JPH0748827Y2 - 折版屋根用固定金具 - Google Patents

折版屋根用固定金具

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JPH0748827Y2
JPH0748827Y2 JP12220190U JP12220190U JPH0748827Y2 JP H0748827 Y2 JPH0748827 Y2 JP H0748827Y2 JP 12220190 U JP12220190 U JP 12220190U JP 12220190 U JP12220190 U JP 12220190U JP H0748827 Y2 JPH0748827 Y2 JP H0748827Y2
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JP
Japan
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roof
fixing
plate member
folded roof
folded
Prior art date
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JP12220190U
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English (en)
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JPH0479118U (ja
Inventor
一道 松田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ボルトレス取付構造の折版屋根上にアンテ
ナ,バルコニ床等の各種付属構造物を取り付ける際に、
その折版屋根に取付・固定される折版屋根用固定金具に
関する。
[従来の技術] 従来、この種の折版屋根用固定金具としては、例えば、
実開昭60−6313号公報に開示されたものがある。該公報
には、折版屋根上にアンテナを取り付ける際に、アンテ
ナの支持線を結束するための固定金具が開示されてい
る。
この固定金具は、アンテナ支持線の結束部をもつ板片を
そなえ、この板片の一端に折版屋根の山部を係止する鉤
部を設けるとともに、他端に鉤部と対向する側壁を設
け、その側壁に折版屋根の山部をはさむ固定ネジが螺着
されて構成されている。
上述の構成により、その固定金具を折版屋根に取り付け
る際には、板片の一端側の鉤部を折版屋根の山部に係止
させてから、固定ネジを、山部を挾んで鉤部と対向する
ように板片の他端側から締め付けることで、アンテナ支
持線の結束部をもつ板片が、折版屋根上に固定される。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の折版屋根用固定金具で
は、その取付・固定作業時に、固定ネジを折版屋根の山
部横方向から締め付けなければならないため、その着脱
作業を行ない難いほか、固定ネジの締付により、折版屋
根を傷つけてしまうおそれもある。
本考案は、このような課題を解決しようとするもので、
折版屋根を傷つけることなく、容易に着脱を行なえるよ
うにした折版屋根用固定金具を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の折版屋根用固定金
具は、折版屋根の隣接する山部上にまたがって載置され
る板部材と、該板部材に回動可能に取り付けられた固定
用回動部材と、該固定用回動部材を前記板部材に対して
締付・固定すべく前記板部材上面側から螺着されるボル
トとをそなえ、前記固定用回動部材が、前記板部材に対
して回動することにより、前記隣接する山部と干渉しな
い位置と、折版屋根の窪み部に係合する位置とをとるこ
とを特徴としている。
[作用] 上述した本考案の折版屋根用固定金具では、固定用回動
部材を隣接する山部と干渉しない位置に配設した状態
で、板部材を折版屋根の隣接する山部上に載置した後、
回動部材を回動させて折版屋根の窪み部と係合させてか
ら、板部材の上面側からボルトを締め付ける。これによ
り、板部材と回動部材とにより折版屋根の膨出部を挾む
ようにして、固定金具が折版屋根に固定されることにな
る。
[考案の実施例] 以下、図面により本考案の一実施例としての折版屋根用
固定金具について説明すると、第1図はその取付状態を
示す側面図、第2図はその平面図、第3図はその側面図
である。
まず、第1図により、本実施例の固定金具2を取り付け
る折版屋根1の構造について簡単に説明する。この折版
屋根1には、所定の幅と長さの板材を曲折することによ
り、複数条(第1図中には2条のみ示す)の山部1cが平
行に形成されている。各山部1cは、いずれもその頂部の
左右に弧状に張り出した膨出部1aと、この膨出部1aに続
いて内方に弧状にくびれた窪み部1bとを有して形成され
ている。
さて、このような山部1cを有する折版屋根1に取り付け
られる本実施例の固定金具2は、第1,2図に示すよう
に、折版屋根1の隣接する山部1c,1c上にまたがって載
置される板部材3と、この板部材3に回動可能に取り付
けられた固定用回動部材4と、この固定用回動部材4を
板部材3に対して締付・固定すべく板部材3上面側から
螺着されるボルト5とから構成されている。
ここで、固定用回動部材4は、板部材3の中央位置に枢
着され、この中央位置を中心に回動する回転半径方向の
アーム部4a,4aと、各アーム部4a,4aから回転周方向へ延
びる円弧状(90度分)の係合部4b,4bとから構成されて
おり、各アーム部4aは、隣接する窪み部1b,1b相互間の
距離の1/2の長さを有している。そして、この固定用回
動部材4は、板部材3に対して回動することにより、係
合部4b,4bが隣接する山部1c,1c(膨出部1a,1a)と干渉
しない位置(第2図に破線で示す位置)と、係合部4b,4
bがそれぞれ窪み部1b,1bに係合する位置(第2図の実線
で示す位置)とをとることができるようになっている。
上述の構成により、本実施例の固定金具2は、次のよう
にして固定される。
まず、第2図に破線で示すように、固定用回動部材4の
係合部4b,4bを隣接する山部1c,1c(膨出部1a,1a)と干
渉しない位置に配設した状態で、板部材3を折版屋根1
の隣接する山部1c,1c上に載置する。
この後、回動部材4を第2図に矢印で示す方向へ回動さ
せ、第2図に実線で示すように、回動部材4の係合部4
b,4bを折版屋根1の窪み部1b,1bと係合させてから、板
部材3の上面側からボルト5を締め付け、回動部材4を
板部材3に対して固定する。これにより、板部材3と回
動部材4とにより折版屋根1の膨出部1a,1aを挾むよう
にして、固定金具2が折版屋根1に固定される。なお、
本実施例では、係合部4b,4bが円弧状に形成されている
ので、各係合部4bと窪み部1bとの係合はスムーズに行な
われる。
以上のようにして取り付けられた固定金具2の平板部材
3を用いて、アンテナ,バルコニ床,鼻隠しのブラケッ
ト等の各種付属構造物の折版屋根1への取付を行なうこ
とができる。
このように、本実施例の折版屋根用の固定金具2は、折
版屋根1を傷つけることなく、容易に着脱を行なえ、こ
の固定金具2を用いることで、折版屋根1にボルト穴等
をあけることなく、各種付属構造物を折版屋根1に固定
することができる。
また、固定金具2の取付・固定作業に際して、本実施例
では、回動部材4を回動させ係合部4b,4bを窪み部1b,1b
に係合させた後、上方からボルト5を締め付けるだけで
よいので、山部横方向から締付を行なっていた従来技術
に比べて、固定金具2の着脱が極めて容易になる。
なお、上記実施例では、回動部材4をパイプ状の部材に
よりアーム部4aおよび係合部4bから構成しているが、本
考案は、これに限定されるものではなく、板状の部材等
により形成してもよい。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案の折版屋根用固定金具によ
れば、折版屋根の隣接する山部上にまたがって載置され
る板部材と、該板部材に回動可能に取り付けられた固定
用回動部材と、該固定用回動部材を前記板部材に対して
締付・固定すべく前記板部材上面側から螺着されるボル
トとをそなえ、前記固定用回動部材が、前記板部材に対
して回動することにより、前記隣接する山部と干渉しな
い位置と、折版屋根の窪み部に係合する位置とをとると
いう極めて簡素な構成で、上方からの作業のみにより極
めて容易に且つ折版屋根を傷つけることなく、固定金具
の取付・固定を行なえる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本考案の一実施例としての折版屋根用固定金
具を示すもので、第1図はその取付状態を示す側面図、
第2図はその取付手順を説明するための平面図である。 図において、1……折版屋根、1a……膨出部、1b……窪
み部、1c……山部、2……固定金具、3……板部材、4
……固定用回動部材、4a……アーム部、4b……係合部、
5……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】頂部の左右に弧状に張り出された膨出部と
    この膨出部に続いて内方に弧状にくびれた窪み部とを有
    する山部が形成されてなる折版屋根に固定される折版屋
    根用固定金具において、前記折版屋根の隣接する山部上
    にまたがって載置される板部材と、該板部材に回動可能
    に取り付けられた固定用回動部材と、該固定用回動部材
    を前記板部材に対して締付・固定すべく前記板部材上面
    側から螺着されるボルトとがそなえられ、前記固定用回
    動部材が、前記板部材に対して回動することにより、前
    記隣接する山部と干渉しない位置と、前記窪み部に係合
    する位置とをとることを特徴とする折版屋根用固定金
    具。
JP12220190U 1990-11-20 1990-11-20 折版屋根用固定金具 Expired - Lifetime JPH0748827Y2 (ja)

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JP12220190U JPH0748827Y2 (ja) 1990-11-20 1990-11-20 折版屋根用固定金具

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JPH0479118U JPH0479118U (ja) 1992-07-09
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