JP6664654B2 - 化粧板の固定構造 - Google Patents
化粧板の固定構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6664654B2 JP6664654B2 JP2015190673A JP2015190673A JP6664654B2 JP 6664654 B2 JP6664654 B2 JP 6664654B2 JP 2015190673 A JP2015190673 A JP 2015190673A JP 2015190673 A JP2015190673 A JP 2015190673A JP 6664654 B2 JP6664654 B2 JP 6664654B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabinet
- decorative
- sub
- decorative board
- decorative panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Description
キャビネットにおいて、前記キャビネットの前記リビング空間側または前記ダイニング空
間側に開口が形成されており、前記開口を覆うように左右に連なる複数の化粧板を固定する化粧板固定構造であって、前記化粧板を前記開口に対して開閉可能となるように前記キャビネットに取り付ける化粧板取り付け部材と、前記化粧板により前記キャビネットの開口を覆った状態で、前記化粧板を前記キャビネットに固定する固定部材と、を備え、前記化粧板は、前記化粧板取り付け部材により前記キャビネットに取り付けられるとともに、前記固定部材により前記開口を覆った状態で維持され、前記化粧板取り付け部材は、前記化粧板の左右何れか一方の端部に取り付けられ、前記キャビネットに対して前記化粧板を左右方向に開閉可能とし、前記化粧板の左右何れか他方の端部には、前記化粧板取り付け部材により前記化粧板を前記キャビネットに取り付けた後に、前記キャビネットに対する前記化粧板の前後方向の固定位置を調整可能な奥行き調整手段を有し、前記化粧板の一方の端部と前記他方の端部とを異なる奥行に調整可能であることを特徴とする化粧板固定構造である。
り付けられるため、化粧板をキャビネットに取り付けたままキャビネットの開口を開閉す
ることができる。そのため、メンテナンス等のためにキャビネットの開口を開放する際に
は、化粧板の置き場を確保する必要もなく、化粧板の傷つきを防止することができる。ま
た、上記のように化粧板をキャビネットに取り付けていても、固定部材により開口を覆っ
た状態で維持されるため、化粧板がキャビネットに対して意図せず開動作されることを防
止することができる。
また、前記化粧板取り付け部材は、前記化粧板の左右何れか一方の端部に取り付けられ、前記キャビネットに対して前記化粧板を左右方向に開閉可能とするため、使用者は化粧板の開閉操作を容易に行うことができる。すなわち、キャビネットの開口を容易に開放することができる。
さらに、この化粧板固定構造によれば、化粧板取り付け部材により化粧板をキャビネットに取り付けた後に、キャビネットに対する化粧板の前後方向の固定位置を調整可能な奥行き調整手段を備えているため、化粧板をキャビネットに取り付けた後でも、キャビネットに対する化粧板の前後方向の固定位置を調整することができる。そのため、例えば、化粧板を複数備えている場合、デザイン性を向上させるために化粧板同士が面一となるように調整することが容易となる。
り付けられるため、化粧板をキャビネットに取り付けたままキャビネットの開口を開閉す
ることができる。そのため、メンテナンス等のためにキャビネットの開口を開放する際に
は、化粧板の置き場を確保する必要もなく、化粧板の傷つきを防止することができる。ま
た、上記のように化粧板をキャビネットに取り付けていても、固定部材により開口を覆っ
た状態で維持されるため、化粧板がキャビネットに対して意図せず開動作されることを防
止することができる。
また、前記化粧板取り付け部材は、前記化粧板の左右何れか一方の端部に取り付けられ、前記キャビネットに対して前記化粧板を左右方向に開閉可能とするため、使用者は化粧板の開閉操作を容易に行うことができる。すなわち、キャビネットの開口を容易に開放することができる。
さらに、この化粧板固定構造によれば、化粧板取り付け部材により化粧板をキャビネットに取り付けた後に、キャビネットに対する化粧板の上下方向の固定位置を調整可能な高さ調整手段を備えているため、化粧板をキャビネットに取り付けた後でも、キャビネットに対する化粧板の上下方向の固定位置を調整することができる。そのため、例えば、化粧板を複数備えている場合、デザイン性を向上させるために化粧板同士の上端が同じ高さとなるように調整することが容易となる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる化粧板固定構造を採用したシステムキッチンを表す分解斜視図である。
本願明細書においては、システムキッチン100のリビング空間またはダイニング空間側を「前方」とし、その奥側(キッチン空間側)を「後方」とし、上側を「上方」とし、下側を「下方」とし、右側を「右側方」とし、左側を「左側方」とする。
図2は、本実施形態のキャビネットの要部を前方から眺めた斜視図である。なお、図2は、サブキャビネットのリビング空間側またはダイニング空間側に形成された開口を解放した状態である。
図3は、本実施形態のキャビネットの要部を後方から眺めた斜視図である。なお、図3は、サブキャビネットに対して化粧板を固定した状態である。すなわち、サブキャビネットのリビング空間側またはダイニング空間側に形成された開口を化粧板で覆った状態である。
図4は、本実施形態のキャビネットの要部を側方から眺めた断面図である。図4(a)は、化粧板の上下方向の位置が最も上方側に位置する場合の断面図であり、図4(b)は、化粧板の上下方向の位置が最も下方側に位置する場合の断面図である。なお、図4(a)および図4(b)は、サブキャビネットに対して化粧板を固定した状態である。すなわち、サブキャビネットのリビング空間側またはダイニング空間側に形成された開口を化粧板で覆った状態である。
図5は、本実施形態のキャビネットの要部を後方から眺めた拡大平面図である。図5(a)は、化粧板の上下方向の位置が最も上方側に位置する場合の平面図であり、図5(b)は、化粧板の上下方向の位置が最も下方側に位置する場合の平面図である。なお、図5(a)および図5(b)は、サブキャビネットに対して化粧板を固定した状態である。すなわち、サブキャビネットのリビング空間側またはダイニング空間側に形成された開口を化粧板で覆った状態である。
図6は、本実施形態のキャビネットの要部を前方から眺めた拡大平面図である。図6(a)は、化粧板の上下方向の位置が最も上方側に位置する場合の平面図であり、図6(b)は、化粧板の上下方向の位置が最も下方側に位置する場合の平面図である。なお、図6(a)および図6(b)は、サブキャビネットに対して化粧板を固定した状態である。すなわち、サブキャビネットのリビング空間側またはダイニング空間側に形成された開口を化粧板で覆った状態である。
図7は、本実施形態のキャビネットの要部を側方から眺めた拡大断面図である。図7(a)は、化粧板の前後方向の位置が最も後方側に位置する場合の断面図であり、図7(b)は、化粧板の前後方向の位置が最も前方側に位置する場合の断面図である。なお、図7(a)および図7(b)は、サブキャビネットに対して化粧板を固定した状態である。すなわち、サブキャビネットのリビング空間側またはダイニング空間側に形成された開口を化粧板で覆った状態である。
一方、図4(b)、図5(b)、および図6(b)に表したように、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの上下方向の固定位置を最も下方側に位置するようにする場合には、垂れ防止具610を化粧板310aに固定する際に、垂れ防止具610の貫通孔613における上下方向の中央にネジ630が位置するように貫通孔613を介して化粧板310aにネジ630をねじ込む。
一方、図7(b)に表したように、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの前後方向の固定位置を最も前方側に位置するようにする場合には、奥行き調整具713を化粧板310aに固定する際に、奥行き調整具713の貫通孔715における最も後方側にネジ719が位置するように貫通孔715を介してサブキャビネット220aの側板229にネジ719をねじ込む。
また、化粧板310b、310cは、化粧板310aと同様であるため、説明を省略する。
なお、化粧板310bも同様にして、サブキャビネット220bに取り付けられる。また、化粧板310cも同様にして、サブキャビネット220cに取り付けられる。
なお、化粧板310b、310cも同様である。
なお、化粧板310b、310cも同様である。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
200 キャビネット
210、210a、210b、210c キッチンキャビネット
220、220a、220b、220c サブキャビネット
221 開口
223 側板
225 ネジ孔
227 横桟(受け部)
229 側板
300、310a、310b、310c 化粧板
410、420 丁番
500 固定部材
510 固定具
511 平板
513 貫通孔
515 平板
520 ネジ
600 垂れ防止部材
610 垂れ防止具(凸部)
611 平板
613 貫通孔
615 平板
630 ネジ
710、720 奥行き調整手段
711、721 係り具
713、723 奥行き調整具
714、724 平板
715、725 貫通孔
716、726 平板
719、729 ネジ
901、903、905、907、909、911 ネジ
Claims (3)
- リビング空間またはダイニング空間と、キッチン空間との間に位置するキャビネットにおいて、前記キャビネットの前記リビング空間側または前記ダイニング空間側に開口が形成されており、前記開口を覆うように左右に連なる複数の化粧板を固定する化粧板固定構造であって、
前記化粧板を前記開口に対して開閉可能となるように前記キャビネットに取り付ける化粧板取り付け部材と、
前記化粧板により前記キャビネットの開口を覆った状態で、前記化粧板を前記キャビネットに固定する固定部材と、を備え、
前記化粧板は、前記化粧板取り付け部材により前記キャビネットに取り付けられるとともに、前記固定部材により前記開口を覆った状態で維持され、
前記化粧板取り付け部材は、前記化粧板の左右何れか一方の端部に取り付けられ、前記キャビネットに対して前記化粧板を左右方向に開閉可能とし、
前記化粧板の左右何れか他方の端部には、前記化粧板取り付け部材により前記化粧板を前記キャビネットに取り付けた後に、前記キャビネットに対する前記化粧板の前後方向の固定位置を調整可能な奥行き調整手段を有し、前記化粧板の一方の端部と前記他方の端部とを異なる奥行に調整可能であることを特徴とする化粧板の固定構造。
- リビング空間またはダイニング空間と、キッチン空間との間に位置するキャビネットにおいて、前記キャビネットの前記リビング空間側または前記ダイニング空間側に開口が形成されており、前記開口を覆うように左右に連なる複数の化粧板を固定する化粧板固定構造であって、
前記化粧板を前記開口に対して開閉可能となるように前記キャビネットに取り付ける化粧板取り付け部材と、
前記化粧板により前記キャビネットの開口を覆った状態で、前記化粧板を前記キャビネットに固定する固定部材と、を備え、
前記化粧板は、前記化粧板取り付け部材により前記キャビネットに取り付けられるとともに、前記固定部材により前記開口を覆った状態で維持され、
前記化粧板取り付け部材は、前記化粧板の左右何れか一方の端部に取り付けられ、前記キャビネットに対して前記化粧板を左右方向に開閉可能とし、
前記化粧板の左右何れか他方の端部には、前記化粧板取り付け部材により前記化粧板を前記キャビネットに取り付けた後に、前記キャビネットに対する前記化粧板の上下方向の固定位置を調整可能な高さ調整手段を有し、前記化粧板の一方の端部と前記他方の端部とを異なる高さに調整可能であることを特徴とする化粧板の固定構造。
- 前記化粧板の鉛直方向の垂れを防止する垂れ防止部材を備え、
前記垂れ防止部材は、前記化粧板の左右方向の他方の端部に設けられた凸部と、前記キャビネットに設けられ、且つ、前記凸部に対向する位置に設けられた受け部と、を有し、前記化粧板で前記開口を覆う際に、前記凸部を前記受け部に載置可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧板の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015190673A JP6664654B2 (ja) | 2015-09-29 | 2015-09-29 | 化粧板の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015190673A JP6664654B2 (ja) | 2015-09-29 | 2015-09-29 | 化粧板の固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017063911A JP2017063911A (ja) | 2017-04-06 |
JP6664654B2 true JP6664654B2 (ja) | 2020-03-13 |
Family
ID=58490747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015190673A Active JP6664654B2 (ja) | 2015-09-29 | 2015-09-29 | 化粧板の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6664654B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09287338A (ja) * | 1996-02-22 | 1997-11-04 | Okuda Seisakusho:Kk | ウィング付き収納ボックスのオートロック装置 |
JP2005058331A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Morimoto Mokko Kk | リニューアル用キャビネットユニット部材及びシステムキッチン |
JP2005110980A (ja) * | 2003-10-08 | 2005-04-28 | Inax Corp | 生ゴミ処理機付きキッチンキャビネット |
KR200354276Y1 (ko) * | 2004-03-12 | 2004-06-25 | 주식회사 넵스 | 주방용 가구의 도어 로킹구조 |
DE202009004805U1 (de) * | 2009-05-12 | 2010-09-23 | Hettich Holding Gmbh & Co. Ohg | Möbelwand und Möbel |
JP5816204B2 (ja) * | 2013-02-06 | 2015-11-18 | 永大産業株式会社 | パネルの取付構造及びパネルの取り外し方法並びにその取付構造に適したパネルの載置部材 |
-
2015
- 2015-09-29 JP JP2015190673A patent/JP6664654B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017063911A (ja) | 2017-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2627216B1 (en) | Anchoring device for panels | |
EP3025619B1 (en) | Anchoring group for wall cupboards with regulation from above | |
DK177442B1 (da) | Beslag til fastgørelse og understøtning af et kabinet på en væg samt fremgangsmåde til fastgørelse af et kabinet på væggen | |
JP6664654B2 (ja) | 化粧板の固定構造 | |
JP2021087801A (ja) | 天板昇降式什器、天板用受け部材 | |
JP3200809U (ja) | 電気電子機器収納用箱 | |
JP6649071B2 (ja) | 取付部材の取付構造 | |
JP5225873B2 (ja) | ボックス状体 | |
JP2010004976A (ja) | 吊戸棚 | |
JP2006280797A (ja) | デスクシステム | |
JP5226043B2 (ja) | 間仕切装置 | |
JP2017176516A (ja) | 収納ユニット | |
JP6873395B2 (ja) | 隙間処理材 | |
JP3203175U (ja) | 木製avラック | |
JP3654192B2 (ja) | 上下昇降キャビネットの扉構造 | |
US11564489B2 (en) | Furniture system | |
JP4745644B2 (ja) | 間仕切装置 | |
JP4491467B2 (ja) | アジャスタ取付構造 | |
JP2000316647A (ja) | 吊り戸棚の取付構造 | |
JP6803203B2 (ja) | 天板付き什器 | |
JP5405411B2 (ja) | 筐体のパネル取付構造 | |
JP2017176519A (ja) | キャビネット | |
JP3196122U (ja) | 収納家具 | |
JP6082197B2 (ja) | キャビネット | |
JP6093803B2 (ja) | キャビネット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180913 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190701 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190628 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200120 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6664654 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |