JPS5918572Y2 - 螢光ランプ支持装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は螢光ランプ特にＵ型螢光ランプの支持装置に
関する。

Ｕ型螢光ランプを露出して水平に支持することが要求さ
れる。

このためにランプの口金側を支持本体に支持させ、又わ
ん曲部側を自由端として支持することが考えられている
が、ランプの自重により自由端側かたれ下がってしまう
恐れがある。

この考案はＵ型螢光ランプを露出して水平に支持するに
あたり、ランプの自由端側のたれ下がりを防止すること
を目的とする。

この考案の実施例を図によって説明すると、１は支持本
体（たとえば器具本体）、２はＵ型螢光ランプ（以下単
にランプという。

）で、その口金側の端部は支持本体１内に挿入され、内
部に設置されであるソケットに差し込まれるようになっ
ており、又わん曲部側は自由端として支持される。

この支持のために、Ｕ字状に形成されたバ一本体３、そ
のわん曲部附近に設けられた固定バンド４及び基端側を
連結する連結部５とから主として構成される支持バー６
が使用される。

バ一本体３はランプ２の内側に添うように配置され、固
定バンド４でランプ２の自由端側の管部を縛る。

支持バー６は連結部５を支持本体１に固定することによ
って支持される。

この支持によってランプ１はそのわん曲部側の端部を自
由端として支持バー６により支持されることになる。

支持バー６の支持本体１による支持のために、連結片５
に孔７を設け、又連結片５の下縁部５′に一対の爪８を
設けておく。

一方支持本体１内に受台９を固定設置する。

この受台９にはネジ１０が樹立されてあり、又肩部１１
に一対の孔１２が形成されである。

１３はネジ１０をとりまくように配置されたコイルバネ
である。

支持バー６の連結片５は支持本体１内に挿入される。

そして孔７にネジ１０を挿通するとともに、爪８を孔１
２に挿しこむ。

そしてナツト１４を孔７から抜き出たネジ１０にねしこ
む。

このねじこみによるねし止めは受台９と連結片５との間
に介在するコイルバネの弾力に抗して行なわれる。

このねじ止めの当初においては、支持バー６はランプ２
の重量によって自由端側はたれ下がっているが、ねじ止
めの進行につれて、コイルバネ１３の弾力に抗して爪８
と孔１２の周縁との保合個所を支点にして、連結片５は
起立するように回動し、これに応じて支持バー６はそれ
までのたれ下がり状態から次第に水平状態に近づいてい
く。

これにともなってランプ１も水平状態に近づいていくよ
うになる。

したがって前記したねじ、こみによってランプ１はその
自重に抗して水平に維持されることになる。

なお図の構成によればネジ１０によるねし止めの調整に
よっては、ランプ１の水平面に対する傾むきを任意に調
整することも可能であることはいうまでもない。

又ネジ１０は連結片５側から受台９にねしこむようにし
てねし止めしてもよい。

以上詳述したように、この考案によればＵ型螢光ランプ
をそのわん曲部側を自由端として露出して水平に支持す
るにあたり、その支持に使用する支持バーを利用するこ
とにより、ランプの自由端側のたれ下がりを簡単に防止
することができる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の実施例を示す斜視図、第２図は要部
の断面図、第３図は分解斜視図である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. Ｕ型螢光ランプをそのわん曲部側を自由端とし、基端側
   を支持本体に支持する螢光ランプ支持装置において、Ｕ
   字状に支持された支持バーのわん曲部を前記Ｕ型螢光ラ
   ンプのわん曲部附近に固定バンドで固定するとともに、
   前記支持バーの基端側を連結する連結片の下縁に爪を設
   けてなり、前記支持本体に固定された受台と前記連結片
   とをバネを介してネジ止めし、又前記受台の肩部に設け
   た孔に前記爪を挿入してなる螢光ランプ支持装置。