JP2009228350A - 樹脂サッシ - Google Patents
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Abstract
【課題】連結ブロックによる框材の連結強度を向上させた樹脂サッシを提供する。
【解決手段】上下框20、21及び左右の縦框22、23は長手方向に沿って中空部24を有し、少なくとも縦框には中空部の内周面に沿って金属製の補強材25が設けられ、上框20と縦框22、23を連結する上連結ブロック30は、上框と縦框とのコーナー部に配置される基部31と、上框の中空部に嵌入される上框連結部32と、基部から突出し縦框の中空部に嵌入される縦框連結部33とを有し、縦框連結部は基部側の根元部33aと、根元部より先端側の先端部33bとからなり、根元部33aは縦框の端部と補強材の端部との間の領域において縦框の中空部の内周面に嵌入自在な形状に形成され、先端部33bは補強材が配置された領域において補強材の内周面に嵌入自在な形状に形成されてなる。
【選択図】図5
【解決手段】上下框20、21及び左右の縦框22、23は長手方向に沿って中空部24を有し、少なくとも縦框には中空部の内周面に沿って金属製の補強材25が設けられ、上框20と縦框22、23を連結する上連結ブロック30は、上框と縦框とのコーナー部に配置される基部31と、上框の中空部に嵌入される上框連結部32と、基部から突出し縦框の中空部に嵌入される縦框連結部33とを有し、縦框連結部は基部側の根元部33aと、根元部より先端側の先端部33bとからなり、根元部33aは縦框の端部と補強材の端部との間の領域において縦框の中空部の内周面に嵌入自在な形状に形成され、先端部33bは補強材が配置された領域において補強材の内周面に嵌入自在な形状に形成されてなる。
【選択図】図5
Description
本発明は、建物開口部に設けられる枠体内に樹脂材からなる框体を有した障子を納めてなる樹脂サッシに関し、特に框体を構成する上下框と左右の縦框とを連結ブロックにより連結してなる樹脂サッシに関する。
従来、建物開口部に設けられるサッシにおいて、障子を構成する框体を樹脂材によって形成した樹脂サッシが知られている。樹脂サッシは、意匠性及び断熱性に優れている一方、金属材を用いたサッシに比べて強度が低い。このため、框体を構成する各框材の、特に縦框には金属材からなる補強材が設けられる。各框材は断面中空状に形成されており、補強材は框材の中空部内周面に沿うような形状に形成されて、框材内に挿入される。
また、框体は上下框と左右の縦框とが連結ブロックにより連結され框組みされる。連結ブロックは、上框と縦框とを連結する上連結ブロックと、下框と縦框とを連結する下連結ブロックとからなり、いずれも框材の連結部分におけるコーナー部に配置される基部と、連結する両框材の中空内部に嵌入自在な連結部とを有している。この連結部が框材の中空部に嵌入されることで、両框材が連結される。このような樹脂サッシとしては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開平2007−224564号公報
樹脂サッシにおいては、障子を構成する各框材の連結強度を充分に確保することが必要となる。このため、連結ブロックと框材の連結強度が充分に大きいことが必要とされるが、上連結ブロックと下連結ブロックでは、形状が異なることにより強度に違いがあった。
下連結ブロックは、下端部が枠体の下枠上面に形成されるレールを跨ぐように凹状に形成されており、上連結ブロックも、上端部が枠体の上枠下面に形成される案内レールを跨ぐように凹状に形成されている。ここで、障子を慳貪式に枠体に納めるため、上連結ブロックの凹状部分は下連結ブロックの凹状部分よりも深くなるように形成されている。すなわち、上連結ブロックは縦框から上下方向により大きく突出することとなる。このため、力が加わった場合に、上連結ブロックの方が縦框に対し左右に振れる可能性が高く、より高い連結強度が求められていた。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、連結ブロックによる框材の連結強度を向上させた樹脂サッシを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る樹脂サッシは、建物開口部に設けられる枠体内に障子を納めてなり、該障子は樹脂材からなる上下框及び左右の縦框を方形状に框組みしてなる框体内にパネル体を固定してなる樹脂サッシにおいて、
前記上下框及び左右の縦框は断面中空状に形成されて長手方向に沿って中空部を有し、少なくとも前記縦框には中空部の内周面に沿う形状に形成された金属製の補強材が設けられ、該補強材は端部が前記縦框の端部よりも長手方向内側に配置され、
前記上框は両端部に取付けられる上連結ブロックにより前記左右の縦框と連結され、前記下框は両端部に設けられる下連結ブロックにより前記左右の縦框と連結され、
前記上連結ブロックは、前記上框と縦框とのコーナー部に配置される基部と、前記上框の中空部に嵌入される上框連結部と、前記基部から突出し前記縦框の中空部に嵌入される縦框連結部とを有し、該縦框連結部は前記基部側の根元部と、該根元部より先端側の先端部とからなり、前記根元部は前記縦框の端部と前記補強材の端部との間の領域において前記縦框の中空部の内周面に嵌入自在な形状に形成され、前記先端部は前記補強材が配置された領域において前記補強材の内周面に嵌入自在な形状に形成されてなることを特徴として構成されている。
前記上下框及び左右の縦框は断面中空状に形成されて長手方向に沿って中空部を有し、少なくとも前記縦框には中空部の内周面に沿う形状に形成された金属製の補強材が設けられ、該補強材は端部が前記縦框の端部よりも長手方向内側に配置され、
前記上框は両端部に取付けられる上連結ブロックにより前記左右の縦框と連結され、前記下框は両端部に設けられる下連結ブロックにより前記左右の縦框と連結され、
前記上連結ブロックは、前記上框と縦框とのコーナー部に配置される基部と、前記上框の中空部に嵌入される上框連結部と、前記基部から突出し前記縦框の中空部に嵌入される縦框連結部とを有し、該縦框連結部は前記基部側の根元部と、該根元部より先端側の先端部とからなり、前記根元部は前記縦框の端部と前記補強材の端部との間の領域において前記縦框の中空部の内周面に嵌入自在な形状に形成され、前記先端部は前記補強材が配置された領域において前記補強材の内周面に嵌入自在な形状に形成されてなることを特徴として構成されている。
また、本発明に係る樹脂サッシは、前記縦框の室内面には断面略方形状の引手部材が長手方向に沿って設けられ、該引手部材は室外側面が前記縦框の室内面に当接し、前記引手部材の室外側面と前記縦框の室内面及び前記縦框の中空部に設けられる前記補強材とを共締め固定してなることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係る樹脂サッシは、前記補強材は前記中空部の内周面のうち3面と当接する断面略コ字状に形成され、前記縦框連結部の先端部は前記補強材の内周面を構成する3面と当接することを特徴として構成されている。
本発明に係る樹脂サッシによれば、上框と縦框を連結する上連結ブロックは、コーナー部に配置される基部と、上框の中空部に嵌入される上框連結部と、基部から突出し縦框の中空部に嵌入される縦框連結部とを有し、縦框連結部は基部側の根元部と、根元部より先端側の先端部とからなり、根元部は縦框の端部と補強材の端部との間の領域において縦框の中空部の内周面に嵌入自在な形状に形成され、先端部は補強材が配置された領域において補強材の内周面に嵌入自在な形状に形成されてなることにより、上連結ブロックが縦框及び補強材に対して二重に嵌合しているので、上連結ブロックと縦框との連結強度を大きくし、框体の強度を大きくすることができる。
また、本発明に係る樹脂サッシによれば、縦框の室内面には断面略方形状の引手部材が長手方向に沿って設けられ、引手部材は室外側面が縦框の室内面に当接し、引手部材の室外側面と縦框の室内面及び縦框の中空部に設けられる補強材とを共締め固定してなることにより、引手部材と召合せ框とが強固に一体化されるので、框体の強度を向上させることができる。
さらに、本発明に係る樹脂サッシによれば、補強材は中空部の内周面のうち3面と当接する断面略コ字状に形成され、縦框連結部の先端部は補強材の内周面を構成する3面と当接することにより、縦框連結部の先端部が補強材に対して強固に嵌入されるので、上連結ブロックと縦框との連結強度をより大きくすることができる。
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1は本実施形態における樹脂サッシを有したサッシ全体の縦断面図、図2はサッシ全体の横断面図である。サッシ全体の構成は、建物開口部に外窓50を取付け、その室内側に樹脂サッシである内窓1を設けて二重構造としてなるものである。
外窓50は、方形状に枠組みされた外側枠体51内に、外側内障子52と外側外障子53を引き違い状に納めてなるものであり、一般的なサッシの構成と同様のものである。外窓50の室内側には上辺及び縦辺に額縁材5が、下辺には床材6がそれぞれ設けられており、額縁材5の室内側端部付近に樹脂サッシである内窓1が取付けられる。
内窓1は、額縁材5及び床材6に取付けた枠体2内に内障子3と外障子4を引き違い状に納めてなるものである。枠体2は、いずれも樹脂材からなる上枠10と下枠11及び左右の縦枠12、12を方形状に枠組みして構成される。
内障子3及び外障子4は、いずれも樹脂材からなる上框20と下框21、縦框である枠側縦框22及び召合せ框23を方形状に框組みしてなる框体7にガラス体8を納めて構成され、枠体2内において長手方向に走行自在となるように納められる。縦框は、枠側に配置される枠側縦框22と、召合せ側に配置される召合せ框23とが、内障子3及び外障子4にそれぞれ配置される。内障子3の召合せ框23の室内面には、断面略方形状の引手部材26が設けられており、引手部材26に手を掛けて内障子3を容易に開閉させることができるようにしている。引手部材26は金属材で形成されており、室内側にはカバー部材26aが設けられて引手部材26の室内露出面を覆っている。
框体7を構成する各框材は、それぞれ中空部24を有する断面中空状に形成されている。枠側縦框22と召合せ框23の中空部24には、その内周面に沿う形状を有した補強材25が設けられている。補強材25は、金属材によって形成されており、枠側縦框22または召合せ框23の室内側内周面に当接する室内面25aと、枠側縦框22または召合せ框23の室外側内周面に当接する室外面25bとを有している。このように金属材からなる補強材25が縦框内に設けられることで、樹脂材からなる框体7の強度を大きくしている。
枠体2を構成する上枠10には、下面に内案内レール10aと外案内レール10bが突出状に形成され、それぞれ内障子3及び外障子4の各上辺を案内する。内障子3の上框20には、上面に案内溝20aが形成され、これが上枠10の内案内レール10aに案内される。また、外障子4の上框20にも、上面に案内溝20aが形成され、これが上枠10の外レール10bに案内される。
上框20の下面にはガラス挿入溝20bが形成され、さらにガラス挿入溝20bの開口近傍にはそれぞれ2つずつの軟質樹脂からなるヒレ部20cが一体的に形成されている。ガラス体8はガラス挿入溝20b内に納められ、ヒレ部20cによって室内外面をそれぞれ押圧され固定される。
枠体2を構成する下枠11には、内レール11a及び外レール11bが上面から突出状に形成され、それぞれ内障子3及び外障子4が走行自在となるように案内する。内障子3の下框21には、下部に戸車21aが設けられ、この戸車21aが下枠11の内レール11aに載置されて内障子3を長手方向に走行自在とする。また、下框21の上面にはガラス挿入溝21bが形成されると共に、その開口近傍にはそれぞれ2つずつの軟質樹脂からなるヒレ部21cが一体的に形成されている。ガラス体8はガラス挿入溝21b内に納められ、ヒレ部21cによって室内外面をそれぞれ押圧され固定される。
外障子4の下框21も内障子3の下框21と同様の構成からなり、下部に戸車21aが、上面にガラス挿入溝21b及びヒレ部20cが形成され、戸車21aは下枠11の外レール11bに載置されて走行自在とされ、ガラス挿入溝21bにはガラス体8が納められてヒレ部21cによって両面から押圧固定する。
内障子3の召合せ框23には、外周側にクレセント23aが設けられ、内周側にはガラス挿入溝23bが形成される。ガラス挿入溝23bには開口部近傍に軟質樹脂からなるヒレ部23cが2つずつ一体的に形成されており、ガラス体8はガラス挿入溝23bに納められてヒレ部23cにより両面から押圧固定される。外障子4の召合せ框23は、内周側にガラス挿入溝23b及びヒレ部23cが形成されており、内障子3の召合せ框23と同様のガラス固定構造を有している。
次に、框体7の連結構造について説明する。図3には、外障子4を構成する框体7の分解斜視図を示している。この図に示すように、各框材は切断加工により端面を概ね面一状とされ、上連結ブロック30と下連結ブロック35の2種類の連結ブロックによって連結される。
上框20は、両端面が切断加工のみによって面一状に形成される。また枠側縦框22と召合せ框23も、両端面が切断加工によって形成される。これらは内周面の一部に切欠きが形成されるものの、各端面は概ね面一状として形成されている。上框20と枠側縦框22、及び上框20と召合せ框23は、いずれも同じ形状からなる上連結ブロック30によって連結される。
上連結ブロック30は、基部31の側部に上框20の端面からその中空内部に嵌入される上框連結部32を有し、基部31の下部に枠側縦框22または召合せ框23の上端面からその中空内部に嵌入される縦框連結部33を有して構成される。縦框連結部33を枠側縦框22または召合せ框23の上端部に、それぞれ嵌入することで、基部31は枠側縦框22の上部及び召合せ框23の上部にそれぞれ配置される。
上連結ブロック30の基部31は、上框20の上半分と略同じ断面形状に形成されて、案内溝構成部31aが設けられている。案内溝構成部31aは、縦框に嵌入された上連結ブロック30の上框連結部32を上框20に嵌入することにより、上框20の案内溝20aと略連続状とされる。
また、上連結ブロック30の縦框連結部33は、基部31側の根元部33aと、根元部33aより先端側の先端部33bとが一体的に形成されている。根元部33aは、縦框の中空部24の内周面に略適合する形状に形成されており、縦框の端部から挿入することで、縦框24の中空部24に対して嵌合される。一方、先端部33bは、根元部33aよりも小さい断面形状を有し、縦框の中空部24に設けられる補強材25の内周面に対し、嵌入される。当該構成については、後で詳述する。
下連結ブロック35は、基部36の側方上部に下框21の端面からその中空内部に嵌入される下框連結部37を有し、基部36の上部に枠側縦框22または召合せ框23の下端面からその中空内部に嵌入される縦框連結部38を有して構成される。縦框連結部38を枠側縦框22または召合せ框23の下端部に、それぞれ嵌入することで、基部35は枠側縦框22の下部及び召合せ框23の下部にそれぞれ配置される。
下連結ブロック35の基部36は、下框21の下端部と略同じ断面形状に形成されて、凹部36aが設けられている。凹部36aは、縦框に嵌入された下連結ブロック35の下框連結部37を下框21に嵌入することにより、下框21の下端部において内レール11aや外レール11bを跨ぐ部分と略連続状とされる。
縦框と上連結ブロック30及び下連結ブロック35との連結構造について、より詳細に説明する。図4には内障子3の召合せ框23の正面図を、図5には内障子3の召合せ框23の側面図を、それぞれ示している。これら各図において、召合せ框23には両端部にそれぞれ上連結ブロック30と下連結ブロック35が嵌入されている。召合せ框23内に設けられる補強材25は、端部が召合せ框23の端部よりも長手方向内側に配置される。すなわち、補強材25は召合せ框23の長手方向中央部に配置されて、召合せ框23の両端部付近には補強材25の配置されない領域が存在する。
上連結ブロック30には、基部31から召合せ框23の中空部24内に嵌入される縦框連結部33が突出状に形成されており、縦框連結部33は召合せ框23の中空部24の内周面に略適合する外形状を有した根元部33aと、根元部33aからさらに突出する先端部33bとを有して構成されている。
根元部33aは、召合せ框23の上端部付近において召合せ框23の上端部と補強材25の上端部との間の領域において、召合せ框23の中空部24内周面に嵌入された状態となっている。一方、先端部33bは補強材25の配置されている領域まで延びて、補強材25の内周面に嵌入される。このように、上連結ブロック30の縦框連結部33は、召合せ框23及び補強材25に対し、二重に嵌合される。
一方で、下連結ブロック35は、縦框連結部38が召合せ框23の下端部付近において召合せ框23の下端部と補強材25の下端部との間の領域にのみ配置される。すなわち、下連結ブロック35は召合せ框23の中空部24内周面に嵌入されていて、補強材25には嵌入されていない。
図6には、図4のA−A断面図を示している。この図に示すように、召合せ框23の中空部24に挿入された補強材25は、室内面25aと室外面25b及びこれらを繋ぐ面とを有して、中空部24の内周面のうち3面と当接するように断面略コ字状に形成されている。上連結ブロック30の縦框連結部33に形成された先端部33bは、補強材25を構成する3面に沿うように断面略コ字状に形成されており、これらの面と当接する。
また、召合せ框23の室内側に設けられる引手部材26は、室外側面が召合せ框23の室内面に当接している。そして、引手部材26の室外側面と召合せ框23の室内面及び補強材25の室内面25aとがネジにより共締め固定されている。これによって、引手部材26と召合せ框23とが強固に一体化されるので、内障子3を構成する框体7の強度を向上させることができる。
以上のように、召合せ框23の上端部に嵌入される上連結ブロック30は、縦框連結部33を構成する根元部33aが縦框の中空部24に対して嵌入され、縦框連結部33を構成する先端部33bが補強材25に対して嵌入されることで、縦框及び補強材25に対して二重に嵌合しているので、上連結ブロック30と縦框との連結強度を大きくし、框体7の強度を充分に確保することができる。
また、図4〜図6では内障子3の召合せ框23について示したが、外障子4の召合せ框23も、引手部材26が設けられないことを除いては内障子3と同様の構造であり、上連結ブロック30が召合せ框23及び補強材25に対して二重に嵌合し取付けられる。また、内障子3及び外障子4の枠側縦框22についても、同様の構造で上連結ブロック30が取付けられる。したがって、内障子3の召合せ框23以外の縦框についても、上連結ブロック30と縦框との連結強度を大きくすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。例えば、本実施形態では、建物開口部内に設けられる外窓と内窓のうち、内窓を樹脂サッシとして本発明を適用したが、樹脂サッシ単体が建物開口部に設けられた場合であっても、本発明を適用することができる。また、窓の種類は引き違いサッシには限られず、開き窓等であっても本発明を適用することができる。
1 内窓
2 枠体
3 内障子
4 外障子
5 額縁材
6 床材
7 框体
8 ガラス体
10 上枠
11 下枠
12 縦枠
20 上框
21 下框
22 枠側縦框
23 召合せ框
24 中空部
25 補強材
26 引手部材
30 上連結ブロック
31 基部
31a 案内溝構成部
32 上框連結部
33 縦框連結部
33a 根元部
33b 先端部
35 下連結ブロック
36 基部
36a 凹部
37 下框連結部
38 縦框連結部
2 枠体
3 内障子
4 外障子
5 額縁材
6 床材
7 框体
8 ガラス体
10 上枠
11 下枠
12 縦枠
20 上框
21 下框
22 枠側縦框
23 召合せ框
24 中空部
25 補強材
26 引手部材
30 上連結ブロック
31 基部
31a 案内溝構成部
32 上框連結部
33 縦框連結部
33a 根元部
33b 先端部
35 下連結ブロック
36 基部
36a 凹部
37 下框連結部
38 縦框連結部
Claims (3)
- 建物開口部に設けられる枠体内に障子を納めてなり、該障子は樹脂材からなる上下框及び左右の縦框を方形状に框組みしてなる框体内にパネル体を固定してなる樹脂サッシにおいて、
前記上下框及び左右の縦框は断面中空状に形成されて長手方向に沿って中空部を有し、少なくとも前記縦框には中空部の内周面に沿う形状に形成された金属製の補強材が設けられ、該補強材は端部が前記縦框の端部よりも長手方向内側に配置され、
前記上框は両端部に取付けられる上連結ブロックにより前記左右の縦框と連結され、前記下框は両端部に設けられる下連結ブロックにより前記左右の縦框と連結され、
前記上連結ブロックは、前記上框と縦框とのコーナー部に配置される基部と、前記上框の中空部に嵌入される上框連結部と、前記基部から突出し前記縦框の中空部に嵌入される縦框連結部とを有し、該縦框連結部は前記基部側の根元部と、該根元部より先端側の先端部とからなり、前記根元部は前記縦框の端部と前記補強材の端部との間の領域において前記縦框の中空部の内周面に嵌入自在な形状に形成され、前記先端部は前記補強材が配置された領域において前記補強材の内周面に嵌入自在な形状に形成されてなることを特徴とする樹脂サッシ。 - 前記縦框の室内面には断面略方形状の引手部材が長手方向に沿って設けられ、該引手部材は室外側面が前記縦框の室内面に当接し、前記引手部材の室外側面と前記縦框の室内面及び前記縦框の中空部に設けられる前記補強材とを共締め固定してなることを特徴とする請求項1記載の樹脂サッシ。
- 前記補強材は前記中空部の内周面のうち3面と当接する断面略コ字状に形成され、前記縦框連結部の先端部は前記補強材の内周面を構成する3面と当接することを特徴とする請求項1または2記載の樹脂サッシ。
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- 2008-03-25 JP JP2008077028A patent/JP2009228350A/ja active Pending
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Legal Events
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