JP6266553B2 - キッチンシンク及びこれを備えたシステムキッチン - Google Patents

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本発明は、キッチンシンク及びこれを備えたシステムキッチンに関する。より具体的には、キッチンシンクに対するダストボックスの収納形態の改良に関する。
特許文献1には、手間をかけずに野菜、魚などの調理屑を収納できるとともに、収納後に水切りを行って生ゴミとして廃棄できる、シンク本体に後付け可能なダストボックスが記載されている。
このダストボックスは、長手方向の寸法がシンク本体の内部空間の前後方向の寸法とほぼ同じである。従って、このダストボックスは、長手方向をシンク本体の前後方向に向けて、内部空間の開口縁に架設して装着するようになっている(特許文献1の図1参照)。
特開2004−216024号公報
上記従来の技術では、シンク本体の内部空間の開口縁間にダストボックスを架設するので、ダストボックスの装着状態においてシンク本体の内部空間の面積が侵される。このため、シンク本体を用いた食器洗いなどの各種作業が行い難くなるという欠点がある。
本発明は、上記の問題点に鑑み、ダストボックスの装着状態においても、シンク本体における各種作業が行い易いキッチンシンクを提供することを目的とする。
(1) 本発明のキッチンシンクは、底部と側壁部とから上方に開口する内部空間が形成されたシンク本体と、前記側壁部を水平方向の外側に凹ませて形成された収納空間と、前記収納空間に着脱自在に収納可能なダストボックスと、を備えることを特徴とする。
本発明のキッチンシンクによれば、シンク本体の側壁部を水平方向の外側に凹ませて収納空間が形成され、この収納空間にダストボックスを着脱自在に収納することにしたので、ダストボックスを装着した状態でシンク本体の内部空間の面積が侵されることがない。
このため、ダストボックスの装着状態においても、シンク本体における各種作業が行い易いキッチンシンクを提供することができる。
(2) 本発明のキッチンシンクにおいて、前記ダストボックスは、前記収納空間に収納可能なかご部材と、前記かご部材の内部に収納可能なボックス本体と、を有することが好ましい。
この場合、ダストボックスが、収納空間に収納可能なかご部材と、かご部材の内部に収納可能なボックス本体とに分離されるので、ボックス本体をかご部材から取り外すと、洗剤容器などを収容する小物棚としてかご部材を兼用できる。
(3) 本発明のキッチンシンクにおいて、前記かご部材は、前記収納空間に収納された当該かご部材に対して、前記ボックス本体を前記内部空間から水平方向に出し入れできる形状に形成されていることが好ましい。
この場合、収納空間に収納されたかご部材に対して、ボックス本体をシンク本体の内部空間から水平方向に出し入れできるので、ボックス本体を上下方向から出し入れする場合に比べて、ボックス本体の脱着が容易である。従って、ゴミ出し作業がより簡便になる。また、ボックス本体を上下方向から出し入れする場合に比べて、ボックス本体の開口面積を大きくでき、ボックス本体の容量を増やせるという利点もある。
(4) 本発明のキッチンシンクにおいて、前記内部空間の開口部及び内部の少なくとも1つの高さに架設させた状態で用いる、仮置き部材を更に備えることが好ましい。
この場合、仮置き部材をシンク本体の内部空間の開口部及び内部の少なくとも1つの高さに架設することにより、シンク本体の内部空間のエリアを炊事作業などの作業空間として利用できる。
(5) 本発明のキッチンシンクにおいて、前記側壁部は、前記仮置き部材の縁部を支持する1又は複数の支持面を有し、前記ダストボックスは、前記仮置き部材の縁部を支持する、前記支持面と同じ高さの1又は複数の支持部を有していてもよい。
この場合、シンク本体の側壁部の支持面とダストボックスの支持部とが同じ高さであるから、ダストボックスを装着した状態であっても、シンク本体の内部空間のすべての平面領域において仮置き部材を使用できるようになる。
(6) 本発明のキッチンシンクにおいて、1又は複数の前記支持部のうちの少なくとも1つが、前記かご部材に形成されていることが好ましい。
この場合、1又は複数の支持部のうちの少なくとも1つが、ボックス本体ではなく、かご部材に形成されているので、ボックス本体を取り外してかご部材のみを装着した場合でも、仮置き部材をかご部材の支持部に架設させて使用することができる。
(7) 本発明のキッチンシンクにおいて、前記側壁部は、前記仮置き部材の一種であるまな板を前記内部空間の開口部の高さに支持する支持面を有し、前記ダストボックスは、前記支持面と同じ高さの支持部であって、前記まな板の上面が当該ダストボックスの上端よりも上方又は同じ高さとなるように、前記まな板の縁部を支持する支持部を有することが好ましい。
この場合、まな板の縁部をダストボックスの支持部に支持させると、まな板の上面が当該ダストボックスの上端よりも上方又は同じ高さとなる。
このため、食材の切り屑などの生ゴミを、まな板の上面でスライドさせながらダストボックス側にそのまま押し出すだけでダストボックスの内部に投入できる。従って、まな板からダストボックスへのゴミ廃棄が簡便になり、まな板上での作業を迅速かつ容易に行えるようになる。
(8) 本発明のキッチンシンクにおいて、前記収納空間の壁面に、前記ダストボックスを吊り下げるための支持部が形成され、前記内部空間を排水する排水口が、前記ダストボックスの直下に配置されていることが好ましい。
この場合、シンク本体の内部空間を排水する排水口が吊り下げ状態に支持されるダストボックスの直下に位置するので、ダストボックスから排出される廃液を排水し易くなるという利点がある。
(9) 本発明のシステムキッチンは、キャビネット部と、前記キャビネット部の上端部を閉塞する天板と、前記天板に設けられた上述の(1)〜(8)のいずれかに記載のキッチンシンクと、を備える。
従って、本発明のシステムキッチンは、上述の(1)〜(8)のいずれかに記載のキッチンシンクと同様の作用効果を奏する。
以上の通り、本発明によれば、ダストボックスを装着した状態でシンク本体の内部空間の面積が侵されないので、ダストボックスの装着状態においても、シンク本体における各種作業が行い易いキッチンシンクが得られる。
本発明の実施形態に係るキッチンシンクを有するシステムキッチンの一例を示す斜視図である。 同キッチンシンクを右斜め方向から見た斜視図である。 同キッチンシンクを左斜め方向から見た斜視図である。 シンク本体(単体)を前方から見た斜視図である。 同キッチンシンクのA−A線断面図である。 ダストボックスの装着状態を示す斜視図である。 ダストボックスの単体状態を示す斜視図である。 かご部材とボックス本体を分離した状態を示す斜視図である。 まな板の好ましい仮置き位置を示すキッチンシンクの斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。
〔システムキッチンの全体構成〕
図1は、本発明の実施形態に係るキッチンシンク4を備えたシステムキッチン1の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態のシステムキッチン1は、台所などに設置される左右方向に長いキャビネット部2と、キャビネット部2の上端部を閉塞する天板3と、天板3に設けられたキッチンシンク4及びIHヒーターやガスコンロなどよりなる加熱調理器5と、を備えている。
キャビネット部2の前面開口部には、複数の抽斗6が前後方向に出し入れ自在に収納されているとともに、開き戸7が開閉自在に設けられている。
天板3の左右方向両側には、長方形状の開口8,9が形成されている。左側の開口8の下面側には、シンク本体11(図4参照)が取り付けられ、右側の開口9の内部には、加熱調理器5が収納されている。
なお、キッチンシンク4及び加熱調理器5の設置位置は、また、抽斗6及び開き戸7の設置位置も、室内におけるシステムキッチン1の配置などに応じて適宜変更することができる。
〔キッチンシンクの構成〕
図2は、本実施形態のキッチンシンク4を右斜め方向から見た斜視図であり、図3は、本実施形態のキッチンシンク4を左斜め方向から見た斜視図である。図2は、仮置き部材13などの構成部材をすべて装着した場合のキッチンシンク4を示し、図3は、仮置き部材13と水栓12を取り除いた場合のキッチンシンク4を示す。
図4は、シンク本体11(単体)を前方から見た斜視図であり、図5は、キッチンシンク4のA−A線断面図である。
図2〜図5に示すように、キッチンシンク4は、天板3の下面に固定されたシンク本体11と、シンク本体11の後部側に立設された水栓12と、シンク本体11の内部空間26に架設して使用する仮置き部材13と、を備えている。
また、本実施形態のキッチンシンク4は、シンク本体11の後部左側に設けられた小物ガード14と、シンク本体11の後部右側に設けられたダストボックス15と、シンク本体11の後部左側に設けられたまな板立て16と、を備えている。
本実施形態のシンク本体11は、アクリル樹脂などを主成分とした合成樹脂を型枠に流し込んで成型された人工大理石よりなり、図4に示す形状に形成されている。
具体的には、シンク本体11は、横長のほぼ長方形状の底部21と、底部21の各辺から一体に立ち上がる前側壁部22、後側壁部23、左側壁部24及び右側壁部25とを備えている。シンク本体11は、それらの各部21〜25の内面で囲まれた空間である、上方に開口する内部空間26を備えている。
各側壁部22〜25の上縁には、シンク本体11の天板3に対する取付部として機能する取付フランジ27が一体に形成されている。
シンク本体11は、内部空間26の開口と天板3の開口8とを一致させた状態で、天板3の下面に配置されており、取付フランジ27を接着剤などで天板3の下面に固定することにより、天板3に一体化されている。
後側壁部23の左側部分には、当該後側壁部23を水平方向の後側に凹ませて形成された左収納空間28が設けられている。左収納空間28は、洗剤容器などの小物を収納するための空間である。
後側壁部23の右側部分には、当該後側壁部23を水平方向の後側に凹ませて形成された右収納空間29が設けられている。右収納空間29は、ダストボックス15を収納するための空間である。
内部空間26と上記の左右の収納空間28,29とにより、シンク本体11の開口部の平面形状は、ほぼ「凹の字状」に形成されている。
左収納空間28は、内部空間26のほぼ半分程度の深さを有する底上げ状の収納空間となっている。右収納空間29の下方には、排水口30が形成されている。この排水口30には、排水口蓋31(図3参照)を着脱自在に設置できる。また、右収納空間29の左右両側面には、ダストボックス15の底部を支持する載置面32が形成されている。
なお、シンク本体11を単体で示す図4において、符号33は、水栓12を取り付けるための貫通孔であり、符号34は、吊り下げピン40,41(図2参照)を取り付けるための貫通孔である。
図2に示すように、キッチンシンク4の仮置き部材13には、まな板13A、水切りグレーチング13B及び水切りプレート13Cなどの複数種類の部材が含まれる。
まな板13Aは、合成樹脂製の板材よりなり、水切りグレーチング13Bは、多数のパイプ材が所定間隔おきに並ぶように形成されたグレーチング材よりなり、水切りプレート13Cは、多数の水切り孔を有する金属製のパンチングプレートよりなる。
仮置き部材13は、シンク本体11の内部空間26の開口部及び内部に形成された、高さの異なる支持面37〜39のいずれかに架設することにより、3段階で異なる高さのうちのいずれかの高さで使用することができる。
すなわち、図5に示すように、シンク本体11の前側壁部22及び後側壁部23の対向位置に、上から順に第1〜第3支持面37〜39が形成されており、仮置き部材13は、第1〜第3支持面37〜39のいずれかに架設することができる。
例えば、図2に示すように、本実施形態のキッチンシンク4では、まな板13Aは、最も上の第1支持面37に架設することができ、水切りグレーチング13Bは、上から2番目の第2支持面38に架設することができ、水切りプレート13Cは、上から3番目の最も下の第3支持面39に架設することができる。
なお、どの種類の仮置き部材13をどの高さの支持面37〜39に架設するかは、図2の場合に限定されない。また、各支持面37〜39は、左右方向に延設されており、その延設範囲において仮置き部材13の位置を変更自在である。
図3に示すように、小物ガード14は、左収納空間28に収納された洗剤容器などの小物をガードするための部材である。小物ガード14は、例えば、所定形状に屈曲された複数本の金属製の棒状材の交差部を固着することにより製作されている。
小物ガード14は、左収納空間28の後側面に固定された左右一対の吊り下げピン40に掛止可能な掛止部を有する。この掛止部を吊り下げピン40に引っ掛けることにより、小物ガード14を左収納空間28に装着することができる。
〔ダストボックスの構成〕
図6は、ダストボックス15の装着状態を示す斜視図であり、図7は、ダストボックス15の単体状態を示す斜視図である。
また、図8は、ダストボックス15を構成するかご部材43とボックス本体44を分離した状態を示す斜視図である。
図6〜図8に示すように、ダストボックス15は、シンク本体11の右収納空間29に収納可能なかご部材43と、かご部材43の内部に収納可能なボックス本体44とを備えている。
かご部材43は、右収納空間29にボックス本体44を吊り下げ状態で保持するための部材である。かご部材43は、例えば、所定形状に屈曲された複数本の金属製の棒状材の交差部を固着することにより製作されている。
かご部材43は、右収納空間29の後側面に固定された左右一対の吊り下げピン41に掛止可能な掛止部を有する。この掛止部を吊り下げピン41に引っ掛けることにより、かご部材43を右収納空間29の内部に浮上した状態で装着することができる。
かご部材43は、右収納空間29の平面形状とほぼ同じ大きさの長方形枠状に形成されており、吊り下げピン41に引っ掛けて装着した状態において、右収納空間29に概ねピッタリと収まるようになっている。
図6及び図7に示すように、ダストボックス15には、上から順に第1〜第3支持部45〜47が形成されている。
ダストボックス15を右収納空間29に吊り下げると、第1支持部45は第1支持面37と同じ高さでかつ同じ左右方向に延びた状態となり、第2支持部46は第2支持面38と同じ高さでかつ同じ左右方向に延びた状態となり、第3支持部47は第3支持面39と同じ高さでかつ同じ左右方向に延びた状態となる。
このため、本実施形態のキッチンシンク4では、第1支持面37に架設する仮置き部材13(本実施形態では、まな板13A)の後端縁部を、かご部材43の第1支持部45にもそのまま架設することができる。
また、第2支持面38に架設する仮置き部材13(本実施形態では、水切りプレート13B及び水切りグレーチング13C)の後端縁部を、かご部材43の第2支持部46にもそのまま架設でき、第3支持面39に架設する仮置き部材13の後端縁部を、ボックス本体44の第3支持部47にもそのまま架設することができる。
なお、本実施形態のダストボックス15では、第1支持部45と第2支持部46は、かご部材43を構成する枠材よりなり、第3支持部47は、ボックス本体44の前面から突出するように固定された枠材よりなる。
ボックス本体44は、上方が開口するほぼ直方体の箱体よりなり、底部に多数の水抜き孔を有する。
図7及び図8に示すように、かご部材43の前面部分は大きく開口しており、この開口部は、ボックス本体44の高さよりも若干大きい寸法となっている。
このため、図8に白抜き矢印で示すように、ボックス本体44をかご部材43の前方から出し入れすることができる。従って、キッチンシンク4のユーザーは、右収納空間29に収納されたかご部材43に対して、ボックス本体44を内部空間26側から水平方向に出し入れすることができる。
図3に示すように、小物ガード14にも、上から順に第1及び第2支持部49,50が形成されている。
小物ガード14を左収納空間28に吊り下げると、第1支持部49は第1支持面37と同じ高さでかつ同じ左右方向に延びた状態となり、第2支持部50は第2支持面38と同じ高さでかつ同じ左右方向に延びた状態となる。
このため、本実施形態のキッチンシンク4では、第1支持面37に架設する仮置き部材13(本実施形態では、まな板13A)の後端縁部を、小物ガード14の第1支持部49にもそのまま架設することができる。
また、第2支持面38に架設する仮置き部材13(本実施形態では、水切りプレート13B及び水切りグレーチング13C)の後端縁部を、小物ガード14の第2支持部50にもそのまま架設することができる。
まな板立て16は、小物ガード14とは別体に構成された枠材よりなり、小物ガード14に対して着脱自在となっている。なお、本実施形態のキッチンシンク4において、まな板立て16を省略することもできる。
〔キッチンシンクの効果〕
以上の通り、本実施形態のキッチンシンク4によれば、シンク本体11の後側壁部23を水平方向の後側に凹ませて右収納空間29が形成され、この右収納空間29にダストボックス15を着脱自在に収納することにしたので、ダストボックス15を装着した状態でシンク本体11の内部空間26の面積が侵されることがない(図2及び図3参照)。
このため、ダストボックス15の装着状態においても、シンク本体11における各種作業が行い易いキッチンシンク4を提供することができる。
本実施形態のキッチンシンク4によれば、ダストボックス15が、右収納空間29に収納可能なかご部材43と、かご部材43の内部に収納可能なボックス本体44とに分離した構造となっている(図7及び図8参照)。
このため、ボックス本体44をかご部材43から取り外すと、洗剤容器などを収容する小物棚としてかご部材43を兼用することができる。
本実施形態のキッチンシンク4によれば、右収納空間29に収納されたかご部材43に対して、ボックス本体44をシンク本体11の内部空間26から水平方向に出し入れすることができる(図8参照)。
このため、ボックス本体44を上下方向から出し入れする場合に比べて、ボックス本体44の脱着が容易となり、ゴミ出し作業がより簡便になる。また、ボックス本体44を上下方向から出し入れする場合に比べて、ボックス本体44の開口面積を大きくでき、ボックス本体44の容量を増やすことができる。
本実施形態のキッチンシンク4では、シンク本体11の内部空間26の開口部及び内部の少なくとも1つの高さに架設させた状態で用いる、仮置き部材13を備えている(図2参照)。
このため、仮置き部材13をシンク本体11の内部空間26の開口部及び内部の少なくとも1つの高さに架設することにより、シンク本体11の内部空間26のエリアを炊事作業などの作業空間として利用できる。
本実施形態のキッチンシンク4によれば、シンク本体11の後側壁部23の支持面37〜39と、ダストボックス15の支持部45〜46とが同じ高さになっている(図3及び図6参照)。
このため、ダストボックス15を装着した状態であっても、シンク本体11の内部空間26のすべての平面領域において仮置き部材13を使用することができる。
本実施形態のキッチンシンク4によれば、第1及び第2支持部45,46がかご部材43に形成されているので、ボックス本体44を取り外してかご部材43のみを右収納空間29に装着した場合でも、第1及び第2支持面37,38に架設して使用する仮置き部材13を、かご部材43の第1及び第2支持部45,46に架設させて使用することができる。
本実施形態のキッチンシンク4によれば、右収納空間29の壁面にダストボックス15を吊り下げるための吊り下げピン(支持部)41が形成され、内部空間26を排水する排水口30がダストボックス15の直下に配置されている(図3及び図6参照)。
このため、シンク本体11の内部空間26を排水する排水口30が吊り下げ状態に支持されるダストボックス15の直下に位置するので、ダストボックス15から排出される廃液を排水し易くなる。
〔まな板の好ましい仮置き位置〕
図9は、まな板13Aの好ましい仮置き位置を示すキッチンシンク4の斜視図である。
図2では、シンク本体11の最も左側寄りにまな板13Aを配置する場合が例示されているが、図9の矢印B1に示すようにまな板13Aを右側にずらし、例えば、シンク本体11の最も右側寄りの位置(図9の一点鎖線のハッチング参照)に、まな板13Aを配置することが好ましい。
この場合、前述の通り、まな板13Aの後端縁部が、シンク本体11の第1支持面37とかご部材43の第1支持部45によって支持される。
また、本実施形態のダストボックス15では、第1支持部45が、かご部材43を構成する枠材のうちで最も上側の金属線材よりなるので(図6参照)、まな板13Aの後端縁部を第1支持部45に載せると、まな板13Aの上面は、ダストボックス15の上端を構成する第1支持部45よりも上方となる。
このため、例えば図9の矢印B2に示すように、食材の切り屑などの生ゴミを、まな板13Aの上面でスライドさせながらダストボックス15側(図9の例では後部側)にそのまま押し出すだけで、ダストボックス15の内部に投入できる。
従って、まな板13Aからダストボックス15へのゴミ廃棄が簡便になり、まな板13A上での包丁作業などの作業を迅速かつ容易に行えるという利点がある。
なお、上記の効果を奏するためには、まな板13Aの上面がダストボックス15の上端以上の高さであればよい。従って、第1支持部45は、必ずしも、ダストボックス15の上端部分を構成する部材である必要はなく、まな板13Aの厚さ寸法以下の範囲で、ダストボックス15の上端よりも若干低い位置においてまな板13Aの縁部を支持する部材であってもよい。
〔その他の変形例〕
今回開示した実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の権利範囲は、上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された構成と均等の範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上述の実施形態では、ダストボックス15がかご部材43とボックス本体44に分かれた分離タイプを例示したが、ダストボックス15は、ボックス本体44単体で構成されていてもよい。
上述の実施形態では、ダストボックス15の収納空間として、後側壁部23を後方に凹ませた右収納空間29が採用されているが、ダストボックス15の収納空間は、後側壁部23の左収納空間28などの後側壁部23におけるその他の位置に配置されていてもよいし、左側壁部24又は右側壁部25を左右方向に凹ませた収納空間であってもよい。
1:システムキッチン 2:キャビネット部 3:天板 4:キッチンシンク
5:加熱調理器 6:抽斗 7:開き戸 8:開口 9:開口
11:シンク本体 12:水栓 13:仮置き部材
13A:まな板 13B:水切りグレーチング 13C:水切りプレート
14:小物ガード 15:ダストボックス 21:底部 22:前側壁部
23:後側壁部 24:左側壁部 25:右側壁部 26:内部空間
27:取付フランジ 28:左収納空間 29:右収納空間 30:排水口
31:排水口蓋 32:載置面 33:貫通孔 34:貫通孔
37:第1支持面 38:第2支持面 39:第3支持面
40:吊り下げピン 41:吊り下げピン
43:かご部材 44:ボックス本体
45:第1支持部 46:第2支持部 47:第3支持部
49:第1支持部 50:第2支持部

Claims (6)

  1. 底部と側壁部とから上方に開口する内部空間が形成されたシンク本体と、
    前記側壁部を水平方向の外側に凹ませて形成された収納空間と、
    前記収納空間に着脱自在に収納可能なダストボックスと、を備え、
    前記ダストボックスは、
    前記収納空間に収納可能なかご部材と、
    前記かご部材の内部に収納可能なボックス本体と、を有し、
    前記かご部材は、前記収納空間に収納された当該かご部材に対して、前記ボックス本体を前記内部空間から水平方向に出し入れできる形状に形成されているキッチンシンク。
  2. 底部と側壁部とから上方に開口する内部空間が形成されたシンク本体と、
    前記側壁部を水平方向の外側に凹ませて形成された収納空間と、
    前記収納空間に着脱自在に収納可能なダストボックスと、を備え、
    前記ダストボックスは、
    前記収納空間に収納可能なかご部材と、
    前記かご部材の内部に収納可能なボックス本体と、を有し、
    前記内部空間の開口部及び内部の複数の高さに架設させた状態で用いる、仮置き部材を更に備え、
    前記側壁部は、前記仮置き部材の縁部を支持する複数の高さの支持面を有し、
    前記ダストボックスは、前記仮置き部材の縁部を支持する、前記支持面と同じ高さの複数の高さの支持部を有し、
    前記収納空間の左右両側面に前記かご部材の底部を支持する載置面が形成されているキッチンシンク。
  3. 複数の前記支持部のうちの少なくとも1つが、前記かご部材に形成されている請求項2に記載のキッチンシンク。
  4. 前記側壁部は、前記仮置き部材の一種であるまな板を前記内部空間の開口部の高さに支持する支持面を有し、
    前記ダストボックスは、前記支持面と同じ高さの支持部であって、前記まな板の上面が当該ダストボックスの上端よりも上方又は同じ高さとなるように、前記まな板の縁部を支持する支持部を有する請求項2に記載のキッチンシンク。
  5. 前記収納空間の壁面に、前記ダストボックスを吊り下げるための支持部が形成され、
    前記内部空間を排水する排水口が、前記ダストボックスの直下に配置されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のキッチンシンク。
  6. キャビネット部と、
    前記キャビネット部の上端部を閉塞する天板と、
    前記天板に設けられた請求項1〜5のいずれか1項に記載のキッチンシンクと、を備えるシステムキッチン。
JP2015043213A 2015-03-05 2015-03-05 キッチンシンク及びこれを備えたシステムキッチン Active JP6266553B2 (ja)

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