JP4450491B2 - キッチン窓用ラック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キッチンの窓部分に取り付けられるラックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、キッチンの窓部分に取り付けられるラックとしては、特開平8−191726号に示されるものがあった。これは、図6に示すように、背板を設けていないラック11をキッチンカウンター13のシンク(図示せず)上方の壁面15の窓14の前側に取り付けたものであり、このラック11の下部に設けられた水切り部材12に洗った食器類などを並べ置くことにより、この食器類などからの水滴をその下方に位置したシンク上に落下させるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のラックは、シンク上に水滴を落下させるために、窓を塞ぐようにその前側に取り付けられているので、窓の開閉操作が困難になると共に、窓からの採光も妨げられるという問題点があった。
【0004】
また、シンクの上方において、このラックが前方に飛び出しているので、シンク使用の際の邪魔にはならなくても、使用者に相当の心理的な圧迫感を与えるという問題点もあった。
【0005】
本発明は、これら従来のラックが有していた問題点の解決を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のうち、請求項1記載の発明は、流し台やキッチンキャビネットなどが設置された後方の壁面に設けられた窓の部分に取り付けられるラックであって、このラックは、窓の内枠の上側に固定されたハンガーレールと、このハンガーレールに走行可能に支持された左右一対の吊車と、この吊車に垂設した吊下杆と、この吊下杆に上端部を挿入され下端部をフリーな状態で吊り下げられたフレームと、このフレーム同士を連結する複数の横桟と、この横桟に掛支保持される棚部材とからなり、キッチンに設けられた窓の内側に、この窓の幅方向に移動可能に取り付けられることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成のうち、フレームをその幅が、大きくとも窓の横幅の1/2までと限定したことを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に、フレームが上下位置調節可能に吊下杆を介して吊車に取り付けられた構成を加えたことを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明の構成のうち、ハンガーレールを、伸縮可能に2部材を係合させて構成されたものと限定したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明に係るキッチン窓用ラック1が設置されたキッチンの斜視図である。図示したように本発明のキッチン窓用ラック1は、流し台やキッチンキャビネット8などが設置された後方の壁面10に設けられた窓Wの部分に取り付けられるものである。
【0012】
このキッチン窓用ラック1は、図2の要部の一部切欠分解斜視図に示すように、下端中央部が開放された長尺のハンガーレール2と、このハンガーレール2に走行可能に支持される吊車7と、この吊車7に吊り下げられた枠体3、およびこの枠体3に掛支保持される棚部材4,5,6とで構成されている。
【0013】
上記ハンガーレール2は、下端に対向した水平部分を有する下向き略コ字形の長尺の金属製のものであり、上記の対向した水平部分を後述するローラーの走行部2aとしている。
【0014】
吊車7は、四方に上記ハンガーレール2の走行部2aに接するローラー7aが設けられたものであり、その中央下側には、枠体3の吊下杆3cが垂下するように取り付けられている。
【0015】
枠体3は、左右一対のフレーム3a,3aと、このフレーム3a,3a同士を連結する複数の横桟3b,3b…とで構成されており、上記吊車7から垂下された吊下杆3cにフレーム3aを挿入し、所定位置でねじ止めすることにより、この吊下杆3cに取り付けられている。なお、ここにおいて枠体3の幅は、図3に示すように取り付けられる窓Wの幅(図3において左右方向の幅)の1/2以下に設定されている。
【0016】
棚部材4,5,6は、例えばビニール被覆金属線などの線材を屈曲するなどして枠体3の幅とほぼ等しい寸法に形成された籠棚状のものであり、その後側の左右両端には、下向き略J字形の掛支部4a,5a,6aが、後方(図4において左方)に突出するように一体形成されている。
【0017】
上記の各部で構成される本発明のキッチン窓用ラック1は、ハンガーレール2に吊車7を係合させた状態で、このハンガーレール2を図4に示すように、窓Wの内枠Waの上側にビス止めすることにより、枠体3がこの内枠Wa内に位置するように取り付けられ、この枠体3の複数の横桟3bのうち、任意の位置のものに、掛支部4a,5a,6aを引っ掛けることにより、棚部材4,5,6が枠体3から前方(図4において右方)に突出した状態で、この枠体3の前側に掛支保持されるようになっている。
【0018】
なお、この時、窓Wの高さや使用形態等によって枠体3の取付位置を変更したい場合は、フレーム3aを吊下杆3cに固定しているねじ(図示せず)を緩め、フレーム3aを下方に引き出し、所望の位置でこのねじを再び締め付ければ良く、このことで枠体3は、図3に破線で示すように下方に移動した位置で固定される。
【0019】
このようにして、本発明のキッチン窓用ラック1は、キッチンに設けられた窓Wのデッドスペースとなっている内枠Wa内を利用して取り付けられ、吊車7がハンガーレール2に沿って案内されることにより、図3に矢印で示すように、窓Wの前側(図3において紙面の手前側)を左右に移動できるものである。よって、使用勝手の良い位置にこのラック1を移動させることができ、また、このラック1は、その幅が窓Wの横幅の1/2以下に設定されているので、窓Wの中央部分に設けられたロック装置(図示せず)の操作の邪魔にならず、窓Wの開閉機能を妨げることはない。さらにこのラック1は、上述したように幅が狭く、かつ、線材などで構成され、後面が塞がれていないことと相まって、窓Wからの採光の妨げも少ないものである。
【0020】
図5は、本発明のキッチン窓用ラック1を出窓WAに取り付けた状態を示す断面図である。図示したように、このような出窓WAであっても本発明のキッチン窓用ラック1は、上記の場合と何ら変わることなく取り付けられ、その機能も何ら変わることはない。
【0021】
以上のようにして本発明のキッチン窓用ラック1は、設置され、使用されるものである。
【0022】
なお、図1において符号8aは、キッチンキャビネット8などの上面を覆うように設けられたワークトップ、9は、このキッチンキャビネット8と対向するように、屋内の天井近傍に取り付けられた吊戸棚を示す。また、図4において符号8bは、ワークトップ8の所定位置に設けられたシンク8cの近傍(図4において左方)に設けられた水栓を示す。
【0023】
なお、上記の実施の形態では、窓Wの高さ寸法などに応じて枠体3の取り付け高さ位置を調節できるように、枠体3のフレーム3aを吊車7に垂下された吊下杆3cに挿脱方向に移動可能に挿入した例を示した。
【0024】
また、窓Wの中央部分に設けられたロック装置の操作性を妨げないように、ラック1の枠体3の幅を、窓Wの幅の1/2以下に設定したものを例示したが、窓Wが引き戸式でなく、その中央部分にロック装置が設けられていない場合には、その限りではなく、枠体3の幅が窓Wの幅の1/2以上であっても良い。
【0025】
なお、また上記ではハンガーレール2を1部材で構成したものを例示したが、このハンガーレール2を外寸と内寸が等しい一対の部材で構成し、互いに摺動可能に係合させることとすれば、幅方向の寸法が異なる各種窓への取り付けが可能になると共に、その取付作業も吊車7を係合させずに行うことができ、便利である。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち、請求項1記載の発明は、ラックを、窓の内枠の上側裏面に固定されたハンガーレールに、移動可能に吊り下げられたものとしたので、従来利用されていなかった窓のデッドスペースの有効利用がはかられ、台所用品の収納場所が新たに確保されると共に、棚を使用し易い位置に移動させることにより、その取扱性の向上もはかられるという効果がある。
【0027】
請求項2記載の発明は、枠体の幅を窓の横幅の1/2までとすることにより、引き戸式の窓の中央部分に設けられたロック装置の操作が妨げられないようにしたので、上記請求項1記載の発明の効果に加え、この種の窓への取り付けが、窓の機能を損なうことなく可能となり、また、窓からの採光の低下も軽減されるという効果がある。
【0028】
請求項3記載の発明は、枠体を上下位置調節可能に吊下杆を介して吊車に取り付けたので、上記請求項1または2記載の発明の効果に加え、高さの異なる各種窓への取り付けが可能になると共に、使用者が使用し易い位置にラックを移動させることも可能となり、設置ならびに使用の際の対応度が向上するという効果がある。
【0029】
請求項4記載の発明は、ハンガーレールを伸縮可能なように2部材を係合させたものとしたので、横幅の異なる各種窓への取り付けが可能になると共に、取り付けの際も、ハンガーレールの片側を、窓の内枠に仮固定した後、吊車を係合させることができるので、作業が行い易くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキッチン窓用ラックが設置されたキッチンの斜視図である。
【図2】図1に示したキッチン窓用ラックの要部の一部切欠分解斜視図である。
【図3】図1に示したキッチン窓用ラックの設置状態の正面図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】本発明のキッチン窓用ラックの他の取付例を示すキッチン窓部分の断面図である。
【図6】従来例の正面図である。
【符号の説明】
1 キッチン窓用ラック
2 ハンガーレール
3 枠体
3a フレーム
3b 横桟
3c 吊下杆
4,5,6 棚部材
4a,5a,6a 掛支部
7 吊車
7a ローラー
Wa 窓の内枠

Claims (4)

  1. 流し台やキッチンキャビネットなどが設置された後方の壁面に設けられた窓の部分に取り付けられるラックであって、このラックは、窓の内枠の上側に固定されたハンガーレールと、このハンガーレールに走行可能に支持された左右一対の吊車と、この吊車に垂設した吊下杆と、この吊下杆に上端部を挿入され下端部をフリーな状態で吊り下げられたフレームと、このフレーム同士を連結する複数の横桟と、この横桟に掛支保持される棚部材とからなり、キッチンに設けられた窓の内側に、この窓の幅方向に移動可能に取り付けられることを特徴とするキッチン窓用ラック。
  2. 上記フレーム間の幅は、大きくとも窓の横幅の1/2までであることを特徴とする請求項1記載のキッチン窓用ラック。
  3. 上記フレームが、上下位置調節可能に吊下杆を介して吊車に取り付けられたことを特徴とする請求項1または2記載のキッチン窓用ラック。
  4. 上記ハンガーレールが、伸縮可能に2部材を係合させて構成されていることを特徴とする請求項1記載のキッチン窓用ラック。
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