JP2006037439A - 屋根用雪止め金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 屋根に設ける雪止めアングルを装着する金具において、アングル装着作業効率に優れている板バネによるアングル保持手段を採用した際に生ずる、使用アングルの規格相違(厚味の相違)によるバネ挟持力の変動の課題を解決した金具を提供する。
【解決手段】 屋根への装着部1とアングル止着部2とを備え、アングル止着部2が、アングルを差し入れる嵌入部23と、嵌入部内に差し入れられアングル板部を押圧する板バネ25を備えてなる屋根用雪止め金具において、板バネの基部を片もち支持状態に支持している部位に、板バネの押圧方向に板バネ基部を押し出す押圧ネジ26を設けて、押圧ネジ26の螺合調整によって、板バネ25の嵌入部23内の張り出し位置を調整し、装着するアングルAの厚みの変化に対応する。
【選択図】図2

Description

本発明は、屋根からの落雪を防止する雪止め金具に関するものである。
雪止め金具は、種々の構造のものが知られているが、雪止めアングルを使用する器具においては、基本的に屋根装着部と、アングルを装着するアングル止着部から構成されており、またアングル止着部には、雪止めアングルが離脱しないような適宜な処置が施されている。
例えば実開昭58−67022号公報には針金での離脱防止手段が開示されており、特開昭58−168447号公報には二個の帯金を連結することでの離脱防止手段が開示されており、実開昭63−51033号公報には折曲可能な薄金属板での離脱防止手段が開示されている。
また前記のアングル止着作業を簡素化する手段として、実用新案登録第2503285号公報(特許文献1)及び登録実用新案第3018721号公報(特許文献2)には、雪止め用のアングルの水平板を装着するアングル嵌入部内に、アングルを載置側に押圧する板バネを設けて、アングル水平板部分を挟圧保持することが開示されている。
更に実用新案登録第2515296号公報(特許文献3)には、雪止め用のアングルの鉛直板を装着するアングル嵌入部内に、アングルを軒先側受板に押圧する板バネを設けて、アングル鉛直板部分を挟圧保持することが開示されている。
実用新案登録第2503285号公報。 登録実用新案第3018721号公報。 実用新案登録第2515296号公報。
前記した板バネを採用するアングル保持手段は、アングル装着作業を簡単に行うことができるが、アングルの規格にはその厚さについて厚薄があり、板バネの弾性力を厚いアングル装着を基準にすると、薄いアングルを採用すると挟圧力が不足することになり、逆に薄いアングルの装着を基準にすると、厚いアングルが装着し難いことになる。
更にアングルを横方向に連続して繋いでいく場合には、金具部分でアングルを重ね合わせて、一緒に保持することがあり、板バネによるアングル保持手段を採用した場合に対応できない。
そこで本発明は、アングル装着作業効率に優れている板バネによるアングル保持手段を採用すると共に、当該板バネに位置調整構造を付加することを提案したものである。
本発明に係る屋根用雪止め金具は、屋根への装着部とアングル止着部とを備え、アングル止着部が、アングルを差し入れる嵌入部と、嵌入部内に差し入れられアングル板部を押圧する板バネを備えてなる屋根用雪止め金具において、板バネの基部を片もち支持状態に支持している部位に、板バネの押圧方向に板バネ基部を押し出す押圧ネジを設けてなることを特徴とするものである。
従って押圧ネジを捻じ込むと板バネの基部を圧することになり、嵌入部内における板バネのアングル挟持位置が変化する。即ちアングル板部の差込空間の幅を調整することができるもので、アングル板部の厚みに対応して適宜に調整した後に、アングル板部を嵌入部に強く差し込むと、板バネの作用で、アングル板部が強く挟持されて、雪止めアングルを金具に保持させるものである
また本発明(請求項4)は、アングルの水平板部分を保持するように、嵌入部を載置部と板バネを付設した頂板部で構成したり、アングルの鉛直板部分を保持するように、嵌入部が、受板部と板バネを付設した背面板部で構成した金具において、板バネの基部を頂板部又は背面板部の端縁をクリップするコの字状に形成すると共に、嵌入部外側に位置する板バネ端縁部分に押圧ネジ挿通孔を設け、前記挿通孔に対応する位置の頂板部又は背面板部に押圧ネジの螺孔を設けてなるものである。
従って、特に板バネをアングル止着部に固定することなく、板バネの挟持位置の調整を行う押圧ネジで板バネを装着することができるので、板バネによるアングル保持手段を採用していない金具にも本発明を容易に適用できる。
本発明は上記構成を採用したものであるから、押圧ネジの螺合調整でアングルを挟持する板バネの位置調整(挟持位置)ができるので、アングルの厚さが相違する場合であっても、最適なバネ挟持を実現できるものである。
次に本考案の実施形態について説明する。図1及び図2は本発明の第一実施形態(第一実施例)で、この雪止め金具は、従前の金具と同様に屋根への装着部1とアングル止着部2とを備えている。
装着部1は取り付け対象である屋根の構造に対応した形状、例えば横葺き屋根の場合は、その屋根板の形状と一致せしめた薄金属板11でその本体を形成し、本体11の適宜な個所に釘孔12を設けたものである。また一方雪止めアングルAの止着部2は雪止めアングルをΓ状に載置する載置部21と載置部21の上方に位置せしめた頂板部22とで嵌入部23を形成すると共に、装着部1と連結する連結部24を設けたものである。
前記の嵌入部23内には、雪止めアングルAを装着した際のアングル抜け止め作用をなす板バネ25を設けたものである。板バネ25は、その基部を頂板部22の端縁をクリップするコの字状に形成すると共に、頂板部22の端縁に装着した際に、嵌入部外側に位置する板バネ端縁部分に、押圧ネジ26の挿通孔27を設けてなる。
また、前記挿通孔27に対応する位置の頂板部22に押圧ネジ26の螺孔28を設けて、頂板部22の端縁に板バネ25を装着した後に、押圧ネジ26を螺孔28に螺合して、板バネ25が頂板部22から外れないようにしたものである。
而して本考案の金具を屋根に取り付けた後、雪止めアングルAをΓ状態でその水平板部aを嵌入部23に強く差し込むと、板バネ25の押圧部25aと載置部21とで挟持され雪止めアングルAを堅固に挟持することになる。
特に前記アングルAより薄いアングルを採用する場合には、押圧ネジ26を捻じ込み、板バネ25の基部を下方に圧して、板バネ25の挟持部分(押圧部25a)の位置を載置部21に近づけると、薄いアングルに対しても充分な挟持力を備えることになる。
また本発明は、図3(第二実施例)に例示するとおり、頂板部22Aの後方部分を立ち上げて、当該立ち上げ部分に板バネ端部を固着して、アングルAをL状に使用し、下方に位置することになるアングル水平板部を、載置部21と板バネ25の間に圧入する装着構造を採用しても良い。
更に本発明は、図4,5に例示(第二実施形態:第三実施例)するとおり、雪止め金具を、雪止め板3と、雪止め板3に装着した装着部4と、雪止め板3に付設したアングル止着部5とで構成し、アングルAの鉛直板部bを挟持するようにした金具においても適用できるものである。
装着部4は、嘴状の上下部位を備えた挟持部41と、挟持部41の締め付けを行うボルト42,ナット43で構成され、横葺き屋根の端縁を挟持する公知の構造であり、またアングル止着部5も特許文献3に開示されている通り、アングル水平板部の載置部51と、アングル鉛直板部の嵌入部52を備えたものである。
そして嵌入部52が、受板部53と背面板部54で構成され、且つ嵌入部52内には、雪止めアングルAの鉛直板部bを装着した際のアングル抜け止め作用をなす板バネ55を設けたものである。この板バネ55は前記した第一実施例と同様に、その基部を背面板部54の上端縁をクリップするコの字状に形成すると共に、背面板部54の端縁に装着した際に、嵌入部外側に位置する板バネ端縁部分に、押圧ネジ56の挿通孔を設けてなる。
また、前記挿通孔に対応する位置の背面板部54に押圧ネジ56の螺孔を設け、背面板部54の端縁に板バネ55を装着した後に、押圧ネジ56を螺孔に螺合して、板バネ55が背面板部54から外れないようにしたものである。
従って押圧ネジ56の螺合位置によって、板バネ55の嵌入部52内の張り出し位置を調整でき、装着アングルAの厚みの変化に対応できるものである。
勿論本発明は前記実施形態(実施例)に限定されるものではなく、アングルの装着形態に対応して嵌入部の構造が定められるものであり、更に屋根装着部の構造も全く任意に定めることができるものである。
本発明の第一実施形態(第一実施例)全体斜視図。 同アングル装着状態の説明図。 同第二実施例のアングル装着状態の説明図。 同第二実施形態(第三実施例)全体斜視図。 同アングル装着状態の説明図。
符号の説明
1,4 装着部
11 薄金属板
12 釘孔
41 挟持部
42 ボルト
43 ナット
2,5 止着部
21,51 載置部
22,22A 頂板部
23,52 嵌入部
53 受板部
54 背面板部
24 連結部
25,55 板バネ
26,56 押圧ネジ
27 挿通孔
28 螺孔
3 雪止め板

Claims (4)

  1. 屋根への装着部とアングル止着部とを備え、アングル止着部が、アングルを差し入れる嵌入部と、嵌入部内に差し入れられアングル板部を押圧する板バネを備えてなる屋根用雪止め金具において、板バネの基部を片もち支持状態に支持している部位に、板バネの押圧方向に板バネ基部を押し出す押圧ネジを設けてなることを特徴とする屋根用雪止め金具。
  2. 嵌入部が、載置部と板バネを付設した頂板部で構成して、アングルの水平板部分を保持するようにした請求項1記載の屋根用雪止め金具。
  3. 嵌入部が、受板部と板バネを付設した背面板部で構成して、アングルの鉛直板部分を保持するようにした請求項1記載の屋根用雪止め金具。
  4. 板バネの基部を頂板部又は背面板部の端縁をクリップするコの字状に形成すると共に、嵌入部外側に位置する板バネ端縁部分に押圧ネジ挿通孔を設け、前記挿通孔に対応する位置の頂板部又は背面板部に押圧ネジの螺孔を設けてなる請求項2又は3記載の屋根用雪止め金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010059768A (ja) * 2008-08-04 2010-03-18 Shinpei Harada 屋根用雪止め取付具
JP2014008651A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Taisei Corp コンクリート部材保持構造
JP2017106212A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 ニイガタ製販株式会社 雪止め金具

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