JP2527821Y2 - 家具等の棚板におけるハンガーバーの取付構造 - Google Patents

家具等の棚板におけるハンガーバーの取付構造

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JP2527821Y2 JP2035293U JP2035293U JP2527821Y2 JP 2527821 Y2 JP2527821 Y2 JP 2527821Y2 JP 2035293 U JP2035293 U JP 2035293U JP 2035293 U JP2035293 U JP 2035293U JP 2527821 Y2 JP2527821 Y2 JP 2527821Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、家具等の内部に設けら
れた棚板の下面に、ハンガーバーを取り付ける構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ロッカー等の家具の棚板には、
衣服その他を棚板下方に吊すことができるように、ハン
ガーバーを設けることがある。
【0003】図4は、その従来の取付構造の一例を示す
もので、スチール製の棚板(01)の下面に、左右方向を向
く下部水平杆(02a)の両端より起立する垂直杆(02b)の上
端に外側方を向く上部水平杆(02c)が連設されたハンガ
ーバー(02)の上記上部水平杆(02c)を当接し、その下方
より、中央に上部水平杆(02c)が嵌合するU字状の凹部
(03a)が形成された取付金具(03)を当て、この取付金具
(03)における凹部(03a)を挾む両側片(03b)を、止めねじ
(04)をもって棚板(01)に螺着することにより、ハンガー
バー(02)の両端(その一方のみを図示する)を棚板(01)に
取付けていた。
【0004】なお、取付金具(03)の両側片(03b)を、止
めねじ(04)の代りに溶接をもって固着したり、取付金具
(03)を用いずに、ハンガーバー(02)の各上部水平(02
c)を直接止めねじをもって棚板(01)下面に螺着すること
もあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の取付構造によると、棚板(01)に止めねじ(04)用の
ねじ孔(05)を穿設しなければならず、またねじ止め作業
が煩雑であるとともに、止めねじ(04)の先端が棚板(01)
上面に突出し、棚板(01)上の物品の出し入れの妨げとな
る等の問題点がある。
【0006】止めねじ(04)の先端が棚板の(01)上面に突
出しないようにするには、棚板(01)下面に上向きコ字状
のブラケットや補強材を溶接しておけばよいが、そのよ
うにすると、構造が複雑となり、さらに加工が面倒とな
る。
【0007】また、取付金具(03)を溶接により棚板(01)
下面に取り付けると、ハンガーバー(02)を必要に応じて
取外すことができなくなり、使い勝手が悪くなる。
【0008】本考案は、上記した問題点を解決すべくな
されたもので、ハンガーバーを棚板下面に取付ける際の
種々の繁雑な作業をなくすことにより、ハンガーバーを
棚板下面に容易に取付けることができ、かつ部品点数も
少なくして製造コストを低減させることができる家具等
の棚板におけるハンガーバーの取付構造を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本考案は、家具等の棚板下面に、下部水平杆の
両端より立する垂直杆の上端に外側方を向く上部水平杆
が連設されたハンガーバーの両端部を取付ける家具等の
棚板におけるハンガーバーの取付構造であって、棚板の
両端部下面に、角筒状のフランジ部を形成し、該フラン
ジ部の内側面に切欠きを設け、該切欠きに、下面にハン
ガーバーの上部水平杆を把持する把持部を有する水平
と、該水平片より垂下し、外側面にハンガーバーの垂直
杆を把持する把持部を有する垂下片とを備える取付部材
における前記水平片を、ハンガーバーの上部水平とと
もに嵌合することにより、ハンガーバーを棚板下面に装
着したことを特徴としている
【0010】
【作用】ハンガーバーの両端の上部水平杆を、棚板の両
端部のフランジ部の内面に設けた切欠きにそれぞれ嵌合
した後、取付部材の水平片の把持部が、ハンガーバーの
上部水平杆を把持し、かつ取付け部材の垂下片の把持部
がハンガーバーの垂直杆把持するようにして、取付部
材の水平片を、棚板のフランジ部の切欠きに嵌合する
と、ハンガーバーは上下、左右及び前後にガタつくこと
なく棚板下面に確実に取付られる。
【0011】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。なお、従来例で説明した部材と同一部材には、
従来例で付した符号から、(0)を除いた符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
【0012】図1中、(A)はスチール製のロッカーで、
その内部の各部屋(図1では、その最左側の部屋のみを
図示してある。)内の上部には、棚板(1)が設けられ、
この棚板(1)の下面に、左右方向を向くハンガーバー
(2)が、図2及び図3に詳細に示すように、取付部材
(8)をもって取付けられている。
【0013】図2は、棚板(1)の左方の端部を斜め下方
から見た分解斜視図である。棚板(1)の端部下面には、
全周にわたって角筒状のフランジ部(9)が形成され、左
端部のフランジ部(9)の内側面(9a)には、矩形の切
欠き(10)が形成されている。
【0014】ハンガーバー(2)を棚板(1)の下面へ取付
ける取付部材(8)は、弾性変形可能な合成樹脂材料より
なり、下面に、ハンガーバー(2)の上部水平杆(2c)を把
持する1対の平行な弾性突片からなる把持部(11)を有す
る水平片(12)と、水平片(12)より垂下し、外側面(図2
の左側面)にハンガーバー(2)の垂直杆(2b)を把持する
把持部(13)を有するほぼ半円筒状の垂下片(14)とを備え
ている。
【0015】この取付部材(8)により、ハンガーバー
(2)を棚板(1)の下面へ取付けるには、ハンガーバー
(2)の両端の上部水平杆(2c)を、棚板(1)の両端部のフ
ランジ部(9)に設けた切欠き(10)にそれぞれ嵌合した
後、ハンガーバー(2)の上部水平杆(2c)が取付部材(8)
の把持部(11)に把持され、かつハンガーバー(2)の垂直
杆(2b)が取付部材(8)の把持部(13)に把持されるように
して、取付部材(8)の水平片(12)を、図2に示す矢示方
向に移動させてフランジ部(9)に設けた切欠き(10)に嵌
合させる。
【0016】なお、ハンガーバー(2)の両端の上部水平
杆(2c)を、両切欠き(10)に嵌合するには、ハンガーバー
(2)全体を上下又は前後に斜めにした状態で、一方の上
部水平杆(2c)を先に一方の切欠き(10)にできる限り深く
嵌合しておき、次いでハンガーバー(2)を、先に切欠き
(10)に嵌合した方の端部を支点として回動させて、他方
の上部水平杆(2c)を他方の切欠き(10)に嵌合させるか、
又は、ハンガーバー(2)全体を若干弾性撓曲可能な材料
で形成しておき、一方の上部水平杆(2c)を先に、一方の
切欠き(10)に嵌合した後、ハンガーバー(2)全体又は一
部を弾性撓曲させつつ、他方の上部水平杆(2c)を他方の
切欠き(10)に嵌合させるのがよい。
【0017】また、ハンガーバー(2)の一方の上部水平
杆(2c)及び垂直杆(2b)に予め取付部材(8)を装着してお
き、その状態で、一方の上部水平杆(2c)と取付部材(8)
とを、同時に切欠き(10)に嵌合してもよい。
【0018】取付部材(8)の水平片(12)の前後の長さ
は、切欠き(10)の前後の長さとほぼ同一か又はわずかに
小とし、また取付部材(8)の把持部(11)に、ハンガーバ
ー(2)の上部水平杆(2c)を把持させ、切欠き(10)内に水
平片(12)を嵌合させたときの水平片(12)の上面から上部
水平杆(2a)下端までの長さ(L)は、切欠き(10)の上下の
長さとほぼ同一か又はわずかに小とするのがよい。この
ようにすれば、水平片(12)を切欠き(10)内に、上部水平
杆(2c)とともに、嵌合させたとき、取付部材(8)が前後
あるいは上下にガタつくことがないので、棚板(1)の下
面へ、ハンガーバー(2)をしっかりと取付けることがで
きる。
【0019】また、棚板(1)の下面に取付られたハンガ
ーバー(2)を取外すには、取付部材(8)の水平片(12)ま
たは垂下片(14)を把持し、そのまま棚板(1)の内側方へ
取付部材(8)を移動させるようにする、すなわち、単に
取付部材(8)を切欠き(10)内から、引き抜くようにすれ
ばよい。このようにすれば、簡単にハンガーバー(2)を
棚板(1)から取り外すことができる。
【0020】上記した構成としたことにより、ハンガー
バー(2)の両端の上部水平(2c)を棚板(1)両フラン
ジ部(9)の切欠き(10)にそれぞれ嵌合した後、取付部材
(8)を切欠き(10)内に嵌合させるだけで、ハンガーバー
(2)を棚板(1)下面に簡単かつ確実に取付けることがで
きるとともに、取外し作業も容易である。
【0021】
【考案の効果】本考案は、下記の効果を奏する。 (a) 棚板の両端部のフランジ部に設けた切欠きに、ハ
ンガーバーの両端の上部水平をそれぞれ嵌合した後、
各切欠きに取付部材を内方より押し込むだけで、ハンガ
ーバーを棚板の下面へ簡単かつ確実に取付けることがで
き、取付作業効率が向上する。また取外し作業も同様に
容易である。
【0022】(b) 棚板下面へハンガーバーを取付ける
ために、取付部材のみで行なえるので、従来に比して部
品点数が著しく削減され、製造コストが安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用したロッカーの上部の斜視図であ
る。
【図2】同じく棚板の左方を斜め下方から見た分解斜視
図である。
【図3】同じくハンガーバーの両端部を取付部材によっ
て切欠き内嵌合した状態を示す縦断正面図である。
【図4】従来のハンガーバーの取付構造を示す要部の斜
視図である。
【符号の説明】
(1)棚板 (2)ハン
ガーバー (2a)下部水平杆 (2b)垂直
杆 (2c)上部水平杆 (8)取付
部材 (9)フランジ部 (9a)内側
面 (10)切欠き (11)把持
部 (12)水平片 (13)把持
部 (14)垂下片 (A)スチ
ール製ロッカー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具等の棚板下面に、下部水平杆の両端
    より起立する垂直杆の上端に外側方を向く上部水平杆が
    連設されたハンガーバーの両端部を取付ける家具等の棚
    板におけるハンガーバーの取付構造であって、 棚板の両端部下面に、角筒状のフランジ部を形成し、該
    フランジ部の内側面に切欠きを設け、該切欠きに、下面
    にハンガーバーの上部水平杆を把持する把持部を有する
    水平と、該水平片より垂下し、外側面にハンガーバー
    の垂直杆を把持する把持部を有する垂下片とを備える取
    付部材における前記水平片を、ハンガーバーの上部水平
    とともに嵌合することにより、ハンガーバーを棚板下
    面に装着したことを特徴とする家具等の棚板におけるハ
    ンガーバーの取付構造。
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