JP2000316647A - 吊り戸棚の取付構造 - Google Patents
吊り戸棚の取付構造Info
- Publication number
- JP2000316647A JP2000316647A JP11128658A JP12865899A JP2000316647A JP 2000316647 A JP2000316647 A JP 2000316647A JP 11128658 A JP11128658 A JP 11128658A JP 12865899 A JP12865899 A JP 12865899A JP 2000316647 A JP2000316647 A JP 2000316647A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- room
- bottom plate
- cupboard
- hanging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吊り戸棚10の底板13が撓まないようにす
る。 【解決手段】 部屋1の側壁2に長手方向を左右方向に
向けるようにして支持桟5が固定され、この支持桟5の
上面に吊り戸棚10がその底板13の後部下面を載せた
状態で部屋1の側壁2に固定されている。
る。 【解決手段】 部屋1の側壁2に長手方向を左右方向に
向けるようにして支持桟5が固定され、この支持桟5の
上面に吊り戸棚10がその底板13の後部下面を載せた
状態で部屋1の側壁2に固定されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄関収納ユニット
等の構成体としての吊り戸棚の取付構造に関する。
等の構成体としての吊り戸棚の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、吊り戸棚(部屋の床に載置される
のでなく、床との間に所定間隔をあけた状態で部屋の側
壁等に取り付けられる収納庫)は、部屋の側壁又は部屋
の天井壁の少なくとも一方に釘等の固定具によって取り
付けられていた。
のでなく、床との間に所定間隔をあけた状態で部屋の側
壁等に取り付けられる収納庫)は、部屋の側壁又は部屋
の天井壁の少なくとも一方に釘等の固定具によって取り
付けられていた。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の吊り戸棚の取付構造には
以下の如き欠点があった。第1に、吊り戸棚が部屋の側
壁又は天井壁に吊り下げ状態で取り付けられるものであ
ったため、吊り戸棚自体が強固に組み立てられている場
合は何らの問題もないが、吊り戸棚がダボ・接着剤等を
利用して現場で組み立てるノックダウン方式のものであ
って強固に組み立てられていない場合、吊り戸棚の底板
の左右方向中央部が下側に撓むという恐れがあった。第
2に、重量のある吊り戸棚を支え保持しつつ、吊り戸棚
を水平に取り付ける作業は結構困難な作業であった。
以下の如き欠点があった。第1に、吊り戸棚が部屋の側
壁又は天井壁に吊り下げ状態で取り付けられるものであ
ったため、吊り戸棚自体が強固に組み立てられている場
合は何らの問題もないが、吊り戸棚がダボ・接着剤等を
利用して現場で組み立てるノックダウン方式のものであ
って強固に組み立てられていない場合、吊り戸棚の底板
の左右方向中央部が下側に撓むという恐れがあった。第
2に、重量のある吊り戸棚を支え保持しつつ、吊り戸棚
を水平に取り付ける作業は結構困難な作業であった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、部屋の側壁に長手方向を左右方向に向けるよう
にして支持桟が固定され、この支持桟の上面に吊り戸棚
がその底板の後部下面を載せた状態で部屋の側壁、部屋
の天井壁又は隣接する収納庫の少なくとも1つに固定さ
れているものである。請求項2の発明は、前記支持桟に
少なくとも1つの物品吊持フックが前方突出状に設けら
れている請求項1記載のものである。請求項3の発明
は、前記支持桟がガイドレールとなされ、このガイドレ
ールに物品吊持フックが左右摺動自在に設けられている
請求項2記載のものである。
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、部屋の側壁に長手方向を左右方向に向けるよう
にして支持桟が固定され、この支持桟の上面に吊り戸棚
がその底板の後部下面を載せた状態で部屋の側壁、部屋
の天井壁又は隣接する収納庫の少なくとも1つに固定さ
れているものである。請求項2の発明は、前記支持桟に
少なくとも1つの物品吊持フックが前方突出状に設けら
れている請求項1記載のものである。請求項3の発明
は、前記支持桟がガイドレールとなされ、このガイドレ
ールに物品吊持フックが左右摺動自在に設けられている
請求項2記載のものである。
【0005】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。 請求項1の発明によれば、吊り戸棚の底板の後部が支
持桟に載せられているので、吊り戸棚の底板が、側板、
背板にそれほど強固に連結されていなくても、底板の左
右方向中央部が下側に撓むことがないので、吊り戸棚を
ダボ・接着剤等を利用して現場で組み立てるノックダウ
ン方式のものとしても、なんらの支障も発生しない。ま
た、軽量の支持桟さえ水平に取り付ければ重量のある吊
り戸棚を簡単に水平に取り付けることが出来る。更に、
支持桟を意匠的なアクセントとして利用することが出来
る。 請求項2の発明によれば、支持桟に設けられた物品吊
持フックを利用して物品を吊り下げることが出来る。 請求項3の発明によれば、物品吊持フックが左右摺動
自在なので、所望の位置に物品吊持フックを移動させる
ことが出来る。
の如き効果を奏する。 請求項1の発明によれば、吊り戸棚の底板の後部が支
持桟に載せられているので、吊り戸棚の底板が、側板、
背板にそれほど強固に連結されていなくても、底板の左
右方向中央部が下側に撓むことがないので、吊り戸棚を
ダボ・接着剤等を利用して現場で組み立てるノックダウ
ン方式のものとしても、なんらの支障も発生しない。ま
た、軽量の支持桟さえ水平に取り付ければ重量のある吊
り戸棚を簡単に水平に取り付けることが出来る。更に、
支持桟を意匠的なアクセントとして利用することが出来
る。 請求項2の発明によれば、支持桟に設けられた物品吊
持フックを利用して物品を吊り下げることが出来る。 請求項3の発明によれば、物品吊持フックが左右摺動
自在なので、所望の位置に物品吊持フックを移動させる
ことが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。なお、この説明において、前とは図1紙面表側
を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同
図右側をいう。
する。なお、この説明において、前とは図1紙面表側
を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同
図右側をいう。
【0007】吊り戸棚10は、左右の側板11、天板1
2、底板13、背板14及び前部幕板15を有する本体
16と、側板11に蝶番(図示略)を介して水平揺動開
閉自在に設けられた扉17とを有している。
2、底板13、背板14及び前部幕板15を有する本体
16と、側板11に蝶番(図示略)を介して水平揺動開
閉自在に設けられた扉17とを有している。
【0008】部屋1の側壁2の上部に長手方向を左右方
向に向けるようにして支持桟5が釘・ねじ等の固定具6
によって取り付けられている。前記吊り戸棚10は、そ
の底板13の後部下面を支持桟5の上面に載せた状態
で、部屋1の側壁2に当てられ、所要個の固定具6によ
って側壁2に取り付けられている。
向に向けるようにして支持桟5が釘・ねじ等の固定具6
によって取り付けられている。前記吊り戸棚10は、そ
の底板13の後部下面を支持桟5の上面に載せた状態
で、部屋1の側壁2に当てられ、所要個の固定具6によ
って側壁2に取り付けられている。
【0009】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)吊り戸棚10は、玄関収納ユニットの1つを構成
するものでも、ダイニングのシステムキッチンの1つを
構成するもので、部屋の収納ユニットの1つを構成する
ものであってもよい。 (2)吊り戸棚10は、扉17がないものであってもよ
い。また、吊り戸棚10の構造は任意である。また、吊
り戸棚10に垂直仕切り板や棚を設けるようにしてもよ
い。 (3)吊り戸棚10は、ダボ・接着剤等を利用して現場
で組み立てるノックダウン方式のものであっても、ノッ
クダウン方式でないものであってもよい。 (4)吊り戸棚10は、部屋1の天井壁3に取り付けら
れることもある。また、吊り戸棚10に隣接して別の収
納庫(一般的には床に載置された収納庫)が設置される
場合、その収納庫に取り付けられることもある。 (5)支持桟5に少なくとも1つの物品吊持フックを前
方突出状に設けるようにしてもよい。また、支持桟5
を、開口が前方に向いたT形溝(T形溝とは、開口縁部
に相互に対向する張り出し縁が形成された溝をいい、断
面形状がT字状の溝以外のものであっても開口縁部に相
互に対向する張り出し縁が形成されたものを含むもので
ある。)を有するガイドレールとし、このガイドレール
に物品吊持フックを左右摺動自在に設けるようにしても
よい。支持桟5の素材は、一般的にには木質系のものが
使用されるが、金属製・合成樹脂製等任意である。
するものでも、ダイニングのシステムキッチンの1つを
構成するもので、部屋の収納ユニットの1つを構成する
ものであってもよい。 (2)吊り戸棚10は、扉17がないものであってもよ
い。また、吊り戸棚10の構造は任意である。また、吊
り戸棚10に垂直仕切り板や棚を設けるようにしてもよ
い。 (3)吊り戸棚10は、ダボ・接着剤等を利用して現場
で組み立てるノックダウン方式のものであっても、ノッ
クダウン方式でないものであってもよい。 (4)吊り戸棚10は、部屋1の天井壁3に取り付けら
れることもある。また、吊り戸棚10に隣接して別の収
納庫(一般的には床に載置された収納庫)が設置される
場合、その収納庫に取り付けられることもある。 (5)支持桟5に少なくとも1つの物品吊持フックを前
方突出状に設けるようにしてもよい。また、支持桟5
を、開口が前方に向いたT形溝(T形溝とは、開口縁部
に相互に対向する張り出し縁が形成された溝をいい、断
面形状がT字状の溝以外のものであっても開口縁部に相
互に対向する張り出し縁が形成されたものを含むもので
ある。)を有するガイドレールとし、このガイドレール
に物品吊持フックを左右摺動自在に設けるようにしても
よい。支持桟5の素材は、一般的にには木質系のものが
使用されるが、金属製・合成樹脂製等任意である。
【図1】本発明の実施の形態を示す一部破砕の要部正面
図である。
図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
1 部屋 2 側壁 3 天井壁 5 支持桟 6 固定具 10 吊り戸棚 13 底板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 章司 大阪府大阪市住之江区平林南2丁目10番60 号 永大産業株式会社内 Fターム(参考) 3B060 EA01
Claims (3)
- 【請求項1】 部屋の側壁に長手方向を左右方向に向け
るようにして支持桟が固定され、この支持桟の上面に吊
り戸棚がその底板の後部下面を載せた状態で部屋の側
壁、部屋の天井壁又は隣接する収納庫の少なくとも1つ
に固定されている吊り戸棚の取付構造。 - 【請求項2】 前記支持桟に少なくとも1つの物品吊持
フックが前方突出状に設けられている請求項1記載の吊
り戸棚の取付構造。 - 【請求項3】 前記支持桟がガイドレールとなされ、こ
のガイドレールに物品吊持フックが左右摺動自在に設け
られている請求項2記載の吊り戸棚の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11128658A JP2000316647A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | 吊り戸棚の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11128658A JP2000316647A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | 吊り戸棚の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000316647A true JP2000316647A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=14990258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11128658A Withdrawn JP2000316647A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | 吊り戸棚の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000316647A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010167074A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Sumitomo Forestry Co Ltd | ボックス状体 |
-
1999
- 1999-05-10 JP JP11128658A patent/JP2000316647A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010167074A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Sumitomo Forestry Co Ltd | ボックス状体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060501 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060523 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070509 |