JPS598076Y2 - 楽器用スタンドの脚先構造 - Google Patents
楽器用スタンドの脚先構造Info
- Publication number
- JPS598076Y2 JPS598076Y2 JP4002879U JP4002879U JPS598076Y2 JP S598076 Y2 JPS598076 Y2 JP S598076Y2 JP 4002879 U JP4002879 U JP 4002879U JP 4002879 U JP4002879 U JP 4002879U JP S598076 Y2 JPS598076 Y2 JP S598076Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spikes
- musical instrument
- leg
- stand
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、楽器用スタンドの設置箇所に応じて足ゴム
とスパイクを選択して使用し得るようにした楽器用スタ
ンドの脚先構造に関する。
とスパイクを選択して使用し得るようにした楽器用スタ
ンドの脚先構造に関する。
従来からドラム等の打楽器を保持する楽器用スタンドは
脚の下端に滑り防止用の足ゴムを取付けているが、カウ
ベル等の重量が軽い楽器を保持したりあるいは床面上に
スタンドを設置する場合には摩擦が少なく振動等により
滑り易いため、安定性に欠けるという欠点を有していた
。
脚の下端に滑り防止用の足ゴムを取付けているが、カウ
ベル等の重量が軽い楽器を保持したりあるいは床面上に
スタンドを設置する場合には摩擦が少なく振動等により
滑り易いため、安定性に欠けるという欠点を有していた
。
そのため、最近では脚の下端に足ゴムとスパイクを設け
、これらを楽器用スタンドの設置箇所あるいは使用する
楽器に応じて使いわけるようにしたもの(実開昭53−
101532号公報,実開昭53−103717号公報
等)が提案されている。
、これらを楽器用スタンドの設置箇所あるいは使用する
楽器に応じて使いわけるようにしたもの(実開昭53−
101532号公報,実開昭53−103717号公報
等)が提案されている。
このような楽器用スタンドによれば、スパイクを床面に
差込んで使用でることができるため、安定性の向上を計
ることができるものの、従来の足ゴムのみを設けてなる
タイプの楽器用スタンドを所有している人は、このよう
なスパイクを備えた栗器用スタンドを新たに購入しなけ
ればならず、そのため不要な出費を余儀なくされ、特に
ペタル機構を備えたものは一層高価で経済的負担が大き
いばかりか、従来の楽器用スタンドが無用になる不都合
があった。
差込んで使用でることができるため、安定性の向上を計
ることができるものの、従来の足ゴムのみを設けてなる
タイプの楽器用スタンドを所有している人は、このよう
なスパイクを備えた栗器用スタンドを新たに購入しなけ
ればならず、そのため不要な出費を余儀なくされ、特に
ペタル機構を備えたものは一層高価で経済的負担が大き
いばかりか、従来の楽器用スタンドが無用になる不都合
があった。
この考案は上述したような点に鑑みてなされたもので゛
、その目白勺とするところは、アタ゛ンチメントとして
スパイクもしくに足ゴムを支持体に設け、この支持体を
脚の下端部に着脱自在に取付けることにより、従来のス
タンドをそのまま使用し得るようにした楽器用スタンド
の脚先構造を提供するものである。
、その目白勺とするところは、アタ゛ンチメントとして
スパイクもしくに足ゴムを支持体に設け、この支持体を
脚の下端部に着脱自在に取付けることにより、従来のス
タンドをそのまま使用し得るようにした楽器用スタンド
の脚先構造を提供するものである。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図は足ゴムを備えた楽器用スタンドの一実施例を示
す斜視図、第2図はスパイクを脚に着脱自在に取付けた
状態を示す斜視図である。
す斜視図、第2図はスパイクを脚に着脱自在に取付けた
状態を示す斜視図である。
これらの図において、楽器用スタンド1はスタンド本体
2を備えている。
2を備えている。
このスタンド本体2は下パイプ3と、この下パイプ3の
下端寄りに上下移動可能に取付けられた脚金具4にそれ
ぞれ上端が回転自在に連結され、中間部がステ−5を介
してそれぞれスタンドベース6に連結された開脚自在な
3本の脚7a〜7Cとを有し、ごれらの脚7a〜7cの
下端に足ゴム8が固定されている。
下端寄りに上下移動可能に取付けられた脚金具4にそれ
ぞれ上端が回転自在に連結され、中間部がステ−5を介
してそれぞれスタンドベース6に連結された開脚自在な
3本の脚7a〜7Cとを有し、ごれらの脚7a〜7cの
下端に足ゴム8が固定されている。
前記下パイプ3には上パイプ9の下端が伸縮自在に挿入
されており、この上パイプ9の上端にタングパイプ10
の下端が角度調整自在に連結されている。
されており、この上パイプ9の上端にタングパイプ10
の下端が角度調整自在に連結されている。
前記ダングパイプ10の上端にはカウベル11が固定保
持されている。
持されている。
12はスパイクで、下端が尖ったねし棒によって構或さ
れ、略U字形に形威された支持体13の基部側に形威さ
れたねし孔(図示せず)に高さ調整自在に螺着されてい
る。
れ、略U字形に形威された支持体13の基部側に形威さ
れたねし孔(図示せず)に高さ調整自在に螺着されてい
る。
すなわち、前記スパイク12にはゆるみ止め及び高さ調
整用ナット14が螺着されており、このナット14を回
して支持体13の基部下面に押付けることにより、前記
スパイク12の回転が防止され、所望の高さに設定され
るようになっている。
整用ナット14が螺着されており、このナット14を回
して支持体13の基部下面に押付けることにより、前記
スパイク12の回転が防止され、所望の高さに設定され
るようになっている。
前記支持体13の凹部16が形或されている先端部側は
スタンド脚挾持部15a,15bを構或しており、これ
らスタンド脚挾持部15a,15bの間隔、すなわち凹
部16の幅は前記脚7a〜7Cの外径よりも若干大きく
設定されている。
スタンド脚挾持部15a,15bを構或しており、これ
らスタンド脚挾持部15a,15bの間隔、すなわち凹
部16の幅は前記脚7a〜7Cの外径よりも若干大きく
設定されている。
また、前記スタンド脚扶持部15a,15bの先端部に
は同軸的にねじ孔(図示せず)がそれぞれ形威されてお
り、これらのねじ孔に1本の締付ねじ17が、一方のス
タンド脚扶持部、例えば15a側から他方のスタンド脚
扶持部15bにねじ込まれている。
は同軸的にねじ孔(図示せず)がそれぞれ形威されてお
り、これらのねじ孔に1本の締付ねじ17が、一方のス
タンド脚扶持部、例えば15a側から他方のスタンド脚
扶持部15bにねじ込まれている。
さて、このような構戒において、スパイク12を用いて
楽器用スタンド1を所定箇所に設置したい場合には、脚
7a〜7Cの下端にそれぞれに支持体13を固定すれば
よい。
楽器用スタンド1を所定箇所に設置したい場合には、脚
7a〜7Cの下端にそれぞれに支持体13を固定すれば
よい。
すなわち、締付ねじ17を支持体13から外して脚7a
を第2図に示すように凹部16内に係入し、しかる後締
付ねじ17を再び支持体13に取付けてスタンド脚挾持
部15a,15bを締付ければ、支持体13が脚7aに
固定されるため、スパイク12を各脚7a〜7Cに簡単
に取付けることができる。
を第2図に示すように凹部16内に係入し、しかる後締
付ねじ17を再び支持体13に取付けてスタンド脚挾持
部15a,15bを締付ければ、支持体13が脚7aに
固定されるため、スパイク12を各脚7a〜7Cに簡単
に取付けることができる。
そして、高さ調整用ナット14によりスパイク12の下
端が足ゴム8よりも下方に位置するように高さ調整すれ
ば、スパイク12を有する楽器用スタンドとして使用す
ることができ、安定性を向上させることができる。
端が足ゴム8よりも下方に位置するように高さ調整すれ
ば、スパイク12を有する楽器用スタンドとして使用す
ることができ、安定性を向上させることができる。
一方、演奏場所の移動等により足ゴム8を使用したい場
合には、支持体13を各脚7a〜7Cから取外すか、締
付ねじ17を緩めて脚7a〜7Cの上方に移動固定する
かあるいはまたスパイク12を足ゴム8の上本に移動さ
せればよい。
合には、支持体13を各脚7a〜7Cから取外すか、締
付ねじ17を緩めて脚7a〜7Cの上方に移動固定する
かあるいはまたスパイク12を足ゴム8の上本に移動さ
せればよい。
第3図はこの考案の他の実施例を示す分解斜視図である
。
。
この実施例においては支持体13の一側面13 aを半
円弧状の脚係合用凹部20を設けると共に前記支持体1
3の一側面13aに締付ボルト17によって固定される
クランプ21に前記脚係合用凹部20と対応する半円弧
状の脚保合用凹部22を設け、このクランプ21と支持
体13で脚を扶持する一対のスタンド脚扶持部を構威し
たもので、スパイク12の取付けについては上記した実
施例と全く同様であるため、その説明を省略する。
円弧状の脚係合用凹部20を設けると共に前記支持体1
3の一側面13aに締付ボルト17によって固定される
クランプ21に前記脚係合用凹部20と対応する半円弧
状の脚保合用凹部22を設け、このクランプ21と支持
体13で脚を扶持する一対のスタンド脚扶持部を構威し
たもので、スパイク12の取付けについては上記した実
施例と全く同様であるため、その説明を省略する。
なお、この実施例においては脚係合用凹部20, 22
を半円弧状としたことがこれに限られることなく脚の形
状に応じて変形すればよい。
を半円弧状としたことがこれに限られることなく脚の形
状に応じて変形すればよい。
このような構或においても、楽器用スタンドに対する支
持体13の取付け、取外しが簡単で、足ゴム8とスパイ
ク12を選択的に使用することができることは明らかで
あろう。
持体13の取付け、取外しが簡単で、足ゴム8とスパイ
ク12を選択的に使用することができることは明らかで
あろう。
第4図はこの考案の他の実施例を示すもので、支持体1
3を略クランク状に形或すると共に下端が尖った棒状ス
パイク25を支持体13の基部下面に固設したものであ
る。
3を略クランク状に形或すると共に下端が尖った棒状ス
パイク25を支持体13の基部下面に固設したものであ
る。
このような構或によれば、スパイク25を脚7aの下端
に固定された足ゴム8よりも下方に位置させることがで
きるので、高さ調整機構を必要とせず、構造が極めて簡
単である。
に固定された足ゴム8よりも下方に位置させることがで
きるので、高さ調整機構を必要とせず、構造が極めて簡
単である。
第5図はさらに第4図の変形例を示すもので、支持体2
6にスパイク27を一体に重設して、高さ調整機構を廃
止したものである。
6にスパイク27を一体に重設して、高さ調整機構を廃
止したものである。
なお、上記実施例はいずれも脚7a〜7Cの下端に足ゴ
ム8を固定した楽器用スタンドにスパイクを着脱自在に
取付けるように構威した場合について説明したが、この
考案はこれに何ら限定されるものではなく、脚7a〜7
Cの下端にスパイクを固定した楽器用スタンドに対して
、支持体に高さ調整自在に設けられた足ゴムを着脱自在
に取付けるようにしてもよい。
ム8を固定した楽器用スタンドにスパイクを着脱自在に
取付けるように構威した場合について説明したが、この
考案はこれに何ら限定されるものではなく、脚7a〜7
Cの下端にスパイクを固定した楽器用スタンドに対して
、支持体に高さ調整自在に設けられた足ゴムを着脱自在
に取付けるようにしてもよい。
また、上記実施例はスパイクを3本の脚7a〜7Cすべ
てに取付けた場合について説明したが、少なくとも1個
のスパイクを取付ければ、楽器用スタンドのずれを防止
し、安定性を向上させることができる。
てに取付けた場合について説明したが、少なくとも1個
のスパイクを取付ければ、楽器用スタンドのずれを防止
し、安定性を向上させることができる。
以上説明したように、この考案に係る楽器用スタンドの
脚先構造によれば、脚の下端に足ゴムもしくはスパイク
を設けてなる楽器用スタンドにアタッチメントとしてス
パイクもしくは足ゴムを支持体を介して着脱自在に取付
けるように構或したので、スタンドの設置箇所により足
ゴムとスパイクを選択的に使用することができ、安定性
を向上させることができる。
脚先構造によれば、脚の下端に足ゴムもしくはスパイク
を設けてなる楽器用スタンドにアタッチメントとしてス
パイクもしくは足ゴムを支持体を介して着脱自在に取付
けるように構或したので、スタンドの設置箇所により足
ゴムとスパイクを選択的に使用することができ、安定性
を向上させることができる。
しかも、アタッチメントとしての足ゴムもしくはスパイ
クは構造が簡単で取付け、取外しが容易であるほか、足
ゴムもしくはスパイクを備えた従来の楽器用スタンドを
何ら改造することなくそのまま使用することができるの
で、使用者の経済的負担を軽減することができるなど、
その効果は非常に大である。
クは構造が簡単で取付け、取外しが容易であるほか、足
ゴムもしくはスパイクを備えた従来の楽器用スタンドを
何ら改造することなくそのまま使用することができるの
で、使用者の経済的負担を軽減することができるなど、
その効果は非常に大である。
第1図は足ゴムを備えた楽器用スタンドの斜視図、第2
図はこの考案に係る脚先構造の一実施例を示す要部斜視
図、第3図は支持体の他の構造を示す分解斜視図、第4
図および第5図はこの考案の他の実施例を示す要部側面
図および斜視図である。 1・・・楽器用スタンド、7a〜7C・・・脚、8・・
・足ゴム、12・・・スパイク、13・・・支持体、1
4・・・高さ調整用ナット。
図はこの考案に係る脚先構造の一実施例を示す要部斜視
図、第3図は支持体の他の構造を示す分解斜視図、第4
図および第5図はこの考案の他の実施例を示す要部側面
図および斜視図である。 1・・・楽器用スタンド、7a〜7C・・・脚、8・・
・足ゴム、12・・・スパイク、13・・・支持体、1
4・・・高さ調整用ナット。
Claims (1)
- 下端に足ゴムもしくはスパイクが固設された楽器用スタ
ンドの脚と、左右一対のスタンド脚狭持部と締付ねしと
で前記脚の下端部をその両側より狭持することにより該
脚に着脱自在に取付けられる支持体と、この支持体に配
設されたスパイクもしくは足ゴムを備え、前記脚の足ゴ
ムもしくはスパイクと前記支持体のスパイクもしくは足
ゴムとを選択的に接地させるようにしたことを特徴とす
る楽器用スタンドの脚先構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4002879U JPS598076Y2 (ja) | 1979-03-29 | 1979-03-29 | 楽器用スタンドの脚先構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4002879U JPS598076Y2 (ja) | 1979-03-29 | 1979-03-29 | 楽器用スタンドの脚先構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55140895U JPS55140895U (ja) | 1980-10-08 |
JPS598076Y2 true JPS598076Y2 (ja) | 1984-03-12 |
Family
ID=28907970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4002879U Expired JPS598076Y2 (ja) | 1979-03-29 | 1979-03-29 | 楽器用スタンドの脚先構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598076Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6624795B2 (ja) * | 2015-03-25 | 2019-12-25 | 国立大学法人東京農工大学 | ハンド装置、搬送装置及び飼料搬送投入方法 |
-
1979
- 1979-03-29 JP JP4002879U patent/JPS598076Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55140895U (ja) | 1980-10-08 |
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