JP3213704U - 皮革製タイルの貼付用キット - Google Patents

皮革製タイルの貼付用キット Download PDF

Info

Publication number
JP3213704U
JP3213704U JP2017004237U JP2017004237U JP3213704U JP 3213704 U JP3213704 U JP 3213704U JP 2017004237 U JP2017004237 U JP 2017004237U JP 2017004237 U JP2017004237 U JP 2017004237U JP 3213704 U JP3213704 U JP 3213704U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
leather
corner
kit
tiles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017004237U
Other languages
English (en)
Inventor
淳 内田
淳 内田
Original Assignee
株式会社三昌
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三昌 filed Critical 株式会社三昌
Priority to JP2017004237U priority Critical patent/JP3213704U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3213704U publication Critical patent/JP3213704U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

【課題】柱や壁のコーナー部にも容易に貼り付けることができ、また煉瓦積みの場合の位置決めを容易に行うことができる皮革製タイルの貼付用キットを提供する。【解決手段】皮革用タイルの貼付用キット1は、皮革又は合成皮革からなるコーナー用タイル2と、コーナー用タイルの裏面に接着される固着シート材3と、皮革又は合成皮革からなるタイル本体4aの裏面に固着シート4bが接着された平面用タイル4と、コーナー用タイルが曲げられた状態で、コーナー用タイルの一端に係止する第1係止部9と他端に係止する第2係止部10を有する曲げ保持具5とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は皮革製タイルの貼付用キットに関する。
従来、皮革製のタイルとして、特許文献1には、革の裏面に接着剤を塗布してテープでシールしたものが提案されている。この皮革製タイルはテープを剥がして室内の柱や壁に貼りつけるようになっている。タイルの表面には、種々のデザインが施され、重厚感と暖かみがあり、手触感が心地良いものとされている。また、特許文献2には、半仕上げの革タイルに所望の形状の貫通孔を設け、この貫通孔を硬化樹脂で満たして、厚さを均一にした革タイルが提案されている。
皮革製タイルは、例えば柱や壁のコーナー部に貼り付ける場合、コーナー部に沿って皮革製タイルを曲げる必要がある。この場合、皮革が厚い場合は、皮革の腰の強さや接着剤に生じる皺によって曲げが保持できず、弾性で元に戻ろうとする結果、コーナー部に押し付けても、接着剤が剥がれるので、コーナー部には貼り付けが困難であるという問題があった。
また、従来の皮革製タイルを煉瓦積みで貼り付ける場合、下段の貼り付け済みの2つのタイルの間の隙間が上段のタイルの中心に位置するとともに、下段のタイルとの間に一定の隙間を設けなければならず、位置決めが難しいという問題もあった。
実用新案登録第3026197号明細書 特開2004−160998号公報
本考案は、斯かる従来の問題点に鑑みてなされたもので、柱や壁のコーナー部にも容易に貼り付けることができ、また煉瓦積みの場合の位置決めを容易行うことができる皮革製タイルの貼付用キットを提供することを課題とする。
この課題を解決するために、本考案に係る皮革製タイルの貼付用キットは、皮革又は合成皮革からなるコーナー用タイルと、前記コーナー用タイルの裏面に接着される固着シート材と、皮革又は合成皮革からなるタイル本体の裏面に固着シートが接着された平面用タイルと、前記コーナー用タイルが曲げられた状態で、前記コーナー用タイルの一端に係止する第1係止部と他端に係止する第2係止部を有する曲げ保持具とを備える。
前記固着シート材及び前記固着シートは両面テープでもよいし、マグネットシートでもよい。
コーナー用タイルを貼り付けようとするコーナー部に合わせて曲げ、一端を曲げ保持具の第1係止部に係止し、他端を曲げ保持具の第2係止部に係止して、曲がった状態のコーナー用タイルの裏面に固着シート材を接着すると、曲がった状態のままコーナータイルをコーナー部に貼り付けることができる。
前記コーナー用タイルの裏面の縦の中心線上又は当該中心線と平行に少なくとも1つの弱め溝が形成されていることがこのましい。この弱め用溝により、コーナー用タイルの曲げが容易になる。
前記曲げ保持具は、L字形で、一端に前記第1係止部が設けられ、他端に前記第2係止部が設けられていることが好ましい。
曲げ保持具がL字形であるので、コーナー用タイルの裏面を完全に露出した状態で曲げ保持具に装着することができるので、固着シート材を容易に接着することができる。
前記曲げ保持具の少なくとも一部が、前記コーナー用タイルが貼り付けられる箇所のコーナー部に倣って塑性変形可能な板金を有することが好ましい。
これにより、コーナー部に合わせた曲率に板金を変形させることができるので、コーナー部の曲率と同じ曲げ状態にコーナー用タイルを保持することができる。
前記平面用タイルの裏面又は端面の中心線上に位置決めマーキングが設けられている
ことが好ましい。
煉瓦積みした下段の平面用タイルの上に平面用タイルを煉瓦積みする場合、上段の平面用タイルの位置決めマーキングを下段の2つの平面用タイルの間の隙間に合わせるか、あるいは下段の平面用タイルの位置決めマーキングに上段の平面用タイルの一端を合わせることにより、上段の平面用タイルを容易に位置決めすることができる。
前記平面用タイルを煉瓦積みするときに前記平面用タイルを位置決めする位置決め具をさらに備えることが好ましい。
前記位置決め具は、基部と、前記基部の裏面に形成され、上段と下段の前記平面用タイルの間の隙間と同じ高さの水平に延びる突条とからなり、前記基部の表面に、前記平面用タイルの横寸法の1/2の間隔の2つの位置決め線が設けられていてもよい。
煉瓦積みした下段の平面用タイルの上に平面用タイルを煉瓦積みする場合、下段の平面用タイルの上端面に位置決め部の突条を合わせ、下段の2つの平面用タイルの間の隙間に位置決め具の一方の位置決め線を合わせ、他方の位置決め線に上段の平面用タイルの一端を合わせることにより、上段の平面用タイルを容易に位置決めすることができる。
また、前記位置決め具は、水平方向に延びる第1部分と、前記第1部分の下側に垂直方向に延びる第2部分と、前記第1部分の上側に垂直方向に延びる第3部分とが設けられ、前記第1部分は上段と下段の前記平面用タイルの間の隙間と同じ高さを有し、前記第2部分と前記第3部分は左右に隣接する前記平面用タイルの間の隙間と同じ幅を有し、前記第2部分と第3部分の横方向の間隔は前記平面用タイルの横寸法の1/2の間隔であるようにしてもよい。
煉瓦積みした下段の平面用タイルの上に平面用タイルを煉瓦積みする場合、下段の平面用タイルの上端に位置決め具の第1部分を当てるとともに、下段の2つの平面用タイルの間の隙間に位置決め具の第2部分を嵌めて、位置決め具の第3部分に上段の平面用タイルの一端を当てることにより、上段の平面用タイルを容易に位置決めすることができる。
本考案によれば、コーナー部に合わせて曲がった状態のコーナー用タイルの裏目に固着シート材を接着してから、柱や壁のコーナー部に貼り付けるので、剥がれたりすることなく、コーナー部に容易に貼り付けることができる。
また、煉瓦積みの場合、下段の平面用タイルの上に上段の平面用タイルの位置決めを容易行うことができるという効果を有している。
本考案の皮革製タイルの貼付用キットの斜視図。 本考案の皮革製タイルの貼付け例を示す斜視図。 弱め溝を有するコーナー用タイルの斜視図。 曲げ保持具でコーナー用タイルを曲げた状態に保持した状態を示す斜視図。 曲げ保持具で保持したコーナー用タイルに固着シート材を接着する状況を示す側面図。 曲げ保持具の他の実施例を示す斜視図。 図6の曲げ保持具でコーナー用タイルを曲げた状態に保持する状況を示す斜視図。 位置決めマーキングが設けられた平面用タイルの斜視図。 図8の位置決めマーキングが設けられた平面用タイルを位置決めする状況を示す正面図。 位置決め具の第1実施例を示す斜視図。 図10の位置決め具を用いて平面用タイルを位置決めする状況を示す正面図。 位置決め具の第2実施例を示す斜視図。 図12の位置決め具を用いて平面用タイルを位置決めする状況を示す正面図。
以下、本考案の実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本考案に係る皮革製タイルの貼付用キット1の構成部材を示す。このキット1は、コーナー用タイル2と、固着シート材3と、平面用タイル4と、曲げ保持具5とで構成されている。なお、コーナー用タイル2と固着シート材3は貼付箇所のコーナー部の範囲に応じて必要な数だけ複数枚用意される。平面用タイル4も、貼付箇所の平面部の大きさに応じて必要な数だけ複数枚用意される。曲げ保持具5は少なくとも1枚あればよく、コーナー用タイル2の数だけ用意する必要はない。
コーナー用タイル2は、皮革又は合成皮革からなる。コーナー用タイル2は、厚さ0.4〜3.2mmの矩形で、実施例では、縦50mm、横120mm、厚さ3.2mmであり、4つの角部は丸く面取りされている。コーナー用タイル2の表面は、塗装、艶出し、撥水加工の後、型押しにより各種の凹突模様が形成されている。コーナー用タイル2の裏面は、サンドペーパで平滑化(銀むき)されている。コーナー用タイル2の柔軟性は、貼付箇所の被貼付面が曲面でも貼り付けられるような柔軟性を有する。
固着シート材3は、図1では両面テープであるが、マグネットシートでもよい。両面テープとしては、不織布基材のタイル側の接着面に強接着剤、被貼付面側の接着面に再剥離可能な接着剤を使用したものが好ましい。マグネットシートとしては、片面着磁型の等方性マグネットシートが好ましいが、異方性マグネットシートでもよい。固着シート材3は、コーナー用タイル2と同じ形状でもよいが、コーナー用タイル2の外形より小さくてもよい。
平面用タイル4は、皮革又は合成皮革からなるタイル本体4aの裏面に予め固着シート4bが接着されたものである。タイル本体4aは、コーナー用タイル2と同じ形状を有し、表面と裏面はコーナー用タイル2と同じ加工が施されている。タイル本体4aの裏面の固着シート4bは、コーナー用タイル2に接着される固着シート材3と同じ材質・性状の両面テープ又はマグネットシートからなり、タイル本体4aの裏面に接着されている。固着シート4aは、タイル本体の全面に接着してもよいが、部分的でもよい。両面テープの場合は、接着面に離型紙が設けられ、この離型紙を剥がして使用する。
曲げ保持具5は、金属又は合成樹脂からなるL字形の板で形成されている。曲げ保持具5は、真直な第1部分6と、該第1部分6と直角方向に延びる真直な第2部分7とからなる。第2部分7は第1部分1より短いが、同じ長さでもよい。曲げ保持具5の内側の角部8は半径Rの円弧で形成されている。曲げ保持具5の一端、すなわち、第1部分6の内側端面の先端には、コーナー用タイル2の長手方向の一端が係止する第1係止部9が設けられている。同様に、曲げ保持具5の他端、すなわち、第2部分7の内側端面の先端には、コーナー用タイル2の長手方向の他端が係止する第2係止部10が設けられている。コーナー用タイル2を貼付箇所のコーナー部に合わせて曲げた状態で、コーナー用タイル2の一端が第1係止部分9に係止し、他端が第2係止部10に係止できるように、曲げ保持具5の内側端面に沿った第1係止部9と第2係止部10の間の距離Lが設定されている。なお、曲げ保持具5は、コーナー用タイル2を保持したときに変形しない程度の剛性を有するように、板厚と幅が決められている。
曲げ保持具5は、R寸法の異なる複数のものを用意してもよいし。ユーザの要求に応じたR寸法を有するものとしてもよい。また、曲げ保持具5は、コーナー用タイル2の曲げ位置(中央又は端寄り)に応じて第1部分6と第2部分7の長さが異なる複数のものを用意してもよいし、ユーザの要求に応じた第1部分6と第2部分7の長さを有するものとしてもよい。
以上の構成部材からなる本考案の皮革製タイルの貼付用キット1は、図2に示すように、柱11の一部に貼り付けて、リメイクしたり、傷や穴・汚れの目隠し、あるいはペットによる引っ掻き傷を予防するものとして使用することができる。そのほか、ドア、壁、階段の蹴込み板、家具の表面等の建物内装材として使用できるし、車の内装材、パソコン等の電子機器のクッションや装飾としても使用できる。
本考案の皮革製タイルの貼付用キット1を使用して、皮革製タイルを図2に示す柱11の被貼付面に貼り付ける場合、コーナー部12に貼り付けるときのタイルの曲げ、平面部13に煉瓦積みするときの中心の位置決めが必要となる。
<コーナー用タイルの曲げ>
まず、コーナー部12にコーナー用タイル2を貼り付ける場合について説明する。コーナー用タイル2には、裏面に図3に示すような弱め溝14を縦の中心線Cに平行に形成して、曲げ易くしておくことが好ましい。縦の中心線Cに平行に複数の弱め溝14を一定間隔で形成してもよい。
図4に示すように、コーナー用タイル2の裏面を図2のような貼付箇所の凸のコーナー部12に当てて曲げ、コーナー用タイル2の表面に曲げ保持具5を当て、コーナー用タイル2の一端を曲げ保持具5の第1係止部9に係止し、他端を曲げ保持具5の第2係止部10に係止する。続いて、図5に示すように、コーナー用タイル2の裏面に固着シート材3を接着する。コーナー用タイル2は曲げ保持具5により曲がった状態に保持されているので、固着シート材3を容易に接着することができる。
固着シート材3を貼り付けたコーナー用タイル2は、曲げ保持具5を装着したまま、貼付箇所のコーナー部12に貼り付けることができるが、曲げ保持具5を外してからでもよい。このように、曲がった状態のコーナー用タイル2の裏面に固着シート材3を接着してから、コーナー部12に貼り付けるので、剥がれたりすることなく、コーナー部12に容易に貼り付けることができる。
図6は、他の実施例の曲げ保持具5Aを示す。この曲げ保持具5Aは、手で容易に曲げて塑性変形させることができるブリキ、トタン等の軟鉄性の板金からなり、細長い板状に形成されている。曲げ保持具5Aの一端には、コーナー用タイル2の長手方向の一端が係止する第1係止部15が設けられている。同様に、曲げ保持具5Aの他端には、コーナー用タイル2の長手方向の他端が係止する第2係止部16が設けられている。第1係止部15は、曲げ保持具5Aの一端を90°又は180°曲げて変形させてあり、第2係止部16は曲げ保持具5Aの幅より細い幅で、曲げ保持具5Aの長手方向に延びている。曲げ保持具5Aは、曲げてコーナー用タイル2を保持したときに元に戻らない程度の剛性を有することが好ましい。
図6の曲げ保持具5Aを用いる場合、まず、図7(a)示すように、曲げ保持具5Aをコーナー用タイル2の表面に長手方向に沿わせて当て、コーナー用タイル2の一端を曲げ保持具5Aの第1係止部16に係止する。この状態で、コーナー用タイル2を貼付箇所のコーナー部12に押し当て、コーナー部12に合わせて曲げ保持具5Aとコーナー用タイル2を曲げる。コーナー用タイル2を曲げた状態で、曲げ保持具5Aの第2係止部16を90°曲げて、コーナー用タイル2の端部に係止する。これにより、コーナー用タイル2は曲げ保持部5Aに曲がった状態で保持される。続いて、コーナー用タイル2の裏面に固着シート材3を接着するが、この作業は図5で説明した曲げ保持具5の場合と同様である。固着シート材3を貼り付けたコーナー用タイル2のコーナー部12への貼り付け作業は、曲げ保持具5Aを外してからでもよいし、曲げ保持具5Aを装着したままでもよい。曲げ保持具5Aを装着したままにする場合は、第2係止部10を元に戻して貼付箇所に当たらないようにしておくことが好ましい。
貼付箇所が図2に示すような凹のコーナー部12aである場合は、図4の曲げ保持具5にコーナー用タイル2の表面が凹になり、裏面が凸になるように曲げて保持すればよい。また、図6の曲げ保持具5Aは図7とは逆に、コーナー用タイル2の表面が凸になるように、曲げて保持すればよい。
<平面用タイルの位置決め>
平面用タイル4の煉瓦積みにおいては、貼付箇所に貼り付けた1段目の平面用タイル4の上に2段目及びそれ以上の段の平面用タイル4を貼り付ける付けるときに、1段目の2つの平面用タイル4の間に2段目の平面用タイル4の中心が位置するように位置決めする。この平面用タイル4の位置決めには、位置決めマーキングが付された平面用タイル4Aを使用するか、位置決め具17A又は17Bを使用する。平面用タイル4Aは図1の皮革製タイルの貼付用キット1の平面用タイル4の代わりに用いる。位置決め具17A又は17Bは、図1の皮革製タイルの貼付用キットに含めることができる。
図8は、位置決めマーキングが付された平面用タイル4Aを示す。この平面用タイル4Aは、タイル本体4aの裏面に、縦の中心線C上に位置決め溝18が形成されている。位置決め溝18の代わりに、縦の中心線C上の上下の角に切り欠き19を形成したり、上下の端面に線や記号等の着色したマーク20を施してもよい。
図8の位置決め溝18が形成された平面用タイル4Aを用いる場合、図9に示すように、下段の貼り付けられた2つの平面用タイル4Aの間の隙間に上段の平面用タイル4Aの位置決め溝18を合わせて位置決めすることができる。下段の平面用タイル4Aの位置決めマーキング18に上段の平面用タイル4Aの一端を合わせてもよい。
図10は、第1実施例の位置決め具17Aを示す。この位置決め具17Aは、平面用タイル4と同様の皮革又は合成皮革でもよいが、金属又は合成樹脂でもよい。位置決め具17Aは、平面用タイル4と横の寸法がほぼ同じであるが、縦の寸法が短い形状の基部21を有する。基部21の裏面の上端に長手方向に延びる突条22が形成されている。突条22の突出寸法tは、平面用タイル4の厚さと同じであり、突条22の高さ寸法hは上段と下段の2つの平面用タイル4の間の隙間S1と同じである。位置決め具17Aの表面には、第1と第2の2つの位置決め線23a,23bが設けられている。位置決め線23a,23bは、溝でもよいし、罫書き線、着色した線でもよい。2つの位置決め線23a,23bの間隔は、平面用タイル4の横寸法L(図11参照)の1/2となっている。
図10の位置決め具17Aを用いる場合、図11に示すように、下段に貼り付けられた2つの平面用タイル4の上端面に位置決め治具17Aの突条22を載せる。次に、位置決め治具17Aの右側の第1の位置決め線23aが下段の右側の平面用タイル4の左端に一致するように合わせる。この状態で、上段の平面用タイル4の下端を位置決め具17Aの突条21に載せ、上段の平面用タイル4の左端が位置決め治具17Aの左側の第2の位置決め線23bに一致するように位置決めし、この状態で平面用タイル4を貼付箇所に押し当てて貼り付けることができる。
なお、第1の位置決め線23aを下段の左側の平面用タイル4の右端に一致するようにしてもよい。この場合、2つの位置決め線23a,23bの間隔は、平面用タイルの横寸法Lの1/2から2つの平面用タイル4の隙間S2の1/2を引いた寸法にする。
図12は、第2実施例の位置決め具17Bを示す。この位置決め具17Bは、水平方向に延びる第1部分24と、該第1部分24の下側に垂直方向に延びる第2部分25と、第1部分24の上側に垂直方向に延びる第3部分26とからなっている。第1部分24、第2部分25、第3部分24の厚さ寸法tは、平面用タイル4の厚さと同じであり、第1部分24の高さhは、上段と下段の2つの平面用タイル4の間の隙間S1と同じであり、第2部分25、第3部分26の幅wは、左右に隣接する平面用タイル4の間の隙間S2と同じである。第2部分25と第3部分26の水平方向の間隔は平面用タイル4の横寸法Lの1/2の間隔である。
図12の位置決め具17Bを用いる場合、図13に示すように、位置決め治具17Bの第2部分25を下段に貼り付けられた2つの平面用タイル4の隙間S2に嵌め、下段に貼り付けられた2つの平面用タイル4の上端に位置決め治具17Bの第1部分24を載せる。次に、この状態で、上段の平面用タイル4の下端を位置決め具17Bの第1部分24に載せ、上段の平面用タイル4の一端を位置決め治具17Bの第3部分26に当てるように位置決めし、この状態で平面用タイル4を貼付箇所に押し当てて貼り付けることができる。
本考案は以上の実施形態及び実施例に限るものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の範囲内で適宜変更することができる。
例えば、コーナー用タイルを曲げ半径や曲げ角度によって両端の位置が変化するので、どのような曲げ半径や角度でもコーナー用タイルを保持できるように、曲げ保持具の第1係止部と第2係止部を公知の手段で長手方向にスライド可能にし、ネジ等で固定できるようにしてもよい。
コーナー用タイル及び平面用タイルの大きさ及び形状は、任意であり、貼付箇所に応じて適宜変更することができる。
また、図6の曲げ保持具は、板金で一体に形成しているが、曲げる部分だけ板金で形成してもよい。
1 皮革製タイルの貼付用キット
2 コーナー用タイル
2a タイル本体
2b 固着シート
3 固着シート材
4,4A 平面用タイル
5,5A 曲げ保持具
6 第1部分
7 第2部分
8 角部
9 第1係止部
10 第2係止部
11 柱(貼付箇所)
12 コーナー部(被貼付面)
13 平面部(被貼付面)
14 弱め溝
15 第1係止部
16 第2係止部
17A,17B 位置決め部
18 位置決め溝
19 切欠き
20 マーク
21 基部
22 突条
23a,23b 位置決め線
24 第1部分
25 第2部分
26 第3部分



Claims (8)

  1. 皮革又は合成皮革からなるコーナー用タイルと、
    前記コーナー用タイルの裏面に接着される固着シート材と、
    皮革又は合成皮革からなるタイル本体の裏面に固着シートが接着された平面用タイルと、
    前記コーナー用タイルが曲げられた状態で、前記コーナー用タイルの一端に係止する第1係止部と他端に係止する第2係止部を有する曲げ保持具と
    を備えることを特徴とする皮革製タイルの貼付用キット。
  2. 前記コーナー用タイルの裏面の縦の中心線上又は当該中心線と平行に少なくとも1つの弱め溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の皮革製タイルの貼付用キット。
  3. 前記曲げ保持具は、L字形で、一端に前記第1係止部が設けられ、他端に前記第2係止部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の皮革製タイルの貼付用キット。
  4. 前記曲げ保持具の少なくとも一部が、前記コーナー用タイルが貼り付けられる箇所のコーナー部に倣って塑性変形可能な板金を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の皮革製タイルの貼付用キット。
  5. 前記平面用タイルの裏面又は端面の中心線上に位置決めマーキングが設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の皮革製タイルの貼付用キット。
  6. 前記平面用タイルを煉瓦積みするときに前記平面用タイルを位置決めする位置決め具をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の皮革製タイルの貼付用キット。
  7. 前記位置決め具は、基部と、前記基部の裏面に形成され、上段と下段の前記平面用タイルの間の隙間と同じ高さの水平に延びる突条とからなり、前記基部の表面に、前記平面用タイルの横寸法の1/2の間隔の2つの位置決め線が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の皮革製タイルの貼付用キット。
  8. 前記位置決め具は、水平方向に延びる第1部分と、前記第1部分の下側に垂直方向に延びる第2部分と、前記第1部分の上側に垂直方向に延びる第3部分とが設けられ、
    前記第1部分は上段と下段の前記平面用タイルの間の隙間と同じ高さを有し、
    前記第2部分と前記第3部分は左右に隣接する前記平面用タイルの間の隙間と同じ幅を有し、
    前記第2部分と第3部分の横方向の間隔は前記平面用タイルの横寸法の1/2の間隔であることを特徴とする請求項6に記載の皮革製タイルの貼付用キット。


JP2017004237U 2017-09-14 2017-09-14 皮革製タイルの貼付用キット Expired - Fee Related JP3213704U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017004237U JP3213704U (ja) 2017-09-14 2017-09-14 皮革製タイルの貼付用キット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017004237U JP3213704U (ja) 2017-09-14 2017-09-14 皮革製タイルの貼付用キット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3213704U true JP3213704U (ja) 2017-11-24

Family

ID=60409596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017004237U Expired - Fee Related JP3213704U (ja) 2017-09-14 2017-09-14 皮革製タイルの貼付用キット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3213704U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010248848A (ja) 下地コーナー材
JP3213704U (ja) 皮革製タイルの貼付用キット
JP6875956B2 (ja) 固定補助具
JP6227281B2 (ja) 壁コーナ部の下地材
EP1338387A2 (en) Panel-marking tool and method
CN201695618U (zh) 保温隔热装饰一体板阳角扣件
KR200442721Y1 (ko) 시공 위치 조정이 가능한 점착부를 갖는 바닥재
CN101876204B (zh) 保温隔热装饰一体板阳角扣件
JP2018009290A (ja) 目地部材
JP7124620B2 (ja) 隅部仕上材の仮保持具
JP3111524U (ja) 定規固定具
JPS6157758A (ja) 壁材
JP3203923U (ja) 壁装用コーナー材
JP3206612U (ja) 塗布具
JP3175339U (ja) 磁着可能な壁面の構造
JP6233739B2 (ja) 塗膜転写具用の転写ガイド及び塗膜転写具と転写ガイドのセット
CN211647763U (zh) 一种门套门档线连接装置
WO1993001422A1 (en) Metal fixture for adjusting space
JP2023132062A (ja) 直定規
CN205768277U (zh) 一种笔扣及带有它的画板
JP2020196993A (ja) コーナーパネル
JPS5814184Y2 (ja) 壁仕上げ用埋込定規
JP3179106U (ja) 掲示用ボード
JP3121824U (ja) 磁性吸着部品
TWM633577U (zh) 拼接板材

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3213704

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees