JP6875956B2 - 固定補助具 - Google Patents
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Description
前記被取付け部の取付け対象側面に当て付け可能な第1基部と、前記取付け対象側面に直交する前記被取付け部の隣接側面に当て付け可能な第2基部とを直交状態で一体形成し、
前記第1基部には、前記第2基部の内側面を基準にして前記取付け材の取付け部を設定取付け位置に位置規制する位置規制部と、当該位置規制部で位置規制された前記取付け部を磁着して当該取付け部を設定取付け位置に保持する磁石と、前記取付け部に形成されている取付け孔をねじ止め操作方向の外方側に露出させる開口部と、が設けられている点にある。
しかも、固定補助具の第1基部に設けた位置規制部及び磁石により、第2基部の内側面を基準にして取付け材の取付け部を設定取付け位置に位置規制すると同時に、位置規制部で位置規制された取付け部を磁着して当該取付け部を設定取付け位置に保持することができる。これにより、固定補助具と取付け材とを一体物として取り扱うことができるばかりでなく、第1基部に対する取付け材の取付け部の位置ずれを強固に阻止することができる。特に、固定補助具の第1基部及び第2基部を、被取付け部の取付け対象側面及び隣接側面に当て付けるだけで、取付け材の取付け部を、被取付け部の取付け対象側面における設定取付け位置に正確に配置することができる。
さらに、固定補助具の第1基部には、取付け部に形成されている取付け孔をねじ止め操作方向の外方側に露出させる開口部が設けられているので、被取付け部の取付け対象側面における設定取付け位置に配置された取付け材の取付け部のネジ止め操作を容易に行うことができる。
しかも、このとき、第2基部の外側面に形成されている突起部に指を掛けることにより、第1基部及び第2基部に対して被取付け部の取付け対象側面及び隣接側面への押し付け力を付与することができるので、ねじの動き回りに起因する取付け部の位置ずれを抑制した状態で容易にねじ止めすることができる。
図1は、磁性材料製の被取付け部の一例である軽量形鋼製の間柱1の取付け対象側面1aに、磁性材料製の取付け材の一例で、軽量間仕切壁3の内部に配置される配線ボックスやスイッチ等の機器4を支持する金属製の間仕切用の固定金具2をねじ止め固定するための施工支援技術として開発された固定補助具Aを示す。
軽量間仕切壁3は、図1に示すように、建物の間仕切壁構築予定箇所に沿って複数の間柱1を所定間隔で配置し、複数の間柱1の壁幅方向両側部に、石膏ボード等の壁材5を取付けて構成されている。尚、図1においては、固定補助具Aの配置を例示する関係で片面側の壁材5のみを表示している。
本実施形態においては、図1に示すように、底板部1Aの外面が、固定金具2を取付ける取付け対象側面1aとなり、底板部1Aに連続する一方の側板部1Bの外面が、取付け対象側面1aに直交する隣接側面1bとなる。
尚、一方のリップ部1Cの外面を、固定金具2を取付ける取付け対象側面1aとし、一方のリップ部1Cに連続する一方の側板部1Bの外面を、取付け対象側面1aに直交する隣接側面1bとして実施することも可能である。要するに、間柱1の直交状態で連続する二面であれば、取付け対象側面1aと隣接側面1bとして自由に使用することができる。
また、図2、図3に示すように、取付け部2Bの4箇所には、取付けねじの一例であるタッピンねじ20が挿入される取付け孔21が貫通形成されている。取付け孔21は、三角形の各頂点に配置される三つの丸孔と三角形の中心側に配置される一つの長孔とから構成されている。
図3に示すように、取付け部2Bの幅方向両側縁で、且つ、支持部2A側に近接位置する丸孔形状の取付け孔21の形成相当位置又はその近傍位置には、取付け部2Bの幅方向外方側に開口する一対の長方形状の係合凹部22が切欠き形成されている。取付け部2Bの先端の幅方向中央位置には、センター位置合わせ用のV字状凹部23が切欠き形成されている。
固定補助具Aは、図2〜図6に示すように、間柱1の取付け対象側面1aに当て付け可能な板状の第1基部6と、間柱1の取付け対象側面1aに直交状態で連続する隣接側面1bに当て付け可能な板状の第2基部7とを直交状態で一体形成して構成されている。本実施形態においては、第1基部6と第2基部7とは、透明な樹脂(例えば、アクリル樹脂)で一体成形されている。
固定補助具Aの第1基部6には、図3、図4に示すように、第2基部7の第2内側面7aを基準にして固定金具2の取付け部2Bを設定取付け位置に位置規制する位置規制部8と、当該位置規制部8で位置規制された取付け部2Bを磁着して当該取付け部2Bを設定取付け位置に保持する磁石9と、取付け部2Bに形成されている取付け孔21をねじ止め操作方向の外方側に露出させる開口部10と、が設けられている。
しかも、図2〜図4に示すように、固定補助具Aの第1基部6に設けた位置規制部8及び磁石9により、第2基部7の第2内側面7aを基準にして固定金具2の取付け部2Bを設定取付け位置に位置規制すると同時に、位置規制部8で位置規制された取付け部2Bを磁着して、当該取付け部2Bを取付け対象側面1aの設定取付け位置に位置保持することができる。これにより、固定補助具Aと固定金具2とを一体物として取り扱うことができるばかりでなく、第1基部6に対する固定金具2の取付け部2Bの位置ずれを強固に阻止することができる。特に、固定補助具Aの第1基部6及び第2基部7を、間柱1の取付け対象側面1a及び隣接側面1bに当て付けるだけで、固定金具2の取付け部2Bを、間柱1の取付け対象側面1aにおける設定取付け位置に正確に配置することができる。
さらに、固定補助具Aの第1基部6には、図1、図3〜図5に示すように、取付け部2Bに形成されている取付け孔21をねじ止め操作方向の外方側に露出させる開口部10が設けられているので、間柱1の取付け対象側面1aにおける設定取付け位置に配置された固定金具2の取付け部2Bのネジ止め操作を容易に行うことができる。
図2に示すように、固定金具2の取付け部2Bが第1基部6の位置規制凹部8Aに嵌合装着された状態では、位置規制凹部8Aの窪み壁面8aの一対の係合突起8Bが取付け部2Bの両係合凹部22に係合しているため、固定金具2の取付け部2Bは、第1基部6の第1内側面6aの面方向への移動は阻止された移動規制状態にある。
位置規制凹部8Aの底面8bの4隅相当位置に配置された磁石9は、第1基部6の位置規制凹部8Aに嵌合装着された固定金具2の取付け部2Bを磁着固定し、固定補助具Aの自重では分離されないだけの十分な磁着力に設定されている。
図4、図6に示すように、第2基部7の第2内側面7aのうち、三角形突条の指標線14の形成箇所を含み、且つ、位置規制凹部8Aの幅よりも大なる幅の中間領域W1は、滑り止め用のゴム部12が設けられている上下の両側部に対して指標線14の高さ寸法よりも若干深い凹状溝に形成されている。
そして、固定金具2の取付け部2Bを間柱1の取付け対象側面1aに取付ける際、固定補助具Aの透明な第2基部7の指標線14を、間柱1の隣接側面1bのマーキング線に簡単、正確に位置合わせすることができる。
図7に示す別実施形態の固定補助具Aには、固定金具2の取付け部2Bを磁着してある固定補助具Aを間柱1に脱着自在に位置保持する磁着構造の位置保持部30が備えられている。
位置保持部30は、第2基部7の第2内側面7aの四隅近傍位置の各々に円形状の第2磁石装着凹部31が形成され、各第2磁石装着凹部31には、円柱状に形成された第2磁石(例えば、永久磁石の一例であるネオジウム磁石)32が接着剤等で固着されている。各第2磁石32の磁着面となる外側端面は、第2基部7の第2内側面7aにおける両側部領域W2と面一又はそれよりも第2磁石装着凹部31内の奥側に少し入り込んだ位置に配置されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
図8に示す別実施形態の固定補助具Aには、固定金具2の取付け部2Bを磁着してある固定補助具Aを間柱1に脱着自在に位置保持する締め付け固定構造の位置保持部30が備えられている。
位置保持部30を構成するに、固定補助具Aの第2基部7に、第1基部6の第1内側面6aを間柱1の取付け対象側面1aに当て付けた状態で、間柱1の一方のリップ部1Cの第3外側面1cよりも外方に突出する延長部35を一体形成する。この延長部35には、一方のリップ部1Cの第3外側面1cに対面する突片36が一体形成され、この突片36には、一方のリップ部1Cの第3外側面1cに当接する締結具としてのボルト37が螺合されている。このボルト37の締め付け操作により、当該ボルト37と第1基部6の第1内側面6aとの間で間柱1の取付け対象側面1aと第3外側面1cとが挾持固定される。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
(1)上述の第1実施形態では、固定補助具Aの第1基部6と第2基部7とを透明な樹脂で一体成形したが、固定補助具Aの第2基部7のみを透明な樹脂で製作してもよい。
1a 取付け対象側面
1b 隣接側面
2 取付け材(固定金具)
2B 取付け部
6 第1基部
7 第2基部
7a 内側面(第2内側面)
7b 外側面(第2外側面)
8 位置規制部
8A 位置規制凹部
9 磁石
10 開口部
12 滑り止め部(ゴム部)
13 突起部
14 指標線
21 取付け孔
30 位置保持部
32 第2磁石
A 固定補助具
Claims (6)
- 被取付け部の取付け対象側面に、磁性材料製の取付け材の取付け部をねじ止めするための固定補助具であって、
前記被取付け部の取付け対象側面に当て付け可能な第1基部と、前記取付け対象側面に直交する前記被取付け部の隣接側面に当て付け可能な第2基部とを直交状態で一体形成し、
前記第1基部には、前記第2基部の内側面を基準にして前記取付け材の取付け部を設定取付け位置に位置規制する位置規制部と、当該位置規制部で位置規制された前記取付け部を磁着して当該取付け部を設定取付け位置に保持する磁石と、前記取付け部に形成されている取付け孔をねじ止め操作方向の外方側に露出させる開口部と、が設けられている固定補助具。 - 前記第2基部には、前記取付け材を磁着した固定補助具を前記被取付け部に脱着自在に位置保持する位置保持部が設けられている請求項1記載の固定補助具。
- 前記位置規制部は、前記第1基部に窪み形成され、且つ、前記取付け部が移動規制状態で嵌合装着可能な位置規制凹部から構成されている請求項1又は2記載の固定補助具。
- 少なくとも前記第2基部は透明な樹脂で製作され、前記第2基部には、前記被取付け部の隣接側面のマーキング線と位置合わせする指標線が形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の固定補助具。
- 前記第2基部の内側面には、前記被取付け部の隣接側面に当接する滑り止め部が設けられ、前記第2基部の外側面には、前記第1基部及び前記第2基部に対して前記被取付け部の取付け対象側面及び隣接側面への押し付け力を付与可能な指掛け用の突起部が形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の固定補助具。
- 前記位置保持部が、磁性材料製の前記被取付け部の隣接側面に磁着する第2磁石から構成されている請求項2記載の固定補助具。
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