JPH084513Y2 - ゴンドラ懸垂装置 - Google Patents

ゴンドラ懸垂装置

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JPH084513Y2
JPH084513Y2 JP5987393U JP5987393U JPH084513Y2 JP H084513 Y2 JPH084513 Y2 JP H084513Y2 JP 5987393 U JP5987393 U JP 5987393U JP 5987393 U JP5987393 U JP 5987393U JP H084513 Y2 JPH084513 Y2 JP H084513Y2
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rod
movable
leg
gondola
shaped member
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JP5987393U
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和彦 小西
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Contec Co Ltd
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Contec Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ゴンドラ懸垂装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゴンドラ懸垂装置には、実公平5-
6940公報に開示されているようなものが公知となってい
て、その概略は図3に示すようであって、角筒状の杆状
部材11の一端部にゴンドラを吊り下げるロープ6が懸着
される懸着部設けられ、杆状部材11の中央部に杆状部材
11の長手方向と直交する方向に突設するように設けられ
た固定挟持部材12を有する本体1と、杆状部材11の長手
方向に摺動自在かつ杆状部材11に対する回動を規制さ
れ、可動部挟持部材22を有する可動部材2と、杆状部材
11に対して可動部材2を摺動させる作動部材とを具え、
この作動部材の作動によって、固定挟持部材12と、可動
部挟持部材22とで構造物の突出部7(以下パラペット7
という)を挟持させて装着するものである。なお、図3
において、21は摺動フレーム、24,24′は挟持板、31は
螺子棒、32は係合軸、33はハンドルをそれぞれ示す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】近来、パラペットの頂
部には装飾を兼ねたアルミなどの外装部品が装着されて
いることが多く、前記のような従来のゴンドラ懸垂装置
は、外装部品の上面に杆状部材の摺動面が直接当接し、
外装部品を損傷するという問題がある。この問題を解消
する方策として、外装部品を覆って外装部品と杆状部材
の摺動面との間に毛布などの挟持物を介在させて外装の
損傷を防止しているが充分ではなく、かつ、ゴンドラ懸
垂装置の移動作業に手間がかかるという問題がある。
【0004】そこでこの考案の目的は、前記のような従
来のゴンドラ懸垂装置がもつ問題を解消し、ゴンドラ懸
垂装置の移動作業に手間がかからずパラペット頂部の外
装部品を損傷することのないゴンドラ懸垂装置を提供す
るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項1の発明は、角筒状の
杆状部材の一端部にゴンドラを吊り下げるロープが懸着
され、この懸着部から長手方向の中央部側に離間した位
置に杆状部材の長手方向と直交する方向に固定挟持部材
を突設し、杆状部材の長手方向に摺動自在かつ該杆状部
材に対する回動を規制された可動部材を前記杆状部材に
装着し、杆状部材に対して可動部材を摺動させる作動部
材を設け、前記作動部材の作動によって、固定挟持部材
と可動部挟持部材とで構造物の突出部を挟持させて装着
するゴンドラ懸垂装置において、前記可動部材に高さ調
節可能な脚体を設けたことを特徴とするものである。請
求項2の発明は、請求項1の発明において、脚体は、可
動部材に設けられた脚体保持部材に挿通され、脚体保持
部材に固定部材を設け、脚体を可動部材に対して昇降さ
せ、固定部材によって、脚体を可動部材に固定するもの
である。請求項3の発明は、請求項1の発明において、
脚体の下端に構造物の屋上面に脚体を安定させる基板を
設けたものである。
【0006】
【作用】前記のようなこの考案において、請求項1の発
明は、脚体に可動部材を昇降させて、可動部材の高さを
調節して、構造物の突出部の頂部に杆状部材の底面が当
接しないように杆状部材を保持し、作動部材を作動させ
て可動部材を杆状部材に長手方向に摺動させ、固定挟持
部材と可動部挟持部材とで構造物の突出部を挟持させ
る。請求項2の発明は、脚体は可動部材に設けられた脚
体保持部材に挿通されていて、脚体を可動部材に昇降さ
せ、脚体を可動部材に対して所望高位置にして脚体保持
部材に設けられた固定部材によって脚体を可動部材に固
定する。請求項3の発明は、脚体の下端に設けられた基
板によって、構造物の屋上に脚体を安定させて設置す
る。
【0007】
【実施例】この考案の実施例を示す図1,2において、
前記従来と同様の部分には同一の符号を引用して説明を
省略し、主として異なる部分について説明する。図1,
2において、可動部材2の下方にあって、可動部材2に
可動部挟持部材22を設け、可動部挟持部材22に2本の並
立した脚体27,27′を挿通する脚体保持部材28を設け、
脚体27,27′を脚体保持部材28に挿通して可動部挟持部
材22とともに可動部材2に対して昇降させ、可動部材2
の高さを調節可能にし、また脚体保持部材28に螺子29,
29′を設け、螺子29,29′によって脚体27,27′を脚体
保持部材28に固定できるようになっている。更に脚体2
7,27′の下端に基板30を固設する。この基板30は2本
の脚体27,27′の下端において脚体27,27′間に跨って
設けられていて、両者を固定するとともに、構造物の屋
上9に脚体27,27′を安定して置かせるものである。
【0008】杆状部材11は角筒状の部材を用い、杆状部
材11に固定挟持部材12を設け、杆状部材11に嵌合させて
可動部材2を挿着する。挿着された可動部材2は杆状部
材11に摺動自在、かつ杆状部材11に対する回動が規制さ
れている。杆状部材11の両外側面にその軸線と平行させ
た螺子棒31,31′の一端を回転自在に取付け、この螺子
棒31,31′には相互に逆螺子が切ってあり、螺子棒31,
31′の中間部を可動部材2の両外側面に設けた雌螺子部
15,15′に螺合させる。また螺子棒31,31′の他端には
ハンドル33,33′を取付け、ハンドル33,33′を相互に
逆回転し、螺子棒31,31′を回転させ、ハンドル操作に
よる可動部材2に加わる回転モーメントを相殺するとと
もに、可動部材2を杆状部材11に対する回動が規制され
た状態で長手方向に摺動させる。なお、固定挟持部材12
と可動部挟持部材22とには挟持板24,24′をパラペット
7の両側面に対向するようにそれぞれ設ける。
【0009】このようなものにあって、ゴンドラ懸垂装
置をパラペット7に装着する際、屋上9に脚体27,27′
を置き、杆状部材11の底面がパラペット頂部8に当接し
ないように脚体27,27′に可動部材2を昇降させてその
高さを調節し、螺子29,29′によって、可動部材2に脚
体27,27′を固定し、螺子棒31,31′を作動して、杆状
部材11に可動部材2を長手方向に摺動させ、固定挟持部
材12と可動部挟持部材22とでパラペット7を挟持して、
ゴンドラ懸垂装置を固定する。ゴンドラ懸垂装置の設置
中、及びゴンドラを用いて作業している間において、杆
状部材11の底面がパラペット頂部8に当接しないので、
パラペット頂部8を損傷することがない。
【0010】その場所での作業が終了した際、螺子棒3
1,31′をそれぞれ前とは逆回転して固定挟持部材12と
可動部挟持部材22とによるパラペット7の挟持を解除
し、別の所望の位置にゴンドラ懸垂装置を移動させる。
【0011】
【考案の効果】この考案は、前記のようであって、請求
項1の発明は、角筒状の杆状部材の一端部にゴンドラを
吊り下げるロープが懸着され、この懸着部から長手方向
の中央部側に離間した位置に杆状部材の長手方向と直交
する方向に固定挟持部材を突設し、杆状部材の長手方向
に摺動自在かつ該杆状部材に対する回動を規制された可
動部材を前記杆状部材に装着し、杆状部材に対して可動
部材を摺動させる作動部材を設け、前記作動部材の作動
によって、固定挟持部材と可動部挟持部材とで構造物の
突出部を挟持させて装着するゴンドラ懸垂装置におい
て、前記可動部材に高さ調節可能な脚体を設けたので、
パラペット頂部に杆状部材の底面が当接しなくて、パラ
ペット頂部を破損することがないという効果がある。請
求項2の発明は、脚体は、可動部材に設けられた脚体保
持部材に挿通され、脚体保持部材に固定部材を設け、脚
体を可動部材に対してを昇降させて、固定部材によっ
て、脚体を可動部材に対して所望高さ位置に固定するの
で、パラペットの頂部に当接しない高さに杆状部材の高
さを容易に調節してゴンドラ懸垂装置を設置することが
でき、設置の作業性が良いという効果がある。請求項3
の発明は、脚体の下端に構造物の屋上面に脚体を安定さ
せる基板を設けたので、脚体を屋上面に安定して設置す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例の概略側面図である。
【図2】同上のゴンドラ懸垂装置を脚体側からみた概略
背面図である。
【図3】従来のゴンドラ懸垂装置の概略側面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 可動部材 6 ロープ 7 パラペット 8 パラペット部頂 9 屋上 11 杆状部材 12 固定挟持部材 15,15′ 雌螺子部 22 可動部挟持部材 27,27′ 脚体 28 脚体保持部材 29,29′ 螺子 30 基板 31,31′ 螺子棒

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角筒状の杆状部材の一端部にゴンドラを
    吊り下げるロープが懸着され、この懸着部から長手方向
    の中央部側に離間した位置に杆状部材の長手方向と直交
    する方向に固定挟持部材を突設し、杆状部材の長手方向
    に摺動自在かつ該杆状部材に対する回動を規制された可
    動部材を前記杆状部材に装着し、杆状部材に対して可動
    部材を摺動させる作動部材を設け、前記作動部材の作動
    によって、固定挟持部材と可動部挟持部材とで構造物の
    突出部を挟持させて装着するゴンドラ懸垂装置におい
    て、前記可動部挟持部材に高さ調節可能な脚体を設けた
    ことを特徴とするゴンドラ懸垂装置。
  2. 【請求項2】 脚体は、可動部部材に設けられた脚体保
    持部材に挿通され、脚体保持部材に固定部材を設け、脚
    体を可動部材に対して昇降させ、固定部材によって脚体
    を可動部材に対して所望高さ位置に固定する請求項1の
    ゴンドラ懸垂装置。
  3. 【請求項3】 脚体の下端に構造物の屋上面に脚体を安
    定させる基板を設けた請求項1のゴンドラ懸垂装置。
JP5987393U 1993-11-08 1993-11-08 ゴンドラ懸垂装置 Expired - Lifetime JPH084513Y2 (ja)

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JP5987393U JPH084513Y2 (ja) 1993-11-08 1993-11-08 ゴンドラ懸垂装置

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JPH0729193U JPH0729193U (ja) 1995-06-02
JPH084513Y2 true JPH084513Y2 (ja) 1996-02-07

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