JPH0715474Y2 - 引き出し体へのトイレ取り付け構造 - Google Patents

引き出し体へのトイレ取り付け構造

Info

Publication number
JPH0715474Y2
JPH0715474Y2 JP1989060622U JP6062289U JPH0715474Y2 JP H0715474 Y2 JPH0715474 Y2 JP H0715474Y2 JP 1989060622 U JP1989060622 U JP 1989060622U JP 6062289 U JP6062289 U JP 6062289U JP H0715474 Y2 JPH0715474 Y2 JP H0715474Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
drawer
hooked
pair
drawer body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989060622U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02149535U (ja
Inventor
武久 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1989060622U priority Critical patent/JPH0715474Y2/ja
Publication of JPH02149535U publication Critical patent/JPH02149535U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0715474Y2 publication Critical patent/JPH0715474Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、引き出し体にトレイを取り付けるための技術
に関する。
[従来の技術] 従来から引き出し体にトレイを取り付けるには例えば、
引き出し体の前後板間に上方が開口したトレイ収納用の
仕切り板を架設し、この仕切板の上にトレイを載せてい
たが、トレイが横に滑り落ちないように仕切り板の上面
外周に突設した突縁部とトレイとの間にごみが入って衛
生的でないという問題があった。
そこで、本出願人は、本考案に至る過程で引き出し体の
前後板間に第16図に示すように一対の棒材25を同じ高さ
に架設し、この一対の棒材25にトレイ26の上部開口の両
側縁に設けた逆U字状の引掛部26aを引掛け係止するこ
とを考えた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、第16図に示すようなものにおいては、一定の
形状のトレイ26しか取り付けることができず、例えば上
開口の両側の高さの違うトレイ26は取り付けることがで
きなかった。
本考案は上記の従来の問題点に鑑みて考案したものであ
って、その目的とするところは、トレイの取り付け部分
が衛生的にでき、また、上開口の両側の高さが同じトレ
イや両側の高さの違うトレイを選択して取り付けること
ができる引き出し体へのトレイ取り付け構造を提供する
にある。
[課題を解決するための手段] 本考案の引き出し体へのトレイ取り付け構造は、前後板
21,22の両側間に同じ高さで横に並べて架設された一対
の上棒材25a,25aと、一対の上棒材25a,25aの内少なくと
も一方の下方に位置するように前後板21,22間に架設さ
れた下棒材25bとを具備し、上部開口の同じ高さの両側
縁にそれぞれ外方に向けて逆U字状に屈曲した引掛部26
a,26aを備えたトレイ26は上記一対の上棒材25a,25aに各
々引掛部26a,26aが引掛係止され、上部開口の高さの異
なる両側縁にそれぞれ外方に向けて逆U字状に屈曲した
引掛部26a,26aを備えたトレイ26は一方の上棒材25aと下
棒材26aとに各々引掛部26a,26aが引掛係止されているも
のであって、このような構成を採用することで上記した
従来例の問題点を解決して本考案の目的を達成したもの
である。
[作用] しかして、トレイ26の上開口の両側の引掛部26aの高さ
が同じ高さの場合には一対の上棒材25aにトレイ26の両
側の引掛部26aを引掛け、トレイ26の上開口の両側の引
掛部26aの高さが異なる場合には一方の上棒材25aに高い
方の引掛部26aを引掛け、他方の上棒材25aの下方の下棒
材25bに低い方の引掛部26aを引掛けるものである。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
添付図面に示す実施例では引き出し装置として台所の流
し台10の側端部の上面に配置される収納用の引き出し装
置の例が示してある。この実施例にあっては、流し台10
の側端部の上面の前部側に食器乾燥機11が配置してあ
り、この食器乾燥機11の奥側の側部に引き出し装置が取
り付けられるものである。引き出し装置は収納ボックス
12と収納ボックス12内に収納されて収納ボックス12から
引き出し自在となった引き出し体4とにより構成してあ
る。収納ボックス12は第5図、第6図、第7図、第8図
に示すように対向する側板13、14と上下板15、16と背板
17とを枠組みして構成してあり、一方の側板13は他方の
側板14よりも上下長さが長くなっていて上下板15、16よ
りも上方及び下方に突出して固定片18となっている。そ
して、この上下に長い方の側板13を食器乾燥機11の奥側
の側板19の面接し、この状態で固定片18をねじ具により
食器乾燥機11の側板19に固着するようになっている。収
納ボックス12内には引き出し体4が引き出し自在に収納
されるが、この引き出し体4は第1図に示すように前板
21と後板22との上部間に一対の側部枠7と底板24とで構
成した上方及び後方が開口した上枠部29を架設してあ
る。また、前後板21、22の間には同じ高さで上棒材25a
を一対横に並べて架設してあり、この一対の上棒材25a
の内少なくとも一方の棒材25aの下方に位置するように
前後板21、22間に下棒材25bが架設してある。つまり、
一対の上棒材25aと1または2の下棒材25bとで1組の棒
材の組みが構成され、この棒材の組みが上下に複数段設
けてある。1組の棒材の組みにはトレイ26が着脱自在に
取り付けられる。トレイ26は上部開口の両側縁にそれぞ
れ外方に向けて逆U字状に屈曲した引掛部26aを形成し
たものであり、トレイ26の両側の引掛部26aを一対の上
棒材25a乃至下棒材25bに引掛係止することで取り付ける
ものである。ここで、トレイ26としては第13図に示すよ
うに上開口の両側の引掛部26aが同じ高さとなっている
ものと、第14図に示すように上開口の両側の引掛部26a
の高さが異なっているものとがある。そして、トレイ26
の上開口の両側の引掛部26aの高さが同じ高さの場合に
は一対の上棒材25aにトレイ26の両側の引掛部26aを引掛
け、トレイ26の上開口の両側の引掛部26aの高さが異な
る場合には一方の上棒材25aに高い方の引掛部26aを引掛
け、他方の上棒材25aの下方の下棒材25bに低い方の引掛
部26aを引掛けるものである。ここで、上下の引掛部26a
の高さの違うものの場合には長さの長い、例えば箸、箸
立て等を引掛部26aの高さが低くなった方からトレイ26
内に出し入れすることができる。また、トレイ26の引掛
部26aの先端を第13図に示すようにトレイ26の下面26cよ
りも下方に垂下して垂下片26dを形成しておくと、外方
から見た場合垂下片26dによりトレイ26の下面を隠すこ
とができて外観が良くなるものである。また、この場
合、垂下片26dをあらかじめ下方にいくほど内側となる
ように傾斜させておくと、この垂下片26dを下棒材25bの
外面側に当てることで、垂下片26dが第15図の想像線の
状態から実線の状態となることで垂下片26dが下棒材25b
に弾接し、隣り合うトレイ26の垂下片26d同士を面一と
することができるようになっている。トレイ26は汚れた
場合には取り外して掃除することができるものである。
ここで、引き出し体4は前後板21、22の上部間に一対の
側部枠7と底板24とで構成した上方及び後方が開口した
上枠部29を架設してあるので、この上枠部29が前後板2
1、22の連結をする構造材となり、したがって、前後板2
1、22を連結するに当たり、他の部分はパイプのような
棒材25を架設しても強度上問題がないようになってい
る。収納ボックス12内の上下板15の下面には中央支持部
材27を垂設してあり、中央支持部材27の両側にそれぞれ
固定レール1が固着してある。この固定レール1には中
間摺動レール2が摺動自在に取り付けてあり、中間摺動
レール2に可動レール3が摺動自在に取り付けてある。
つまり、中間摺動レール2は固定レール1に対して摺動
して固定レール1から前方に突出できるようになってお
り、また、可動レール3は中間摺動レール2に対して摺
動して中間摺動レール2から前方に突出できるようにな
っている。引き出し体4の上枠部29の両側部枠7の内面
には断面L状の取付け金具5が側部枠7の長手方向にわ
たり取着してあり、取付け金具5には係止部6が軸30に
より回動自在に取り付けてあり、係止部6は軸30を中心
にして回動することで係止部6の先端の係止爪31が上下
するようになっている。係止部6の先端の係止爪31は取
付け金具5に設けた孔32に挿入してある。そして、取付
け金具5を可動レール3の手前側に載置した状態で引き
出し体4を押し込むと可動レール3上を取付け金具5が
摺動しながら移動し、孔32から飛び出した係止爪31が可
動レール3上面を摺動しながら可動レール3の上面部に
設けた係止孔28に至ると係止爪31が係止孔28に挿入して
係止される。したがって、この係止部6の係止爪31が係
止孔28に挿入係止した状態では引き出し体4を前後に動
かしても引き出し体4が可動レール3に吊り下げられた
状態で可動レール3から外れることがないようになって
いる。そして、可動レール3は引き出し体4の上枠部29
内に配置されて上枠部29内で取付け金具5が取り付けら
れるので、引き出し体4を引き出した場合でも可動レー
ル3が引き出し体4の側面側に露出することがないもの
であり、また、下方にも露出しないものである。一方、
可動レール3から引き出し体4を取り外す場合には係止
部6の係止爪31を上方に引き上げて係止孔28との係止を
解除した状態で引き出し体4を手前に引き出せば簡単に
取り外すことができる。この場合、例えば、第11図に示
すように上枠部29の側部枠7に係止部6に対応した位置
に孔9を設けておく、一方、係止部6には操作片33を設
けておき、そして、引き出し体4を引き出した状態で側
部枠7の側方から孔9にドライバー等の操作治具を差し
込んで操作片33を操作することで係止部6を回動して係
止部6の先端の係止爪31を上方に移動させるようになっ
ている。この場合、第12図に示すように係止部6にピン
34を突設し、側部枠7に設けた長孔35からピン34を突出
させ、このピン34を長孔35に沿って操作することで係止
部6の先端の係止爪31を係止孔28から上方に抜き取るよ
うにしてもよい。このように、係止部6を上に移動させ
ることで係止孔28から簡単に係止を解除できるので、引
き出し体4を上に持ち上げたり、側方に移動させたりす
る必要がなく、狭い場所でも簡単に引き出し体4が取り
外せることになる。
しかして、引き出し体4を手前に引き出すと、可動レー
ル3に載置して吊り下げられ且つ係止部6が係止孔28に
上方から挿入係止してあるので、引き出し体4と共に可
動レール3が中間摺動レール2に対して前方に引き出さ
れるとともに中間摺動レール2が固定レール1に対して
前方に引き出され、この2段引き出し機構により引き出
し体4の前方への引き出し長さを長く取ることができる
ようになっているものである。そして、添付図面の実施
例においては、この引き出し体4を備えた引き出し装置
は棒材に引掛たトレイ26に食器乾燥機11の奥側の側部に
取り付けてあるため食器乾燥機11や流し台10回りで使用
する洗剤、石鹸、タワシ、ブラシ等の各種小物を収納
し、食器乾燥機11における食器洗い作業や流し台での作
業が円滑に行えるようになっている。
なお、上記実施例では食器乾燥機11に引き出し装置を付
設した実施例を示したが、必ずしもこの実施例にのみ限
定されるものではなく、本考案は他の種々の引き出し装
置に用いることができるものである。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように前後板の両側間に同じ
高さで横に並べて架設された一対の上棒材と、一対の上
棒材の内少なくとも一方の下方に位置するように前後板
間に架設された下棒材とを具備して、上部開口の同じ高
さの両側縁にそれぞれ外方に向けて逆U字状に屈曲した
引掛部を備えたトレイは上記一対の上棒材に各々引掛部
を引掛係止し、上部開口の高さの異なる両側縁にそれぞ
れ外方に向けて逆U字状に屈曲した引掛部を備えたトレ
イは一方の上棒材と下棒材とに各々引掛部を引掛係止す
るものであり、上部開口の両側の引掛部の高さが同じト
レイを取り付けることができるだけでなく、上部開口の
両側の引掛部の高さが異なるトレイも取り付けることが
できるものであって、用途に応じたトレイを簡単に取り
付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の引き出し体の背方から見た斜視図、第
2図は同上の引き出し体を備えた引き出し装置の全体斜
視図、第3図は同上の引き出し装置を食器乾燥機に付設
した状態の斜視図、第4図は同上の引き出し体を備えた
引き出し装置の斜視図、第5図は同上の引き出し装置の
平面断面図、第6図は同上の引き出し装置の側面断面
図、第7図は同上の正面断面図、第8図は同上の要部拡
大断面図、第9図は同上の取付け金具の側面図、第10図
(a)(b)は同上の固定レール、中間摺動レール、可
動レールの閉状態の平面図及び引き出し状態の側面図、
第11図は引き出し体を引き出した状態の側面図、第12図
は同上の引き出し体を引き出した状態の他の実施例の側
面図、第13図(a)(b)(c)は本考案に用いるトレ
イの一実施例の平面図、側断面図及び正面断面図、第14
図は同上の他のトレイの引掛状態を示す断面図、第15図
は同上のトレイの他の実施例の取り付け状態を示す断面
図、第16図は従来例の断面図であって、21は前板、22は
後板、25aは上棒材、25bは下棒材、26はトレイ、26aは
引掛部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後板の両側間に同じ高さで横に並べて架
    設された一対の上棒材と、一対の上棒材の内少なくとも
    一方の下方に位置するように前後板間に架設された下棒
    材とを具備して、上部開口の同じ高さの両側縁にそれぞ
    れ外方に向けて逆U字状に屈曲した引掛部を備えたトレ
    イは上記一対の上棒材に各々引掛部が引掛係止され、上
    部開口の高さの異なる両側縁にそれぞれ外方に向けて逆
    U字状に屈曲した引掛部を備えたトレイは一方の上棒材
    と下棒材とに各々引掛部が引掛係止されて成る引き出し
    体へのトレイ取り付け構造。
JP1989060622U 1989-05-25 1989-05-25 引き出し体へのトイレ取り付け構造 Expired - Lifetime JPH0715474Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989060622U JPH0715474Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 引き出し体へのトイレ取り付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989060622U JPH0715474Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 引き出し体へのトイレ取り付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02149535U JPH02149535U (ja) 1990-12-20
JPH0715474Y2 true JPH0715474Y2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=31588148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989060622U Expired - Lifetime JPH0715474Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 引き出し体へのトイレ取り付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0715474Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016037984A (ja) * 2014-08-05 2016-03-22 株式会社Lixil 接続部材、キャビネットおよびキャビネットの組立方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6160743U (ja) * 1984-09-21 1986-04-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02149535U (ja) 1990-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0715474Y2 (ja) 引き出し体へのトイレ取り付け構造
JP4644527B2 (ja) スライドテーブル
JPH0646357Y2 (ja) 収納ボックスへのトレイの取り付け構造
JPH0716343Y2 (ja) 引き出し体の構造
JP2003164348A (ja) 厨房家具の収納装置
JPH0649224Y2 (ja) 引き出し装置
JPH0649223Y2 (ja) 収納ボックスへのトレイの取り付け構造
JP2001214486A (ja) 流し台シンク
JP7297233B2 (ja) キャビネット
JP2621980B2 (ja) 引き出し装置
JPH0646356Y2 (ja) 引き出し装置
JPH0715471Y2 (ja) 収納ボックスの排水構造
JP2688249B2 (ja) 主ボックスへの副ボックスの取り付け構造
JP3485286B2 (ja) 流し台下収納具
JP4274445B2 (ja) ミラーキャビネット
KR100947586B1 (ko) 벽면 고정형 선반
CN214433946U (zh) 一种洁厕置物架
JPH1176096A (ja) タオル収納用引き出し
KR20210054949A (ko) 창틀용 식기선반
JPH0529634Y2 (ja)
JP7066532B2 (ja) 浴室用カウンターの取付け構造
JP4450491B2 (ja) キッチン窓用ラック
KR200380932Y1 (ko) 벽체 설치형 다용도 와이어 바구니 장치
JPH10121A (ja) 家庭用棚枠構造
JP3541710B2 (ja) 引出しの構造