JP3148130U - 屋根用他部材取付金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】雪止めアングル、雪止め板やその他の屋根上構造物を屋根に取り付けるために、屋根のハゼ部を挟持して固定される屋根用他部材取付金具において、装着時姿勢が安定するようにする。【解決手段】対向板部(対向板部材1a,1b)に貫通した緊締ボルト2に緊締ナット3を螺合装着して、対向板部で装着対象の屋根ハゼ部を挟持して屋根上に固着する他部材取付金具において、対向板部の下縁を対向側に折曲して下方挟持部15に形成し、対向板部における前記下方挟持部の上方適宜箇所に、ハゼ部と当接する上方押圧部16を、対向するように舌状に切り起こし形成してなる。【選択図】図1

Description

本考案は、ハゼ連結構造の屋根上に、雪止めアングルや雪止め板を装着して屋根の雪滑り止めを実現したり、その他の構造物を設置するために、屋根のハゼ部を挟持して屋根上に固着する他部材取付金具に関するものである。
ハゼ屋根に装着される他部材取付金具の挟持構造については、従前より雪止め金具の本体構造として種々提案されている。その基本的な構造としては、下方開口コの字状部材や2枚の部材を採用して、対向板部に貫通緊締ボルトと緊締ナットを付設し、両者の螺合緊締によって対向板部の一部(挟圧部)でハゼ部分を挟圧し、金具を固定している(特許文献1,2)。
前記特許文献1,2における屋根ハゼ部に対する挟圧部の構造は、対向板部の下方部をハゼ部側に曲げて、対向板下端縁を挟持部に形成し、前記挟持部がハゼ部と当接してハゼ部を挟圧するようにしているものである。特に対向板端縁が噛み合わせ形状となるように凹凸形状に形成し、金具固定時に金具に対してハゼ方向の力が作用しても(雪止め金具として使用した場合に雪圧が加わる状況を意味する)、金具が固定個所からずれないようにしている。
また対向板部の下方部をハゼ部側に曲げ、更に上方に折り返して挟持面(挟圧部)を形成し、特許文献1,2のような板状端縁で挟圧せずに、面部分でハゼ部を挟圧して固定する金具も知られている(特許文献3)。
更に対向板部の下方部分の板状端縁からなる挟持部と、ハゼ部の外形状に対応した形状に形成した抱持板を備え、下方線状挟圧と上方面状抱持を同時に行う金具も知られている(特許文献4)。
実開昭57−168633号公報。 実開平2−129530号公報。 特開平7−10173号公報。 特開平11−124969号公報。
前記のハゼ連結構造の屋根におけるハゼ部を挟持して装着固定する金具において、ハゼ部の基部(立ち上がり下方部分)を凹凸形状とした対向板端縁で噛み合うように挟持して固定する場合には、金具の固定耐力(雪圧に対する抵抗力)は充分となるが、装着時にハゼ部に対する僅かな挟圧力の不均等によって、金具が左右(対向方向)に傾いてしまい、傾いた状態で更に挟圧して固定すると金具は傾いた状態で固定されてしまう。
更にハゼ部が嵌合構造のものにおいては、屋根板の端縁が露出しており、嵌合ハゼ部の下方部分を挟圧すると、嵌合ハゼ部の上方部分が浮き上がったり、前記の屋根板の端縁がハネ上がってしまうことがある。
また特許文献3記載のように、面挟持でハゼ部を挟圧する場合には、挟圧力の不均等が生ずる可能性は低いが、噛み合わせ挟圧に比較してハゼ部に対する喰い込みがなく、固定耐力に劣ると共に、挟圧部形成のための製造が煩雑になる。
また特許文献4に開示されている金具のように、下方線状挟圧と上方面状抱持とが同時になされる金具は、確かに挟持力強化と、装着時の位置安定性を確保できるが、上方面抱持を実現するために、対向板部材の他に内方部材を必要とし、且つ前記内方部材は、種々のハゼ部外形に対応した形状に形成する必要があり、製造が煩瑣であると共に、コストの面でも問題がある。
そこで本考案は、前記課題を鑑み、相応の固定耐力を備えると共に、装着時の姿勢安定性を確保した新規な屋根用他部材取付金具を提案したものである。
本考案に係る屋根用他部材取付金具は、対向板部に貫通した緊締ボルトに緊締ナットを螺合装着して、対向板部で装着対象の屋根ハゼ部を挟持して屋根上に固着する他部材取付金具において、対向板部の下縁を対向側に折曲して下方挟持部に形成し、対向板部における前記下方挟持部の上方適宜箇所に、ハゼ部と当接する上方押圧部を、対向するように舌状に切り起こし形成してなることを特徴とするものである。
而して従前の取付金具と同様に対向板部間に屋根のハゼ部を位置させて、緊締ボルト・ナットを螺合緊締し、下方挟持部でハゼ部の下方部分を強圧して挟持する際に、上方押圧部がハゼ部の上方部分と当接するので、対向板部が正常位置の姿勢を維持しながら(左右に傾斜することなく)下方挟持部でハゼ部を挟持し、上方押圧部でハゼ部を押さえ込み、取付金具は正常位置に堅牢に固着される。
本考案の構成は上記のとおりで、取付金具の対向板部に下方挟持部と上方押圧部を設けることで、取付金具の取り付け作業時における金具の姿勢安定性を実現すると共に、上方押圧部を対向板部に切り起こしで形成することによって、金具部材を増加させることなく安価に製造できたものである。
次に本考案の実施形態について説明する。図1には第一実施形態を示したもので、この実施形態の金具は、対向板部を2つの対向板部材1a,1bで形成したもので、前記対向板部材1a,1bと、緊締ボルト2と、緊締ナット3とで構成されるものである。
対向板部材1a,1bは、従前と同様に、雪止めアングル(他部材)の装着縦溝11を形成すると共に、装着縦溝11の形成位置の前後にボルト貫通孔12を穿設したものであり、上方部分は対向板部材1a,1bを合い対向させた際に当接され締め付け支点となる当接支点部13を設け、下方部分は両外方に折曲して足板部14としたものである。
更に足板部14を形成するための折曲個所を切り起こしで対向側(内方側)に突出させて下方挟持部15を形成し、下方挟持部15の上方適宜箇所(装着対象の屋根のハゼ部A,B,Cと当接する位置)に上方押圧部16を対向するように舌状に切り起こしで形成したものである。
特に下方挟持部15は対向部分の端縁が付き合わせ構造となるようにし、且つ前記端縁を凹凸状に形成して、互いに噛み合う形状としたものであり、また上方押圧部16は、対向板部材1a,1bの前後に設けたものである。
尚図示した対向板部材1a,1bの前縁には、補強用の折り返し部17を形成しているが、当該折り返し部17を大きく形成して、雪止め板(他部材)の装着部とするなど、対向板部材1a,1bに他部材の装着構造を付設することは任意である。
緊締ボルト2と、緊締ナット3とは、従前の取付金具と同様に、両対向板部材1a,1bの貫通孔12に緊締ボルト2を貫通させ、緊締ナット3を螺合装着するものである。
然して上記の取付金具は、従前の対向板部材を採用した金具と同様に取り付けられるもので、図2,3,4に示すように、対向板部材1a,1bで屋根のハゼ部A,B,Cを挟むように位置させて、緊締ボルト・ナット2,3の螺合緊締で固定されるものである。
例えば巻きハゼ部Aの場合には、下方挟持部15で巻きハゼ部Aの下方部分を強圧して挟持する際に、同時に上方押圧部16で巻きハゼ部Aの上方部分と当接して挟み込むように且つやや下方に押し下げるようになるので、緊締ボルト・ナット2,3の螺合緊締時に、対向板部材1a,1bが左右に傾斜することなく、正常位置の姿勢を維持しながら装着されることになる。
同様に図3に示すように菱形嵌合ハゼ部Bの場合にあっても、下方挟持部15で菱形嵌合ハゼ部Bの下方部分を強圧して挟持する際に、同時に上方押圧部16で菱形嵌合ハゼ部Bの上方部分と当接して押さえ込むようになるので、対向板部材1a,1bが左右に傾斜することなく、正常位置の姿勢を維持しながら装着されると共に、下方挟持部15が正常位置で挟圧することになるので、露出する屋根板端縁部分bもハネ上がることがない。
更に図4に示すように、丸形嵌合ハゼ部Cの場合にも同様で、下方挟持部15による丸形嵌合ハゼ部C下方部分の強圧と同時に、上方押圧部16での丸形嵌合ハゼ部C上方部分の押さえ込みがなされ、対向板部材1a,1bの正常位置取り付けがなされ、露出するハゼ部端縁部分cもハネ上がることがない。
尚図示した上方押圧部16は、下方開口コの字状の切り込みとして先端を上向きとしたものであるが、先端が横向き或いは下向きの舌片に切り起こしても良い。特に上向き舌片は、嵌合ハゼ部B,Cのようにハゼ上方部分が大きい屋根の場合に、上方押圧部16の先端がハゼ部B,Cを傷つけない効果がある。
また本考案は前記の第一実施形態のように対向板部を2個の対向板部材1a,1bで構成せずに、下方開口コの字状の挟持体4を採用しても良く、この挟持体4の両側面を対向板部41a,41bとし、対向板部41a,41bの下方を内側に折曲して下方挟持部42を形成し、更に対向板部41a,41bの上方に上方押圧部43を切り起こし形成するものである。
従って挟持体4は、所定の他部材装着部を形成し、緊締ボルト2及び緊締ナット3を装着して、前記対向板部材1a,1bと同様に使用すると、下方挟持部42と上方押圧部43の作用によって、ハゼ部を押さえ込むように装着されるので、正常姿勢で安定装着されると共に、ハゼ部の浮き上がりも防止されるものである。
また挟持体4は、単独で使用することもできるし、図示したように挟持体4の外方に被覆可能の大きさとし、且つ下端両側方に足板部を設けた安定体5と、組み合わせて使用するようにしても良いものである。勿論挟持板部を2個の挟持板部材で構成し、これを前記の安定体5と組み合わせるようにしても良い。
本考案の第一実施形態の一部切断した全体斜視図。 同装着状態の説明図(巻きハゼ)。 同説明図(菱形嵌合ハゼ)。 同装着状態の説明図(丸形嵌合ハゼ)。 本考案の第二実施形態の全体斜視図。
符号の説明
1a,1b 対向板部材
11 装着縦溝
12 ボルト貫通孔
13 当接支点部
14 足板部
15 下方挟持部
16 上方押圧部
17 折り返し部
2 緊締ボルト
3 緊締ナット
4 挟持体
41a,42b 対向板部
42 下方挟持部
43 上方押圧部
5 安定体

Claims (4)

  1. 対向板部に貫通した緊締ボルトに緊締ナットを螺合装着して、対向板部で装着対象の屋根ハゼ部を挟持して屋根上に固着する他部材取付金具において、対向板部の下縁を対向側に折曲して下方挟持部に形成し、対向板部における前記下方挟持部の上方適宜箇所に、ハゼ部と当接する上方押圧部を、対向するように舌状に切り起こし形成してなることを特徴とする屋根用他部材取付金具。
  2. 上方押圧部を、対向板部の前後数か所に設けてなる請求項1記載の屋根用他部材取付金具。
  3. 対向板部が、上端部分で対接する独立した2個の対向板部材で構成され、下方挟持部の挟持対向縁を凹凸状の噛み合い形状に形成してなる請求項1又は2記載の屋根用他部材取付金具。
  4. 対向板部が、下方開口コの字状の本体の両側部分で構成してなる請求項1又は2記載の屋根用他部材取付金具。
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