JP2007332773A - サッシ - Google Patents

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Abstract

【課題】障子の金属製框材自体に断熱部材を結合させなくても断熱性および意匠性に優れるとともに、コストも低減する。
【解決手段】壁躯体の開口部に嵌め込まれた窓枠2と、この窓枠2の内側に配置されて框材8、9、10が金属からなる障子3とを備え、前記障子3の閉鎖時に、前記窓枠2の屋内側に設けられた合成樹脂製の樹脂枠部2bによって前記障子の框の屋内側見付面を覆うように形成し、前記障子3の室内側の縁部を内観視において前記樹脂枠部2bの室内側の縁部よりも露出しないように配置するとともに、前記樹脂枠部2bの屋内側に室内壁1bを配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、障子の框材が金属のみから構成されていても全体として十分な断熱性が得られるようにしたサッシに関する。
従来のサッシとして、窓枠の枠材と障子の框材は、それぞれ屋外側に面する基本的部分を金属によって構成するとともに、屋外側に面する部分を合成樹脂部材で被覆した複合構造のものが知られている。このようなサッシは窓枠の枠材や障子の框材がそれぞれ独立に断熱性を有するので、断熱効果には優れているものの、サッシを構成する部材の数が多くなり、コスト的に高いものになっていた。
また、サッシの各構成部材が独立に断熱性を有しているほか、障子を開閉のための把手が縦框に設けられていたという理由もあって、窓枠の内側に障子の框が位置するように、窓枠よりも1回り分障子の方が小さくなるような構成にするのが普通であった。このため、特許文献1の図1に示すように、室内壁の開口部よりも窓枠の開口部が小さく、さらに窓枠の開口部よりも障子の開口部(ガラス面の大きさ)が小さくなるように配置して枠材と框材の樹脂部分が屋内側からよく見えるようになっている。
特開平11−107648号公報
しかしながら、その反面、全体としては樹脂部分の使用量が多くなるから、コストが嵩むほか、室内壁の開口部よりも枠の開口部が小さく、さらに窓枠の開口部よりも障子の開口部が小さくなるので、屋外側になるほど採光面が小さくなるという問題があった。
本発明は前記問題点を解消し、障子の金属製框材自体に断熱部材を結合させなくても断熱性および意匠性に優れるとともに、コストも低減することができるサッシを提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係るサッシは、壁躯体の開口部に嵌め込まれた窓枠と、この窓枠の内側に配置されて框材が金属からなる障子とを備え、窓枠の屋内側は、閉鎖時の障子の框の屋内側見付面を覆い、かつ上記障子の室内側の縁部が内観視において露出しないように形成してなるとともに、当該部位は合成樹脂製で、その屋内側には室内壁が配置されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、窓枠の屋内側は、閉鎖時の障子の框の屋内側見付面を覆い、かつ上記障子の室内側の縁部が内観視において露出しないように形成してなるとともに、当該部位は合成樹脂製で、その屋内側には室内壁が配置されているから、窓枠の屋内側と室内壁とにより2重の断熱構造が構成され、金属製障子の框材からの熱は窓枠と室内壁とによって断熱される。したがって、非常に高い断熱性を確保することができる。
また、障子の框材は金属だけでよいことになるから、コストダウンが可能となる。
さらに、内観視において前記障子の室内側の縁部は前記窓枠の室内側の縁部よりも露出しないように配置されているから、屋内側からは窓枠のみが見えることになるので、障子の框が金属であっても、内観視において見えにくいから、すっきりした見栄えのよいサッシとなる。
本発明の実施形態を図1のサッシについて説明する。上記サッシは壁躯体1の開口部aに嵌め込まれた窓枠2と、この窓枠2の屋外側に水平方向に突出して開閉可能に配置された障子3とから構成された平行窓で、リンク機構によって障子が屋外側に平行に開き移動するようになっている。
壁躯体1は建物の躯体構造材4の屋外側に配置された屋外壁1aと室内側に配置された室内壁1bとからなり、屋外壁はALC(軽量発泡コンクリート)材によって、また、室内壁1bは屋外壁の屋内側に張設された断熱材5とその屋内側に張設された内装材6と壁躯体1に形成された開口部に臨む額縁7とによって構成されている。
なお、通常の住宅の壁躯体1も外壁材と内壁材とによって構成されているが、ここで室内壁とは室内に面するものに限定されない。通常の木製の額縁や窓台あるいは断熱材のように、開口部又はその近傍に配置されていて、窓枠の屋内側に配置されていればよく、それ自体に、室内に面する内装材とともに断熱性を有するものであればよい。
障子3は、金属製の框材、つまり上框8と下框9と左右の縦框10とを框組みすることによって構成されている。框の内側にはペアガラス11が嵌め込まれている。
窓枠2の屋外側には金属製の金属枠2aが、屋内側には合成樹脂製の樹脂枠(樹脂枠部)2bが配置され、金属枠2aと樹脂枠2bとはいったいに結合されている。金属枠2aは枠材(金属上枠12、下枠13および金属縦枠14)を方形に枠組みしたものであり、上記金属枠2aは壁開口部を構成する躯体構造材4へ取付けることにより、その内周面と屋内側面は屋内側に露出している。
金属枠2aの屋内側には内周面に沿って連続する凹部15が形成され、凹部15には係止部16が形成されている。これに対し、樹脂枠2bは合成樹脂製樹脂枠材(樹脂上枠17、下枠18と樹脂縦枠19)を方形に枠組みしたもので、各樹脂枠材には中空部20が形成され、断熱性を有効に確保している。そして、各樹脂枠材の外方部分は窓枠2の凹部15に嵌合されているとともに、上記外方部分には、上記金属枠2aの凹部15の係止部16に係止する係止片21が形成されている。
そして、窓枠2の屋内側、つまり樹脂枠2bの屋外側は、閉鎖時の障子の框の屋内側見付面を覆い、障子3の閉鎖時には障子3の框材8、9、10の屋内側見付面を覆うように配置されている。また、障子3の開口部(ペアガラス11の面)と樹脂枠2bの内周に形成された開口部とはほぼ屋内外方向に略面一になるように配置されている。
なお、樹脂下枠18は外方の下部下枠18aと上部下枠18bとからなり、上部下枠18bの係止突部22を下部下枠18aの係止凹部23に係止させることにより、一体に結合するように形成されている。したがって、上部下枠18bはオペレータ本体24を取り付けた後に下部下枠18aに対して後付けすることができる。
次に、樹脂枠2bの屋内側には取付縁25が突出形成され、室内壁1bの一部で躯体開口部aを規定する木製額縁7に固定されている。額縁7の外周には断熱材5と内装材6とが張設され、断熱材5と内装材6との間の空間には、桟26が配置されている。断熱材5としては、ボード状のグラスウールやロックウールあるいはフェノールフォームなどを利用すればよい。このように、断熱材5はもちろんのこと、室内壁1bを構成する内装材6も額縁7も、木材など、断熱性の高い材料を選択するのが好ましい。
また、上記樹脂枠2b(樹脂下枠18の下部下枠18a)の内周に形成された開口部と額縁7によって形成された開口部とは躯体開口部aとほぼ屋内外方向に略面一になるように配置されている。
次に、上記障子3と窓枠2とは公知のリンク機構(図示せず)を介して連結され、屋内側から下枠に配置されたハンドル27を回転操作することによりリンク機構を作動させることにより、障子3を図2の点線で示すように屋外側に平行に移動して開き又は閉じ作動するようになっている。
上記構成によれば、窓枠2の屋内側は、閉鎖時の障子3の框の屋内側見付面を覆い、かつ上記障子3の室内側の縁部が内観視において露出しないように形成してなるとともに、当該部位である樹脂枠2bは合成樹脂製で、その屋内側には室内壁1bが配置されているから、窓枠2の屋内側(樹脂枠2b)と室内壁1bとにより2重の断熱構造が構成され、たとえ障子3の框材を金属製の框材のみで構成したとしても、障子框材からの熱は樹脂枠2bと室内壁1bとによって断熱される。
実験例によれば、前記特許文献1と同じ構成のサッシと図1、図2に示したサッシについて、それぞれ上枠部、下枠部および縦枠部の屋内外の通過熱量を比較すると、後者の数値の方が22〜35%ほど小さく、従来よりもむしろ断熱性能に優れていることが確認された。
また、1点鎖線で示されるように障子3に形成された開口部(ガラス11の面)と窓枠2の開口部と室内壁1bの開口部とを躯体開口部aと略同じ大きさにすることができるから、サッシの採光面を大きくすることができるとともに、屋内側からは樹脂枠2bのみが見えることになるので、障子3の框材が金属であっても、ガラス11の面の周囲の部分があたかも単一の合成樹脂材で構成されているように見え、すっきりした見栄えのよいサッシとなる。
さらに、障子3の框材は金属だけでよいことになるから、コストダウンも可能となる。
なお、上記サッシは、平行窓だけでなく、横辷り出し窓や、縦滑り窓、FIX窓等の窓にも適用することができる。
本発明に係るサッシの従断面図である。 上記サッシの横断面図である。
符号の説明
a 躯体開口部
1b 室内壁
2 窓枠
2a 金属枠
2b 樹脂枠
3 障子

Claims (1)

  1. 壁躯体の開口部に嵌め込まれた窓枠と、この窓枠の内側に配置されて框材が金属からなる障子とを備え、窓枠の屋内側は、閉鎖時の障子の框の屋内側見付面を覆い、かつ上記障子の室内側の縁部が内観視において露出しないように形成してなるとともに、当該部位は合成樹脂製で、その屋内側には室内壁が配置されていることを特徴とするサッシ。
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