JPH0716343Y2 - 引き出し体の構造 - Google Patents

引き出し体の構造

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JPH0716343Y2
JPH0716343Y2 JP1989060621U JP6062189U JPH0716343Y2 JP H0716343 Y2 JPH0716343 Y2 JP H0716343Y2 JP 1989060621 U JP1989060621 U JP 1989060621U JP 6062189 U JP6062189 U JP 6062189U JP H0716343 Y2 JPH0716343 Y2 JP H0716343Y2
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JP
Japan
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front plate
handle
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JP1989060621U
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JPH02149534U (ja
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武久 和田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、引き出し体の前板に把手と棒材とを取り付け
るための構造に関する。
[従来の技術] 第15図に示すように引き出し体4の前板21と後板22との
間に棒材25を架設し、この棒材25にトレイを支持させる
ようにしたものがある。そして前板21には前面側に把手
Bが取り付けられていた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、第15図に示すようなものにおいては、棒材25
と前板21との取り付け作業と、前板21へ把手Bの取り付
け作業との2工程が必要であり、コストアップの原因と
なっていた。
本考案は上記の従来の問題点に鑑みて考案したものであ
って、その目的とするところは、前板への棒材の取り付
けと前板への把手の取り付けに当たり同じ取り付け手段
により取り付けることができてコストダウンがはかれる
引き出し体の構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の引き出し体の構造は、トレイ26の引掛支持用で
あって前後板21,22の両側間に架設される棒材25と、前
板21の前面側に配される把手Bとを、前板21を貫通して
棒材25と把手Bと相互に連結する取り付け手段Aにより
前板21に取り付けて、把手Bと棒材25とで前板21を挟持
していることに特徴を有するものであって、このような
構成を採用することで上記した本考案の目的を達成した
ものである。
[作用] しかして、共通の取り付け手段Aにより前板21を介して
前板21の前後面に把手Bと棒材25とを取り付けるもので
あり、特に前板21を貫通する取り付け手段Aによって棒
材25と把手Bとを相互に連結して、把手Bと棒材25とで
前板21を挟持するものである。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
添付図面に示す実施例では引き出し体4を引き出し自在
に取り付けた引き出し装置として台所の流し台10の側端
部の上面に配置される収納用の引き出し装置の例が示し
てある。この実施例にあっては、流し台10の側端部の上
面の前部側に食器乾燥機11が配置してあり、この食器乾
燥機11の奥側の側部に引き出し装置が取り付けられるも
のである。引き出し装置は収納ボックス12と収納ボック
ス12内に収納されて収納ボックス12から引き出し自在と
なった引き出し体4とにより構成してある。収納ボック
ス12は第5図、第6図、第7図、第8図に示すように対
向する側板13、14と上下板15、16と背板17とを枠組みし
て構成してあり、一方の側板13は他方の側板14よりも上
下長さが長くなっていて上下板15、16よりも上方及び下
方に突出して固定片18となっている。そして、この上下
に長い方の側板13を食器乾燥機11の奥側の側板19に面接
し、この状態で固定片18をねじ具により食器乾燥機11の
側板19に固着するようになっている。ボックス12内には
引き出し体4が引き出し自在に収納されるが、この引き
出し体4は第1図(a)に示すように前板21と後板22と
の上部間に一対の側部枠7と底板24とで構成した上方及
び後方が開口した上枠部29を架設してある。また、前後
板21、22の間には棒材25を架設してある。そしてこの棒
材25にはトレイ26の両側の引掛部26aが着脱自在に取り
付けられる。前板21の前面側には把手Bが取り付けられ
る。そして、本考案にあっては、前板21に棒材25を取り
付ける取り付け手段Aにより同時に前板21の前面側に把
手Bを取り付けるようになっている。すなわち、第1図
(b)には取り付けの一例が示してあり、この実施例で
は、横方向に並んだ一対の棒材25の端部同士を連結板40
により連結し、この連結板40を前板21の背面に当て、連
結板40の孔から取り付け手段Aを構成するねじ具41を挿
入し、更に前板21の孔42を挿通し、前板21の前面側に配
置する把手Bの端部のねじ孔43に螺合して把手B及び棒
材25を前板21の前後に取り付けるものである。前板21を
貫通する取り付け手段Aによって相互に連結された把手
Bと棒材25とは、前板21を前後から挟持することにな
る。第13図には本考案の他の実施例が示してあり、この
実施例では棒材25の端部に取り付け手段Aを構成するね
じ部44を設けてあり、このねじ部44を前板21の孔42に挿
通し、前板21の前面側に配置した把手Bのねじ孔43に螺
合して取り付けると、相互に連結された把手Bと棒材25
とが前板21を挟持するものである。第14図における実施
例は第13図と同じ方法で把手Bを横向きに取り付けた例
が示してある。ところで、引き出し体4は前後板21、22
の上部間に一対の側部枠7と底板24とで構成した上方及
び後方が開口した上枠部29を架設してあるので、この上
枠部29が前後板21、22の連結をする構造材となり、した
がって、前後板21、22を連結するに当たり、他の部分は
パイプのような棒材25を架設しても強度上問題がないよ
うになっている。収納ボックス12内の上板15の下面には
中央支持部材27を垂設してあり、中央支持部材27の両側
にそれぞれ固定レール1が固着してある。この固定レー
ル1には中間摺動レール2が摺動自在に取り付けてあ
り、中間摺動レール2に可動レール3が摺動自在に取り
付けてある。つまり、中間摺動レール2は固定レール1
に対して摺動して固定レール1から前方に突出できるよ
うになっており、また、可動レール3は中間摺動レール
2に対して摺動して中間摺動レール2から前方に突出で
きるようになっている。引き出し体4の上枠部29の両側
部枠7の内面には断面L状の取付け金具5が側部枠7の
長手方向にわたり取着してあり、取付け金具5には係止
部6が軸30により回動自在に取り付けてあり、係止部6
は軸30を中心にして回動することで係止部6の先端の係
止爪31が上下するようになっている。係止部6の先端の
係止爪31は取付け金具5に設けた孔32に挿入してある。
そして、取付け金具5を可動レール3の手前側に載置し
た状態で引き出し体4を押し込むと可動レール3上を取
付け金具5が摺動しながら移動し、孔32から飛び出した
係止爪31が可動レール3上面を摺動しながら可動レール
3の上面部に設けた係止孔28に至ると係止爪31が係止孔
28に挿入して係止される。したがって、この係止部6の
係止爪31が係止孔28に挿入係止した状態では引き出し体
4を前後に動かしても引き出し体4が可動レール3に吊
り下げられた状態で可動レール3から外れることがない
ようになっている。そして、可動レール3は引き出し体
4の上枠部29内に配置されて上枠部29内で取付け金具5
が取り付けられるので、引き出し体4を引き出した場合
でも可動レール3が引き出し体4の側面側に露出するこ
とがないものであり、また、下方にも露出しないもので
ある。一方、可動レール3から引き出し体4を取り外す
場合には係止部6の係止爪31を上方に引き上げて係止孔
28との係止を解除した状態で引き出し体4を手前に引き
出せば簡単に取り外すことができる。この場合、例え
ば、第11図に示すように上枠部29の側部枠7に係止部6
に対応した位置に孔9を設けておく、一方、係止部6に
は操作片33を設けておき、そして、引き出し体4を引き
出した状態で側部枠7の側方から孔9にドライバー等の
操作治具を差し込んで操作片33を操作することで係止部
6を回動して係止部6の先端の係止爪31を上方に移動さ
せるようになっている。この場合、第12図に示すように
係止部6にピン34を突設し、側部枠7に設けた長孔35か
らピン34を突出させ、このピン34を長孔35に沿って操作
することで係止部6の先端の係止爪31を係止孔28から上
方に抜き取るようにしてもよい。このように、係止部6
を上に移動させることで係止孔28から簡単に係止を解除
できるので、引き出し体4を上に持ち上げたり、側方に
移動させたりする必要がなく、狭い場所でも簡単に引き
出し体4が取り外せることになる。
しかして、引き出し体4を手前に引き出すと、可動レー
ル3に載置して吊り下げられ且つ係止部6が係止孔28に
上方から挿入係止してあるので、引き出し体4と共に可
動レール3が中間摺動レール2に対して前方に引き出さ
れるとともに中間摺動レール2が固定レール1に対して
前方に引き出され、この2段引き出し機構により引き出
し体4の前方への引き出し長さを長く取ることができる
ようになっているものである。そして、添付図面の実施
例においては、この引き出し体4を備えた引き出し装置
は食器乾燥機11の奥側の側部に取り付けてあるためトレ
イ26に食器乾燥機11や流し台10回りで使用する洗剤、石
鹸、タワシ、ブラシ等の各種小物を収納し、食器乾燥機
11における食器洗い作業や流し台での作業が円滑に行え
るようになっている。
なお、上記実施例では食器乾燥機11に引き出し装置を付
設した実施例を示したが、必ずしもこの実施例にのみ限
定されるものではなく、本考案は他の種々の引き出し装
置に用いることができるものである。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように前後板の両側間に架設
されるトレイの引掛支持用の棒材と前板の前面側に配さ
れる把手とを、前板を貫通して棒材と把手とを相互に連
結する取り付け手段により前板に取り付けていることか
ら、前板への把手と棒材との取り付けを単一の取り付け
手段によって同時に行うことができるものであり、殊に
取り付け手段で相互に連結された棒材と把手とで前板を
挟持することから、把手と棒材と前板とが一体化され、
このために把手の引っ張り動作に対抗することができる
強固な取り付けがなされるものであり、また取り付け手
段が一つでよい上に棒材と把手とを同時に取り付けられ
るために取り付け工程を少なくすることができてコスト
ダウンがはかれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本考案の引き出し体の背方から見
た分解斜視図及び前板への棒材及び把手の取り付けを示
す分解斜視図、第2図は同上の引き出し体を備えた引き
出し装置の全体斜視図、第3図は同上の引き出し装置を
食器乾燥機に付設した状態の斜視図、第4図は同上の引
き出し体を備えた引き出し装置の斜視図、第5図は同上
の引き出し装置の平面断面図、第6図は同上の引き出し
装置の側面断面図、第7図は同上の正面断面図、第8図
は同上の要部拡大断面図、第9図は同上の取付け金具の
側面図、第10図(a)(b)は同上の固定レール、中間
摺動レール、可動レールの閉状態の平面図及び引き出し
状態の側面図、第11図は引き出し体を引き出した状態の
側面図、第12図は同上の引き出し体を引き出した状態の
他の実施例の側面図、第13図(a)(b)は本考案の前
板への棒材及び把手の取り付けを示す他の実施例の分解
斜視図及び断面図、第14図は同上の更に他の実施例の分
解斜視図、第15図は従来例の側面図であって、21は前
板、22は後板、25は棒材、26はトレイ、Aは取り付け手
段、Bは把手である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレイの引掛支持用であって前後板の両側
    間に架設される棒材と、前板の前面側に配される把手と
    を、前板を貫通して棒材と把手とを相互に連結する取り
    付け手段により前板に取り付けて、把手と棒材とで前板
    を挟持して成る引き出し体の構造。
JP1989060621U 1989-05-25 1989-05-25 引き出し体の構造 Expired - Lifetime JPH0716343Y2 (ja)

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JP1989060621U JPH0716343Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 引き出し体の構造

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JP1989060621U JPH0716343Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 引き出し体の構造

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JPH02149534U JPH02149534U (ja) 1990-12-20
JPH0716343Y2 true JPH0716343Y2 (ja) 1995-04-19

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014087459A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Noritz Corp 吊下げ式収納具及びこれを備えたキャビネット

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61118435U (ja) * 1985-01-14 1986-07-26
JPH026837Y2 (ja) * 1986-07-18 1990-02-19

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JP2014087459A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Noritz Corp 吊下げ式収納具及びこれを備えたキャビネット

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JPH02149534U (ja) 1990-12-20

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