JP2002045251A - キッチン窓用ラック - Google Patents

キッチン窓用ラック

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JP2002045251A
JP2002045251A JP2000235487A JP2000235487A JP2002045251A JP 2002045251 A JP2002045251 A JP 2002045251A JP 2000235487 A JP2000235487 A JP 2000235487A JP 2000235487 A JP2000235487 A JP 2000235487A JP 2002045251 A JP2002045251 A JP 2002045251A
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Kenichi Nakajima
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Takara Standard Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のキッチンの窓部分に取り付けられるラッ
クは、必ずしもそのデッドスペースを有効に利用してお
らず、また、窓の開閉操作や採光も大きく妨げるという
問題点があった。本発明は、これらの問題点の解決を課
題とする。 【解決手段】窓Wの内枠Waの上側裏面にハンガーレー
ル2を取り付け、このハンガーレール2に走行可能に支
持された吊車で、棚部材4,5,6を前面に掛支保持す
ることができるようにした枠体3を吊り下げることとし
た。このことで窓Wの内枠Wa内のスペースを有効に利
用し、使用し易い位置に、横方向に移動可能なラック1
を設け、窓Wの開閉操作を妨げないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キッチンの窓部分
に取り付けられるラックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キッチンの窓部分に取り付けられ
るラックとしては、特開平8−191726号に示され
るものがあった。これは、図6に示すように、背板を設
けていないラック11をキッチンカウンター13のシン
ク(図示せず)上方の壁面15の窓14の前側に取り付
けたものであり、このラック11の下部に設けられた水
切り部材12に洗った食器類などを並べ置くことによ
り、この食器類などからの水滴をその下方に位置したシ
ンク上に落下させるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のラック
は、シンク上に水滴を落下させるために、窓を塞ぐよう
にその前側に取り付けられているので、窓の開閉操作が
困難になると共に、窓からの採光も妨げられるという問
題点があった。
【0004】また、シンクの上方において、このラック
が前方に飛び出しているので、シンク使用の際の邪魔に
はならなくても、使用者に相当の心理的な圧迫感を与え
るという問題点もあった。
【0005】本発明は、これら従来のラックが有してい
た問題点の解決を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のうち、請求項1記載の発明は、流し台や
キッチンキャビネットなどが設置された後方の壁面に設
けられた窓の部分に取り付けられるラックを、窓の内枠
の上側に固定されたハンガーレールと、このハンガーレ
ールに走行可能に支持された吊車と、この吊車に吊り下
げられた枠体、およびこの枠体に掛支保持される棚部材
とで構成し、キッチンに設けられた窓の内側に、この窓
の幅方向に移動可能に取り付けられるようにしたことを
特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成のうち、枠体をその幅が、大きくとも窓の横幅
の1/2までと限定したことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の構成に、枠体が上下位置調節可能に吊下杆
を介して吊車に取り付けられた構成を加えたことを特徴
とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成のうち、ハンガレールを、伸縮可能に2部材を
係合させて構成されたものと限定したことを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施の形
態に基づき詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明に係るキッチン窓用ラック
1が設置されたキッチンの斜視図である。図示したよう
に本発明のキッチン窓用ラック1は、流し台やキッチン
キャビネット8などが設置された後方の壁面10に設け
られた窓Wの部分に取り付けられるものである。
【0012】このキッチン窓用ラック1は、図2の要部
の一部切欠分解斜視図に示すように、下端中央部が開放
された長尺のハンガレール2と、このハンガーレール2
に走行可能に支持される吊車7と、この吊車7に吊り下
げられた枠体3、およびこの枠体3に掛支保持される棚
部材4,5,6とで構成されている。
【0013】上記ハンガレール2は、下端に対向した水
平部分を有する下向き略コ字形の長尺の金属製のもので
あり、上記の対向した水平部分を後述するローラーの走
行部2aとしている。
【0014】吊車7は、四方に上記ハンガレール2の走
行部2aに接するローラー7aが設けられたものであ
り、その中央下側には、枠体3の吊下杆3cが垂下する
ように取り付けられている。
【0015】枠体3は、左右一対のフレーム3a,3a
と、このフレーム3a,3a同士を連結する複数の横桟
3b,3b…とで構成されており、上記吊車7から垂下
された吊下杆3cにフレーム3aを挿入し、所定位置で
ねじ止めすることにより、この吊下杆3cに取り付けら
れている。なお、ここにおいて枠体3の幅は、図3に示
すように取り付けられる窓Wの幅(図3において左右方
向の幅)の1/2以下に設定されている。
【0016】棚部材4,5,6は、例えばビニール被覆
金属線などの線材を屈曲するなどして枠体3の幅とほぼ
等しい寸法に形成された籠棚状のものであり、その後側
の左右両端には、下向き略J字形の掛支部4a,5a,
6aが、後方(図4において左方)に突出するように一
体形成されている。
【0017】上記の各部で構成される本発明のキッチン
窓用ラック1は、ハンガレール2に吊車7を係合させた
状態で、このハンガレール2を図4に示すように、窓W
の内枠Waの上側にビス止めすることにより、枠体3が
この内枠Wa内に位置するように取り付けられ、この枠
体3の複数の横桟3bのうち、任意の位置のものに、掛
支部4a,5a,6aを引っ掛けることにより、棚部材
4,5,6が枠体3から前方(図4において右方)に突
出した状態で、この枠体3の前側に掛支保持されるよう
になっている。
【0018】なお、この時、窓Wの高さや使用形態等に
よって枠体3の取付位置を変更したい場合は、フレーム
3aを吊下杆3cに固定しているねじ(図示せず)を緩
め、フレーム3aを下方に引き出し、所望の位置でこの
ねじを再び締め付ければ良く、このことで枠体3は、図
3に破線で示すように下方に移動した位置で固定され
る。
【0019】このようにして、本発明のキッチン窓用ラ
ック1は、キッチンに設けられた窓Wのデッドスペース
となっている内枠Wa内を利用して取り付けられ、吊車
7がハンガーレール2に沿って案内されることにより、
図3に矢印で示すように、窓Wの前側(図3において紙
面の手前側)を左右に移動できるものである。よって、
使用勝手の良い位置にこのラック1を移動させることが
でき、また、このラック1は、その幅が窓Wの横幅の1
/2以下に設定されているので、窓Wの中央部分に設け
られたロック装置(図示せず)の操作の邪魔にならず、
窓Wの開閉機能を妨げることはない。さらにこのラック
1は、上述したように幅が狭く、かつ、線材などで構成
され、後面が塞がれていないことと相まって、窓Wから
の採光の妨げも少ないものである。
【0020】図5は、本発明のキッチン窓用ラック1を
出窓WAに取り付けた状態を示す断面図である。図示し
たように、このような出窓WAであっても本発明のキッ
チン窓用ラック1は、上記の場合と何ら変わることなく
取り付けられ、その機能も何ら変わることはない。
【0021】以上のようにして本発明のキッチン窓用ラ
ック1は、設置され、使用されるものである。
【0022】なお、図1において符号8aは、キッチン
キャビネット8などの上面を覆うように設けられたワー
クトップ、9は、このキッチンキャビネット8と対向す
るように、屋内の天井近傍に取り付けられた吊戸棚を示
す。また、図4において符号8bは、ワークトップ8の
所定位置に設けられたシンク8cの近傍(図4において
左方)に設けられた水栓を示す。
【0023】なお、上記の実施の形態では、窓Wの高さ
寸法などに応じて枠体3の取り付け高さ位置を調節でき
るように、枠体3のフレーム3aを吊車7に垂下された
吊下杆3cに挿脱方向に移動可能に挿入した例を示した
が、その必要がない場合には、フレーム3aの上端を直
接、この吊車7に固定しても良い。
【0024】また、窓Wの中央部分に設けられたロック
装置の操作性を妨げないように、ラック1の枠体3の幅
を、窓Wの幅の1/2以下に設定したものを例示した
が、窓Wが引き戸式でなく、その中央部分にロック装置
が設けられていない場合には、その限りではなく、枠体
3の幅が窓Wの幅の1/2以上であっても良い。
【0025】なお、また上記ではハンガレール2を1部
材で構成したものを例示したが、このハンガレール2を
外寸と内寸が等しい一対の部材で構成し、互いに摺動可
能に係合させることとすれば、幅方向の寸法が異なる各
種窓への取り付けが可能になると共に、その取付作業も
吊車7を係合させずに行うことができ、便利である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち、請
求項1記載の発明は、ラックを、窓の内枠の上側裏面に
固定されたハンガーレールに、移動可能に吊り下げられ
たものとしたので、従来利用されていなかった窓のデッ
ドスペースの有効利用がはかられ、台所用品の収納場所
が新たに確保されると共に、棚を使用し易い位置に移動
させることにより、その取扱性の向上もはかられるとい
う効果がある。
【0027】請求項2記載の発明は、枠体の幅を窓の横
幅の1/2までとすることにより、引き戸式の窓の中央
部分に設けられたロック装置の操作が妨げられないよう
にしたので、上記請求項1記載の発明の効果に加え、こ
の種の窓への取り付けが、窓の機能を損なうことなく可
能となり、また、窓からの採光の低下も軽減されるとい
う効果がある。
【0028】請求項3記載の発明は、枠体を上下位置調
節可能に吊下杆を介して吊車に取り付けたので、上記請
求項1または2記載の発明の効果に加え、高さの異なる
各種窓への取り付けが可能になると共に、使用者が使用
し易い位置にラックを移動させることも可能となり、設
置ならびに使用の際の対応度が向上するという効果があ
る。
【0029】請求項4記載の発明は、ハンガレールを伸
縮可能なように2部材を係合させたものとしたので、横
幅の異なる各種窓への取り付けが可能になると共に、取
り付けの際も、ハンガレールの片側を、窓の内枠に仮固
定した後、吊車を係合させることができるので、作業が
行い易くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキッチン窓用ラックが設置されたキッ
チンの斜視図である。
【図2】図1に示したキッチン窓用ラックの要部の一部
切欠分解斜視図である。
【図3】図1に示したキッチン窓用ラックの設置状態の
正面図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】本発明のキッチン窓用ラックの他の取付例を示
すキッチン窓部分の断面図である。
【図6】従来例の正面図である。
【符号の説明】
1 キッチン窓用ラック 2 ハンガーレール 3 枠体 3a フレーム 3b 横桟 3c 吊下杆 4,5,6 棚部材 4a,5a,6a 掛支部 7 吊車 7a ローラー Wa 窓の内枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A47B 96/02 A47B 96/02 C E06B 1/04 E06B 1/04 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し台やキッチンキャビネットなどが設
    置された後方の壁面に設けられた窓の部分に取り付けら
    れるラックであって、このラックは、窓の内枠の上側に
    固定されたハンガーレールと、このハンガーレールに走
    行可能に支持された吊車と、この吊車に吊り下げられた
    枠体、およびこの枠体に掛支保持される棚部材とからな
    り、キッチンに設けられた窓の内側に、この窓の幅方向
    に移動可能に取り付けられることを特徴とするキッチン
    窓用ラック。
  2. 【請求項2】 上記枠体の幅は、大きくとも窓の横幅の
    1/2までであることを特徴とする請求項1記載のキッ
    チン窓用ラック。
  3. 【請求項3】 上記枠体が、上下位置調節可能に吊下杆
    を介して吊車に取り付けられたことを特徴とする請求項
    1または2記載のキッチン窓用ラック。
  4. 【請求項4】 上記ハンガレールが、伸縮可能に2部材
    を係合させて構成されていることを特徴とする請求項1
    記載のキッチン窓用ラック。
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