JP6664654B2 - 化粧板の固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば対面キッチンのキャビネットに固定されるリビング側の化粧板の固定構造に関する。
従来、対面キッチンのキャビネットは、キャビネットの背面側がリビングから見えることとなる。そのため、キャビネットの背面側に化粧板を固定して、見栄えを良くしている。対面キッチンにおける化粧板の固定構造としては、対面キッチンのキャビネットに対して取り外し可能な固定構造がある(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載された化粧板の固定構造では、化粧板の一方の端部を嵌合部材の嵌合作用によりキャビネットに固定し、且つ、他方の端部をねじにより前方からねじ止めすることでキャビネットに固定する。これにより、キャビネットの背面側に形成された開口を化粧板で覆うことができる。そのため、特許文献1に記載された化粧板の固定構造では、化粧板の固定作業が容易に行えると共に、嵌合部材を任意の箇所に固定できて、各種キャビネットに適用できる等、その汎用性の向上を図ることができる。更に、化粧板を取り外すこともできるので、メンテナンス作業も容易に行うことができる。
特開2005−54960号公報
しかしながら、特許文献1に記載された化粧板の固定構造では、化粧板をキャビネットから取り外すことでキャビネットの開口を解放してメンテナンス作業を行う場合、取り外した化粧板を置く場所を確保しなければならない。また、取り外した化粧板を置く際に、化粧板を傷つけてしまうおそれがあるという問題があった。
したがって、本発明は、キャビネットのリビング空間側またはダイニング空間側に形成された開口を解放する際に、化粧板の置き場を確保する必要もなく、化粧板の傷つきを防止することができる化粧板の固定構造を提供することを目的としている。
第1の発明は、リビング空間またはダイニング空間と、キッチン空間との間に位置する
キャビネットにおいて、前記キャビネットの前記リビング空間側または前記ダイニング空
間側に開口が形成されており、前記開口を覆うように左右に連なる複数の化粧板を固定する化粧板固定構造であって、前記化粧板を前記開口に対して開閉可能となるように前記キャビネットに取り付ける化粧板取り付け部材と、前記化粧板により前記キャビネットの開口を覆った状態で、前記化粧板を前記キャビネットに固定する固定部材と、を備え、前記化粧板は、前記化粧板取り付け部材により前記キャビネットに取り付けられるとともに、前記固定部材により前記開口を覆った状態で維持され、前記化粧板取り付け部材は、前記化粧板の左右何れか一方の端部に取り付けられ、前記キャビネットに対して前記化粧板を左右方向に開閉可能とし、前記化粧板の左右何れか他方の端部には、前記化粧板取り付け部材により前記化粧板を前記キャビネットに取り付けた後に、前記キャビネットに対する前記化粧板の前後方向の固定位置を調整可能な奥行き調整手段を有し、前記化粧板の一方の端部と前記他方の端部とを異なる奥行に調整可能であることを特徴とする化粧板固定構造である。
この化粧板固定構造によれば、化粧板は、化粧板取り付け部材によりキャビネットに取
り付けられるため、化粧板をキャビネットに取り付けたままキャビネットの開口を開閉す
ることができる。そのため、メンテナンス等のためにキャビネットの開口を開放する際に
は、化粧板の置き場を確保する必要もなく、化粧板の傷つきを防止することができる。ま
た、上記のように化粧板をキャビネットに取り付けていても、固定部材により開口を覆っ
た状態で維持されるため、化粧板がキャビネットに対して意図せず開動作されることを防
止することができる。
また、前記化粧板取り付け部材は、前記化粧板の左右何れか一方の端部に取り付けられ、前記キャビネットに対して前記化粧板を左右方向に開閉可能とするため、使用者は化粧板の開閉操作を容易に行うことができる。すなわち、キャビネットの開口を容易に開放することができる。
さらに、この化粧板固定構造によれば、化粧板取り付け部材により化粧板をキャビネットに取り付けた後に、キャビネットに対する化粧板の前後方向の固定位置を調整可能な奥行き調整手段を備えているため、化粧板をキャビネットに取り付けた後でも、キャビネットに対する化粧板の前後方向の固定位置を調整することができる。そのため、例えば、化粧板を複数備えている場合、デザイン性を向上させるために化粧板同士が面一となるように調整することが容易となる。
第2の発明は、リビング空間またはダイニング空間と、キッチン空間との間に位置するキャビネットにおいて、前記キャビネットの前記リビング空間側または前記ダイニング空間側に開口が形成されており、前記開口を覆うように左右に連なる複数の化粧板を固定する化粧板固定構造であって、前記化粧板を前記開口に対して開閉可能となるように前記キャビネットに取り付ける化粧板取り付け部材と、前記化粧板により前記キャビネットの開口を覆った状態で、前記化粧板を前記キャビネットに固定する固定部材と、を備え、前記化粧板は、前記化粧板取り付け部材により前記キャビネットに取り付けられるとともに、前記固定部材により前記開口を覆った状態で維持され、前記化粧板取り付け部材は、前記化粧板の左右何れか一方の端部に取り付けられ、前記キャビネットに対して前記化粧板を左右方向に開閉可能とし、前記化粧板の左右何れか他方の端部には、前記化粧板取り付け部材により前記化粧板を前記キャビネットに取り付けた後に、前記キャビネットに対する前記化粧板の上下方向の固定位置を調整可能な高さ調整手段を有し、前記化粧板の一方の端部と前記他方の端部とを異なる高さに調整可能であることを特徴とする化粧板固定構造である。
この化粧板固定構造によれば、化粧板は、化粧板取り付け部材によりキャビネットに取
り付けられるため、化粧板をキャビネットに取り付けたままキャビネットの開口を開閉す
ることができる。そのため、メンテナンス等のためにキャビネットの開口を開放する際に
は、化粧板の置き場を確保する必要もなく、化粧板の傷つきを防止することができる。ま
た、上記のように化粧板をキャビネットに取り付けていても、固定部材により開口を覆っ
た状態で維持されるため、化粧板がキャビネットに対して意図せず開動作されることを防
止することができる。
また、前記化粧板取り付け部材は、前記化粧板の左右何れか一方の端部に取り付けられ、前記キャビネットに対して前記化粧板を左右方向に開閉可能とするため、使用者は化粧板の開閉操作を容易に行うことができる。すなわち、キャビネットの開口を容易に開放することができる。
さらに、この化粧板固定構造によれば、化粧板取り付け部材により化粧板をキャビネットに取り付けた後に、キャビネットに対する化粧板の上下方向の固定位置を調整可能な高さ調整手段を備えているため、化粧板をキャビネットに取り付けた後でも、キャビネットに対する化粧板の上下方向の固定位置を調整することができる。そのため、例えば、化粧板を複数備えている場合、デザイン性を向上させるために化粧板同士の上端が同じ高さとなるように調整することが容易となる。
第3の発明は、第2の発明において、前記化粧板の鉛直方向の垂れを防止する垂れ防止部材を備え、前記垂れ防止部材は、前記化粧板の左右方向の他方の端部に設けられた凸部と、前記キャビネットに設けられ、且つ、前記凸部に対向する位置に設けられた受け部と、を有し、前記化粧板で前記開口を覆う際に、前記凸部を前記受け部に載置可能であることを特徴とする記載の化粧板固定構造である。
この化粧板固定構造によれば、化粧板の重さが比較的重い場合、丁番で化粧板をキャビネットに取り付けると、丁番が取り付けられてない左右方向の他方の端部側が化粧板の重みで垂れ下がってしまう。そこで、本発明では、化粧板の鉛直方向の垂れを防止する垂れ防止部材を備え、垂れ防止部材は、化粧板の左右方向の他方の端部に設けられた凸部と、キャビネットに設けられ、且つ、凸部に対向する位置に設けられた受け部と、を有し、化粧板で開口を覆う際に凸部を受け部に載置可能である。そのため、化粧板の重さが比較的重い場合にも、丁番が取り付けられてない側の化粧板の端部側が垂れ下がってしまうことを防止することができる。
本発明のキャビネットによれば、キャビネットのリビング空間側またはダイニング空間側に形成された開口を解放する際に、化粧板の置き場を確保する必要もなく、化粧板の傷つきを防止することができる。
本発明の実施の形態にかかる化粧板固定構造を採用したシステムキッチンを表す分解斜視図である。 本実施形態のキャビネットの要部を前方から眺めた斜視図である。 本実施形態のキャビネットの要部を後方から眺めた斜視図である。 本実施形態のキャビネットの要部を側方から眺めた断面図である。 本実施形態のキャビネットの要部を後方から眺めた拡大平面図である。 本実施形態のキャビネットの要部を前方から眺めた拡大平面図である。 本実施形態のキャビネットの要部を側方から眺めた拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる化粧板固定構造を採用したシステムキッチンを表す分解斜視図である。
図1に表したシステムキッチン100は、上面にカウンター(図示なし)が配置されるキャビネット200を備える。
本願明細書においては、システムキッチン100のリビング空間またはダイニング空間側を「前方」とし、その奥側(キッチン空間側)を「後方」とし、上側を「上方」とし、下側を「下方」とし、右側を「右側方」とし、左側を「左側方」とする。
キャビネット200は、リビング空間またはダイニング空間と、キッチン空間との間に位置するものである。すなわち、本実施形態にかかるシステムキッチン100は、いわゆる対面キッチンである。キャビネット200は、キッチン空間側(後方側)に配置されるキッチンキャビネット210と、キッチンキャビネット210の前方側に配置されるサブキャビネット220と、を備える。サブキャビネット220は、キッチンキャビネット210に固定されるものであり、その下端が床面より上方に位置するようにキッチンキャビネット210に固定される。本実施形態では、キッチンキャビネット210(210a、210b、210c)およびサブキャビネット220(220a、220b、220c)は、それぞれ3つずつに分割して構成されている。
キッチンキャビネット210には、キッチン空間側(システムキッチン100の後方側)にそれぞれの開口が形成されている。これらの開口には、図示しない開閉扉や引出しが配置される。一方、サブキャビネット220には、キッチン空間側(システムキッチン100の後方側)、およびリビング空間またはダイニング空間側(システムキッチン100の前方側)にそれぞれ開口が形成されている。リビング空間またはダイニング空間側(システムキッチン100の前方側)の開口は、化粧板300がサブキャビネット220に固定されて、それぞれ覆われる。化粧板300(310a、310b、310c)は、サブキャビネット220と同じく3つに分割されて構成されている。
次に、本実施形態にかかる化粧板固定構造について、図面を参照しつつ説明する。
図2は、本実施形態のキャビネットの要部を前方から眺めた斜視図である。なお、図2は、サブキャビネットのリビング空間側またはダイニング空間側に形成された開口を解放した状態である。
図3は、本実施形態のキャビネットの要部を後方から眺めた斜視図である。なお、図3は、サブキャビネットに対して化粧板を固定した状態である。すなわち、サブキャビネットのリビング空間側またはダイニング空間側に形成された開口を化粧板で覆った状態である。
図4は、本実施形態のキャビネットの要部を側方から眺めた断面図である。図4(a)は、化粧板の上下方向の位置が最も上方側に位置する場合の断面図であり、図4(b)は、化粧板の上下方向の位置が最も下方側に位置する場合の断面図である。なお、図4(a)および図4(b)は、サブキャビネットに対して化粧板を固定した状態である。すなわち、サブキャビネットのリビング空間側またはダイニング空間側に形成された開口を化粧板で覆った状態である。
図5は、本実施形態のキャビネットの要部を後方から眺めた拡大平面図である。図5(a)は、化粧板の上下方向の位置が最も上方側に位置する場合の平面図であり、図5(b)は、化粧板の上下方向の位置が最も下方側に位置する場合の平面図である。なお、図5(a)および図5(b)は、サブキャビネットに対して化粧板を固定した状態である。すなわち、サブキャビネットのリビング空間側またはダイニング空間側に形成された開口を化粧板で覆った状態である。
図6は、本実施形態のキャビネットの要部を前方から眺めた拡大平面図である。図6(a)は、化粧板の上下方向の位置が最も上方側に位置する場合の平面図であり、図6(b)は、化粧板の上下方向の位置が最も下方側に位置する場合の平面図である。なお、図6(a)および図6(b)は、サブキャビネットに対して化粧板を固定した状態である。すなわち、サブキャビネットのリビング空間側またはダイニング空間側に形成された開口を化粧板で覆った状態である。
図7は、本実施形態のキャビネットの要部を側方から眺めた拡大断面図である。図7(a)は、化粧板の前後方向の位置が最も後方側に位置する場合の断面図であり、図7(b)は、化粧板の前後方向の位置が最も前方側に位置する場合の断面図である。なお、図7(a)および図7(b)は、サブキャビネットに対して化粧板を固定した状態である。すなわち、サブキャビネットのリビング空間側またはダイニング空間側に形成された開口を化粧板で覆った状態である。
図2及び図3に表したように、化粧板310aは、その左側方側の端部が丁番410、420(化粧板取り付け部材)によって、サブキャビネット220aの左側方の端部に取り付けられている。すなわち、丁番410は、化粧板310aでサブキャビネット220aの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)の化粧板310aの裏面Bにおける左側方の端部の上部およびサブキャビネット220aにおける左側方の側板223の上部に固定されている。また、丁番420は、化粧板310aでサブキャビネット220aの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)の化粧板310aの裏面Bにおける左側方の端部の下部およびサブキャビネット220aの左側方の側板223の下部に固定されている。丁番410、420は、化粧板310aをサブキャビネット220aの開口221に対して開閉可能となるようにサブキャビネット220aに取り付けるものである。丁番410、420は、同一のものであり、市販の丁番(例えば、メーカー名称9943−T42K/E、メーカー品番1029518.07、ヘティヒ社製)でよい。本実施形態では、丁番410、420は、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの上下左右方向の位置および前後方向の位置を調整することができるものである。
化粧板310aは、丁番410、420によって、サブキャビネット220aに取り付けられた状態でサブキャビネット220aの開口211に対して左右方向(矢印A1)に開閉可能である。化粧板310aは、サブキャビネット220aの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)で、化粧板310aの下端部が固定部材500によってサブキャビネット220aの下端部に固定される。
固定部材500は、化粧板310aでサブキャビネット220aの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)の化粧板310aの裏面Bにおける中央の下端部に固定されている固定具510と、ネジ520と、を備える。固定具510は、L字型の平板状に形成されており、L字型の一方の平板511には、ネジ520が貫通可能な貫通孔513が形成されている。また、L字型の他方の平板515には、ネジ901、903が貫通可能な貫通孔(図示なし)を有する。なお、ネジ901、903は、化粧板310aに固定具510を固定するためのものである。
化粧板310aは、サブキャビネット220aの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)で、化粧板310aの前方且つサブキャビネット220aの下方から、ネジ520をその先端が固定具510の貫通孔513を貫通するまでサブキャビネット220aのネジ孔225にねじ込むことで、サブキャビネット220aに固定される。すなわち、化粧板310aは、固定部材500によりサブキャビネット220aの開口221を覆った状態で維持される。
図2〜5に表したように、化粧板310aの鉛直方向の垂れを防止する垂れ防止部材600を備える。垂れ防止部材600は、化粧板310aの裏面Bに固定される垂れ防止具610(凸部)と、サブキャビネット220aに設けられた横桟227(受け部)と、で構成される。垂れ防止具610は、化粧板310aでサブキャビネット220aの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)の化粧板310aの裏面Bにおける右側方の中央端部に固定されている。垂れ防止具610は、L字型の平板状に形成されており、L字型の一方の平板611には、ネジ630が貫通可能な貫通孔613が形成されている。貫通孔613は、左右方向の長さよりも上下方向の長さのほうが大きい長孔である。垂れ防止具610は、サブキャビネット220aの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)で、L字型の一方の平板611が化粧板310aの裏面Bに沿うように、且つ、L字型の他方の平板615が横桟227に沿うように配置されている。言い換えると、横桟227は、サブキャビネット220aの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)で、垂れ防止具610の他方の平板615に対応する位置に設けられている。垂れ防止具610は、貫通孔613を介してネジ630を化粧板310aの裏面B側からねじ込むことで、化粧板310aに固定される。
垂れ防止具610は、化粧板310aでサブキャビネット220aの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)で、横桟227の上面に載置可能である。なお、図2〜5では、垂れ防止具610は、化粧板310aでサブキャビネット220aの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)で、横桟227の上面に載置している。
図2〜5に表したように、丁番410、420により化粧板310aをサブキャビネット220aに取り付けた後に、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの上下方向の固定位置を調整可能な高さ調整手段を備えている。本実施形態では、垂れ防止部材600が高さ調整手段として機能している。さらに、本実施形態では、丁番410、420は、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの上下方向の位置および前後方向の位置を調整することができるものであるため、丁番410、420も高さ調整手段として機能している。
図4(a)、図5(a)、および図6(a)に表したように、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの上下方向の固定位置を最も上方側に位置するようにする場合には、垂れ防止具610を化粧板310aに固定する際に、垂れ防止具610の貫通孔613における最も下方側の端部にネジ630が位置するように貫通孔613を介して化粧板310aにネジ630をねじ込む。
一方、図4(b)、図5(b)、および図6(b)に表したように、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの上下方向の固定位置を最も下方側に位置するようにする場合には、垂れ防止具610を化粧板310aに固定する際に、垂れ防止具610の貫通孔613における上下方向の中央にネジ630が位置するように貫通孔613を介して化粧板310aにネジ630をねじ込む。
すなわち、丁番410、420により化粧板310aをサブキャビネット220aに取り付けた後に、垂れ防止具610を化粧板310aに固定する際に、垂れ防止具610の貫通孔613の範囲内で、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの上下方向の固定位置を範囲D1内で調整することができる。垂れ防止具610を化粧板310aに固定する際に、垂れ防止具610の貫通孔613における下方側にネジ630が位置するように貫通孔613を介して化粧板310aにネジ630をねじ込むことで、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの上下方向の固定位置を高くなる側に調整することができる。一方、垂れ防止具610を化粧板310aに固定する際に、垂れ防止具610の貫通孔613における上方側にネジ630が位置するように貫通孔613を介して化粧板310aにネジ630をねじ込むことで、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの上下方向の固定位置を低くする側に調整することができる。垂れ防止具610を化粧板310aに固定する位置を調整することで、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの上下方向の固定位置を調整することができるため、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの上下方向の固定位置の調整は、丁番410、420により化粧板310aをサブキャビネット220aに取り付けた後に行うことができる。
図2〜4、図7に表したように、丁番410、420により化粧板310aをサブキャビネット220aに取り付けた後に、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの前後方向の固定位置を調整可能な奥行き調整手段を備えている。本実施形態では、奥行き調整手段を2つ(710、720)備えている。これらの奥行き調整手段710、720は、同一の構造であり、化粧板310aおよびサブキャビネット220aに対する固定位置が異なる。本実施形態では、本実施形態では、丁番410、420は、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの上下方向の位置および前後方向の位置を調整することができるものであるため、奥行き調整手段710、720だけでなく、丁番410、420も奥行き調整手段として機能している。
奥行き調整手段710は、化粧板310aの裏面Bに固定される係り具711と、サブキャビネット220aの側板229に固定される奥行き調整具713と、ネジ719を有している。係り具711は、化粧板310aでサブキャビネット220aの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)の化粧板310aの裏面Bにおける右側方の上端部に固定されている。係り具711は、一方の端部側に凹部を有する平板状に形成されている。凹部は、ネジ905、907が貫通可能な貫通孔(図示なし)が形成されている。また、凹部が化粧板310aに接した状態において、他方の端部側は、係り具711と化粧板310aとの間に隙間が形成されるように構成されている。他方の端部側は、一方の端部側よりも下方に位置するように、係り具711が化粧板310aに固定される。
奥行き調整具713は、サブキャビネット220aの側板229における上端部に固定される。奥行き調整具713は、L字型の平板状に形成されており、L字型の一方の平板714には、ネジ719が貫通可能な貫通孔715が形成されている。奥行き調整具713は、貫通孔715を介してネジ719をサブキャビネット220aの側板229にねじ込むことで、サブキャビネット220aに固定される。その際、奥行き調整具713は、L字型の一方の平板714がサブキャビネット220aの側板229に沿うように、且つ、L字型の他方の平板716が化粧板310aに沿うように、サブキャビネット220aの側板229に固定される。さらに、化粧板310aに固定した係り具711と化粧板310aとの間に形成された隙間に、奥行き調整具713のL字型の他方の平板716の一部が位置するように、奥行き調整具713は、サブキャビネット220aの側板229に固定される。
図3、図4、図7に表したように、化粧板310aでサブキャビネット220aの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)で、キャビネット200(サブキャビネット220)を後方からみると、化粧板310aに固定した係り具711の他方の端部と、サブキャビネット220aの側板229に固定された奥行き調整具713におけるL字型の他方の平板716は、一部重なっている。
図7(a)に表したように、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの前後方向の固定位置を最も後方側に位置するようにする場合には、奥行き調整具713を化粧板310aに固定する際に、奥行き調整具713の貫通孔715における前後方向の中央にネジ719が位置するように貫通孔715を介してサブキャビネット220aの側板229にネジ719をねじ込む。
一方、図7(b)に表したように、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの前後方向の固定位置を最も前方側に位置するようにする場合には、奥行き調整具713を化粧板310aに固定する際に、奥行き調整具713の貫通孔715における最も後方側にネジ719が位置するように貫通孔715を介してサブキャビネット220aの側板229にネジ719をねじ込む。
すなわち、丁番410、420により化粧板310aをサブキャビネット220aに取り付けた後に、奥行き調整具713を化粧板310aに固定する際に、奥行き調整具713の貫通孔715の範囲内で、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの前後方向の固定位置を範囲D2内で調整することができる。奥行き調整具713を化粧板310aに固定する際に、奥行き調整具713の貫通孔715における前方側にネジ719が位置するように貫通孔715を介してサブキャビネット220aの側板229にネジ719をねじ込むことで、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの前後方向の固定位置を後方側に調整することができる。一方、奥行き調整具713を化粧板310aに固定する際に、奥行き調整具713の貫通孔715における後方側にネジ719が位置するように貫通孔715を介してサブキャビネット220aの側板229にネジ719をねじ込むことで、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの前後方向の固定位置を前方側に調整することができる。奥行き調整具713を化粧板310aに固定する位置を調整することで、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの前後方向の固定位置の調整することができるため、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの前後方向の固定位置の調整は、丁番410、420により化粧板310aをサブキャビネット220aに取り付けた後に行うことができる。
奥行き調整手段720は、化粧板310aの裏面Bに固定される係り具721と、サブキャビネット220aの側板229に固定される奥行き調整具723と、ネジ729を有している。係り具721は、化粧板310aでサブキャビネット220aの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)の化粧板310aの裏面Bにおける右側方の下端部に固定されている。係り具721は、一方の端部側に凹部を有する平板状に形成されている。凹部は、ネジ909、911が貫通可能な貫通孔(図示なし)が形成されている。また、凹部が化粧板310aに接した状態において、他方の端部側は、係り具721と化粧板310aとの間に隙間が形成されるように構成されている。他方の端部側は、一方の端部側よりも下方に位置するように、係り具721が化粧板310aに固定される。
奥行き調整具723は、サブキャビネット220aの側板229における下端部に固定される。奥行き調整具723は、L字型の平板状に形成されており、L字型の一方の平板724には、ネジ729が貫通可能な貫通孔725が形成されている。奥行き調整具723は、貫通孔725を介してネジ729をサブキャビネット220aの側板229にねじ込むことで、サブキャビネット220aに固定される。その際、奥行き調整具723は、L字型の一方の平板724がサブキャビネット220aの側板229に沿うように、且つ、L字型の他方の平板726が化粧板310aに沿うように、サブキャビネット220aの側板229に固定される。さらに、化粧板310aに固定した係り具721と化粧板310aとの間に形成された隙間に、奥行き調整具723のL字型の他方の平板726の一部が位置するように、奥行き調整具723は、サブキャビネット220aの側板229に固定される。
図3、図4に表したように、化粧板310aでサブキャビネット220aの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)で、キャビネット200を後方からみると、化粧板310aに固定した係り具721の他方の端部と、サブキャビネット220aの側板229に固定された奥行き調整具723におけるL字型の他方の平板726は、一部重なっている。
なお、奥行き調整手段720のサブキャビネット220aに対する化粧板310aの前後方向の固定位置の調整方法は、奥行き調整手段710と同様であるため、説明を省略する。
また、化粧板310b、310cは、化粧板310aと同様であるため、説明を省略する。
次に、化粧板の固定作業の一例について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、図1に表したように、化粧板310a、310b、310cの3枚を用いて、サブキャビネット220のリビング空間またはダイニング空間側(システムキッチン100の前方側)に形成された開口を覆うものとする。
まず、図2に表したように、化粧板310aをサブキャビネット210に取り付ける。まず、化粧板310aでサブキャビネットの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)の化粧板310aの裏面Bにおける左側方の端部の上部およびサブキャビネット220aにおける左側方の側板223の上部に、丁番410を固定する。また、化粧板310aでサブキャビネットの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)の化粧板310aの裏面Bにおける左側方の端部の下部およびサブキャビネット220aの左側方の側板223の下部に、丁番420を固定する。これにより、化粧板310aは、サブキャビネット210に取り付けられる。このとき、化粧板310aは、丁番410、420によって、サブキャビネット220aに取り付けられた状態でサブキャビネット220aの開口221に対して左右方向に開閉可能である。
なお、化粧板310bも同様にして、サブキャビネット220bに取り付けられる。また、化粧板310cも同様にして、サブキャビネット220cに取り付けられる。
次に、上述したように、化粧板310aの裏面Bに、固定部材500の固定具510と、垂れ防止部材660の垂れ防止具610と、奥行き調整手段710の係り具711と、奥行き調整手段720の係り具721と、を固定する。また、サブキャビネット220aの側板229に、奥行き調整手段710の奥行き調整具713と、奥行き調整手段720の奥行き調整具723と、を固定する。
なお、化粧板310b、310cも同様である。
化粧板310aは、サブキャビネット220aの開口221を覆った状態(化粧板310aが閉状態)で、化粧板310aの前方且つサブキャビネット220aの下方から、ネジ520をその先端が固定具510の貫通孔513を貫通するまでサブキャビネット220aのネジ孔225にねじ込むことで、サブキャビネット220aに固定される。すなわち、化粧板310aは、固定部材500によりサブキャビネット220aの開口221を覆った状態で維持される。
なお、化粧板310b、310cも同様である。
化粧板310a、310b、310cをサブキャビネット220a、220b、220cにそれぞれ固定した状態で、キャビネット200の前方側からそれぞれの化粧板310a、310b、310cをみた際に、化粧板310a、310b、310cのそれぞれの上端および下端が同じ高さでない場合には、高さ調整手段(垂れ防止部材600)および丁番410、420によりサブキャビネットに対する化粧板の上下方向の固定位置を調整する。例えば、化粧板310bを基準として、サブキャビネット220a固定した状態における化粧板310aの高さが、サブキャビネット220bに固定した状態における化粧板310bの高さよりも低い場合、丁番410、420によりサブキャビネット220aに対する化粧板310aの上下方向の固定位置を高くなる側に調整する。また、垂れ防止具610の貫通孔613における下方側にネジ630が位置するように、垂れ防止具610を化粧板310aに固定しなおす。これにより、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの上下方向の固定位置を高くなる側に調整することができる。なお、化粧板310cについても同様に行う。
次に、化粧板310a、310b、310cをサブキャビネット220a、220b、220cにそれぞれ固定した状態で、キャビネット200の側方側からそれぞれの化粧板310a、310b、310cをみた際に、化粧板310a、310b、310cのそれぞれの面が同じ位置でない場合には、奥行き調整手段710、720および丁番410、420によりサブキャビネットに対する化粧板の前後方向の固定位置を調整する。例えば、化粧板310bを基準として、サブキャビネット220aに固定した状態における化粧板310aの面が、サブキャビネット220bに固定した状態における化粧板310bの面よりも後方側に位置する場合、丁番410、420によりサブキャビネット220aに対する化粧板310aの上下方向の固定位置を前方側に調整する。また、奥行き調整具713の貫通孔715における後方側にネジ719が位置するように、奥行き調整具713をサブキャビネット220aの側板229に固定しなおす。これにより、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの前後方向の固定位置を前方側に調整することができる。なお、化粧板310cについても同様に行う。
本実施形態によれば、化粧板310aは、丁番410、420によりサブキャビネット220aに取り付けられるため、化粧板310aをサブキャビネット220aに取り付けたままサブキャビネット220aの開口221を開閉することができる。そのため、メンテナンス等のためにサブキャビネット220aの開口221を開放する際には、化粧板310aの置き場を確保する必要もなく、化粧板310aの傷つきを防止することができる。また、上記のように化粧板310aをサブキャビネット220aに取り付けていても、固定部材500により開口221を覆った状態で維持されるため、化粧板310aがサブキャビネット220aに対して意図せず開動作されることを防止することができる。
また、本実施形態では、化粧板取り付け部材は丁番410、420であり、丁番410、420は、化粧板310aの左側方の端部に取り付けられ、サブキャビネット220aに対して化粧板310aを左右方向(矢印A1)に開閉可能とするため、使用者は化粧板310aの開閉操作を容易に行うことができる。すなわち、サブキャビネット220aの開口221を容易に開放することができる。
また、化粧板310aの重さが比較的重い場合、丁番410、420で化粧板310aをサブキャビネット220aに取り付けると、丁番410、420が取り付けられてない右側方の端部側が化粧板310aの重みで垂れ下がってしまう。そこで、本実施形態では、化粧板310aの鉛直方向の垂れを防止する垂れ防止部材600を備え、垂れ防止部材600は、化粧板310aの右側方の端部に設けられた垂れ防止具(凸部)610と、サブキャビネット220aに設けられ、且つ、垂れ防止具610に対向する位置に設けられた横桟227(受け部)と、を有し、化粧板310aで開口221を覆う際に垂れ防止具610を横桟227に載置可能である。そのため、化粧板310aの重さが比較的重い場合にも、丁番410、420が取り付けられてない側の化粧板310aの端部側が垂れ下がってしまうことを防止することができる。
また、本実施形態では、丁番410、420により化粧板310aをサブキャビネット220aに取り付けた後に、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの前後方向の固定位置を調整可能な奥行き調整手段710、720を備えているため、化粧板310aをサブキャビネット220aに取り付けた後でも、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの前後方向の固定位置を調整することができる。そのため、例えば、本実施形態のように、化粧板300を複数備えている場合、デザイン性を向上させるために化粧板同士が面一となるように調整することが容易となる。なお、本実施形態では、奥行き調整手段を2つ(710、720)備えているが、1つでもよい。
また、本実施形態では、丁番410、420により化粧板310aをサブキャビネット220aに取り付けた後に、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの前後方向の固定位置を調整可能な高さ調整手段(垂れ防止手段600)を備えているため、化粧板310aをサブキャビネット220aに取り付けた後でも、サブキャビネット220aに対する化粧板310aの上下方向の固定位置を調整することができる。そのため、例えば、本実施形態のように、化粧板300を複数備えている場合、デザイン性を向上させるために化粧板同士の上端が同じ高さとなるように調整することが容易となる。
なお、本実施形態では、化粧板取付部材として、丁番410、420を用いているが、これに限らない。また、化粧板310aの重さに応じて、丁番は1つであっても、複数であってもよい。
また、本実施形態では、奥行き調整手段710、720だけでなく、丁番410、420も奥行き調整手段として機能しているが、奥行き調整手段は、丁番410、420だけでもよい。ただし、本実施形態のように、化粧板取付部材によって、サブキャビネット220aに取り付けられた状態でサブキャビネット220aの開口221に対して左右方向に開閉可能である場合には、奥行き調整手段は、化粧板310aの左右方向における両端部に設けられていることが好ましい。
また、本実施形態では、高さ調整手段(垂れ防止手段600)および丁番410、420が高さ調整手段として機能しているが、化粧板310aの重さが比較的軽い場合には、高さ調整手段は、丁番410、420だけでもよい。ただし、本実施形態のように、化粧板取付部材によって、サブキャビネット220aに取り付けられた状態でサブキャビネット220aの開口221に対して左右方向に開閉可能である場合には、奥行き調整手段は、化粧板310aの左右方向における両端部に設けられていることが好ましい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
100 システムキッチン
200 キャビネット
210、210a、210b、210c キッチンキャビネット
220、220a、220b、220c サブキャビネット
221 開口
223 側板
225 ネジ孔
227 横桟(受け部)
229 側板
300、310a、310b、310c 化粧板
410、420 丁番
500 固定部材
510 固定具
511 平板
513 貫通孔
515 平板
520 ネジ
600 垂れ防止部材
610 垂れ防止具(凸部)
611 平板
613 貫通孔
615 平板
630 ネジ
710、720 奥行き調整手段
711、721 係り具
713、723 奥行き調整具
714、724 平板
715、725 貫通孔
716、726 平板
719、729 ネジ
901、903、905、907、909、911 ネジ

Claims (3)

  1. リビング空間またはダイニング空間と、キッチン空間との間に位置するキャビネットにおいて、前記キャビネットの前記リビング空間側または前記ダイニング空間側に開口が形成されており、前記開口を覆うように左右に連なる複数の化粧板を固定する化粧板固定構造であって、
    前記化粧板を前記開口に対して開閉可能となるように前記キャビネットに取り付ける化粧板取り付け部材と、
    前記化粧板により前記キャビネットの開口を覆った状態で、前記化粧板を前記キャビネットに固定する固定部材と、を備え、
    前記化粧板は、前記化粧板取り付け部材により前記キャビネットに取り付けられるとともに、前記固定部材により前記開口を覆った状態で維持され
    前記化粧板取り付け部材は、前記化粧板の左右何れか一方の端部に取り付けられ、前記キャビネットに対して前記化粧板を左右方向に開閉可能とし、
    前記化粧板の左右何れか他方の端部には、前記化粧板取り付け部材により前記化粧板を前記キャビネットに取り付けた後に、前記キャビネットに対する前記化粧板の前後方向の固定位置を調整可能な奥行き調整手段を有し、前記化粧板の一方の端部と前記他方の端部とを異なる奥行に調整可能であることを特徴とする化粧板の固定構造。
  2. リビング空間またはダイニング空間と、キッチン空間との間に位置するキャビネットにおいて、前記キャビネットの前記リビング空間側または前記ダイニング空間側に開口が形成されており、前記開口を覆うように左右に連なる複数の化粧板を固定する化粧板固定構造であって、
    前記化粧板を前記開口に対して開閉可能となるように前記キャビネットに取り付ける化粧板取り付け部材と、
    前記化粧板により前記キャビネットの開口を覆った状態で、前記化粧板を前記キャビネットに固定する固定部材と、を備え、
    前記化粧板は、前記化粧板取り付け部材により前記キャビネットに取り付けられるとともに、前記固定部材により前記開口を覆った状態で維持され
    前記化粧板取り付け部材は、前記化粧板の左右何れか一方の端部に取り付けられ、前記キャビネットに対して前記化粧板を左右方向に開閉可能とし、
    前記化粧板の左右何れか他方の端部には、前記化粧板取り付け部材により前記化粧板を前記キャビネットに取り付けた後に、前記キャビネットに対する前記化粧板の上下方向の固定位置を調整可能な高さ調整手段を有し、前記化粧板の一方の端部と前記他方の端部とを異なる高さに調整可能であることを特徴とする化粧板の固定構造。
  3. 前記化粧板の鉛直方向の垂れを防止する垂れ防止部材を備え、
    前記垂れ防止部材は、前記化粧板の左右方向の他方の端部に設けられた凸部と、前記キャビネットに設けられ、且つ、前記凸部に対向する位置に設けられた受け部と、を有し、前記化粧板で前記開口を覆う際に、前記凸部を前記受け部に載置可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧板の固定構造。
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