JP2011047229A - 固定金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】いずれの位置にある床材でも、他の床材の固定を解除することなく固定解除および再固定可能な固定金具を提供する。
【解決手段】ねじ挿通孔を有し、このねじ挿通孔を介して下地材に固定ねじをねじ込むことによってねじ頭部によってねじ挿通孔の周縁部を下地との間で挟着される板状をした固定部と、この固定部の両側から立ち上がる2つの立ち上がり部と、立ち上がり部の上端から他方の立ち上がり部から遠ざかる方向に延出し、立ち上がり部に沿うように下地材上に載置された床材の側面に設けられた凹溝部に嵌り込み、前記凹溝部の壁面を下地材との間で弾性係止して床材の端部を固定する係止部とを備える床材の固定金具において、前記固定部が、前記固定ねじの固定を緩めた状態で固定部を2つの立ち上がり部が近づく方向に折り曲げ可能に形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】ねじ挿通孔を有し、このねじ挿通孔を介して下地材に固定ねじをねじ込むことによってねじ頭部によってねじ挿通孔の周縁部を下地との間で挟着される板状をした固定部と、この固定部の両側から立ち上がる2つの立ち上がり部と、立ち上がり部の上端から他方の立ち上がり部から遠ざかる方向に延出し、立ち上がり部に沿うように下地材上に載置された床材の側面に設けられた凹溝部に嵌り込み、前記凹溝部の壁面を下地材との間で弾性係止して床材の端部を固定する係止部とを備える床材の固定金具において、前記固定部が、前記固定ねじの固定を緩めた状態で固定部を2つの立ち上がり部が近づく方向に折り曲げ可能に形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、根太等の下地上に並設して設けた床材を下地に固定するために用いる固定金具に関する。
例えば、バルコニー床の形成に用いられるデッキ材とも称される床材の取り付け方法は、一定の目地幅を設けた状態で一定の間隔に配置された根太材に下方から受けられるとともに、根太に固定される。
上記床材の根太への固定方法としては、ビスを直接床板に打ち込んで固定する方法や固定金具を用いる方法が一般的である。
上記床材の根太への固定方法としては、ビスを直接床板に打ち込んで固定する方法や固定金具を用いる方法が一般的である。
しかしながら、ビス固定は施工が簡単であるが、施工後もビスが直接見える場所にあるため、外観を損ねるということで現在では金具を用いた施工が主流となっている。
一方、固定金具としては、例えば、図7に示すような幅方向の両側面に凹溝部110を備えた床材100の場合、図7及び図8に示すような固定金具200が用いられている(特許文献1参照)。
この固定金具200は、図8に示すように、ステンレス鋼などで形成されていて、固定部210と、立ち上がり部220と、係止部230とを備えている。
この固定金具200は、図8に示すように、ステンレス鋼などで形成されていて、固定部210と、立ち上がり部220と、係止部230とを備えている。
固定部210は、中央にねじ挿通孔211が穿設された板状をしている。
立ち上がり部220は、固定部210の両側から対面するように立ち上がっている。
係止部230は、両立ち上がり部220の上端から他方の立ち上がり部220から離れるように延出するように設けられていて、水平部231と、この水平部231の先端から折れ曲がる折れ曲がり部232とを備えている。
立ち上がり部220は、固定部210の両側から対面するように立ち上がっている。
係止部230は、両立ち上がり部220の上端から他方の立ち上がり部220から離れるように延出するように設けられていて、水平部231と、この水平部231の先端から折れ曲がる折れ曲がり部232とを備えている。
そして、床材100を下地としての根太300上に敷き並べるとともに、この固定金具200を用いて根太300に固定してバルコニー床等を形成する方法は、以下のようになっている。
(1)最も端に配置される床材100を根太300上に載置するとともに、固定金具200をこの載置された床材100の凹溝部110に一方の係止部230が嵌り込むとともに、凹溝部110より下側の側面と一方の立ち上がり部220とが略当接するように配置したのち、ねじ挿通孔211越しに固定部210の上方から固定ねじ400をねじ込む。
すなわち、固定ねじ400のねじ込みによって、固定部210のねじ挿通孔211の周囲がねじ頭部と根太300との間で挟み込まれ、固定金具200が根太300に固定される。また、床材100が、凹溝部110内に嵌り込んだ係止部230の水平部231が、その弾性力によって、水平部231と根太300との間で凹溝部110の下側壁が挟み込まれ、床材100の一方の側縁部が根太300上に固定される。
(2)隣接して配置される床材100を、その凹溝部110の下側壁が固定された固定金具200の他方の係止部230の水平部231の下方に嵌り込むように根太300上に載置する。
これにより隣接して配置される床材100の一方の側縁部が根太300に固定される。
(3)上記(1)と同様の、固定金具200の固定作業と、上記(2)と同様の、隣接して配置される床材100の根太300への載置作業をつぎつぎに繰り返してバルコニー床等を完成する。
(1)最も端に配置される床材100を根太300上に載置するとともに、固定金具200をこの載置された床材100の凹溝部110に一方の係止部230が嵌り込むとともに、凹溝部110より下側の側面と一方の立ち上がり部220とが略当接するように配置したのち、ねじ挿通孔211越しに固定部210の上方から固定ねじ400をねじ込む。
すなわち、固定ねじ400のねじ込みによって、固定部210のねじ挿通孔211の周囲がねじ頭部と根太300との間で挟み込まれ、固定金具200が根太300に固定される。また、床材100が、凹溝部110内に嵌り込んだ係止部230の水平部231が、その弾性力によって、水平部231と根太300との間で凹溝部110の下側壁が挟み込まれ、床材100の一方の側縁部が根太300上に固定される。
(2)隣接して配置される床材100を、その凹溝部110の下側壁が固定された固定金具200の他方の係止部230の水平部231の下方に嵌り込むように根太300上に載置する。
これにより隣接して配置される床材100の一方の側縁部が根太300に固定される。
(3)上記(1)と同様の、固定金具200の固定作業と、上記(2)と同様の、隣接して配置される床材100の根太300への載置作業をつぎつぎに繰り返してバルコニー床等を完成する。
しかし、上記固定金具200では、床材100を根太300の長軸方向の一方から他方に向かって順番に取り付けを行うようになっていることから、取り外し時には取り付けた方向と逆から順に外していく必要がある。そのため、床材100と床材100との目地部分にものを落とし、落としたものを目地部分から取り出せない場合や、破損によって床材100の1つを交換する必要が生じた場合でも、対象となる目地部分の床材100や、交換が必要な床材100に達するまで、端から順次床材100を取り外していく必要がある。したがって、作業に手間がかかるとともに、時間も費やすこととなる。
本発明は、上記事情に鑑みて、いずれの位置にある床材でも、他の床材の固定を解除することなく固定解除および再固定可能な固定金具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明にかかる固定金具は、ねじ挿通孔を有し、このねじ挿通孔を介して下地材に固定ねじをねじ込むことによってねじ頭部によってねじ挿通孔の周縁部を下地との間で挟着される板状をした固定部と、この固定部の両側から立ち上がる2つの立ち上がり部と、立ち上がり部の上端から他方の立ち上がり部から遠ざかる方向に延出し、立ち上がり部に沿うように下地材上に載置された床材の側面に設けられた凹溝部に嵌り込み、前記凹溝部の壁面を下地材との間で弾性係止して床材の端部を固定する係止部とを備える床材の固定金具において、前記固定部が、前記固定ねじの固定を緩めた状態で固定部を2つの立ち上がり部が近づく方向に折り曲げ可能に形成されていることを特徴としている。
本発明において、固定部を折り曲げ可能にする方法としては、特に限定されないが、例えば、立ちあがり部に平行かつねじ挿通孔の中心を通り、固定部を折り曲げ可能とする薄肉部を設ける方法や、固定部を立ちあがり部に平行かつねじ挿通孔の中心を通る線で二つに分割された、2つの分割部で構成し、この分割部と分割部とをヒンジを介して連結してヒンジ部分で折り曲げ可能とする方法が挙げられる。
本発明の固定金具の材質は、本発明の目的を達成できれば、特に限定されないが、ばね鋼、ステンレス鋼等を用いることが好ましい。
また、本発明の固定金具によって固定される床材としては、特に限定されないが、例えば、合成樹脂、無機材料、木材、これらの複合材料等からなるものが挙げられるが、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂に木粉を混合した樹脂組成物を押出成形等によって成形した合成木材が好適である。
以上のように、本発明にかかる固定金具は、ねじ挿通孔を有し、このねじ挿通孔を介して下地材に固定ねじをねじ込むことによってねじ頭部によってねじ挿通孔の周縁部を下地との間で挟着される板状をした固定部と、この固定部の両側から立ち上がる2つの立ち上がり部と、立ち上がり部の上端から他方の立ち上がり部から遠ざかる方向に延出し、立ち上がり部に沿うように下地材上に載置された床材の側面に設けられた凹溝部に嵌り込み、前記凹溝部の壁面を下地材との間で弾性係止して床材の端部を固定する係止部とを備える床材の固定金具において、前記固定部が、前記固定ねじの固定を緩めた状態で固定部を2つの立ち上がり部が近づく方向に折り曲げ可能に形成されているので、取り外しが必要になった床材の両側縁を固定する固定金具のうち、一方の側縁を固定する固定金具の固定ねじを緩めたのち、床材の固定解除された側の側縁を上方に持ち上げれば、固定金具の固定部の折れ曲がり、係止部の凹溝部への係合が解除される。したがって、1つの床材のみを取り外すことができる。一方、再び床材を取り付ける場合は、固定ねじを緩めていない側の固定金具の係止部が床材の一方の側縁の凹溝部に嵌り込むように根太上に載置したのち、固定部の折れ曲がりを解消しつつ固定ねじをねじ込めば、床材の他方の側縁の凹溝部内に係止部が嵌り込み他方の端縁も根太に固定される。
すなわち、この固定金具を用いれば、いずれの位置にある床材でも、他の床材の固定を解除することなく固定解除および再固定可能となる。
すなわち、この固定金具を用いれば、いずれの位置にある床材でも、他の床材の固定を解除することなく固定解除および再固定可能となる。
以下に、本発明を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1及び図2は、本発明にかかる固定金具の第1の実施の形態をあらわしている。
図1及び図2は、本発明にかかる固定金具の第1の実施の形態をあらわしている。
図1及び図2に示すように、この固定金具1aは、ばね鋼板あるいはステンレス鋼板を打ち抜きプレス加工することによって形成されていて、固定部11と、2つの立ち上がり部12と、2つの係止部13とを備えている。
固定部11は、平板状をしていて、図1に示すように、中央にねじ挿通孔11aを備えているとともに、ねじ挿通孔11aの中心を通り、後述する立ち上がり部12に平行に薄肉部11bが設けられている。
2つの立ち上がり部12は、それぞれ固定部11の対向する一対の側縁から略垂直に立ち上がるように設けられていて、固定部11からその上端までの高さが固定される床材2の凹溝部の下側壁の厚さと略同じになっている。
2つの立ち上がり部12は、それぞれ固定部11の対向する一対の側縁から略垂直に立ち上がるように設けられていて、固定部11からその上端までの高さが固定される床材2の凹溝部の下側壁の厚さと略同じになっている。
2つの係止部13は、それぞれ水平部13aと折れ曲がり部13bとを備えている。
水平部13aは、一方の立ち上がり部12の上端で他方の立ち上がり部12から遠ざかるように水平に延出している。
折れ曲がり部13bは、水平部13aの先端から他方の立ち上がり部に向かって斜め上方に延出するように設けられている。
水平部13aは、一方の立ち上がり部12の上端で他方の立ち上がり部12から遠ざかるように水平に延出している。
折れ曲がり部13bは、水平部13aの先端から他方の立ち上がり部に向かって斜め上方に延出するように設けられている。
そして、この固定金具1aは、図3に示すように、前述の従来の固定金具200と同様にして、床材2を下地としての根太3に固定することができる。
一方、床材2と床材2の目地S内にものが落ち込んだり、床材2が破損したりして、床材2の1つを取り外す必要が生じた場合は、図3に2点鎖線で示すように、床材2と床材2の目地Sからドライバー等の工具Dの先端部を差し入れ、取り外す床材2の一方の側縁側の固定金具1aの固定ねじBを緩める。
一方、床材2と床材2の目地S内にものが落ち込んだり、床材2が破損したりして、床材2の1つを取り外す必要が生じた場合は、図3に2点鎖線で示すように、床材2と床材2の目地Sからドライバー等の工具Dの先端部を差し入れ、取り外す床材2の一方の側縁側の固定金具1aの固定ねじBを緩める。
つぎに、取り外す床材2の固定ねじBが緩められた側の端縁を図4に示すように上方に持ち上げると、固定金具1aの固定部11は、薄肉部11bが設けられているので、この薄肉部11bに沿って上方に折れ曲がり、係止部13による床材2の持ち上げた側の凹溝部21への係合が解除される。
そして、床材2の係合が解除された側の端縁を斜め上方にスライドさせると、床材2の他方の端縁の凹溝部21への固定金具1aの係止部13の係合が解除されて床材2を取り外すことができる。
そして、床材2の係合が解除された側の端縁を斜め上方にスライドさせると、床材2の他方の端縁の凹溝部21への固定金具1aの係止部13の係合が解除されて床材2を取り外すことができる。
また、目地Sに落ち込んだものを取り除いたのち、再び取り外した床材2を元の場所の固定する、あるいは、破損して取り除いた床材2の後に新しい床材2を固定する場合には、
床材2の一方の側縁を上方に持ち上げ、他方の側縁側を固定ねじBを緩めていない側の固定金具1aに向けた状態で根太3上に載せながら、固定ねじBを緩めていない固定金具1a方向にスライドさせ、固定ねじBを緩めていない固定金具1aの係止部13を床材2の凹溝部21に嵌め込む。
床材2の一方の側縁を上方に持ち上げ、他方の側縁側を固定ねじBを緩めていない側の固定金具1aに向けた状態で根太3上に載せながら、固定ねじBを緩めていない固定金具1a方向にスライドさせ、固定ねじBを緩めていない固定金具1aの係止部13を床材2の凹溝部21に嵌め込む。
つぎに、固定ねじBが緩められ、薄肉部11bに沿って折れ曲がった固定金具1aの係止部13を避けながら、床材2の一方の側縁側を根太3上に受けさせる。
そして、固定部11の折れ曲がりを解消させつつ固定ねじBを根太3にねじ込み、係止部13を床材2の一方の側縁の凹溝部21内に臨ませ、かつ、ねじ頭部と根太3との間でねじ挿通孔11aの周縁部を挟着することによって再取り付けされたあるいは交換された床材2を根太3に固定する。
そして、固定部11の折れ曲がりを解消させつつ固定ねじBを根太3にねじ込み、係止部13を床材2の一方の側縁の凹溝部21内に臨ませ、かつ、ねじ頭部と根太3との間でねじ挿通孔11aの周縁部を挟着することによって再取り付けされたあるいは交換された床材2を根太3に固定する。
この固定金具1aは、以上のように、他の床材2を取り外さなくても、取り外したい床材2のみを簡単に取り外すことができる。しかも、取り外した床材2の再取り付け、あるいは、新しい床材2と交換を行うことできる。
したがって、目地S内に落ち込んだものを取り出す作業、あるいは、破損した床材を交換する作業を行う場合に端の床材2から順に取り外す必要がなく、従来に比べ作業性に優れるとともに、作業時間も短縮できる。
したがって、目地S内に落ち込んだものを取り出す作業、あるいは、破損した床材を交換する作業を行う場合に端の床材2から順に取り外す必要がなく、従来に比べ作業性に優れるとともに、作業時間も短縮できる。
図5及び図6は、本発明にかかる固定金具の第2の実施の形態をあらわしている。
図5及び図6に示すように、この固定金具1bは、固定部14がねじ挿通孔14cの中心を通り、立ち上がり部12に平行な分割線で2つの分割固定部14aに分割されていて、これらの分割固定部14aがヒンジ14bを介して、立ち上がり部12が近づく方向に折り曲げ自在に連結されている。そして、その他の構成は、上記固定金具1aと同様になっている。
すなわち、固定ねじBをねじ挿通孔14cを通して根太3にねじ込み、ねじ挿通孔14cの周囲をねじ頭部と根太3との間で挟着するようにすれば固定部14は、ヒンジ14bの部分で折れ曲がることなく、従来の固定金具200と同様にして床材2を固定できる。
また、固定ねじBを緩めれば、固定部14がヒンジ14bの部分で容易に折れ曲がる。したがって、上記の固定金具1aと同様に、他の床材2を取り外さなくても、取り外したい床材2のみを簡単に取り外すことができる。しかも、取り外した床材2の再取り付け、あるいは、新しい床材2と交換を行うことできる。
図5及び図6に示すように、この固定金具1bは、固定部14がねじ挿通孔14cの中心を通り、立ち上がり部12に平行な分割線で2つの分割固定部14aに分割されていて、これらの分割固定部14aがヒンジ14bを介して、立ち上がり部12が近づく方向に折り曲げ自在に連結されている。そして、その他の構成は、上記固定金具1aと同様になっている。
すなわち、固定ねじBをねじ挿通孔14cを通して根太3にねじ込み、ねじ挿通孔14cの周囲をねじ頭部と根太3との間で挟着するようにすれば固定部14は、ヒンジ14bの部分で折れ曲がることなく、従来の固定金具200と同様にして床材2を固定できる。
また、固定ねじBを緩めれば、固定部14がヒンジ14bの部分で容易に折れ曲がる。したがって、上記の固定金具1aと同様に、他の床材2を取り外さなくても、取り外したい床材2のみを簡単に取り外すことができる。しかも、取り外した床材2の再取り付け、あるいは、新しい床材2と交換を行うことできる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では、
固定部にねじ挿通孔が1つであったが、長尺の場合、2つ以上設けるようにしても構わない。
また、上記の実施の形態では、薄肉部を設ける、あるいは、固定部を2つの分割固定部で構成し、この分割固定部と分割固定部とをヒンジを介して連結することによって、固定部を折り曲げ可能にしていたが、固定部に小さな孔をミシン目状に多数設け、このミシン目部分に沿って折り曲げ可能となるようにしても構わない。
固定部にねじ挿通孔が1つであったが、長尺の場合、2つ以上設けるようにしても構わない。
また、上記の実施の形態では、薄肉部を設ける、あるいは、固定部を2つの分割固定部で構成し、この分割固定部と分割固定部とをヒンジを介して連結することによって、固定部を折り曲げ可能にしていたが、固定部に小さな孔をミシン目状に多数設け、このミシン目部分に沿って折り曲げ可能となるようにしても構わない。
上記の実施の形態では、床材の側縁部を持ち上げることによって固定部を折り曲げるようにしていたが、床材を持ち上げる前に予めドライバー等の工具で折り曲げるようにしておいても構わない。
本発明の固定金具は、バルコニー床等に用いられる床材を根太等の下地に固定するために用いることができる。
1a,1b 固定金具
11 固定部
11a ねじ挿通孔
11b 薄肉部
12 立ち上がり部
13 係止部
14 固定部
14a 分割固定部
14b ヒンジ
14c ねじ挿通孔
2 床材
21 凹溝部
3 根太(下地)
11 固定部
11a ねじ挿通孔
11b 薄肉部
12 立ち上がり部
13 係止部
14 固定部
14a 分割固定部
14b ヒンジ
14c ねじ挿通孔
2 床材
21 凹溝部
3 根太(下地)
Claims (3)
- ねじ挿通孔を有し、このねじ挿通孔を介して下地材に固定ねじをねじ込むことによってねじ頭部によってねじ挿通孔の周縁部を下地との間で挟着される板状をした固定部と、
この固定部の両側から立ち上がる2つの立ち上がり部と、
立ち上がり部の上端から他方の立ち上がり部から遠ざかる方向に延出し、立ち上がり部に沿うように下地材上に載置された床材の側面に設けられた凹溝部に嵌り込み、前記凹溝部の壁面を下地材との間で弾性係止して床材の端部を固定する係止部とを備える床材の固定金具において、
前記固定部が、前記固定ねじの固定を緩めた状態で固定部を2つの立ち上がり部が近づく方向に折り曲げ可能に形成されていることを特徴とする固定金具。 - 固定部が、立ちあがり部に平行かつねじ挿通孔の中心を通り、固定部を折り曲げ可能とする薄肉部を備えている請求項1に記載の固定金具。
- 固定部が、立ちあがり部に平行かつねじ挿通孔の中心を通る線で二つに分割されていて、この分割部が固定部を折り曲げ可能とするヒンジを介して連結されている請求項1に記載の固定金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009197777A JP2011047229A (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 固定金具 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105178548A (zh) * | 2015-06-08 | 2015-12-23 | 浙江元森态木塑科技有限公司 | 一种地板卡件 |
CN116537486A (zh) * | 2023-05-26 | 2023-08-04 | 浙江晶通新材料集团有限公司 | 一种地板连接基座及地板连接结构 |
-
2009
- 2009-08-28 JP JP2009197777A patent/JP2011047229A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105178548A (zh) * | 2015-06-08 | 2015-12-23 | 浙江元森态木塑科技有限公司 | 一种地板卡件 |
CN116537486A (zh) * | 2023-05-26 | 2023-08-04 | 浙江晶通新材料集团有限公司 | 一种地板连接基座及地板连接结构 |
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