JP2014230604A - 厨房装置 - Google Patents

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JP2014230604A
JP2014230604A JP2013112203A JP2013112203A JP2014230604A JP 2014230604 A JP2014230604 A JP 2014230604A JP 2013112203 A JP2013112203 A JP 2013112203A JP 2013112203 A JP2013112203 A JP 2013112203A JP 2014230604 A JP2014230604 A JP 2014230604A
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木下 敬介
Keisuke Kinoshita
敬介 木下
憲次 石井
Kenji Ishii
憲次 石井
正樹 関口
Masaki Sekiguchi
正樹 関口
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Abstract

【課題】バックガードを薄く形成したカウンターをキャビネットに固定可能な構成を提案し、以ってシンクの奥行きを大きくした厨房装置を提供する。【解決手段】シンク4が形成されたカウンター2と、上方に開口する上開口を有し、上開口を覆うようにカウンター2が配置されるキャビネット11と、を備える。シンク4の後壁41の内面(奥面46)が、カウンター2の後端部付近に位置するように設けられ、シンク4の側壁42、43および後壁41の上端部に、上面に物品棚が着脱自在に載置可能な段部48が設けられる。段部48の背面側下面48aが、キャビネット11の背板12の上端面12aに載置支持される支持部となる。【選択図】図1

Description

本発明は、厨房装置に関するものである。
キッチンに設置される厨房装置として、シンクを備えたカウンターが載置されたキャビネットが従来より利用されている。従来のカウンターにあっては、シンクは、カウンターの一部に設けられ、通常は更に、カウンターのシンクが設けられていない部分にコンロが設けられている。そして、カウンターの上面のシンクとコンロを除く部分が、調理作業領域となっている。
厨房装置において、例えば、シンクに大きなフライパンや鍋等の調理容器を置きたい、という要望が従来よりあった。そこで、限られたカウンターにおいてシンクをできる限り広くとるべく、シンクの奥面を、カウンターの後端に設けられたバックガードの前面と略面一状となるように形成された厨房装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。これにより、シンクの奥面とバックガードの掃除がし易くなっている。
また、シンクの奥側の部分の左右方向の一部分に、底面が、他の部分よりも高く、カウンターの上面よりも低い高さまで隆起した台面を備えるものが本出願人により開発されている。この台面に食材等の濡れた物品が置かれることで、カウンターの上面が濡れて汚れるのが抑えられ、また、食材等の物品がシンクの底面の汚れにより汚れるのが抑えられる。
ところで、上記のような厨房装置において、カウンターの奥行き寸法を増加させずにシンクの奥行きを更に広くしたい場合には、シンクの奥面を更に奥側に配置することに伴い、バックガードの前面も奥に配置する必要がある。その場合、バックガード自体の奥行き寸法が小さくなることで、キャビネットの背板をカウンターに係止する場所が制限されるため、キャビネットへのカウンターの固定が困難となる。
特開平7−8345号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、シンクを広く形成したカウンターをキャビネットに容易に固定できる厨房装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の厨房装置は、以下のような構成とする。
シンクが形成されたカウンターと、上方に開口する上開口を有し、前記上開口を覆うように前記カウンターが配置されるキャビネットと、を備え、前記シンクの後壁の内面が、前記カウンターの後端部付近に位置するように設けられ、前記シンクの側壁と前記後壁の上端部に、上面に物品棚が着脱自在に載置可能な段部が設けられ、前記後壁の前記段部の背面側下面が、前記キャビネットの背板の上端面に載置支持される支持部となることを特徴とする。
また、シンクが形成されたカウンターと、上方に開口する上開口を有し、前記上開口を覆うように前記カウンターが配置されるキャビネットと、を備え、前記シンクの後壁の内面が、前記カウンターの後端部付近に位置するように設けられ、前記シンクの底面の後側端部から手前側にかけての一部で、且つ、左右方向の一部の領域が前記底面よりも高く、前記カウンターの上面よりも低い高さまで隆起した台面となり、隆起した前記底面の裏側下面が、前記キャビネットの背板の上端面に載置支持される支持部となることを特徴とする。
また、シンクが形成されたカウンターと、上方に開口する上開口を有し、前記上開口を覆うように前記カウンターが配置されるキャビネットと、前記カウンターの後端部に上方に突出するバックガードと、を備え、前記シンクの後壁の内面が、前記バックガード付近に位置するように設けられ、前記シンクの前記後壁および側壁の上端部に形成される、上面に物品棚が着脱自在に載置可能な段部と、前記シンクの底面の後側端部から手前側にかけての一部で、且つ、左右方向の一部の領域において、前記底面よりも高く前記カウンターの上面よりも低い高さまで隆起し、上面が前記バックガードの前記前面と連続する台面となる隆起した前記底面の裏側下面と、のうちの少なくとも一方を備え、前記後壁の前記段部の背面側下面と、隆起した前記底面の裏側下面のいずれか一方または両方が、前記キャビネットの背板の上端面に載置支持される支持部となることを特徴とする。
また、前記バックガードに前記支持部が設けられることが好ましい。
シンクの後壁に形成された段部の背面側下面が、キャビネットの背板の上端面に載置支持される支持部となることで、シンクを広く形成したカウンターのキャビネットへの固定が容易となる。
また、シンクの隆起した底面の裏側下面が、キャビネットの背板の上端面に載置支持される支持部となることで、シンクを広く形成したカウンターのキャビネットへの固定が容易となる。
また、バックガードが形成されている場合、シンクの隆起した台面やシンクの後壁の内面と、バックガードの前面とが連続することで、カウンターのキャビネットへの固定が容易となるうえ、洗い易くなる。
本発明の第一の実施形態を示し、(a)はカウンターの後斜め下方より見た斜視図であり、(b)は一部を除いた厨房装置の後斜め上方より見た斜視図である。 第一の実施形態を示し、(a)は厨房装置全体の前斜め上方より見た斜視図であり、(b)は物品棚を載置した状態の要部側断面図である。 第一の実施形態を示し、(a)はカウンターの補助シンク部分において切断した厨房装置の前斜め上方より見た斜視図であり、(b)はカウンターの補助シンク部分において切断した厨房装置の側面図であり、(c)はカウンターの台面部分((a)におけるA−A線)において切断した厨房装置の側面図である。 本発明の第二の実施形態を示し、(a)はカウンターの補助シンク部分において切断した厨房装置の前斜め上方より見た斜視図であり、(b)はカウンターの補助シンク部分において切断した厨房装置の側面図であり、(c)はカウンターの台面部分((a)におけるB−B線)において切断した厨房装置の側面図である。 本発明の第三の実施形態におけるカウンターの後斜め下方より見た斜視図である。 第三の実施形態を示し、(a)はカウンターの補助シンク部分において切断した厨房装置の前斜め上方より見た斜視図であり、(b)はカウンターの補助シンク部分において切断した厨房装置の側面図であり、(c)はカウンターの台面部分((a)におけるC−C線)において切断した厨房装置の側面図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図2に示すように、第一の実施形態は、キッチンに設置される厨房装置1に関するものである。厨房装置1は、カウンター2と、バックガード3と、シンク4と、収納家具10とを備えたものである。収納家具10は、キッチンの床面に設置され、収納家具10の上面に、カウンター2が載置されるものである。
図2に示すように、収納家具10は、上方に開口する上開口を有するキャビネット11で主体が構成される。なお、以下の説明においては、収納家具10の後述するバックガード3が設けられている方を後方B(背方)、その反対方向を前方Fとし、左右方向については、使用者が後方Bを向いた時の左方L、右方Rとする。
図2に示すように、キャビネット11は、後側の端部に位置する背板12(図1(b)参照)を備える。更にキャビネット11は、左側の端部および右側の端部に位置する側板13を備える。キャビネット11は、少なくとも背板12および側板13を備えるもので、第一の実施形態では更に、前側(手前側)の端部に、前板14が設けられる。
キャビネット11は、図2に示すように、背板12と、側板13と、前板14とで囲まれる内部空間が収納空間となり、上開口を有する。第一の実施形態では、キャビネット11は、平面視矩形状に形成されている。前板14には、開口(以下、前開口とする)が形成されており、この前開口を介して収納空間はキャビネット11の前方Fの空間に連通している。前開口には、この前開口を開閉自在とする開閉体15が設けられる。開閉体15は、前開口の一部又は全部を開閉する開き扉や、前開口に引出し押込み自在に収納される引出しの前面板や、例えばコンロ(不図示)の操作部(不図示)の前面板、等により構成される。また、キャビネット11は、前板14を備えず前面全体に前開口が形成され、この前開口を開閉体15のみで閉塞してもよい。更に、キャビネット11は、底板17を備えていてもよいし、前板14が蹴込板16を備えていてもよい。キャビネット11と開閉体15とで、収納家具10が構成される。
図2に示すように、キャビネット11の上端部には、カウンター2が載置される。カウンター2は、背板12および側板13の上端部に載置され、キャビネット11の上開口を閉塞するもので、後述する。第一の実施形態では、カウンター2の平面視形状がキャビネット11の平面視形状と同様の矩形状をしている。カウンター2(およびバックガード3、シンク4)は、第一の実施形態では人工大理石で形成されるが、材質は特に限定されない。
カウンター2には、バックガード3とシンク4とが設けられるもので、更に加熱調理機器としてのコンロが設けられている。カウンター2の上面(以下、カウンター面20とする)は、平坦面となっており、カウンター面20のシンク4とコンロを除く部分が、調理作業領域21となっている。
図1に示すように、バックガード3は、カウンター2の後側の端部に設けられ、カウンター面20より上方に突出する板状をしたものである。バックガード3は、カウンター2およびシンク4と一体に成形されるものである。バックガード3の高さ32は、第一の実施形態では3cm〜10cmであるが、特に限定されない。
また、第一の実施形態のバックガード3は、図1に示すように、上端部に、後側に向けて突出する上片33を備えている。これについては後述する。
図2に示すように、カウンター2の左右方向の一部に、シンク4が形成される。第一の実施形態では、カウンター2の右側に偏った位置にシンク4が設けられている。コンロは、加熱源として電磁調理器が設けられてもよいし、電磁調理器の代わりに、ガス燃焼式等が設けられてもよい。
シンク4は、図1、図2に示すように、後壁41、側壁すなわち左壁42および右壁43、前壁44、底壁45、からなる平面視矩形状の上方に開口した槽である。そして、後壁41の前側を向く内面(以下、奥面46とする)が、カウンター2の後端部付近まで後退した状態でカウンター2に設けられるものである。第一の実施形態では、シンク4の奥面46が、バックガード3の前面31から若干前方Fに位置した略面一状となるように、シンク4とバックガード3が一体に成形されている。なお、略面一状とは、図1、図3に示すように、奥面46が前面31から若干前方Fに位置することにより形成される、せいぜい後述する物品棚7の載置部72が載置可能な程度の段部48を介して連続する状態をいう。
そして、図2に示すように、この段部48の上面が、トレイ又は網籠等からなる物品棚7が載置される被載置部40となっている。
物品棚7は、食器、調理器具、食材、洗剤やタワシ等の小物が載置されるもので、図2に示すものは平面視矩形状をしているが、特に形状は限定されない。図2に示す物品棚7は、網籠からなるもので、籠本体である物品棚本体71の周縁(すなわち上開口の上端縁)の外側に上外枠が設けられて構成され、この上外枠が、被載置部40の上面に載置されて支持される載置部72となる。また、図示しないが、物品棚7がトレイの場合には、トレイ本体(物品棚本体)の上開口の端縁よりフランジが外側に向けて形成されていて、このフランジが載置部72となる。
また、図1、図2に示すように、シンク4の左壁42、右壁43、前壁44にも、被載置部40が設けられる。これらの被載置部40は、シンク4のカウンター2と隣接している上端部に、上述した後壁41の被載置部40と同じ高さで形成される。なお、後壁41、左壁42、右壁43、前壁44の後述する台面5が設けられる部分には、被載置部40が設けられなくてもよい。
第一の実施形態では、図2、図3(a)に示すように、シンク4の底壁45の上面(以下、底面とする)の一部に、台面5が設けられている。台面5は、シンク4の底面の台面5以外の領域である基底面47よりも高く、カウンター面20よりも低い高さまで隆起した面である。シンク4の底壁45の後側の端部から前側にかけての一部(シンク4の前後長さの2〜3割程度)で、且つ、左側の端部から右側にかけての一部(シンク4の左右長さの5〜6割程度)の領域が、隆起した底壁45aとなっている(図1参照)。そして、隆起した底壁45aの上面により、台面5が構成される。なお、台面5が設けられる領域の広さ(面積、シンク4に対する割合)は、前記に特に限定されない。
また、台面5は、前側へ行く程低くなるように傾斜する第一の傾斜と、右側へ行く程低くなるように傾斜する第二の傾斜のうち少なくとも一方の傾斜を有することが好ましい。第一の実施形態では、両方の傾斜を有し、台面5の最大傾斜の方向はシンク4の中心部の方を向いている。傾斜については後述する。
また第一の実施形態では、図2に示すように、台面5の前側と右側の端縁に、被載置部40が設けられている。そして第一の実施形態では、シンク4の後壁41、左壁42、右壁43、前壁44、台面5の端縁に設けられる被載置部40は、同じ高さで連続している。
また第一の実施形態では、図2に示すように、シンク4の台面5の右側の領域(以下、補助シンク4aとする)に、排水口49が形成されている。なお、第一の実施形態では、排水口49は、全部が補助シンク4aに位置しているが、一部が補助シンク4aに位置し、残りが補助シンク4aよりも前方Fに位置してもよい。ただし、排水口49の全部が、補助シンク4aおよび台面5よりも前方Fに位置しないようにするのが好ましく、これにより、排水口49が目立ち難くなる。
物品棚7は、平面視における形状および大きさが、補助シンク4aと略同じとなっている。そして、載置部72が、台面5の右側の端縁の被載置部40、補助シンク4aの奥面46の被載置部40、右壁43の端縁の被載置部40、に載置されることで、平面視において補助シンク4aに重なるように設置される。
また第一の実施形態では、図2に示すように、台面5にカラン91およびカラン操作部92が設けられているが、これらは任意の構成である。
上述した第一の実施形態においては、シンク4の台面5の右側の奥面46がバックガード3の前面31と略面一状となるように、カウンター2に設けられている。このとき、奥面46と前面31の間にカウンター面20と同じ高さの面はなく、被載置部40はカウンター面20よりも低い位置に設けている。これにより、シンク4(補助シンク4aを含む)の奥行(前後長さ)を長くとることができ、大きなフライパンや鍋等の調理容器やその他大きなものが、シンク4内の基底面47に載置可能となるものである。
また第一の実施形態においては、シンク4の底面の一部に台面5が設けられており、台面5はカウンター面20よりも低く形成されている。このため、作業者が、例えば食材等の濡れた物品を台面5に載置した後、濡れて汚れが付着した台面5を洗う場合、台面5に水をかけるだけで、容易に、汚れを含んだ水をシンク4内に流し込ませることが可能となるものである。すなわち、台面5に水をかけても、台面5にかかった水は、台面5よりも高いカウンター面20に流れ込み難く、殆どの水を容易にシンク4内に流し込ませることが可能となる。また第一の実施形態では、台面5に傾斜を有しているため、更に容易に水がシンク4内に流れ込み易くなっている。
また第一の実施形態では、台面5は、シンク4の底面の後側の端部から前側にかけての一部に設けられており、バックガード3に隣接している。これにより、作業者が台面5に水をかけて洗う場合、平面視においてシンク4の内側から外方向(後方B)に水をかけても、バックガード3により水が跳ね返され、より一層容易に水をシンク4内に流し込ませることが可能となる。作業者が台面5に水をかけて洗う場合、平面視においてシンク4の内側から外方向(後方B)に水をかけても、バックガード3により水が跳ね返され、より一層容易に水をシンク4内に流し込ませることが可能となる。
また、台面5は基底面47よりも高いため、基底面47に、食事で使用された食器、調理作業で使用された調理容器や調理器具、食材の汚れた部分、汚れが付着した食材の包装や容器、その他汚れが付着したものが載置されても、汚れや汚れが付着したものが台面5に流れ込んだり落下したりし難い。これにより、作業者が例えば食材等の濡れた物品をカウンター面20でなくシンク4の底面に載置する場合でも、台面5に食材等の濡れた物品を載置することで、食材等の濡れた物品が汚れるのが抑えられる。
本発明においては、シンク4の後端部に、キャビネット11の背板12の上端面12aに載置支持される支持部22を備えるものである。
第一の実施形態では、図1、図3に示すように、段部48の背面側下面48aが、支持部22となっている。なお図3は、補助シンク4a部分において左右方向と直交する面で切断した厨房装置1を示している。
また、第一の実施形態において、台面5(隆起した底壁45a)部分において左右方向と直交する面で切断した場合を図3(c)に示す。第一の実施形態においては、隆起した底壁45aの下面が、背板12の上端面12aに、受け部材8(第一の受け部材81とする)を介して載置されている。すなわち、背板12の上端面12aに第一の受け部材81が載置され、この第一の受け部材81の上面に隆起した底壁45aの下面が載置されており、台面5を有する隆起した底壁45aの下面が支持部22となるものである。受け部材8は、金属、木材・木質材、合成樹脂等、特に材質は限定されない。図3(c)に示す第一の受け部材81は、左右方向に長尺の一つの部材であるが、複数の部材で構成されてもよい。
また、第一の実施形態において、カウンター2のシンク4が形成されていない部分(シンク4の左方Lの部分)は、カウンター2の後端部の下面が、背板12の上端面12aに、受け部材8(第二の受け部材82とする)を介して載置されている。すなわち、背板12の上端面12aに第二の受け部材82が載置され、この第二の受け部材82の上面に、カウンター2の後端部の下面が載置されており、このカウンター2の後端部の下面が支持部22となるものである。第二の受け部材82の厚みは、第一の受け部材81の厚みよりも厚い。すなわち、第二の受け部材82に載置されるカウンター2の後端部の下面は、第一の受け部材81に載置される隆起した底壁45aの下面よりも高いため、上記のような寸法関係となるものである。第二の受け部材82は、一つの部材で構成されてもよいし、複数の部材で構成されてもよい。
第一の実施形態においては、シンク4に形成された段部48の下面48aが、キャビネット11の背板12の上端面12aに載置支持される支持部22となることで、シンク4を広く形成したカウンター2にあっても、キャビネット11への取り付けが容易となるものである。
また、シンク4の隆起した底壁45aの下面が支持部22となることで、シンク4を広く形成したカウンター2にあっても、キャビネット11への取り付けが容易となるものである。
なお、第一の実施形態においては、シンク4の後壁41に形成された段部48の下面48aと、シンク4の隆起した底壁45aの下面の両方が支持部22となっているが、いずれか一方のみが支持部22として機能してもよい。
次に、第二の実施形態について図4に基いて説明する。なお、第一の実施形態と同じ部分については同符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。
第一の実施形態においては、段部48の下面48aと、隆起した底壁45aの下面と、カウンター2の後端部の下面と、で支持部22が構成されていた。これに対し第二の実施形態では、更に、上片33の下面が支持部22となるものである。図4は、補助シンク4a部分において左右方向と直交する面で切断した厨房装置1を示し、図4(c)に、台面5(隆起した底壁45a)部分において左右方向と直交する面で切断した厨房装置1を示す。
第二の実施形態では、図4に示すように、補助シンク4a部分において、段部48の下面48aが上端面12aに載置され、更に、上片33の下面が受け部材8(第三の受け部材83とする)を介して上端面12aに載置されている。
また、図4(c)に示すように、台面5部分においては、隆起した底壁45aの下面が第一の受け部材81を介して上端面12aに載置され、更に、上片33の下面が第三の受け部材83を介して上端面12aに載置されている。
また、カウンター2のシンク4が形成されていない部分においては、カウンター2の後端部の下面が第二の受け部材82を介して上端面12aに載置され、更に、上片33の下面が第三の受け部材83を介して上端面12aに載置されている。
第三の受け部材83の厚みは、第一の受け部材81の厚みおよび第二の受け部材82よりも厚い。なお、第二の実施形態における第三の受け部材83は、左右方向に長尺の一つの部材であるが、複数の部材で構成されてもよい。
第二の実施形態においても、段部48の下面48a、隆起した底壁45aの下面が支持部22となることで、シンク4を広く形成したカウンター2にあっても、キャビネット11への取り付けが容易となるものである。これに加え、上片33の下面も支持部22として機能することで、上端面12aにかかる力が分散される。
次に、第三の実施形態について図5、図6に基いて説明する。なお、第一の実施形態と同じ部分については同符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。
第一の実施形態において、台面5部分においては、隆起した底壁45aの下面が、第一の受け部材81を介して、上端面12aに載置されていた。これに対し第三の実施形態では、隆起した底壁45aの下面にリブ45bが形成され、このリブ45bが直接上端面12aに載置されるものである。
リブ45bは、図5、図6に示すように、隆起した底壁45aが形成される部分において、カウンター2の後端部のバックガード3に対応する位置に、下方に向けてリブ45bが突設されている。更に第三の実施形態では、リブ45bが台面5の下面全体において間隔を開けて複数設けられているが、この部分のリブ45bは任意の構成である。
また、補助シンク4a部分において、段部48の下面48aが上端面12aに載置され、台面5部分において、隆起した底壁45aの下面が第一の受け部材81を介して上端面12aに載置される点は、第一の実施形態と同様である。
また、第三の実施形態においても、第二の実施形態のように、上片33の下面が支持部22となって、第三の受け部材83を介して上端面12aに載置されてもよい。
第三の実施形態においても、段部48の下面48a、隆起した底壁45aの下面(リブ45b)が支持部22となることで、シンク4を広く形成したカウンター2にあっても、キャビネット11への取り付けが容易となるものである。これに加え、隆起した底壁45aの下面のリブ45bが直接上端面12aに載置されるため、第二の受け部材82が不要となる。
次に、第四の実施形態について説明する。なお、第三の実施形態と同じ部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。
第四の実施形態においては、第三の実施形態の構成に加え、バックガード3の背面側にリブ(不図示)が形成され、このリブの下面が支持部22となって、上端面12aに載置されるものである。
前記リブは、バックガード3の左右方向のシンク4が形成される部分において、上下を長手方向とするものが複数個、左右方向に間隔をあけて、設けられている。
なお、その他の点は、第三の実施形態と同じである。
第四の実施形態においても、段部48の下面48a、隆起した底壁45aの下面が支持部22となることで、シンク4を広く形成したカウンター2にあっても、キャビネット11への取り付けが容易となるものである。これに加え、リブ45bの下面も支持部22として機能することで、上端面12aにかかる力が分散される。
1 厨房装置
10 収納家具
11 キャビネット
12 背板
12a 上端面
13 側板
14 前板
15 開閉体
16 蹴込板
2 カウンター
20 カウンター面
21 調理作業領域
22 支持部
3 バックガード
31 前面
32 高さ
33 上片
35 下端面
4 シンク
4a 補助シンク
40 被載置部
41 後壁
42 左壁
43 右壁
44 前壁
45 底壁
45a 隆起した底壁
45b リブ
46 奥面
47 基底面
48 段部
48a 背面側下面
49 排水口
5 台面
51 第一の台面
52 第二の台面
6 加熱調理機器
7 物品棚
71 物品棚本体
72 載置部
8 受け部材
81 第一の受け部材
82 第二の受け部材
90 壁面
91 カラン
92 カラン操作部
B 後方
F 前方
L 左方
R 右方

Claims (4)

  1. シンクが形成されたカウンターと、
    上方に開口する上開口を有し、前記上開口を覆うように前記カウンターが配置されるキャビネットと、
    を備え、
    前記シンクの後壁の内面が、前記カウンターの後端部付近に位置するように設けられ、
    前記シンクの側壁と前記後壁の上端部に、上面に物品棚が着脱自在に載置可能な段部が設けられ、
    前記後壁の前記段部の背面側下面が、前記キャビネットの背板の上端面に載置支持される支持部となることを特徴とする厨房装置。
  2. シンクが形成されたカウンターと、
    上方に開口する上開口を有し、前記上開口を覆うように前記カウンターが配置されるキャビネットと、
    を備え、
    前記シンクの後壁の内面が、前記カウンターの後端部付近に位置するように設けられ、
    前記シンクの底面の後側端部から手前側にかけての一部で、且つ、左右方向の一部の領域が前記底面よりも高く、前記カウンターの上面よりも低い高さまで隆起した台面となり、
    隆起した前記底面の裏側下面が、前記キャビネットの背板の上端面に載置支持される支持部となることを特徴とする厨房装置。
  3. シンクが形成されたカウンターと、
    上方に開口する上開口を有し、前記上開口を覆うように前記カウンターが配置されるキャビネットと、
    前記カウンターの後端部に上方に突出するバックガードと、
    を備え、
    前記シンクの後壁の内面が、前記バックガード付近に位置するように設けられ、
    前記シンクの前記後壁および側壁の上端部に形成される、上面に物品棚が着脱自在に載置可能な段部と、
    前記シンクの底面の後側端部から手前側にかけての一部で、且つ、左右方向の一部の領域において、前記底面よりも高く前記カウンターの上面よりも低い高さまで隆起し、上面が前記バックガードの前記前面と連続する台面となる隆起した前記底面の裏側下面と、
    のうちの少なくとも一方を備え、
    前記後壁の前記段部の背面側下面と、隆起した前記底面の下面のいずれか一方または両方が、前記キャビネットの背板の上端面に載置支持される支持部となることを特徴とする厨房装置。
  4. 前記バックガードに前記支持部が設けられることを特徴とする請求項3記載の厨房装置。
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