JP2526989Y2 - 機器の把持具 - Google Patents

機器の把持具

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JP2526989Y2
JP2526989Y2 JP1992045396U JP4539692U JP2526989Y2 JP 2526989 Y2 JP2526989 Y2 JP 2526989Y2 JP 1992045396 U JP1992045396 U JP 1992045396U JP 4539692 U JP4539692 U JP 4539692U JP 2526989 Y2 JP2526989 Y2 JP 2526989Y2
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gripping
case
bracket
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fastener
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敏典 小沢
錦司 森
忠司 中島
宏和 加藤
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Rinnai Corp
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、燃焼機器などケース
に収容され重量のある機器を高所に装着するための機器
の把持具に関する。
【0002】
【従来の技術】大型のガス瞬間湯沸器を用いた多機能給
湯システムなどの機器1は、図6に示す如く、偏平な箱
状のケース10に組み込まれ、家屋の壁面Wなどに設け
た収納用窪み100内に、該窪み100の前面に固着さ
れた窓枠5を介して収容され、ケース10の底壁11等
に突設されたブラケット3、4が、窓枠5に設けられた
締結穴に締結具6で締結してなされる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】重量の大きい機器の装
着は、一方でケース上部を支え、他方でケース下部を持
ち上げ、ケースを前記窪み内に嵌め込み、しかる後ブラ
ケットを窓枠に締結する。この装着作業において、下部
を支えるには、大きい荷重が掛かるとともに、機器のケ
ースに適当な把持部がないため装着作業がしにくく手間
がかかる欠点があった。この考案の目的は、機器の下部
を確実に手でつかむことが可能で、重量の大きい機器を
容易に窪みなど装着位置に吊り上げることのできる機器
の把持具の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、内部に機器
が組み込まれたケースの底壁に、該機器を該機器の装着
位置に設けた締結部に締結するための一対のブラケット
が形成された機器を、前記締結部まで持ち上げるための
把持具であって、締結具により前記ブラケットに着脱可
能に締結される一対の連結金具と、両端が該連結金具に
保持される把持棒とからなる。
【0005】
【考案の作用、効果】この考案の把持具は、機器のケー
スの底面にある一対のブラケットを利用して把持棒を連
結金具を介して締結しており、この把持棒を手でつかむ
ことにより機器の重量を的確に手で支えることが可能と
なる。よって、この把持具の使用により、重量の大きい
機器を高所に持ち上げて装着する作業が安全かつ容易と
なる。機器を窪みなど締結位置に載置後は、把持具を外
し、その後ブラケットをボルトで窓枠に締結する。把持
具は繰り返し使用できることは当然である。
【0006】
【実施例】図1は40Kg〜50Kgの重量を有する多
機能給湯システム(機器)1と、その底面に取り付けた
機器の把持具2を示す。機器1は、金属板製で偏平な箱
状を呈するケース10内にガス湯沸器など種種の機器を
収容してなる。ケース10の底壁11には、着脱可能と
なっている前板12に近接して両隅に一対の板状下側ブ
ラケット3、3が締結され、天板13の中央前部に1つ
の板状上側ブラケット4が固着されている。下側ブラケ
ット3には1つの締結長穴31が形成され(図2に示
す)、上側ブラケット4には中央部に水平方向の引っ掛
け片41が設けられるとともに両側部に締結穴42、4
2が開けられ(図3に示す)ている。
【0007】この機器1は、図4に示す如く、家屋の壁
面Wなどに設けた収納用の縦長の矩形を呈する窪み10
0内に、該窪み100の前面に固着された窓枠5に締結
して収容される。窓枠5は、窪100の前部両端に接し
た支柱51、51と、天井前部に接した横材52と、支
柱51、51の中間に対向して水平方向に突設された支
持腕53、53とからなる。窓枠5の横材52には、前
記上側ブラケットの引っ掛け片41に対応して中央に横
方向のスリット54が設けられ、前記上側ブラケットの
締結穴42、42に対応してその両側に締結穴55、5
5が形成されている。また支持腕53にはブラケット3
の長穴31に対応して締結穴56が開けられている。
【0008】機器1は、図3に示す如く、ケース10の
上側ブラケット4の引っ掛け片41がスリット54に差
し込まれ、締結穴42、42と締結穴55、55とがボ
ルト、ナットからなる締結具6で締結され(図3、図6
参照)、底壁11の下側ブラケット3、3の長穴31、
31と締結穴56、56とが締結具6で締結され(図
4、図6参照)ている。
【0009】把持具2は、金属、プラスチック、または
木製で、前記下側ブラケット3、3間の距離と略同等の
長さを有する把持棒21と、その両端を保持する連結金
具7、7とからなる。連結金具7は外側端面が塞がれ、
前記把持棒21の端部に摺動自在に外嵌された筒部71
と、該筒部71の外周に平行的に突設された矩形板状手
部72、72とからなる。各手部72には前記下側ブラ
ケット3の締結長穴31に対応して、締結穴73が形成
されている。
【0010】この把持具2は、図1に示す如く、把持棒
21の両端に連結金具7を外嵌し、ケース10の下側ブ
ラケット3、3を連結金具の手部72、72の間に挟み
(図2参照)、締結具6で締結してケースの底面11に
係止する。機器1の装着は一方でケースの上部を持ち、
他方で把持棒21をもって、機器1を装着する窪み10
0の上部に持ち上げる。この際、機器1を傾斜させた後
は機器1の重量の大半が把持棒21を持つ手にかかる
が、把持棒21は把持し易いため機器1を窓枠5に嵌め
込む作業は円滑にできる。
【0011】このようにして図5に示す如く、機器1を
窓枠の横材52と支持腕53、53との間に嵌め込むと
ともに、上側ブラケット4の引っ掛け片42を横材52
のスリット54に差し込んで仮に支持させる。つぎに、
前記締結具6を外して把持具2を取り除き、下側ブラケ
ット3、および上側ブラケット4を窓枠5に設けられた
締結穴55および56を締結具6で締結する。この場合
締結具6は同一のものを使用しても良く、別のものを使
用しても良い。なお、この場合、窓枠5に設けた締結穴
55、56の一部または全部をネジ穴とし、ネジ穴に対
応する締結具はボルトのみとすることも可能である。こ
れは、連結金具7をブラケット3に取り付ける締結具に
ついても同様である。
【0012】この実施例の如く、連結金具7を把持棒2
1に摺動自在とすることで、下側ブラケット3、3間の
距離の異なる機種にも1つの把持棒21を適用できる利
点がある。また、各連結金具7に下側ブラケット3を挟
持する手部72、72を設けることにより、把持具2と
機器のケース10との固着が強固にでき、作業の安全性
が高い。
【0013】図7に示す如く、把持具2の連結金具7
は、筒部71は開環断面を有し、その外端74が開放し
ていても良く、この場合は把持棒21は下側ブラケット
3、3の間の距離より長く、その両端は前記筒部の外端
74から突出していても良い。この実施例においては、
把持棒21と連結金具7との係止は、手部72、72と
下側ブラケット3との締結時に筒部71が把持棒21を
強く把握することによりなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例にかかる把持具付き機器の
斜視図である。
【図2】把持具の組付図である。
【図3】上側ブラケット部分の斜視図である。
【図4】窪みの斜視図である。
【図5】図1に示す機器の装着工程図である。
【図6】図1に示す機器の装着状態図である。
【図7】他の実施例にかかる把持具の組付図である。
【符号の説明】
1 機器 2 把持具 3 下側ブラケット 4 上側ブラケット 5 窓枠 6 締結具 7 連結金具 10 ケース 21 把持棒
フロントページの続き (72)考案者 加藤 宏和 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナ イ株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−4130(JP,U) 実開 昭58−153911(JP,U)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に機器が組み込まれたケースの底壁
    に、該機器を該機器の装着位置に設けた締結部に締結す
    るための一対のブラケットが形成された機器を、前記締
    結部まで持ち上げるための把持具であって、 締結具により 前記ブラケットに着脱可能に締結される
    対の連結金具と、両端が該連結金具に保持される把持棒
    とからなる把持具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、把持棒は連結金具に
    摺動可能に取付られた機器の把持具。
  3. 【請求項3】 請求項1において、連結金具は、把持棒
    に摺動自在に外嵌された筒部と、該筒部の外周から突設
    された板状手部とからなり、前記ブラケットと前記板状
    手部は締結具により締結される機器の把持具。
JP1992045396U 1992-06-30 1992-06-30 機器の把持具 Expired - Fee Related JP2526989Y2 (ja)

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JPS58153911U (ja) * 1982-04-01 1983-10-14 シャープ株式会社 高周波加熱装置
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