JP5433648B2 - 野縁受け材 - Google Patents

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本発明は、家屋の部屋内部の上側の面を構成する天井材(天井板)を支持する野縁と係合して、天井材と野縁とを支持する野縁受け材に関する。
従来、家屋においては、図11で示すように、野縁受け材201を用いて野縁203を支持し、野縁203の下部にビス等によって天井板205を一体的に設けている。なお、野縁受け材201は、スタッドボルト(吊りボルト)207等によって、家屋の枠体に吊られて支持されている。
野縁受け材201と野縁203との係合状態について、図12を参照しつつ説明する。野縁受け201の下端の一部には、等脚台形状で平板状の突出部209が一体で形成されている。この突出部209が野縁203内に入り込んで野縁203に係合することで、野縁203が野縁受け201に支持されている。
なお、従来の技術に関する文献として、たとえば、特許文献1、特許文献2を掲げることができる。
特開2002−38648号公報 特許第4241748号公報
ところで、図11で示した従来の構成において、たとえば、スタッドボルト207に代えてもしくは加えてブレース(斜め材)を設け、耐震性を強化する場合がある。
しかし、上記従来の構造では、ブレースを設けて耐震性を強化しても十分でないという問題がある。
すなわち、上記従来の構造では、ブレースによって野縁受け材201と家屋の枠体とが一体化されても、野縁受け201と野縁203との係合部では、地震等によって、図12の紙面に直交する方向に、野縁受け201に対して野縁203がずれてしまうおそれがある。なお、図12の紙面の左右方向や上下方向では、野縁受け201に対する野縁203位置ずれは発生しない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、従来よりも耐震性を向上させることができる野縁受けを提供することを目的とする。
請求項に記載の発明は、所定の幅を備えた細長い矩形な平板状の素材を切断し折り曲げることで一体成形された野縁受け材において、細長い矩形な平板状に形成された本体部と、平板状に形成され、前記本体部の幅方向の一方の側の縁の一部から、所定寸法だけ突出し、野縁と係合して前記野縁を一体的に支持する第1の突出部と、平板状に形成され、前記第1の突出部と直交する方向に、前記第1の突出部の先端から所定寸法だけ突出し、前記野縁の底板部に面接触する第2の突出部とを有し、前記野縁の底板部を前記第2の突出部に固定する野縁受け材である。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の野縁受け材において、矩形な平板状に形成され、前記本体部の幅方向の一方の側の縁の他部から、前記本体部と直交する方向に所定寸法だけ突出している第3の突出部を有し、前記第1の突出部の突出長と前記第2の突出部の突出長との和が、前記第3の突出部の突出長と等しくなっている野縁受け材である。
請求項に記載の発明は、請求項または請求項に記載の野縁受け材において、前記第1の突出部と前記第2の突出部が設けられていない部位では、クリップ材を介して、前記野縁を支持するように構成されている野縁受け材である。
本発明によれば、従来よりも耐震性を向上させることができる野縁受けを提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る野縁受け材の使用方法を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る野縁受け材の使用方法を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る野縁受け材の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る野縁受け材の使用方法を示す図であり、(a)は正面図であり、図(b)は側面図であり、(c)が平面図である。 本発明の実施形態に係る野縁受け材の野縁を設置する手順示す図であり、(a)は野縁設置前の状態を示しており、(b)は野縁が設置された状態を示している。 本発明の実施形態に係る野縁受け材の中間部(図2で示すVI部;第1、第2の突出部が設けられていない部位)で、クリップ材を用いて野縁を支持する状態を示す斜視図である。 図6のVII矢視図に対応した図であり、本発明の実施形態に係る野縁受け材の中間部で、クリップ材を用いて野縁を支持した状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る野縁受け材の製造工程を示す図である。 本発明の実施形態に係る野縁受け材の製造工程を示す図であり、(b)は(a)におけるIX部の拡大図である。 本発明の実施形態に係る野縁受け材を示す図であり、(b)は(a)におけるX部の拡大図である。 従来の天井板の支持構造を示す斜視図である。 従来の野縁受け材と野縁との係合状態を示す図である。
本発明実施形態に係る野縁受け材(ストリンガ)1は、従来のものと同様にして、天井板を支持する野縁3を支持するものであり(図1参照)、たとえば、所定の幅を備えた細長い矩形な平板状の素材を切断し折り曲げることで一体成形されている。
野縁受け材1は、図3等で示すように、本体部5と第1の突出部7と第2の突出部9とを備えて構成されている。本体部5は、細長い矩形な平板状に形成されている。
野縁受け材1を使用したときには、本体部5は、厚さ方向が水平な一方向になり、長手方向が水平な他の一方向であって前記一方向とは直交する方向になり、幅方向が上下方向になる。
第1の突出部7は、平板状に形成されており、本体部5を延長するようにして本体部5の幅方向の一方の側の縁の一部から、所定寸法だけ突出している。
第1の突出部7が本体部5を延長するようにして設けられているので、本体部5と第1の突出部7とは、1つの平面上に存在している。より精確には、第1の突出部7の厚さ方向の一方の面と本体部5の厚さ方向の一方の面とは、1つの平面上に存在しており、第1の突出部7の厚さ方向の他方の面と本体部5の厚さ方向の他方の面とは、前記1つの平面と平行な他の1つの平面上に存在している。
野縁受け材1を使用したときには、第1の突出部(第1の下方突出部)7は、本体部5の下縁の一部から下方に所定寸法だけ突出している。
第2の突出部9は、平板状に形成されており、第1の突出部7と直交する方向に、第1の突出部7の先端(本体部5とは反対側の端部)から所定寸法だけ突出している。
なお、第2の突出部9と第1の突出部7との境界(曲げ線)11は直線状になっており、曲げ線11は、本体部5の長手方向と平行に延びている。
野縁受け材1を使用したときには、第2の突出部(第2の下方突出部)9は、第1の下方突出部7の先端から水平方向に所定寸法だけ突出している。
また、野縁受け材1には、第3の突出部13と第4の突出部15とが設けられている。第3の突出部13は、矩形な平板状に形成されており、本体部5の幅方向の一方の側の縁の他部(第1の突出部7が突出していないほぼ総ての部位)から、本体部5と直交する方向に所定寸法だけ突出している。
第3の突出部13と本体部5との境界(曲げ線)17は直線状になっており、曲げ線17は、本体部5の長手方向と平行に延びている。また、第3の突出部13は、第2の突出部9と平行になっている。
野縁受け材1を使用したときには、第3の突出部(第3の下方突出部)13は、本体部5の下端から水平方向に所定寸法だけ突出している。
第4の突出部15は、細長い矩形な平板状に形成さており、本体部5の幅方向の他方の側の縁(第1の突出部7や第3の突出部13が突出している側とは反対側の縁)の全長から、本体部5と直交する方向であって、たとえば第2の突出部9や第3の突出部13が突出している側と同じ側に、所定寸法だけ突出している。
第4の突出部15と本体部5との境界(曲げ線)19は直線状になっており、曲げ線19は、本体部5の長手方向と平行に延びている。また、第4の突出部15は、第2の突出部9や第3の突出部13と平行になっている。
野縁受け材1を使用したときには、第4の突出部(上方突出部)15は、本体部5の上端から水平方向に所定寸法だけ突出している。
野縁受け材1では、第1の突出部7の突出長L1と第2の突出部9の突出長L2との和が、第3の突出部13の突出長L3と等しくなっている(L1+L2=L3になっている;図3、図4(b)参照)。
また、野縁受け材1は、第1の突出部7と前記第2の突出部9とが設けられていない部位(第3の突出部13が設けられている部位)で、クリップ材21を介して、野縁3を支持するように構成されている(図6、図7参照)。
ここで、野縁受け材1の製造工程について詳しく説明する。
まず、図8で示すように、細長い矩形状で平板状の素材23を用意する。なお、図8(図9、図10)の紙面に直交する方向が素材の厚さ方向であり、図8(図9、図10)の紙面の左右方向が、素材23の長手方向であり、図8(図9、図10)の紙面の上下方向が、素材23の幅方向になっている。
図8で示す素材23に、切り欠き25を設けると、図9で示すようになる。切り欠き25は、素材23にたとえば打ち抜き加工をすることで形成される。切り欠き25は、素材23をこの厚さ方向で貫通しているとともに複数設けられている。各切り欠き25を設けたことで、第1の突出部7と第2の突出部9と第3の突出部13とになる部位が形成される。
なお、第1の突出部7と第2の突出部9とになる部位は、素材23の長手方向を所定の間隔をあけて形成されており(たとえば、従来のものよりも大きい455mmのピッチで形成されており)、第3の突出部13になる部位は、第1の突出部7と第2の突出部9とになる部位の間に設けられている。
図9で示す切り欠き25を設けた素材23を、曲げ線11,17,19のところで折り曲げることで、図10等で示すような、本体部5と第1の突出部7と第2の突出部9と第3の突出部13と第4の突出部15とを備えた野縁受け材1が形成される。野縁受け材1の長手方向と本体部5の長手方向とはお互いに一致している。
第1の突出部7は等脚台形状に形成されており、本体部5、第2の突出部9、第3の突出部13、第4の突出部15は矩形状に形成されている。
第1の突出部7は上底よりも長い下底が本体部5に接しており、上底が第2の突出部9に接している。第2の突出部9の長さ(図9や図10での左右方向の寸法)は、第1の突出部7の上の寸法と等しくなっている。なお、第3の突出部13の長さ(図9や図10での左右方向の寸法)は、第1の突出部7や第2の突出部の長さよりも長くなっている。
また、第1の突出部7の基端(本体部5側の端)には、小さい矩形状の切り込み27が形成されている。切り込み27は、切り欠き25の一部をなしている。切り込み27は、第1の突出部7の両端部(下底の長手方向の両端部;図9や図10での左右方向の両端部)に一対で設けられている。
切り込み27が一対で設けられていることで、第1の突出部7は、この基端では、長さ方向の寸法(図9や図10での左右方向の寸法)が、小さくなっている(たとえば上底の寸法程度になっている)。
図4(b)等で示すように、第3の突出部13と第4の突出部15とが形成されている部位では、野縁受け材1の断面形状(野縁受け材1の長手方向に対して直交する平面による断面の形状)が、「コ」字状になっている。なお、この「コ」の文字では、第3の突出部13の突出長L3と第4の突出部15の突出長L4とがお互いに等しくなっている。
また、図4(b)等で示すように、第1の突出部7と第2の突出部9と第4の突出部15とが形成されている部位でも、野縁受け材1の断面形状(野縁受け材1の長手方向に対して直交する平面による断面の形状)が、「コ」字状になっている。ただし、この「コ」の文字では、第4の突出部15の突出長L4が第2の突出部9の突出長L2よりも長くなっている。
また、野縁受け材1の第4の突出部15には、野縁受け材1を支持するスタッドボルト29が係合するための「L」字状の切り欠き31が形成されている(図4(c)参照)。
ところで、野縁3は、従来から市販されている規格品であり、矩形な平板状の細長い素材を適宜折り曲げた形状に形成されている。野縁3の断面形状(長手方向に対して直交する平面による断面形状)は、図5等で示すように、底板部35と一対の側板部37とを備えた「コ」字状になっているが、「コ」の文字の開口部39のところに、一対の係止部33が形成されている。一対の係止部33は、開口部39の内側に僅かに突出している。
次に、野縁受け材1の使用方法について説明する。
まず、複数本(たとえば図1で示すように2本)の野縁受け材1を、スタッドボルト29を用いて吊り下げ、家屋の枠体に設置する。
上記設置がなされた状態では、各野縁受け材1はお互いが平行になって水平方向に延伸しているとともに、野縁受け材1の長手方向や上下方向では、各野縁受け材1は同じところに位置している。
続いて、各野縁受け材1に複数本(図1では5本)の野縁3を設置する。この設置がなされた状態では、各野縁3は、野縁受け材1の下側でお互いが平行になって水平方向(野縁受け材1の長手方向と直交する方向)に延伸しているとともに、野縁3の長手方向や上下方向では、各野縁3は同じところに位置している。
野縁3の野縁受け材1への設置についてさらに詳しく説明する。
野縁3の野縁受け材1への設置は、野縁3の開口部39が上になるようにして、野縁3を下方から野縁受け材1の突出部7,9に野縁3を近づける(図5(a)参照)。野縁3が上昇することで、野縁3の一対の側板部37の先端に位置している一対の係止部33が、第1の突出部7(等脚台形の斜辺)に当接して弾性変形する。この弾性変形によって、野縁3の開口部39が広がる(寸法L6が大きくなる)。
野縁3をさらに上昇させると、野縁3が復元し、野縁3の一対の係止部33が一対の切り込み27に入り込み、野縁3が落下しないように野縁受け材1に設置される。このとき、野縁受け材1の突出部7,9が野縁3内に入り込んでいるとともに、第2の突出部9が、野縁3の平板状の底板部35に面接触している。
続いて、野縁受け材1の第2の突出部9と野縁3の底板部35とを、特殊皿ボルト(特皿ビス)20を用いて(野縁3下側から特殊皿ボルト20を突出部9と底板部35とにねじ込み)一体的に固定する(図5(b)参照)。特殊皿ボルト20は、頭部が円錐台状に形成されており、先端部がドリル機能を有しており、中間部が雄ネジになっている。したがって、野縁受け材1の第2の突出部9と野縁3の底板部35とを特殊皿ボルト20を用いて固定するときに、特殊皿ボルト20を挿入する孔を予め設けておく必要はない。なお、特殊皿ボルトに代えて、普通のサラビスとナット、リベットや溶接等、他の締結手段によって、上記固定をしてもよい。
いずれにしても、図5(b)の野縁3の下端からボルト等の頭部が下方に突出してないようにする必要がある。ボルト等の頭部が突出していると、天井板を設置しにくくなるからである。
また、特殊皿ボルト20やサラビスを用いて、野縁受け材1の第2の突出部9と野縁3の底板部35とを固定する場合、図5(b)の野縁3の下端からボルト等の頭部が下方に突出しないようにするために、野縁3の底板部35にサラモミ加工をすることが望ましい。
ここで、野縁受け材1の第3の突出部13が設けられている部位で、クリップ材21を介して、野縁3を支持する場合について説明する。野縁受け材1の各寸法は、従来の規格品と同じ寸法になっているものとする。
たとえば、図4(b)で示す寸法L3,L4は、37mmになっており、寸法(本体部5の幅)L5は38mmになっている。
クリップ材21は、すでに規格化されて一般的に使用されているものである。図6や図7で示すように、フック部41と係合部43とを備えて構成されている。
クリップ材21を野縁受け材1の第3の突出部13と第4の突出部とが設けられている部位に設置した状態では、フック部41が野縁受け材1に係合している。野縁受け材1に係合しているクリップ材21は、野縁受け材1の長手方向では野縁受け材1に対してスライドし、野縁受け材1に対して上方向に移動することで野縁受け材1から取り外し可能になっているが、その他の方向等には、野縁受け材1に対して移動しなようになっており、また、回動もしないようになっている。
クリップ材21を野縁受け材1に設置した後、クリップ材21に野縁3を設置し、クリップ材21を介して、野縁受け材1で野縁3を支持する。
なお、クリップ材21の係合部43を、野縁受け材1の第1の突出部7と第2の突出部9とを合わせたものと同様に構成してもよい。そして、特殊皿ボルト20を用いて、野縁3をクリップ材21の係合部43に一体的に設置し、特殊皿ボルト20を用いて、クリップ材21のフック部41を野縁受け材1に一体的に設置してもよい。
野縁3の設置が終了した後、野縁3の下側に天井板(図1では図示せず)を設置する。これにより、天井板が野縁3と野縁受け材1とスタッドボルト29とを介して家屋の骨格で支持され、部屋の天井が設置される。
野縁受け材1によれば、野縁受け材1に第2の突出部9が形成されており、野縁受け材1で野縁3を支持したときに、第2の突出部9と野縁3の底板部35とが面接触している。しかも、この面接触している部位に特殊皿ボルト20等の締結具を貫通させて固定することで、野縁受け材1と野縁3とを一体化させることがきる。
これにより、地震等が発生した場合、図5(b)の紙面の左右上下方向だけでなく、図5(b)の紙面に直交する方向においても、野縁受け材1に対する野縁3の位置ずれが無くなり、耐震性が向上する。
また、野縁受け材1によれば、第1の突出部7の突出長L1と第2の突出部L2の突出長との和が、第3の突出部13の突出長L3と等しくなっているので、野縁受け材1を製造する場合、切り欠き25の部分でしか余分な切れ端が発生せず、材料の無駄の発生を極力抑えることができる。
また、野縁受け材1によれば、第3の突出部13と第4の突出部15とが設けられているので、野縁受け材1の断面2次モーメントが大きくなっており、野縁受け材1の曲げ剛性と捻り剛性とが高くなっている。
また、野縁受け材1によれば、野縁受け材1の第3の突出部13が設けられている部位では、クリップ材21を介して、野縁3を支持するようになっているので、天井に設置される照明等との干渉を避けるために、野縁受け材1に対する野縁3の設置位置をずらさなければならない場合であって、柔軟に対応することができる。
なお、上述した野縁受け材1は、水平方向に延びる本体部と、前記本体部と一体で成形され、前記本体部の下部から下方に突出し、野縁と係合して前記野縁を一体的に支持する(野縁の重量を受けて野縁が落下しないように支持するとともに、野縁が水平方向に移動しないように、野縁と一体化して支持する)下方突出部とを有する野縁受け材の例である。
1 野縁受け材
3 野縁
5 本体部
7 第1の突出部
9 第2の突出部
13 第3の突出部
21 クリップ材
23 素材

Claims (3)

  1. 所定の幅を備えた細長い矩形な平板状の素材を切断し折り曲げることで一体成形された野縁受け材において、
    細長い矩形な平板状に形成された本体部と、
    平板状に形成され、前記本体部の幅方向の一方の側の縁の一部から、所定寸法だけ突出し、野縁と係合して前記野縁を一体的に支持する第1の突出部と、
    平板状に形成され、前記第1の突出部と直交する方向に、前記第1の突出部の先端から所定寸法だけ突出し、前記野縁の底板部に面接触する第2の突出部と、を有し、
    前記野縁の底板部を前記第2の突出部に固定する
    ことを特徴とする野縁受け材。
  2. 請求項1に記載の野縁受け材において
    形な平板状に形成され、前記本体部の幅方向の一方の側の縁の部から、前記本体部と直交する方向に所定寸法だけ突出している第の突出部をし、
    前記第1の突出部の突出長と前記第2の突出部の突出長との和が、前記第3の突出部の突出長と等しくなってい
    ことを特徴とする野縁受け材。
  3. 請求項1または請求項2に記載の野縁受け材において
    記第1の突出部と前記第2の突出部が設けられていない部位では、クリップ材を介して、前記野縁を支持するように構成されている
    ことを特徴とする野縁受け材。
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