JP3120851U - 床板設置装置及び固定金物 - Google Patents

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勉 黒瀬
徳男 河野
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有限会社 東河
勉 黒瀬
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Abstract

【課題】この考案は、床板設置後任意の床板の一枚又は複数枚のみを取外すことができるようにすることを目的としたものである。
【解決手段】この考案は、両側溝付の床板を、ビス頭の直径より小さい間隙を保って並列し、前記隣接床板の対向する溝に、固定金物の両側部を夫々挿入すると共に、前記固定金物をビスで根太へ固定して、前記床板を固定する装置において、前記溝の深さは、前記固定金物を挿入し得る深さとし、隣接床板の相互間隙を、少なくともビス頭の直径より大きくできるように移動可能にしたことを特徴とする床板設置装置により目的を達成した。
【選択図】図2

Description

この考案は、隙間を有する床(デッキ)の床板の固定に関し、任意の場所の床板を取外すことができるようにすることを目的とした床板設置装置及び床板の固定金物に関する。
従来知られている相互に小間隙を有する床の床板は、各床板毎に、根太へビス止めしている。
また近時床板の側面に割溝を設け、この割溝に接続金物を挿入し、この接続金物を、根太へビス止め又は溝へ挿入し、接着剤で固定する工法等も提案されている。
特開平7−217162 特開2003−20784
前記一般に使用されているビス止め方式は、ビスが上面へ露出している為に、外観上好ましくない場合があるのみならず、発錆して外観を損し、又は腐蝕を促進するなどの問題点があった。
また近来行われている接続金物方式は、その工法上床板を一側から他側へ順次施工すると共に、各床板の間隙を比較的小さくとるので(往々ビス頭直径より小さくなる)、中間部の床板のみを外すことが困難になっている。
そこでビス頭の直径の小さいビスを使用するか、各床板の間隙をビス頭直径より大きくすれば、前記問題点を解決することができる。
然し乍ら、ビス頭の直径を小さくすれば、床板固定強度が不足する問題点があり、十分の間隙(例えば7mm以上)にすれば間隙の大き過ぎによる外観のみならず異物を落す確率が大きくなる問題点があった。
即ち床板相互の間隙幅は自由に選択できるようにして、かつ締付力は十分保ち、その上、任意の位置の床板を取外すことができるようにしたいという相矛盾した要請がある。
この考案は、組立済の床板の相互間隙を少なくともビス頭直径より小さくしてあるに拘らず、床板の取外しを必要とした場合には、当該取外しを要する床板の隣接床板との間隙を大きくできるようにして、前記従来の問題点を解決したのである。
即ちこの考案は、両側溝付の床板を、ビス頭の直径より小さい間隙を保って並列し、前記隣接床板の対向する溝に、固定金物の両側部を夫々挿入すると共に、前記固定金物をビスで根太へ固定して、前記床板を固定する装置において、前記溝の深さは、前記固定金物を挿入し得る深さとし、隣接床板の相互間隙を、少なくともビス頭の直径より大きくできるように移動可能にしたことを特徴とする床板設置装置であり、両側溝付の床板を、ビス頭の直径より小さい間隙を保って並列し、前記隣接床板の対向する溝に、断面T型又は平板状の固定金物の一面又は両面を粗面にした両側部を夫々挿入すると共に、前記固定金物の中央部に挿通したビスで根太へ固定して、前記床板を固定する装置において、前記溝の深さは、前記断面T型又は平板状の固定金物の挿入長さより深くし、隣接床板の相互間隙を、少なくともビス頭が全部露出できる大きさに移動可能にしたことを特徴とする床板設置装置である。また、断面T型又は平板状の金物であって、その中央部に少なくとも1個のビス孔を設け、平板部又は床板の溝に挿入できる厚さであって、その一面又は両面を粗面としたことを特徴とする請求項1又は2記載の装置に用いる床板固定金物であり、平板の中央下面に、床板の間隙に相当する突条を有し、中央部に、ビスの頭部の下降できる孔を設け、前記平板の一面又は両面を粗面としたことを特徴とする請求項1又は2記載の装置に用いる床板固定金物である。
前記において、固定金物の形状は、T型、平板の何れでもよいが、何れにしても平板部の一面又は両面には粗面(例えば小突条を並列設置)にして、床板の溝と固定金物との間に若干の摩擦を付与してある。
前記床板の側面に設ける溝は、通常同一高さに設けて、同一平面を保つ固定金物の両側が挿入できるようにしてあるが、固定金物の形状を変えた場合には、その挿入側に合致する高さにする。
前記床板の溝の深さは、固定金物の挿入幅と同等又は若干長くすることが好ましい。また溝の高さは、平板部の厚さより若干小さくし、打込むようにする。
この考案によれば、設置状態の床板を若干移動させ、固定金物を固定したビス頭を全部露出させることができる間隙とするので、各床板間隙よりドライバーを挿し入れて、ビスを抜き取ることができる。ビスを抜き取れば、固定金物を横移動させることができるので、所定の床板のみを取外すことができる効果がある。
この考案は、両側溝付の床板の溝部へ、断面T型の固定金物の一側を挿入してビスを固定し、次の床板の溝部へ反対側を挿入して床板をビス側へ押し込んで、この床板を小間隙を保って並列する。例えば設置済側の床板によりビス頭の一部を覆い、次に設置する床板でビス頭の一部を覆うようにすれば、隣接床板の間隙は、ビス頭の直径よりも狭くなる。前記方法のみによることなく、予め定めた間隙に順次そろえることもできる。
前記において、床板の設置時には、一側から順次施工するので、間隙寸法などは容易に、かつ正しく保つことができる。またT型固定金物を使用すれば、ビスで十分締付けても、固定金物の垂直材の下端が根太に当接するので、固定金物の水平材が、床板の溝下面を過度に加圧するおそれはない。従って通常の状態で床板が移動することはないが、工具(例えばバールなど)で、床板へ横方向力を加えれば、容易に小移動できる。従って、床板の一部取外し時に無理な力を加えるおそれはない。また、床板の固定金物が若干傾斜し、又は床板が変形し、又は小移動して間隙をビス頭の直径より広くすることができる。
この考案の実施例を図1、2、3、4について説明すると、両側壁の中央部に夫々溝2、2を設けた床板1、1を根太5上に置き、前記溝2、2へT型の固定金物3の横板3a、3aを挿入すると共に、前記固定金物3のビス孔3bへビス4を挿入し、ビス4を前記根太5に螺入して床板1、1を適所に固定する(図1、2、3)。図中3cは突条(粗面の為)である。
前記床板1、1は、適度の間隙(例えば3〜6mm)を介して配置される。前記における床板1、1の配置は通常一側から始められ、順次他側に向って並列固定されるが、前記間隙をほぼ一定にする為にT型の固定金物の縦材(スペーサーとなる)を挟んで設置する。縦材より広い間隙の場合には、スペーサーを入れる。
前記実施例において、図1中A床板を取外したい時には、A床板と、B床板を矢示6、6aの方向へ微動して、床板B、Aを固定しているビス4aを外し、ついで床板A、C’を矢示7、7aの方向へ微動して、床板A、Cを固定しているビス4bの頭部を露出させ、ビス4bを弛めることにより固定金物3を外せば、前記A床板のみを取外すことができる。
前記のように、この考案によれば、所望の床板を取外し、落下物を拾ったり、床板を取り換えることができる(例えば5枚位取外す)。
この考案の他の実施例を図5について説明すると、床板1のT型の固定金物3の中央部へ、ビス4の頭部4aを挿入し得る直径で、縦片3cの長さより浅いビス孔3bを設ける。
この実施例2は、実施例1と同様に、前記ビス孔3bへ、ビス4を挿入して、ビスの下端部を、根太5に螺入することにより、固定金物3を介し、床板1を固定する。
前記において、ビス4の頭部4aの下面は、ビス孔3bの底部3dに当接し、固定金物3を、床板1へ加圧締付けることになる。
前記隣接床板1の間隙Sは、ビスの頭部の直径dより小さいけれども、ビス4を螺入することにより、床板の側面が削られるので、ビス4の下降に支障はない。図5(c)は、金物の他の実施例で、固定金物3の縦材を有底溝3eとしたものである。
前記において、ビス4を根太5の固定位置から螺脱し(矢示8)、ビス4の頭部を、固定金物3の横板3aの位置まで上昇させれば、横板3aのビス孔へ収まるので、固定金物を矢示9の方向へずらす際に支障はない(図1、2)。
この考案の実施例の一部平面図。 同じく一部断面拡大斜視図。 (a)同じく固定金物の拡大斜視図、(b)同じく平面図、(c)同じく側面図、(d)同じく取付部を示す一部拡大断面図。 (a)同じくビス頭を皿状にした実施例の拡大図、(b)同じくビス頭を弧状にした実施例の拡大図。 (a)同じく他の実施例の斜視図、(b)同じくビスを締付けた状態の図、(c)同じく金物の他の実施例の断面図。
符号の説明
1 床板
2 溝
3 固定金物
4 ビス
5 根太

Claims (4)

  1. 両側溝付の床板を、ビス頭の直径より小さい間隙を保って並列し、前記隣接床板の対向する溝に、固定金物の両側部を夫々挿入すると共に、前記固定金物をビスで根太へ固定して、前記床板を固定する装置において、前記溝の深さは、前記固定金物を挿入し得る深さとし、隣接床板の相互間隙を、少なくともビス頭の直径より大きくできるように移動可能にしたことを特徴とする床板設置装置。
  2. 両側溝付の床板を、ビス頭の直径より小さい間隙を保って並列し、前記隣接床板の対向する溝に、断面T型又は平板状の固定金物の一面又は両面を粗面にした両側部を夫々挿入すると共に、前記固定金物の中央部に挿通したビスで根太へ固定して、前記床板を固定する装置において、前記溝の深さは、前記断面T型又は平板状の固定金物の挿入長さより深くし、隣接床板の相互間隙を、少なくともビス頭が全部露出できる大きさに移動可能にしたことを特徴とする床板設置装置。
  3. 断面T型又は平板状の金物であって、その中央部に少なくとも1個のビス孔を設け、平板部は床板の溝に挿入できる厚さであって、その一面又は両面を粗面としたことを特徴とする請求項1又は2記載の装置に用いる床板固定金物。
  4. 平板の中央下面に、床板の間隙に相当する突条を有し、中央部に、ビスの頭部の下降できる孔を設け、前記平板の一面又は両面を粗面としたことを特徴とする請求項1又は2記載の装置に用いる床板固定金物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008031757A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Handy Techno Kk デッキ材の固定装置
JP2016061125A (ja) * 2014-09-22 2016-04-25 前田工繊株式会社 床材の固定装置

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