JP2007002511A - 窓 - Google Patents

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Yasuhiro Tanaka
康弘 田中
Tetsuya Yamazaki
哲也 山崎
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Abstract

【課題】 木質部材を框に強固に取り付けることができ、しかも障子を分解することなく木質部材の取替えが可能な窓の提供。
【解決手段】 障子は、上框3と下框4と左右の縦框5,5を四方枠組みした枠内にパネル6を取付けたもので、框は、金属製框部材3a,4a,5aと、合成樹脂製框部材3b,4b,5bと、木質部材3c,4c,5cとから成る。合成樹脂製框部材は、框外周側に突出する突出部19a,19bを有し、突出部と窓枠との間にタイト材21a,21bを設けてあり、少なくとも二つの木質部材は、室外側に設けた係合部29,40を合成樹脂製框部材の室内側に設けた係止部24,41に係合して室内側から着脱可能になっており、木質部材は、縦方向の木質部材と横方向の木質部材とのコーナー部において一方の木質部材の長手方向端面を他方の木質部材の框内周側面に当接して突出部の框内周側に矩形枠状に配置して、各木質部材の移動を規制してある。
【選択図】 図8

Description

本発明は、障子の框が金属製框部材と合成樹脂製框部材と木質部材とからなる窓に関するものである。
従来より、結露の防止と屋内側の装飾性の向上の観点から、障子の框を室外側のアルミ製框部材と室内側の合成樹脂製框部材を結合して構成し、さらに合成樹脂製框部材の室内側に木質部材を取付けたものがある(例えば特許文献1参照。)。かかる窓においては、年月が経つと室内側の木質部材が汚れたり傷ついたりするので、木質部材のみを後から取替えできることが求められる。そこで特許文献1記載のものは、木質部材の取替えが容易に行えるように、木質部材を合成樹脂製框部材の室内側面に磁石や面ファスナーを利用して簡易的に取り付けている。
特開2003−148057号公報
しかし上記特許文献1記載の窓は、障子開閉時の衝撃などにより、木質部材がずれたり外れたりすることがあった。本発明は以上に述べた実情に鑑みてなされたものであって、障子開閉時の衝撃等により木質部材がずれたり外れたりすることのないように、木質部材を框に強固に取り付けることができ、しかも障子を分解することなく木質部材の取替えが可能な窓の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために本発明の窓は、窓枠と障子とを備え、障子は、上框と下框と左右の縦框を四方枠組みした枠内にパネルを取付けたものであり、框は、室外側に配置した金属製框部材と、室内側に配置した合成樹脂製框部材と、合成樹脂製框部材の室内側に配置した木質部材とを有し、金属製框部材と合成樹脂製框部材とでパネル取付溝を形成し、パネル取付溝にパネルの端部を保持しており、合成樹脂製框部材は、框外周側にパネル取付溝の室内側パネル保持片よりも室内側に突出する突出部を有し、突出部と窓枠との間にタイト材を設けてあり、少なくとも二つの木質部材は、室外側に設けた係合部を合成樹脂製框部材の室内側に設けた係止部に係合して室内側から着脱可能に取り付けており、木質部材は、縦方向の木質部材と横方向の木質部材とのコーナー部において一方の木質部材の長手方向端面を他方の木質部材の框内周側面に当接して突出部の框内周側に矩形枠状に配置して、各木質部材の移動を規制してあることを特徴とする。
本発明の窓は、少なくとも二つの木質部材は、室外側に設けた係合部を合成樹脂製框部材の室内側に設けた係止部に係合して室内側から着脱可能に取り付けており、木質部材は、縦方向の木質部材と横方向の木質部材とのコーナー部において一方の木質部材の長手方向端面を他方の木質部材の框内周側面に当接して突出部の框内周側に矩形枠状に配置して、各木質部材の移動を規制してあるので、木質部材を框に強固に取付けることができ、障子開閉時の衝撃等により木質部材がずれたり外れたりすることがない。しかも、木質部材の室外側に設けた係合部を合成樹脂製框部材の室内側に設けた係止部に係脱して、障子を分解することなく各木質部材の取替えが容易に行える。さらに、合成樹脂製框部材は、框外周側にパネル取付溝の室内側パネル保持片よりも室内側に突出する突出部を有し、突出部と窓枠との間にタイト材を設けてあるので、水密性、気密性が確保できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1から図6は、本発明の窓の一実施形態に係るたてすべり出し窓を示している。この窓は、壁開口部11内側に窓枠1が取付けてあり、窓枠内の開口部を塞ぐように一つの障子2が窓枠1に取付けてある。障子2は、図3に示すように、上枠12と上框3の間と、下枠13と下框4の間とに設けたフリクションステー15により窓枠1に支持されており、窓を開けたときには、図6に示すように、障子2が室外側に移動するとともに一方の縦框5側を支点として90度回転する。障子2の開閉は、下枠13室内側に設けたオペレータハンドル16を操作することにより行うことができる。窓枠1内の障子2の室内側には、網戸17が取付けてある。
障子2は、図5に示すように、上框3と下框4と左右の縦框5,5を四方枠組みし、その枠内にパネル6を保持している。
上框3は、図1に示すように、室外側にアルミニウム合金の押出形材よりなる金属製框部材3aを配置してあり、室内側に合成樹脂の押出形材よりなる合成樹脂製框部材3bを配置してあり、合成樹脂製框部材3bの室内側に帯板状の木質部材3cを配置してある。金属製框部材3aと合成樹脂製框部材3bとは、金属製框部材3aの室内側面と合成樹脂製框部材3bの室外側面とにそれぞれ形成した鉤状部18を互いに係合させることにより一体化してあり、金属製框部材3aと合成樹脂製框部材3bとで框内周側に開口するパネル取付溝37aを形成している。金属製框部材3aは、框内周側に突出する室外側パネル保持片7aを有している。
合成樹脂製框部材3bは、框内周側に突出する室内側パネル保持片8aを有すると共に、框外周側に室内側パネル保持片8aよりも室内側に突出する中空状の突出部19aを有している。パネル取付溝37aを形成する金属製框部材3aの室外側パネル保持片7aと合成樹脂製框部材3bの室内側パネル保持片8aの間には、パネル6の上端部がグレイジングチャンネル20を介して嵌め込んである。なおパネル6は、断熱性に優れた複層ガラスを使用している。さらに合成樹脂製框部材3bは、室内側パネル保持片8aの基端部に室内側に向けて突出する突条22を有すると共に、室内側パネル保持片8aの先端部に室内側に向けて階段状に折れ曲がった形状の折り曲げ部38が形成され、折り曲げ部38の先端部を室内側に突出させて木質部材3cとの重なり部10aを形成してある。突出部19aと突条22の間には凹部23が形成され、図8に示すように、凹部23内の左右二箇所に木質部材3cの係止部24を設けてある。係止部24は、図7に示すように、凹部23の室内側面に埋め込んで金属製框部材3aにビス25で固定される基部26と、基部26の室内側面の上下端部より対向して突出した鉤形の係止爪27,27を有している。
木質部材3cは、合成樹脂製框部材3bの突出部19aの框内周側に配置してあり、室外側面には合成樹脂製框部材3bの突条22と重なり部10aをそれぞれ収容する溝28a,28bが形成してあり、室外側面の左右二箇所には円い突起状の係合部29がビス30で取付けてある。係合部29は、大径部29aと小径部29bを有し、合成樹脂製框部材3bの室内側面に取付けた係止部24の上下の係止爪27,27間に、框長手方向にのみスライド可能に係合している。室内側パネル保持片8aの室内側面と木質部材3cの室外側面との間、及び室内側パネル保持片8aの重なり部10aと木質部材3cの溝28bとの間には、1〜4mm程度の隙間9a,9bが形成されている。この隙間9a,9bは、室内側パネル保持片8aの重なり部10aを木質部材3cの室外側面に形成した溝28b内に収容し、重なり部10aを木質部材3cの室外側面側で木質部材と見付方向に重ねることで、室内側から見て見えないようにしてある。
下框4は、金属製框部材4aと合成樹脂製框部材4bと木質部材4cとで、上框3と同様に構成してある。
左右の縦框5は、上下の框3,4と同様に、図2に示すように、室外側にアルミニウム合金の押出形材よりなる金属製框部材5aを配置してあり、室内側に合成樹脂の押出形材よりなる合成樹脂製框部材5bを配置してあり、合成樹脂製框部材5bの室内側に帯板状の木質部材5cを配置してある。金属製框部材5aと合成樹脂製框部材5bとは、金属製框部材5aの室内側面と合成樹脂製框部材5bの室外側面とにそれぞれ形成した鉤状部18を互いに係合させることにより一体化してあり、金属製框部材5aと合成樹脂製框部材5bとで框内周側に開口するパネル取付溝37bを形成している。金属製框部材5aは、框内周側に突出する室外側パネル保持片7bを有している。
合成樹脂製框部材5bは、框内周側に突出する室内側パネル保持片8bを有すると共に、框外周側に室内側パネル保持片8bよりも室内側に突出する突出部19bを有している。パネル取付溝37bを形成する金属製框部材5aの室外側パネル保持片7bと合成樹脂製框部材5bの室内側パネル保持片8bの間には、パネル6の側端部がグレイジングチャンネル20を介して嵌め込んである。突出部19bは、框外周側面に開口部31を設けて溝状に形成してあり、開口部31は目板32を取付けて塞いである。さらに合成樹脂製框部材5bは、室内側パネル保持片8bの先端部に、室内側パネル保持片8bと直交するように室内側に向けてまっすぐに突出する木質部材5cとの重なり部10bを形成してある。
木質部材5cは、合成樹脂製框部材5bの突出部19bの框内周側に配置し、目板32を取外した状態で框外周側から挿入したネジ33により突出部19bにネジ止めしてある。木質部材5cの室外側面には、合成樹脂製框部材5bの重なり部10bを収容する溝34が形成してある。室内側パネル保持片8bの室内側面と木質部材5cの室外側面との間、及び室内側パネル保持片8bの重なり部10bと木質部材5cの溝34との間には、1〜4mm程度の隙間9c,9dが形成されている。この隙間9c,9dは、室内側パネル保持片の重なり部10bを木質部材5cの室外側面に形成した溝34内に収容し、重なり部10bを木質部材5cの室外側面側で木質部材と見付方向に重ねることで、室内側から見て見えないようにしてある。
窓枠1を構成する上枠12、下枠13、及び左右の縦枠14は、図3と図4に示すように、アルミニウム合金製の室外側部材12a,13a,14aと室内側部材12b,13b,14bを合成樹脂製の断熱部材35で連結したものとなっている。上枠12の上框3の突出部19aと対向する室外側面にはタイト材21aが取付けてあり、下枠13の下框4の突出部19aと対向する室外側面にはタイト材21aが取付けてある。縦枠14の縦框5の突出部19bと対向する室外側面には、タイト材21bが取付けてある。窓枠1の室内側には、木製の額縁36を取付けてある。
障子2を組立てる際の手順を示すと、上框3、下框4、左右の縦框5は、それぞれ金属製框部材3a,4a,5aと合成樹脂製框部材3b,4b,5bを一体化しておき、通常の障子を組立てる場合と同様に、各框内周側のパネル取付溝37a,37bの室外側パネル保持片7a,7bと室内側パネル保持片8a,8bの間に、グレイジングチャンネル20を装着したパネル6の端部を嵌め込み、図11に示すように、框の端部同士を突き合わせてビス(図示省略)で固定して障子の枠を形成する。障子コーナー部には、合成樹脂製のコーナーピース36が取付けられ(図5参照)、各框部材の端面が塞がれている。上下框合成樹脂製框部材3b,4bの重なり部10aと、縦框合成樹脂製框部材5bの重なり部10bには、木質部材3c,4c,5cの取付けの邪魔にならないように、框長手方向の端部に切り欠き部39a,39bを設けてある。
木質部材3c,4c,5cの取付けは、図8(a)に示すように、一方の縦框5の木質部材5cのみを先に取付けてから、上框3と下框4の木質部材3c,4cを、溝28aに合成樹脂製框部材の突状22を挿通した上で、木質部材5cを取付けていない縦框5の側から横にスライドさせて係合部29を合成樹脂製框部材の係止部24に係合して取付ける。その後、図8(b)に示すように、もう一方の縦框5の木質部材5cを室内側より縦框突出部19bの框内周側に配置し、突出部19bの框外周側に形成した開口部31より突出部19bを貫通してネジ33を木質部材5cに捩じ込み、木質部材5cを突出部19bにネジ止めする。その後、突出部の開口部31に目板32を取付ければ、ネジ33が隠れる。上下框3,4の木質部材3c,4cは、框長手方向の端面が左右の縦框の木質部材5cの框内周側面と当接し、左右の縦框5,5の木質部材5c,5cの間に挟み込まれる形となり、左右方向の移動が規制される。
以上に述べたように、本障子2は、縦框5の木質部材5cが合成樹脂製框部材5bの突出部19bの框内周側に配置して突出部19bに框外周側からネジ止めしてあり、上下框3,4の木質部材3c,4cは、合成樹脂製框部材3b,4bの突出部19aの框内周側に左右の縦框の木質部材5cの間に挟みこむ形で配置され、且つ室外側に設けた係合部29を合成樹脂製框部材3b,4bの係止部24に框長手方向にのみスライド可能に係合して取付けているので、各木質部材3c,4c,5cを框3,4,5に強固に取付けることができ、障子開閉時の衝撃等により木質部材3c,4c,5cがずれたり外れたりすることがない。しかも、障子2を開ければ、縦框5の木質部材5cを框外周側からネジを外して取り外すことができ、そうすると上框3と下框4の木質部材3c,4cは、左右方向にスライドして着脱できるため、障子2を窓枠1に取付けたままの状態で木質部材3c,4c,5cの取替えが容易に行える。上框と下框の木質部材3c,4cを、縦框の木質部材5cのように、突出部19aに框外周側からネジ止めした場合には、障子を開けても躯体や窓枠が邪魔になって木質部材3c,4cの着脱が困難となるおそれがあるが、本実施形態のように係合部29を合成樹脂製框部材の係止部24に係合して室内側から取付けるようにすることで、上框の上方や下框の下方に躯体や窓枠が位置していても木質部材3c,4cの着脱が可能である。
また木質部材3c,4c,5cは、図5に示すように、上下框の木質部材3c,4cの框長手方向の端面が左右縦框の木質部材5c,5cの框内周側面に当接して矩形枠状に構成され、合成樹脂製框部材の突出部19a,19bにより形成される枠の内周側に隙間なく嵌め込まれており、且つ室内側面には取付用のビス等が一切露出しないことから、障子2室内側の意匠が極めて良好なものとなっている。
さらに本窓は、障子2の閉鎖時には、窓枠1の各枠材12,13,14に取付けたタイト材21a,21bが、各框の突出部19a,19bの室内側面に密着するため、高い気密性、水密性を確保できる。木質部材が無くても気密性、水密性を確保できる。
図9と図10に示すように、パネル6の端部を各框のパネル取付溝37a,37bに嵌め込む際や、パネル6の厚みが厚かったときなどには、室内側パネル保持片8a,8bが室内側に変形することがあるが、本障子では室内側パネル保持片8a,8bの室内側に木質部材3c,4c,5cとの隙間9a,9b,9c,9dを形成してあるので、そのように室内側パネル保持片が室内側に変形しても、木質部材が室内側にずれたり変形したりすることがない。また、室内側パネル保持片8a,8bと木質部材3c,4c,5cとの間の隙間9a,9b,9c,9dは、室内側パネル保持片8a,8bの先端部に木質部材3c,4c,5cの室外側面側で木質部材と見付方向に重なる重なり部10a,10bを設けてあることで室内側から見えず、意匠性が良好である。
図12は、障子2の別の実施形態を示しており、図5のものと比べて、上下框3,4と縦框5の木質部材の取付け方が逆になっている。すなわち、上下框の木質部材3c,4cを框外周側から突出部19aにビス33でネジ止めし、左右縦框の木質部材5cを係合部29と係止部24により上下方向にスライド可能に係合して取付けており、縦框の木質部材5cが上下框の木質部材3c,4cの間に挟まれている。
図13は、障子2のさらに別の実施形態を示している。下框4の合成樹脂製框部材4bの室内側面には、図14に示すように、上向きの鉤形の係止片41を突出して形成してあり、木質部材4cの室外側面には、これと係合する鉤形のフック金具40を下向きに取付けてあり、フック金具40を上方から係止片41に係合することにより、木質部材4cを下框4に取付けている。縦框の木質部材5cの取付け方は、図12に示した実施形態と同様であり、係合部29と係止部24により上下方向にスライド可能に係合して取付けている。上框の木質部材3cは、突出部19aに框外周側からネジ止めしてある。
木質部材を取付ける際の手順を示すと、まず最初に下框の木質部材4cを、合成樹脂製框部材4bの室内側で上から下にスライドさせて、室外側のフック金具40を上方から合成樹脂製框部材の係止片41に係合して取付ける。次に、左右の縦框の木質部材5c,5cを、合成樹脂製框部材5b,5bの室内側で上から下にスライドさせて係合部29を係止部24に係合して取付ける。最後に上框の木質部材3cを、縦框の木質部材5cの上端面と突出部19aの間に室内側から差し込み、框外周側から挿通するビス33により突出部19aにネジ止めする。このように上框の木質部材3cを取付けると、他の木質部材4c,5cの上方移動が規制されるため、下框の木質部材4cのフック金具40と係止片41、縦框の木質部材5cの係合部29と係止部24の係合状態が外れることがなく、各木質部材をがたつきなく取付けできる。木質部材を取替える際には、上框の木質部材3cを最初に取外せば、縦框の木質部材5cと下框の木質部材4cは上方に動かせるので、フック金具40を係止片41に、係合部29を係止部24にそれぞれ係脱して簡単に着脱できる。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されるものではなく、木質部材の取付け方についてはこれ以外にも様々なバリエーションが考えられる。例えば、縦框の木質部材は、合成樹脂製框部材の室内側で框内周側から外周側に向けてスライドさせて係合部を係止部に係合し、上下框の木質部材は、縦框の木質部材の間に挟みこんで突出部とネジ止めしたものであってもよい。また木質部材は、縦方向の木質部材と横方向の木質部材とのコーナー部において一方の木質部材の長手方向端面を他方の木質部材の框内周側面に当接して突出部の框内周側に矩形枠状に配置してあればよく、例えば図15に示すように、各木質部材の一方の長手方向端面のみが他の木質部材の框内周側面にそれぞれ当接するように配置してもよい。係合部と係止部は、木質部材を室内側から框に取付けできるように互いに係合するものであればよく、例えば合成樹脂製框部材の室内側面に係止部としてのダルマ孔を設け、木質部材の室外側面に根元側が細くなったピン状の係合部を設け、その係合部をダルマ孔に係合して取付けるようにしてもよい。木質部材は、框内周側から挿通するネジにより突出部にネジ止めしてもよい。障子框の突出部と窓枠との隙間を塞ぐタイト材は、突出部側に取付けてもよい。窓の形態は、引き違い窓、片引き窓、上げ下げ窓、回転窓等、いかなる形態であってもよい。
上框の縦断面図である。 縦框の横断面図である。 本発明に係る窓(たてすべり出し窓)の縦断面図である。 本発明に係る窓の横断面図である。 障子の室内側正面図である。 障子を全開したときの窓の横断面図である。 (a)は合成樹脂製框部材に取付ける係止部の平面図であり、(b)は同室内側正面図、(c)は同側面図である。 縦框と上框に木質部材を取付ける際の手順を順に示す上框内部における横断面図である。 上框にパネル上端部を嵌め込むときの状態を示す縦断面図である。 縦框にパネル側端部を嵌め込むときの状態を示す横断面図である。 上框と縦框との連結部を示す斜視図である。 障子の別の実施形態を示す室内側正面図である。 障子のさらに別の実施形態を示す室内側正面図である。 図13に示す実施形態の障子において、下框に木質部材を取付けている部分の縦断面図である。 木質部材の配置の他の例を示す障子の室内側正面図である。
符号の説明
1 窓枠
2 障子
3 上框
4 下框
5 縦框
6 パネル
3a,4a,5a 金属製框部材
3b,4b,5b 合成樹脂製框部材
3c,4c,5c 木質部材
7a,7b 室外側パネル保持片
8a,8b 室内側パネル保持片
9a,9b,9c,9d 隙間
10a,10b 重なり部
33 ネジ
37a,37b パネル取付溝
40 フック金具(係合部)
41 係止片(係止部)

Claims (1)

  1. 窓枠と障子とを備え、障子は、上框と下框と左右の縦框を四方枠組みした枠内にパネルを取付けたものであり、框は、室外側に配置した金属製框部材と、室内側に配置した合成樹脂製框部材と、合成樹脂製框部材の室内側に配置した木質部材とを有し、金属製框部材と合成樹脂製框部材とでパネル取付溝を形成し、パネル取付溝にパネルの端部を保持しており、合成樹脂製框部材は、框外周側にパネル取付溝の室内側パネル保持片よりも室内側に突出する突出部を有し、突出部と窓枠との間にタイト材を設けてあり、少なくとも二つの木質部材は、室外側に設けた係合部を合成樹脂製框部材の室内側に設けた係止部に係合して室内側から着脱可能に取り付けており、木質部材は、縦方向の木質部材と横方向の木質部材とのコーナー部において一方の木質部材の長手方向端面を他方の木質部材の框内周側面に当接して突出部の框内周側に矩形枠状に配置して、各木質部材の移動を規制してあることを特徴とする窓。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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