JPH0646357Y2 - 収納ボックスへのトレイの取り付け構造 - Google Patents

収納ボックスへのトレイの取り付け構造

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JPH0646357Y2
JPH0646357Y2 JP6062389U JP6062389U JPH0646357Y2 JP H0646357 Y2 JPH0646357 Y2 JP H0646357Y2 JP 6062389 U JP6062389 U JP 6062389U JP 6062389 U JP6062389 U JP 6062389U JP H0646357 Y2 JPH0646357 Y2 JP H0646357Y2
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JP
Japan
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storage box
tray
view
locking
piece
Prior art date
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JP6062389U
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English (en)
Other versions
JPH02149530U (ja
Inventor
武久 和田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、収納ボックス内で発生した水を受けるための
構造に関する。
[従来の技術] 従来から収納ボックス内に収納した収納物から水が発生
した場合、この水を受けるためにトレイを収納ボックス
の下板の上に載置していた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、収納ボックスの側板に沿って流下する水はト
レイの側片と収納ボックスの側板との間の隙間を通って
収納ボックスの下板側に流れ、下板を腐食させたりする
という問題があった。
本考案は上記の従来の問題点に鑑みて考案したものであ
って、その目的とするところは、収納ボックス内で発生
した水が収納ボックスの側板を伝って流下しても確実に
トレイに受けることができる収納ボックスへのトレイの
取り付け構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の収納ボックスへのトレイの取り付け構造は、ト
レイ26の両側片26aに弾性を付与するとともに上にいく
ほど外側に位置するように傾斜させ、このトレイ26を収
納ボックス12の内部の下板16上に載置するとともにトレ
イ26の両側片26aを収納ボックス12の側板13、14内面に
弾接して成るものであって、このような構成を採用する
ことで、上記した従来例の問題点を解決したものであ
る。
[作用] しかして、上にいくほど外側に位置するように傾斜した
弾性を有する側片26aを収納ボックス12の側板13、14内
面に弾接することで、側板13、14内面を伝って流れ落ち
る水をトレイ26内に受けることができるようになったも
のである。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
添付図面に示す実施例では引き出し装置として台所の流
し台10の側端部の上面に配置される収納用の引き出し装
置を構成する収納ボックス12内にトレイ26を配置した実
施例が示してある。この実施例にあっては、流し台10の
側端部の上面の前部側に食器乾燥機11が配置してあり、
この食器乾燥機11の奥側の側部に引き出し装置が取り付
けられるものである。引き出し装置は収納ボックス12と
収納ボックス12内に収納されて収納ボックス12から引き
出し自在となった引き出し体4とにより構成してある。
収納ボックス12は第6図、第7図、第8図に示すように
対向する側板13、14と上下板15、16と背板17とを枠組み
して構成してあり、一方の側板13は他方の側板14よりも
上下長さが長くなっていて上下板15、16よりも上方及び
下方に突出して固定片18となっている。そして、この上
下に長い方の側板13を食器乾燥機11の奥側の側板19の面
接し、この状態で固定片18をねじ具により食器乾燥機11
の側板19に固着するようになっている。収納ボックス12
内には引き出し体4が引き出し自在に収納されるが、こ
の引き出し体4は第5図に示すように前板21と後板22と
の上部間に一対の側部枠7と上底板24とで構成した上方
及び後方が開口した上枠部29を架設してある。また、前
後板21、22との間には棒材25が架設してある。そして、
棒材25を利用して種々の小物を収納するためのケース50
が着脱自在に取り付けてある。収納ボックス12内の上板
15の下面には第10図に示すように中央支持部材27を垂設
してあり、中央支持部材27の両側にそれぞれ固定レール
1が固着してある。この固定レール1には中間摺動レー
ル2が摺動自在に取り付けてあり、中間摺動レール2に
可動レール3が摺動自在に取り付けてある。つまり、中
間摺動レール2は固定レール1に対して摺動して固定レ
ール1から前方に突出できるようになっており、また、
可動レール3は中間摺動レール2に対して摺動して中間
摺動レール2から前方に突出できるようになっている。
引き出し体4の上枠部29の両側部枠7の内面には断面L
状の載置金具5が側部枠7の長手方向にわたり取着して
あり、載置金具5には係止部6が軸30により回動自在に
取り付けてあり、係止部6は軸30を中心にして回動する
ことで係止部6の先端の係止爪31が上下するようになっ
ている。係止部6の先端の係止爪31は載置金具5に設け
た孔32に挿入してある。そして、載置金具5を可動レー
ル3の手前側に載置した状態で引き出し体4を押し込む
と可動レール3上を載置金具5が摺動しながら移動し、
孔32から飛び出した係止爪31が可動レール3上面を摺動
しながら可動レール3の上面部に設けた係止孔28に至る
と係止爪31が係止孔28に挿入して係止される。したがっ
て、この係止部6の係止爪31が係止孔28に挿入係止した
状態では引き出し体4を前後に動かしても引き出し体4
が可動レール3に吊り下げられた状態で可動レール3か
ら外れることがないようになっている。一方、可動レー
ル3から引き出し体4を取り外す場合には係止部6の係
止爪31を上方に引き上げて係止孔28との係止を解除した
状態で引き出し体4を手前に引き出せば簡単に取り外す
ことができる。この場合、例えば、第13図に示すように
上枠部29の側部枠7に係止部6に対応した位置に孔9を
設けておく、一方、係止部6には第10図に示すように操
作片33を設けておき、そして、引き出し体4を引き出し
た状態で側部枠7の側方から孔9にドライバー等の操作
治具を差し込んで操作片33を操作することで係止部6を
回動して係止部6の先端の係止爪31を上方に移動させる
ようになっている。この場合、第13図に示すように係止
部6にピン34を突設し、側部枠7に設けた長孔35からピ
ン34を突出させ、このピン34を長孔35に沿って操作する
ことで係止部6の先端の係止爪31を係止孔28から上方に
抜き取るようにしてもよい。このように、係止部6を上
に移動させることで係止孔28から簡単に係止を解除でき
るので、引き出し体4を上に持ち上げたり、側方に移動
させたりする必要がなく、狭い場所でも簡単に引き出し
体4が取り外せることになる。
収納ボックス12内の下板16の上にはトレイ26が載置して
ある。このトレイ26の両側片26aは弾性を有しており、
また、第4図に示すように両側片26aの上部上にいくほ
ど外側に位置するように傾斜させてある。トレイ26の後
端及び前端にはそれぞれ垂下片26b、26cが設けてある。
そして、このトレイ26を第3図に示すように収納ボック
ス12の前開口から収納ボックス12内に差し入れ、傾斜し
た突出片26cを収納ボックス12の両側板13、14の内面に
弾接させる。一方、後の垂下片26bは収納ボックス12の
上に載置してあり、前の垂下片26cは収納ボックス12の
前開口の下縁材の前方に被覆してある。このため、トレ
イ26の底片26dは前方ほど下方となるように下り傾斜し
た状態となっている。そして、この垂下片26cの先端は
流し台10の上面部のカウンター10aに近接させてあり、
トレイ26に流れた水は底片26dを流れて垂下片26cからカ
ウンター10a側に排水するようになっている。
しかして、引き出し体4を手前に引き出すと、可動レー
ル3に載置して吊り下げられ且つ係止部6が係止孔28に
上方から挿入係止してあるので、引き出し体4と共に可
動レール3が中間摺動レール2に対して前方に引き出さ
れるとともに中間摺動レール2が固定レール1に対して
前方に引き出され、この2段引き出し機構により引き出
し体4の前方への引き出し長さを長く取ることができる
ようになっているものである。そして、添付図面の実施
例においては、この引き出し体4を備えた引き出し装置
は食器乾燥機11の奥側の側部に取り付けてあるため食器
乾燥機11や流し台10回りで使用する洗剤、石鹸、タワ
シ、ブラシ等の各種小物を収納し、食器乾燥機11におけ
る食器洗い作業や流し台での作業が円滑に行えるように
なっている。ところで、収納ボックス12内において、収
納物であるタワシ、ブラシ、あるいは洗剤の容器等から
水が落下するが、この水は収納ボックス12内の下板16の
上に載置されたトレイ26により受けられる。また、上記
収納ボックス12内で発生した水が収納ボックス12の側板
13、14の内面に沿って流れる場合は、側板13、14から側
板13、14に弾接したトレイ26の両側片26aの先端に伝い
流れてトレイ26に流れる。トレイ26に流れた水は底片26
dを流れてカウンター10a側に排水される。そして、トレ
イ26の掃除等に当たっては、トレイ26を収納ボックス12
の前開口から前方に引き出して掃除をするものである。
なお、上記実施例ではトレイ26として第4図に示すよう
な構成のものを用いたが、前縁、後縁に側片26aと連続
する立ち上がり片を有するもの、あるいは後縁にのみ側
片26aと連続する立ち上がり片を有するものであっても
よい。なお、第4図に示すようなものの場合、トレイ26
を形成するのにシートを折り曲げて加工でき、インジェ
クションのような金型費用が節減できるものである。
なお、上記実施例では食器乾燥機11に引き出し装置を付
設した実施例を示したが、必ずしもこの実施例にのみ限
定されるものではなく、本考案は他の種々の収納ボック
ス12内にトレイ26を配置するものに使用できるものであ
る。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のようにトレイの両側片に弾性
を付与するとともに上にいくほど外側に位置するように
傾斜させ、このトレイを収納ボックスの内部の下板上に
載置するとともにトレイの両側片を収納ボックスの側板
内面に弾接したので、側板内面を伝って流れ落ちる水を
トレイ内に受けることができるものであり、この結果、
収納ボックスの下板側を水で腐食させたりするおそれが
ないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の全体斜視図、第2図は同上の引き出し
装置を食器乾燥機に付設した状態の斜視図、第3図
(a)(b)は収納ボックスの斜視図及び収納ボックス
にトレイを入れている状態の要部斜視図、第4図(a)
(b)(c)は同上に用いるトレイの平面図、側面図及
び正面図、第5図は同上の引き出し体の背方からの斜視
図、第6図は同上の引き出し装置の平面断面図、第7図
は同上の引き出し装置の側面断面図、第8図は同上の正
面断面図、第9図は同上の要部拡大断面図、第10図は同
上の載置金具の側面図、第11図(a)(b)は同上の固
定レール、中間摺動レール、可動レールの閉状態の平面
図及び引き出し状態の側面図、第12図は引き出し体を引
き出した状態の側面図、第13図は同上の引き出し体を引
き出した状態の他の実施例の側面図であって、12は収納
ボックス、13は側板、14は側板、26はトレイ、26aは側
片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレイの両側片に弾性を付与するとともに
    上にいくほど外側に位置するように傾斜させ、このトレ
    イを収納ボックスの内部の下板上に載置するとともにト
    レイの両側片を収納ボックスの側板内面に弾接して成る
    収納ボックスへのトレイの取り付け構造。
JP6062389U 1989-05-25 1989-05-25 収納ボックスへのトレイの取り付け構造 Expired - Lifetime JPH0646357Y2 (ja)

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JP6062389U JPH0646357Y2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 収納ボックスへのトレイの取り付け構造

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JPH02149530U JPH02149530U (ja) 1990-12-20
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