JP4171442B2 - 換気機構付き建具 - Google Patents
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Description
浴室用建具は、建具枠と、この建具枠に対して開閉可能な建具本体とを備えて構成される。そして、一般的には、建具本体の下框の高さ寸法を上框に比べて大きく形成し、この下框にガラリ機構を内蔵させて換気孔を構成している。
特に、近年、シックハウス対策により、換気回数0.5/時間等の換気設備、いわゆる24時間換気システムの設置が義務づけられたことから、各部屋間や、部屋および廊下間等で換気を行えるようにする必要があり、各部屋のドア等の室内建具においても換気機構付きのものが求められるようになっており、この場合、前述した問題の解決が要望されていた。
また、本発明では、カバー材を連結部材に対して回動して開くことで、主体枠材およびカバー材の前記隙間に面する部分を外部に露出させることができる。このため、この隙間部分が汚れた場合でも、容易に清掃することができる。
その上、框材の見付け方向に貫通する隙間で換気孔を構成しているので、框材の見付け寸法は隙間の断面積(換気面積)に影響しない。このため、框にガラリ機構を設けた場合のように、框材の見付け寸法を大きくする必要がないため、框材の見付け寸法をより一層小さくでき、建具本体の框材をスリムな意匠にできるため、建具本体の意匠性をより向上できて高級感のある換気機構付き建具とすることができる。
また、本発明では、カバー材を連結部材に対して回動して開くことで、主体枠材およびカバー材の前記隙間に面する部分を外部に露出させることができる。このため、この隙間部分が汚れた場合でも、容易に清掃することができる。
このような構成によれば、シール材によって区画された2空間を框材に構成された換気孔で連通しているので、換気孔部分のみで換気を行うことができ、換気量の設定等を容易に行うことができる。
このような構成によれば、框材の主体枠材に加わる荷重を面材で支持することができるため、スリムな框材を用いても建具本体として十分な強度を維持することができ、意匠性および剛性に優れた建具とすることができる。
このような構成によれば、荷重を伝達可能な接合部材として両面テープを用いているので、第1框材および第2框材と面材との接合作業を非常に簡単に行うことができる。
換気孔が竪框に設けられていれば、換気孔から浴室内に吸入された外気が洗い場にいる入浴者にあたり難くなるため、快適な入浴を行うことができる。すなわち、従来のような、建具本体の下框部分に形成したガラリを換気孔とした場合、下框のガラリ部分から吸入された外気がドアの浴室側に設けられる洗い場の床面近くに多く流入し、洗い場に座って体を洗っている入浴者が流入した外気に触れやすいという問題があった。特に、冬などの外気温が低い場合、入浴して体温が上がった入浴者にガラリから流入した冷気があたると、非常に寒く感じてしまうという問題もあった。
これに対し、本発明では、竪框に換気孔を形成したので、流入した外気が入浴者に直接当たりにくくできて入浴の快適性を確保できる。さらに、浴室用建具では、通常、下枠に対して竪框のほうが全長が長いため、竪框に換気孔を設けたほうが、換気孔の換気面積を大きくできて換気性能を向上できる。
図1は、本実施形態に係る換気機構付き建具である片開きの浴室ドア(浴室用サッシ)1を浴室側から見た姿図、図2は、図1のA−A線に沿った浴室ドア1の縦断面図、図3は、図2のB−B線に沿った浴室ドア1の横断面図である。
ドア枠10は、それぞれアルミの押出形材製の枠材である上枠11、下枠12、および左右の縦枠13を四周枠組みした構成である。
上枠11および縦枠13には、ドア枠10の内周面に突出した突片11A,13Aが一体に形成され、この突片11A,13Aにはドア本体20の脱衣室側の面に当接可能なシール材15が取り付けられている。
面材26の浴室側および脱衣室側の両面には、樹脂製の大型引手27が取り付けられている。
このドア本体20は、ピポットヒンジ2を介してドア枠10に回動自在に取り付けられている。また、アームストッパ3によってドア本体20の開き角度を設定可能とされている。すなわち、これらの開閉機構は、従来から用いられている一般的な開閉機構である。
下框22は、同様に、断面略コ字状に形成されかつ面材26の浴室側に延長された保持片31を有し、かつシール材32が取り付けられた第1框材30Aと、中空部36および係合部37を有して第1框材30Aの脱衣室側に配置されてビス止めされた第2框材35とを備えて構成される。
すなわち、上框21および下框22は、第1框材30と第1框材30Aとは、シール材32が取り付けられているか否かのみが相違し、第2框材35は同一断面構造のアルミ押出形材が用いられている。
主体枠材40は、略中空筒状に形成され、かつ面材26の浴室側の延長された第1保持片43を有するアルミ押出形材製の第1框材41と、断面略Z字状に形成されて面材26の脱衣室側に延長された第2保持片44を有し、かつ第1框材41の脱衣室側にビス止めされたアルミ押出形材製の第2框材42とを備えて構成されている。
さらに、面材26は、上框21、下框22、竪框23,24の見込み寸法の中心よりも浴室側にずらして配置(オフセット)されているので、図2に示すように、各框21〜24と面材26との各浴室側表面間に形成される段差39を非常に小さいものにできる。
このカバー体50は、竪框23,24の内側面つまり框枠25の内周面側に面して形成されて連結部材60に係合される係合部51と、連結部材60に形成された凹部61に嵌合される中空部52と、連結部材60が係合可能な係合孔54が形成された係合片53とを備えて構成されている。
カバー体50は、第1框材41に固定された連結部材60に対し、中空部52を凹部61に対向させた状態で浴室側に押し込むと、係合片64の脱衣室側の傾斜面に係合片53が当接し、挟持突部67の傾斜面に係合部51が当接する。従って、カバー体50を更に押し込めば、係合片64、挟持片66、係合部51、係合片53が弾性変形し、係合部51が当接面部65および挟持突部67間に係合し、係合片64が係合孔54に係合して取り付けられる。
一方、カバー体50を取り外す場合には、係合孔54に露出した係合片64を押し込んで係合孔54から外し、さらに係合部51を挟持突部67から外すことで行うことができる。その後、ビス49を外せば連結部材60も取り外すことができる。
すなわち、カバー体50は、連結部材60つまり主体枠材40に対して着脱可能に取り付けられている。
すなわち、竪框23,24の内側面に開口した隙間70の開口71は、前記保持片44および係合部51間に形成される。さらに、隙間70は、第2框材42および中空部52間に形成され、水返し片46や係合片53によってジグザグに曲がりながら形成されている。そして、竪框23,24の外側面に開口した隙間70の開口72は、カバー体50の端縁55と、前記係合片45との間に形成される。
なお、換気扇を作動させていない場合には、浴室内および脱衣室内の気圧差は殆ど無いため、隙間70内の空気の流通も殆ど無い。
また、前記開口72は、竪框23,24の外周面つまり縦枠13に対向する面に開口されており、浴室内空間に直接面していないので、浴室内でシャワーなどを使用した際にその水が開口72部分に達するおそれは殆ど無い。さらに、仮に開口72部分に水が達しても、その水は隙間70内の係合片53や水返し片46で邪魔されて開口71側に達することはないため、浴室から脱衣室側への漏水を確実に防止できる。
(1) 竪框23,24を、連結部材60で連結される主体枠材40およびカバー体50の2部材で構成し、各主体枠材40、カバー体50間に隙間70を設けて換気孔としたので、竪框23,24の高さ方向の略全長に渡って換気孔を形成することができる。このため、ガラリによって換気孔を構成していた従来に比べて、框材の見付け寸法を小さくでき、換気孔が形成された框材をスリムに構成でき、意匠性を向上できる。
なお、上框21および下框22においても、浴室側に露出する第1框材30,30Aと、脱衣室側に露出する第2框材35との2部材で構成されているので、ドア本体20の浴室側および脱衣室側の意匠を異ならせることもできる。従って、利用者の多様な要望にもより容易に対応することができる。
はなく、両面テープ28を用いて面材26と各框21〜24との接合強度を高めているので、框21〜24に加わる荷重を面材26で支持することができる。このため、スリムな框21〜24を用いてもドア本体20として十分な強度を維持することができ、意匠性および剛性に優れた浴室ドア1とすることができる。
(12) 主体枠材40およびカバー体50間には、樹脂製の連結部材60および隙間70(空気層)が介在されているので、主体枠材40およびカバー体50間の熱伝導を抑えることができ、竪框23,24の断熱性能を向上できる。
また、浴室および脱衣室間に温度差が生じた場合、例えば、浴室内が脱衣室側よりも高温になった場合には、主体枠材40がカバー体50に比べて熱伸びする。この際、主体枠材40およびカバー体50がネジなどで固定されていると、熱伸び量の差によって竪框23,24が熱反りし、縦枠13に取り付けられたシール材15の当たりが弱くなってしまう可能性がある。これに対し、本実施形態では、カバー体50は、連結部材60に対してスナップイン方式で取り付けられており、主体枠材40に対してある程度上下移動が可能なため、竪框23,24の熱反りを抑えることができ、シール材15を確実に竪框23,24に当接させることができ、水密性能の低下を防止でき、安定した水密性能を得ることができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態において、前記第1実施形態と同一または同様の構成には同一符号を付し、説明を省略あるいは簡略する。
本実施形態では、図6,7に示すように、カバー体500を主体枠材40に対して開閉可能に構成し、簡単な操作で隙間70部分を露出させて隙間70に面する部分を清掃できるように構成したものである。
一方、ドア本体20の框枠25の構成もほぼ同一である。但し、図7に示すように、主体枠材40の第1框材41には、水返し片46は設けられているが、前記係合片45は形成されていない。
そして、カバー体500は、端部506側が連結部材600等に回動自在に支持されており、図7に示すように、カバー体500の内周側端部を脱衣室側に引き出して開閉できるように取り付けられている。
このカバー体500は、前記第1実施形態と同様に、アルミ押出形材や合成樹脂材、木粉入り樹脂材等で構成されている。このカバー体500は、竪框23,24の内側面つまり框枠25の内周面側に面して形成されて連結部材600に係合される係合部501と、連結部材600に形成された凹部601に嵌合される中空部502と、丁番受け材80が嵌合される嵌合凹部503とを備えて構成されている。
そして、丁番受け材80が配置される位置に対応して、前記カバー体500の嵌合凹部503を形成する突起504,505は切り欠かれており、この切欠部分から前記丁番受け材80を挿入し、上方にスライド移動して突起504,505の切欠面が本体部81の上面に当接することで、丁番受け材80の位置決めがなされている。
連結部材600は、図8,9に示すように、前記中空部502が嵌合する凹部601と、この凹部601の底面に貫通されてビス49が挿通されるビス孔602と、前記係合部501が係合される係合突部603と、この係合突部603を移動させる操作部604と、連結部材600の上下面に突設された係合突起605と、前記丁番受け材80の嵌合穴82に嵌合する回動軸610とを備えている。
図11にも示すように、この下ピポットヒンジ部材90には、ピポット軸93が上方に突設されている。
ヒンジ受け材100は、ピポット軸93が嵌挿される嵌合穴101と、嵌合凹部503に嵌合する嵌合突部102と、中空部502に嵌合する嵌合突部103と、係合部501部分に嵌合する嵌合突部104とを備えている。
そして、上ピポットヒンジ部材110には、ピポット軸113が下方に突設され、嵌合部111の下端部には切欠溝114が形成されている。
そして、ヒンジ受け材の嵌合穴にピポット軸113を嵌合することで、カバー体500の上端は上ピポットヒンジ部材110つまり主体枠材40に対して回動自在に取り付けられている。従って、上ピポットヒンジ部材110およびヒンジ受け材により、カバー体500の上端部を主体枠材40に対して回動自在に支持する上ピポットヒンジが構成されている。
同様に、下ピポットヒンジ部材90およびヒンジ受け材100により、カバー体500の下端部を、主体枠材40に対して回動自在に支持する下ピポットヒンジが構成されている。
係合軸部材120は、上ピポットヒンジ部材110を上下方向に貫通して配置され、上ピポットヒンジ部材110内に配置された付勢部材であるコイルバネ121により上方に付勢されている。このため、通常使用時には、係合軸部材120がプレート16の穴に嵌合し、ドア本体20の回動軸とされている。
また、係合軸部材120の下端部には、ピン122が水平方向に突設されている。ピン122は、上ピポットヒンジ部材110の切欠溝114に配置され、切欠溝114に係合することで、コイルバネ121による係合軸部材120の上方への移動が規制されている。
従って、図14の状態から操作レバー130を上方に移動すると、図15に示すように、係合軸部材120がプレート16から外れる。この状態でドア本体20を僅かに上に持ち上げると、竪框24の下端に設けられた下ピポットヒンジ部材90と、下枠12との係合が外れ、ドア本体20の回動軸側をドア枠10から外すことができる。これにより、浴室ドア1が施錠されている際に、このドアを緊急に開くことができるようにされている。
カバー体500が閉められると、連結部材60が存在していない部分の主体枠材40およびカバー体500間には、前記第1実施形態と同様に換気孔となる隙間70が形成される。
また、カバー体500を開閉するだけで隙間70を外部に露出することができるので、主体枠材40およびカバー体500の隙間70に面する部分の清掃をより簡単に行うことができる。
さらに、カバー体500は、上下のピポットヒンジ部に加えて、中間丁番によっても回動自在に支持されているので、上下方向に長尺なカバー体500の中間部の撓みを抑制することができ、かつ、カバー体500をスムーズに開閉することができる。
そのうえ、カバー体500は、係合部501が係合突部603で係合されていることにより、浴室ドア1の通常使用時には不用意にカバー体500が開くことが無く、かつ、清掃時には操作部604を操作することで係合部501を外すことで容易に開閉することができ、清掃作業もより一層簡単に行うことができる。
また、カバー体500は、丁番受け材80やヒンジ受け材100の嵌合穴82,101に下ピポットヒンジ部材90、上ピポットヒンジ部材110、連結部材600の各ピポット軸93,113、回動軸610を挿入することで、主体枠材40側に回動自在に連結されている。このため、カバー体500は、前記第1実施形態に比べても、主体枠材40に対する上下方向の移動をより一層許容でき、浴室および脱衣室間に温度差が生じた際の熱反りを効果的に防止でき、安定した水密性能を得ることができる。
例えば、前記実施形態では、各竪框23,24に本発明を適用して換気孔となる隙間70を形成していたが、竪框23,24のいずれか一方のみに隙間70を形成してもよい。また、竪框23,24ではなく、上框21および下框22の一方あるいは両方に換気孔となる隙間を形成してもよい。さらには、ドア本体20におけるすべての框21〜24に隙間70を形成してもよい。特に、本発明の隙間70は、框の見付け寸法を大きくすることなく形成できるので、いずれの框21〜24に組み込むことも容易であり、その浴室に要求される換気面積に応じて適宜設定すればよい。
また、本発明の隙間70は、框材や枠材をその見付け方向に貫通して形成されるものに限らず、見込み方向に貫通して形成されるものでもよい。但し、このような場合、隙間70の開口が露出して意匠性や防水性が低下するため、前記実施形態のように見付け方向に貫通させて形成するほうが好ましい。
さらに、本発明は、各居室のドアや引戸等の室内建具に適用することもできるし、サッシ窓、玄関ドア、玄関引戸、勝手口ドア等の室外側に面した各種建具にも適用することができる。
この場合も操作部604を操作して係合部501と係合突部603との係合を解除することで、カバー体500Aを容易に開閉することができる。
また、建具本体に組み込まれる面材は、複層ガラス、単板ガラス、ガラス以外の樹脂材等の各種材料で構成された面材体等が利用できる。
さらに、図17に示すように、上框21、下框22の第1框材30,30Aおよび第2框材35間に、ゴムシートなどの断熱材200を介在させて上框21、下框22の断熱性能を向上させてもよい。竪框23,24は、前述のように、樹脂製の連結部材60,600,600Aが介在されて断熱性能が向上されているので、前記断熱材200を設けて上框21、下框22の断熱性能を向上させれば、ドア本体20の断熱性能をより一層向上できる。
Claims (6)
- 枠材を枠組みして構成された建具枠と、この建具枠内に配置された建具本体とを備えた建具であって、
前記建具本体は、框材を枠組みして構成された框枠と、この框枠内に保持された面材とを備えて構成され、
前記建具枠の枠材または框枠の少なくとも1つの枠材または框材は、主体枠材と、カバー材と、各主体枠材およびカバー材をそれらの間に隙間を設けた状態で連結する連結部材とを備え、
この主体枠材およびカバー材間に形成された隙間によって換気孔が構成され、
前記カバー材は、連結部材に対して回動可能に取り付けられ、カバー材を開くことで主体枠材およびカバー材の前記隙間に面する部分を外部に露出可能に構成されている換気機構付き建具。 - 枠材を枠組みして構成された建具枠と、この建具枠内に配置された建具本体とを備えた建具であって、
前記建具本体は、框材を枠組みして構成された框枠と、この框枠内に保持された面材とを備えて構成され、
前記框材の少なくとも1つの框材は、主体枠材と、この主体枠材の建具見込み方向に配置されたカバー材と、各主体枠材およびカバー材をそれらの間に隙間を設けた状態で連結する連結部材とを備え、
この主体枠材およびカバー材間に形成された隙間によって前記框材をその見付け方向に貫通する換気孔が構成され、
前記カバー材は、連結部材に対して回動可能に取り付けられ、カバー材を開くことで主体枠材およびカバー材の前記隙間に面する部分を外部に露出可能に構成されている換気機構付き建具。 - 前記建具枠または建具本体の一方には、建具本体で建具枠の開口を閉鎖している際に他方に当接して建具本体および建具枠間をシールするシール材が取り付けられ、
前記換気孔は、框材の内側面に開口された第1開口と、框材の外側面に開口された第2開口とを備え、前記第1開口は前記シール材で区画される一方の空間に面し、第2開口は他方の空間に面している請求項2に記載の換気機構付き建具。 - 前記主体枠材は、荷重を伝達可能な接合部材を介して面材を保持しており、前記主体枠材に加わる荷重を面材で保持可能に構成されている請求項2または請求項3に記載の換気機構付き建具。
- 前記主体枠材は、前記面材の一側面に当接する第1保持片を有する金属製の第1框材と、この第1框材に固定されるとともに、前記第1保持片に対して面材を挟んで対向配置されて第1保持片とともに前記面材を挟持する第2保持片を有する金属製の第2框材とを備えて構成され、
前記面材と各保持片間には両面テープが介在されて各保持片および面材を接合している請求項2〜4のいずれかに記載の換気機構付き建具。 - 前記建具は浴室用建具であり、
前記建具本体の2本の竪框の少なくとも一方の竪框は、浴室側に配置された主体枠材と、この主体枠材の脱衣室側に配置されたカバー材と、短尺なピース状に形成されて複数箇所で前記主体枠材およびカバー材を連結する複数の連結部材とを備えて構成されている請求項2〜5のいずれかに記載の換気機構付き建具。
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