JP2568229Y2 - 吊りボルト付設具 - Google Patents

吊りボルト付設具

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JP2568229Y2
JP2568229Y2 JP1993006728U JP672893U JP2568229Y2 JP 2568229 Y2 JP2568229 Y2 JP 2568229Y2 JP 1993006728 U JP1993006728 U JP 1993006728U JP 672893 U JP672893 U JP 672893U JP 2568229 Y2 JP2568229 Y2 JP 2568229Y2
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holding
hanging
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bolt
holding portion
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JP1993006728U
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JPH0659511U (ja
Inventor
正博 岡山
Original Assignee
株式会社野島角清製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、吊りボルトを垂下固定
せしめる吊りボルト付設具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、吊りボルトを螺着して垂下連
設せしめる吊りボルト付設具として、基体に垂下条を挾
持する一対の挾持部を設け、この挾持部の一方若しくは
双方の下部を基体に枢着して該挾持部を基体に対して回
動自在に構成し、該挾持部を適宜な回動位置で固定する
固定装置を設け、両挾持部で天井部材に形成された垂下
条を挾持せしめる構造の吊りボルト付設具が提案されて
いる。
【0003】この従来例は、天井部材に形成された垂下
条を一対の挾持部で挾持することで該垂下条に取り付
け、吊りボルトを基体に螺着して垂下せしめるという使
い方をする(この吊りボルトに天井板が付設される。)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記垂下条
は種々の巾寸法aがある。
【0005】一方、従来例は、一対の挾持部の基体に対
する角度は可変可能であるが、一対の挟持部の基体に対
する枢着部間隔は可変せしめることはできない。
【0006】従って、一つの吊りボルト付設具は、定ま
った巾寸法aの垂下条にしか使用できず、従って、吊り
ボルト付設具は○○巾寸法用と明記されているのが現状
である。
【0007】本考案はこのような点を解決した吊りボル
ト付設具を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
【0009】天井部に形成された垂下条4を両側から挟
持して付設する吊りボルト付設具において、基部2の両
側に垂下条4を挟持する一対の挟持部3・3を立設し、
少なくとも一方の挟持部3を基部2に水平方向に長い長
穴8及びピン11により枢着して該一方の挾持部3を該長
穴8の長さ分だけ他方の挟持部3に対して接離自在に構
成し、少なくとも一方の挟持部3を基部2に枢着するこ
とで少なくとも一方の挟持部を可倒挟持部に形成して該
可倒挟持部3の基部2とのなす角を可変可能に構成し、
一対の挾持部3・3間にして垂下条4の帯付挾持に支障
を来さない位置にボルト16を架設し、この一対の挟持部
3・3の対向間隔及び可倒挟持部3の基部2に対する角
を、所定の間隔及び所定の角にして垂下条4を挟持し、
該ボルト 16に螺着したナット17を締付して両挾持部3・
3で垂下4を締付挾持する固定装置5を設け、基部2に
吊りボルト1を取り付ける吊りボルト取付体9を設けた
ことを特徴とする吊りボルト付設具に係るものである。
【0010】
【作用】少なくとも一方の挟持部3を基部2に水平方向
に長い長穴8及びピン11により枢着して該一方の挾持部
3を該長穴8の長さ分だけ他方の挟持部3に対して接離
自在に構成し、少なくとも一方の挟持部3を基部に対し
て枢着することで少なくとも一方の挟持部3を可倒挟持
部3に形成して可倒挟持部3の基部2とのなす角を可変
可能に構成したから、枢着した可倒挟持部3を回動する
ことで基部2に対する角を大きくし、垂下条4の底面に
相当する挟持部3・3同士の対向間隔を垂下条4の巾a
に合わせて適宜可変させ、再び可倒挟持部3を回動する
ことで基部2に対する角を小さくして垂下条4に該可倒
挟持部3を当接させるとともに他方の挟持部3も垂下条
4に当接させ、ボルト16に螺着したナット17を締付して
両挾持部3・3で垂下条4を締付挾持する固定装置5に
より垂下条4をこの可倒挟持部3と他方の挟持部3とで
締め付ける。
【0011】
【実施例】図面は、本考案の一実施例を図示したもので
ある。本実施例は従来技術の項で説明したような基体に
一対の挟持部を枢着したものではなく、基部2(後記の
L字形の左部材6の水平部)の左端に左部材6の垂直部
(左挟持部3)を一体に連設するとともに基部2の右端
に設けられた長穴8と後記のL字形の右部材7の水平部
に設けられた小孔とをピン11により枢着したものであ
る。尚、本実施例は金属材で形成されている。
【0012】断面チャンネル状にして垂直部と水平部と
から成るL字形の左部材6を設ける。
【0013】このL字形の左部材6の垂直部は左挾持部
3となり、また水平部は請求項でいう基部2となる。こ
のL字形の左部材6の垂直部の内側縁は上側程内側に傾
斜する傾斜縁に形成されている。
【0014】また、このL字形の左部材6の水平部の右
端寄りには長穴8が穿設され、また、水平部の中央には
吊りボルト1を螺着垂下せしめる螺子孔18付の吊りボル
ト取付体9を枢着する為の小孔10が穿設されている。ま
た、L字形の左部材6の垂直部の基部寄り側面には長穴
12が穿設されている。
【0015】一方、断面チャンネル状にして垂直部と水
平部とから成るL字形の右部材7を設ける。
【0016】このL字形の右部材7は右挾持部3(請求
項でいう可倒挟持部3)となる。このL字形の右部材7
の垂直部の内側縁は前記L字形の左部材6の垂直部の内
側縁と同様に上側程内側に傾斜する傾斜縁に形成されて
いる。また、このL字形の右部材7の水平部の左端寄り
には小孔(図面に表示せず)が穿設されている。また、
L字形の右部材7の垂直部の基部寄り側面には長穴15が
穿設されている。
【0017】L字形の左部材6の水平部の右端にL字形
の右部材7の水平部の左端を被嵌し、L字形の左部材6
の右端寄りの長穴8とL字形の右部材7の左端寄りの小
孔とにピン11を貫挿して両者を枢着し(図面は鍔付ピン
11をかしめている。)、L字形の左部材6の水平部に前記
吊りボルト取付体9を被嵌し、吊りボルト取付体9に穿
設されている小孔(図面に表示せず)と前記水平部の小
孔10とにボルト13を貫挿し、ナット14で止着して吊りボ
ルト取付体9をL字形の左部材6の水平部に対して揺動
自在に設ける。
【0018】L字形の左部材6の垂直部とL字形の右部
材7の垂直部の長穴12,15にボルト16を貫挿し、このボ
ルト16にナット17を螺着する。このボルト16とナット17
とが固定装置5となる。尚、このボルト16は基部に角部
16'が形成され、該ボルト16は回り止め状態に構成され
ている。
【0019】本実施例は上記構成であるから、L字形の
左部材6からL字形の右部材7を長穴8を利用して最も
離した状態(図3において想像線で図示)にすると共に
L字形の右部材7をL字形の左部材6から離れる方向に
回動させて本金具を垂下条4に被嵌し、次にL字形の右
部材7を適宜L字形の左部材6に近かづけ、L字形の右
部材7をL字形の左部材6に近づく方向へ回動して垂下
条4にL字形の左部材6、右部材7を当接させたら、ナ
ット17を締め付けることで本金具は垂下条4に固定され
る。
【0020】従って、本実施例は、巾寸法aの異なる垂
下条4にも容易に付設することが可能となる。
【0021】本金具を垂下条4に付設した後は、吊りボ
ルト取付体9の螺子孔18に吊りボルト1を螺着し、吊り
ボルト1に適宜天井板を付設する。符号19は吊りボルト
1用の締め付けナットである。
【0022】
【考案の効果】本考案は上述のように構成にしたから、
巾寸法の異なる垂下条にも適宜適応し得る極めて実用性
秀れた吊りボルト付設具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の斜視図である。
【図2】本実施例の使用状態を示す正面図である。
【図3】本実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 吊りボルト 2 基部 3 挟持部 4 垂下条 5 固定装置8 長穴 9 吊りボルト取付体11 ピン 16 ボルト 17 ナット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井部に形成された垂下条(4)を両側
    から挟持して付設する吊りボルト付設具において、基部
    (2)の両側に垂下条(4)を挟持する一対の挟持部
    (3)・(3)を立設し、少なくとも一方の挟持部
    (3)を基部(2)に水平方向に長い長穴(8)及びピ
    ン(11)により枢着して該一方の挾持部(3)を該長穴
    (8)の長さ分だけ他方の挟持部(3)に対して接離自
    在に構成し、少なくとも一方の挟持部(3)を基部
    (2)に枢着することで少なくとも一方の挟持部を可倒
    挟持部に形成して該可倒挟持部(3)の基部(2)との
    なす角を可変可能に構成し、一対の挾持部(3)・
    (3)間にして垂下条(4)の帯付挾持に支障を来さな
    い位置にボルト(16)を架設し、この一対の挟持部
    (3)・(3)の対向間隔及び可倒挟持部(3)の基部
    (2)に対する角を、所定の間隔及び所定の角にして
    下条(4)を挟持し、該ボルト(16)に螺着したナット
    (17)を締付して両挾持部(3)・(3)で垂下(4)
    を締付挾持する固定装置(5)を設け、基部(2)に吊
    りボルト(1)を取り付ける吊りボルト取付体(9)を
    設けたことを特徴とする吊りボルト付設具。
JP1993006728U 1993-01-30 1993-01-30 吊りボルト付設具 Expired - Lifetime JP2568229Y2 (ja)

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