JP3055024U - ラット頭部簡易押さえ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［課題］ ラット頭部の装置への装着は、簡便でしっか
りと固定できる事。 装着する事によるラットの損傷が
少ない事。 ［解決手段］ ラットの上顎を押さえ板１にかませ、鼻
側から頭部押さえ用金具４で押さえる。固定する為に締
め付けネジ３を締め、固定する。

Description

【考案の詳細な説明】 ［考案の属する技術分野］ ラット頭部の固定装置における、頭部固定具に 関するものである。

［従来の技術］ ラットの上顎にかませる板の上部に多数の山形の溝を設け 頭部を板で押さえて固定する等が知られている。

［考案が解決しょうとする課題］ ラット頭部の固定具において、手術及び 実験に際し、特に耳棒等を利用しない場合には、ラット頭部がしっかりと固定具 に装着されているか、固定具によるラットの損傷が小さいか等、手術及び、実験 に影響する事柄があると思われる。本装置はこれらの点を考慮し考案した。

［課題を解決するための手段］ 装置は、ラットの上顎を押さえる板の上部 に支点を設け、頭部押さえ用金具を支持する部分が支点で支持されている。頭部 押さえ用金具は山形の溝の斜めの部分を持つ構造となっている。

［考案の実施の形態］ ラットの上顎を押さえ板１にかませ、頭部を頭部押 さえ用金具４で押さえる。固定のために締め付けネジ３を締めることにより行う 構造となっている。

［考案の効果］ 麻酔をしたラットを適度な方法で装置へ装着した場合、簡 便でしっかりと固定できた、又、ラットの損傷も小さいとおもわれた。装置はコ ンパクトにできており、ラットの頭部等の手立ての際、装置はあまり妨げになら なかった。

【図面の簡単な説明】

【図１】 正面図

【符号の説明】

（１） ラットの上顎を押さえる板。 （２） １及び、４とピンで連結しており３のネジで動
く （３） ４を上下させ、ラットの装着、取り外しを行う
ネジ （４） ラットの頭部（鼻側）を押さえる金具

【図２】 上面図

【図３】 図１−４、の側面図で山形の溝の斜めの部分
を持つ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ラットの頭部押さえ用金具は山形の溝の
   斜めの部分をもつ構造になっており、この山形の溝の斜
   めの部分でラットの頭部（鼻側）を押さえる様になって
   いる。