JP6187900B2 - 厨房装置 - Google Patents

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Description

本発明は、厨房装置に関する。
特許文献1には、従来のシステムキッチンが開示されている。この特許文献1記載のシステムキッチンは、平面視矩形状のシンクを備えている。このシンクの前後に対向する側壁の上縁には、水きりかごが懸架される。
特開2008−173373号公報
ところで、この特許文献1記載のシンクは、平面視矩形状に形成されたものであるため、広く使用しようとする場合には、水きりかごを左右方向のいずれかの端部の側壁に近接させて使用される。しかしながら、シンクの左右方向の端部に水きりかごが懸架されたままであると、シンクの使用スペースが狭くなってしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザーがシンクを広く使用したい場合には、シンクに懸架された物品棚をシンク上の邪魔にならない別の場所に移動して懸架しておくことができる厨房装置を提供することにある。
本発明の厨房装置は、シンクに物品棚が着脱自在に懸架される厨房装置であって、前記シンクは平面視矩形状に形成されており、このシンクは、手前左右方向に拡がる主部と、この主部の後方に向かって膨出する膨出部と、この膨出部の左右方向の少なくとも一方側で底面が隆起したデッキ部とを備え、前記主部の前後方向の長さと、前記膨出部の左右方向の長さとが略同じ長さに形成され、これにより、前記物品棚が前記主部と前記膨出部とに懸架可能となっており、更に、前記厨房装置は前記物品棚として第一物品棚と第二物品棚とを備えており、前記第一物品棚は、線材で形成された収納部と、前記収納部の上端から外側に向かって突設された平面視略矩形枠状の上外枠と、前記上外枠の長辺に設けられた載置部とを有し、前記載置部は、前記上外枠の先端から外側に向かって突出し、上端が前記上外枠の下端と同じ高さに形成されており、前記第一物品棚が前記膨出部に懸架されると、前記載置部と前記主部の後方側の上縁とが略同一直線上に位置するように構成されており、これにより、前記第二物品棚が、前記主部の前方側の上縁と前記載置部とに懸架可能となっていることを特徴とする。
また、この厨房装置において、前記物品棚は下方に凹没する底部を有しており、この底部の下面が平坦面となっており、前記物品棚は、前記底部の裏側を上方に臨ませた状態で主部に懸架されると、カウンター面と前記第二物品棚の裏側の部分とが同一平面上に位置することが好ましい。
本発明の厨房装置によれば、ユーザーがシンクを広く使用したい場合には、シンクに懸架された物品棚をシンク上の邪魔にならない別の場所に移動して懸架しておくことができる。
実施形態1の厨房装置の要部斜視図である。 実施形態1の厨房装置の全体斜視図である。 実施形態2の厨房装置の要部斜視図である。 実施形態2の厨房装置の要部斜視図である。 実施形態2の厨房装置の要部断面図である。 実施形態3の厨房装置の要部斜視図である。 図6のA−A線断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
本実施形態の厨房装置1は、キッチンの床面に設置される。厨房装置1は、図2に示すように、収納家具2と、調理台3とを備えている。収納家具2はキッチンの床面に載置される。また、調理台3は、収納家具2の上端に載設される。
なお、本実施形態における方向の定義は、使用状態における奥手前方向が前後方向として定義される。特に、厨房装置1において後述のバックガード4が設けられている側を後側として定義し、ユーザーが調理時に立つ側を前側として定義する。また、左右方向は、ユーザーが厨房装置1に向かった姿勢での方向として定義し、図中のLを左方向とし、Rを右方向として定義する。
収納家具2は、キャビネット21と、開閉体24とを備えている。キャビネット21は、背板(図示せず)と、側板22と、前板23とを有しており、上方に開口した平面視矩形状に形成されている。背板と側板22と前板23とで囲まれた内部の空間は、収納空間として使用される。
前板23には、開口(以下、前開口)が形成されている。この前開口は、収納空間に連通している。前開口には、この前開口を開閉自在とする開閉体24が設けられる。開閉体24は、前開口の一部又は全部を開閉する開き扉や、前開口に引出し押込み自在に収納される引出しの前面板や、加熱調理器12の操作部の前面板等により構成される。
なお、キャビネット21は、前板23を備えていなくてもよい。すなわち、キャビネット21の前面全体に前開口が形成され、この前開口を開閉体24のみで閉塞してもよい。更に、キャビネット21は、底板を備えていてもよいし、前板23が蹴込板を備えていてもよい。
調理台3は、収納家具2の上端部に載設される。調理台3は、カウンター31と、バックガード4と、シンク5とを備えている。調理台3の平面視における外形は、調理台3の平面視における外形と略同じ大きさに形成される。本実施形態の調理台3は、カウンター31とバックガード4とシンク5とが人造大理石により一体成形されている。
なお、調理台3は、カウンター31とバックガード4とシンク5とが一体成形されたものでなくてもよい。また、調理台3の材質は、人造大理石でなくてもよく、特に限定されるものではない。
バックガード4は、図1に示すように、カウンター31の後端においてカウンター31の上面(以下、カウンター面33)から上方に向かって突出している。バックガード4は、カウンター31の長さ方向の全長に亙って設けられている。
カウンター31は、調理台3において、バックガード4とシンク5と調理器設置部32以外の部分である。カウンター31は、図2に示すように、左右方向に長さを有し、前後方向に幅を有している。カウンター31の長さ方向の一方の端部にはシンク5が設けられており、他方の端部には、加熱調理器12を設置するための調理器設置部32が設けられている。
加熱調理器12は、例えば、コンロにより構成される。なお、加熱調理器12として、電磁調理器(IH調理器)が用いられてもよいし、ガスコンロが用いられてもよい。また加熱調理器12は、ビルトイン型の調理器であってもよいし、テーブルコンロ等の載置型の加熱調理器であってもよい。
カウンター面33は、平坦面となっている。カウンター面33のうち、シンク5と調理器設置部32との間の領域に、調理作業領域34が形成されている。言い換えると、加熱調理器12とシンク5とは左右方向に沿って並設されている。
シンク5は、カウンター面33から下方に凹没する。シンク5は、平面視矩形状に形成されている。シンク5は、調理作業領域34の右側に隣接配置されている。つまり、加熱調理器12と調理作業領域34とシンク5とは、この順番で左から右に向かって並設されている。なお、シンク5は、カウンター31とは異なり、湯水等で濡れることを前提とする領域であり、濡れた食材や食器などを扱う領域として使用される。
シンク5は、上方に開口している。シンク5は、後方の内側面を形成する奥壁51と、左右方向の内側面を形成する左壁52および右壁53と、前方の内側面を形成する前壁54と、底壁55とにより構成されている。
シンク5は、食器等を洗う部分となる水槽部56と、底壁55の上面(以下、底面60)の一部が隆起したデッキ部57とを備えている。水槽部56は、平面視略L字状をしている。水槽部56の開口上縁には、支持部58が設けられている。支持部58は、後述の物品棚7を懸架するための部分であり、上方に臨んだ平坦面により構成されている。支持部58は、水槽部56の開口上縁の全周に亙って連続している。水槽部56の対向する側壁に設けられた支持部58同士は、同じ高さに形成される。本実施形態の支持部58は、水槽部56の開口上縁の全周に亙って同一高さに形成されている。
なお、支持部58の幅は、1cm〜3cmが好ましいが、特に限定されない。
水槽部56は、主部63と、膨出部64とにより構成されている。主部63は、シンク5の前側に位置している。主部63は、左右方向に長さを有し、前後方向に幅を有している。言い換えると、主部63は、手前左右方向に拡がっている。
膨出部64は、主部63の後方側の側壁から後方に向かって凹設されている。言い換えると、膨出部64は主部の後方に向かって膨出する。膨出部64は、主部63の後方側の側壁において加熱調理器12側とは反対側の端部に設けられている。膨出部64は、左右方向に長さを有し、前後方向に幅を有している。主部63と膨出部64とは連設されており、これにより平面視略L字状に形成されている。
主部63の前後方向の長さL2(幅寸法)と、膨出部64の左右方向の長さL1(長さ寸法)とは、略同じ長さに形成されている。これにより、右壁53の上端の支持部58とデッキ部57の右側の支持部58との間の寸法と、前壁54の上端の支持部58とデッキ部57の前側の支持部58との間の寸法とが、同じ寸法になるように構成されている。
デッキ部57は、シンク5の底面60の一部が隆起することで形成されている。デッキ部57の上面は、図1に示すように、水槽部56の底面60よりも高く、且つカウンター面33よりも低い高さで隆起している。
デッキ部57は、第一のデッキ61と、第二のデッキ62とを備えている。第一のデッキ61は、膨出部63の加熱調理器12側に隣接配置されている。言い換えると、デッキ部57は、膨出部63の左右方向の少なくとも一方側に設けられている。第二のデッキ62は、主部63の加熱調理器12側に隣接配置されている。また、第二のデッキ62は、第一のデッキ61の前方に隣接配置されている。第二のデッキ62の上面の高さは、第一のデッキ61の上面の高さよりも低い。
また、第一のデッキ61の上面は第二のデッキ62側に向かって下り傾斜している。また第二のデッキ62の上面は、主部61側に向かって下り傾斜している。なお、このデッキ部57の傾斜は設けられていなくてもよい。
シンク5の奥壁51の前側を向く内側面(以下、奥面59とする)は、バックガード4の前面41と略面一に形成されている。シンク5の奥面59とバックガード4の前面41とは、支持部58を介して連続しており、シンク5の奥面59は、バックガード4の前面41よりも若干前方に配置されている。このように、シンク5の奥面59をバックガード4の前面に近づけることにより、シンク5の奥行き(前後方向の長さ)を長くすることができ、シンク5を広くすることができる。
なお、シンク5の奥面59とバックガード4の前面41とは同一平面上に位置していてもよいし、シンク5の奥面59がバックガード4よりもやや後方に位置していてもよい。
また、水槽部56には排水口11が形成されている。排水口11は、図1に示すように、膨出部64の底面に設けられている。排水口11の全ては、膨出部64の底面に収まるようにして設けられている。これにより、第一のデッキ61の右側の支持部58と、右壁53の上端の支持部58との間に物品棚7が懸架されると、平面視において、物品棚7と排水口11とが重なる。この結果、排水口11を目立ちにくくすることができる。
なお、排水口11は、全てが膨出部64に収まるように配置されたものに限らず、排水口11の一部が、第一のデッキ61の前方の面よりも前方に位置していてもよい。
また、シンク5の第一のデッキ61には、図1に示すように、カラン8およびカラン操作部81が設けられている。なお、このカラン8およびカラン操作部81は、例えば、カウンター31等のデッキ部57とは別の箇所に設けられていてもよい。
このような構成のシンク5には、物品棚7が着脱自在に懸架される。物品棚7には、食器、調理器具、食材、洗剤やタワシ等の小物(以下、載置物)が収納される。物品棚7は、水槽部56の開口上縁の対向する支持部58間に懸架される。物品棚7は、小物を収納するための収納部71と、収納部71の上端から外側に向かって突設された被支持部72と、載置部73とを備えている。物品棚7は、線材で形成された網籠により構成されている。
収納部71は、長さと幅と深さとを有している。収納部71は、小物を載置して収納するための部分である。収納部71の長さ方向は、収納部71が膨出部64に懸架された状態で、左右方向と平行となっている。収納部71の幅方向は、収納部71が膨出部64に懸架された状態で、前後方向と平行となっている。収納部71の深さ方向は、収納部71が膨出部64に懸架された状態で、上下方向に平行となっている。
被支持部72は、収納部71の上縁から外側に向かって突設されており、つば状に形成されている。被支持部72は、水槽部56の上端縁の支持部58に載置される。被支持部72は、網籠の上端に設けられた上外枠74により構成されている。上外枠74は、平面視略矩形枠状をしている。上外枠74は、収納部71を構成する線材よりも太い線材により構成されている。
載置部73は、上外枠74の対向する長辺のうちのいずれか一方の長辺に設けられている。載置部73は、被支持部72の先端から、収納部71の幅方向の外側に向かって突出している。具体的に言うと、載置部73は、物品棚7が膨出部64に懸架された状態で、前側の上外枠74に設けられており、前側の上外枠74から前方に向かって突出している。すなわち、載置部73は、物品棚7が膨出部64に懸架された状態で、物品棚7の前端縁を構成する。また、載置部73の上端は、上外枠74の下端と同じ高さとなっている。
物品棚7の長さ方向の寸法は、第1の長さL1および第2の長さL2と略同じ寸法に形成されている。これにより、物品棚7は、膨出部64の左右方向に対向する支持部58と、主部63の前後方向に対向する支持部58とのいずれかに、選択的に懸架可能となっている。
以上説明したように、本実施形態の厨房装置1は、シンク5に物品棚7が着脱自在に懸架されるものである。シンク5は、平面視矩形状に形成されている。このシンク5は、主部63と膨出部64とデッキ部57とを備えている。主部63は、手前左右方向に拡がっている。膨出部64は、この主部63の後方に向かって膨出している。デッキ部57は、膨出部64の左右方向の少なくとも一方側で底面が隆起して形成されている。そして、主部63の前後方向の長さと、膨出部64の左右方向の長さとが略同じ長さに形成されている。これにより、物品棚7は、主部63と膨出部64とに懸架可能となっている。
このため、本実施形態の厨房装置1によれば、ユーザーは、例えば、通常使用時に物品棚7を膨出部64に懸架した場合に、シンク5を前後方向に広く使用したいときには、物品棚を主部63の端部に移動させることができる。また、通常使用時に物品棚7を主部63に懸架した場合に、シンク5を左右方向に広く使用したいときには、物品棚7を膨出部64に移動させることもできる。すなわち、本実施形態の厨房装置によれば、ユーザーは、前後方向に広く使用したり、左右方向に広く使用したり、状況に応じて使い分けることができる。
具体的には、例えば、物品棚7に生ゴミ、スポンジ、又は洗剤等(以下、洗剤などと言う)を収容した場合、この物品棚7は膨出部64に懸架される。これにより、ユーザーは、洗剤などを調理作業領域34から離して配置することができる。
また、後片付け時には、物品棚7を主部63の加熱調理器12側の端部に配置する。これにより、鍋やフライパンなど(以下、フライパン等という)を前後方向に広い水槽部56内で洗うことができる。従って、フライパン等の柄が水槽部56からはみ出しにくい上に、ユーザーがフライパン等の柄を持ちやすいため、フライパン等を洗う作業を行ない易く、この結果、シンク5の外に水が飛んでしまうのを防ぐことができる。
また、本実施形態のシンク7には排水口11が設けられている。この排水口11は、膨出部64の底面60に設けられている。
このため、本実施形態の厨房装置1によれば、主部63の底面60の全面に亙って食器などが載置された場合であっても、排水口11が覆われるのを防ぐことができる。
次に、実施形態2について図3,4,5に基づいて説明する。なお、本実施形態は実施形態1と大部分において同じであるため、同じ部分においては同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
本実施形態の厨房装置1は、デッキ部57として、第一のデッキ61のみが設けられ、第二のデッキ62が設けられていない点で、実施形態1の厨房装置1とは異なっている。また、本実施形態の厨房装置1は、物品棚7として、第一物品棚75と、第二物品棚76とを備えている点で、実施形態1の厨房装置1とは異なっている。本実施形態のその他の構成は、実施形態1と同じである。
本実施形態の厨房装置1は、図3に示すように、第一物品棚75と、第二物品棚76とを備えている。第一物品棚75および第二物品棚76は、実施形態1の物品棚7と同じ構成である。
第一物品棚75および第二物品棚76の幅寸法は、膨出部64の幅寸法と同じ寸法に形成されている。これにより、第一物品棚75が膨出部64に懸架されると、主部63の後方側の支持部58(第一のデッキ61の前側の支持部58)と、第一物品棚75の載置部73とが同一直線上に位置するようになっている。なお、同様に、第二物品棚76が膨出部64に懸架されると、主部63の後方側の支持部58と、第二物品棚75の載置部73とが同一直線上に位置する。
これにより、本実施形態の厨房装置1は、図4に示すように、膨出部64に第一物品棚75が懸架された状態で、この第一物品棚75の載置部73と前壁54の上端の支持部58との間に第二物品棚76を懸架することができるように構成されている。
ここで、図5に示すように、第一物品棚75の載置部73の上端は、上外枠74の下端と同じ高さであり、従って、第一物品棚75の載置部73の上端は、支持部58と同じ高さに位置している。このため、本実施形態の厨房装置1は、第一物品棚75の載置部73と前壁54の上端の支持部58との間に第二物品棚76を懸架しても、第二物品棚76は傾かないように構成されている。
以上説明したように、本実施形態の厨房装置1は、物品棚7として第一物品棚75と第二物品棚76とを備えている。第一物品棚75が膨出部64に懸架されると、第一物品棚75の前端縁(載置部73)と、主部63の後方側の上縁とが略同一直線上に位置するように構成されている。これにより、第二物品棚76は、主部63の前方側の上縁と第一物品棚75の前端縁とに懸架可能となっている。
これにより、ユーザーは、例えば、載置物の載置スペースを広くしたい場合に、第二物品棚76を、主部63の前方側の上縁と第一物品棚75の前端縁とに懸架することができる。
次に、実施形態3について図6,7に基づいて説明する。なお、本実施形態は実施形態1と大部分において同じであるため、同じ部分においては同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
本実施形態の厨房装置1は、物品棚77の構成が実施形態1の物品棚7の構成とは異なっている。本実施形態のその他の構成は、実施形態1と同じである。
物品棚77は、収納部71と、被支持部72とを備えている。収納部71は、小物を載置して収納するための部分である。収納部71は、下方に凹没する底部78を有している。底部78の底は、平坦に形成されている。これにより、底部78が下方に凹となるよう載置された状態において、底部78の裏側部分(下方に臨む部分)が平坦となっている。
物品棚77は、第一のデッキ61と前壁54の上端の支持部58との間に懸架される場合、図7に示すように、底部78が上方に凸となるように懸架される。このとき、物品棚77の底部78の裏側部分が上方に臨む。すると、物品棚77の底部78の裏側部分の下端(図7では上端)は、カウンター面33と同一平面上に位置する。
なお、ここで言う「同一平面上」とは、厳密な同一平面上だけを言うのではなく、同一平面とみなせる範囲を含むものとする。
以上説明したように、本実施形態の厨房装置1の物品棚77は下方に凹没する底部78を有している。物品棚77の底部78の裏側は、平坦に形成されている。この物品棚77は、底部78の裏側を上方に臨ませた状態で主部63に懸架されると、カウンター面33と物品棚77の裏側の部分とが同一平面上に位置する。
このため、本実施形態の厨房装置1によれば、ユーザーがカウンター面33をより広く使用したい場合に、物品棚77を裏返して使用すれば、カウンター面33として物品棚77の裏側部分を使用することができる。この結果、ユーザーは作業性を向上させることができる。
また、本実施形態の物品棚77には、載置部73が設けられていないが、実施形態2の物品棚75,76のように、載置部73が設けられていてもよい。つまり、物品棚77が、主部の前方側の上縁と、膨出部64に懸架された物品棚77の前端縁とに懸架されるように構成されてもよい。
なお、実施形態1〜3の各厨房装置1においては、同じ種類の物品棚7,75,76,77を使用したものであったが、本発明においては、種類の異なる複数の物品棚7,75,76,77を組み合わせて使用してもよい。
また、本実施形態の水槽部56は、主部63と膨出部64とがL字状に配置されたものであったが、本発明ではこれに限定されない。つまり、本発明の厨房装置は、膨出部64が主部63の左右方向の中央部分に設けられて、デッキ部57が膨出部64の両側に設けられてもよい。
1 厨房装置
11 排水口
12 加熱調理器
2 収納家具
21 キャビネット
3 調理台
31 カウンター
33 カウンター面
34 調理作業領域
4 バックガード
5 シンク
56 水槽部
57 デッキ部
58 支持部
61 第一のデッキ
62 第二のデッキ
63 主部
64 膨出部
7 物品棚
71 収納部
72 被支持部
73 載置部
75 第一物品棚
76 第二物品棚

Claims (2)

  1. シンクに物品棚が着脱自在に懸架される厨房装置であって、
    前記シンクは平面視矩形状に形成されており、
    このシンクは、
    手前左右方向に拡がる主部と、
    この主部の後方に向かって膨出する膨出部と、
    この膨出部の左右方向の少なくとも一方側で底面が隆起したデッキ部と
    を備え、
    前記主部の前後方向の長さと、前記膨出部の左右方向の長さとが略同じ長さに形成され、これにより、前記物品棚が前記主部と前記膨出部とに懸架可能となっており、
    更に、前記厨房装置は前記物品棚として第一物品棚と第二物品棚とを備えており、
    前記第一物品棚は、
    線材で形成された収納部と、
    前記収納部の上端から外側に向かって突設された平面視略矩形枠状の上外枠と、
    前記上外枠の長辺に設けられた載置部と
    を有し、
    前記載置部は、前記上外枠の先端から外側に向かって突出し、上端が前記上外枠の下端と同じ高さに形成されており、
    前記第一物品棚が前記膨出部に懸架されると、前記載置部と前記主部の後方側の上縁とが略同一直線上に位置するように構成されており、これにより、前記第二物品棚が、前記主部の前方側の上縁と前記載置部とに懸架可能となっている
    ことを特徴とする厨房装置。
  2. 前記物品棚は下方に凹没する底部を有しており、
    この底部の裏側が平坦に形成されており、
    前記物品棚は、前記底部の裏側を上方に臨ませた状態で主部に懸架されると、カウンター面と前記物品棚の裏側の部分とが同一平面上に位置する
    ことを特徴とする請求項1記載の厨房装置。
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