JP3988872B2 - 嵌め殺し窓 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、嵌め殺し窓およびその取付方法に関し、特に窓枠に障子を取り付けて形成される嵌め殺し窓ユニットの取付構造の改良に関する。
【0002】
【背景技術】
従来、嵌め殺し窓は、建物の躯体等に取り付けられた窓枠に直接ガラスやパネル等の面材を組み込んで形成されることが一般的である。
一方、窓には、嵌め殺し窓の他に、開き窓や辷り出し窓、上げ下げ窓、引違い窓等、各種形式のものがあり、これらの形式ごとに窓枠のサッシが製作されている。形式ごとに異なるサッシでは、製作時における型の種類数が膨大になり、製作された製品種類ごとの在庫管理が煩雑になる。また、建設現場での取付方法も形式ごとに異なるため、取付作業に掛かる手間や取付部品の点数が増大するという問題がある。
そこで、窓枠のサッシの種類数を削減するために、嵌め殺し窓と、開き窓や辷り出し窓との窓枠を共通化する方法が提案されている。この方法では、共通化された窓枠に、ガラス等が組み込まれた障子をアタッチメント等で固定することで嵌め殺し窓を構成し、障子をヒンジ等で開閉可能に取り付けることで開き窓や辷り出し窓を構成する。
【0003】
このような嵌め殺し窓の取付構造では、先ず、上枠、下枠、および左右の縦枠を四周枠組みして形成した窓枠を建物の躯体等に固定する。続いて、上框、下框、および左右の竪框を四周框組みしてガラス等を組み込んだ障子を窓枠に固定することとなる。この際、従来は、障子の下框を窓枠の下枠上に載置して荷重を支持するとともに、障子の竪框を窓枠の縦枠に固定することによって障子が室内外方向に倒れないようにして嵌め殺し窓を構成していた。
この際、障子の竪框と窓枠の縦枠とを固定する方法としては、ビス止めする方法や、専用のアタッチメント等を用いる方法が一般的に採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の嵌め殺し窓では、障子の竪框および窓枠の縦枠のそれぞれ複数箇所をビスやアタッチメントで固定する必要があり、固定箇所数が多くなる。従って、ビスやアタッチメントの部品点数が多くなるとともに、固定作業に手間が掛かるという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、部品点数を低減でき、かつ、建物への取付作業を簡略化できる嵌め殺し窓を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る嵌め殺し窓は、上枠、下枠、および左右の縦枠を四周枠組みした窓枠と、上框、下框、および左右の竪框を四周框組みして面材を組み込んだ障子とを備え、前記窓枠に前記障子を取り付けて形成される嵌め殺し窓であって、前記障子の下框は、前記窓枠の下枠に対して少なくとも室内外方向に移動不能に係止され、前記上枠または前記上框の一方には、他方の上枠または上框に設けられた被係合部に係合して前記上框を前記上枠に対して少なくとも室内外方向に移動不能にする係合状態位置と、前記係合が外れる非係合状態位置とに移動可能とされた係合部を有する係合部材が固定され、前記係合部材の係合部を係合状態位置に維持してその移動を規制可能な規制手段が設けられ、前記規制手段は、前記係合部を係合状態位置に規制する規制状態位置と、当該係合部の規制を解除する非規制状態位置とに移動可能とされた規制部を有し、かつ、室内側から操作可能に前記上枠または前記上框に設けられた規制部材で構成されていることを特徴とする。
【0007】
ここで、障子の下框は、例えば、下框に形成された位置決め孔を、窓枠の下枠上に設置されて上方に突出する位置決め部材に嵌合する等の手段によって、下枠に対して少なくとも室内外方向に関して移動不能に係止されていればよく、さらに、窓枠の見付け方向に関しての移動を規制されてもよい。
【0008】
このような本発明によれば、窓枠の下枠に障子の下框を室内外方向に移動不能に係止するとともに、上枠または上框の一方に固定された係合部材の係合部が、他方に設けられた非係合部に係合し、さらに係合部の移動を規制する規制手段により係合状態を維持することによって、障子が窓枠に固定される。従って、下框が係止された状態で、上框を上枠に固定することによって障子が上下で確実に固定され、従来のように竪框と縦枠とを固定しなくても、障子が、窓枠に対して倒れたり、外れることなく、嵌め殺し窓を構成できる。また、従来のように竪框と縦枠とをそれぞれ複数箇所固定する場合と比較し、固定箇所数や固定作業の手間が少なくなるので、部品点数を低減し作業手間を軽減できる。
【0010】
この際、前記係合部材は、その一端側が前記上枠または前記上框の一方に固定され、かつ、その他端側が当該一方の上枠または上框と所定間隔を介して対向しており、前記規制部材の規制部は、前記間隔部分に挿入される規制状態位置と、当該間隔部分から外れる非規制状態位置とに移動可能とされることが好ましい。
このような構成では、係合部材の他端側と上枠または上框との間に規制部材の規制部を挿入して、係合部を係合状態位置に規制することによって、係合状態を維持し、障子を確実に固定できる。また、室内側から規制部材を操作し、規制部を規制状態位置に移動することによって、容易に係合状態を維持することができ、障子を外れなくできるとともに、規制部を非規制状態位置に移動し、係合部を非係合状態位置に移動することによって、障子を容易に外すことができる。さらに、ビスをねじ止めする作業が不要で、より一層簡単に障子の取り付けができる。
【0011】
さらに、前記係合部材は、弾性材料から形成され、前記係合部は、前記被係合部と係合する方向に付勢されていることが好ましい。
このような構成では、弾性材料から形成された係合部材の弾性力によって係合部が被係合部に係合することによって、規制手段により係合部の移動を規制しなくても、障子を窓枠に仮止めすることができる。従って、障子の取付作業中に作業者が障子を保持しておく必要がなく、取付作業に係る人手を減らし、作業を迅速に行うことができる。
【0012】
本発明の請求項4に係る嵌め殺し窓は、上枠、下枠、および左右の縦枠を四周枠組みした窓枠と、上框、下框、および左右の竪框を四周框組みして面材を組み込んだ障子とを備え、前記窓枠に前記障子を取り付けて形成される嵌め殺し窓であって、前記障子の下框は、前記窓枠の下枠に対して少なくとも室内外方向に移動不能に係止され、前記上枠または前記上框の一方には、被係止部材が固定され、前記上枠または前記上框の他方には、前記被係止部材を係止して、前記上框を前記上枠に対して少なくとも室内外方向に移動不能にする係止手段が設けられ、前記係止手段は、前記被係止部材を係止する係止状態位置と、当該被係止部材を係止しない非係止状態位置とに移動可能とされ、かつ、室内側から操作可能に前記上枠または前記上框の他方に設けられた係止部材で構成されていることを特徴とする。
【0013】
このような本発明によれば、窓枠の下枠に障子の下框を室内外方向に移動不能に係止するとともに、上枠または上框の一方に固定された被係止部材が、係止手段によって上枠または上框の他方に係止されることによって、障子が窓枠に固定される。従って、下框が係止された状態で、上框を上枠に固定することによって障子が上下で確実に固定され、従来のように竪框と縦枠とを固定しなくても、障子が、窓枠に対して倒れたり、外れることなく、嵌め殺し窓を構成できる。また、従来のように竪框と縦枠とをそれぞれ複数箇所固定する場合と比較し、固定箇所数や固定作業の手間が少なくなるので、部品点数を低減し作業手間を軽減できる。
【0015】
この際、前記被係止部材は、その一端側が前記上枠または前記上框の一方に固定され、かつ、その他端側に当該一方の上枠または上框から他方に向かって突出した突出部を有しており、前記係止部材は、前記被係止部材の突出部を挟持する係止状態位置と、前記突出部を挟持しない非係止状態位置とに移動可能とされることが好ましい。
このような構成では、挟持部を有した係止部材を操作し、上枠または上框のいずれかに固定された被係止部材の突出部を挟持部で挟持する係止状態位置に係止部材を移動することによって、障子を容易かつ確実に固定できる。また、室内側から係止部材を操作し、非係止状態位置に移動することで、障子を容易に外すことができる。さらに、ビスをねじ止めする作業が不要で、より一層簡単に障子の取り付けができる。
【0016】
以上において、前記上枠または前記上框の一方には、他方の上枠または上框に設けられた被係止部を係止する係止部を有し、かつ、弾性材料からなる仮止部材が設けられ、前記仮止部材の係止部が前記被係止部に向かって付勢され、当該被係止部を係止することで、前記障子が前記窓枠の所定位置に仮止めされることが好ましい。
このような構成では、上枠または上框のいずれかに取り付けられた仮止部材によって障子を仮止めすることができ、障子の取付作業中に作業者が障子を保持しておく必要がなく、取付作業に係る人手を減らし、作業を迅速に行うことができる。
【0017】
本発明の請求項7に係る嵌め殺し窓は、上枠、下枠、および左右の縦枠を四周枠組みした窓枠と、上框、下框、および左右の竪框を四周框組みして面材を組み込んだ障子とを備え、前記窓枠に前記障子を取り付けて形成される嵌め殺し窓であって、前記障子の下框は、前記窓枠の下枠に対して少なくとも室内外方向に移動不能に係止され、前記上枠または前記上框の一方には、弾性材料からなり、かつ、前記上枠または前記上框の他方に向かって付勢され、当該他方に設けられた被係合部に係合する係合部を有する係合部材が室内側から着脱可能に固定され、前記係合部材の係合部が前記被係合部に係合して、前記上框が前記上枠に対して少なくとも室内外方向に移動不能にされたことを特徴とする。
【0018】
このような本発明によれば、上枠または上框の一方にビス止めされた弾性材料からなる係合部材の係合部が、他方に設けられた被係合部と係合するように付勢されることによって、係合部が被係合部から容易に外れず、障子を窓枠に確実に固定できる。従って、下框が係止された状態で、上框を上枠に固定することによって障子が上下で確実に固定され、従来のように竪框と縦枠とを固定しなくても、障子が、窓枠に対して倒れたり、外れることなく、嵌め殺し窓を構成できる。また、従来のように竪框と縦枠とをそれぞれ複数箇所固定する場合と比較し、固定箇所数や固定作業の手間が少なくなるので、部品点数を低減し作業手間を軽減できる。さらに、室内側から着脱自在に取り付けられた係合部材を外すことによって、障子を容易に外すことができる。
【0019】
この際、前記係合部材は、板材から形成され、前記上框の室内面より室内側まで前記上枠に沿って延び、当該上枠にビス止めされる取付面部と、この取付面部の室外側端から室内方向に向かって斜め下方に傾斜して延びる傾斜面部とを備え、前記係合部は、前記傾斜面部の室内側端縁に設けられ、前記被係合部は、前記上框から前記上枠に向かって突出する突片で形成され、前記係合部が室外側から当接する当接面を備えて構成されることが好ましい。
このような構成では、室外側から障子を室内方向に押し込むだけで、障子の上框に設けられた被係合部に弾性材料からなる係合部材の係合部が嵌り、被係合部の当接面に係合部が室外側から当接することによって、上框の室内外方向に関する移動を規制し、障子を容易かつ確実に固定できる。
【0020】
さらに、前記係合部材は、板材から断面クランク状に形成され、前記上框の室内面より室内側まで延長された位置で前記上枠にビス止めされており、前記係合部は、前記係合部材の室外側に設けられた係合孔であり、前記被係合部は、室内側に向かって高さが低くなる断面略楔形に形成され、前記係合孔と嵌合する突起部材で構成されていてもよい。
このような構成では、室外側から障子を室内方向に押し込むだけで、障子の上框に設けられた突起部材に弾性材料からなる係合部材の係合孔が嵌り、上框の室内外方向に関する移動を規制し、障子を容易かつ確実に固定できる。また、係合部材の係合孔に突起部材が嵌合することで、室内外方向のみならず、窓枠の見付け方向に関しても障子の移動を規制できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。また、各図面においては図面を見やすくするために、窓枠や障子等の主要な構成部材には断面を示すハッチングを省略して記載している。
【0022】
〔第1実施形態〕
図1ないし図3に、第1実施形態に係るFIX窓(嵌め殺し窓)1を示す。図1は、FIX窓1の取り付け状態を示す縦断面図であり、図2および図3はそれぞれ、FIX窓1の要部を拡大して示す縦断面図および斜視図である。
図1ないし図3において、FIX窓1は、図示しない建物躯体に固定された窓枠10に、室外側から障子30を取り付けて形成されている。
窓枠10は、上枠11、下枠12、および左右の縦枠13を四周枠組み接合して形成されている。上枠11および下枠12は、それぞれアルミ形材製の室外部材11A,12Aと室内部材11B,12Bとが、ウレタン樹脂製の断熱部材11C、12Cで連結されて、一体の枠材とされている。左右の縦枠13も同様に、図示しない室外部材、室内部材および断熱部材で構成されている。
【0023】
障子30は、上框31、下框32、および左右の竪框33を四周框組み接合した内周面に、面材としての複層ガラス34が複層ガスケット35を介して嵌合されて形成されている。上框31および下框32は、それぞれアルミ形材製の室外部材31A,32Aと室内部材31B,32Bとが、ウレタン樹脂製の断熱部材31C、32Cで連結されて、一体の框材とされている。左右の竪框33も同様に、図示しない室外部材、室内部材および断熱部材で構成されている。
【0024】
窓枠10の下枠12には、室外部材12Aの上面の少なくとも1箇所に、位置決め部材14がビス止め固定されている。位置決め部材14は、金属製または合成樹脂製の平面矩形状の部材で、障子30の下框32の室内部材32B下面に設けられた位置決め孔36と嵌合可能とされている。位置決め部材14と位置決め孔36とが嵌合した状態において、下框32の下面は、位置決め部材14の室外側に設けられた載置部14Aに載置され、障子30の荷重が支持される。
また、位置決め部材14の室内側側面に設けられた当接面14Bと位置決め孔36の室内側面とが当接することで、障子30の下框32が室外方向へ移動不能に係止される。この際、位置決め部材14の下枠12の長手方向に面した側面と、位置決め孔36の側面とが当接することにより、窓枠10の見付け方向への障子30の移動が規制される。
さらに、位置決め部材14の上面には、室内側に向かって下がる勾配を有する傾斜面14Cが形成され、障子30の下框32を載置する際に、位置決め孔36を室内側に案内するようになっている。
なお、位置決め部材14は、下枠12の上面1箇所に限らず、下枠12の長手方向について2箇所以上に固定されていてもよい。
【0025】
窓枠10の上枠11、下枠12、および縦枠13の内周面には、障子30を所定の位置に取り付けた状態(図1中、二点鎖線で示す)において、障子の上框31、下框32、および竪框33の室内側側面と当接するシール材(気密材)15が取り付けられている。また、上枠11、下枠12、および縦枠13の室外側側面にも同様のシール材16が取り付けられている。これらのシール材15,16によって、FIX窓1の気密性が確保されている。また、シール材15,16および各シール材15,16が取り付けられている窓枠10の各枠部材によって、障子30の室内方向への移動が規制されている。
【0026】
上枠11または上框31の一方としての上枠11には、その長手方向について少なくとも2箇所の室外部材11Aの下面に、係合部材40がビス止め固定されている。
係合部材40は、金属製の弾性板材から曲げ加工により全体略鉤形に形成され、上枠11の下面に一端側としての固定部41がビス止めされる。係合部材40の固定部41と反対側には、他端側としての被規制部42が、上枠11の室内部材11Bの内部まで略水平に延びて形成されている。係合部材40の中間部分には、室外側から室内側へ向かって下方へ傾斜した傾斜面部44と、この傾斜面部44の室内側端部から略鉛直に曲げ上げられた面との2面で、下向き凸形の係合部としての係合突部43が形成されている。また、この係合突部43の室内側側面は、当接面43Aとされている。
【0027】
上枠11または上框31の他方としての上框31には、その室内部材31Bの上面室内側に、断面略凹状の被係合部としての溝部37が形成されている。溝部37は、上框31の室内側端縁を形成する部分に、上方に突出する突片37Aを有している。障子30を窓枠10の所定の位置に取り付けた状態において、突片37Aの室外側の側面と、係合突部43の当接面43Aとが当接することで、上框31の室外側への移動が規制された係合状態となっている。
この際、係合突部43は、係合部材40の弾性力により溝部37に向かって付勢され、溝部37に圧接されて係合状態位置を維持するようになっている。また、係合部材40の被規制部42側を上枠11の方向へ押し上げることで、係合突部43は溝部37から外れた非係合状態位置に移動可能となっている。
そして、上框31の固定に際しては係合突部43が係合状態位置にある状態で、係合部材40の被規制部42が、上枠11の室内側から規制手段としてのビス45によって上枠11に固定される。
【0028】
以上の構成を備える本実施形態における障子30の取付方法について、以下に説明する。
先ず、図示しない建物の躯体等にビス止め等によって固定された窓枠10に対し、障子30を垂直に対して上框31側が下框32側より室外側になるように斜めにして、下框32に形成された位置決め孔36を、下枠12に固定された位置決め部材14に合わせながら、障子30を位置決め部材14に載置する。
次に、障子30を垂直方向へ起こしながら、下枠12側では、位置決め部材14と位置決め孔36とを嵌合する。同時に、上枠11側では、障子30を室内方向へ押し込む際に、上框31の突片37Aが係合部材40の中間部分の傾斜面部44を付勢力に抗して押し上げながら、係合突部43の室内側まで達する。この状態で、係合部材40の係合突部43が上框31の溝部37に係合し、係合状態となる。この際、係合部材40の弾性力により係合突部43が、上框31の溝部37へ向かって付勢されているため、係合突部43は溝部37から容易に外れず、障子30が室外側へ倒れないように仮止めされる。
最後に、窓枠10の上枠11を室内側から貫通したビス45によって、係合部材40の被規制部42を上枠11にビス止め固定し、係合部材40の上方への移動を規制する。以上の取付作業により、係合部材40の係合状態が維持され、障子30が窓枠10に固定される。
【0029】
また、本実施形態における障子30の取り外し方法について、以下に説明する。
室内側からビス45を外し、シール材15と障子30の上框31との間から差金2を差し入れ、係合部材40の一部を押し上げる。これにより、係合部材40の被規制部42側が固定部41を基端として上方に移動され、係合突部43が上框31の溝部37から外れ、非係合状態位置に移動する。この状態で、障子30を室外側へ押せば、障子30は、下枠12の位置決め部材14を支点として室外側へ倒れるので、下框32の位置決め孔36を位置決め部材14から外すことで、障子30が窓枠10から取り外される。
【0030】
このような本実施形態によれば、次のような効果がある。
(1) 上枠11に固定された係合部材40の係合突部43と、障子30の上框31に形成された溝部37とが係合して、上框31の室外側への移動が規制された係合状態となり、係合部材40が上枠11にビス止め固定されることによって、係合部材40の移動を規制し係合状態が維持され、障子30が窓枠10に固定される。従って、従来の方法のように竪框33と縦枠13とを固定する場合と比較し、上框31を上枠11に固定するだけでよいため、固定箇所数や固定作業の手間が少なくなるので、部品点数を低減し作業手間を軽減できる。
【0031】
(2) 室内側から通常目に付きやすい竪框33および縦枠13を固定することなく、目に付きにくい上框31および上枠11の部分で固定することによって、固定部分が目立たず、FIX窓1の内観の意匠性向上を図ることができる。
【0032】
(3) 障子30を着脱自在に取り付けることによって、障子30の交換が容易になり、施工後のデザイン変更に対応できるとともに、複層ガラス34の破損や複層ガスケット35の劣化に際しても、簡単に補修、交換を行うことができる。
【0033】
(4) 係合部材40の被規制部42をビス45で上枠11に固定し、係合状態を維持することによって、ビス45を締めるだけの作業で障子30を固定できるので取付作業を容易にできるとともに、ビス45を外し差金2で係合部材40を押し上げるだけで障子30を容易に外すことができる。
【0034】
(5) 弾性材料から形成された係合部材40の弾性力によって、係合突部43が上枠11方向へ付勢されており、障子30の上框31を上枠11に押し込むだけで、係合突部43が溝部37と係合することによって、障子30を窓枠10に仮止めすることができる。従って、障子30の取付作業中に作業者が障子30を保持しておく必要がなく、取付作業に係る人手を減らし、作業を迅速に行うことができる。
【0035】
〔第2実施形態〕
図4ないし図6に、第2実施形態に係るFIX窓1を示す。図4は、FIX窓1の取り付け状態を示す縦断面図であり、図5および図6(A),(B)はそれぞれ、FIX窓1の要部を拡大して示す縦断面図および斜視図である。
第2実施形態に係るFIX窓1は、係合部材および非係合部の形状と、規制手段とが、前述の第1実施形態の場合と異なるもので、その他の窓枠10や障子30等の構成要件は第1実施形態と同様である。従って、第1実施形態と異なる構成要件について、以下に説明する。
【0036】
図4ないし図6において、上枠11または上框31の一方としての上枠11には、その長手方向について少なくとも2箇所の室外部材11Aの下面に、係合部材50がビス止め固定されている。
係合部材50は、金属製の弾性板材から曲げ加工により全体略鉤形に形成され、上枠11の下面に一端側としての固定部51がビス止めされる。係合部材50の固定部51と反対側には、他端側としての被規制部52が、上框31よりも室内側まで略水平に延びて、先端に下向きの折れ曲がりが形成されている。係合部材50の中間部分には、室外側から室内側へ向かって下方へ傾斜した傾斜面部54と、この傾斜面部54の室内側端部から略鉛直に曲げ上げられた面との2面で、下向き凸形の係合部としての係合突部53が形成されている。また、この係合突部53の室内側側面は、当接面53Aとされている。
【0037】
上枠11または上框31の他方としての上框31には、その室内部材31Bの上面に、断面略凹状の被係合部としての係合孔38が形成されている。障子30を窓枠10の所定の位置に取り付けた状態において、係合孔38の室内側端縁38Aと、係合突部53の当接面53Aとが当接することで、上框31の室外側への移動が規制された係合状態となっている。
この際、係合突部53は、係合部材50の弾性力により下方に付勢され、係合孔38に嵌入されて係合状態位置を維持するようになっている。また、係合部材50の被規制部52側を上枠11の方向へ押し上げることで、係合突部53は係合孔38から外れた非係合状態位置に移動可能となっている。
【0038】
上枠11の室内部材11Bには、合成樹脂製の規制手段としての規制部材55が、その軸部55Aを挿通するビス58によって軸支され、水平面内回転可能に取り付けられている。規制部材55は、軸部55Aから略水平方向に延びる規制部56と、軸部55Aの下端に固定され、規制部56と略直交する方向に延びる操作部57とで、平面略L字形に形成されている。規制部材55は、図6(A)に示すように、規制部56が上枠11の長手方向に沿った非規制状態位置から、矢印で示す方向に回転することで、図6(B)に示すように、規制部56が室外方向に沿って配置され、係合部材50の被規制部52の上面に当接する規制状態位置まで移動可能となっている。
係合突部53が係合孔38に係合した係合状態において、係合部材50の被規制部52の上面と上枠11との間に、規制部材55の規制部56が挿入されることによって、係合突部53の上方への移動が規制される。
【0039】
以上の構成を備える本実施形態における障子30の取付方法および取り外し方法は、前述の第1実施形態の場合とほぼ同様であるが、異なる点についてのみ、以下に説明する。
障子30の下框32を下枠12の位置決め部材14に載置、嵌合した後、上枠11側において、障子30を室内方向へ押し込む際に、上框31の上面が係合部材50の中間部分の傾斜面部54を付勢力に抗して押し上げながら、係合孔38が係合突部53まで達する。この状態で、係合部材50の係合突部53が、上框31の係合孔38に係合し、係合状態となる。この際、係合部材50の弾性により係合突部53が、係合孔38へ向かって付勢されているため、係合突部53は係合孔38から容易に外れず、障子30が室外側へ倒れないように仮止めされる。そして、上枠11に取り付けられた規制部材55の操作部57操作し、規制部56が係合部材50の被規制部52の上面に当接した規制状態位置となるように規制部材55を回転させ、係合部材50の上方への移動を規制する。以上の取付作業により、係合部材50の係合状態が維持され、障子30が窓枠10に固定される。
【0040】
次に、障子30を取り外す場合、規制部材55の操作部57を操作し、規制部56が上枠11の長手方向に沿った非規制状態位置となるように規制部材55を回転させ、図示しない差金により係合部材50の一部を押し上げる。これにより、係合突部53が固定部51を基端として上方に移動され、上框31の係合孔38から外れた非係合状態となり、障子30を窓枠10から取り外すことができる。
【0041】
このような本実施形態によれば、前述の(2),(3)の効果に加えて、次のような効果がある。
(6) 上枠11に固定された係合部材50の係合突部53と、障子30の上框31に形成された係合孔38とが係合して、上框31の室外側への移動が規制された係合状態となり、係合部材50の上方への移動が規制部材55の規制部56で規制され、係合状態が維持されることによって、障子30が窓枠10に固定される。従って、従来の方法のように竪框33と縦枠13とを固定する場合と比較し、上框31を上枠11に固定するだけでよいため、固定箇所数や固定作業の手間が少なくなるので、部品点数を低減し作業手間を軽減できる。
【0042】
(7) 係合部材50の被規制部52を規制部材55の規制部56で規制し、係合状態を維持することによって、規制部材55の操作部57を室内側から操作し、規制部材55を回転させるだけの作業で障子30を固定できるので取付作業を容易にできるとともに、規制部材55を逆方向に回転させ差金等で係合部材40を押し上げるだけで障子30を容易に外すことができる。
【0043】
(8) 弾性材料から形成された係合部材50の弾性力によって、係合突部53が上框31の方向へ付勢されており、障子30の上框31を上枠11に押し込むだけで、係合突部53が係合孔38と係合することによって、障子30を窓枠10に仮止めすることができる。従って、障子30の取付作業中に作業者が障子30を保持しておく必要がなく、取付作業に係る人手を減らし、作業を迅速に行うことができる。
【0044】
〔第3実施形態〕
図7ないし図9に、第3実施形態に係るFIX窓1を示す。図7は、FIX窓1の取り付け状態を示す縦断面図であり、図8および図9はそれぞれ、FIX窓1の要部を拡大して示す縦断面図および斜視図である。
第3実施形態に係るFIX窓1は、前述の第1実施形態の係合部材に換えて被係止部材を配置し、この被係止部材を係止することで上框31を上枠11に固定する点が第1実施形態の場合と異なるもので、その他の窓枠10や障子30等の構成要件は第1実施形態と同様である。従って、第1実施形態と異なる構成要件について、以下に説明する。
【0045】
図7ないし図9において、上框31の室内部材31Bの上面には、被係止部材60が、上框31の長手方向について少なくとも2箇所に、ビス止め固定されている。
被係止部材60は、金属製の板材から断面クランク状に形成され、上框31の上面にビス止めされる一端側としての固定部61と、上框31よりも室内側まで延びる他端側としての被係止部62とを備えている。被係止部材60の中間部分には、下向きの突片60Aが形成されている。上框31の上面には、溝部37が形成され、溝部37の室内側端縁には、上方に突出する突片37Aが形成されている。被係止部材60の突片60Aの室内側側面と溝部37の突片37Aの室外側側面とが当接することで、被係止部材60を上框31に位置決めでき、ビス止めと合わせてより確実に取り付けられる。
【0046】
窓枠10の上枠11には、室外部材11Aの下面に、弾性部材からなる仮止部材66がビス止め固定されている。仮止部材66は、前述の第2実施形態における係合部材50と略同一形状に形成されて、下向き凸状の係止部67および傾斜面部68を備えている。また、仮止部材66は、上框31に取り付けられた被係止部材60と平面的に重ならない位置に取り付けられている。
【0047】
障子30を窓枠10の所定の位置に取り付けた状態において、被係止部材60の被係止部62が、上枠11の室内部材11Bの内部まで延び、室内側から上枠11を貫通するビス65によって上枠11に固定される。
【0048】
以上の構成を備える本実施形態における障子30の取付方法および取り外し方法は、前述の第1実施形態の場合とほぼ同様であるが、異なる点についてのみ、以下に説明する。
障子30の下框32を下枠12の位置決め部材14に載置、嵌合した後、上枠11側において、障子30を室内方向へ押し込み、上框31に取り付けられた被係止部材60の被係止部62を、上枠11の室内部材11Bの内部に挿通する。この際、障子30は下枠12に取り付けられた位置決め部材14を支点にして、立て起こしながら窓枠10内に取り付けられるため、被係止部材60の室内側へ突出した被係止部62が、取り付け途中で上枠11にぶつからないように、被係止部材60の形状、大きさが設定されている。また、上框31の突片37Aが仮止部材66の中間部分の傾斜面部68を付勢力に抗して押し上げながら、係止部67の室内側まで達した状態で、仮止部材66の弾性により係止部67が、上框31の溝部37に嵌り、溝部37の突片37Aに当接することで、障子30が室外側へ倒れないように仮止めされる。そして、室内側からビス65を締めることによって、被係止部材60の被係止部62を上枠11に固定する。以上の取付作業により、上框31に取り付けられた被係止部材60が上枠11に固定され、障子30が窓枠10に固定される。
【0049】
次に、障子30を取り外す場合、ビス65を外し、被係止部材60の被係止部62の固定を解除し、シール材15と障子30の上框31との間から差金2を差し入れ、仮止部材66の一部を押し上げる。これにより、仮止部材66の係止部67が上框31の溝部37から外れ、障子30を窓枠10から取り外すことができる。
【0050】
このような本実施形態によれば、前述の(2),(3)の効果に加えて、次のような効果がある。
(9) 上框31に固定された被係止部材60の被係止部62を、室内側から上枠11にビス止め固定することによって、障子30が窓枠10に固定される。従って、従来の方法のように竪框33と縦枠13とを固定する場合と比較し、上框31を上枠11に固定するだけでよいため、固定箇所数や固定作業の手間が少なくなるので、部品点数を低減し作業手間を軽減できる。
【0051】
(10) 室内側からビス65を締めるだけの作業で障子30を固定できるので取付作業を容易にできるとともに、ビス65を外し、差金2で仮止部材66を押し上げるだけで障子30を容易に外すことができる。
【0052】
(11) 弾性材料から形成された仮止部材66の弾性力によって、係止部67が上框31方向へ付勢され、溝部37を係止することによって、障子30を窓枠10に仮止めすることで、障子30の取付作業中に作業者が障子30を保持しておく必要がなく、取付作業に係る人手を減らし、作業を迅速に行うことができる。
【0053】
〔第4実施形態〕
図10ないし図12に、第4実施形態に係るFIX窓1を示す。図10は、FIX窓1の取り付け状態を示す縦断面図であり、図11および図12(A),(B)はそれぞれ、FIX窓1の要部を拡大して示す縦断面図および斜視図である。
第4実施形態に係るFIX窓1は、被係止部材の形状および固定方法が、前述の第3実施形態の場合と異なるもので、その他の窓枠10や障子30等の構成要件は第3実施形態と同様である。従って、第3実施形態と異なる構成要件について、以下に説明する。
【0054】
図10ないし図12において、上框31の室内部材31Bの上面には、被係止部材70が、上框31の長手方向について少なくとも2箇所に、ビス止め固定されている。
被係止部材70は、金属製の板材から断面略L字形に形成され、上框31の上面にビス止めされる一端側としての固定部71と、上框31から上方に延びる他端側としての突出部72とを備えている。被係止部材70の下方延長位置には、下向きの突片70Aが形成されている。上框31の上面には、溝部37が形成され、溝部37の室内側端縁には、上方に突出する突片37Aが形成されている。被係止部材70の突片70Aの室内側側面と溝部37の突片37Aの室外側側面とが当接することで、被係止部材70を上框31に位置決めでき、ビス止めと合わせてより確実に取り付けられる。
【0055】
上枠11の室内部材11Bには、金属製または合成樹脂製の係止部材75が、上枠11の形材内に上枠11の長手方向に沿ってスライド移動可能に取り付けられている。係止部材75は、室外側に延びる係止部76と、この係止部76の下方で上枠11の長手方向に延びる操作部77とで一体に形成されている。係止部材75は、図12(A)に示すように、被係止部材70と平面的に重ならない位置から、矢印で示す方向にスライドすることで、図12(B)に示すように、係止部76に形成された係止溝76Aが被係止部材70の突出部72を挟持する係止状態位置まで移動可能とされている。係止溝76Aの室外側側面は、室内側へ向かって楔状に形成され、被係止部材70の突出部72を挟持した状態で、被係止部材70を室内側に引き寄せる作用を備えている。
【0056】
障子30を窓枠10の所定の位置に取り付けた状態において、被係止部材70の突出部72が、係止部76に形成された係止溝76Aによって挟持されることで、障子30の上框31が上枠11に固定される。
なお、本実施形態において、障子30を窓枠10に仮止めする仮止部材について示さなかったが、前述の第3実施形態で説明した仮止部材66と同様の部材を備え、障子30と窓枠10とが仮止めされる構成とすることも可能である。
【0057】
以上の構成を備える本実施形態における障子30の取付方法および取り外し方法は、前述の第3実施形態の場合とほぼ同様であるが、異なる点についてのみ、以下に説明する。
障子30の下框32を下枠12の位置決め部材14に載置、嵌合した後、障子30の上框31側を窓枠10内周の所定の位置に移動する。この際、障子30は下枠12に取り付けられた位置決め部材14を支点にして、立て起こしながら窓枠10内に取り付けられるため、被係止部材70の突出部72が、取り付け途中で上枠11にぶつからないように、被係止部材70の形状、大きさが設定されている。次に、室内側から係止部材75の操作部77を操作し、係止部材75をスライドさせ、被係止部材70の突出部72を係止部材75の係止溝76Aで挟持し、固定する。以上の取付作業により、上框31に取り付けられた被係止部材70が上枠11に固定され、障子30が窓枠10に固定される。
【0058】
次に、障子30を取り外す場合、室内側から係止部材75の操作部77を操作し、係止部材75を取付時とは逆方向にスライドさせ、被係止部材70の突出部72から係止部材75の係止溝76Aを外した非係止状態位置に移動し、固定を解除する。これにより、障子30を窓枠10から取り外すことができる。
【0059】
このような本実施形態によれば、前述の(2),(3)の効果に加えて、次のような効果がある。
(12) 上框31に固定された被係止部材70の突出部72を、上枠11にスライド可能に取り付けられた係止部材75の係止溝76Aで挟持し、固定することによって、障子30が窓枠10に固定される。従って、従来の方法のように竪框33と縦枠13とを固定する場合と比較し、上框31を上枠11に固定するだけでよいため、固定箇所数や固定作業の手間が少なくなるので、部品点数を低減し作業手間を軽減できる。
【0060】
(13) 係止部材75の係止溝76Aは、室内側へ向かって楔状に形成され、被係止部材70の突出部72を挟持した状態で、被係止部材70を室内側に引き寄せることによって、室外側から取り付けられる障子30の上框31を確実に窓枠10に密着、固定できる。
【0061】
(14) 室内側から係止部材75の操作部77を操作し、係止部材75をスライドして係止状態位置に移動するだけの作業で障子30を固定できるので取付作業を容易にできるとともに、係止部材75を逆方向にスライドさせて非係止状態位置に移動するだけで障子30を容易に外すことができる。
【0062】
〔第5実施形態〕
図13ないし図15に、第5実施形態に係るFIX窓1を示す。図13は、FIX窓1の取り付け状態を示す縦断面図であり、図14および図15はそれぞれ、FIX窓1の要部を拡大して示す縦断面図および斜視図である。
第5実施形態に係るFIX窓1は、係合部材の形状および取付位置、係合方法が、前述の第1実施形態の場合と異なるもので、その他の窓枠10や障子30等の構成要件は第1実施形態と同様である。従って、第1実施形態と異なる構成要件について、以下に説明する。
【0063】
図13ないし図15において、上枠11には、上枠11の長手方向について少なくとも2箇所に、係合部材80がビス止め固定されている。
係合部材80は、金属製の弾性材料からなる板材を曲げ加工により断面略コ字形に形成され、上枠11に沿って室内側まで延びた取付面部81が、上枠11の内側にビス85により固定されている。係合部材80の他端側で、室外側から室内側に向かって斜めに下がる傾斜面部84の先端縁が係合部82とされている。上枠11の室内側下面には、ビス85を隠して見えなくする合成樹脂製のビス隠し86が、嵌め込まれている。
【0064】
上框31の上面には、溝部37が形成され、溝部37の室内側端縁には、上方に突出する突片37Aが形成されている。障子30を所定の取付位置に設置した状態において、係合部材80の係合部82が溝部37の突片37Aの当接面としての室外側側面に当接することで、上框31の室外側への移動が規制される。この際、係合部材80の弾性力により係合部82が溝部37に向かって付勢され、溝部37に圧接されている。
【0065】
以上の構成を備える本実施形態における障子30の取付方法および取り外し方法は、前述の第1実施形態の場合とほぼ同様であるが、異なる点についてのみ、以下に説明する。
障子30の下框32を下枠12の位置決め部材14に載置、嵌合した後、上枠11側において、上枠11に取り付けられた係合部材80の室外側から室内側に向かって斜めに下がる傾斜面部84を、上框31の溝部37端縁の突片37Aで付勢力に抗して押し上げながら、障子30を所定の取付位置まで移動する。上框31が所定の取付位置に達した状態において、係合部材80自身の弾性力により下方へ移動し係合部82が溝部37に嵌り、溝部37の突片37Aに当接する。従って、係合部材80によって上框31の室外側への移動が規制される。以上の取付作業により、上框31が上枠11に固定され、すなわち、障子30が窓枠10に固定される。
【0066】
次に、障子30を取り外す場合、ビス隠し86およびビス85を外し、障子30を室外側へ押せば、係合部材80の係合部82が上框31の溝部37と係合したままの状態で、障子30とともに係合部材80も室外側へ移動する。従って、障子30を窓枠10から取り外すことができる。障子30を取り外すと、係合部材80も取り外されてしまうので、再度、障子30を取り付ける際には、係合部材80を上枠11にビス止め固定してから、障子30を取り付けることとなる。
【0067】
このような本実施形態によれば、前述の(2),(3)の効果に加えて、次のような効果がある。
(15) 上枠11に取り付けられた係合部材80が、上框31に形成された溝部37と係合することによって、障子30が窓枠10に固定される。従って、従来の方法のように竪框33と縦枠13とを固定する場合と比較し、上框31を上枠11に固定するだけでよいため、固定箇所数や固定作業の手間が少なくなるので、部品点数を低減し作業手間を軽減できる。
【0068】
(16) 係合部82と溝部37の突片37Aとが当接することによって、室外側から取り付けられる障子30の上框31の室外方向への移動が規制され、障子30を確実に窓枠10に固定することができる。
【0069】
(17) 障子30の上框31を室外側から室内側に押し込むだけで、係合部材80の弾性力によって係合部82が上框31の溝部37に係合するため、障子30を窓枠10に容易に固定することができ、また、室内側からビス85を外すだけで障子30を容易に外すことができる。
【0070】
〔第6実施形態〕
図16ないし図18に、第6実施形態に係るFIX窓1を示す。図16は、FIX窓1の取り付け状態を示す縦断面図であり、図17および図18はそれぞれ、FIX窓1の要部を拡大して示す縦断面図および斜視図である。
第6実施形態に係るFIX窓1は、係合部材の形状および係合方法が、前述の第5実施形態の場合と異なるもので、その他の窓枠10や障子30等の構成要件は第5実施形態と同様である。従って、第5実施形態と異なる構成要件について、以下に説明する。
【0071】
図16ないし図18において、窓枠10の上枠11には、上枠11の長手方向について少なくとも2箇所に、係合部材90がビス止め固定されている。
係合部材90は、金属製の弾性材料からなる板材を曲げ加工によりクランク状に形成され、上枠11に沿って室内側まで延びた固定部91が、上枠11の内側にビス95により固定されている。係合部材90の他端側で、室外側に延びる面には、平面矩形状の係合孔92が形成され、この係合孔92より室外側の先端は、斜め上方に曲げ上げられた傾斜面部94とされている。上枠11の室内側下面には、ビス95を隠して見えなくする合成樹脂製のビス隠し96が、嵌め込まれている。
【0072】
上框31の上面には、溝部37が形成され、この溝部37には、合成樹脂製または金属製の突起部材97がビス止め固定されている。突起部材97は、その上面が室外側から室内側に向かって高さが次第に低くなるように断面略楔状に形成され、室外側に面して当接面97Aを有している。障子30を所定の取付位置に設置した状態において、係合部材90の係合孔92の室外側端縁92Aが、突起部材97の当接面97Aに当接することで、上框31の室外側への移動が規制される。また、係合部材90の弾性力により係合孔92が突起部材97の下方に向かって付勢され、突起部材97が容易に外れなくされている。
【0073】
以上の構成を備える本実施形態における障子30の取付方法および取り外し方法は、前述の第5実施形態の場合とほぼ同様であるが、異なる点についてのみ、以下に説明する。
障子30の下框32を下枠12の位置決め部材14に載置、嵌合した後、上枠11側において、上枠11に取り付けられた係合部材90の室外側に向かって斜めに曲げ上げられた傾斜面部94を、突起部材97で付勢力に抗して押し上げながら、障子30を所定の取付位置まで移動する。上框31が所定の取付位置に達した状態において、係合部材90がそれ自身の弾性力により下方へ移動し、係合孔92が突起部材97に嵌り、係合孔92の室外側端縁92Aが、突起部材97の当接面97Aに当接する。従って、係合部材90によって上框31の室外側への移動が規制される。以上の取付作業により、上框31が上枠11に固定され、すなわち、障子30が窓枠10に固定される。
【0074】
次に、障子30を取り外す場合、ビス隠し96およびビス95を外し、障子30を室外側へ押せば、係合部材90の係合孔92が突起部材97と係合したままの状態で、障子30とともに係合部材90も室外側へ移動する。従って、障子30を窓枠10から取り外すことができる。障子30を取り外すと、係合部材90も取り外されてしまうので、再度、障子30を取り付ける際には、係合部材90を上枠11にビス止め固定してから、障子30を取り付けることとなる。
【0075】
このような本実施形態によれば、前述の(2),(3)の効果に加えて、次のような効果がある。
(18) 上枠11に取り付けられた係合部材90が、上框31に取り付けられた突起部材97と係合することによって、障子30が窓枠10に固定される。従って、従来の方法のように竪框33と縦枠13とを固定する場合と比較し、上框31を上枠11に固定するだけでよいため、固定箇所数や固定作業の手間が少なくなるので、部品点数を低減し作業手間を軽減できる。
【0076】
(19) 係合孔92の室外側端縁92Aと突起部材97の当接面97Aとが当接することによって、室外側から取り付けられる障子30の上框31の室外方向への移動が規制され、また、係合孔92および突起部材97の互いの室内外方向に沿った側面同士が当接することで、窓枠10の見付け方向への障子30の移動をも規制でき、障子30を確実に窓枠10に固定することができる。
【0077】
(20) 障子30の上框31を室外側から室内側に押し込むだけで、係合部材90の弾性力によって係合孔92が突起部材97と係合するため、障子30を窓枠10に容易に固定することができ、また、室内側からビス95を外すだけで障子30を容易に外すことができる。
【0078】
なお、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施の形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、以上述べた実施の形態に対し、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができる。
また、本発明に係る窓枠10や障子30を形成するための枠材や框材の形状や材質は、その実施にあたって任意に決められてよく、前記各実施形態で説明した形状や材質に限定されない。
【0079】
また、前述の各実施形態では、障子30を窓枠10の室外側から取り付ける取付方法としたが、これに限らず、室内側から取り付けるものであってもよい。この際、窓枠や障子の形状や取付位置、取付方法は、前述の実施形態の窓枠や障子を変形して適用することができる。また、係合部材の形状や取付位置は、前記各実施形態で説明したものに限らず、適宜、形状や取付位置を変形できる。
例えば、前述の第1、第2実施形態では、係合部材40,50の当接面43A,53Aを室内側に向け、上框31の非係合部の室外側に面した側面に当接することとしたが、係合部材の当接面を室外側に向け、上框の室内側に面した被当接面に当接することができる。このようにすることで、障子の室内方向への移動を規制可能である。
また、前述の第5、第6実施形態では、係合部材80,90の傾斜面部84,94が室外側から室内側に向かって下がる勾配を有していたが、傾斜面部を室内側から室外側に向かって下がる傾斜とすることができる。このようにすることで、室内側から障子を室外方向へ押し込む際に、傾斜面部を押し上げ、さらに係合部材の弾性力によって係合することができる。
【0080】
また、前述の各実施形態の係合部材は、窓枠10や障子30とは独立した部材とし、上枠11や上框31のどちらか一方に取り付ける構成としたが、これに限らず、係合部材は上枠および上框のうちどちらに取り付けてもよく、また、上枠や上框と一体に成形されたものであってもよい。
例えば、前述の第1、第2、第5および第6実施形態では、係合部材40,50,80,90を窓枠10の上枠11に取り付けるものとしたが、これに限らず、障子の上框に取り付け、上枠側に被係合部を形成するものでもよい。
また、前述の第3、第4実施形態では、被係止部材60,70を障子30の上框31に取り付けるものとしたが、これに限らず、窓枠の上枠に取り付け、障子の上框側から係合部材を係止する構成とすることができる。
【0081】
また、前述の第1、第2実施形態では、係合部材40,50を弾性材料から形成し、この弾性力により係合突部43,53を上框の被係合部の方向に付勢し、仮止めできる構成としたが、これに限らず、係合部材をヒンジの回転やスライド等の手段により係合状態と非係合状態との両位置を移動可能に構成し、係合部材とは別部材としての仮止め部材を設置することができる。
また、前述の第1、第2、第3実施形態では、障子30を窓枠10から取り外す際に、差金2を用いて係合部材40,50または仮止部材66を非係合位置または非係止位置へ移動することとしたが、これに限らず、上枠と上框の間に挿入し窓枠見付け方向の横方向から操作可能な部材、例えば、断面楔形の部材を係合部材と上框または上枠との間に差し込むことで、係合部材を非係合位置に移動することができる。また、このような部材を予め、上框または上枠に取り付けておくことによって、この部材を操作するだけで、より簡単に窓枠の取り外し作業ができる。
【0082】
また、前述の各実施形態では、障子30の下框32は、下框32に形成された位置決め孔36を、窓枠10の下枠12上に設置されて上方に突出する位置決め部材14に嵌合することによって、下枠12に対して室内外方向および窓枠の見付け方向の2方向に関して移動不能に係止することとしたが、これに限らず、例えば、下枠の長手方向に沿ったレール状の突片を下枠に固定し、下框に形成した断面凹状の溝を下枠の突片に係合することによって、下框の下枠に対する室内外方向への移動を規制することとしてもよい。この場合、前述の第1〜第5実施形態の上框の固定方法では、障子の見付け方向への移動が規制されないため、別途、縦枠および竪框を固定するかあるいは、縦枠および竪框の間にスペーサを挿入する等の手段により、障子の見付け方向の移動を規制することができる。
【0083】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明の嵌め殺し窓によれば、部品点数を低減でき、かつ、建物への取付作業を簡略化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るサッシを示す縦断面図である。
【図2】前記実施形態の要部を示す縦断面図である。
【図3】前記実施形態の要部を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るサッシを示す縦断面図である。
【図5】前記実施形態の要部を示す縦断面図である。
【図6】(A),(B)は、前記実施形態の要部を示す斜視図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係るサッシを示す縦断面図である。
【図8】前記実施形態の要部を示す縦断面図である。
【図9】前記実施形態の要部を示す斜視図である。
【図10】本発明の第4実施形態に係るサッシを示す縦断面図である。
【図11】前記実施形態の要部を示す縦断面図である。
【図12】(A),(B)は、前記実施形態の要部を示す斜視図である。
【図13】本発明の第5実施形態に係るサッシを示す縦断面図である。
【図14】前記実施形態の要部を示す縦断面図である。
【図15】前記実施形態の要部を示す斜視図である。
【図16】本発明の第6実施形態に係るサッシを示す縦断面図である。
【図17】前記実施形態の要部を示す縦断面図である。
【図18】前記実施形態の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…嵌め殺し窓、10…窓枠、11…上枠、12…下枠、13…縦枠、30…障子、31…上框、32…下框、33…竪框、34…面材である複層ガラス、37…被係合部である溝部、37A…突片、38…被係合部である係合孔、40,50,80,90…係合部材、43,53…係合部である係合突部、45,65,85,95…ビス、55…規制部材、56…規制部、60,70…被係止部材、66…仮止部材、67…係止部、72…突出部、75…係止部材、81…取付面部、82…係合部、84…傾斜面部、92…係合孔、97…突起部材。
Claims (9)
- 上枠、下枠、および左右の縦枠を四周枠組みした窓枠と、上框、下框、および左右の竪框を四周框組みして面材を組み込んだ障子とを備え、前記窓枠に前記障子を取り付けて形成される嵌め殺し窓であって、
前記障子の下框は、前記窓枠の下枠に対して少なくとも室内外方向に移動不能に係止され、
前記上枠または前記上框の一方には、他方の上枠または上框に設けられた被係合部に係合して前記上框を前記上枠に対して少なくとも室内外方向に移動不能にする係合状態位置と、前記係合が外れる非係合状態位置とに移動可能とされた係合部を有する係合部材が固定され、
前記係合部材の係合部を係合状態位置に維持してその移動を規制可能な規制手段が設けられ、
前記規制手段は、前記係合部を係合状態位置に規制する規制状態位置と、当該係合部の規制を解除する非規制状態位置とに移動可能とされた規制部を有し、かつ、室内側から操作可能に前記上枠または前記上框に設けられた規制部材で構成されている嵌め殺し窓。 - 前記係合部材は、その一端側が前記上枠または前記上框の一方に固定され、かつ、その他端側が当該一方の上枠または上框と所定間隔を介して対向しており、
前記規制部材の規制部は、前記間隔部分に挿入される規制状態位置と、当該間隔部分から外れる非規制状態位置とに移動可能とされた請求項1に記載の嵌め殺し窓。 - 前記係合部材は、弾性材料から形成され、前記係合部は、前記被係合部と係合する方向に付勢されている請求項1または請求項2に記載の嵌め殺し窓。
- 上枠、下枠、および左右の縦枠を四周枠組みした窓枠と、上框、下框、および左右の竪框を四周框組みして面材を組み込んだ障子とを備え、前記窓枠に前記障子を取り付けて形成される嵌め殺し窓であって、
前記障子の下框は、前記窓枠の下枠に対して少なくとも室内外方向に移動不能に係止され、
前記上枠または前記上框の一方には、被係止部材が固定され、
前記上枠または前記上框の他方には、前記被係止部材を係止して、前記上框を前記上枠に対して少なくとも室内外方向に移動不能にする係止手段が設けられ、
前記係止手段は、前記被係止部材を係止する係止状態位置と、当該被係止部材を係止しない非係止状態位置とに移動可能とされ、かつ、室内側から操作可能に前記上枠または前記上框の他方に設けられた係止部材で構成されている嵌め殺し窓。 - 前記被係止部材は、その一端側が前記上枠または前記上框の一方に固定され、かつ、その他端側に当該一方の上枠または上框から他方に向かって突出した突出部を有しており、
前記係止部材は、前記被係止部材の突出部を挟持する係止状態位置と、前記突出部を挟持しない非係止状態位置とに移動可能とされた請求項4に記載の嵌め殺し窓。 - 前記上枠または前記上框の一方には、他方の上枠または上框に設けられた被係止部を係止する係止部を有し、かつ、弾性材料からなる仮止部材が設けられ、
前記仮止部材の係止部が前記被係止部に向かって付勢され、当該被係止部を係止することで、前記障子が前記窓枠の所定位置に仮止めされる請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の嵌め殺し窓。 - 上枠、下枠、および左右の縦枠を四周枠組みした窓枠と、上框、下框、および左右の竪框を四周框組みして面材を組み込んだ障子とを備え、前記窓枠に前記障子を取り付けて形成される嵌め殺し窓であって、
前記障子の下框は、前記窓枠の下枠に対して少なくとも室内外方向に移動不能に係止され、
前記上枠または前記上框の一方には、弾性材料からなり、かつ、前記上枠または前記上框の他方に向かって付勢され、当該他方に設けられた被係合部に係合する係合部を有する係合部材が室内側から着脱可能に固定され、
前記係合部材の係合部が前記被係合部に係合して、前記上框が前記上枠に対して少なくとも室内外方向に移動不能にされた嵌め殺し窓。 - 前記係合部材は、板材から形成され、前記上框の室内面より室内側まで前記上枠に沿って延び、当該上枠にビス止めされる取付面部と、この取付面部の室外側端から室内方向に向かって斜め下方に傾斜して延びる傾斜面部とを備え、
前記係合部は、前記傾斜面部の室内側端縁に設けられ、
前記被係合部は、前記上框から前記上枠に向かって突出する突片で形成され、前記係合部が室外側から当接する当接面を備えて構成された請求項7に記載の嵌め殺し窓。 - 前記係合部材は、板材から断面クランク状に形成され、前記上框の室内面より室内側まで延長された位置で前記上枠にビス止めされており、
前記係合部は、前記係合部材の室外側に設けられた係合孔であり、
前記被係合部は、室内側に向かって高さが低くなる断面略楔形に形成され、前記係合孔と嵌合する突起部材で構成された請求項7に記載の嵌め殺し窓。
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