JPH11318594A - ハンガーロッド付き洋服箪笥 - Google Patents

ハンガーロッド付き洋服箪笥

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JPH11318594A
JPH11318594A JP12605398A JP12605398A JPH11318594A JP H11318594 A JPH11318594 A JP H11318594A JP 12605398 A JP12605398 A JP 12605398A JP 12605398 A JP12605398 A JP 12605398A JP H11318594 A JPH11318594 A JP H11318594A
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寛 本木
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義英 川田
Hisashi Hiramatsu
久志 平松
Yoshihiro Tominaga
芳弘 富永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンガーロッドに対する衣類の掛け外し作業
や、該ロッドに掛け吊るされた衣類から所望の衣類をさ
がす作業を、ハンガーロッドが箪笥本体内の定位置に固
定されている従来の洋服箪笥に比べて簡単、容易に行う
ことができ、老人や身体障害者も使用し易いハンガーロ
ッド付き洋服箪笥を提供する。また、かかるハンガーロ
ッド付き洋服箪笥であって、さらに、構造簡単、頑丈
で、その割りには安価に製造できるハンガーロッド付き
洋服箪笥を提供する。 【解決手段】 箪笥本体1と、箪笥本体1に対し出し入
れできる一体的に形成された可動体2と、可動体2の箪
笥本体1に対する出し入れを案内する案内装置3とを備
えており、可動体2は箪笥前奥方向Xに架設されたハン
ガーロッド24を含んでおり、案内装置3は、可動体2
の前端部に設けられて箪笥設置床面Fに接して可動体2
を支持しつつ可動体2とともに移動できる案内輪34を
含んでいるハンガーロッド付き洋服箪笥。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衣類を掛け吊るすハ
ンガーロッドを備えた洋服箪笥に関する。
【0002】
【従来の技術】洋服箪笥は種々のタイプのものが知られ
ているが、通常、衣類を掛け吊るすハンガーロッドを備
えている。このハンガーロッドは、箪笥本体内の定位置
に架設、固定されていて箪笥本体から引き出したり、再
び箪笥本体内に収納するような出し入れはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
ハンガーロッドに衣類を掛け吊るしたり、該ロッドから
衣類を取り外す作業、或いは該ロッドに掛け吊るされて
いる衣類から所望の衣類をさがし出す作業は、実際に
は、箪笥本体内の限られた空間で行わなければならない
ので困難を伴うことがある。例えばハンガーロッドに既
に多くの衣類が掛け吊るされている状態で該ロッドに衣
類を掛け外ししたり、掛け吊るされている衣類から所望
の衣類をさがすことは困難で面倒な作業となる。特に、
身体障害者や老人にとって、それは辛い作業となる。
【0004】そこで本発明は、衣類を掛け吊るすハンガ
ーロッドを備えた洋服箪笥であって、ハンガーロッドに
対する衣類の掛け外し作業や、該ロッドに掛け吊るされ
た衣類から所望の衣類をさがす作業を、ハンガーロッド
が箪笥本体内の定位置に固定されている従来の洋服箪笥
に比べて簡単、容易に行うことができ、老人や身体障害
者も使用し易いハンガーロッド付き洋服箪笥を提供する
ことを課題とする。
【0005】また本発明は、かかるハンガーロッド付き
洋服箪笥であって、さらに、構造簡単、頑丈で、その割
りには安価に製造できるハンガーロッド付き洋服箪笥を
提供することを課題とする。前記課題を解決するため、
本発明は次のタイプ及びタイプの洋服箪笥を提供す
る。 タイプの洋服箪笥 箪笥本体と、該箪笥本体に対し出し入れできる一体的に
形成された可動体と、該可動体の箪笥本体に対する出し
入れを案内する案内装置とを備えており、前記可動体は
箪笥前奥方向に架設されたハンガーロッドを含んでお
り、前記案内装置は、前記可動体の前端部に設けられて
箪笥設置床面に接して該可動体を支持しつつ可動体とと
もに移動できる案内部材を含んでいることを特徴とする
ハンガーロッド付き洋服箪笥。
【0006】この洋服箪笥によると、ハンガーロッドを
有する、一体的に形成された可動体は案内装置を利用し
て箪笥本体に簡単容易に出し入れできる。可動体を箪笥
本体から引き出した状態で、可動体両側の広い空間を使
って、元気な人は勿論のこと、老人や身体障害者でも、
該可動体におけるハンガーロッドに対し衣類を比較的簡
単、容易に掛け外しできる。また、該ハンガーロッドに
既に掛け吊るされている衣類から所望の衣類を容易にさ
がしだしたり、選択したりできる。
【0007】可動体を箪笥本体から引き出すとき、可動
体の前端部の案内部材が箪笥設置床面に接触しつつ可動
体とともに移動するので、引き出された可動体の前側が
この案内部材に支持されることになり、たとえハンガロ
ードに多くの衣類が掛け吊るされている場合でも、該可
動体の前側への過度の傾きや、転倒を防止できる。 タイプの洋服箪笥 箪笥本体と、該箪笥本体に対し出し入れできる一体的に
形成された可動体と、該可動体の箪笥本体に対する出し
入れを案内する案内装置とを備えており、前記可動体
は、上下方向に延びる前板部材と、該前板部材の下端部
から箪笥奥側へ向け延びる底板部材と、前記前板部材の
内面に沿って該内面の上部から下部へ延びるとともに前
記底板部材の上面に沿って該上面の前部から奥部へ延
び、さらにそこから上方へ延びる側面視U字形状のロッ
ド部材であって前記前板部材及び底板部材に連結された
ロッド部材と、該U字形状ロッド部材の上端部間に箪笥
前奥方向に渡し設けられたハンガーロッドとを含んでお
り、前記案内装置は、前記可動体と前記箪笥本体との間
で該可動体の出し入れを案内する可動体及び本体間の案
内部と、前記可動体の前端部に設けられて箪笥設置床面
に接して該可動体を支持しつつ可動体とともに移動でき
る案内部材とを含んでいることを特徴とするハンガーロ
ッド付き洋服箪笥。
【0008】このタイプの洋服箪笥は、前記タイプ
の洋服箪笥を具体的にしたものの1例であり、タイプ
の洋服箪笥と同じ前記作用効果がある。さらに、この
タイプの箪笥は、前記可動体が、前板部材、底板部材、
これに連結されたU字形状ロッド部材及び該U字形状ロ
ッド部材に架設されたハンガーロッドという少ない部品
点数から一体的に形成され得るので、そして特に前記一
体的なU字形状ロッド部材を採用しているので、構造簡
単、頑丈で、その割りには安価に製造できる。
【0009】タイプの洋服箪笥において、前記案内装
置における可動体及び本体間の案内部は、前記底板部材
の両側縁部の箪笥前奥方向の移動を案内するように前記
箪笥本体の両側部材に設けられて該底板部材の両側縁部
に係合する一対の案内部材(例えば前記箪笥本体の両側
部材に設けられて該底板部材の両側縁部に係合する一対
のスライドレール)と、前記U字形状ロッド部材の両上
端部の箪笥前奥方向の移動を案内するように前記箪笥本
体の天部材に設けられて該ロッド部材上端部に係合する
案内部材(例えば箪笥本体の天部材に設けられて該ロッ
ド部材上端部の両側に配置される一対のスレ桟)とを含
むものを例示できる。
【0010】、のいずれのタイプの洋服箪笥につい
ても、前記可動体の前端部に設けられて箪笥設置床面に
接して該可動体を支持しつつ可動体とともに移動できる
案内部材は、それには限定されないが、例えば箪笥設置
床面に接して転動できる支持輪兼案内輪を挙げることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の1実施形態である
ハンガーロッド付き洋服箪笥の全体の正面図であり、図
2は同側面図である。図3は可動体から前板部材を外し
た残り全体の正面図であり、図4は箪笥本体の片方の側
板を外した残り全体の側面図である。図5は箪笥本体か
ら可動体を引き出した状態の全体の側面図である。
【0012】図示のハンガーロッド付き洋服箪笥は、箪
笥本体1と、箪笥本体1に対し出し入れできる一体的に
形成された可動体2と、可動体2の箪笥本体に対する出
し入れを案内する案内装置3とを備えている。箪笥本体
1は天板11、底板12、左右の側板13及び背板14
からなる四角形状のボックス形態のものである。なお、
本体1はこのようなボックス形態の独立したものの他、
建物等の一部を利用して、建物等と一体的構成されてい
るようなもの等でもよい。
【0013】天板11の前端部下面には左右に延びるス
トッパ部材15が設けられているとともに、該ストッパ
部材15の下面中央部から該ストッパ部材より奥側の天
板11下面中央部にわたり一対のスレ桟31が設けられ
ている。一対のスレ桟31の間には中間部材32が挟ま
れており、これもストッパ部材15及び天板11に固定
されている。
【0014】一対のスレ桟31はそれらの間の中間部材
32により所定の間隔を保って平行に箪笥前奥方向X
(図4、図5参照)に延びている。この一対のスレ桟3
1は前記案内装置3の一部を構成している。また、箪笥
本体1はその左右側板13の下端部内面の、前記底板1
2より高い位置に一対のスライドレール33を備えてお
り、これも案内装置3の一部を構成している。
【0015】可動体2は、上下方向に延びる前板部材2
1と、前板部材21の下端部から箪笥奥側へ向けて延び
る底板部材22とを備えており、これらは互いに連結固
定されている。前板部材21はその前面に把手211を
備えている。可動体2は、さらに、側面視U字形状のパ
イプロッド部材23を備えており、このU字形状ロッド
部材23は、前板部材21の内面に沿って該内面の上部
から下部へ延びるとともに底板部材22の上面に沿って
該上面の前部から奥部へ延び、さらにそこから上方へ延
びており、前板部材21及び底板部材22にそれぞれ図
示を省略したネジ等の連結手段で連結、固定されてい
る。
【0016】該U字形状ロッド部材23の上端部231
間(より正確には上端部231における上端から若干下
がった部位の間)には箪笥前奥方向Xに延びるハンガー
ロッド24が渡され、それら上端部231に連結固定さ
れている。さらに、前板部材21の下端部内面であって
前記の底板部材22より下方部位に支持輪兼案内輪34
が設けられている。この案内輪34は箪笥設置床面Fに
接触している。この案内輪34も前記の案内装置3の一
部を構成している。
【0017】かくして可動体2は一体的に形成されてお
り、箪笥本体1に対し出し入れすることができる。この
出し入れにあたり、案内装置3が可動体2の動作を円滑
に案内する。すなわち、可動体2を構成しているU字形
状ロッド部材23の前後の上端部231が箪笥本体側の
一対のスレ桟31の間に摺動可能に嵌められ、可動体2
の底板部材22の左右の側縁部221が箪笥本体1にお
ける一対のスライドレール33に摺動可能に係合せしめ
られ、かくして、可動体2はU字形状ロッド部材23の
上端部231が一対のスレ桟31に、底板部材22の左
右の側縁部221が一対のスライドレール33にそれぞ
れ案内され、さらに、前板部材21下端部の支持輪兼案
内輪34が箪笥設置床面Fに接して可動体2を支持しつ
つ可動体とともに移動することで、円滑に箪笥本体1に
対し出し入れできる。
【0018】なお、可動体2を箪笥本体1に収納する
と、可動体の前板部材21の上縁部211及び左右の側
縁部212(図1、図4参照)が箪笥本体1のストッパ
部材15及び左右側板13の前面に当接し、これにより
可動体2は箪笥本体1内に位置決めされる。なお、箪笥
本体1の底板12の前端中央部には案内輪34が入り込
める凹所121を形成してある。
【0019】以上説明したハンガーロッド付き洋服箪笥
によると、ハンガーロッド24を有する、一体的に形成
された可動体2は案内装置3を利用して箪笥本体1に簡
単容易に出し入れできる。図5に示すように可動体2を
箪笥本体1から引き出した状態で、可動体2両側の広い
空間を使って、元気な人は勿論のこと、老人や身体障害
者でも、可動体2におけるハンガーロッド24に対し衣
類4を比較的簡単、容易に掛け外しできる。また、ハン
ガーロッド24に既に掛け吊るされている衣類4から所
望の衣類をさがしだしたり、選択したりできる。
【0020】可動体2を箪笥本体1から引き出すとき、
可動体2の前端部且つ下端部の案内輪34が箪笥設置床
面Fに接触しつつ可動体2とともに移動するので、引き
出された可動体2の前側がこの案内輪34に支持される
ことになり、たとえハンガロード24に多くの衣類4が
掛け吊るされている場合でも、可動体2の前側への過度
の傾きや、転倒を防止できる。
【0021】また、可動体2は、前板部材21、底板部
材22、これに連結されたU字形状ロッド部材23及び
該U字形状ロッド部材23に架設されたハンガーロッド
24という少ない部品点数から一体的に形成されている
ので、そして特に一体的に形成されたU字形状ロッド部
材24を採用しているので、構造簡単、頑丈で、その割
りには安価に製造できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
衣類を掛け吊るすハンガーロッドを備えた洋服箪笥であ
って、ハンガーロッドに対する衣類の掛け外し作業や、
該ロッドに掛け吊るされた衣類から所望の衣類をさがす
作業を、ハンガーロッドが箪笥本体内の定位置に固定さ
れている従来の洋服箪笥に比べて簡単、容易に行うこと
ができ、老人や身体障害者も使用し易いハンガーロッド
付き洋服箪笥を提供することができる。
【0023】また本発明によると、かかるハンガーロッ
ド付き洋服箪笥であって、さらに、構造簡単、頑丈で、
その割りには安価に製造できるハンガーロッド付き洋服
箪笥を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態であるハンガーロッド付き
洋服箪笥の全体の正面図である。
【図2】図1に示す箪笥の側面図である。
【図3】図1に示す箪笥の、可動体から前板部材を外し
た残り全体の正面図である。
【図4】図1に示す箪笥の、箪笥本体の片方の側板を外
した残り全体の側面図である。
【図5】箪笥本体から可動体を引き出した状態の全体の
側面図である。
【符号の説明】
1 箪笥本体 11 天板 12 底板 121 凹所 13 左右の側板 14 背板 15 ストッパ部材 2 可動体 21 前板部材 211 前板部材21の上縁部 212 前板部材21の左右の側縁部 22 底板部材 221 底板部材22の左右の側縁部 23 U字形状パイプロッド部材 231 ロッド部材23の上端部 24 ハンガーロッド 3 案内装置 31 スレ桟 32 中間部材 33 スライドレール 34 支持輪兼案内輪 F 箪笥設置床面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】また本発明は、かかるハンガーロッド付き
洋服箪笥であって、さらに、構造簡単、頑丈で、その割
りには安価に製造できるハンガーロッド付き洋服箪笥を
提供することを課題とする。前記課題を解決するため、
本発明は、箪笥本体と、該箪笥本体に対し出し入れでき
る一体的に形成された可動体と、該可動体の箪笥本体に
対する出し入れを案内する案内装置とを備えており、前
記可動体は、 上下方向に延びる前板部材と、 該前板部材の下端部から箪笥奥側へ向け延びる底板部材
と、 前記前板部材の内面に沿って該内面の上部から下部へ延
びるとともに前記底板部材の上面に沿って該上面の前部
から奥部へ延び、さらにそこから上方へ延びる側面視U
字形状のロッド部材であって前記前板部材及び底板部材
に連結されたロッド部材と、 該U字形状ロッド部材の上端部間に箪笥前奥方向に渡し
設けられたハンガーロッドとを含んでおり、前記案内装
置は、 前記可動体と前記箪笥本体との間で該可動体の出し入れ
を案内する可動体及び本体間の案内部と、前記可動体の
前端部に設けられて箪笥設置床面に接して該可動体を支
持しつつ可動体とともに移動できる案内部材とを含んで
いることを特徴とするハンガーロッド付き洋服箪笥を提
供する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】この洋服箪笥によると、U字形状のロッド
部材の上端部間に渡し設けられたハンガーロッドを有す
る、一体的に形成された可動体は案内装置を利用して箪
笥本体に簡単容易に出し入れできる。可動体を箪笥本体
から引き出した状態で、可動体両側の広い空間を使っ
て、元気な人は勿論のこと、老人や身体障害者でも、該
可動体におけるハンガーロッドに対し衣類を比較的簡
単、容易に掛け外しできる。また、該ハンガーロッドに
既に掛け吊るされている衣類から所望の衣類を容易にさ
がしだしたり、選択したりできる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】可動体を箪笥本体から引き出すとき、可動
体の前端部の案内部材が箪笥設置床面に接触しつつ可動
体とともに移動するので、引き出された可動体の前側が
この案内部材に支持されることになり、たとえハンガー
ロッドに多くの衣類が掛け吊るされている場合でも、該
可動体の前側への過度の傾きや、転倒を防止できる
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】さらに、前記可動体が、前板部材、底板部
材、これに連結されたU字形状ロッド部材及び該U字形
状ロッド部材に架設されたハンガーロッドという少ない
部品点数から一体的に形成され得るので、そして特に前
記一体的なU字形状ロッド部材を採用しているので、構
造簡単、頑丈で、その割りには安価に製造できる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】前記洋服箪笥において、前記案内装置にお
ける可動体及び本体間の案内部は、前記底板部材の両側
縁部の箪笥前奥方向の移動を案内するように前記箪笥本
体の両側部材に設けられて該底板部材の両側縁部に係合
する一対の案内部材(例えば前記箪笥本体の両側部材に
設けられて該底板部材の両側縁部に係合する一対のスラ
イドレール)と、前記U字形状ロッド部材の両上端部の
箪笥前奥方向の移動を案内するように前記箪笥本体の天
部材に設けられて該ロッド部材上端部に係合する案内部
材(例えば箪笥本体の天部材に設けられて該ロッド部材
上端部の両側に配置される一対のスレ桟)とを含むもの
を例示できる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】前記洋服箪笥において、前記可動体の前端
部に設けられて箪笥設置床面に接して該可動体を支持し
つつ可動体とともに移動できる案内部材は、それには限
定されないが、例えば箪笥設置床面に接して転動できる
支持輪兼案内輪を挙げることができる。
フロントページの続き (72)発明者 富永 芳弘 徳島県板野郡藍住町住吉字江端98─2 大 塚化学株式会社徳島第二工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箪笥本体と、該箪笥本体に対し出し入れで
    きる一体的に形成された可動体と、該可動体の箪笥本体
    に対する出し入れを案内する案内装置とを備えており、
    前記可動体は箪笥前奥方向に架設されたハンガーロッド
    を含んでおり、前記案内装置は、前記可動体の前端部に
    設けられて箪笥設置床面に接して該可動体を支持しつつ
    可動体とともに移動できる案内部材を含んでいることを
    特徴とするハンガーロッド付き洋服箪笥。
  2. 【請求項2】箪笥本体と、該箪笥本体に対し出し入れで
    きる一体的に形成された可動体と、該可動体の箪笥本体
    に対する出し入れを案内する案内装置とを備えており、
    前記可動体は、 上下方向に延びる前板部材と、 該前板部材の下端部から箪笥奥側へ向け延びる底板部材
    と、 前記前板部材の内面に沿って該内面の上部から下部へ延
    びるとともに前記底板部材の上面に沿って該上面の前部
    から奥部へ延び、さらにそこから上方へ延びる側面視U
    字形状のロッド部材であって前記前板部材及び底板部材
    に連結されたロッド部材と、 該U字形状ロッド部材の上端部間に箪笥前奥方向に渡し
    設けられたハンガーロッドとを含んでおり、前記案内装
    置は、 前記可動体と前記箪笥本体との間で該可動体の出し入れ
    を案内する可動体及び本体間の案内部と、前記可動体の
    前端部に設けられて箪笥設置床面に接して該可動体を支
    持しつつ可動体とともに移動できる案内部材とを含んで
    いることを特徴とするハンガーロッド付き洋服箪笥。
  3. 【請求項3】前記案内装置における可動体及び本体間の
    案内部は、前記底板部材の両側縁部の箪笥前奥方向の移
    動を案内するように前記箪笥本体の両側部材に設けられ
    て該底板部材の両側縁部に係合する案内部材と、前記U
    字形状ロッド部材の両上端部の箪笥前奥方向の移動を案
    内するように前記箪笥本体の天部材に設けられて該ロッ
    ド部材上端部に係合する案内部材とを含んでいる請求項
    2記載のハンガーロッド付き洋服箪笥。
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