JP2003019043A - キャビネット - Google Patents
キャビネットInfo
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- JP2003019043A JP2003019043A JP2001204806A JP2001204806A JP2003019043A JP 2003019043 A JP2003019043 A JP 2003019043A JP 2001204806 A JP2001204806 A JP 2001204806A JP 2001204806 A JP2001204806 A JP 2001204806A JP 2003019043 A JP2003019043 A JP 2003019043A
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- Japan
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- sliding door
- cabinet
- rail
- curtain plate
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- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 引き戸をスムースに案内して開閉で
き、しかももたれバー等の機能部品を着脱自在に取り付
けられるようにした幕板を実現する。 【解決手段】 幕板本体8に吊持部材10を取付け、
この吊持部材10のレール部13で引き戸5の障子部6
を吊持しながらスライド可能とし、吊持部材10の取付
部14にもたれバー21等の機能部品を着脱自在に取り
付ける。
き、しかももたれバー等の機能部品を着脱自在に取り付
けられるようにした幕板を実現する。 【解決手段】 幕板本体8に吊持部材10を取付け、
この吊持部材10のレール部13で引き戸5の障子部6
を吊持しながらスライド可能とし、吊持部材10の取付
部14にもたれバー21等の機能部品を着脱自在に取り
付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、システムキッチ
ンや洗面台等に利用されるキャビネットに関し、特に幕
板にオープンスライディングレール(以下、単にレール
という。)を一体又は一体的に設け、このレールに吊持
させて移動可能とした開閉引き戸を有すること特徴とす
るキャビネットに関する。
ンや洗面台等に利用されるキャビネットに関し、特に幕
板にオープンスライディングレール(以下、単にレール
という。)を一体又は一体的に設け、このレールに吊持
させて移動可能とした開閉引き戸を有すること特徴とす
るキャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、システムキッチン等の家具におい
ては、シンク下のキャビネット部分に引き戸を装着した
ものが知られている。従来の引き戸は、キャビネットの
底板の前端にレールを設けて、このレール上で引き戸を
移動可能とする構成としていた(特開2001−264
参照。)。
ては、シンク下のキャビネット部分に引き戸を装着した
ものが知られている。従来の引き戸は、キャビネットの
底板の前端にレールを設けて、このレール上で引き戸を
移動可能とする構成としていた(特開2001−264
参照。)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のキャビネットの
引き戸によると、底板の前端部にレールを設けるため
に、レールを常に清掃していないと、その上にゴミが詰
まったりして引き戸の開閉がスムースにいかない等機能
上の問題があり、さらにキャビネットの前方からみると
レールがむき出しで見えたりして見栄えの観点でも必ず
しも好ましくなかった。
引き戸によると、底板の前端部にレールを設けるため
に、レールを常に清掃していないと、その上にゴミが詰
まったりして引き戸の開閉がスムースにいかない等機能
上の問題があり、さらにキャビネットの前方からみると
レールがむき出しで見えたりして見栄えの観点でも必ず
しも好ましくなかった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決するこ
とを目的とするものであり、次の点を課題とする。 (1)キャビネットの引き戸をスムースに開閉可能と
し、しかも清掃を常にしなくてもスムースな開閉が維持
できる。 (2)キャビネットをその前方から見てもレール等が見
えず、見栄えをよくするという観点でもすぐれた引き戸
の開閉構造とする。 (3)引き戸の開閉構造を簡単な構成として、組み立て
を簡単にするとともに、通常のキャビネット構造にも適
用可能とする。 (4)引き戸を支持するのに十分な強度を有する構造と
する。 (5)もたれバー、タオル掛けをはじめとして、夫々独
自の機能を有する機能部品(必要に応じて取り付けてそ
の機能を利用する部品であって、「オプション部品」又
は「付属部品」とも言う。)を簡単に着脱自在に取付け
て利用できる構造とする。
とを目的とするものであり、次の点を課題とする。 (1)キャビネットの引き戸をスムースに開閉可能と
し、しかも清掃を常にしなくてもスムースな開閉が維持
できる。 (2)キャビネットをその前方から見てもレール等が見
えず、見栄えをよくするという観点でもすぐれた引き戸
の開閉構造とする。 (3)引き戸の開閉構造を簡単な構成として、組み立て
を簡単にするとともに、通常のキャビネット構造にも適
用可能とする。 (4)引き戸を支持するのに十分な強度を有する構造と
する。 (5)もたれバー、タオル掛けをはじめとして、夫々独
自の機能を有する機能部品(必要に応じて取り付けてそ
の機能を利用する部品であって、「オプション部品」又
は「付属部品」とも言う。)を簡単に着脱自在に取付け
て利用できる構造とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、前面に引き戸を備え、この引き戸の上方に
幕板を備えたキャビネットにおいて、前記幕板の下部に
前記引き戸の障子部をスライドさせるレール部を一体又
は一体的に形成したことを特徴とするキャビネットを提
供する。
するために、前面に引き戸を備え、この引き戸の上方に
幕板を備えたキャビネットにおいて、前記幕板の下部に
前記引き戸の障子部をスライドさせるレール部を一体又
は一体的に形成したことを特徴とするキャビネットを提
供する。
【0006】前記レール部のレールが前方より見えない
ように形成されている。
ように形成されている。
【0007】前記幕板に他の機能を有する機能部品の取
付部が形成される構成としてもよい。
付部が形成される構成としてもよい。
【0008】前記機能部品は取り付け、取り外し自在で
ある構成としてもよい。
ある構成としてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係るキャビネットの実施
の形態を実施例に基づいて図面を参照して以下説明す
る。
の形態を実施例に基づいて図面を参照して以下説明す
る。
【0010】(実施例1)図1は本発明に係るキャビネ
ットの実施例1であるシステムキッチンの全体構成を示
す斜視図である。図2は、図1のキャビネットの要部を
説明する図である。
ットの実施例1であるシステムキッチンの全体構成を示
す斜視図である。図2は、図1のキャビネットの要部を
説明する図である。
【0011】図1に示すシステムキッチンにおけるシン
クキャビネット(以下、単に「キャビネット」とい
う。)1では、天板2のシンク3の下方に引き戸5で開
閉可能な収納部4(図2参照)が設けられている。この
引き戸5は、左右2枚の障子部6から構成されている。
障子部6は、その上部が幕板7にスライド可能に案内さ
れるように吊持されている。
クキャビネット(以下、単に「キャビネット」とい
う。)1では、天板2のシンク3の下方に引き戸5で開
閉可能な収納部4(図2参照)が設けられている。この
引き戸5は、左右2枚の障子部6から構成されている。
障子部6は、その上部が幕板7にスライド可能に案内さ
れるように吊持されている。
【0012】この具体的な構成を図2(a)〜(c)で
説明する。幕板7は、幕板本体8と、この幕板本体8の
前面にボルト9で一体的に取り付けられた吊持部材10
とから構成されている。幕板本体8は、図2(c)に示
すように、キャビネット1の両側板11の前縁上部の間
に固定されている。そして、幕板本体8は、その上部前
面が天板2の前垂れ部12の背面に当接するように配置
されている。
説明する。幕板7は、幕板本体8と、この幕板本体8の
前面にボルト9で一体的に取り付けられた吊持部材10
とから構成されている。幕板本体8は、図2(c)に示
すように、キャビネット1の両側板11の前縁上部の間
に固定されている。そして、幕板本体8は、その上部前
面が天板2の前垂れ部12の背面に当接するように配置
されている。
【0013】吊持部材10は、アルミ等の金属材、又は
樹脂材から長尺状の部材として製造されており、図2
(a)にその断面を示すように、下部のレール部13
と、上部のH型の取付部14とが一体に形成され、十分
な強度を有して構成される。吊持部材10の厚み寸法
は、天板2の前垂れ部12の厚み寸法とほぼ同じ又は若
干小さくして、吊持部材10が前垂れ部12より前方に
突出しないようにする。
樹脂材から長尺状の部材として製造されており、図2
(a)にその断面を示すように、下部のレール部13
と、上部のH型の取付部14とが一体に形成され、十分
な強度を有して構成される。吊持部材10の厚み寸法
は、天板2の前垂れ部12の厚み寸法とほぼ同じ又は若
干小さくして、吊持部材10が前垂れ部12より前方に
突出しないようにする。
【0014】下部のレール部13は、図2(b)にその
断面拡大図を示すように、互いに平行な2本の溝15が
形成されており、夫々の溝15は、その下部開口16に
沿って開口16の両側縁が内側に若干張り出しており、
一対のレール17を形成している。
断面拡大図を示すように、互いに平行な2本の溝15が
形成されており、夫々の溝15は、その下部開口16に
沿って開口16の両側縁が内側に若干張り出しており、
一対のレール17を形成している。
【0015】レール部13の夫々の溝15内には、支持
部材18に回転可能に取り付けられた一対のローラ19
が一対のレール17上を転動して走行するように配設さ
れている。支持部材18は、図2(b)に示すように、
断面T型であり、吊持部材10に沿って長手方向に伸び
た板状の構成としてもよいし、棒状の構成としてもよい
が、いずれにしろ、溝15の開口16から下方に伸び出
し、その下端に引き戸5の障子部が取り付けられてい
る。
部材18に回転可能に取り付けられた一対のローラ19
が一対のレール17上を転動して走行するように配設さ
れている。支持部材18は、図2(b)に示すように、
断面T型であり、吊持部材10に沿って長手方向に伸び
た板状の構成としてもよいし、棒状の構成としてもよい
が、いずれにしろ、溝15の開口16から下方に伸び出
し、その下端に引き戸5の障子部が取り付けられてい
る。
【0016】このような構成により、引き戸5の障子部
6は、支持部材18を介して取り付けられたローラ19
がレール17上を転動して走行することで、左右水平方
向にスライドし、引き戸5が開閉可能である。
6は、支持部材18を介して取り付けられたローラ19
がレール17上を転動して走行することで、左右水平方
向にスライドし、引き戸5が開閉可能である。
【0017】以上の説明では、引き戸5の障子部6を吊
持して案内するレール17、要するに引き戸5の上レー
ルについて説明したが、このようなレール17に加え
て、障子部6の底部を下から支持して案内する下レール
を設けても良いし、或いは、特に設けない構成とするこ
とも考えられる。
持して案内するレール17、要するに引き戸5の上レー
ルについて説明したが、このようなレール17に加え
て、障子部6の底部を下から支持して案内する下レール
を設けても良いし、或いは、特に設けない構成とするこ
とも考えられる。
【0018】即ち、この実施例1において、図2(b)
に示すように、一対のレール17の開口に面する側面2
0で、支持部材18が前後方向(図2(b)中の左右方
向)に揺れないように規制する構成とすれば、障子部6
は下レールで案内する構成としなくても前後方向に揺れ
ることなく、滑らかに開閉することができる。
に示すように、一対のレール17の開口に面する側面2
0で、支持部材18が前後方向(図2(b)中の左右方
向)に揺れないように規制する構成とすれば、障子部6
は下レールで案内する構成としなくても前後方向に揺れ
ることなく、滑らかに開閉することができる。
【0019】本発明は、一対のレール17及びそのレー
ル17を転動するローラ19が吊持部材10のレール部
13の内部にあり、キャビネット1の前方に露出して見
えないので見栄えがよく、デザイン的にもすぐれてい
る。
ル17を転動するローラ19が吊持部材10のレール部
13の内部にあり、キャビネット1の前方に露出して見
えないので見栄えがよく、デザイン的にもすぐれてい
る。
【0020】(実施例2)図3は本発明に係るキャビネ
ットの実施例2であるシステムキッチンの全体構成を示
す斜視図である。図4(a)は、図3のキャビネット1
のA−A断面図である。この実施例2は、実施例1とほ
ぼ同じであるが、幕板7に一体的に取り付けた吊持部材
10の取付部14にもたれバー21を着脱自在に取り付
けた構成をその特徴とする。
ットの実施例2であるシステムキッチンの全体構成を示
す斜視図である。図4(a)は、図3のキャビネット1
のA−A断面図である。この実施例2は、実施例1とほ
ぼ同じであるが、幕板7に一体的に取り付けた吊持部材
10の取付部14にもたれバー21を着脱自在に取り付
けた構成をその特徴とする。
【0021】もたれバー21の内側には取付用ブラケッ
ト22が固定されている。この取付用ブラケット22に
はフック部23と当接部24が一体に形成されている。
吊持部材10の取付部14に、もたれバー21を固定す
る場合には、断面H型の取付部14に、図4(a)に示
すように取付用ブラケット22のフック部23を引っ掛
けるとともに、当接部24を取付部14の前面に当接し
て、固定具25で挟持してネジ26で締め付けることに
より固定することができる。
ト22が固定されている。この取付用ブラケット22に
はフック部23と当接部24が一体に形成されている。
吊持部材10の取付部14に、もたれバー21を固定す
る場合には、断面H型の取付部14に、図4(a)に示
すように取付用ブラケット22のフック部23を引っ掛
けるとともに、当接部24を取付部14の前面に当接し
て、固定具25で挟持してネジ26で締め付けることに
より固定することができる。
【0022】(実施例3)図4(b)は、本発明に係る
キャビネットの実施例3を示す要部の断面図である。こ
の実施例3は、幕板7に一体的に取り付けた吊持部材1
0の取付部14にタオル掛け27を着脱自在に取り付け
た構成をその特徴とする。タオル掛け27の内側にはフ
ック28が固定されている。タオル掛け27を吊持部材
10の取付部14に取り付ける場合には、断面H型の取
付部14に図4(b)に示すようにフック28を引っ掛
ければよい。
キャビネットの実施例3を示す要部の断面図である。こ
の実施例3は、幕板7に一体的に取り付けた吊持部材1
0の取付部14にタオル掛け27を着脱自在に取り付け
た構成をその特徴とする。タオル掛け27の内側にはフ
ック28が固定されている。タオル掛け27を吊持部材
10の取付部14に取り付ける場合には、断面H型の取
付部14に図4(b)に示すようにフック28を引っ掛
ければよい。
【0023】実施例2、3から明らかなように、本発明
は、もたれバー21やタオル掛け27等、夫々独自の機
能を有する機能部品(必要に応じて取り付けその機能を
利用する部品であって、「オプション部品」又は「付属
部品」とも言う。)を吊持部材10の取付部14に着脱
自在に簡単に装着できる構成を特徴としている。
は、もたれバー21やタオル掛け27等、夫々独自の機
能を有する機能部品(必要に応じて取り付けその機能を
利用する部品であって、「オプション部品」又は「付属
部品」とも言う。)を吊持部材10の取付部14に着脱
自在に簡単に装着できる構成を特徴としている。
【0024】機能部品としては、もたれバー21やタオ
ル掛け27以外にも、システムキッチンの各種機器(水
栓、換気扇等)を操作する手元操作スイッチ等、いろい
ろなオプションがあることは言うまでもない。
ル掛け27以外にも、システムキッチンの各種機器(水
栓、換気扇等)を操作する手元操作スイッチ等、いろい
ろなオプションがあることは言うまでもない。
【0025】(実施例4)図5は本発明に係るキャビネ
ットの実施例4を説明する図である。図5(a)は、幕
板7及びその下方に設けた引き戸5を示す要部斜視図で
あり、図5(b)は図5(a)のA−A断面図であり、
図5(c)は図5(b)の要部Bの拡大図ある。
ットの実施例4を説明する図である。図5(a)は、幕
板7及びその下方に設けた引き戸5を示す要部斜視図で
あり、図5(b)は図5(a)のA−A断面図であり、
図5(c)は図5(b)の要部Bの拡大図ある。
【0026】この実施例4は、幕板本体29の下部に、
実施例1同様のレール17を有するレール部30が一体
に形成された構成を特徴とする。このレール部30は、
2枚の障子部6の厚さだけ、幕板本体29の前面から前
方に張り出すように厚み方向の寸法が若干大きく形成さ
れている。
実施例1同様のレール17を有するレール部30が一体
に形成された構成を特徴とする。このレール部30は、
2枚の障子部6の厚さだけ、幕板本体29の前面から前
方に張り出すように厚み方向の寸法が若干大きく形成さ
れている。
【0027】レール部30に障子部6を支持部材18及
びローラ19で走行しスライド可能に支持する構成は実
施例1と同じである。この実施例4では、実施例1〜3
のように、幕板本体に別途、吊持部材10を取り付ける
ことがないから、構造がさらに簡単となる。
びローラ19で走行しスライド可能に支持する構成は実
施例1と同じである。この実施例4では、実施例1〜3
のように、幕板本体に別途、吊持部材10を取り付ける
ことがないから、構造がさらに簡単となる。
【0028】この実施例4に係る幕板本体29は、金属
材又は樹脂材で一体に製造されるが、金属材としては、
例えば、アルミ材料で製造すると軽量、且つ強度を有す
るものが得られる。もたれバー31(図5(a)中の想
像線で示す。)を幕板本体29に取り付けてもよい。な
お、32は障子部6に付設された取っ手である。
材又は樹脂材で一体に製造されるが、金属材としては、
例えば、アルミ材料で製造すると軽量、且つ強度を有す
るものが得られる。もたれバー31(図5(a)中の想
像線で示す。)を幕板本体29に取り付けてもよい。な
お、32は障子部6に付設された取っ手である。
【0029】以上、本発明に係るキャビネットの実施の
形態を実施例に基づいて説明したが、本発明は特にこの
ような実施例に限定されることなく、特許請求の範囲記
載の技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があること
はいうまでもない。
形態を実施例に基づいて説明したが、本発明は特にこの
ような実施例に限定されることなく、特許請求の範囲記
載の技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があること
はいうまでもない。
【0030】
【発明の効果】本発明に係るキャビネットは以上のよう
な構成であるから、次のような効果が生じる。 (1)キャビネットの引き戸をスムースに開閉可能と
し、しかも清掃を常にしなくてもスムースな開閉を維持
できる。 (2)キャビネットの前方から見てもレール等が見え
ず、デザイン的にも見栄えをよくすることのできる引き
戸の開閉構造を実現できる。 (3)引き戸の開閉構造が簡単であるから、組み立てが
容易であり、しかも一般的な構造のキャビネットにも適
用することができる。 (4)吊持部材を十分な強度を有する構造とすれば、引
き戸を吊持しても歪んだりすることがなく、強度及び耐
久性にすぐれた引き戸の開閉構造が得られる。 (5)吊持部材の取付部を断面H型としたので、もたれ
バー、タオル掛けをはじめとしていろいろな機能部品を
簡単に着脱して利用することができる。
な構成であるから、次のような効果が生じる。 (1)キャビネットの引き戸をスムースに開閉可能と
し、しかも清掃を常にしなくてもスムースな開閉を維持
できる。 (2)キャビネットの前方から見てもレール等が見え
ず、デザイン的にも見栄えをよくすることのできる引き
戸の開閉構造を実現できる。 (3)引き戸の開閉構造が簡単であるから、組み立てが
容易であり、しかも一般的な構造のキャビネットにも適
用することができる。 (4)吊持部材を十分な強度を有する構造とすれば、引
き戸を吊持しても歪んだりすることがなく、強度及び耐
久性にすぐれた引き戸の開閉構造が得られる。 (5)吊持部材の取付部を断面H型としたので、もたれ
バー、タオル掛けをはじめとしていろいろな機能部品を
簡単に着脱して利用することができる。
【図1】本発明に係るキャビネット実施例1の全体構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】図1における実施例1の要部を説明する図であ
り、図2(a)は図2のA−A断面図であり、図2
(b)は図2(b)の要部Bの拡大図であり、図2
(c)は図1の要部の斜視図である。
り、図2(a)は図2のA−A断面図であり、図2
(b)は図2(b)の要部Bの拡大図であり、図2
(c)は図1の要部の斜視図である。
【図3】本発明に係るもたれバー付きキッチンの実施例
2の全体構成を示す図である。
2の全体構成を示す図である。
【図4】図4(a)は図3における実施例2の要部断面
を示す図であり、図4(b)は実施例3を説明する図で
ある。
を示す図であり、図4(b)は実施例3を説明する図で
ある。
【図5】本発明に係るキャビネットの実施例4を説明す
る図である。
る図である。
1 キャビネット
2 天板
3 シンク
5 引き戸
6 障子部
7 幕板
8、29 幕板本体
10 吊持部材
13、30 レール部
14 取付部
15 溝
16 溝の下部開口
17 レール
18 支持部材
19 ローラ
21、31 もたれバー
27 タオル掛け
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 森 啓
兵庫県神戸市中央区江戸町93番地株式会社
ノーリツ内
(72)発明者 中村 伸也
兵庫県神戸市中央区江戸町93番地株式会社
ノーリツ内
Fターム(参考) 3B060 CA08
Claims (4)
- 【請求項1】 前面に引き戸を備え、この引き戸の上
方に幕板を備えたキャビネットにおいて、 前記幕板の下部に前記引き戸の障子部をスライドさせる
レール部を一体又は一体的に形成したことを特徴とする
キャビネット。 - 【請求項2】 前記レール部のレールが前方より見え
ないように形成されていることを特徴とする請求項1記
載のキャビネット。 - 【請求項3】 前記幕板に他の機能を有する機能部品
の取付部が形成されていることを特徴とする請求項1又
は2記載のキャビネット。 - 【請求項4】 前記機能部品は取り付け、取り外し自
在であることを特徴とする請求項1、2又は3記載のキ
ャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001204806A JP2003019043A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001204806A JP2003019043A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | キャビネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003019043A true JP2003019043A (ja) | 2003-01-21 |
Family
ID=19041219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001204806A Pending JP2003019043A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | キャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003019043A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007151973A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Sun Wave Ind Co Ltd | 保持具を備えるカウンタ |
JP2007167182A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Sun Wave Ind Co Ltd | 物品の保持具 |
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JPH1189651A (ja) * | 1997-09-24 | 1999-04-06 | Misawa Homes Co Ltd | 流し台 |
JPH11127990A (ja) * | 1997-10-30 | 1999-05-18 | Matsushita Electric Works Ltd | 椅子付きキャビネット |
-
2001
- 2001-07-05 JP JP2001204806A patent/JP2003019043A/ja active Pending
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