JP3511377B2 - 連結用木材の連結金具 - Google Patents

連結用木材の連結金具

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JP3511377B2
JP3511377B2 JP2001402048A JP2001402048A JP3511377B2 JP 3511377 B2 JP3511377 B2 JP 3511377B2 JP 2001402048 A JP2001402048 A JP 2001402048A JP 2001402048 A JP2001402048 A JP 2001402048A JP 3511377 B2 JP3511377 B2 JP 3511377B2
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龍二 山口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連結用木材の連結
金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
この種の連結具としては、例えば図10に示すように板
材を断面コ字状に折曲形成した金具本体24A(連結金具
24)の遊離両端側に、例えば梁などの連結用木材3の端
部に設けた仕口部2に継合連結する仕口連結部24Bを設
け、この反対側の折り返し部に例えば柱などの建築用木
材1の側面に当接する折り返し当接部24Cを設けると共
に、この折り返し当接部24Cに建築用木材1の側面より
貫通突出する連結ボルト6を挿通するボルト孔27を設け
たコ字状金具としたものがある。
【0003】この連結金具24(金具本体24A)を使用し
た工法を簡単に説明すると、例えば建築用木材1の対向
側面間に貫通状態で設けたボルト挿通孔5に連結ボルト
6を複数本貫通させて、この建築用木材1の一側面に連
結ボルト6の先端を複数突出させ、この各連結ボルト6
の突出先端を前記ボルト孔27に貫通した上でこの突出先
端にナット22を螺着することで、折り返し当接部24Cを
この一側面に当接させた状態にして連結金具24を建築用
木材1の側面に固定し、この固定した連結金具24の仕口
連結部24Bに、仕口部2に架設した係止杆13を連結した
上、この連結状態を固定杆14あるいは固定ボルトとナッ
トとで固定することによって建築用木材1と連結用木材
3とを直角に連結するものであり、この連結金具24を使
用した工法によれば、木材への仕口加工を簡素化できる
上に規格統一化することができ、また施工作業も簡略化
されるというメリットがあり、好評である。
【0004】しかしながら、この従来の断面コ字状の連
結金具は、建築用木材に対して連結した連結用木材が引
っ張られる方向に負荷を受けると、連結金具もこの引っ
張り力によって引っ張られ、そのために元々断面コ字状
であった連結金具の折り返し当接部が延ばされて徐々に
断面U字状に近い形に変形していき、これによって軸組
が変形してしまう場合があった。
【0005】この問題を防止するため、板材の板厚を厚
くして折り返し当接部の強度を上げることも考えられる
が、あまり厚くするとコスト高となる上、加工が容易で
なく、また重量が大きくなるため施工しずらくなる。
【0006】また、一方本出願人はこのような問題を解
決すべく、連結金具の折り返し当接部の形状を予め変形
を想定した形(例えば断面U字状)に形成しておくこと
で、建築用木材に連結した連結用木材に引っ張り力が加
わっても連結金具がそれ以上の変形を生じにくくなって
前述の断面コ字状の連結金具に比して著しい変形強度を
発揮することになり、その上実用化も極めて容易となる
断面U字形などの変形型の連結金具を発明している(特
願平11−217275号)。
【0007】ところが、この断面U字状の変形型の連結
金具は、この連結金具に設けたボルト孔に建築用木材か
ら貫通突出する連結ボルトを挿通してナット止めした
際、従来から広く市販,汎用されている通常のナット又
は座金が断面U字状の折り返し当接部の内側に面当接す
ることができず、このため良好な締め付け固定を行いに
くいという問題が生じた。
【0008】そこで、本出願人は、例えば断面がU字状
に変形した連結金具であっても、この連結金具を建築用
木材に強固な締め付け力でナット止めして固定できる建
築用木材の連結金具用座金を開発した(特願2000−
182582号)。
【0009】この建築用木材の連結金具用座金は、その
一側面部を前記連結金具の断面U字形状の折り返し当接
部に丁度係合当接し得る形状に形成すると共に、他側面
部をナットが面当接できるフラット状に形成したもの
で、たとえ連結金具の断面形状がU字形などの湾曲した
変形形状であっても、この連結金具用座金を用いて強固
な締め付け固定を実現できるものである。
【0010】しかしながら、この建築用木材の連結金具
用座金は、前述のように、一側面部を湾曲形状に形成
し、他側面部をフラット形状に形成する構成上、製作に
手間がかかってしまう。
【0011】即ち、建築用木材と連結用木材との秀れた
連結力を実現し得る前記断面U字状等の連結金具を使用
するために、製作に手間のかかる専用の連結金具用座金
を用いざるを得なかった。
【0012】そこで、本発明は、これらの問題点を解決
したもので、秀れた変形強度を発揮する断面U字状等の
連結金具(金具本体)であって、専用の連結金具用座金
を用いずとも市販,汎用されている通常のナット等を用
いて建築用木材に良好に締め付け固定することができ、
しかも、従来の断面U字状等の連結金具に比べてその変
形強度を飛躍的に向上させて建築用木材と連結用木材と
を良好に連結固定でき、更に簡易な構成により容易に実
現できる実用性に秀れた画期的な連結用木材の連結金具
を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0014】建築用木材1と端部に仕口部2を設けた連
結用木材3とを直角若しくは傾斜状態に連結する連結用
金具であって、板材を折り返し状に折曲形成した金具本
体4の折り返し遊離端側に前記連結用木材3の仕口部2
に連結する仕口連結部4Bを設け、反対の折り返し部に
前記建築用木材1に当接接合し得る折り返し当接部4C
を設けると共に、この折り返し当接部4Cに前記建築用
木材1に設けたボルト挿通孔5に貫通させる連結ボルト
6を挿通するボルト孔7を所定間隔を置いて複数箇所に
設けた連結用木材の連結金具において、前記金具本体4
の折り返し当接部4Cの折り返し形状を、前記建築用木
材1に対して前記連結用木材3が引っ張られる方向に負
荷を受けて仕口連結部4Bが引っ張られた際に、断面コ
字状の折り返し形状から変形すると想定した変形折り返
し形状であって且つコ字状の折り返し形状のように直角
の折曲部分を有しない折り返し形状に形成し、前記ボル
ト孔7の周囲にこのボルト孔7を囲むように、フラット
に凹設形成したフラット部15を設け、フラット部15の内
面に前記連結ボルト6の頭部若しくはこの連結ボルト6
に螺着するナット12若しくはこの連結ボルト6及びこの
ナット12間に配される座金が締め付け当接することで、
前記金具本体4を建築用木材1に締め付け固定し得るよ
うに構成したことを特徴とする連結用木材の連結金具に
係るものである。
【0015】また、前記折り返し当接部4Cの形状を、
折り縁を有しない湾曲状に折曲することにより断面略U
字状の折り返し形状に構成したことを特徴とする請求項
1に記載の連結用木材の連結金具に係るものである。
【0016】また、前記フラット部15の外面に座金10を
配設し得るように構成したことを特徴とする請求項1,
2いずれか1項に記載の連結用木材の連結金具に係るも
のである。
【0017】また、前記フラット部15の外面に係合した
状態で座金10を配設したことを特徴とする請求項3に記
載の連結用木材の連結金具に係るものである。
【0018】また、前記フラット部15を、前記ボルト孔
7より大きい略円形状とし、この略円形状のフラット部
15内にボルト孔7が配されるように構成したことを特徴
とする請求項1〜4いずれか1項に記載の連結用木材の
連結金具に係るものである。
【0019】また、前記フラット部15の外面に配される
座金10を、フラット部15を形成した前記折り返し当接部
4Cの頂面よりも突出状態に配設し得る厚みとしたこと
を特徴とする請求項3〜5いずれか1項に記載の連結用
木材の連結金具に係るものである。
【0020】また、前記フラット部15の外面若しくは前
記フラット部15とこのフラット部15の外面に配される前
記座金10との間に、柔軟性材を配設したことを特徴とす
る請求項3〜6いずれか1項に記載の連結用木材の連結
金具に係るものである。
【0021】また、板材を断面略U字状に折曲形成する
ことで折り返し当接部4Cを形成し、この折り返し当接
部4Cの所定位置に前記ボルト孔7を穿設し、このボル
ト孔7よりも大きい略円形状であって、前記ボルト孔7
を囲むようにフラット部15をプレス成形若しくは板材を
断面略U字状に折曲形成することで折り返し当接部4C
を形成し、この折り返し当接部4Cの所定位置にフラッ
ト部15をプレス成形し、このフラット部15内に前記ボル
ト孔7を穿設したことを特徴とする請求項1〜7いずれ
か1項に記載の連結用木材の連結金具に係るものであ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0023】本発明の折り返し当接部4Cは、その断面
形状を、前記建築用木材1に対して前記連結用木材3が
引っ張られる方向に負荷を受けて仕口連結部4Bが引っ
張られた際に、断面コ字状の折り返し形状から変形する
と想定した変形折り返し形状であって且つ断面コ字状の
折り返し形状のように直角の折曲部分を有しない折り返
し形状に形成したことで、たとえ建築用木材1に対して
連結用木材3が引っ張られる方向に負荷が加わっても、
金具本体4(特に折り返し当接部4C)は、前記変形折
り返し形状から更に引き伸ばされたり変形することは起
こりにくく、このため秀れた変形強度を発揮して、建築
用木材1と連結用木材3とを極めて確固に連結固定でき
ることとなる。
【0024】また、金具本体4の折り返し当接部4Cに
設けたボルト孔7に、柱などの建築用木材1に設けたボ
ルト挿通孔5を貫通する連結ボルト6を挿通し、この連
結ボルト6にナット12を螺着すると、連結ボルト6の頭
部若しくはこの連結ボルト6に螺着するナット12若しく
はこの連結ボルト6及びこのナット12間に配された座金
は、たとえ折り返し当接部4Cが断面変形折り返し形状
であってもこの折り返し当接部4Cに設けたフラット部
15の内面に締め付け当接されることとなる。
【0025】即ち、フラット部15は、前記ボルト孔7を
囲むように形成され、即ち、フラット部15内にボルト孔
7が設けられているため、ボルト孔7を貫通させて金具
本体4の内側から当接する連結ボルト6の頭部若しくは
この連結ボルト6に螺着するナット12若しくはこの連結
ボルト6及びこのナット12間に配された座金は、このフ
ラット部15に傾いたりすることなく安定性良く良好に面
当接できることとなる。
【0026】従って、市販されている前記通常のナット
12若しくは連結ボルト6若しくは座金を用いて、前記金
具本体4を建築用木材1に強固に締め付け固定でき、こ
れにより建築用木材1と連結用木材3とを秀れた連結力
をもって連結固定することができる。
【0027】また、フラット部15は、折り返し当接部4
Cに所定間隔を置いて複数箇所に設けたボルト孔7を囲
むように設けられ、即ちフラット部15内にボルト孔7が
設けられ、折り返し当接部4Cに設けられたことで、折
り返し当接部4Cの強度を高めるリブの働きを成し、こ
れにより、前記建築用木材1に対して連結用木材3が引
っ張られる方向に負荷を受けて仕口連結部4Bが引っ張
られた際の変形強度が従来に比べ飛躍的に向上すること
となる。
【0028】従って、本発明は、単に金具本体4の折り
返し当接部4Cにフラット部15を設けたのではなく、フ
ラット部15にボルト孔7が形成されるようにフラット部
15を設けたことで、断面変形折り返し形状による秀れた
変形強度を良好に発揮できる構成でありなら、例えば連
結ボルト6に螺着した通常のナット12をフラット部15の
内面で安定性良く強固に締め付け当接することができ、
しかも、前記通常のナット12の強固な締め付け当接を実
現したフラット部15は、変形折り返し形状を有する折り
返し当接部4Cに設けられたことでリブの働きを成して
金具本体4の更に強固な変形強度を実現し、これによ
り、建築用木材1と連結用木材3とを確固に連結するこ
とができる。
【0029】また、例えば、前記フラット部15の外面に
座金10を配設し得るように構成すれば、折り返し当接部
4Cにフラット部15が設けられていることで、折り返し
当接部4Cの外面に、即ちフラット部15の外面に座金10
を良好に配することができ、更にこの座金10が建築用木
材1に当接し得ることで、金具本体4を建築用木材1に
強固に締め付け固定して、建築用木材1と連結用木材3
とを確固に連結できることとなるなど、一層実用的とな
る。
【0030】また、例えば、前記フラット部15の外面に
係合した状態で座金10を配設した構成とすれば、フラッ
ト部15の外面に座金10を容易に位置決めして配設するこ
とができるため、秀れた作業性を発揮でき、更に座金10
がフラット部15の外面の凹部の変形を抑制し得ることで
金具本体4の変形強度を一層向上させることができるこ
ととなるなど、一層実用的となる。
【0031】また、例えば、前記フラット部15を、前記
ボルト孔7より大きい略円形状とし、この略円形状のフ
ラット部15内にボルト孔7が配されるように構成すれ
ば、フラット部15が前記連結ボルト6の頭部若しくはナ
ット12若しくは座金の締め付け当接に必要な大きさに設
けられ、秀れた変形強度を発揮する断面変形折り返し形
状部位をより大きく確保することができるため、秀れた
変形強度を発揮して建築用木材1と連結用木材3とを確
固に連結することができる。
【0032】また、前記連結ボルト6の頭部若しくはナ
ット12若しくは座金はこの略円形のフラット部15で容易
に位置決めされて秀れた作業性を発揮できることとなる
など、一層実用的となる。
【0033】また、例えば、前記フラット部15の外面に
配される座金10を、フラット部15を形成した前記折り返
し当接部4Cの頂面よりも突出状態に配設し得る厚みと
すれば、金具本体4は、例えば建築用木材1に予め設け
た座ぼり部位に前記座金10の突出部位を係合することで
容易に仮止めされ、位置ずれを生じず建築用木材1に更
に強固に締め付け固定できることとなる。
【0034】即ち、金具本体4は建築用木材1に、連結
ボルト6及びこの連結ボルト6に螺着するナット12だけ
でなく、座金10によっても係止されることとなって、金
具本体4を建築用木材1に一層強固に締め付け固定でき
ることとなるなど、一層実用的となる。
【0035】また、例えば、前記フラット部15の外面若
しくは前記フラット部15とこのフラット部15の外面に配
される前記座金10との間に、柔軟性材を配設した構成と
すれば、建築用木材1がたとえ木痩せしても、柔軟性材
の柔軟作用により前記座金10は建築用木材1に良好に当
接して秀れた締め付け固定を実現でき、また、地震等に
より建築用木材1及び連結用木材3に振動が加わったと
しても、この振動は前記柔軟性材による柔軟作用によっ
て良好に吸収されて、秀れた減震効果を発揮できること
になるなど、一層実用的となる。
【0036】また、例えば、板材を断面略U字状に折曲
形成することで折り返し当接部4Cを形成し、この折り
返し当接部4Cの所定位置に前記ボルト孔7を穿設し、
このボルト孔7よりも大きい略円形状であって、前記ボ
ルト孔7を囲むようにフラット部15をプレス成形若しく
は板材を断面略U字状に折曲形成することで折り返し当
接部4Cを形成し、この折り返し当接部4Cの所定位置
にフラット部15をプレス成形し、このフラット部15内に
前記ボルト孔7を穿設すれば、簡易な構成にして容易に
金具本体4を形成できることとなるなど、一層実用的と
なる。
【0037】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0038】本実施例は、図1,2に示すように、柱な
どの建築用木材1と端部に仕口部2を設けた梁などの連
結用木材3とを直角に連結する連結用金具に本発明を適
用したもので、板材を折り返し状に折曲形成した金具本
体4の折り返し遊離端側に前記連結用木材3の仕口部2
に連結する仕口連結部4Bを設け、反対の折り返し部に
前記建築用木材1に当接接合し得る折り返し当接部4C
を設けると共に、この折り返し当接部4Cに前記建築用
木材1に設けたボルト挿通孔5に貫通させる連結ボルト
6を挿通するボルト孔7を所定間隔を置いて複数箇所に
設けている。
【0039】具体的には、金具本体4は、ステンレスな
どの金属製方形板を採用し、この金属板を二つ折り形状
に折り返して形成している。
【0040】この二つ折り形状に折り返した金具本体4
の左右の遊離板部の上側及び下側には、後述する係止杆
13を掛止し得る略V状の掛止凹部16を形成し、この掛止
凹部16間には後述する固定杆14を係止し得る係合孔17を
所定間隔を置いて二箇所に形成し、仕口連結部4Bを構
成している。
【0041】仕口連結部4Bの反対側に位置する金具本
体4の折り返し部には、建築用木材1の側面に当接し得
る折り返し当接部4Cを形成している。
【0042】この折り返し当接部4Cは、その断面形状
を、前記建築用木材1に対して前記連結用木材3が引っ
張られる方向に負荷を受けて仕口連結部4Bが引っ張ら
れた際に、コ字状の断面折り返し形状から変形すると想
定した形状であって且つコ字状の折り返し形状のように
直角の折曲部分を有しない折り返し形状に形成した構成
としている。
【0043】具体的には、この折り返し当接部4Cの形
状は、折り縁を有しない湾曲状に折曲した断面略U字状
に形成している。
【0044】これにより、たとえ建築用木材1に対して
連結用木材3が引っ張られる方向に負荷がかかったとし
ても、金具本体4はこの断面略U字形状から更に変形す
ることは起こりにくいため、よって、秀れた変形強度を
発揮して秀れた連結力を実現できる。
【0045】この折り返し当接部4Cには、建築用木材
1に設けたボルト挿通孔5を貫通する連結ボルト6を挿
通するボルト孔7を所定間隔をおいて複数箇所に設けて
いる。
【0046】具体的には、折り返し当接部4Cの上下方
向に二箇所設けている。
【0047】このボルト孔7の周囲には、ボルト孔7を
囲むようにフラットに凹設することで形成したフラット
部15を設けている。
【0048】図3〜5においては、このフラット部15
は、外面が折り返し当接部4Cの頂面よりもやや凹んだ
状態に形成すると共に前記ボルト孔7より大きい略円形
状に形成し、この略円形状のフラット部15の中央部位に
前記ボルト孔7が配されるように構成されている。
【0049】更に具体的には、このフラット部15の大き
さ(外径)は、連結ボルト6の頭部の外径よりもやや大
きめとなるように設定されている。
【0050】また、このフラット部15の凹み度合いは、
後述の座金10が良好に位置決め及び係合し得る凹み度合
いに設定されている。
【0051】また、図8,9においては、フラット部15
の外面は、折り返し当接部4Cの頂面よりも凹んだ帯状
に形成されている。
【0052】具体的には、このフラット部15は断面略コ
字状に形成され、この断面略コ字状のフラット部15の中
央部位にはボルト孔7が配された構成としている。
【0053】このように、折り返し当接部4Cにフラッ
ト部15を設けたことで、建築用木材1に対して金具本体
4を締め付け固定した際、ナット12がフラット部15の内
面に大きな当接面積をもって安定性良く良好に当接して
強固に締め付け当接される。また、断面略U字状の折り
返し当接部4Cに所定間隔を置いて複数箇所に設けたフ
ラット部15がリブの働きを成すことで、建築用木材1と
連結用木材3とを一層秀れた連結力により連結すること
ができる。
【0054】このフラット部15の外面には座金10を配設
した構成としている。
【0055】具体的には、図3〜5においては、フラッ
ト部15の外面に配設した際に折り返し当接部4Cと略面
一状態となる厚さを有した通常の座金10(平板状の座
金)を用いた例を図示している。即ち、折り返し当接部
4Cにフラット部15を設けたことで、通常の平板状の座
金10をフラット部15の外面に良好に当接することができ
る。
【0056】この座金10は、金具本体4を建築用木材1
に締め付け固定した際、折り返し当接部4Cと共に略同
一平面状態で建築用木材1の側面に当接する構成として
いる。
【0057】これにより、通常のナット12等を良好に締
め付け当接するために設けたフラット部15は、上述のよ
うにリブの働きも成すが、このフラット部15外面の凹ん
だ部位に座金10を面一状態で配したことで、金具本体4
が建築用木材1に当接する当接面積を更に確保すること
ができ、更にフラット部15外面の凹んだ部位が変形する
こと良好に抑制し得るため、金具本体4の一層秀れた変
形強度を実現して、建築用木材1と連結用木材3を確固
に連結することができる。
【0058】また、座金10の別例として、図5において
は、ボルト挿通方向に長さを有した筒状に形成された座
金10を配した例を図示している。
【0059】また、図6,7に示したように、筒状の座
金10はフラット部15の外面に対して、この座金10の端部
をフラット部15の外面に係合し、フラット部15を形成し
た折り返し当接部4Cの頂面よりも十分に突出し得る長
さに設定している。
【0060】このため、フラット部15の外面に座金10を
容易に位置決めできるため、良好な作業性を実現でき
る。また、突出状態の座金10が係合し得る建築用木材1
の側面には、前記座金10が係合するための座ぼり部11が
設けられ、この座ぼり部11に座金10が係合して係止する
ことで、金具本体4は建築用木材1に対して、連結ボル
ト6及びこの連結ボルト6に螺着するナット12だけでな
く、この突出した座金10によっても支承されて良好な締
め付け固定を実現でき、これにより、建築用木材1と連
結用木材3とを確固に連結することができる。
【0061】尚、フラット部15の外面に座金10の代わり
に合成樹脂製の(ゴム製の)座金を配しても良いし、座
金10とフラット部15の外面との間に、柔軟性材(例えば
座金10と同形状に形成したもの)を配しても良い。即
ち、フラット部15の外面あるいはフラット部15の外面と
このフラット部の外面に配される座金10との間に柔軟性
材を配することで、建築用木材1がたとえ木痩せして
も、ゴムの柔軟作用により前記座金10は建築用木材1に
良好に当接し続け秀れた締め付け固定を実現することが
でき、また、地震等により建築用木材1及び連結用木材
3に振動が加わったとしても、この振動は前記ゴムの柔
軟作用によって良好に吸収されて、秀れた減震効果を発
揮することができる。
【0062】また、図中符号13は金具本体4を連結用木
材1に係止するための係止杆,符号14は金具本体4を建
築用木材1に固定するための固定杆,符号16は金具本体
4を前記係止杆13に掛止する掛止凹部、符号18はスリッ
ト,符号19は前記係止杆13を連結用木材3に係止する止
孔,符号20は金具本体4が建築用木材1に当接する側と
は反対側の建築用木材1の側面と連結ボルト6の頭部間
に配される座金,符号21は固定杆14を連結用木材3に係
止するための係合孔を示している。
【0063】上述したように、金具本体4は、金具本体
4の折り返し形状を断面略U字状としたことで、前記建
築用木材1に対して前記連結用木材3が引っ張られる方
向に負荷を受けて仕口連結部4Bが引っ張られても、こ
の断面略U字状の金具本体4は極めて変形しにくく、こ
れにより、建築用木材1と連結用木材3とを秀れた連結
力で連結することができる。
【0064】更に、前記フラット部15内にボルト孔7を
設けたことで、断面変形折り返し形状の連結金具専用の
座金を用いずとも通常のナット12をフラット部15の内面
に極めて安定性良く締め付け当接することができ、これ
により、金具本体4を建築用木材1に強固に締め付け当
接して、建築用木材1と連結用木材3とを更に秀れた連
結力で連結することができる。
【0065】しかも、折り返し当接部4Cにはフラット
部15を所定間隔を置いて三箇所設けたことでリブの働き
を成し、これにより、金具本体4の変形強度を向上させ
て、建築用木材1と連結用木材3とを一層秀れた連結力
で連結することができる。
【0066】その上、図4においては、フラット部15の
外面に略面一且つ係合状態で配した座金10が金具本体4
と建築用木材1との当接面積を更に確保すると共に、フ
ラット部15外面の凹んだ部位が変形することを良好に抑
制して、金具本体4の変形強度を良好に向上させ、これ
により、建築用木材1に連結用木材3に確固に連結する
ことができる。
【0067】また、図6においては、フラット部15の外
面に配した座金10が建築用木材1に設けた座ぼり部11内
に係合することで、金具本体4は建築用木材1に対して
連結ボルト6だけでなくこの座金10によっても係止され
ることとなるため、金具本体4は極めて強固に締め付け
固定され、これにより、建築用木材1と連結用木材3と
を更に一層秀れた連結力で連結するこができる。
【0068】その上更に、フラット部15の外面に係合状
態に配された座金10は、フラット部15の外面(折り返し
当接部4Cに対して凹んだ部位)の変形を抑制し得るた
め、、これにより、建築用木材1と連結用木材3とを極
めて秀れた連結力で連結することができる。
【0069】また、従来に比べて変形強度が飛躍的に向
上した本実施例の金具本体4は、板材を断面略U字状に
折曲形成することで折り返し当接部4Cを形成し、この
折り返し当接部4Cの所定位置に前記ボルト孔7を穿設
し、このボルト孔7よりも大きい略円形状であって、前
記ボルト孔7を囲むようにフラット部15をプレス成形若
しくは板材を断面略U字状に折曲形成することで折り返
し当接部4Cを形成し、この折り返し当接部4Cの所定
位置にフラット部15をプレス成形し、このフラット部15
内に前記ボルト孔7を穿設するだけで形成できるため、
複雑な作業工程を要することなく、コスト高ともならな
い。
【0070】また、本実施例では、フラット部15の外面
に座金10を配した構成としたが、図1,2に示したよう
に、座金10を配さなくても良い。
【0071】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、秀
れた変形強度を発揮する断面変形折り返し形状(断面U
字状等)の連結金具であって、専用の連結金具用座金を
用いずとも、市販,汎用されている通常のナット等を用
いて建築用木材に良好に締め付け固定することができ、
しかも、従来の断面U字状等の連結金具に比べてその変
形強度を飛躍的に向上させて建築用木材と連結用木材と
を良好に連結固定でき、更に簡易な構成により容易に実
現できる実用性に秀れた画期的な連結用木材の連結金具
となる。
【0072】即ち、金具本体の断面形状を変形折り返し
形状に形成したため、秀れた変形強度を発揮することが
できる実用性に秀れた画期的な連結用木材の連結金具と
なる。
【0073】また、折り返し当接部に設けたボルト孔を
囲むようにフラットに凹設形成したフラット部を設けた
ため、連結ボルトの頭部若しくはこの連結ボルトに螺着
するナット若しくはこの連結ボルト及びこのナット間に
配される座金が安定性良く強固に締め付け当接されて建
築用木材と連結用木材を秀れた連結力をもって確固に連
結することができる実用性に秀れた画期的な連結用木材
の連結金具となる。
【0074】また、前記フラット部は、断面変形折り返
し形状の折り返し当接部に所定間隔を置いて複数設けた
構成としたため、金具本体の変形強度を高める補強リブ
の働きを成して、金具本体の秀れた変形強度を発揮し、
これにより、建築用木材と連結用木材とを秀れた連結力
をもって確固に連結することができる実用性に秀れた画
期的な連結用木材の連結金具となる。
【0075】また、請求項2記載の発明については、金
具本体を簡易な構成にして容易に形成することができる
実用性に秀れた画期的な連結用木材の連結金具となる。
【0076】また、請求項3記載の発明については、フ
ラット部の外面に座金を配した構成としたことで、折り
返し当接部に設けられたフラット部の外面に座金が良好
に当接することができ、更にこの座金が建築用木材に当
接することができることで、金具本体を建築用木材に強
固に締め付け固定して、建築用木材と連結用木材とを確
固に連結することができる実用性に秀れた画期的な連結
用木材の連結金具となる。
【0077】また、請求項4記載の発明については、フ
ラット部の外面に座金を係合した状態で座金を配設した
構成としたため、フラット部の外面に座金を容易に配す
ることができ、これにより、良好な作業性を発揮するこ
とができる実用性に秀れた画期的な連結用木材の連結金
具となる。
【0078】また、請求項5記載の発明については、フ
ラット部をボルト孔よりも大きい略円形状とし、この略
円形状のフラット部内にボルト孔が配されるように構成
したことで、フラット部が前記連結ボルトの頭部若しく
はナット若しくは座金の締め付け当接に必要な大きさに
設けられ、秀れた変形強度を発揮する断面変形折り返し
形状部位をより大きく確保することができるため、秀れ
た変形強度を発揮して建築用木材と連結用木材とを確固
に連結することができ、また、前記連結ボルトの頭部若
しくはナット若しくは座金はこの略円形のフラット部で
容易に位置決めされて秀れた作業性を発揮することがで
きる実用性に秀れた画期的な連結用木材の連結金具とな
る。
【0079】また、請求項6記載の発明については、フ
ラット部の外面に配される座金を、フラット部に隣接す
る前記折り返し当接部から突出状態に配設し得る構成と
したことで、建築用木材に対して金具本体を連結ボルト
及びこの連結ボルトに螺着するナットだけでなく、突出
する座金によっても係止されることになり、金具本体と
建築用木材とを位置ずれすることなく一層強固に締め付
け固定して、建築用木材と連結用木材とを確固に連結す
ることができる実用性に秀れた画期的な連結用木材の連
結金具となる。
【0080】また、請求項7記載の発明については、建
築用木材がたとえ木痩せしても、柔軟性材の柔軟作用に
より前記座金は建築用木材に良好に当接して秀れた締め
付け固定を実現でき、また、地震等により建築用木材及
び連結用木材に振動が加わったとしても、この振動は前
記柔軟性材による柔軟作用によって良好に吸収されて、
秀れた減震効果を発揮することができる実用性に秀れた
画期的な連結用木材の連結金具となる。
【0081】また、請求項8記載の発明については、簡
易な構成にして容易に金具本体を形成でき、秀れた量産
性を実現し得る画期的な連結用木材の連結金具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の使用状態を示す分解斜視図である。
【図2】本実施例の使用状態を示す要部の平断面図であ
る。
【図3】本実施例の使用状態を示すフラット部外面に座
金を設けた場合の分解斜視図である。
【図4】本実施例の使用状態を示すフラット部外面に座
金を設けた場合の要部の平断面図である。
【図5】本実施例のフラット部外面に座金を設ける場合
の斜視図である。
【図6】本実施例の使用状態を示すフラット部外面に突
出状態に厚い座金を設けた場合の要部の平断面図であ
る。
【図7】本実施例のフラット部外面に突出状態に厚い座
金を設ける場合の斜視図である。
【図8】本実施例の使用状態を示すフラット部を幅一杯
に帯状に形成した場合で座金を設けた場合の平断面図で
ある。
【図9】本実施例のフラット部を幅一杯に帯状に形成し
た場合で座金を設ける場合の斜視図である。
【図10】従来例の使用状態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 建築用木材 2 仕口部 3 連結用木材 4 金具本体 4B 仕口連結部 4C 折り返し当接部 5 ボルト挿通孔 6 連結ボルト 7 ボルト孔 10 座金 12 ナット 15 フラット部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築用木材と端部に仕口部を設けた連結
    用木材とを直角若しくは傾斜状態に連結する連結用金具
    であって、板材を折り返し状に折曲形成した金具本体の
    折り返し遊離端側に前記連結用木材の仕口部に連結する
    仕口連結部を設け、反対の折り返し部に前記建築用木材
    に当接接合し得る折り返し当接部を設けると共に、この
    折り返し当接部に前記建築用木材に設けたボルト挿通孔
    に貫通させる連結ボルトを挿通するボルト孔を所定間隔
    を置いて複数箇所に設けた連結用木材の連結金具におい
    て、前記金具本体の折り返し当接部の折り返し形状を、
    前記建築用木材に対して前記連結用木材が引っ張られる
    方向に負荷を受けて仕口連結部が引っ張られた際に、断
    面コ字状の折り返し形状から変形すると想定した変形折
    り返し形状であって且つコ字状の折り返し形状のように
    直角の折曲部分を有しない折り返し形状に形成し、前記
    ボルト孔の周囲にこのボルト孔を囲むように、フラット
    に凹設形成したフラット部を設け、フラット部の内面に
    前記連結ボルトの頭部若しくはこの連結ボルトに螺着す
    るナット若しくはこの連結ボルト及びこのナット間に配
    される座金が締め付け当接することで、前記金具本体を
    建築用木材に締め付け固定し得るように構成したことを
    特徴とする連結用木材の連結金具。
  2. 【請求項2】 前記折り返し当接部の形状を、折り縁を
    有しない湾曲状に折曲することにより断面略U字状の折
    り返し形状に構成したことを特徴とする請求項1に記載
    の連結用木材の連結金具。
  3. 【請求項3】 前記フラット部の外面に座金を配設し得
    るように構成したことを特徴とする請求項1,2いずれ
    か1項に記載の連結用木材の連結金具。
  4. 【請求項4】 前記フラット部の外面に係合した状態で
    座金を配設したことを特徴とする請求項3記載の連結用
    木材の連結金具。
  5. 【請求項5】 前記フラット部を、前記ボルト孔より大
    きい略円形状とし、この略円形状のフラット部内にボル
    ト孔が配されるように構成したことを特徴とする請求項
    1〜4いずれか1項に記載の連結用木材の連結金具。
  6. 【請求項6】 前記フラット部の外面に配される座金
    を、フラット部を形成した前記折り返し当接部の頂面よ
    りも突出状態に配設し得る厚みとしたことを特徴とする
    請求項3〜5いずれか1項に記載の連結用木材の連結金
    具。
  7. 【請求項7】 前記フラット部の外面若しくは前記フラ
    ット部とこのフラット部の外面に配される前記座金との
    間に、柔軟性材を配設したことを特徴とする請求項3〜
    6いずれか1項に記載の連結用木材の連結金具。
  8. 【請求項8】 板材を断面略U字状に折曲形成すること
    で折り返し当接部を形成し、この折り返し当接部の所定
    位置に前記ボルト孔を穿設し、このボルト孔よりも大き
    い略円形状であって、前記ボルト孔を囲むようにフラッ
    ト部をプレス成形若しくは板材を断面略U字状に折曲形
    成することで折り返し当接部を形成し、この折り返し当
    接部の所定位置にフラット部をプレス成形し、このフラ
    ット部内に前記ボルト孔を穿設したことを特徴とする請
    求項1〜7いずれか1項に記載の連結用木材の連結金
    具。
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