JP3501092B2 - 流し台シンク装置 - Google Patents

流し台シンク装置

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JP3501092B2
JP3501092B2 JP2000112852A JP2000112852A JP3501092B2 JP 3501092 B2 JP3501092 B2 JP 3501092B2 JP 2000112852 A JP2000112852 A JP 2000112852A JP 2000112852 A JP2000112852 A JP 2000112852A JP 3501092 B2 JP3501092 B2 JP 3501092B2
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rail
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晃 清田
弘文 益子
努 水口
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンクの前後開口
縁間に調理プレート、水切りプレート等のプレートが左
右方向スライド自在に載置される流し台シンク装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図19に示す如く、シンク1
の前後開口縁間に調理プレート、水切りプレート等のプ
レートPが左右方向スライド自在に載置される流し台シ
ンク装置は知られている。該流し台シンク装置において
は、シンク1が平面視横長の長方形状でステンレスにて
一体成形され、該シンク1の相対向する前後の開口縁に
はこれに沿った凹段状のレール部4が形成されている。
そして、プレートPの前後両端縁部がレール部4に摺動
自在に係合されることで、同プレートPは左右方向にス
ライドされるよう架設されており、又、シンク1の底部
後側中程には排水口3が形成されている。
【0003】したがって、該流し台シンク装置において
は、プレートPが表面の平坦な調理プレートである場
合、該プレートP上で食材を切ったり食器に同食材を盛
り付けたりする等の調理を行うことができる。又、プレ
ートPが多数の水切り孔を有する水切りプレートである
場合、該プレートP上に水洗いされた食材や食器等を水
切り状態にして仮置きすることができる。しかも、プレ
ートPを左右方向にスライド移動させてその位置を変更
することができ、シンク1上のスペースを有効に活用す
ることができる。
【0004】ところで、最近、図20に示す如く、シン
ク1の後壁中程に後側へ凹んで前方及び上方へ開口した
凹所2を形成し、該凹所2の底部に排水口3を設けた流
し台シンク装置が多用されるようになってきた。該流し
台シンク装置においては、排水口3がシンク1の底部か
ら後側へ退避されることになるので、該シンク1内で洗
い物作業を行う際に同排水口3は塞がれ難く、同シンク
1内が広く使用されて作業し易い。又、その際、排水口
3が塞がれ難いので、排水もスムーズに行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
20に示した従来例にあっては、シンク1の前後開口縁
にレール部4が配設され、該前後の両レール部4間には
プレートPが左右方向スライド自在に載置されてはいる
ものの、上記19に示した従来例のようには、プレート
Pをスライド移動させることができない。すなわち、図
20に示した従来例にあっては、シンク1後側のレール
部4が凹所2の部分で中断されてしまうので、プレート
Pをスムーズにはスライド移動させることができなくな
るという問題を生じていた。
【0006】この場合、プレートPをスムーズにスライ
ド移動させることができないということで、実際には、
同プレートPをシンク1から一旦取り外して、反対側へ
載置し直すことが多々あった。又、プレートPをシンク
1の中程に架設する場合、該シンク1の後側中程でレー
ル部4が中断されているので、同プレートPは確実に支
持されなくなるという問題も生じていた。
【0007】本発明は、上記従来の技術における問題を
悉く解決するために発明されたもので、その課題は、排
水口が後側へ退避されて塞がれ難いものでありながら、
プレートはスムーズにスライド移動され、同プレートを
シンクの中程にも確実に架設して使用することができる
流し台シンク装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
流し台シンク装置は、シンクの後壁中程に後側へ凹んで
前方及び上方へ開口した凹所を形成し、該凹所の底部に
排水口を設け、同シンクの前後開口縁にレール部を配設
し、該前後の両レール部間にはプレートが左右方向スラ
イド自在に載置されるものであって、凹所の前側両上端
間にレール部材を架設し、該レール部材を介してシンク
後側のレール部を直線状に連続させてなり、凹所内にカ
ゴ状部材を出し入れ自在に収容し、該カゴ状部材をレー
ル部材に係合保持させた
【0009】したがって、この場合、シンクの後壁中程
に後側へ凹んで前方及び上方へ開口した凹所が形成さ
れ、該凹所の底部に排水口が設けられているため、該排
水口は同シンクの底部から後側へ突出した部位に退避さ
れることになる。それ故、シンク内で洗い物作業を行っ
ている際に、排水口は塞がれ難くスムーズに排水が行わ
れ、同シンク内を広く使用することができて作業もし易
くなる。
【0010】 しかも、シンクの前後開口縁にレール部
が配設され、該前後の両レール部間にはプレートが左右
方向スライド自在に載置されるものであり、この場合
に、前記凹所の前側両上端間にレール部材が架設され、
該レール部材を介して同シンク後側のレール部は直線状
に連続される。そのため、シンク後側のレール部は前記
凹所の部位でも中断することなくレール部材を介して直
線状に連続し、プレートの後端縁部が同レール部に支障
なくスライド自在に係合支持され、同プレートはスムー
ズにスライド移動され、該プレートを同シンクの中程に
も確実に架設して使用することができる。更に、凹所内
にカゴ状部材が出し入れ自在に収容されるため、該カゴ
状部材に洗剤やまな板等の台所用品を納め保持させて、
同凹所内を収納スペースとして便利に活用することがで
きる。しかも、凹所内に収容されたカゴ状部材はレール
部材に係合保持されるため、該カゴ状部材は外れないよ
う確実に取り付けられる。又、カゴ状部材を不用時に凹
所から取り外して、該凹所の底部に設けられる排水口の
清掃作業を行うこともできる。
【0011】本発明の請求項2記載の流し台シンク装置
は、上記請求項1記載の流し台シンク装置において、シ
ンクの開口縁に設けられるレール部を凹段状に形成し、
該凹段状のレール部と連続する凹段部をレール部材に形
成したことを特徴とする。
【0012】したがって、この場合は特に、シンクの開
口縁に形成された凹段状のレール部がレール部材に形成
された凹段部を介して直線状に連続されるため、プレー
トの後端縁部は同様の凹段形状を有する同レール部及び
レール部材によって確実且つスムーズに係合支持され
る。
【0013】本発明の請求項3記載の流し台シンク装置
は、上記請求項1又は2記載の流し台シンク装置におい
て、レール部材を着脱自在に架設したことを特徴とす
る。
【0014】したがって、この場合は特に、レール部材
が着脱自在に架設されるため、該レール部材を取り外
し、同レール部材が邪魔にならないようにして、凹所内
のスペースを利用したり、該凹所の底部に設けられる排
水口の清掃作業を行ったりすることができ、又、必要に
応じて同レール部材を取り付けた使用状態とすることが
できる。
【0015】本発明の請求項4記載の流し台シンク装置
は、上記請求項3記載の流し台シンク装置において、レ
ール部材の両端に穴状部を形成し、該穴状部を凹所の前
側両上端に突設したピン状部に嵌合させて、同レール部
材を着脱自在に架設したことを特徴とする。
【0016】したがって、この場合は特に、レール部材
の両端に形成された穴状部が凹所の前側両上端に突設さ
れたピン状部に嵌合されることで、同レール部材は着脱
自在に架設されるため、該レール部材を位置決めして簡
単に且つ着脱自在であっても確実に取り付け架設するこ
とができる。又、シンク側に形成されるのがピン状部で
突設されるものであるため、この部分にはゴミや汚水が
溜まり難く清掃性にも支障を来さない。
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜18は、本発明の請求項1
全てに対応する一実施形態を示し、該実施形態の流
し台シンク装置は、シンク1の後壁中程に後側へ凹んで
前方及び上方へ開口した凹所2を形成し、該凹所2の底
部に排水口3を設け、同シンク1の前後開口縁にレール
部4を配設し、該前後の両レール部4間にはプレートP
が左右方向スライド自在に載置されるものである。該流
し台シンク装置において、図1に示す如く、凹所2の前
側両上端間にレール部材5を架設して、該レール部材5
を介しシンク1後側のレール部4を直線状に連続させて
いる。
【0020】又、該実施形態の流し台シンクにおいて
は、シンク1の開口縁に設けられるレール部4を凹段状
に形成し、該凹段状のレール部4と連続する凹段部6を
レール部材5に形成して、該レール部材5を着脱自在に
架設している。この場合、図6に示す如く、レール部材
5の両端に穴状部7を形成し、該穴状部7を凹所2の前
側両上端に突設したピン状部8に嵌合させて、同レール
部材5を着脱自在に架設している。更に、図16に示す
如く、前記凹所2内にカゴ状部材9を出し入れ自在に収
容することもでき、その際には、同カゴ状部材9が前記
レール部材5に係合保持される。
【0021】又、実施形態の流し台シンクにおいては、
図1〜4に示す如く、シンク1が平面視横長の略長方形
状でステンレスにて一体成形され、該シンク1の相対向
する前後の開口縁にはこれに沿ったレール部4が形成さ
れている。そして、プレートP1及びプレートP2の前
後両端縁部分がレール部4の底面上に摺動自在に当接支
持されることで、両プレートP1、P2は左右方向にス
ライドされるよう架設されている。又、プレートP1は
その表面が平坦な調理プレートであり、プレートP2は
多数の水切り孔(図示せず)が穿設された水切りプレー
トである。
【0022】又、シンク1の後壁中程に形成される前記
凹所2の両側にはシンク1の外縁上端よりも一段低くな
った平坦状段部10が配設形成されており、両平坦状段部
10上には洗剤や洗浄用具等の台所用小物が載置される。
又、両平坦状段部10には貫通孔11が形成されており、該
貫通孔11には水栓カランやその操作具等(図示せず)が
取り付けられる。ここで、凹所2の部分でシンク1後側
のレール部4は中断されるが、該レール部4を中断させ
ないために、前記の如く、同凹所2の前側両上端間にレ
ール部材5を架設し、該レール部材5を介して同レール
部4を直線状に連続させている。
【0023】この場合、レール部材5は着脱自在に架設
されるもので、その際、図5にも示す如く、凹所2の前
側両上端にピン状部8が突設されており、該両ピン状部
8を利用して同レール部材5は着脱自在に架設される。
図6に示す如く、レール部材5はステンレス製の型材
で、その上面部分には前記凹段状のレール部4と連続す
る凹段部6が形成されており、該凹段部6の後側には凸
曲部12が形成され、該凸曲部12内にはポリプロピレン等
の合成樹脂でなる角バー材13が嵌合固着されている。そ
して、角バー材13の両端下面には長穴状及び円形穴状の
穴状部7が配設形成されており、該穴状部7には前記ピ
ン状部8が着脱自在に嵌合される。
【0024】又、シンク1の相対向する開口縁間に載置
される両プレートP1、P2は、上下に重なって引き違
い状にスライドされるようになっている。この場合、図
7に示す如く、上側のプレートP1の端縁に下方へ突出
した支持片14を形成し、該支持片14の下端部をシンク1
のレール部4或いはレール部材5の凹段部6の底面上に
摺動自在に当接支持させて、該底面上で同支持片14の内
側にシンク1側へ開口したスペースSを設け、該スペー
スS内に下側のプレートP2の端縁部15を納めて、該端
縁部15を同底面上に摺動自在に当接支持させている。
【0025】更に、この場合、金属製のプレートP1の
端縁に合成樹脂製の支持片ブロック16を固着し、該支持
片ブロック16にて支持片14を形成している。又、プレー
トP2の端縁上には上方外側方へと略L字状に折曲した
係止片17を形成し、該係止片17の上横片部18を同プレー
トP2の端縁部15としてレール部4或いは凹段部6の底
面上に摺動自在に当接支持させている。この場合も、金
属製のプレートP2の端縁に合成樹脂製の係止片ブロッ
ク19を固着し、該係止片ブロック19にて係止片17を形成
している。
【0026】したがって、この場合は、シンク1の後壁
中程に凹所2が存在するにも係わらず、両プレートP
1、P2は同シンク1の左右方向略全長にわたって支障
なくスライド移動される。又、上側のプレートP2(調
理プレート)上で食材を切ったり食器に同食材を盛り付
けたりする等の調理を行うことができ、又、下側のプレ
ートP2(水切りプレート)上に水洗いされた食材や食
器等を水切り状態にして仮置きすることができる。しか
も、両プレートP1、P2を左右方向にスライド移動さ
せてその位置を変更することができ、シンク1上のスペ
ースを有効に活用することができる。
【0027】又、上側のプレートP1はステンレス製で
前後方向に長い略長方形状の調理プレートであり、図8
〜10に示す如く、その周縁に下方へ折曲したフランジ
部20が形成され、相対向する短手側の同フランジ部20に
は支持片ブロック16が固着されている。支持片ブロック
16は合成樹脂製で、図11に示す如く、断面略L字状に
形成されており、その一方の辺部分が支持片14としてプ
レートP1のフランジ部20から下方へ突出するよう該フ
ランジ部20に固着されている。この場合、フランジ部20
は内側に折り返し形成されており、該折り返し部分の一
部が分割切断され内方へ突出されて凸片21が形成され、
該凸片21が支持片ブロック16に形成されたスリット22に
挿入嵌合されて固着されている。
【0028】他方、下側のプレートP2はステンレス製
で前後方向に長い略長方形状の水切りプレートであっ
て、図12〜14に示す如く、その周縁に下方へ折曲し
たフランジ部20が形成されている。プレートP2の短手
側の両側端縁に沿ってその上面には、合成樹脂製で断面
略L字状の係止片ブロック19が固着されている。図15
に示す如く、係止片ブロック19はその全体が略L字状に
折曲した係止片17として形成されるもので、該係止片17
の上横片部18がプレートP2の端縁部15となっている。
【0029】この場合は、図7にも示す如く、プレート
P2の端縁付近に取付孔23が穿設され、係止片ブロック
19の下端面には凹穴24が形成され、該凹穴24に同取付孔
23を通して取付ネジ25がねじ込まれることで、同係止片
ブロック19はネジ固着されている。又、係止片ブロック
19の両端付近の外側面には滑らかに突出した凸起26が形
成されており、該凸起26がシンク1の内壁面に摺接され
ることで、プレートP2は摩擦抵抗少なくスムーズにス
ライド移動される。
【0030】したがって、該実施形態の流し台シンク装
置においては、シンク1の後壁中程に後側へ凹んだ凹所
2が形成され、該凹所2の底部に排水口3が設けられて
いるため、該排水口3は同シンク1の底部から後側へ突
出した部位に退避されることになる。それ故、シンク1
内で洗い物作業を行っている際に、排水口3は塞がれ難
くスムーズに排水が行われ、同シンク1内を広く使用す
ることができて作業もし易くなる。
【0031】しかも、シンク2の前後開口縁にレール部
4が配設され、該前後の両レール部4間にはプレートP
1、P2が左右方向スライド自在に載置されるもので、
この場合に、前記凹所2の前側両上端間にレール部材5
が架設され、該レール部材5を介して同シンク1後側の
レール部4は直線状に連続される。そのため、シンク1
後側のレール部4は前記凹所2の部位でも中断すること
なくレール部材5を介して直線状に連続し、両プレート
P1、P2の後端縁部が同レール部4に支障なくスライ
ド自在に係合支持され、両プレートP1、P2はスムー
ズにスライド移動される。又、シンク1の中程の凹所2
の部分にも、プレートP1或いはプレートP2を確実に
架設して使用することができ、使い勝手も良好となる。
【0032】又、該実施形態の流し台シンク装置におい
ては、シンク1の開口縁に形成された凹段状のレール部
4がレール部材5に形成された凹段部6を介して直線状
に連続されるため、両プレートP1、P2の後端縁部は
同様の凹段形状を有する同レール部4及びレール部材5
によって確実且つスムーズに係合支持される。又、レー
ル部材5が着脱自在に架設されるため、該レール部材5
を取り外し、同レール部材5が邪魔にならないようにし
て、凹所2内のスペースを利用したり、該凹所2の底部
に設けられる排水口3の清掃作業を行ったりすることが
でき、又、必要に応じて同レール部材5を取り付けた使
用状態とすることができる。
【0033】又、この場合、レール部材5の両端に形成
された穴状部7が凹所2の前側両上端に突設されたピン
状部8に嵌合されることで、同レール部材5は着脱自在
に架設されるため、該レール部材5を位置決めして簡単
に且つ着脱自在であっても確実に取り付け架設すること
ができる。又、シンク1側に形成されるのがピン状部8
で突設されるものであるため、この部分にはゴミや汚水
が溜まり難く清掃性にも支障を来さない。
【0034】又、該実施形態の流し台シンク装置におい
ては、図16に示す如く、凹所2内にカゴ状部材9を出
し入れ自在に収容することができ、その際、該カゴ状部
材9はレール部材5に係合保持される。カゴ状部材9は
金属線材で形成され、上方へ開口した横長器状のカゴ本
体部27と、該カゴ本体部27の後側上方に立設された前後
二股状のまな板保持部28とで構成されている。そして、
カゴ本体部27の上端両側に突設された枠状フランジ29、
及び、まな板保持部28の後部下端両側に垂設された脚片
30が、シンク1の開口周辺の上面に当接支持され、その
際、架設されているレール部材5に同カゴ本体部27の前
端上部が当接されることによって、カゴ状部材9は前方
へ移動しないように係合保持される。
【0035】したがって、この場合、凹所2内にカゴ状
部材9が出し入れ自在に収容されるため、該カゴ状部材
9のカゴ本体部27内に洗剤や洗浄用具等を収容して納
め、まな板保持部28にまな板を横向きに納め保持させ
て、同凹所2内及びその周辺を収納スペースとして便利
に活用することができる。又、その際、カゴ状部材9の
カゴ本体部27内には洗剤や洗浄用具等が水切り状態で収
容保持され、これ等から垂れ落ちる水滴はその下方に位
置する排水口3からスムーズに排水除去される。
【0036】しかも、凹所2内に収容されたカゴ状部材
9はレール部材5に係合保持されるため、該カゴ状部材
9は手前側へ外れないよう確実に取り付けられる。又、
カゴ状部材9を不用時に凹所2から取り外して、該カゴ
状部材9を洗ったり、同凹所2の底部に設けられる排水
口3の清掃作業を行ったりすることができ、衛生的で使
い勝手も良好である。
【0037】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の流
し台シンク装置においては、シンク内を広く使用するこ
とができて作業し易く、排水もスムーズに行われ、しか
も、同シンク後側のレール部はレール部材を介し直線状
に連続されて、プレートがスムーズにスライド移動さ
れ、該プレートは同シンクの中程にも確実に架設されて
使用される。また、凹所内にカゴ状部材が出し入れ自在
に収容されていて、同凹所内を収納スペースとして便利
に活用することができ、その際、該カゴ状部材はレール
部材に係合保持されて外れ難く、同カゴ状部材を不用時
に取り外して、排水口の清掃作業を行うこともできる。
【0038】又、本発明の請求項2記載の流し台シンク
装置においては、特に、シンクの開口縁に形成された凹
段状のレール部がレール部材に形成された凹段部を介し
て直線状に連続され、プレートの後端縁部は同レール部
及びレール部材によって確実且つスムーズに係合支持さ
れる。
【0039】又、本発明の請求項3記載の流し台シンク
装置においては、特に、レール部材を取り外して凹所内
のスペースを利用したり、排水口の清掃作業を行ったり
することができ、必要に応じて同レール部材を取り付け
た使用状態とすることができる。
【0040】又、本発明の請求項4記載の流し台シンク
装置においては、特に、穴状部とピン状部との嵌合でレ
ール部材が着脱自在に架設され、該レール部材を位置決
めして簡単に且つ着脱自在であっても確実に取り付け架
設することができ、同ピン状部の部分にはゴミや汚水が
溜まり難く清掃性にも支障を来さない。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である流し台シンク装置の
シンクを示す平面図。
【図2】図1におけるA−A断面図。
【図3】図1におけるB−B断面図。
【図4】図1におけるC−C断面図。
【図5】同シンクの一部分を拡大して示す正面図。
【図6】同流し台シンク装置のレール部材を示す(a)
は底面図、(b)は背面図、(c)は平面図、(d)は
正面図、(e)は側面図。
【図7】同流し台シンク装置の一部分を拡大して示す縦
断面図。
【図8】同流し台シンク装置のプレートP1を示す平面
図。
【図9】図8におけるD−D断面図。
【図10】図8におけるE−E断面図。
【図11】同プレートP1の支持片ブロックを示す
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図。
【図12】同流し台シンク装置のプレートP2を示す平
面図。
【図13】図12におけるF−F断面図。
【図14】図12におけるG−G断面図。
【図15】同プレートP2の係止片ブロックを示す
(a)は平面図、(b)は側面図。
【図16】同流し台シンク装置におけるカゴ状部材の取
り付け状態を示す縦断面図。
【図17】同カゴ状部材の平面図。
【図18】同カゴ状部材の正面図。
【図19】従来例である流し台シンク装置を示す平面
図。
【図20】別の従来例である流し台シンク装置を示す平
面図。
【符号の説明】
1 シンク 2 凹所 3 排水口 4 レール部 5 レール部材 6 凹段部 7 穴状部 8 ピン状部 9 カゴ状部材 P プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−75838(JP,A) 特開 平8−319643(JP,A) 特開 平10−102559(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 77/00 - 77/18 E03C 1/12 - 1/33

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクの後壁中程に後側へ凹んで前方及
    び上方へ開口した凹所を形成し、該凹所の底部に排水口
    を設け、同シンクの前後開口縁にレール部を配設し、該
    前後の両レール部間にはプレートが左右方向スライド自
    在に載置される流し台シンク装置であって、凹所の前側
    両上端間にレール部材を架設し、該レール部材を介して
    シンク後側のレール部を直線状に連続させてなり、凹所
    内にカゴ状部材を出し入れ自在に収容し、該カゴ状部材
    をレール部材に係合保持させたことを特徴とする流し台
    シンク装置。
  2. 【請求項2】 シンクの開口縁に設けられるレール部を
    凹段状に形成し、該凹段状のレール部と連続する凹段部
    をレール部材に形成したことを特徴とする請求項1記載
    の流し台シンク装置。
  3. 【請求項3】 レール部材を着脱自在に架設したことを
    特徴とする請求項1又は2記載の流し台シンク装置。
  4. 【請求項4】 レール部材の両端に穴状部を形成し、該
    穴状部を凹所の前側両上端に突設したピン状部に嵌合さ
    せて、同レール部材を着脱自在に架設したことを特徴と
    する請求項3記載の流し台シンク装置。
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