JP4584885B2 - ボックス固定具及びボックス固定具の取付方法 - Google Patents

ボックス固定具及びボックス固定具の取付方法 Download PDF

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Description

本発明は、軽量間仕切壁に配線ボックスを設置するため、軽量型鋼に取り付けられるボックス固定具及び該ボックス固定具の取付方法に関する。
軽量間仕切壁は、所定間隔をおいて立設された複数の軽量形鋼材の両側から該軽量形鋼材を挟むように壁材が設けられて形成されるものである。この軽量間仕切壁に有底四角箱状をなす配線ボックスを設置する場合には、軽量形鋼材に取り付けられるボックス固定具が用いられている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。特許文献1に開示のボックス固定具は、一対の固定具単体を備え、一方の固定具単体の内側に他方の固定具単体が嵌合されて一体に組み付けられている。そして、固定具単体は、相互にスライド可能であり、ボックス固定具の全長を自在に調整可能となっている。また、各固定具単体は、ボックス取付面を有しているとともに、該ボックス取付面には、固定具単体の長さ方向に沿って多数のスリットが断続的に形成されている。また、各固定具単体における長さ方向の一端部には、各固定具単体を軽量形鋼材へ取り付けるための取付板部が設けられている。
そして、特許文献1に開示のボックス固定具を用いて軽量間仕切壁に配線ボックスを設置するには、まず、一対の固定具単体を相互にスライドさせ、隣り合う軽量形鋼材間にボックス固定具が介装されるようにボックス固定具の全長を調整する。次いで、ゲージ具を用いて、各固定具単体の取付板部の軽量形鋼材に対する取付位置を求め、該取付位置にマーキングをして取付位置を表示させる。そして、各取付位置に各固定具単体の取付板部を位置合わせし、各取付板部に貼着された両面テープによって各取付位置に取付板部を仮固定し、その後、タッピンねじによって各取付板部を軽量形鋼材に固定する。すると、各固定具単体におけるボックス取付面が、軽量間仕切壁の壁表側に面するように配置される。その後、該ボックス取付面に配線ボックスの底壁が固定され、配線ボックスが軽量間仕切壁の壁表側に開口面が面するように固定される。そして、軽量形鋼材を挟むように壁材が立設されて軽量間仕切壁が構築されるとともに、該軽量間仕切壁に配線ボックスが設置される。
また、特許文献2に開示のボックス固定具(軽量間柱用ボックス支持金具)は、配線ボックスを連結する連結板から屈曲延長されて軽量形鋼材の開口部外側面に重ねる固定板を設けたボックス支持杆と、軽量形鋼材の開口部に内側から係止する係止ナットと、前記固定板から係止ナットに連結する止着ボルトとからなる。前記固定板にはボルト挿入孔が形成され、係止ナットにはネジ孔が形成されている。そして、特許文献2に開示のボックス固定具を用いて軽量間仕切壁に配線ボックスを設置するには、固定板のボルト挿入孔に挿入された止着ボルトを係止ナットのネジ孔に螺入し、ボックス支持杆と係止ナットとを一体化する。そして、軽量形鋼材の内側に係止ナットを挿入し、止着ボルトを回転させて係止ナットを回転させ、該係止ナットを軽量形鋼材の内面に係止させる。さらに、止着ボルトを回転させて、係止ナットと固定板によって軽量形鋼材を挟持してボックス固定具が軽量形鋼材に取り付けられ、連結板が軽量間仕切壁の壁表側に面するように配置される。その後、連結板に配線ボックスの底壁が固定され、配線ボックスが軽量間仕切壁の壁表側に開口面が面するように固定される。そして、軽量形鋼材を挟むように壁材が立設されて軽量間仕切壁が構築されるとともに、該軽量間仕切壁に配線ボックスが設置される。
特開平10−219887号公報 特開平11−262130号公報
ところが、特許文献1に開示のボックス固定具においては、ボックス固定具を軽量形鋼材に取り付ける際、ボックス取付面が軽量間仕切壁の壁表側に面するように取付板部を軽量形鋼材へ取り付ける必要があり、その取付板部の取付位置を求めるためにゲージ具を必要としていた。さらに、取付位置に取付板部を固定するために、該取付板部を両面テープによって軽量形鋼材に仮固定しなければならず、取付板部を所定の取付位置に取り付ける作業が非常に面倒であった。また、特許文献2に開示のボックス固定具においては、連結板が壁表側に面するようにボックス固定具を軽量形鋼材に取り付けるには、係止ナットと固定板と止着ボルトを必要とし、部品点数が多く、軽量形鋼材への取付作業が非常に面倒であった。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ボックス固定面が軽量間仕切壁の壁表側に面するように軽量形鋼材へ取り付ける作業を容易に行うことができるボックス固定具及びボックス固定具の取付方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の軽量形鋼材を間隔をおいて立設し、前記軽量形鋼材を挟むように壁材を設けてなる軽量間仕切壁に、少なくとも一面に開口面を有する配線ボックスを設置するために前記軽量形鋼材に取り付けられるボックス固定具であって、前記軽量形鋼材の壁部に取り付けられる取付部と、前記取付部から延設され、前記配線ボックスが固定されるボックス固定面を備えた固定片とを有し、前記取付部は、前記壁部に当接させる当接面を備えるとともに、取付部を壁部に取り付ける取付部材が挿通される取付孔が形成され、前記固定片は前記ボックス固定面が前記取付部の当接面に対して直交するように取付部から延設されており、前記取付部には前記固定片とは相反する方向へ延びる突出部が設けられ、該突出部において前記当接面に連続する裏面は、前記当接面が前記軽量形鋼材の壁部に当接された状態で、該壁部に隣接し、かつ直交する別の壁部に当接するように形成されていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のボックス固定具において、前記突出部は、平板状に形成されており、前記当接面を前記軽量形鋼材の壁部に当接させるとともに前記突出部の裏面を前記別の壁部に当接させた状態において、前記軽量形鋼材と共に該突出部の表面を手により掴むことで、指によって前記突出部の表面は押圧されるとともに該突出部の裏面軽量形鋼材の別の壁部に押し当てられ、前記軽量形鋼材に対して移動不能に保持されることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のボックス固定具において、前記当接面を前記壁部に当接させるとともに前記突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部に当接させ、前記固定片に配線ボックスを固定した状態において、前記開口面が軽量形鋼材の別の壁部と略同一平面上に位置するように、前記固定片のボックス固定面から前記突出部の裏面までの長さが配線ボックスの深さと略同一に設定されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜請求項のうちいずれか一項に記載のボックス固定具において、前記軽量形鋼材の壁部は、該軽量形鋼材の立設方向へ延びる開口部を形成する一対のリップ部よりなり、前記当接面を前記リップ部に当接させるとともに前記突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部に当接させた状態において、前記取付部における前記別の壁部に隣接するリップ部と対向する位置に前記取付孔が形成されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、複数の軽量形鋼材を間隔をおいて立設し、前記軽量形鋼材を挟むように壁材を設けてなる軽量間仕切壁に、少なくとも一面に開口面を有する配線ボックスを設置するために前記軽量形鋼材に取り付けられるボックス固定具の前記軽量形鋼材に対する取付方法であって、前記ボックス固定具は、前記軽量形鋼材の壁部に取り付けられる取付部と、前記取付部から延設され、前記配線ボックスが固定されるボックス固定面を備えた固定片とを有し、前記取付部は、前記壁部に当接させる当接面を備えるとともに、取付部を壁部に取り付ける取付部材が挿通される取付孔が形成され、前記固定片は前記ボックス固定面が前記取付部の当接面に対して直交するように取付部から延設されており、さらに、前記取付部には前記固定片とは相反する方向へ延びる突出部が設けられ、前記当接面を前記壁部に当接させ、前記固定片を前記ボックス固定面が前記取付部の当接面に対して直交するように配設し、前記突出部において前記当接面に連続する裏面を、前記当接面が当接された壁部に隣接し、かつ直交する別の壁部に当接させ、前記取付孔に取付部材を挿通し、該取付部材によって取付部を壁部に取り付けることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のボックス固定具の取付方法において、前記取付部を壁部に取り付けた後、前記突出部を前記固定片側に向けて折り曲げて軽量形鋼材上から排除することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のボックス固定具の取付方法において、前記取付部を壁部に取り付けた後、前記突出部を前記取付部から除去することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項〜請求項のうちいずれか一項に記載のボックス固定具の取付方法において、前記当接面を前記軽量形鋼材の壁部に当接させるとともに前記突出部の裏面を前記別の壁部に当接させた状態において、前記軽量形鋼材と共に突出部を手により掴んだ状態で突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部に押し当ててボックス固定具を軽量形鋼材に保持することを要旨とする。
本発明によれば、ボックス固定面が軽量間仕切壁の壁表側に面するように軽量形鋼材へ取り付ける作業を容易に行うことができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化したボックス固定具及びボックス固定具の取付方法の第1の実施形態を図1〜図6にしたがって説明する。
まず、軽量間仕切壁Wについて説明する。図6に示すように、軽量間仕切壁Wは、複数(図6では1つの軽量形鋼材Pのみ図示)の軽量形鋼材Pを所定間隔をおいて立設し、該軽量形鋼材Pを挟むように一対の壁材Waを相対向して設置することにより構築される。なお、軽量形鋼材Pにおいて、図1の矢印Y1に示す方向を該軽量形鋼材Pの立設方向とし、図1の矢印Y2に示す方向を、軽量形鋼材Pの立設方向に対して直交する幅方向(前後方向)とする。図1及び図6に示すように、前記軽量形鋼材Pは、薄鋼板からなり、軽量形鋼材Pの立設方向(長さ方向)に対して直交する方向への平断面視が略C字状をなすC型鋼である。軽量形鋼材Pは、立設方向に延びる開口部Paと、該開口部Paに相対向する背面板部Pbと、該背面板部Pbを挟む一対の側板部Pcとを備えている。また、前記開口部Paは、前記一対の側板部Pcから延設された相対向する一対のリップ部Pdの間に形成されているとともに、各リップ部Pdは前記背面板部Pbと相対向している。
そして、軽量間仕切壁Wを構築するには、まず、複数の軽量形鋼材Pを立設する。このとき、軽量形鋼材Pの開口部Paが同じ方向に向けられるとともに、前記壁材Waが設置される側の一対の側板部Pcの外壁面は、それぞれ同一平面上に配置される。次に、壁材Waと軽量形鋼材Pとをビス(図示せず)によって固定すると、軽量間仕切壁Wが構築されるようになっている。次に、配線ボックスBについて説明する。図1の2点鎖線に示すように、配線ボックスBは、四角板状をなす底壁B1と、該底壁B1の周縁に立設された側壁B2とから有底四角箱状に形成されている。そして、配線ボックスBは、前記底壁B1に囲み形成されたボックス開口部Sが一面(前面)に向けて開口している。すなわち、配線ボックスBは、一面に開口面Saを有している(図6参照)。
次に、上記軽量間仕切壁Wに配線ボックスBを設置するために、前記軽量形鋼材Pに取り付けられるボックス固定具10について説明する。図1〜図6に示すように、ボックス固定具10は、薄鋼板を折り曲げて細長板状に形成されている。該ボックス固定具10の一端には矩形板状をなす取付部11が設けられているとともに、前記取付部11の相対向する一対の長側縁のうち、一方の長側縁からは細長板状をなす固定片21が折り曲げて延設されている。
前記取付部11において、固定片21が延びる面と相対向する面は、ボックス固定具10の軽量形鋼材Pへの取付の際、軽量形鋼材Pの壁部としての背面板部Pbに当接させる当接面11aを構成しているとともに、該当接面11aは平面状をなしている。また、取付部11には、ボックス固定具10を軽量形鋼材Pに取り付けるための取付部材たる取付ビス16(図1参照)を挿通可能な取付孔12が複数(本実施形態では5つ)形成されている。
取付部11の相対向する一対の長側縁のうち、他方の長側縁側において、その長さ方向の中央部からは細長板状をなす突出部15が設けられている。この突出部15は、前記取付部11を形成する薄鋼板を、取付部11の当接面11aに対して直交するように折り曲げることにより形成されている。そして、前記当接面11aに連続する突出部15の裏面15aは、該当接面11aに対して直交している。このため、取付部11の当接面11aと、突出部15の裏面15aとは連続する2面を形成し、取付部11の当接面11aと突出部15の裏面15aとの間に軽量形鋼材Pのコーナ部Cを係止させることが可能となっている。
突出部15において、前記裏面15aと相対向する面を表面15bとすると、突出部15には表面15bから延びる把持片15cが形成されているとともに、この把持片15cはプライヤー等によって把持可能になっている。取付部11の長側縁方向に沿った突出部15の両側には、切り欠き11bが形成されている。そして、突出部15は、取付部11との間の屈曲部から折り曲げ可能に形成されている。また、突出部15の表面15bは、指で押圧することが可能な押圧部を構成している。
突出部15は、全体が平板状に形成されている。すなわち、突出部15は、表面15bを側板部Pcに向けて押圧したとき、該突出部15そのものが自身を回転軸として側板部Pc上で回転しないように全体が平板状に形成されている。また、突出部15は、表面15bを側板部Pcに向けて押圧したとき、突出部15を回動中心とした取付部11の軽量形鋼材Pに向かう方向への回動、及び突出部15が当接した側板部Pcとは別の側板部Pc側(後側)への移動を防止する大きさに形成されている。
ボックス固定具10において、前記固定片21は、前記薄鋼板を、取付部11の当接面11aに対して直交する方向へ前記突出部15と相反する方向へ延びるように折り曲げることで形成されている。すなわち、突出部15と固定片21とは、取付部11を挟んで相反する方向へそれぞれ延設されている。前記固定片21と取付部11との間に位置する屈曲部には、取付部11から固定片21に跨って補強リブ22が形成されている。前記固定片21は、取付部11側に位置して該取付部11に対して直交する方向へ延びる延設部23と、この延設部23に対して交差するように延び、かつ取付部11から離れる方向へ延びる段差部24と、この段差部24から取付部11に対して直交する方向へ延びる固定部25とから構成されている。
前記段差部24は、前記延設部23と固定部25との境界に介在されているとともに、段差部24と固定部25に跨って補強リブ26が形成されている。そして、固定片21に段差部24が形成されることにより、固定部25は延設部23に比して取付部11から離れる側へずれた位置、すなわち後退した位置に設けられているとともに、延設部23と固定部25が2段に位置している。延設部23から固定部25への段差部24の長さは、前記軽量形鋼材Pのリップ部Pdの長さと略同一となっている。
前記固定部25には、配線ボックスBが固定されるボックス固定面25aが設けられているとともに、固定部25はボックス固定面25aが取付部11の当接面11aに対して直交するように設けられている。固定部25には、固定片21の延設方向に沿って延びる複数(本実施形態では6つ)の長孔27が形成されているとともに、各長孔27は、固定片21の幅方向への中央に形成されている。そして、各長孔27は、固定片21の固定部25に配線ボックスBを固定するために、ねじ(図示せず)が螺入されるようになっている。また、ボックス固定面25aに対し直交する方向へ沿った長さであり、ボックス固定面25aから突出部15の裏面15a、言い換えるとボックス固定面25aから取付部11の他方の長側縁までの長さは、配線ボックスBの深さと略同一となっている。そして、上記構成のボックス固定具10と、配線ボックスBとから、配線ボックスBを軽量形鋼材Pに取り付けるためのボックス固定装置が構成されている。
次に、ボックス固定具10の軽量形鋼材Pに対する取付方法、及びボックス固定具10を用いて配線ボックスBを軽量形鋼材Pに取り付ける方法について説明する。複数の軽量形鋼材Pが立設された状態で、まず、図2に示すように、ボックス固定具10の当接面11aを軽量形鋼材Pの壁部としての背面板部Pbに当接させる。このとき、突出部15の裏面15aは、当接面11aに対して直交するように連続しているため、当接面11aを背面板部Pbに当接させると、該背面板部Pbに隣接し、かつ直交する別の壁部である側板部Pcに対し、突出部15の裏面15aを当接させることができる。すなわち、取付部11の当接面11aと突出部15の裏面15aとの間に軽量形鋼材Pのコーナ部Cが係合される。また、このとき、固定片21は、固定部25が取付部11の当接面11aに対して直交するように配設される。
そして、図2に示すように、軽量形鋼材Pをリップ部Pd側から手で掴んだとき、指(親指)が位置する場所に突出部15が配設されており、突出部15の表面15b(押圧部)を側板部Pcに向けて親指で押圧することができる。すなわち、突出部15は、軽量形鋼材Pと共に手により掴むことが可能に形成されている。該親指によって突出部15の表面15bを押圧すると突出部15の裏面15aが側板部Pcに押し当てられるとともに、親指と側板部Pcとの間に突出部15が挟持される。突出部15は所定の大きさに形成されているため、ボックス固定具10は所定位置に保持され、ボックス固定具10は、突出部15の裏面15aが側板部Pcに当接し、当接面11aが背面板部Pbに当接した状態で軽量形鋼材Pに保持される。
この保持状態において、固定片21は、取付部11を挟んで突出部15と相反する方向へ延びているため、突出部15の裏面15aを側板部Pcに当接させた状態では、固定部25(固定片21)のボックス固定面25aは、突出部15の裏面15aが当接した側板部Pcと同じ方向に向けて面している。すなわち、ボックス固定面25aは、後に立設される壁材Waに面するように位置決めされる。次いで、図4に示すように、取付孔12に取付ビス16を挿通し、該取付ビス16を背面板部Pbに螺入して取付部11を背面板部Pbに取り付けるとともに、ボックス固定具10を軽量形鋼材Pに取り付ける。この取付状態では、固定片21のボックス固定面25aは、壁表側に面している。次に、図5に示すように、把持片15cをプライヤー(図示せず)によって把持し、突出部15を取付部11との間の屈曲部から固定片21側へ向けて折り曲げて、突出部15を側板部Pc上から排除するとともに、突出部15の裏面15aを側板部Pcと略同一平面上に位置させる。
そして、図6に示すように、ボックス固定具10のボックス固定面25aに配線ボックスBを固定する。このとき、ボックス固定面25aから突出部15の裏面15aまでの長さは、配線ボックスBの深さと略同一となっている。このため、配線ボックスBを、底壁B1をボックス固定面25aに当接させて固定部25に固定したとき、配線ボックスBの開口面Saが突出部15の裏面15aと略同一平面上に位置する。そして、上記構成のボックス固定具10と、配線ボックスBとからボックス固定装置が構成され、このボックス固定装置によって、固定片21(固定部25)に配線ボックスBを固定した状態では、配線ボックスBの開口面Saが軽量形鋼材Pの側板部Pcと略同一平面上に位置するようになっている。そして、両側板部Pcに壁材Waが当接するように一対の壁材Waを立設することにより、配線ボックスBの開口面Saが壁材Waの裏面に当接した状態で軽量間仕切壁Wが構築される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ボックス固定具10の取付部11には突出部15が形成されている。このため、取付部11の当接面11aを軽量形鋼材Pの背面板部Pbに当接させ、突出部15の裏面15aを側板部Pcに当接させることによって、固定片21のボックス固定面25aを軽量間仕切壁Wの壁表側に面するようにすることができ、ボックス固定具10を所定の取付位置に位置決めすることができる。したがって、例えば、特許文献1のように、ゲージ具を用いてボックス固定具の取付位置を求め、その取付位置に両面テープを用いてボックス固定具の仮固定を必要とした場合に比して、軽量形鋼材Pへのボックス固定具10の取付作業を容易に行うことができ、ひいては、配線ボックスBを軽量形鋼材Pに取り付ける作業を容易に行うことができる。
(2)また、ボックス固定具10は、突出部15の裏面15aを側板部Pcに当接させ、当接面11aを背面板部Pbに当接させた状態で、取付ビス16を背面板部Pbに螺入するだけで軽量形鋼材Pに取り付けることができる。したがって、例えば、特許文献2のように、軽量形鋼材Pへの取付のために、係止ナットと固定板と止着ボルトとを必要とした場合に比して、ボックス固定具10の取付のための部品点数を少なくして、ボックス固定具10の軽量形鋼材Pへの取付作業を容易に行うことができる。
(3)突出部15は、容易に折り曲げることができるため、突出部15の裏面15aを側板部Pcに当接させ、取付ビス16によって軽量形鋼材Pに取り付けた後は、突出部15を折り曲げることによって側板部Pc上から排除することができる。したがって、壁材Waの立設時に、突出部15が除去されず、側板部Pc上に突出部15が存在することで、突出部15の厚みによって壁材Waの立設位置が所定位置からずれてしまうことを防止することができる。
(4)突出部15の裏面15aを側板部Pcに当接させ、取付部11の当接面11aを背面板部Pbに当接させた状態で、ボックス固定面25aに配線ボックスBを固定したとき、配線ボックスBの開口面Saが側板部Pcと略同一平面上に位置するように、配線ボックスBの深さに合わせてボックス固定具10を構成した。すなわち、配線ボックスBの深さを考慮して、ボックス固定具10と配線ボックスBとからなるボックス固定装置を構成した。したがって、壁材Waを側板部Pcに当接するように立設したとき、配線ボックスBの開口面Saを壁材Waの裏面に当接させることができる。その結果として、配線ボックスBの開口側が側板部Pcよりも突出して壁材Waの立設位置がずれてしまうことを防止できる。
(5)突出部15の裏面15aを側板部Pcに当接させ、取付部11の当接面11aを背面板部Pbに当接させた状態では、突出部15は、軽量形鋼材Pを手で掴んだときにその表面15b(押圧部)を親指で押圧することが可能な位置に配置されている。このため、親指(手)によって突出部15を側板部Pcとの間に挟持することにより、ボックス固定具10を軽量形鋼材Pに保持することができる。したがって、取付ビス16を背面板部Pbに螺入する際に、ボックス固定具10は軽量形鋼材Pに対して位置ずれすることが防止され、ボックス固定具10を軽量形鋼材Pに取り付ける作業を容易に行うことができる。
(6)取付部11において、突出部15の両側には切り欠き11bが形成されている。このため、突出部15の折り曲げ作業を行いやすくすることができる。
(7)取付部11の当接面11aを軽量形鋼材Pの背面板部Pbに当接させ、突出部15の裏面15aを側板部Pcに当接させると、固定片21のボックス固定面25aは当接面11aに対して直交する方向へ延びるように配設され、軽量間仕切壁Wの壁表側に面するようにすることができる。そして、取付孔12に挿通した取付ビス16を背面板部Pbに固定することでボックス固定具10を所定の取付位置に取り付けることができる。したがって、例えば、特許文献1のように、ゲージ具を用いてボックス固定具の取付位置を求め、その取付位置に両面テープを用いてボックス固定具の仮固定を必要とした場合に比して、軽量形鋼材Pへのボックス固定具10の取付作業を容易に行うことができ、ひいては、配線ボックスBを軽量形鋼材Pに取り付ける作業を容易に行うことができる。
(8)突出部15は、全体として平板状をなし、表面15bを側板部Pcに向けて押圧したとき、該突出部15そのものが自身を回転軸として側板部Pc上で回転せず、かつ取付部11の軽量形鋼材Pに向けた回動及び軽量形鋼材P後方への移動を防止する大きさに形成されている。したがって、突出部15を側板部Pcに向けて押圧することで、ボックス固定具10が回転したり後方へ移動したりすることが防止される。
(第2の実施形態)
以下、本発明を具体化したボックス固定具及びボックス固定具の取付方法の第2の実施形態を図7〜図9にしたがって説明する。なお、以下に説明する第2の実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成については、同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
図7〜図9に示すように、第2の実施形態のボックス固定具50は、合成樹脂材料により細長板状に形成されている。ボックス固定具50は、矩形板状をなす取付部51と、取付部51の一方の長側縁から延びる細長板状をなす固定片52とが一体成形されて構成されている。そして、前記取付部51の一側面は当接面51aを構成し、取付部51には突出部53が取付部51に対して直交するように延設され、突出部53の裏面53aは当接面51aに連続し、かつ直交するようになっている。さらに、突出部53において、裏面53aに相対向する表面53bには、プライヤーで把持可能な把持片53cが突設されている。また、取付部51には複数(本実施形態では6つ)の取付孔55が形成されている。
また、取付部51において、前記取付部51の両側には、背面板部Pbと側板部Pcの間のコーナ部Cに係合可能な係合突片51bが形成されている。取付部51において、前記突出部53が形成された一方の長側縁と相対向する他方の長側縁の中央部には、固定片52の延設方向に対して直交する方向へ延びる当接突片54が設けられている。この当接突片54の一面は、前記当接面51aに連続する平面状をなしている。また、固定片52の先端には、固定片52の延設方向に対して直交する方向へ延びる当接突片56が設けられている。各当接突片54,56の長さ方向に延びる両側縁において、その基端部及び長さ方向の中央部には折り取り溝54a,56aが形成され、該折り取り溝54a,56aから当接突片54,56を折り取り除去することが可能となっている。さらに、固定片52は細長板状に形成され、第1の実施形態のように延設部23及び段差部24が形成されておらず、固定片52の取付部51側に臨む面がボックス固定面52aを形成し、該ボックス固定面52aは前記当接面51aに対して直交するように形成されている。
第2の実施形態のボックス固定具50を軽量形鋼材Pに取り付けるには、当接面51aを軽量形鋼材Pの壁部としての背面板部Pbに当接させ、さらに、突出部53の裏面53aを一方の側板部Pcに当接させる。そして、軽量形鋼材Pをリップ部Pd側から手で掴むとともに突出部53を手で掴み、該突出部53を親指と側板部Pcとの間に挟持して、ボックス固定具50を軽量形鋼材Pに保持する。この保持状態において、固定片52は、取付部51を挟んで突出部53と相反する方向へ延びているため、突出部53の裏面53aを側板部Pcに当接させた状態では、固定片52のボックス固定面52aを当接面51aに対して直交し、後に立設される壁材Waに面するように位置決めすることができる。次いで、取付孔55に取付ビス16を挿通し、該取付ビス16を背面板部Pbに螺入してボックス固定具50を軽量形鋼材Pに取り付ける。
次に、図8、図9に示すように、把持片53cをプライヤー(図示せず)によって把持し、突出部53を取付部51から折り取り除去する。次に、当接突片54,56において、その先端が他方の側板部Pcと同一平面上に位置するように長さを調整する。すなわち、折り取り溝54a,56aから当接突片54,56の先端側を折り取る。そして、ボックス固定具50のボックス固定面52aに配線ボックスBを固定する。このとき、ボックス固定面52aから突出部53の裏面53aまでの長さは、配線ボックスBの深さと略同一となっている。このため、配線ボックスBを、底壁B1をボックス固定面52aに当接させて固定片52に固定したとき、配線ボックスBの開口面Saが突出部53の裏面53aと略同一平面上に位置する。そして、両側板部Pcに壁材Waが当接するように一対の壁材Waを立設することにより、配線ボックスBの開口面Saが壁材Waの裏面に当接した状態で軽量間仕切壁Wが構築される。このとき、当接突片54,56の先端が壁材Waの裏面に当接するため、固定片52の傾きを防止することができ、配線ボックスBを所定位置に位置ずれすることなく配置することができる。また、係合突片51bがコーナ部Cに係合することにより、突出部53とともに配線ボックスBを所定位置に保持することができる。したがって、第2の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の(1)、(2)、(4)、(5)、(7)、(8)の効果と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
以下、本発明を具体化したボックス固定具及びボックス固定具の取付方法の第3の実施形態を図10〜図12にしたがって説明する。なお、以下に説明する第3の実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成については、同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
図10〜図12に示すように、第3の実施形態のボックス固定具60は、薄鋼板を折り曲げて細長板状に形成されたボックス固定部材61に取付台座70を組み付けて構成されている。
まず、前記ボックス固定部材61について説明する。このボックス固定部材61は、一端に前記取付台座70に取着される矩形板状をなす取着部62と、前記取着部62の相対向する一対の側縁のうち、一方の側縁から延設された細長板状をなす固定板部63とを一体に有してなる。前記取着部62の先端側には複数(本実施形態では4つ)の貫通孔62aが形成され、各貫通孔62aには取付ビス(図示せず)を挿通可能になっている。さらに、取着部62のほぼ中央には嵌合孔62bが2箇所に形成されている。加えて、取着部62において、該取着部62の先端側に位置する嵌合孔62bよりも先端側には、細長に延びる細孔62cが形成されているとともに、取着部62における前記細孔62cの両側部に切欠部62dが形成されている。
また、前記固定板部63には、配線ボックスBの底壁B1が当接され、該配線ボックスBが固定されるボックス固定面63aが設けられている。そして、固定板部63は、ボックス固定面63aが前記取着部62の板面に対して直交するように取着部62から延設されている。また、固定板部63には、配線ボックスBを固定するためにねじ(図示せず)が螺入される長孔64が固定板部63の長さ方向に延びるように形成されている。
次に、前記取付台座70について説明する。取付台座70は合成樹脂材料よりなる矩形板状の台座本体71と、該台座本体71から突設された突出部72とを一体に備えてなる。台座本体71の一面は、前記ボックス固定部材61が取り付けられる取付面75を構成している。この取付面75において、台座本体71の対向する一側辺(短側辺)側には、それぞれ取付突部76が取付面75に対して直交するように突設されている。両取付突部76は、台座本体71の短側辺に沿って延びる細長板状をなす。さらに、取付面75のほぼ中央には、取付突起77が1箇所形成されている。この取付突起77は、前記取付面75にボックス固定部材61が取り付けられたとき、取着部62の2つの嵌合孔62bのうちいずれか一方の嵌合孔62bに嵌合可能に形成されている。
前記台座本体71において、前記取付面75に対向する他面は、取付台座70を軽量形鋼材Pに取付固定する際に、軽量形鋼材Pの壁部たる前記リップ部Pdに当接される当接面73を構成している。また、台座本体71には、複数の透孔74が台座本体71を厚み方向へ貫通して形成され、各透孔74は取付ビス(図示せず)を挿通可能に形成されている。各透孔74は、台座本体71の貫通方向への長さが台座本体71の厚みと同じになっており、透孔74の貫通方向に沿った長さは、該透孔74に挿通された取付ビスが該透孔74の内面に当接することで取付ビスの傾倒を防止可能とする長さになっている。台座本体71において、その一方の長側辺側となる端面71aには、前記突出部72が一体形成されている。
この突出部72は、全体が平板状に形成されるとともに、正面視コ字状に形成されている。そして、突出部72は、端面71aに対して2箇所で連結されているとともに、突出部72における端面71aへの2つの連結部が、その先端側で繋がっている。すなわち、突出部72における端面71aへの2つの連結部の間には間隙が形成されている。そして、突出部72は、表面72bを側板部Pcに向けて押圧したとき、該突出部72そのものが自身を回転軸として側板部Pc上で回転しないように全体が平板状に形成されている。また、突出部72は、表面72bを側板部Pcに向けて押圧したとき、突出部72を回動中心とした台座本体71の軽量形鋼材Pに向かう方向への回動、及び突出部72が当接した側板部Pcとは別の側板部Pc側(後側)への移動を防止する大きさに形成されている。
また、突出部72は前記端面71aから当接面73に対して直交する方向へ延びるように設けられている。そして、突出部72は、その表面72b及び裏面72aが前記当接面73に対して直交するように台座本体71の外方へ延設されている。なお、突出部72の表面72bとは、ボックス固定具60が軽量形鋼材Pに取り付けられたとき、軽量間仕切壁Wの壁表側に臨む面のことであり、突出部72の裏面72aは前記表面72bと相対向する面のことである。また、突出部72の裏面72aは、台座本体71の当接面73に連続するとともに、端面71aと同一平面上に位置している。
突出部72は、所要の厚みを有するとともに、成人男性の手、具体的には指によって押圧可能に形成され、軽量形鋼材Pを手で掴んだとき、軽量形鋼材Pとともに突出部72を手で掴むことができ、指で押さえることが可能なサイズに形成されている。突出部72の表面72bからは何も突設されていない。このため、突出部72の表面72bは、指で押圧することに不都合が発生せず、また、指で押さえるのに適したサイズに形成されている。すなわち、突出部72は、指より小さすぎず、また大きすぎないサイズに形成されている。
そして、取付台座70に対してボックス固定部材61を取り付けてボックス固定具60を構成する。すなわち、図10に示すように、一対の取付突部76の間に、ボックス固定部材61の取着部62を嵌合するとともに、取付突起77を取着部62の先端側に位置する嵌合孔62bに嵌合する。又は、図12に示すように、一対の取付突部76の間に、ボックス固定部材61の取着部62を嵌合するとともに、取付突起77を取着部62の基端側に位置する嵌合孔62bに嵌合する。上記のように取付突起77を嵌合させる嵌合孔62bを変更することにより、ボックス固定部材61に固定される配線ボックスBの深さに応じてボックス固定部材61の取付台座70に対する取付位置を変更することができる。
すなわち、配線ボックスBの深さが深い場合には、取付突起77が取着部62の先端側の嵌合孔62bに嵌合するようにボックス固定部材61を取付台座70に取り付ける(図10)。逆に、配線ボックスBの深さが浅い場合には、取付突起77が取着部62の基端側の嵌合孔62bに嵌合するようにボックス固定部材61を取付台座70に取り付ける(図12)。なお、取付突起77を取着部62の基端側に位置する嵌合孔62bに嵌合した場合は、細孔62c及び切欠部62dを利用して、該細孔62cより取着部62の先端側を折り取り除去する。すると、いずれの嵌合孔62bに取付突起77が嵌合するようにボックス固定部材61を取付台座70に取り付けた場合であっても、取着部62の先端面と端面71aとが略同一平面上に位置するようになっている。
そして、取付突部76及び取付突起77によってボックス固定部材61が台座本体71に取り付けられ、取付台座70とボックス固定部材61とが組み付けられてボックス固定具60が構成される。このボックス固定具60において、台座本体71によって、軽量形鋼材Pの壁部(リップ部Pd)に取り付けられる取付部が構成される。また、ボックス固定部材61の固定板部63によって、台座本体71(取付部)から延設される固定片が構成され、固定板部63のボックス固定面63aによって配線ボックスBが固定される固定面が構成される。したがって、第3の実施形態のボックス固定具60においては、取付部(台座本体71)と固定片(固定板部63)とは、互いに組み付け可能に形成された別体(取付台座70とボックス固定部材61)より構成されている。
また、台座本体71の当接面73によって、軽量形鋼材Pの壁部(リップ部Pd)に当接される当接面が構成され、ボックス固定面63aは当接面73に対して直交するように台座本体71(取付部)から延設されている。加えて、透孔74及び貫通孔62aによって、取付部(台座本体71及び取着部62)を軽量形鋼材Pの壁部(リップ部Pd)に取り付けるために取付ビスが挿通される取付孔が構成される。なお、前記取付孔(透孔74及び貫通孔62a)の貫通方向に沿った長さは、該取付孔に挿通された取付ビスが該取付孔の内面に当接することで取付ビスの傾倒を防止可能とする長さになっている。
そして、台座本体71に設けられた突出部72によって、ボックス固定具60の突出部が構成され、該突出部72は、固定板部63とは相反する方向へ延びている。また、ボックス固定面63aから突出部72の裏面72aまでの長さは、配線ボックスBの深さと略同一となっている。
さて、第3の実施形態のボックス固定具60を軽量形鋼材Pに取り付けるには、図10に示すように、台座本体71の当接面73を、軽量形鋼材Pの壁部としてのリップ部Pdに当接させる。さらに、突出部72の裏面72aを、軽量形鋼材Pにおいて、前記リップ部Pdに隣接し、かつ直交する別の壁部である側板部Pcの外壁面に当接させる。このとき、貫通孔62a及び透孔74(取付孔)は、突出部72の裏面72aが当接する側板部Pcに隣接するリップ部Pdと対向する位置に設けられている。
そして、軽量形鋼材Pを背面板部Pb側から手で掴むと共に突出部72を手で掴み、親指によって突出部72の表面72b(押圧部)を押圧して突出部72の裏面72aを側板部Pcに押し当てて、取付台座70を軽量形鋼材Pに保持する。また、取付台座70が軽量形鋼材Pに保持されることによって、該取付台座70に取り付けられたボックス固定部材61も軽量形鋼材Pに保持される。この保持状態において、固定板部63は、台座本体71を挟んで突出部72と相反する方向へ延びているため、突出部72の裏面72aを側板部Pcに当接させた状態では、ボックス固定面63aを当接面73に対して直交し、後に立設される壁材Waに面するように位置決めすることができる。
なお、突出部72は、全体として平板状をなすとともに正面視コ字状に形成されている。すなわち、突出部72は、表面72bを側板部Pc(別の壁部)に向けて押圧したとき、該突出部72そのものが自身を回転軸として側板部Pc上で回転しないように全体が平板状に形成されている。また、突出部72は、台座本体71の端面71aに対して2箇所で連結されているため、突出部72は側板部Pcに対して、軽量形鋼材Pの立設方向に離れた位置で当接している。このため、例えば、突出部72が1本の細板状に形成されている場合のように、突出部72の表面72bを側板部Pcに向けて押圧したとき、突出部72自身を回転軸として側板部Pc上で回転してしまうことが防止できる。
加えて、突出部72は、表面72bを側板部Pc(別の壁部)に向けて押圧したとき、突出部72を回動中心とした台座本体71の軽量形鋼材Pの開口部Paに向けた回動及び軽量形鋼材Pの後方への移動を防止する大きさに形成されている。このため、親指で突出部72を押圧し、突出部72を親指と側板部Pcとの間に挟持することで、台座本体71、すなわちボックス固定具60の取付部が回動して軽量形鋼材Pにおける開口部Paの内側へ入り込むことが防止される。よって、ボックス固定面63aが軽量間仕切壁Wの壁表側に面するようにボックス固定具60を保持することができ、ボックス固定具60を所定の取付位置に位置決めすることができる。
次に、取着部62の貫通孔62aから透孔74に取付ビス(図示せず)を挿入し、リップ部Pdへ取付ビス16を螺入する。すると、取付台座70が軽量形鋼材Pに固定されるとともに、ボックス固定具60(ボックス固定部材61)が軽量形鋼材Pに取り付られる。その後、突出部72をプライヤで把持し、折り曲げる等することにより突出部72が台座本体71から除去される。このとき、突出部72は、端面71aに対して2箇所で連結されているため、突出部72の折り曲げ等を容易に行うことができ、突出部72の除去作業を容易に行うことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 第1の実施形態のボックス固定具10は、取付部11側を軽量形鋼材Pの開口部Paから軽量形鋼材P内に挿入して取り付けてもよい。このとき、図13及び図14に示すように、突出部15を取付部11に対して直交するように固定片21側へ折り返した状態で取付部11を軽量形鋼材P内に挿入する。そして、取付部11の当接面11aを背面板部Pbの内面に当接させると、突出部15の裏面15aが側板部Pcの内面に当接する。この当接状態では、ボックス固定面25aが壁表側へ面するようにボックス固定具10が位置決めされる。また、延設部23がリップ部Pdに当接する。このとき、延設部23から固定部25への段差部24の長さは、前記軽量形鋼材Pのリップ部Pdの長さと略同一となっている。このため、延設部23がリップ部Pdに当接したとき、固定部25のボックス固定面25aに相対向する面は側板部Pcと同一平面上に位置している。したがって、ボックス固定面25aに配線ボックスBを固定した状態では、配線ボックスBの開口面Saが一方の側板部Pcと同一平面上に位置するとともに、固定部25は他方の側板部Pcと同一平面上に位置している。
したがって、固定片21には段差部24が形成され、該段差部24によって延設部23と固定部25に2段に形成されている。そして、軽量形鋼材Pの内側に取付部11を挿入してボックス固定具10を取り付けた場合には、延設部23をリップ部Pdに当接させることで固定部25を延設部23よりずれた位置に配置することができる。さらに、この固定部25に配線ボックスBを固定すると、配線ボックスBの開口面Saが軽量形鋼材Pの側板部Pcと略同一平面上に位置するようになっている。したがって、固定片21に段差部24が形成されず、配線ボックスBの開口面Saが軽量形鋼材Pの側板部Pcと略同一平面上に位置するように取付部11の取付位置を調整する場合に比して、ボックス固定具10を用いた配線ボックスBの設置作業を簡単にすることができる。
○ 第1の実施形態において、ボックス固定具10は、取付部11側を軽量形鋼材Pの開口部Paから軽量形鋼材P内に挿入して取り付けてもよい。このとき、突出部15を取付部11から除去しで取付部11を軽量形鋼材P内に挿入する。
○ 第2の実施形態において、ボックス固定具50は、突出部53を取付部51から除去した状態で、取付部51側を軽量形鋼材Pの開口部Paから軽量形鋼材P内に挿入して取り付けてもよい。
○ 第3の実施形態において、ボックス固定具60は、突出部72を取付部(台座本体71)から除去した状態で、取付部側を軽量形鋼材Pの開口部Paから軽量形鋼材P内に挿入して取り付けてもよい。
○ 図15に示すように、第1の実施形態のボックス固定具10又は第2の実施形態のボックス固定具50において(図15では第1の実施形態のボックス固定具10のみ図示)、取付部11,51の当接面11a,51aを、壁部としての軽量形鋼材Pのリップ部Pdに当接させる。さらに、突出部15,53の裏面15a,53aを別の壁部として、リップ部Pdに隣接する側板部Pcに当接させた状態でボックス固定具10,50を軽量形鋼材Pに取り付けてもよい。この場合、取付孔12,55は、突出部15,53の裏面15a,53aが当接する側板部Pcに隣接するリップ部Pdと対向する位置に設けられている。このため、取付ビス16を取付孔12,55に挿入するだけで、取付ビス16をリップ部Pdに案内し、そのまま取付ビス16をリップ部Pdに螺入することができ、ボックス固定具10,50を軽量形鋼材Pに取り付ける作業の作業性を向上させることができる。
○ 第1〜第3の実施形態において、ボックス固定面25a,52a,63aから突出部15,53,72の裏面15a,53a,72aまでの長さは、配線ボックスBの深さより長くなっていてもよい。
○ 第1の実施形態において、固定片21の段差部24は形成されていなくてもよい。
○ 第2の実施形態において、当接突片54,56は削除してもよい。
○ 第1の実施形態において、ボックス固定具50の取付部11に、該取付部11を軽量形鋼材Pの背面板部Pbに当接させるとともに突出部15の裏面15aを側板部Pcに当接させた状態で、背面板部Pbと側板部Pcとの間のコーナ部Cに係合する係合突片51bが形成されていてもよい。
○ 第3の実施形態において、取付部となる台座本体71の端面71aに、当接面73を軽量形鋼材Pのリップ部Pd(又は背面板部Pb)に当接させるとともに突出部72の裏面72aを側板部Pcの外壁面に当接させた状態で、リップ部Pd(又は背面板部Pb)と側板部Pcとの間のコーナ部に係合する係合突片が形成されていてもよい。
○ 各実施形態において、配線ボックスBは、底壁B1がなく、側壁B2のみで囲み形成されたボックス開口部Sが対向する二面(前後両面)に向けて開口する枠状のタイプであってもよい。すなわち、配線ボックスBは、前後両面に開口面Saを有するタイプであってもよい。
○ 第3の実施形態において、台座本体71の当接面73を軽量形鋼材Pの背面板部Pbに当接させた状態でボックス固定具60を軽量形鋼材Pに取り付けてもよい。
○ 第3の実施形態において、取付台座70における突出部72を固定板部63(固定片)側に向けて折り曲げ可能に形成してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(1)少なくとも一面に開口面を有する配線ボックスと、複数の軽量形鋼材を間隔をおいて立設し、前記軽量形鋼材を挟むように壁材を設けてなる軽量間仕切壁に前記配線ボックスを設置するために前記軽量形鋼材に取り付けられるボックス固定具とからなるボックス固定装置であって、前記ボックス固定具は、前記軽量形鋼材の壁部に取り付けられる取付部と、前記取付部から延設され、前記配線ボックスが固定されるボックス固定面を備えた固定片とを有し、前記取付部は、前記壁部に当接させる当接面を備えるとともに、取付部を壁部に取り付ける取付部材が挿通される取付孔が形成され、前記固定片は前記ボックス固定面が前記取付部の当接面に対して直交するように取付部から延設されており、前記取付部には前記固定片とは相反する方向へ延びる突出部が設けられ、該突出部において前記当接面に連続する裏面は、前記当接面が前記軽量形鋼材の壁部に当接された状態で、該壁部に隣接し、かつ直交する別の壁部に当接するように形成されており、前記固定片に配線ボックスを固定した状態では、前記配線ボックスの開口面が軽量形鋼材の別の壁部と略同一平面上に位置するように、前記固定片のボックス固定面から前記突出部の裏面までの長さが配線ボックスの深さと略同一に設定されているボックス固定装置。
(2)前記取付部には、該取付部を軽量形鋼材の壁部に当接させるとともに前記突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部の外壁面に当接させた状態で、軽量形鋼材の壁部と前記別の壁部との間のコーナ部に係合する係合突片が形成されている請求項1〜請求項のうちいずれか一項に記載のボックス固定具。
第1の実施形態のボックス固定具を軽量形鋼材に取り付けた状態を示す斜視図。 ボックス固定具を軽量形鋼材に保持した状態を示す平面図。 ボックス固定具を軽量形鋼材に位置決めした状態を示す平面図。 取付ビスによってボックス固定具を軽量形鋼材に取り付けた状態を示す平面図。 突出部を折り曲げた状態を示す平面図。 ボックス固定具に配線ボックスを固定した状態を示す平面図。 第2の実施形態のボックス固定具を軽量形鋼材に取り付けた状態を示す斜視図。 突出部を折り取り除去したボックス固定具を示す斜視図。 当接突片を折り取った状態を示す斜視図。 第3の実施形態のボックス固定具を軽量形鋼材に保持した状態の斜視図。 ボックス固定部材と取付台座を示す斜視図。 第3の実施形態のボックス固定具を示す斜視図。 ボックス固定具の取付方法の別例を示す平面図。 ボックス固定具の取付方法の別例を示す平面図。 ボックス固定具の取付方法の別例を示す斜視図。
符号の説明
B…配線ボックス、P…軽量形鋼材、Pa…開口部、Pb…壁部としての背面板部、Pc…別の壁部としての側板部、Pd…壁部としてのリップ部、Sa…開口面、W…軽量間仕切壁、Wa…壁材、10,50,60…ボックス固定具、11,51…取付部、11a,51a,73…当接面、12,55…取付孔、15,53,72…突出部、15a,53a,72a…裏面、15b,53b,72b…押圧部としての表面、16…取付部材としての取付ビス、21,52…固定片、25a,52a,63a…ボックス固定面、62a…取付孔を構成する貫通孔、63…固定片を構成する固定板部、71…取付部を構成する台座本体、74…取付孔を構成する透孔。

Claims (8)

  1. 複数の軽量形鋼材を間隔をおいて立設し、前記軽量形鋼材を挟むように壁材を設けてなる軽量間仕切壁に、少なくとも一面に開口面を有する配線ボックスを設置するために前記軽量形鋼材に取り付けられるボックス固定具であって、
    前記軽量形鋼材の壁部に取り付けられる取付部と、
    前記取付部から延設され、前記配線ボックスが固定されるボックス固定面を備えた固定片とを有し、
    前記取付部は、前記壁部に当接させる当接面を備えるとともに、取付部を壁部に取り付ける取付部材が挿通される取付孔が形成され、前記固定片は前記ボックス固定面が前記取付部の当接面に対して直交するように取付部から延設されており、
    前記取付部には前記固定片とは相反する方向へ延びる突出部が設けられ、該突出部において前記当接面に連続する裏面は、前記当接面が前記軽量形鋼材の壁部に当接された状態で、該壁部に隣接し、かつ直交する別の壁部に当接するように形成されているボックス固定具。
  2. 前記突出部は、平板状に形成されており、前記当接面を前記軽量形鋼材の壁部に当接させるとともに前記突出部の裏面を前記別の壁部に当接させた状態において、前記軽量形鋼材と共に該突出部の表面を手により掴むことで、指によって前記突出部の表面は押圧されるとともに該突出部の裏面軽量形鋼材の別の壁部に押し当てられ、前記軽量形鋼材に対して移動不能に保持される請求項1に記載のボックス固定具。
  3. 前記当接面を前記壁部に当接させるとともに前記突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部に当接させ、前記固定片に配線ボックスを固定した状態において、前記開口面が軽量形鋼材の別の壁部と略同一平面上に位置するように、前記固定片のボックス固定面から前記突出部の裏面までの長さが配線ボックスの深さと略同一に設定されている請求項1又は請求項2に記載のボックス固定具。
  4. 前記軽量形鋼材の壁部は、該軽量形鋼材の立設方向へ延びる開口部を形成する一対のリップ部よりなり、前記当接面を前記リップ部に当接させるとともに前記突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部に当接させた状態において、前記取付部における前記別の壁部に隣接するリップ部と対向する位置に前記取付孔が形成されている請求項1〜請求項のうちいずれか一項に記載のボックス固定具。
  5. 複数の軽量形鋼材を間隔をおいて立設し、前記軽量形鋼材を挟むように壁材を設けてなる軽量間仕切壁に、少なくとも一面に開口面を有する配線ボックスを設置するために前記軽量形鋼材に取り付けられるボックス固定具の前記軽量形鋼材に対する取付方法であって、
    前記ボックス固定具は、前記軽量形鋼材の壁部に取り付けられる取付部と、
    前記取付部から延設され、前記配線ボックスが固定されるボックス固定面を備えた固定片とを有し、前記取付部は、前記壁部に当接させる当接面を備えるとともに、取付部を壁部に取り付ける取付部材が挿通される取付孔が形成され、前記固定片は前記ボックス固定面が前記取付部の当接面に対して直交するように取付部から延設されており、さらに、前記取付部には前記固定片とは相反する方向へ延びる突出部が設けられ、
    前記当接面を前記壁部に当接させ、前記固定片を前記ボックス固定面が前記取付部の当接面に対して直交するように配設し、前記突出部において前記当接面に連続する裏面を、前記当接面が当接された壁部に隣接し、かつ直交する別の壁部に当接させ、前記取付孔に取付部材を挿通し、該取付部材によって取付部を壁部に取り付けるボックス固定具の取付方法。
  6. 前記取付部を壁部に取り付けた後、前記突出部を前記固定片側に向けて折り曲げて軽量形鋼材上から排除する請求項に記載のボックス固定具の取付方法。
  7. 前記取付部を壁部に取り付けた後、前記突出部を前記取付部から除去する請求項に記載のボックス固定具の取付方法。
  8. 前記当接面を前記軽量形鋼材の壁部に当接させるとともに前記突出部の裏面を前記別の壁部に当接させた状態において、前記軽量形鋼材と共に突出部を手により掴んで突出部の裏面を軽量形鋼材の別の壁部に押し当ててボックス固定具を軽量形鋼材に保持する請求項〜請求項のうちいずれか一項に記載のボックス固定具の取付方法。
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