JP3712566B2 - 開閉蓋の取付構造 - Google Patents

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【0001】
【発明が属する技術分野】
本願発明は、バスユニットにおける排水トラップ等の点検のため、浴槽の側面を被覆するエプロンの側方に取り付けて開閉を行うことができる開閉蓋、収納棚の前面に取り付けられる開閉蓋、或いはカウンタ−の下方に取り付けられる開閉蓋の取付部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
排水トラップ等の点検のために設けられる点検用開閉蓋の取り付け手段として、図7に示すように、バスユニットの壁面よりエプロン側に開閉蓋支持杆Pを突出し、開閉蓋Qの裏側に設けた押圧係止弾性片Rを上方から押圧嵌入して支持杆Pを中心に押圧係止弾性片Rを回動することにより、開閉蓋Qの下端のみを手前に回動して開放していた。(a図参照)
【0003】
又、浴槽エプロンの端部Sとバスユニット壁部Tに内側押圧片Vを取り付けて開閉蓋Qを内側押圧片Vにより支持(b図参照)したり、或いは、浴槽エプロンの端部Sとバスユニット壁部Tに取付ける固定ボルトWにより開閉蓋Qを支持(c図参照)していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の開閉蓋の取付構造は、施工や取り外しに時間がかかり、又有効な点検開口スペ−スを確保することができないという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、上記課題を解決するため、開閉蓋の裏側に引っ掛け部材となる係止片を複数個設け、一方、開閉蓋を支持する対向支持面に、長尺部材に所定の間隔で突起部を一体に設けた開閉蓋ブラケットを取り付け、開閉蓋に設けた係止片を、開閉蓋ブラケットの突起部に係止して、スライドと回転により開閉蓋を着脱可能とするものである。
【0006】
上記開閉蓋ブラケットは、略コ字形をした長尺材の一方のフランジ外側面に適宜の間隔をあけて突起部が一体に設けられており、タッピングビスを支持面に取り付ける作業を行うため、タッピングビス等を締め付ける際に使用される工具を入れることのできる作業用孔が設けられ、もう一方のフランジにはタッピングビスを取り付ける取付孔が設けられている。
開閉蓋は、実施例1として、排水トラップの点検のために浴槽の側面を被覆するエプロンの側方に取り付けられ、実施例2として、カウンタ−の下方に取り付けられ、実施例3として、収納棚に取り付けられたものが示されている。
【0007】
この開閉蓋ブラケットを対向する支持面間に取り付ける際、開閉蓋の幅に対して開閉蓋ブラケット間のスパンが大きい場合には、スパン調整として支持面と開閉蓋ブラケットとの間にスペ−サ−が設けられる。
【0008】
また、開閉蓋の裏側には、上下および左右に所定の間隔をあけて4個の係止片が設けられている。
【0009】
【発明の実施の形態】
本願発明のバスユニットは、防水パンの浴槽載置部に浴槽が載設されて浴槽壁面にエプロンが設けられており、エプロンから延びるように内壁面に沿ってカウンタ−が取り付けられている。洗い場には、エプロンとカウンタ−によるコ−ナ−に、洗い場で使用される湯水、或いは浴槽から溢れる湯水等を排水するための排水孔が設けられて濾過蓋が載設され、壁面には収納棚が取り付けられている。
【0010】
濾過蓋を通過し排水孔へ流れた水は、排水孔と接するようにしてエプロンの裏側に設けた排水トラップに入り外へ排水される。排水トラップは浴槽或いは洗い場からの汚水により排水トラップに異物が溜まり外への流れが悪くなり、排水トラップを清掃する必要が生じることがある。そして排水トラップの点検を行うために、排水トラップと排水孔との間に開閉蓋が設けられている。
【0011】
本願発明は、浴槽に設けられたエプロンとバスユニットの壁面を形成する内壁面との間に取り付けられる開閉蓋、カウンタ−下方に取り付けられる開閉蓋或いは収納棚に取り付けられる開閉蓋で、浴槽のエプロンとバスユニット壁面との間に設けられる開閉蓋の取り付けについて以下説明する。
【0012】
【実施例】
図1は、本願発明のバスユニットの斜視図である。バスユニットUは、防水パン1の浴槽載置部に浴槽が載設されており、防水パン1の周縁部には壁面2を形成する壁パネルが載置されて固定されている。浴槽壁面にはエプロン3が設けられ、エプロン3に対し直交するようにして内壁面に沿って洗い場4にカウンタ−5が取り付けられている。
【0013】
また洗い場4におけるエプロン3とカウンタ−5によるコ−ナ−には排水孔6が設けられ、その上に濾過蓋が載設されている。更に浴槽が設置された近くの防水パン1には排水孔6に隣接して排水トラップが設けられており、排水トラップを点検するために排水トラップと排水孔6との間に開閉蓋7が取り付けられている。
【0014】
図2は、浴槽の壁面に設けられるエプロン3と、エプロン3の側面に取り付けられる開閉蓋ブラケットBを示す斜視図(a)、側面図(b)、正面図(c)である。
エプロン3の側面に取り付けられる開閉蓋ブラケットBは、断面コ字形の長尺部材8が用いられて、一方のフランジ9の外面に所定の間隔で突起物10が取り付けられ、更に同フランジ9には長尺部材8をビス等の固着具11によりエプロン3或いは壁面2に取り付けるための作業用孔12が設けられる。
【0015】
フランジ9に取り付けられる突起部10は、突起部10に設けてある雄ねじをフランジ9に設けた雌ねじに螺入させることにより突起部10はフランジ9に取り付けられるが、溶接等で取り付けてもよい。
更に長尺部材8をエプロン3の側面或いは内壁面に取り付けるため、他方のフランジにビス等の固着具11を通す取付孔が設けられている。長尺部材8には主にステンレスが使用される。
【0016】
そしてエプロン3の側面に、開閉蓋ブラケットBを、フランジ9に設けてある作業用孔12を利用してビス等の固着具11を取付孔により取り付け固定される。
【0017】
図3は、バスユニットUの内壁面に取り付けられる開閉蓋ブラケットBと内壁面とを示す斜視図(a)と正面図(b)である。
突起部10を設けた開閉蓋ブラケットBは、エプロン3への取り付けと同じように作業用孔12を利用してビス等の固着具11を入れ、床面から所定の高さでもって取付孔により内壁面に取り付けられている。
【0018】
図4は、開閉蓋ブラケットBと開閉蓋7を示す斜視図である(カウンタ−は省略した)。開閉蓋7の裏側の四隅にフック状の係止片13が取り付けられており、上方に設けられている係止片13には一つの凹部14が、また下方に設けられている係止片13には二段式に凹部15、16が形成されている。
【0019】
浴槽に設けたエプロン3の側面とバスユニットを形成する内壁面に開閉蓋ブラケットBがビス等の固着具11により取り付けられ、開閉蓋ブラケットBの突起部10に開閉蓋7に設けてある係止片13を引っ掛けるようにして取り付けられる。上記したように、開閉蓋7に取り付けた上方の係止片13は一つの凹部14、下方の係止片13は二段式の凹部15、16から成っているので、開閉蓋7を閉めた通常の状態のときは上方の係止片13の凹部14と、下方の係止片13の深い凹部15が開閉蓋ブラケットBの突起部10に嵌合して支持されている。
【0020】
そして開閉蓋7を上にスライドすることにより上方の係止片13に設けた凹部14は突起部10から外れ、下方の係止片13は深い凹部15からは外れるが二段目の凹部16に突起部10が引っ掛かる状態となり、開閉蓋7の上端部を持って手前に引くことにより、開閉蓋7を開けることができる。更に突起部10から二段目の凹部16を外すことにより開閉蓋7を開閉蓋ブラケットBから取り外すことができる。
【0021】
図5は、本願発明の他の実施例であり、バスユニット内に設けてあるカウンタ−5の下方へ、開閉蓋17が設けられたものである。開閉蓋17は、エプロンの側方に設けた開閉蓋7と同じように裏側の四隅にフック状の係止片13が取り付けられており、支持面に取り付けた開閉蓋ブラケットBにより支持されている。
【0022】
図6は、本願発明の他の実施例であり、バスユニット内の壁面に取り付けた収納棚18に開閉蓋19が設けられたものである。開閉蓋19は、裏側の四隅にフック状の係止片13が取り付けられており、支持面に取り付けた開閉蓋ブラケットBにより支持されている。
【0023】
【発明の効果】
本願発明は、開閉蓋を、係止片と開閉蓋ブラケットを用いて取り付け、スライドと回転により開閉蓋を開けたり、或いは取り外したりするようにしているので、開閉蓋は不意に外れることがない。
【0024】
また、開閉蓋は、対向する支持面に取り付けた開閉蓋ブラケットに対して四点で支持されていて、取り付けられている状態は非常に強固となっているのでエプロンの側方に設けられた開閉蓋の場合、浴槽のエプロンを延長したような仕上がりとなり、そこに開閉蓋が設けられていることを忘れてしまう程の仕上げ材となる。
【0025】
また、開閉蓋を支持する開閉蓋ブラケットは、長尺部材に所定の間隔で突起部が一体に設けられているので、開閉蓋ブラケットを対向する支持面に取り付けるだけで係止片を支持する位置が決まり、取り付けに際しての位置調整が必要でなく施工が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のバスユニットの斜視図である。
【図2】本願発明のエプロンと開閉蓋ブラケットを示す図で、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【図3】本願発明の壁面と開閉蓋ブラケットを示す図で、(a)は斜視図、(b)は正面図である。
【図4】本願発明の開閉蓋ブラケットと開閉蓋を示す斜視図(a)と係止片の正面図(b)である。
【図5】本願発明の他の実施例で、(a)は浴室内の斜視図、(b)はカウンタ−と開閉扉の側断面図である。
【図6】本願発明の他の実施例で、(a)は収納棚の正面図、(b)は収納棚の側断面図である。
【図7】従来の開閉蓋を示すもので、(a)は側断面図、(b)、(c)は水平断面図である。
【符号の説明】
U バスユニット
B 開閉蓋ブラケット
1 防水パン
2 壁面
3 エプロン
4 洗い場
5 カウンタ−
6 排水孔
7 開閉蓋
8 長尺部材
9 フランジ
10 突起部
11 固着具
12 作業用孔
13 係止片
14 上方の係止片凹部
15 下方の係止片凹部(深い)
16 下方の係止片凹部(浅い)
17 開閉蓋
18 収納棚
19 開閉蓋

Claims (1)

  1. 開閉蓋裏側の四隅に設けた係止片と、エプロンや壁面等の支持面に取り付けて開閉蓋の係止片を支持する突起部からなり、四隅に設けた係止片の内上部係止片には一つの凹部を、下部係止片には二段式に凹部が設けられ、開閉蓋の上方へのスライドにより上部係止片の凹部が突起部から外れたとき、下部係止片の浅い凹部が突起部に係止されていることを特徴とする開閉蓋の取付構造。
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