JP2005139827A - 一つのサッシ枠を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用する方法、及び開口部装置 - Google Patents

一つのサッシ枠を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用する方法、及び開口部装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡素な工程のみにより、一つのサッシ枠を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用する方法、及び該方法により構成されたサッシ枠を備えた開口部装置を提供する。
【解決手段】左右の縦枠と上下の横枠とで形成される枠体と、該枠体内に収められるとともにガラスパネルと該ガラスパネルを支える支持片77aとを備えた障子とを備えた開口部装置において、ガラスパネルはその厚さ方向の少なくとも一面側からシール材を介して支持片により支持し、支持片にはガラスパネル表面から略等距離となる部位に連続した溝210を設け、ガラスパネルが単板ガラスパネルである場合にはそのままの支持片を備え、ガラスパネルが複層ガラスパネルである場合にはガラスパネル側の先端部を溝に沿って取り除いた支持片を備える。
【選択図】図2(b)

Description

本発明は、一つのサッシ枠を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用する方法、及び該方法により構成されたサッシ枠を備えた開口部装置に関する。
建物の壁面に設けられる窓や出入口等の開口部には、矩形に形成された枠体内にサッシ窓やサッシ扉としての障子が取り付けられている。これらの障子は一般的に矩形状のガラスパネルと、このガラスパネルの周囲に沿って配設された左右縦框や上下の桟を組み合わせて形成したサッシ枠と、前記ガラスパネルとサッシ枠との間をシールするシール材等を備えている。
上記のガラスパネルには一重のもの(単板ガラスパネル。以下において「SG」ということがある。)と、二重のもの(複層ガラスパネル。以下において「PG」ということがある。)とがある。前記PGは2枚のガラスパネル間の周囲に通常アルミニウムにより形成されたスペーサを設け、2枚のガラスパネルを互いに間隔を空けて平行に配置している。さらに各ガラスパネルとスペーサとの間を完全にシールすることにより、2枚のガラスパネル間に断熱空気層を設けたもので、騒音や熱を遮断する性能がSGに比較して大幅に向上されている。したがって、PGをサッシ窓やサッシ扉等に用いることにより、外界の騒音を遮断して建物内部の静粛性を高めることができる。さらに2枚のガラスパネル間に形成される断熱空気層はスペーサ内部に充填されているシリカゲル等の乾燥剤により完全に脱湿されており、冷暖房の効果を高めるとともに、さらには冬季においてはガラス表面への結露発生を防止することができる。
このPGを備えたサッシ窓は単板ガラスパネルを2枚備えていることから、SGを用いたサッシ窓に比較して、材料コスト、生産コストが高いため価格も高価である。このため、新築の際にはコストを抑えるために価格の安いSGを用いたサッシ窓を取り付けることが多い。しかし、実際にSGを用いたサッシ窓等の住居に居住してみると、住環境によっては、より良い断熱性、遮音性を求めるようになることがあり、建物をリフォームする際にSGからPGへと交換する例が近年増加している。このような場合、SGを備えた障子からPGを備えた障子へと交換することが行われてきた。
また特許文献1には、障子の框は交換せずに、SGとPGとの厚さの差に対応してセッティングブロック、及びシール材の大きさ、厚さを変えることによって、ガラスパネル部のみを交換する方法が開示されている。
特開平8−184268号公報
しかし、リフォームが行われるのは通常建物が新築されてから10年程度経過した後であり、その時点において10年前と同じ障子を備えたモデルが継続して販売されているという保証はない。すなわち、SGを備えた障子からPGを備えた障子へと交換することが時間の経過とともに事実上次第に困難なものになるという問題があった。
また、特許文献1に開示されている方法では、上記のような不都合はないものの、SGをはずした後に、PGを框に取り付ける際に、SGとPGとの厚さの差に対応してセッティングブロック、及びシール材の大きさ、厚さを変えることを要求するため、作業自体が繁雑であり、作業に熟練を要するという問題があった。
さらに、サッシメーカーや工務店にとっても、簡単な作業でSGにもPGにも兼用することができるサッシ枠があれば、金型の共通化により製造コストを削減することができ、また流通在庫等を減らせるので好都合である。
そこで、本発明は、簡素な工程のみにより、一つのサッシ枠を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用する方法、及び該方法により構成されたサッシ枠を備えた開口部装置を提供することを課題とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、一つのサッシ枠(61〜64、71〜74)を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用する方法であって、ガラスパネルの厚さ方向の少なくとも一面側からシール材(66a〜66d、76a〜76d)を介して該パネルを支持する支持片(67a、67c、67e、67g、77a、77c、77e、77g)の、ガラスパネル表面から略等距離となる部位に連続した溝を設け、ガラスパネルが単板ガラスパネル(65、75)である場合には支持片をそのまま使用し、ガラスパネルが複層ガラスパネル(85、95)である場合には支持片のガラスパネル側の先端部を溝に沿って取り除いて使用する、サッシ枠の兼用方法を提供して前記課題を解決する。
請求項2に記載の発明は、左右の縦枠(53、54)と上下の横枠(51、52)とで形成される枠体(50)と、該枠体内に収められるとともにガラスパネルと該ガラスパネルを支える支持片とを備えた障子(60、70)とを備えた開口部装置(200、300)であって、ガラスパネルはその厚さ方向の少なくとも一面側からシール材(66a〜66d、76a〜76d)を介して支持片(67a、67c、67e、67g、77a、77c、77e、77g)により支持されており、支持片にはガラスパネル表面から略等距離となる部位に連続した溝(210)が設けられており、ガラスパネルが単板ガラスパネル(65、75)である場合にはそのままの支持片が備えられ、ガラスパネルが複層ガラスパネル(85、95)である場合にはガラスパネル側の先端部を溝に沿って取り除いた支持片を備える、開口部装置により前記課題を解決する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の開口部装置(200、300)において、支持片(67a、67c、67e、67g、77a、77c、77e、77g)は左右の框(63、64、73、74)及び上下の桟(61、62、71、72)の一部を構成するとともに見込み方向に延設され、その延設された先端(208)に略平行に溝(210)が形成されるとともに、該先端、または該先端部を溝に沿って取り除いた残部の先端が、ガラス開口寸法を規定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の開口部装置(400、600)において、支持片(633)は押し縁(630)の一部を構成するとともに見込み方向に延設され、その延設された先端(634)に略平行に溝(635)が形成されるとともに、該先端、または該先端部を溝に沿って取り除いた残部の先端が、ガラス開口寸法を規定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれか一項に記載の開口部装置(200、300;400、600)において、支持片(67a、67c、67e、67g、77a、77c、77e、77g、633)には、溝(210、635)が形成された面の裏面側の溝に対応する位置に、第二の溝、または段差(211)が形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、支持片の溝に沿った先端部分をそのまま使用する、あるいは取り除いて使用することによって、単板ガラスパネルの厚さと、複層ガラスパネルの厚さとそれぞれに対応できるので、簡素な工程により、一つのサッシ枠を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用することが可能である。
請求項2の発明によれば、単板ガラスパネルの場合には溝に沿った先端部分を折り取らずに使用する支持片により、また、複層ガラスパネルの場合には溝に沿って先端部分を折り取って使用する支持片により、シール材を介してガラスパネルを支持することができるので、一つのサッシ枠を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用することが可能な開口部装置を提供することができる。
請求項3の発明によれば、左右の框及び上下の桟の一部を構成する支持片に形成された溝に沿った先端部分を折り取らない場合にこれら先端部分により一意に決せられるガラス開口寸法を単板ガラスパネルに適合させ、さらに溝に沿った先端部分を折り取った場合にこれら折り取られて残された先端部分により一意に決せられるガラス開口寸法を複層ガラスパネルに適合させることによって、一つのサッシ枠を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用することが可能な開口部装置を提供することができる。
請求項4の発明によれば、単板ガラスパネルの場合には溝に沿った先端部分を折り取らずに使用される押し縁の一部を形成する支持片により、また、複層ガラスパネルの場合には溝に沿って先端部分を折り取って使用される押し縁の一部を形成する支持片によりシール材を介してガラスパネルを支持することができるので、一つのサッシ枠を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用することが可能な開口部装置を提供することができる。
請求項5の発明によれば、複層ガラスパネルに対応して支持片先端部を取り除く際に、先端部をきれいに取り除くことができる。
本発明のこのような作用及び利得は、次に説明する発明を実施するための最良の形態から明らかにされる。
本発明の一態様は、ガラスパネルの厚さ方向の少なくとも一面側からシール材を介して該パネルを支持する支持片の、ガラスパネル表面から略等距離となる部位に連続した溝を設け、ガラスパネルが単板ガラスパネルである場合には支持片をそのまま使用し、ガラスパネルが複層ガラスパネルである場合には支持片のガラスパネル側の先端部を溝に沿って取り除いて使用することにより、一つのサッシ枠を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用する方法を提供するものである。また、本発明の他の態様は、左右の縦枠と上下の横枠とで形成される枠体と、該枠体内に収められるとともにガラスパネルと該ガラスパネルを支える支持片とを備えた障子とを備えた開口部装置であって、ガラスパネルはその厚さ方向の少なくとも一面側からシール材を介して支持片により支持されており、支持片にはガラスパネル表面から略等距離となる部位に連続した溝が設けられており、ガラスパネルが単板ガラスパネルである場合にはそのままの支持片が備えられ、ガラスパネルが複層ガラスパネルである場合にはガラスパネル側の先端部を溝に沿って取り除いた支持片を備える、開口部装置を提供するものである。以下上記実施態様にかかる本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。
(第一実施形態)・・・支持片が框の一部を構成する形態
図1(a)は、単板ガラスパネルが嵌め込まれた樹脂アルミ複合サッシを使用した障子を、引き違い窓として構成した開口部装置を室外側から見た正面図である。図示の引き違い窓200は、建物(図示せず)の所定箇所に取り付けられる枠体50と、枠体50に取り付けられた2枚の可動障子である内障子60、および外障子70とを備えている。枠体50は、上枠51、下枠52、右縦枠53、および左縦枠54によって構成されている。また、内障子60は、上下の桟61、62と、左右の縦框63、64と、これらの框に固定されたガラスパネル65とを備えている。左縦框64の室内側には引き手(図1(a)には現われていない。)が取り付けられている。外障子70との召し合わせ框である右縦框63(図1(a)においては、下記の外障子70の左縦框74と召しあっており現れていない。)の中央部付近にはクレセント100が取り付けられている。外障子70は、上下の桟71、72と、左右の縦框73、74と、これらの框に固定されたガラスパネル75を備えている。右縦框73の室内側には引き手(図1(a)には現われていない。)が取り付けられている。内障子60との召し合わせ框である左縦框74にはクレセント100と係合する係合部76が設けられている。
図1(b)は、図1(a)のIB−IB線に沿った水平断面図である。この図では、上方が室外側を、下方が室内側をそれぞれ示し、図1(a)とは左右の方向が入れ替わっている。図示の通り、外障子70には、左右の縦框73、74の間に、グレージングチャネル76a、76bを介して単板ガラスパネル75が配設されている。右縦框73は、室外側のアルミ材73aと、室内側の樹脂材73bとを備え、これらアルミ材73a、及び樹脂材73bには、互いに対向するように見込み方向に延設された支持片77a、77bがそれぞれ設けられている。そしてこれら支持片77a、77bにより単板ガラスパネル75の右端側を密封するグレージングチャネル76aの見込み方向両端部が固定されている。一方、内障子60との召し合せ框である左縦框74は、一体に成形されたアルミ材74aにより構成されている。アルミ材74aには、見付方向に延設され、互いに対向する支持片77c、77dが設けられている。単板ガラスパネル75の左端側を密封するグレージングチャネル76bの見込み方向両端は、支持片77c、77dそれぞれの先端に取り付けられている。
内障子60には、左右の縦框63、64の間に、グレージングチャネル66a、66bを介して単板ガラスパネル65が配設されている。左縦框64は、室外側のアルミ材64aと、室内側の樹脂材64bとを備え、これらアルミ材64a、及び樹脂材64bには、互いに対向するように見込み方向に延設された支持片67a、67bがそれぞれ設けられている。そしてこれら支持片67a、67bにより単板ガラスパネル65の左端側を密封するグレージングチャネル66bの見込み方向両端部が固定されている。一方、外障子70との召し合せ框である右縦框63は、室外側のアルミ材63aと室内側の樹脂材63bとを備えている。これらアルミ材63a、及び樹脂材63bには、互いに対向するように見付方向に延設された支持片67c、67dがそれぞれ設けられている。そしてこれら支持片67c、67dにより単板ガラスパネル65の右端側を密封するグレージングチャネル66aの見込み方向両端部が固定されている。
図1(c)は、図1(a)の引き違い窓200の外障子70を図の左方向に引寄せて、窓を開放した状態におけるIC−IC線に沿った垂直断面図である。この図では、左方が室外側を、右方が室内側をそれぞれ示している。外障子70には、上下の桟71、72の間に、グレージングチャネル76c、76dを介して単板ガラスパネル75が配設されている。上桟71は、室外側のアルミ材71aと、室内側の樹脂材71bとを備えている。これらアルミ材71a、及び樹脂材71bには、互いに対向するように見込み方向に延設された支持片77e、77fがそれぞれ設けられている。そしてこれら支持片77e、77fにより単板ガラスパネル75の上端側を密封するグレージングチャネル76cの見込み方向両端部が固定されている。一方、外障子70の下桟72は、室外側のアルミ材72aと室外側の樹脂材72bとを備えている。これらアルミ材72a、及び樹脂材72bには、見込み方向に延設され、互いに対向する支持片77g、77hが設けられている。単板ガラスパネル75の下端側を密封するグレージングチャネル76dの見込み方向両端は、支持片77g、77hそれぞれの先端に取り付けられている。
内障子60には、上下の桟61、62の間に、グレージングチャネル66c、66dを介して単板ガラスパネル65が配設されている。上桟61は、室外側のアルミ材61aと、室内側の樹脂材61bとを備えている。これらアルミ材61a、及び樹脂材61bには、互いに対向するように見込み方向に延設された支持片67e、67fがそれぞれ設けられている。そしてこれら支持片67e、67fにより単板ガラスパネル65の上端側を密封するグレージングチャネル66cの見込み方向両端部が固定されている。一方、内障子60の下桟62は、室外側のアルミ材62aと室外側の樹脂材62bとを備えている。これらアルミ材62a、及び樹脂材62bには、見込み方向に延設され、互いに対向する支持片67g、67hが設けられている。単板ガラスパネル65の下端側を密封するグレージングチャネル66dの見込み方向両端は、支持片67g、67hそれぞれの先端に取り付けられている。
次に内障子60、及び外障子70の動作を簡単に説明する。外障子70の下桟72には、滑車132が設けられており、下枠52から上方向に立設されたレール133の上に配置されている。滑車132が、レール133の上を回転しつつ見付け方向へと移動されることによって、障子70の開閉が可能となっている。一方、外障子70の上桟71には溝134が形成されており、上端部は上枠51に設けられた突片135の厚さとほぼ同じ厚みの溝幅となるよう設けられている。かかる構成によって、突片135が、上桟71に形成された溝134に隙間なく差し入れられて、開閉時に障子70を滑らかに見付け方向へと移動させることができる。同様に、内障子60の下桟62には、滑車138が設けられており、下枠52から上方向に立設されたレール139の上に配置されている。滑車138が、レール139の上を回転しつつ見付け方向へと移動されることによって、障子60の開閉が可能となっている。一方、上桟61には溝140が形成されており、上端部は上枠51に設けられた突片141の厚さとほぼ同じ厚みの溝幅となるよう設けられている。かかる構成によって、突片141が上桟61に形成された溝140に隙間なく差し入れられて、開閉時に障子60を滑らかに見付け方向へと移動させることができる。
図2(a)は、図1(a)において符合73aが付されて示されている、外障子70の右縦框73を構成するアルミ材73aを拡大して示す図である。アルミ材73aは、室外側に面する見付面201と、見付面201から見込み方向に延設された戸当り面202、見込み面203、および支持片77aと、戸当り面202と見込み面203との両者の先端近傍を結ぶ連結面204とを備えている。見付面201の支持片77aが設けられている側と反対側の先端には、モヘア取り付け部205が設けられている。モヘア取り付け部205にはモヘアが取り付けられて、防虫、気密がはかられる。戸当り面202、及び見込み面203の室内側先端には、係合部206、207がそれぞれ設けられている。樹脂材73bは、係合部206、207によってアルミ材73aと係合されている。係合時には樹脂材73bは、連結面204の室内側に配置される。
支持片77aの室内方向に延設されている先端208は、わずかに見込み面203側に折り返されている。この折り返しがグレージングチャネル76aの端部に配置されて、グレージングチャネル76aの一端側が支持片77aの先端に取り付けられる。前記したように、この場合グレージングチャネル76aにより固定されるガラスパネルは、単板のガラスパネル75である。
図2(b)は、図2(a)において、Aで示される円形の範囲を拡大して示す図である。支持片77aにはその長さ方向の一点に溝210が支持片77aの全長に亘って設けられている。一方、溝210の厚さ方向反対側には段差211が形成されている。本発明はこの溝210に沿って、支持片77a先端を折り取って、ガラス開口寸法を拡大することによって、それまで単板ガラスパネルであったものを、複層ガラスパネルに変更することができる点に特徴がある。段差211は設けなくとも、溝210のみあれば支持片77a先端を折り取ることが可能であるが、段差211を設けることによってより円滑に、かつ、きれいに支持片77a先端を折り取ることができる。また、段差211に代えて、溝210の厚さ方向反対側に、第2の溝を設けても同様の効果を得ることができる。さらに、図2(b)に表されている溝と段差の位置を入れ替えても同様の効果を得ることができる。図において溝210の断面形状は「V」字状であるが、「U」字状、「コ」の字状等であってもよい。これら溝210、段差211、あるいは第2の溝は、アルミ押出し工程にて製造されるアルミ材73aの金型に対応する形状を形成することにより、アルミ材73aの全長に亘って形成することが容易となる。
本発明において、一つのサッシ枠を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用するためには、例えば外障子70に関して、上記右縦框73の支持片77aの先端を折り取り可能に構成するほか、ガラスパネルの室外側の面に対応する左縦框74の支持片77c、上桟71の支持片77e、および下桟72の支持片77gについても同様に構成することが必要である。全く同様な理由により、内障子60に関して、一つのサッシ枠を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用するためには、ガラスパネルの室外側の面に対応する4つの支持片67a、67c、67e、67gの先端をそれぞれ折り取り可能に構成する。
図2(c)は、支持片77aの先端部が溝210に沿って取り除かれた(折り取られた)アルミ材73a´の断面形状を示す図である。このように支持片77aの先端部を溝210に沿って折り取るには、支持片77a端部をペンチ等の工具にて見込み面203側に折り曲げ、次いで反対方向に折り返し、支持片77aの端部を見付面201から切り離す。そしてペンチを持ちかえて、切り離された端部を巻き取るようにすれば、全長に亘って支持片77aの先端部を見付面201から折り取って除去することができる。グレージングチャネルやビードの所定個所に配設するために、折り取られた支持片の見込み方向全長は1.5mm以上であることが望ましい。
このようにして、開口部装置200の、外障子70のアルミ材71a、72a、73a、74aの4つの支持片77a、77c、77e、77g(図1(b)、及び図1(c)参照)の各先端を上記のように折り取って、図2(c)に示す形状を備えたアルミ材71a´、72a´、73a´、74a´(図3(a)、及び図3(b)参照)にすることにより、単板ガラスパネル75を複層ガラスパネル95に入れ替える。また、内障子60のアルミ材61a、62a、63a、64a、の4つの支持片67a、67c、67e、67gの各先端を上記のように折り取って、図2(c)に示す形状を備えたアルミ材61a´、62a´、63a´、64a´(図3(a)、及び図3(b)参照)にすることにより、単板ガラスパネル65を複層ガラスパネル85に入れ替える。かかる複層ガラスパネル85,95を備えた開口部装置300について、水平断面図、及び垂直断面図を参照しつつ以下に説明する。なお水平断面図として図1(b)に対応しPGを備えた図3(a)、及び垂直断面図として図1(c)に対応しPGを備えた図3(b)においては、それぞれ図1(b)、図1(c)と同一部材が使用されている場合には、当該部材に同一参照符号を付してその説明を省略する。
図3(a)は、図1(b)に対応する、複層ガラスパネル85、95を備えた開口部装置300の水平断面図である。開口部装置300の外障子70において、右縦框73の先端を除去されたアルミ片73a´により、グレージングチャネル86aが支持されている。また、左縦框74の先端を除去されたアルミ片74a´、及び樹脂材74bにより、グレージングチャネル86bが支持されている。これらグレージングチャネル86a、86bにより複層ガラスパネル85が気密を保たれて固定されている。一方内障子60において、右縦框63の先端を除去されたアルミ片63a´、及び樹脂材63bにより、グレージングチャネル96aが支持されている。また、左縦框64の先端を除去されたアルミ片64a´、及び樹脂材64bにより、グレージングチャネル96bが支持されている。これらグレージングチャネル96a、96bにより複層ガラスパネル95が気密を保たれ固定されている。グレージングチャネル86a、86b、96a、96bは複層ガラスパネルに対応したガラス開口寸法に適合する形状を備えている。
図3(b)は、図1(c)に対応する、複層ガラスパネル85、95を備えた開口部装置300の垂直断面図である。開口部装置300の外障子70において、上桟71の先端を除去されたアルミ片71a´、及び樹脂材71bにより、グレージングチャネル86cが支持されている。また、下桟72の先端を除去されたアルミ片72a´、及び樹脂材72bにより、グレージングチャネル86dが支持されている。これらグレージングチャネル86c、86dにより複層ガラスパネル85が気密を保たれて固定されている。一方、内障子60において、上桟61の先端を除去されたアルミ片61a´、及び樹脂材61bにより、グレージングチャネル96cが支持されている。また、下桟62の先端を除去されたアルミ片62a´、及び樹脂材62bにより、グレージングチャネル96dが支持されている。これらグレージングチャネル96c、96dにより複層ガラスパネル95が気密を保たれ固定されている。グレージングチャネル86c、86d、96c、96dは複層ガラスパネルに対応したガラス開口寸法に適合する形状を備えている。
上記したように、本発明によれば、ガラスの一面側の、四辺の支持片の先端を折り取ることにより単板ガラスパネルから複層ガラスパネルに入れ替えることが可能であり、もって一つのサッシ枠を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用することが可能となる。さらに先端が折り取られた支持片の切断面は、グレージングチャネルやビードに押し当てられるので、外部に露出することがなく、意匠上の利点もある。なお上記実施形態においては、室内側支持片先端を折り取るように構成したが、室内側の支持片が見込み方向に長さがある場合には、室内側の支持片を折り取るようにしても良く、また、室内外両側の支持片を折り取るようにしても良い。
また上記実施形態では、支持片は框及び桟の一部として構成されている例を示したが本発明はこれに限定されるものではなく、支持片は例えば押し縁の一部を構成していても良い。この様な実施形態を以下に説明する。
(第二実施形態)・・・支持片が押し縁の一部を構成する形態
図4(a)は、単板ガラスパネルが嵌め込まれた嵌め殺し窓を室内側から見た正面図である。図示の嵌め殺し窓400は、建物(図示せず)の所定箇所に取り付けられる枠体500と、枠体500に押し縁630、630、630を介して取り付けられた単板ガラスパネル650とを備えている。枠体500は、上枠510、下枠520、右縦枠530、および左縦枠540によって構成されている。また、枠体500には押し縁630、630、630が係合されており、これら押し縁の先端にはビード(図4(a)には現われていない。図4(b)参照)が配置されている。そしてこのビードにより単板ガラスパネル650の室内側面が固定されている。
図4(b)は、図4(a)のIVB−IVB線に沿った嵌め殺し窓400の水平断面図である。なお、嵌め殺し窓400は、図4(b)においては左右対称形であるので、左右の対応する部材には同一符号を付している。縦枠530、540の室内側アルミ材620には押し縁630が係合されている。押し縁の先端にはビード640が配置され、左右のビード640、640により単板ガラスパネル650の室内側面が固定されている。
室内側アルミ材620は断熱ブリッジ材660を介して室外側アルミ材670に連結されている。室外側アルミ材670には見込み方向に延設された支持片670aを備えている。支持片670aの先端にはビード680が配置されている。左右のビード680、680により、単板ガラスパネル650の室外側の面が固定されている。
図5(a)は、図4(a)において符合630が付された押し縁を拡大して示す図である。図示の押し縁630は、室内側アルミ材620と係合する係合部631と、係合部631から窓中心方向に延在する張り出し部632と、張り出し部632先端から見込み方向に延在する支持片633とを備えている。支持片633の先端には折り返し部634が形成されており、折り返し部634にはビード640が配置される。
図5(b)は、図5(a)において、Bで示される円形の範囲を拡大して示す図である。図示のとおり支持片633には、長手方向に溝635が形成されている。押し縁630の支持片633はこの溝635に沿って先端部を折り取り、長さを調節することができる。溝635の厚さ方向反対側には突辺636が形成されている。
このようにして本実施形態においては、押し縁に備えられた支持片の長さを調節することにより、単板ガラスパネルに代えて複層ガラスパネルを取り付けることが可能となる。
図5(c)は、押し縁630の支持片633先端側が折り取られた後の形状を示す図である。支持片633の先端側が溝635に沿って取り除かれると、突辺636は支持片633の先端に配置され、その形状は折り返し部634と略同一となるので、そこにビードを配設することが可能である。
かくして図4(a)で示された嵌め殺し窓400の、押し縁支持片633先端を上記のように折り取って、図5(c)に示す形状の押し縁630´にすることにより、単板ガラスパネル650を複層ガラスパネル750に入れ替えることができる。このようにして複層ガラスパネルが嵌め込まれた嵌め殺し窓600について水平断面を表した図6を参照しつつ説明する。なお図4(a)と同一の部材は同一参照符号を付してその説明は省略する。図示の複層ガラスパネル750を備えた嵌め殺し窓600は、折り取られて短い長さにされた支持片を備えた押し縁630´を備えている。そして押し縁630´先端にビード640が配設され、左右のビード640、640によって、複層ガラスパネル750の室内側面が支えられている。
以上説明したように、本発明では、一つのサッシ枠を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用するために、框の一部を形成する支持片、あるいは押し縁の一部を形成する支持片をあらかじめ形成されている溝に沿って折り取る。上記支持片は見込み方向に延設され、その先端にはグレージングチャネル、ビード等のシール部材が配設される。
なお、上記では、第一実施形態として、樹脂アルミ複合サッシを備えた引き違い障子において、框の一部としての支持部材先端部を取り除いて、単板ガラスパネルを複層ガラスパネルに入れ替えた例、第二実施形態として、アルミサッシ枠に押し縁を備えた嵌め殺し窓において、押し縁の一部としての支持片先端部を取り除いて、単板ガラスパネルを複層ガラスパネルに入れ替えた例について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、以下に示すように、様々な種類の開口部装置に適用することが可能である。以下の変形例においては、框の一部としての支持片先端部を取り除いて、単板ガラスパネルを複層ガラスパネルに入れ替える例について説明しているが、これらの例において、押し縁によりガラスパネルを支持する構成にも本願発明の技術的範囲が及ぶことは当然である。
(変形例)
まず、図7を参照しつつ、木・アルミサッシの窓に本発明を適用した例について説明する。この窓720は、室内側が木、室外側がアルミニウムである木・アルミサッシとして構成されている縦すべり出し窓である。本図は、単板ガラスパネルを複層ガラスパネルに入れ替えた後の窓において、窓の高さ方向中央部近傍における水平断面の左側のみ表している。ここでは、参照符号721で示される支持片の見込み方向長さを短くして、単板ガラスパネルを複層ガラスパネル725に入れ替えている。
次に、図8〜図10により、各種材質の異なるサッシ枠に本発明を適用した例について説明する。各図は、引き違い障子を備えた開口部装置として表されている。
図8(a)は、アルミニウムのみで構成されたサッシ枠を備えた開口部装置800の中央部近傍の垂直断面図、図8(b)は、開口部装置800の中央部近傍の水平断面図である。開口部装置800においては、内外障子の左右の框及び上下の桟の一部を構成する支持片801a〜801h、802a〜802hの長さを溝に沿って折り取ることにより調整して単板ガラスパネル850a、850bを複層ガラスパネルに入れ替えることができる。支持片の長さの調整は、室内側若しくは室外側のみ、または室内側と室外側の両者について行っても良い。
図9(a)は、アルミ樹脂複合サッシ枠を備えた開口部装置900の中央部近傍の垂直断面図、図9(b)は、開口部装置900の中央部近傍の水平断面図である。開口部装置900においてはグレージングチャネル910〜940、960〜990の両端を支えるアルミ材あるいは樹脂材の見込み方向長さを調整して単板ガラスパネルを複層ガラスパネル950a、950bに入れ替えることができる。
図10(a)は、室内外の断熱を良好にしたサーマルブレークサッシ枠を備えた開口部装置1100の中央部近傍の垂直断面図、図10(b)は、開口部装置1100の中央部近傍の水平断面図である。開口部装置1100においては、内外障子の左右の框及び上下の桟の一部を構成する支持片1110a〜1110pの長さを溝に沿って折り取ることにより調整して、単板ガラスパネルを複層ガラスパネル1050a、1050bに入れ替えることができる。支持片の長さの調整は、室内側若しくは室外側のみ、または室内側と室外側の両者について行っても良い。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う一つのサッシ枠を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用する方法、及び開口部装置もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
単板ガラスパネルが嵌め込まれた樹脂アルミ複合サッシを使用した障子を、引き違い窓として構成した開口部装置を室外側から見た正面図である。 図1(a)のIB−IB線に沿った水平断面図である。 図1(a)のIC−IC線に沿った垂直断面図である。 図1(a)に示された框の支持片を含む部材を拡大して示す図である。 図2(a)において、Aで示される円形の範囲を拡大して示す図である。 図2(a)で示される部材の支持片先端部が折り取られた後の形状を示す図である。 図1(b)に対応する、複層ガラスパネルを備えた開口部装置の水平断面図である。 図1(c)に対応する、複層ガラスパネルを備えた開口部装置の垂直断面図である。 単板ガラスパネルが嵌め込まれた嵌め殺し窓を室外側から見た正面図である。 図4(a)のIVB−IVB線に沿った水平断面図である。 押し縁の支持片を含む部材を拡大して示す図である。 図5(a)において、Bで示される円形の範囲を拡大して示す図である。 図5(a)で示される押し縁の支持片先端部が折り取られた後の形状を示す図である。 図4(b)に対応する、複層ガラスパネルを備えた嵌め殺し窓の水平断面図である。 単板ガラスパネルを複層ガラスパネルに入れ替えた後の縦すべり出し窓において、窓の高さ方向中央部近傍における水平断面の左側のみ表す図である。 アルミニウムのみで構成されたサッシ枠を備えた開口部装置の中央部近傍の垂直断面図である。 図8(a)の開口部装置の中央部近傍の水平断面図である。 アルミ樹脂複合サッシ枠を備えた開口部装置の中央部近傍の垂直断面図である。 図9(a)の開口部装置の中央部近傍の水平断面図である。 室内外の断熱を良好にしたサーマルブレークサッシ枠を備えた開口部装置の中央部近傍の垂直断面図である。 図10(a)の開口部装置の中央部近傍の水平断面図である。
符号の説明
50 枠体
51、52 横枠
53、54 縦枠
60 内障子(障子)
61、62 桟(サッシ枠)
63、64 框(サッシ枠)
65、75 単板ガラスパネル
66a、66b、66c、66d グレージングチャネル(シール材)
70 外障子(障子)
76a、76b、76c、76d グレージングチャネル(シール材)
67a、67c、67e、67g 支持片
71、72桟(サッシ枠)
73、74 框(サッシ枠)
77a、77c、77e、77g 支持片
85、95 複層ガラスパネル
200 引き違い窓(開口部装置)
208 先端
400 嵌め殺し窓(開口部装置)
210 溝
211 段差
300 引き違い窓(開口部装置)
600 嵌め殺し窓(開口部装置)
630 押し縁
633 支持片
634 先端
635 溝

Claims (5)

  1. 一つのサッシ枠を単板ガラスパネルと複層ガラスパネルとに兼用する方法であって、
    ガラスパネルの厚さ方向の少なくとも一面側からシール材を介して該パネルを支持する支持片の、前記ガラスパネル表面から略等距離となる部位に連続した溝を設け、
    前記ガラスパネルが単板ガラスパネルである場合には、前記支持片をそのまま使用し、
    前記ガラスパネルが複層ガラスパネルである場合には、前記支持片の前記ガラスパネル側の先端部を前記溝に沿って取り除いて使用する、
    サッシ枠の兼用方法。
  2. 左右の縦枠と上下の横枠とで形成される枠体と、該枠体内に収められるとともにガラスパネルと該ガラスパネルを支える支持片とを備えた障子と、を備えた開口部装置であって、
    前記ガラスパネルは、その厚さ方向の少なくとも一面側からシール材を介して前記支持片により支持されており、
    前記支持片には、前記ガラスパネル表面から略等距離となる部位に連続した溝が設けられており、
    前記ガラスパネルが単板ガラスパネルである場合には、そのままの前記支持片が備えられ、
    前記ガラスパネルが複層ガラスパネルである場合には、前記ガラスパネル側の先端部を前記溝に沿って取り除いた前記支持片を備える、
    開口部装置。
  3. 前記支持片は、左右の框及び上下の桟の一部を構成するとともに、見込み方向に延設され、
    その延設された先端に略平行に前記溝が形成されるとともに、該先端、または該先端部を前記溝に沿って取り除いた残部の先端が、ガラス開口寸法を規定する、請求項2に記載の開口部装置。
  4. 前記支持片は、押し縁の一部を構成するとともに、見込み方向に延設され、
    その延設された先端に略平行に前記溝が形成されるとともに、該先端、または該先端部を前記溝に沿って取り除いた残部の先端が、ガラス開口寸法を規定する、請求項2に記載の開口部装置。
  5. 前記支持片には、前記溝が形成された面の裏面側の前記溝に対応する位置に、第二の溝、または段差が形成されている、請求項2〜4のいずれか一項に記載の開口部装置。
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