脂下枠32bと、水返し部からアルミ下枠
22の屋内側端まで延びる内側樹脂下枠32cとの3部
材で構成されている。そして、この場合も外側樹脂下枠
32aは、両障子3,4を閉塞したとに屋内側に露出す
る見付け方向の半部にのみ設けられている。また、中間
樹脂下枠32bの屋外側の端部は、上記の戸車受け部材
28の下端に当接し、戸車受け部材28と共に内側下レ
ール27の屋内側に露出する部分を覆っている。
【0013】閉塞状態の内障子4の戸当りとなる一方の
樹脂縦枠33は、この戸当りとなる部分からアルミ縦枠
23の屋内側端まで延びており、一方のアルミ縦枠23
の屋内側に露出する部分を覆っている。同様に、閉塞状
態の外障子3の戸当りとなるもう一方の樹脂縦枠33
は、この戸当りとなる部分から屋内側の上下両レール6
a,6bを跨いでもう一方のアルミ縦枠23の屋内側端
まで延びており、アルミ縦枠23の屋内側に露出する部
分を覆っている。
【0014】ここで、図3を参照して、屋内側の下レー
ル6bを構成する内側下レール(レール本体)27及び
戸車受け部材28について、詳細に説明する。内側下レ
ール27は、中間部に外側樹脂下枠32aを掛止めする
第1掛止部27a、及び中間樹脂下枠32bを掛止めす
る第2掛止部27bとを有すると共に、上端部に戸車受
け部材28を係止する係止部27cを有している。一
方、戸車受け部材28は、下部に中間樹脂下枠32bに
当接する当接片部28aと、内側下レール27の係止部
27cに係止される係止受け部28bとを有し、且つ内
障子4の戸車12が転接する上部が円形に形成されてい
る。また、戸車受け部材28は、アルミニウム等の金属
で構成され、且つ樹脂枠(覆装枠部材)8と同色に構成
されている。
【0015】このように、屋内側の下レール6bを、内
側下レール27と戸車受け部材28との2部材で構成す
ると共に、戸車受け部材28を金属で且つ樹脂枠8と同
色に構成しているので、内障子4から受ける風圧に対し
十分な強度を持たせることができると共に、摩耗やクリ
ープなどに対して十分な耐力を持たせることができる。
また、屋内側から見えがかり部分となる戸車受け部材2
8を、アルミ枠7やアルミ框9のデザインに捕らわれる
ことなく、樹脂枠8や樹脂框10のデザインに合わせる
ことができ、屋内外においてそれぞれに意匠上の統一を
図ることができる。すなわち、耐風圧性及び耐摩耗性な
どを向上させることができると共に、意匠性を向上させ
ることができる。
【0016】なお、上記実施例では、本発明の窓枠を引
違い窓に適用した例について説明したが、片引きの窓な
どにも適用できることは、いうまでもない。また、内側
下レールのみならず、内側上レールにも適用可能であ
る。さらに、戸車受け部材の当接片部を下方に延設し、
内側下レールを戸車受け部材で完全に覆うようにしても
よい。またさらに、覆装枠部材を樹脂枠に代えて木質枠
で構成してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の窓枠によれば、レ
ールを金属枠を延設したレール本体と、金属製の戸車受
け部材とで構成しているので、耐風圧性、耐摩耗性及び
耐クリープ性を向上させることができ、また戸車受け部
材を覆装枠部材と同色に構成しているので、戸車受け部
材を、金属枠の色彩に捕らわれることなく、覆装枠部材
に合わせることができ、屋内側の意匠性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る窓枠を適用した引違い
窓の縦断面図である。
【図2】実施例の引違い窓の横断面図である。
【図3】実施例の引違い窓の下レール廻りの拡大縦断面
図である。
【符号の説明】
2 窓枠、6b 下レール、7 アルミ枠、8 樹脂
枠、22 アルミ下枠、27 内側下レール、28 戸
車受け部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属枠(7)の屋内側露出部分を覆装枠
    部材(8)で覆った窓枠(2)であって、屋内側露出部
    分に障子開閉用のレール(6b)を有するものにおい
    て、前記レール(6b)を、金属枠(7)を上下方向に
    延設したレール本体(27)と、当該レール本体(2
    7)の先端に取り付けた戸車受け部材(28)とで構成
    し、当該戸車受け部材(28)を金属で構成すると共に
    前記覆装枠部材(8)と同色に構成したことを特徴とす
    る窓枠。
JP33578194A 1994-12-21 1994-12-21 窓 枠 Expired - Lifetime JP2832802B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001020115A1 (en) * 1999-09-10 2001-03-22 Park Myung Shin The sliding window and door system of filling a rail
JP2005139843A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Shin Nikkei Co Ltd サッシ下枠
JP2005139844A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Shin Nikkei Co Ltd 下枠フラットサッシ
JP2016069959A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 旭化成ホームズ株式会社 複合窓枠

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JP2016069959A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 旭化成ホームズ株式会社 複合窓枠

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